auの5Gエリア公開こうかい　当初とうしょは15都道府県とどうふけんの一部いちぶに限定げんてい

[田中たなか聡さとし，ITmedia]

　KDDIが、3月26日にちに商用しょうようサービスを開始かいしする「5G」の対応たいおうエリアを公開こうかいしている。

　3月がつ末まつ時点じてんで5Gを利用りようできるのは、全国ぜんこく15都道府県とどうふけんの一部いちぶエリアに限かぎられる。対応たいおうエリアはauのWebサイト（※PDF）で確認かくにんできるが、5Gを利用りようできる場所ばしょはごく一部いちぶ。

　3月がつ末まつ時点じてんでの都道府県とどうふけん別べつ対応たいおうエリアは、北海道ほっかいどうが河西かさい郡ぐん更別さらべつ村むら字じ更南こうなんの一部いちぶ、埼玉さいたま県けんがさいたま市しとふじみ野の市しの一部いちぶ、千葉ちば県けんが成田なりた市しと富里とみさと市しの一部いちぶ、東京とうきょう都とが新宿しんじゅく区く、千代田ちよだ区く、中央ちゅうおう区く、調布ちょうふ市しの一部いちぶ、富山とやま県けんが富山とやま市しの一部いちぶ、静岡しずおか県けんが駿東すんとう郡ぐん小山おやま町まちの一部いちぶ、愛知あいち県けんが豊田とよだ市しと名古屋なごや市しの一部いちぶ、大阪おおさか府ふが大阪おおさか市しの一部いちぶ、岡山おかやま県けんが岡山おかやま市しの一部いちぶ、広島ひろしま県けんが広島ひろしま市しと福山ふくやま市しの一部いちぶ、愛媛えひめ県けんが松山まつやま市しの一部いちぶ、福岡ふくおか県けんが春日かすが市し、福岡ふくおか市し、北九州きたきゅうしゅう市しの一部いちぶ、佐賀さが県けんが佐賀さが市しの一部いちぶ、大分おおいた県けんが大分おおいた市しの一部いちぶ、沖縄おきなわ県けんが那覇なは市しの一部いちぶとなっている。

　サービスエリアマップでは、4月がつ末まつと2020年ねん夏なつ以降いこうの5G対応たいおうエリアを確認かくにんできる。例たとえば都内とないは、渋谷しぶや5Gエンターテイメントプロジェクトを進すすめる関係かんけいか、渋谷しぶや周辺しゅうへんは4月がつ末まつに比較的ひかくてき広ひろくカバーしているが、それ以外いがいの場所ばしょは点在てんざい的てきで、エリアというよりはスポットに近ちかい状況じょうきょうだ。

　KDDIは2020年ねん夏なつ以降いこう、全ぜん都道府県とどうふけんの主要しゅよう都市としに5Gを展開てんかいし、2021年ねん3月がつ末まつまでに1万まん局きょく、2022年ねん3月がつ末まつまでに2万まん局きょく強きょうの5G基地きち局きょくを稼働かどうさせる予定よてい。KDDIの高橋たかはし誠まこと社長しゃちょうは「2022年度ねんど末まつ（2023年ねん3月がつ）までには4G LTEと同等どうとうのエリアに持もっていきたい」と見通みとおしを話はなす。