ビットコイン、6万まん7000ドル超ちょうへ再さい上昇じょうしょう——ミームコインがソラナとアバランチを押おし上あげ

• ビットコインは、連邦れんぽう公開こうかい市場いちば委員いいん会かい前まえにボラティリティが高たかまったことに加くわえ、マクロリスクの懸念けねんに反はんした押おし目め買かいが進すすんだ結果けっか、6万まん7000ドル超ちょうへ反発はんぱつした。
• ミームコインが急騰きゅうとうし、同どうセクターの時価じか総額そうがくは550億おくドルを超こえた。

連邦れんぽう公開こうかい市場いちば委員いいん会かい（FOMC）前まえのボラティリティが暗号あんごう資産しさん（仮想かそう通貨つうか）市場いちば全体ぜんたいを動うごかし、ビットコイン（BTC）は3月がつ18日にちのアジア取引とりひき時間じかん中ちゅうに約やく6万まん7800ドル（約やく1017万まん円えん）で取引とりひきされ、その他たの主要しゅような暗号あんごう資産しさんやミームコインも上昇じょうしょうした。

シンガポールを拠点きょてんとするQCPキャピタル（QCP Capital）は、テレグラムの短信たんしんで「週末しゅうまつの市場いちばは恐おそれと欲よくが蔓延まんえんし、ビットコインは6万まん4500ドル（約やく968万まん円えん）まで下落げらくしたが、その後ご6万まん7000ドル（約やく1005万まん円えん）超ちょうへ反発はんぱつ。ビットコインのプット売うりが多おおいことから、恐おそれが解消かいしょうされたと見みられ、投資とうし家かが押おし目め買かいを進すすめている」と述のべた。

FOMCのリスクは投資とうし家かを弱気よわきにさせ、先月せんげつはビットコインETFの承認しょうにんを受うけて楽観らっかん論ろんが広ひろがったものの、マクロ経済けいざいへの懸念けねんが戻もどりつつある。最近さいきんの米国べいこくの経済けいざい指標しひょうからはインフレの持続じぞくが読よみ取とれ、金利きんり上昇じょうしょうやドル高だかを示唆しさしており、リスク資産しさんにとっては不利ふりな状況じょうきょうとなっている。

シカゴ・マしかごまーカンタイル取引所かんたいるとりひきしょ（CME）のFedWatchツールでは、金利きんりが据すえ置おかれる確かく率りつは99％と示しめされており、分散ぶんさん型がたベッティングプラットフォームのポリマーケット（Polymarket）も同様どうようの予測よそくをしている。

一方いっぽう、コインゲッコー（CoinGecko）のデータによると、週末しゅうまつはミームコインが急騰きゅうとう。同どうセクターの時価じか総額そうがくは11％上昇じょうしょうし、550億おくドル（約やく8兆ちょう2500億おく円えん）を超こえた。

上昇じょうしょう上位じょうい銘柄めいがらとしては10.8%上昇じょうしょうの柴犬しばけんコイン（SHIB）、30%上昇じょうしょうのドッグウィフハット（Dogwifhat、WIF）、8.5%上昇じょうしょうのコーギーAI（CORGIAI）が挙あげられる。

同様どうように、これらのミームコインを支ささえるネットワークのトークンも上昇じょうしょうした。CoinDesk Indiciesのデータによると、ソラナ（SOL）は10.8%増ぞうの205ドル（約やく3万まん750円えん）、アバランチの（AVAX）は15%増ぞうの61ドル（約やく9150円えん）を記録きろくした。

コンテントファイ・ラブス（ContentFi Labs）のCOOであるニック・リュック（Nick Ruck）氏しは、CoinDeskに対たいし「ソラナの人気にんきが投資とうし家かの間あいだで急激きゅうげきに再燃さいねんしており、ほぼ毎まい分ぶん新あらたなミームコインが誕生たんじょうしている」と述のべた。

イーサリアムを除のぞくスマートコントラクトプ・ラットフォームを追おうCoinDesk SCPXXは8.2%上昇じょうしょう。広範こうはんな市場いちばを追おうCoinDesk 20 Index（CD20）の3.5%上昇じょうしょうを上回うわまわった。

｜翻訳ほんやく・編集へんしゅう：行ぎょう武たけ 温あつし
｜画像がぞう：Bitcoin’s price. (CoinDesk)
｜原文げんぶん：Bitcoin Back Above $67K as Memecoins Push up SOL and AVAX