ベテラン水島晴之記者が先週の重賞を振り返ります。勝敗を分けたポイント、騎手心理、レースの流れ、多角的に解析します。毎週月曜日更新。
新着コラム
<アイビスSD>モズメイメイは外へのこだわりを捨てた。これが勝因だ。7枠15番。有利といわれるラチ沿いを狙うには絶好枠だが、馬場の外めは当たり前のように馬群が密集。国分恭騎手は「うまく誘…[続きを読む]
<中京記念>アルナシームは激流の中でうまく流れに乗った。スタートからテーオーシリウス、セルバーグが激しく競り合い、前半1000メートル通過は57秒5。後続も引っ張られてよどみないペースに…[続きを読む]
サトノカルナバルが着差以上の強さで、重賞初制覇を飾った。東京デビューから中2週で函館遠征、1ハロンの距離短縮、初の右回り、そして洋芝。若駒には過酷な条件だが、これらをすべてクリアできたの…[続きを読む]
<七夕賞>戸崎騎手が絶妙のタイミングで動いた。ゴールまで残り600メートル。後方集団の先頭を走っていたレッドラディエンスを、軽く促して先行グループとの差を詰めていく。後方には1番人気キン…[続きを読む]
<ラジオNIKKEI賞>田辺騎手の「引き出し」の多さには驚く。スタートで立ち遅れたオフトレイルは1コーナーを最後方で回った。先行有利の福島、開幕週の高速馬場ではありえない位置取り。だが「…[続きを読む]