民主除籍の鈴木貴子衆院議員、「約束反故にしたのは民主党」と反発

衆院本会議、平成２８年度予算案の採決で白票を手に投票に向かう鈴木貴子氏＝１日午後、国会（斎藤良雄撮影） — 衆院しゅういん本ほん会議かいぎ、平成へいせい２８年度ねんど予算よさん案あんの採決さいけつで白票はくひょうを手てに投票とうひょうに向むかう鈴木すずき貴子たかこ氏し＝１日にち午後ごご、国会こっかい（斎藤さいとう良雄よしお撮影さつえい）

　鈴木すずき貴子たかこ衆院しゅういん議員ぎいん（比例ひれい代表だいひょう北海道ほっかいどうブロック）は１日にち、比例ひれい代表だいひょうで復活ふっかつ当選とうせんしながら離党りとう届とどけを提出ていしゅつしたことを受うけ、民主党みんしゅとうが除籍じょせき処分しょぶんとしたことについて「約束やくそくを反故ほご（ほご）にしたのは民主党みんしゅとう執行しっこう部ぶだ」と反発はんぱつした。国会こっかい内ないで記者きしゃ団だんに語かたった。

　鈴木すずき氏しは、父ちちの宗男むねお元もと衆院しゅういん議員ぎいんが代表だいひょうを務つとめる政治せいじ団体だんたい「新党しんとう大地だいち」と民主党みんしゅとうが連携れんけいした平成へいせい２６年ねんの衆院しゅういん選せんについて、「非常ひじょうに厳きびしい逆風ぎゃくふうの中なかでも（民主党みんしゅとうが）躍進やくしんを遂とげられたのは、新党しんとう大地だいちとの協力きょうりょく関係かんけいの成功せいこうがあったからだ」と指摘してき。「新党しんとう大地だいちの過去かこの実績じっせきを鑑かんがみた上うえで、（同氏どうしが民主党みんしゅとうの）比例ひれい単独たんどく１位いを付与ふよされた」と主張しゅちょうした。

　その上うえで、民主党みんしゅとうの今回こんかいの対応たいおうについて「政治せいじ家かで一番いちばん大事だいじな心しんというものも見みえてこない、情なさけのない政治せいじだ」と批判ひはん。今後こんごの政治せいじ活動かつどうについては「心しんのある、信念しんねんのぶれない政治せいじ姿勢しせいを貫つらぬきたい」と強調きょうちょうした。

　また、１日にちの衆院しゅういん本ほん会議かいぎで平成へいせい２８年度ねんど予算よさん案あんに賛成さんせいしたことには「地元じもとの発展はってんのために汗あせしていくというのが私わたしの思おもいだ。地元じもとの諸しょ課題かだい、地域ちいきの不安ふあんの払拭ふっしょくのために全力ぜんりょくで汗あせをかいていきたい」と説明せつめいした。