今夏こんかのパリ五輪ごりん(オリンピック)出場しゅつじょうめている日本にっぽんが、予選よせんラウンド(R)最終さいしゅうしゅう初戦しょせんで、下位かいこくから手痛ていた黒星くろぼしきっした。

昨年さくねん五輪ごりん予選よせん切符きっぷ獲得かくとくしていた、どう12のカナダに2-3のフルセットで敗戦はいせん世界せかいランキングは3から5後退こうたいした。つぎせんは21にちどう13オランダと対戦たいせん五輪ごりん1リーグで上位じょういこくとの対戦たいせんすくなくむ、世界せかいランキング5以内いない堅持けんじしていく。

まさに激闘げきとうだった。だい1セット(S)は序盤じょばんから主導しゅどうけんにぎられて21-25でとした。だい2Sもがりは先行せんこうゆるしたが、ここまでくるしんでいたエース石川いしかわ祐希ゆき(28)が中盤ちゅうばん連続れんぞくバックアタックをめるなど3連続れんぞく得点とくてん逆転ぎゃくてん。そのまま25-20でタイにもどした。だい3Sは15-25でうしなったものの、がなくなっただい4Sは石川いしかわ連続れんぞくエースなど3連続れんぞく得点とくてんで11-10と逆転ぎゃくてん成功せいこう一気いっきながれをせこのセットをうばったが、最終さいしゅうだい5Sは要所ようしょたかいブロックにはばまれ10-15で力尽ちからつきた。

けい14ほんかぞえたサーブミスがひびき、パリでも対戦たいせん可能かのうせいのある、東京とうきょう五輪ごりんベスト8のなんてきから黒星くろぼし世界せかいランキングは3から5転落てんらくした。

チームトップタイの19得点とくてんげながらも、勝利しょうりにつなげられなかった西田にしだ有志ゆうじ(24)は「こういう状況じょうきょうかならずある。ネガティブにならず、自分じぶんたちがやるべきことを明確めいかくにしてつぎ試合しあいのぞむ」。だい2セット以降いこう復調ふくちょうしたエース石川いしかわは「けたのちの、つぎ試合しあいりが大事だいじ。すぐに気持きもちをえて修正しゅうせいしてオランダせんのぞみたい」とすぐにえていた。

昨秋さくしゅう五輪ごりん予選よせんWはいバレーで切符きっぷ獲得かくとくした日本にっぽんだが、このVNL予選よせんR終了しゅうりょう(24にち)のどうランキングで五輪ごりん1リーグのわせがまるため、フィリピン大会たいかい重要じゅうよう位置付いちづけ。日本にっぽんはパリでのメダル獲得かくとくへ、上位じょういこくとの対戦たいせんすくなくむ5番手ばんて以内いない維持いじすることが目下もっか目標もくひょうとなる。21にちはオランダと対戦たいせん。ポイントをかさね、72ねんミュンヘン大会たいかいかね以来いらい52ねんぶりの五輪ごりんメダルへはずみをつける。

男子だんし日本にっぽん、12カナダにフルセットのすえやぶれる/VNLライブ詳細しょうさい