Webブラウザ

ウェブブラウザ / ブラウザ

　World Wide Web（WWW）上じょうで、HTMLによって作成さくせいされたWebページを表示ひょうじするためのソフトウェア。代表だいひょう的てきなものとして、Internet Explorer、Netscape Navigator、Mozilla、FireFox、Operaなどがある。

　Webブラウザは、指定していされたURI（Uniform Resource Identifier）が示しめすWebサーバへアクセスし、HTTPなどの通信つうしんプロトコルに従したがって情報じょうほうを送信そうしんまたは取得しゅとく、その結果けっかをHTMLなどの記述きじゅつ仕様しように沿そって解析かいせき、表示ひょうじする。最近さいきんでは、インタラクティブ性せいを追求ついきゅうし、動的どうてきなコンテンツを再現さいげんするスクリプトエンジンのJavaScriptや、Adobe Flashなどのプラグインで機能きのう拡張かくちょうが行おこなわれている。

　また、動的どうてきにページの一部いちぶを書かき換かえることができるJavaScriptの機能きのうを活用かつようしたAjaxの登場とうじょうにより、Webページを閲覧えつらんするだけのためではなく、業務ぎょうむアプリケーションのクライアントツールとしての役割やくわりも果はたすようになっている。現在げんざい、多おおくの業務ぎょうむアプリケーションがWeb対応たいおうになっているのは、こうした流ながれの一環いっかんでもある。

　世界せかい初はつのWebブラウザは、1993年ねんに米べい国立こくりつスーパーコンピュータ応用おうよう研究所けんきゅうじょ（NCSA）が発表はっぴょうした「Mosaic」だ。その後ご、NCSAの元もと研究けんきゅう員いんであるマーク・アンドレッセンが元もとSGIのジム・クラークと共ともにMosaic Communicationsを設立せつりつしてNetscape Navigatorを開発かいはつ、無償むしょう公開こうかいしたことをきっかけにインターネットは爆発ばくはつ的てきに普及ふきゅうする。マイクロソフトのInternet Explorerは、Mosaicのライセンスを受うけて開発かいはつされたものだ。

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