英語えいご

本校ほんこうの英語えいご教育きょういくがめざすもの

　本校ほんこうの英語えいご教育きょういくの最終さいしゅう目標もくひょうとして、高３こうさんで目的もくてきや状況じょうきょうに応おうじて適切てきせつに英語えいごを活用かつようできるようになることを目指めざしています。

　そのために中学ちゅうがくでは、小学校しょうがっこうで慣なれ親したしんできた英語えいごをもとにしながらも、さまざまな場面ばめんにふさわしい英語えいごを用もちいてコミュニケーションができるようにする基礎きそ的てきな力ちからを身みにつけていきます。

内容ないよう面めん

　中１ちゅういち、中ちゅう２段階だんかいでは、自分じぶんが関心かんしんのあることや日常にちじょう的てきな話題わだいについて、理解りかいしたり自分じぶんの感想かんそうや考かんがえを表現ひょうげんしたりできるようにします。中３ちゅうさんでは、より社会しゃかい的てきな話題わだいについて、意見いけん交換こうかんができるようにします。

意見いけんを伝つたえる方法ほうほう

　「自分じぶんの感想かんそうや考かんがえを述のべる」活動かつどうには２種類しゅるいあります。一ひとつは、事前じぜんに発表はっぴょう原稿げんこうを準備じゅんびして先生せんせいに見みてもらい、それを覚おぼえて発表はっぴょうするものです。もう一ひとつは、事前じぜんの準備じゅんびなしでその場ばで先生せんせいや友ともだちと英語えいごで意見いけんを交換こうかんし合あうものです。

　後者こうしゃのようなことができるようになるには、日頃ひごろから慣なれておくことが必要ひつようです。授業じゅぎょうでは、毎回まいかいの授業じゅぎょうで、ペアでやりとりをする場面ばめんがあります。そのような練習れんしゅうを普段ふだんから積つみ重かさねていくことが、即興そっきょう的てきに話はなしをする場面ばめんでもいきいきと活動かつどうできることにつながっていきます。

基礎きそ力りょくの養成ようせい

　自分じぶんの考かんがえや感想かんそうを言いうには、その前提ぜんていとして、「単語たんご」や「文法ぶんぽう」といった基礎きそ的てきな力ちからが必要ひつようです。また、相手あいてが何なにを言いっているのか、文面ぶんめんに何なにが書かいてあるのか、を正確せいかくに読よみ取とる力ちからも必要ひつようです。

　教科書きょうかしょを用もちいた授業じゅぎょうでは、「読よむ」「聞きく」「話はなす」「書かく」力ちからを総合そうごう的てきにつけていきます。授業じゅぎょうは基本きほん的てきに「英語えいごで」行おこなわれます。と言いっても、先生せんせいが、授業じゅぎょう中ちゅうにひと言ことも日本語にほんごを発はっしないという意味いみではありません。必要ひつような場面ばめんでは日本語にほんごも使つかいますが、「今いままでに習ならった英語えいごを使つかって新あたらしい英語えいご表現ひょうげんを理解りかいする」場面ばめんがたくさんある、という意味いみです。英語えいごは「一いち度ど習ならったことでも何なん度どでも繰くり返かえして使つかう」ことを通つうじて習得しゅうとくできる科目かもくです。教科書きょうかしょでの授業じゅぎょうでは、スパイラル的てきに授業じゅぎょうが展開てんかいされていきます。

　中１ちゅういちのときにある「フォニックス」では、「アルファベットの文字もじの名前なまえ」「アルファベットがもつ音おと」から始はじまり、「どのような発音はつおんはどのように綴つづるのか」といった発音はつおんと綴つづりの関係かんけいを勉強べんきょうします。単語たんごのスペリングを正ただしく覚おぼえる上うえで大事だいじな勉強べんきょうです。

　中２ちゅうにと中３ちゅうさんで置おかれている「英語えいご演習えんしゅう」では、「文法ぶんぽう演習えんしゅう」「単語たんご演習えんしゅう」「多読たどく」に特とく化かして訓練くんれんしていきます。

　中１ちゅういちから中３ちゅうさんで置おかれている「英会話えいかいわ」では、洋書ようしょのテキストを使つかってネイティブの先生せんせいから習ならいます。当然とうぜん、「日本語にほんごは禁止きんし」です。学まなんだことを「スキット」にして発表はっぴょうすることが主おもな活動かつどう内容ないようです。

到達とうたつ目標もくひょう

　おおよその目安めやすとして、中ちゅう２修了しゅうりょう時じに英えい検けん３級きゅうに全員ぜんいんが合格ごうかくすること、中３ちゅうさん修了しゅうりょう時じに英えい検けん準じゅん２級きゅうや２級きゅうにできるだけ多おおくの人ひとがチャレンジすることが目標もくひょうです。部ぶ活動かつどうなどの予定よていをよく確認かくにんして、自分じぶんのニーズに合あわせてチャレンジしていきましょう。