広報こうほういずも第だい201号ごう（2015年ねん12月がつ号ごう）

 

勇壮ゆうそうで優雅ゆうがに躍おどる 神事しんじ華はな   佐志さし武ぶ（さしむ）神社じんじゃ例れい大祭たいさいの神事しんじ華はな（じんじばな）〔出雲いずも市し無形むけい民俗みんぞく文化財ぶんかざい〕 　10月17日にち・18日にちの両日りょうじつ、湖陵こりょう町まち差海さしうみの佐志さし武神ぶしん社しゃ例れい大祭たいさいで、直径ちょっけい５メートル、重おもさ200キロを超こえる見事みごとな４基きの神事しんじ華はなが奉納ほうのうされました。 　奉納ほうのうの前まえに、男衆おとこしゅが木遣きやり唄うた（きやりうた）を歌うたいながら、神事しんじ華はなを担かついで地区ちく内ないを練ねり歩あるきます。いったん神社じんじゃ前まえに集結しゅうけつした神事しんじ華はなは、１基きずつ力強ちからづよく階段かいだんを担かつぎ上あげられました。そのさまは、まさに勇壮ゆうそうそのものです。 　18日にち夕方ゆうがたには、境内けいだいに立たてられている神事しんじ華はなは倒たおされます。参拝さんぱい者しゃは、この華はなを持もち帰かえり、１年間ねんかんの無病むびょう息災そくさいなどのご利益りやくを願ねがいます。