KDDIが、ソニーモバイルコミュニケーションズ製のスマートフォン「Xperia 8 SOV42」を10月下旬以降に発売する。価格は5万円台の予定。
Xperia 8は、Xperia 1や5の特徴を継承しつつも、カメラやプロセッサなどのスペックを抑えたミッドレンジモデル。国内ではY!mobileも10月下旬に発売する予定。カラーはブラック、ホワイト、オレンジ、ブルーの4色で展開する。
ミッドレンジの「Xperia 8 SOV42」
カラーはブラック、ホワイト、オレンジ、ブルーの4色
アスペクト比が21:9と縦長の約6.0型フルHD+液晶を搭載しており、21:9の動画をフル画面で楽しめる。2分割して2つのアプリを表示する「マルチウィンドウ」での操作にも適しており、動画をとSNSを同時に見る、地図を見ながらメッセージを送る、といった使い方ができる。
背面には1200万画素の広角カメラと800万画素の望遠カメラを搭載。背景ボカシや、2倍までの光学ズームを利用できる。縦長ディスプレイを生かした21:9比率や、SNSでの投稿に適した1:1比率(スクエア)の静止画も撮影できる。800万画素のインカメラでは背景ぼかし、美肌効果、目の大きさ変更などができる「ポートレートセルフィー」を利用できる。映画と同等の品質で動画を撮影できることをうたう「Cinema Pro」アプリは利用できない。
プロセッサはSnapdragon 630、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは64GB、バッテリーは2760mAh。防水性能とFeliCaは利用できるが、ワンセグ/フルセグには対応しない。
Xperia 1や5にない特徴として、3.5mmのイヤフォンジャックを搭載している。さらにau版では、試供品のオープンイヤー型ステレオヘッドセットが付属する。
au向け独自の仕様として、1ページに集約したホーム画面を利用できる。プリインストールアプリも、Googleのものを中心に最低限に抑えており、Xperiaではおなじみの「アルバム」「ミュージック」アプリは用意しない。代わりに「Googleフォト」と「YouTube Music」アプリを利用する形になる。メールアプリは「Gmail」のみをプリインストールする。
発売日から2020年12月31日までに、Xperia 8からGoogleドライブの有料プラン「Google One」に新規加入すると、月額250円の100GBプランを6カ月間無料で利用できるキャンペーンも実施する。
「Xperia 8 SOV42」の主な仕様
機種名 |
Xperia 8 SOV42 |
メーカー |
ソニーモバイルコミュニケーションズ |
OS |
Android 9.0 |
プロセッサ |
Snapdragon 630 |
メインメモリ |
4GB |
ストレージ |
64GB |
外部メモリ |
microSDXC(最大512GB) |
ディスプレイ |
約6.0型フルHD+ TFT液晶 |
解像度 |
1080×2520ピクセル |
バッテリー容量 |
2760mAh |
連続通話時間 |
約1700分 |
連続待受時間 |
約580時間 |
電池持ち時間 |
約100時間 |
アウトカメラ |
有効約1200万画素CMOS(広角)+有効約800万画素CMOS(望遠) |
インカメラ |
有効約800万画素CMOS |
ボディーカラー |
ブラック、ホワイト、オレンジ、ブルー |
サイズ |
約69(幅)×158(高さ)×8.1(奥行き)mm |
重量 |
約170g |
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