私たちが、普段誰かとコミュニケーションを取るために使っているLINE。メールと違って、チャット形式でタイムリーにやりとりできる。一対一ではなく、LINEグループを使えば複数人とのやりとりも可能。スタンプを使えば、簡単に自分の感情を伝えられる。そして、相手がメッセージを読んだかどうか一目で分かる既読機能。このような便利な機能がつまっているLINEは多くの人に利用されています。
その反面、数年前からいわれていることですが「LINE疲れ」といったように、LINEのやりとりによって心理的な負担を感じている人もいるようです。
この記事では、10代〜60代の8人に「LINEのやりとりに関すること」についてインタビューした内容をまとめています。インタビュー対象者には弊社の現役携帯ショップ店員、弊社のコンテンツを制作している動画クリエイター、営業部門社員・間接部門社員、筆者の友人などさまざまです。LINEのコミュニケーションの取り方に正解はありませんが、記事を読んで「なるほど、こんな返し方があるのか」「こういったやりとりは相手をイライラさせてしまうのか」そう思っていただければ幸いです。
主に聞いたのは以下のポイントです。
- LINEの既読がついたら何時間までなら待てるか?
- グループLINEが煩わしいと感じてしまうときは?
- LINEでお願いごとをするとき、気を付けていることは?
- こういう人とはLINEしたくない
幅広い年代のユーザーにLINEのマナーについて聞いてみた
- 10代男性:デザイン系専門学校生
- 20代女性A:店舗従業員
- 20代女性B:管理部門従業員
- 20代女性C:営業職、筆者の友人
- 30代男性:営業部門従業員
- 30代女性:営業部門従業員
- 40代男性:不動産業経営者、筆者の友人
- 60代男性:管理部門従業員
- 夜10時まで(20代女性C、30代男性、40代男性、60代男性)
- 夜12時まで(20代女性A)
- 何時でもOK(10代男性、20代女性B、30代女性)
「夜遅くのLINEはマナー違反だと思うか?」も合わせて聞いてみましたが、返ってきた回答としては、「マナー違反というよりも、夜12時を過ぎると寝てしまう。だからメッセージをもらってもLINEを返せない」「夜10時を過ぎるとスマホを見なくなる」「LINEの通知は切っているから何時に送られてきても気にしない」といったように、マナーそのものに関しては特に意識していない回答が目立ちました。ただ、LINEを送ろうとする相手がごく親しい関係にないのであれば、やはり夜10時以降は控えた方がよさそうです。
- 10分後まで。仕事であれば5分後まで(40代男性)
- 数時間後まで(20代女性C)
- 1日は待てる(30代男性)
- 急を要する内容は翌日まで。そうでない場合は何日後でも待てる(20代女性A)
- 2日ぐらいは待てる(10代男性)
- 1週間ぐらい。まあその人の関係性による(20代女性B)
- いつまでも待てる。何なら返信が来なくても良い(60代男性)
- いつまでも待てる。数日たつとメッセージを送ったことすら忘れる(30代女性)
「既読スルーされていると感じるまでの時間」は本当に人それぞれだと思いますが、「数日後での返信でも気にしない」という意見があったのは意外でした。筆者は「Z世代は即レスを重視するし、相手にも即レスを期待している」というイメージを持っていましたが、そうとも限らないということに今回のインタビューで気付かされました。
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