南極なんきょくSF目玉焼めだまやきアドベンチャー「Arctic Eggs」，Steamでフルバージョンを発売はつばい。5月24日にちまではリリース記念きねんセールで30％オフの840円えん

　The Water Museumは2024年ねん5月がつ16日にち，PC用ようソフト「Arctic Eggs」のSteam版ばんを発売はつばいした。価格かかくは1200円えん（税込ぜいこみ）で，5月24日にちまではリリース記念きねんセールで30％オフの840円えん（税込ぜいこみ）となる。



　Arctic Eggsは，2091年ねんの南極なんきょくを舞台ぶたいとするSF料理りょうりアドベンチャーゲームだ。極地きょくちからの脱出だっしゅつを目指めざす料理人りょうりにんとなって，腹はらをすかせた人々ひとびとに違法いほうな目玉焼めだまやきを提供ていきょうしていこう。


　熱ねっしたフライパンの上うえで卵たまごを両面りょうめん焼やくだけなのだが，卵たまごは妙みょうにプルプルな上うえに物理ぶつり演算えんざんで荒すさぶるので，落おとさないようにバランスを取とる必要ひつようがある。お客きゃくさんがトッピングを要求ようきゅうしてきた場合ばあいは，それらも同時どうじにフライパンに放ほうり込こまれるので，精密せいみつなフライパンさばきが要求ようきゅうされる。

トッピングは食料しょくりょうとは限かぎらない。弾丸だんがんやタバコを放ほうり込こんでくる客きゃくもいる。未来みらいの火薬かやくやタバコは食たべられるのだろうか

　ローポリグラフィックスで表現ひょうげんされる極寒ごっかんの世界せかいは雰囲気ふんいきたっぷりだが，そこでフライパンを振ふるうだけで極きわめてシュールな絵え面めんになる。なぜ卵たまご料理りょうりが違法いほうなのか，そもそも人々ひとびとはなぜここにいるのか，謎なぞは尽つきない。


　本ほん作さくはもともと，約やく2週間しゅうかんでゲームを開発かいはつするイベント「BIGMODE Jam 2023」で製作せいさくされたタイトルで，Steam版ばんは新しん要素ようそを追加ついかしたフルバージョンにあたる。発表はっぴょうされた当初とうしょから，その独特どくとくすぎる世界せかい観かんと，絶妙ぜつみょうに難むずかしいゲーム性せいが話題わだいを集あつめていた。

itch.io「Arctic Eggs」紹介しょうかいページ

　Steam版ばんは日本語にほんごに対応たいおうしており，翻訳ほんやくは「Buckshot Roulette」や「Endless Monday: Dreams and Deadlines」などの日本語にほんご訳やくを手掛てがけたnicolith氏しが担当たんとうしている。nicolith氏しは日本語にほんごを含ふくむスクリーンショットを投稿とうこうしているので，翻訳ほんやくの雰囲気ふんいきが気きになる人ひとは確認かくにんしてみよう。

日本語にほんご翻訳ほんやくしたArctic Eggsがリリースされました。少すこし不思議ふしぎな近きん未来みらい、目玉焼めだまやきを振ふる舞まうSF料理りょうりシム。副ふく菜さいにベーコンやサカナに、タバコや弾薬だんやくなど、客きゃくの好このみは千差万別せんさばんべつ。itchバージョンから大幅おおはば拡張かくちょう。腕前うでまえに応おうじて調理ちょうり器具きぐも選択せんたく可能かのう。大人気だいにんきタバコ13本ほん姉ねえさんにも会あえる。https://t.co/WpLNxF8yop https://t.co/o2HmHwftxI pic.twitter.com/IBBrHpxmdg

— nicolith (@nicolith) May 16, 2024

The Water Museum
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