七夕たなばた伝説でんせつ｜マルキヨ製菓せいか

こんにちは、マルキヨ製菓せいか広報こうほう担当たんとうの仲宗根なかそねです。今日きょうも最高さいこう気温きおんは３２度どで、とにかく外そとは暑あついです。たまに「クーラーがない家いえ」の話はなしを耳みみにしますが、私わたしはクーラーがないと生いきていけません。

 

特とくに最近さいきんはお水みずをたくさん飲のむようにも心こころがけています。もちろん熱中ねっちゅう症しょう対策たいさくを意識いしきしての行動こうどう。これからさらに仕事しごとが忙いそがしくなるので、倒たおれるわけにはいきませんからね。

 

今日きょうで６月がつも終おわり。明日あしたからは７月がつがスタートします。７月しちがつにやってくる行事ぎょうじといえば「七夕たなばた」があります。その「七夕たなばた」にも、新暦しんれきで行おこなう「七夕たなばた」と旧暦きゅうれきで行おこなう「七夕たなばた」の２ふたつがあり、その内容ないようはだいぶ違ちがいます。

 

マルキヨ製菓せいかは旧暦きゅうれきの方ほうの「七夕たなばた」では、行事ぎょうじ用ようお菓子かしをリリースしますが、それは新暦しんれき８月がつに入はいってからとなります。来週らいしゅうの七夕たなばたでは特とくに行事ぎょうじ用ようお菓子かしをリリースする事ことはありませんが、今回こんかいは「七夕たなばた伝説でんせつ」についてお話はなししましょう。

 

仕事しごと熱心ねっしんな織姫おりひめと彦星ひこぼし

愛あいする２人ふたり、織姫おりひめと彦星ひこぼしは引ひき離はなされてしまい、年としに１度どしか会あうことが許ゆるされない状況じょうきょうに。会あうことが出来できるのは７月がつ７日にちのみで、その日ひに出会であえる２人ふたりはお互たがいの愛あいを確たしかめ合あうのだった…。

 

引ひき離はなされた２人ふたりが年としに１度ど、愛あいを紡つむぐ日ひ。そんな壮大そうだいな「恋愛れんあいドラマ」をイメージしている人ひとも多おおいでしょう。ですが私わたしは、そんな２人ふたりに対たいして「ふ～ん」という感想かんそうしか持もつことが出来できません。

 

織姫おりひめと彦星ひこぼしは何故なぜ、引ひき離はなされたのでしょうか？　その２人ふたりの様子ようすを見みてみましょう。

 

「織姫おりひめ」とは「こと座ざのベガ」の事ことです。ベガの中国ちゅうごく名めいは「織女しょくじょ星ぼし（しょくじょせい）」で、その名なが示しめすとおり「機き(はた)を織おって着物きものを作つくる」仕事しごとをしていたのが織姫おりひめです。

 

サイボーグのように仕事しごとに従事じゅうじする織姫おりひめは化粧けしょうをする事こともなく、誰だれかと遊あそびに行いく事こともなく、ただひたすら毎日まいにち毎日まいにち、黙々もくもくと機きを織おっていました。実じつはその織姫おりひめ、宇宙うちゅうを支配しはいする天帝てんてい（てんてい）の娘むすめ、すなわち超ちょうお嬢様じょうさまなのです。

 

一方いっぽうの彦星ひこぼしですが、こちらは「わし座ざのアルタイル」です。こと座ざのベガ（織姫おりひめ）、わし座ざのアルタイル（彦星ひこぼし）、そしてはくちょう座ざのデネブの３みっつは「夏なつの大だい三角形さんかっけい」を構成こうせいします。

 

彦星ひこぼしの中国ちゅうごく名めいは「牽牛けんぎゅう星ぼし（けんぎゅうせい）」で、文字通もじどおり「牛うしを牽引けんいんする」、すなわち「牛うしの世話せわをする」仕事しごとをしています。この彦星ひこぼしもまた非常ひじょうに仕事しごと熱心ねっしんな青年せいねんですが、特とくに高たかい身分みぶんというわけではありません。

 

そんな仕事しごと人間にんげんの２人ふたり、織姫おりひめと彦星ひこぼしは天帝てんていを介かいして出会であいます。毎日まいにち毎日まいにち、織姫おりひめは機きを織おり続つづけました。「出会であいもない娘むすめは、嫁よめに行いきそびれるに違ちがいない」。そう思おもった父親ちちおやである天帝てんていは、娘むすめの婿むこ候補こうほを探さがし始はじめます。

 

日々ひび、牛うしの世話せわをする仕事しごと熱心ねっしんな好こう青年せいねんがいる。そんな噂うわさを耳みみにした天帝てんていは、その仕事しごと熱心ねっしんな彦星ひこぼしを娘むすめに紹介しょうかいしました。それからあっという間まに２人ふたりは結婚けっこん、夫婦ふうふとなりました。そう、織姫おりひめと彦星ひこぼしは夫婦ふうふという関係かんけいなのです。

 

けっこう織姫おりひめと彦星ひこぼしは恋人こいびと同士どうしで引ひき離はなされたと思おもっている人ひとも多おおいですが、実じつは夫婦ふうふになった後のち、引ひき離はなされているのです。では、どうして離はなればなれになったのでしょうか？

 

バカップルだったから引ひき離はなされた

どちらも仕事しごと熱心ねっしんな２人にんですから、結婚けっこん後ごもますます仕事しごとに励はげみ…　とはなりませんでした。婚前こんぜん、仕事しごと人間にんげんだった反動はんどうなのか、結婚けっこん後ごの２人ふたりは仕事しごとを放ほうり出だし、毎日まいにち２人ふたりでイチャイチャしていました。

 

「注文ちゅうもんしていた着物きものが納品のうひんできていない」「牛うしがいてはいけない所ところに出没しゅつぼつして困こまっている」などのクレームが届とどくも２人ふたりはなかなか仕事しごとしません。天帝てんていから「仕事しごとしろ！」と言いわれても、２人ふたりはバカップルを貫つらぬき通とおしました。

 

そしてとうとう宇宙うちゅうの支配しはい者しゃである天帝てんていの怒いかりを買かうことになります。全まったく仕事しごとをしない２人ふたりを、天そらの川かわをはさむように離はなればなれにしたのです。引ひき裂さかれた２人ふたり、それはもうとことん落おち込こみ、毎日まいにち悲かなしみで泣ないていました。

 

いや、そこまで悲かなしむなら、普通ふつうに仕事しごとをしておけばいいのに。と、私わたしは思おもってしまいます。

 

ある意味いみ、天帝てんていの名めい采配さいはい

彦星ひこぼしに会あえず、毎日まいにち泣ないている織姫おりひめを見みて、父ちちである天帝てんていも心しんを痛いためます。かといって、また２人ふたりを一緒いっしょにすると仕事しごとをしないバカップルに戻もどると思おもった天帝てんてい。

 

「一生いっしょう逢あえないのはかわいそうだから、年としに１回かいぐらいは会あわせてやるか」という結論けつろんに至いたりました。こうして年としに１度ど、７月がつ７日にちだけ、２人ふたりは天あまの川がわを渡わたる事ことを許ゆるされ、出会であうことが出来できるようになったのです。

 

個人こじん的てきにはこれが「めでたしめでたし」とは思おもえません。結婚けっこん前まえはすごい仕事しごとしていたんだから、結婚けっこん後ごはほどほどに仕事しごとしておくだけで、毎日まいにち夫婦ふうふとして生活せいかつ出来できたはず。あまりにも職務しょくむ怠慢たいまんだったために引ひき離はなされたのだから、自業自得じごうじとくな側面そくめんも強つよいよな…　と、思おもってしまうのです。

 

ちなみに引ひき離はなされた２人ふたりは、年としに１度ど巡めぐり会あう事ことを励はげみに、７月がつ７日にち以外いがいは仕事しごとを頑張がんばっていたそうです。そういう意味いみでは、天帝てんていの采配さいはいも正ただしいのかなと思おもっちゃいますね。

 

人ひとの寿命じゅみょうは８０年ねん程度ていどですが、星ほしの寿命じゅみょうは数すう十じゅう億おく年ねん。これだけ長ながいなら、年としに１度ど逢あう程度ていどがいいぐらいかもしれませんね。あなたはこの「七夕たなばた伝説でんせつ」に、どんな感想かんそうを抱いだきますか？

 

沖縄おきなわフェア

旧盆きゅうぼんの準備じゅんびをしつつ、今いまは沖縄おきなわ県けん外がいで行おこなわれる「沖縄おきなわフェア」の商品しょうひんもたくさん作つくっています。「紅べに芋いもしっとりまんじゅう」や「黄金おうごんシークヮーサーまんじゅう」、そして

「黒糖こくとうかすてら」などなど。沖縄おきなわの言葉ことばで「アガラサー」とも言いわれるこのお菓子かしは、マルキヨ製菓せいかが作つくるお菓子かしの中なかでは最もっとも食たべられていますよ。

 

沖縄おきなわ県けん外がいの方ほうで、これらマルキヨ製菓せいかのお菓子かしを見みかける機会きかいがあれば是非ぜひ、食たべていただけたらと思おもいます。そして沖縄おきなわを訪おとずれる時ときは、いろいろなマルキヨ製菓せいかのお菓子かしを食たべていただけたらうれしく思おもいます。

 

明日あしたからは７月がつ。「マルキヨ製菓せいか三さん大だい忙いそがしい行事ぎょうじ」の１ひとつである旧盆きゅうぼんに向むけ、ギアを上あげてお菓子かし作づくりを頑張がんばっていきたいと思おもいます！

 

今回こんかいはこの辺あたりで。

 

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