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「ポケ森」で遊ぶ母世代 “高齢者見守りもログインで”の時代到来:NEWS Weekly Top10 - ITmedia NEWS
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「ポケもり」であそはは世代せだい “高齢こうれいしゃ見守みまもりもログインで”の時代じだい到来とうらいNEWS Weekly Top10

» 2024ねん09がつ02にち 1148ふん 公開こうかい

ITmedia NEWS Weekly AccessTop10

8がつ24〜8がつ30にち
順位じゅんい
記事きじ
ITmedia NEWSにおける1週間しゅうかん記事きじアクセスすう集計しゅうけいし、上位じょうい10記事きじ紹介しょうかいする「ITmedia NEWS Weekly Top10」。今回こんかいは8がつ24〜30にちまでの7日間にちかんについて集計しゅうけいし、まとめた。

 先週せんしゅうのアクセス1は、「ポケもり」こと、スマートフォンアプリ「どうぶつのもり ポケットキャンプ」(iOS/Android)のサービス終了しゅうりょう関連かんれんする記事きじだった。2017ねんのスタートから7ねんでの終了しゅうりょうだ。

画像 「どうぶつのもり ポケットキャンプ」

 サービス終了しゅうりょう反響はんきょうおどろいたのは、「はは夢中むちゅうになっていた」「ポケもりのログインをることで、はは安否あんぴ確認かくにんをしていた」など、高齢こうれいとみられるおやのプレイをかたこえがかなりおおかったことだ。

 高齢こうれいそう人気にんきのゲームといえば「Pokemon GO」のイメージだったが、「ポケもり」も同様どうよう幅広はばひろ世代せだいあいされ、日々ひびあそばれていたゲームだったということを筆者ひっしゃ今回こんかいはじめてった。

 ほかにも印象深いんしょうぶかかったのは「くなったひとのキャンプじょうあそびにっていた」というこえだ。ポケもりは、ユーザーがログインしなくなっても、ユーザーがつくったアバターやキャンプじょうのこ仕様しようになっており、くなった家族かぞく友人ゆうじんにポケもりいにくことが可能かのうだったようだ。

 くなったユーザーがつくったものが死後しごきとうごつづける、すてきな“デジタル遺品いひん”だったんだな……とかんじながら、アクセス1になった記事きじいた。

おやもログインで見守みまも時代じだい

 筆者ひっしゃは、遠方えんぽう高齢こうれいはは様子ようすをオンラインで見守みまもっている。そのツールはゲームではなく、どもの写真しゃしんシェアアプリ「みてね」だ。

 みてねは、おや写真しゃしん家族かぞく限定げんていでアップし、はなれて親戚しんせきなどにシェアできるアプリだ。SNS「mixi」運営うんえいもとのMIXI創業そうぎょうしゃである笠原かさはら健治けんじさんが、みずからの子育こそだてをきっかけに開発かいはつした。mixiの「あしあと」(他人たにんのページをくと、自分じぶん訪問ほうもんを「あしあと」としてらせる機能きのう)のように、ユーザーのログイン時間じかん表示ひょうじする「みたよ履歴りれき機能きのうそなえている。

画像 ユーザーのログイン時間じかん表示ひょうじする「みたよ履歴りれき

 筆者ひっしゃがみてねにどもの写真しゃしんをアップすると、数時間すうじかん以内いないははからログイン記録きろくがつく。その記録きろくわたしは「今日きょう元気げんきそうだな」と安心あんしんしていられる。

 おや様子ようす確認かくにんするには、LINEなどでメッセージをおくったり電話でんわをしたりすることもできるが、ログイン記録きろく確認かくにんなら、毎日まいにち手間てまなく、無意識むいしきにできるのがとてもいい。

 デジタルで見守みまもりといえば「おやがポットのお使つかったらどもに通知つうちる」などの仕組しくみが以前いぜんから使つかわれてきた。だが、高齢こうれい世代せだい普通ふつうにスマホを使つかうようになってきたいまは、ゲームやアプリをつうじた安否あんぴ確認かくにんたりまえになってきているのかもしれない。

 「ポケもり」がおや見守みまもりに使つかわれているのは、サービス提供ていきょうもとには想定そうていがいだっただろう。結果けっかてきにそのように使つかわれているサービス終了しゅうりょうしてしまうとなると、ユーザーにとっては「そのゲームであそべなくなる」以上いじょう痛手いたでになるとかんじた出来事できごとでもあった。

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