秋場所を途中休場した横綱照ノ富士が痛めていた両膝を手術したことが22日、分かった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が電話取材に応じ、明らかにした。
伊勢ケ浜親方によると、照ノ富士は18日に内視鏡による手術を受けた。すでに退院しているという。復帰の見通しについて、親方は「抜糸もしていないから見立ても何も(ない)。膝が治るまでは仕方のないこと。期間は分からない」と説明した。「焦っても一緒。しっかり治さないといけない」とも述べ、当面は治療とリハビリに専念させる構えだ。
照ノ富士は22日に甲府市で行われた秋巡業を休場。九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)への出場も慎重に判断することになる。