週明け13日の東京株式市場の日経平均株価は小幅反落した。一時、下げ幅は200円を超え、節目の3万8000円を割り込んだ。長期金利の上昇が投資家心理を冷やしたほか、市場への影響が大きい半導体関連株の一角も売られた。
終値は前週末比49円65銭安の3万8179円46銭。東証株価指数(TOPIX)は4・13ポイント安の2724・08。出来高は約19億7400万株だった。
前週末10日の米国株式市場でハイテク株主体のナスダック総合指数が下落した流れも引き継いだ。ただ、好調な業績の企業銘柄を中心に買いが入り、一時上昇に転じる場面もあった。取引終了後に決算を発表したソフトバンクグループは市場の期待が高く、朝方から買われて相場を押し上げるなど方向感に欠いた。