秋葉原など3駅でオーバーラン 運転士「ふわっとしている」訴え交代
27日午後1時半ごろ、東京都千代田区のJR秋葉原駅で、中央・総武線上り線の普通電車(10両)が、停止位置を約5メートル過ぎてから停車した。30代の運転士が「ふわっとしている」と話し、体調不良を申告。別の運転士に交代し、電車は約20分後に運転を再開した。体調不良を訴えた運転士は、手前の別の2駅でもオーバーランを繰り返していたという。
JR東日本によると、秋葉原駅以外でオーバーランがあったのは小岩駅と亀戸駅。小岩駅では同1時ごろに発生し、電車は約3メートル行き過ぎて停車していた。その約15分後には亀戸駅で約20メートル行き過ぎていたという。運転士は小岩駅でのオーバーランについて、「ブレーキをかけるタイミングが遅れた」と説明したという。
運転士は1人で運転しており、病院に運ばれ、会話はできる状態という。一連のトラブルで、この電車が約35分遅れるなど上りの計8本に影響が出た。
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