MicrosoftがWindows PCへの「Copilotキー」搭載とうさいを推進すいしん　約やく30年ねんぶりに“大おおきな変更へんこう”：AIをより身近みぢかにするために

[井上いのうえ翔しょう，ITmedia]

　Microsoftは1月がつ4日にち（米国べいこく太平洋たいへいよう時間じかん）、Windows PCのキーボードに対たいして「Copilotキー」の搭載とうさいを推進すいしんしていくと発表はっぴょうした。自社じしゃの「Surface」を含ふくめ、2月がつ後半こうはん以降いこうに出荷しゅっかを開始かいしする新あたらしいWindows PCから順次じゅんじ搭載とうさいしていくという。

　Copilotキーは、その名なの通とおり「Copilot in Windows」を呼よび出だすためのキーだ。ユーザーがより簡単かんたんにCopilot（≒AI機能きのう）を簡単かんたんに使つかえるようにするために、新あらたなキーを搭載とうさいする判断はんだんをしたという。

　Microsoftの告知こくちに添付てんぷされた画像がぞうによると、Copilotキーは右みぎAltキーの右側みぎがわに置おかれるようだ。この位置いちには、従来じゅうらいのWindows PC向むけキーボードでは「アプリケーションキー」が配置はいちされている。

　告知こくちではアプリケーションキーの“今後こんご”に言及げんきゅうがない。ただし、最近さいきんはWindowsキーはあってもアプリケーションキーがないキーボードも少すくなからず存在そんざいするので、非ひ搭載とうさい（またはFnキーとのコンビネーション）とする傾向けいこうが強つよまるかもしれない。

　なお、Windows PC向むけキーボードにおけるキーの変更へんこう（追加ついか）は、1994年ねんに「Windowsキー」やアプリケーションキーが追加ついかされて以来いらい約やく30年ねんぶりとなる。ただし、日本にっぽんではSurfaceの一部いちぶモデルにおいて日本語にほんご入力にゅうりょく関連かんれんのキーのリプレースが実施じっしされている。