音声おんせい通話つうわ中ちゅうにテレビ電話でんわに“切きり替かえ”可能かのうに

[斎藤さいとう健二けんじ，ITmedia]

　NTTドコモが5月17日にちに発表はっぴょうした「901iSシリーズ」は、新しん機能きのうとして「テレビ電話でんわ切きり替かえ機能きのう」を搭載とうさいした。いったん通常つうじょうの音声おんせい通話つうわとして始はじめた通話つうわを、途中とちゅうからテレビ電話でんわに切きり替かえたり、逆ぎゃくに音声おんせい通話つうわに戻もどしたりできる機能きのう。テレビ電話でんわの利用りよう促進そくしん策さくとして期待きたいしている。

　901iSシリーズ同士どうしのみでの通話つうわで利用りようできる機能きのうとなる。

　切きり替かえは、通話つうわ中ちゅうに右みぎソフトキーを押おすことで行おこなう。ただし切きり替かえを行おこなえるのは発信はっしん者しゃ側がわだけで、着信ちゃくしん側がわは切きり替かえたり、切きり替かえを拒否きょひすることもできない。その代かわり、テレビ電話でんわに切きり替かえる場合ばあい、自分じぶんの顔かお画像がぞうを出だすかどうかを選択せんたくするダイアログが表示ひょうじされる。

　切きり替かえには約やく5秒びょうほどかかり、その間あいだ「切きり替かえ中ちゅうです」というガイダンスが音声おんせいで流ながれる。なお、切きり替かえ中ちゅうは通話つうわ料りょうはかからない。

　この切きり替かえ（ベアラ切きり替かえ）は、W-CDMA通信つうしん方式ほうしきとして規定きていされているものではなく、ドコモによる独自どくじ拡張かくちょうだという。