相変あいかわらず、愛あい猫ねこのよもぎとなずなになつかれない46歳さいサラリーマン、柿かき居きょ豊ゆたか。しかし、同僚どうりょうが飼かう猫ねこや野良猫のらねこには好すかれるため、周まわりからは“猫ねこたらし”と思おもわれてしまう。そんなある日ひ、豊ゆたかの部署ぶしょに新人しんじん・小しょう苺いちご司しが異動いどうしてきた。彼かれは大だいの猫ねこ好すきなのに、なぜか猫ねこから強烈きょうれつに拒絶きょぜつされ...。小しょう苺いちごの悩なやみが他人事たにんごとには思おもえず、彼かれと共ともに幸しあわせな猫ねこ飼かいになるべく豊ゆたかは奮闘ふんとうするのだが―!?