NTTドコモは10月18日、サムスン電子製スマートフォン「Galaxy Note10+ SC-01M」を発売する。税込みの想定販売価格は12万円台を予定している。
Galaxy Note10+ SC-01M(左がAura White、右がAura Black)
SC-01Mは、8月にグローバル発表された「Galaxy Note10+」のドコモ版。日本向けのカスタマイズとして、「おサイフケータイ」(モバイルFeliCa)を搭載している一方、テレビチューナーは非搭載となった。ボディーカラーはAura WhiteとAura Blackの2色を用意する。
プロセッサはQualcommの「Snapdagon 855」で、メインメモリは12GB、ストレージは256GBを備えている。最大1TBのmicroSDXCも搭載可能だ。OSはAndroid 9をプリインストールする。
ディスプレイはQHD+(1440×3040ピクセル)の6.8型Dynamic AMOLED(有機EL)で、インカメラ周辺部に切り抜きが入っている。
アウトカメラは「広角+超広角+望遠+深度測位(ToF)」のクアッド(4個)構成。広角カメラは1200万画素センサーで、レンズに可変絞り機構(F1.5とF2.4)を備えている。超広角カメラは1600万画素センサーにF1.9レンズ(視野角123度)を組み合わせている。望遠カメラは1200万画素センサーにF1.4レンズを組み合わせている。超広角カメラ以外は、光学式手ブレ補正に対応している。
ToFカメラを搭載したことで、動画撮影でもリアルタイムでポートレート(背景ぼかし)効果をかけられるようになった他、奥行きのあるイラストを動画に加える「AR手書き」に対応した。
インカメラは1000万画素センサーとF2.2レンズの組み合わせとなっている。
アウトカメラ回り。クアッド構成になった
バッテリー容量は4300mAhで、USB Power Delivery(USB PD)による急速充電に対応している。電池持ち時間は約145時間となっている。外部接続端子はUSB Type-Cで、イヤフォンマイク端子はない(AKGチューニングのUSB Type-Cイヤフォンマイクが付属する)。
Galaxy Noteシリーズの特色でもある「Sペン」はジェスチャー操作にも対応。書いたメモをその場でテキスト変換する機能も利用できるようになった。先代の「Galaxy Note9 SC-01L」に引き続き、SC-01Mのオリジナル特典としてジョルテ製の「てがき手帳」アプリをプリインストール。スケジュールの週表示に対応するなど細かい使い勝手の改善が行われている。SC-01Lや「Galaxy Note8 SC-01K」にもアプリのアップデートが配信されるが、Sペンのジェスチャー操作には対応しない。
ボディーサイズは約77(幅)×162(高さ)×7.9(奥行き)mm、重量は約197gとなっている。
SC-01Mの実機の背面。ギラギラした感じはしないが、光沢感はものすごい
本体下部。従来機種にはあったイヤフォンマイク端子が廃止されている
SC-01Mの発売を記念して、サムスン電子は「予約キャンペーン」を実施する。
発売前日(10月17日)までに予約をした上で10月31日までにSC-01Mを購入すると、もれなくGalaxy Budsがプレゼントされる。発売日(10月18日)から11月7日までの間に特設サイトからエントリー(応募)する必要があり、商品は11月下旬以降に順次配送される。
「Galaxy Note10+ SC-01M」の主な仕様
機種名 |
Galaxy Note10+ SC-01M |
メーカー |
サムスン電子 |
OS |
Android 9 |
プロセッサ |
Snapdragon 855 |
メインメモリ |
12GB |
内蔵ストレージ |
256GB |
外部ストレージ |
microSDXC(最大1TB) |
ディスプレイ |
6.8型Dynamic AMOLED(Infinity-O Display) |
解像度 |
1440×3040ピクセル |
バッテリー容量 |
4300mAh |
電池持ち時間 |
約145時間 |
ボディーカラー |
Aura White、Aura Black |
ボディーサイズ |
約77(幅)×162(高さ)×7.9(奥行き)mm |
重量 |
約197g |
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