約やく5年ねんぶりの“とびきり”ハイエンド　ミリ波は対応たいおうの「arrows 5G」がドコモから　2020年ねん夏なつ発売はつばい予定よてい【写真しゃしん追加ついか】

[井上いのうえ翔しょう，ITmedia]

　NTTドコモは6月がつ下旬げじゅん以降いこう、富士通ふじつうコネクテッドテクノロジーズ製せいの5Gスマートフォン「arrows 5G F-51A」を発売はつばいする。arrowsブランドのスマートフォンとしては、約やく5年ねんぶりのハイエンドモデルとなる（参考さんこう記事きじ）。

【訂正ていせい：13時じ50分ふん】初出しょしゅつ時じ、FMラジオを搭載とうさいしている旨むねの記載きさいがありましたが、実際じっさいは非ひ対応たいおうです。おわびして訂正ていせいします
【更新こうしん：20時じ】実機じっきと模型もけい（モック）の写真しゃしんを追加ついかしました

　F-51Aは、Sub-6（3.7GHz／4.5GHz帯たい）とミリ波は（28GHz帯たい）の両方りょうほうの5G通信つうしんに対応たいおうしている。Wi-Fi 6（IEEE 802.11ax）やBluetooth 5.1にも対応たいおうしている。

　プロセッサは、Qualcommの5Gモデムを統合とうごうした「Snapdragon 865」で、メインメモリは8GB、内蔵ないぞうストレージは128GBを備そなえている。最大さいだい1TBのmicroSDXCメモリーカードを搭載とうさいすることも可能かのうだ。OSはAndroid 10をプリインストールする。

　ディスプレイはQHD+（1440×3120ピクセル）の6.7型がた有機ゆうきELで、画面がめん右みぎ上じょうのインカメラ周辺しゅうへん部ぶにパンチホール（穴あな）が設もうけられている。画面がめん内部ないぶに超ちょう音波おんぱ式しき指紋しもんセンサーを内蔵ないぞうしており、画面がめんロックの解除かいじょと同時どうじに指定していしたアプリが起動きどうできる機能きのうも備そなえている（要よう設定せってい）。

　バッテリーの容量ようりょうは4070mAhで、ユーザーによる交換こうかんには対応たいおうしない。外部がいぶ接続せつぞく端子たんしはUSB Type-C。おサイフケータイにも対応たいおうする。テレビチューナー（フルセグ／ワンセグ）は搭載とうさいしていない。

　アウトカメラは4800万まん画素がそ（広角こうかく）、1630万まん画素がそ（超ちょう広角こうかく）、800万まん画素がそ（望遠ぼうえん）のトリプル構成こうせい。標準ひょうじゅんカメラアプリの撮影さつえい画面がめんには「シェア」ボタンを設もうけ、撮影さつえいしてからすぐにSNSに写真しゃしんや動画どうがを投稿とうこうしやすくしている。短みじかい動画どうがからベストショットを写真しゃしんとして切きり出だす機能きのうも備そなえている。インカメラは3200万まん画素がそだ。

　画像がぞう編集へんしゅうアプリとして「Adobe Photoshop Express」をプリインストールしており、同どうアプリの自動じどう補正ほせい機能きのうを標準ひょうじゅんカメラアプリから利用りようする「Photoshop Expressモード」も用意よういしている（要よう設定せってい）。

　ボディーサイズは幅はば約やく76mmとなる予定よてい。カラーはNavy BlackとTitanium Silverの2色しょくを用意よういしている。

　放熱ほうねつ性せいを高たかめるため、ボディーの内側うちがわにはベイパーチャンバーを設もうけている。ボディーはIPX5／8等級とうきゅうの防水ぼうすい性能せいのうとIP6X等級とうきゅうの防塵ぼうじん（じん）性能せいのうは備そなえているが、MIL規格きかく（MIL-STD-810G）に準拠じゅんきょする耐たい衝撃しょうげき／耐たい環境かんきょう性能せいのうは備そなえない。

実機じっきと模型もけい（モック）の写真しゃしん

　3月18日にち、報道ほうどう関係かんけい者しゃを対象たいしょうとする新しん機種きしゅの内覧ないらん会かいが開催かいさいされた。会場かいじょうには実機じっきと模型もけいが展示てんじされていたので紹介しょうかいする。なお、実機じっきは開発かいはつ途中とちゅうのもので、最終さいしゅう的てきな製品せいひん版ばんとソフトウェア面めんの仕様しようが異ことなる場合ばあいがある。