パイオニアは5月11日、HDDカーナビゲーションシリーズの新製品「カロッツェリアHDDサイバーナビ」4機種を発売すると発表した。価格と発売時期は以下の通り。
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型番 |
価格 |
発売時期 |
7型ワイドタッチパネルTV/DVD/MD/CD/DSP HDDサーバ内蔵 |
AVIC-ZH990MD |
36万7500円 |
5月下旬 |
7型ワイドタッチパネルTV/DVD/CD/DSP HDDサーバ内蔵 |
AVIC-ZH990 |
34万6500円 |
5月下旬 |
7型ワイドタッチパネルTV付きDVD/CD/DSP HDDサーバ内蔵 |
AVIC-XH900 |
30万4500円 |
6月中旬 |
DVD/CD/HDDサーバ内蔵 |
AVIC-H990 |
21万円 |
6月上旬 |
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シリーズ最上位機の7型ワイドタッチパネルTV/DVD/MD/CD/DSP HDDサーバ内蔵「AVIC-ZH990MD」
同社HDDカーナビのハイエンドモデル“サイバーナビ”シリーズは、先進的な機能を積極的に搭載することで注目されている。
一昨年2003年5月に発表したモデルでは、ドライバーの行動を予測して必要な情報を先に提示する「エージェント」機能が話題となった。また昨年2004年5月に発表されたモデルでは、そのエージェント機能をさらに進化させて「渋滞予測」「フィーリングプレイ」「ドライブプランナー」という3つ機能を追加。着脱式の内蔵HDDユニットを採用して、HDDカーナビの先進機能を自宅に持ち込むという新提案もされた。
2005年の“サイバーナビ”は、「オンデマンドVICS」「ルートイコライザー」「パソコンリンク」「アナログ録音 自動トラック分割」といった機能が新たに追加された。
オンデマンドVICSは、サイバーナビの大きなセールスポイントの1つである「渋滞予測」の渋滞対応力を向上させるもの。FMやビーコンといった従来型の方法でVICS情報が取得不可能な状況でも、携帯電話やCF型通信カードなどの通信端末やリビングキット(ブロードバンド経由)を利用することで、VICSの渋滞情報を専用サーバーから積極的に取得、表示することができる。
さらに過去の膨大な渋滞データを、季節・曜日・大型連休・時刻などで統計処理してHDDに収録。それを積極的に活用することで渋滞予測データの精度向上を図っている。
渋滞予測の画面。オンデマンドVICSにより、現在の渋滞状況を高い精度で把握できる
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