(セ・リーグ、広島1ー2阪神、9回戦、広島5勝3敗1分、22日、マツダ)阪神が0・5で追う2位広島を1点差で下し、首位を死守した。一回2死二塁、左翼線安打で通算500打点に到達した大山悠輔内野手(29)が三回1死二、三塁からの右犠飛で、1試合2本塁打の3日巨人戦(東京D)以来の複数打点をマークした。大竹耕太郎投手(28)は無死から連打で初走者を背負った五回、無死一、二塁の七回も無失点に抑える粘投で4勝目(2敗)。昨年からの広島戦成績を9戦7勝無敗とした。八回は桐敷拓馬投手(24)、九回は岩崎優投手(32)が1点を失った後の2死満塁の窮地を切り抜けた。広島戦連敗を「3」で止め、貯金を今季最多タイの「6」に戻した岡田彰布監督(66)の主な一問一答は以下の通り(成績=23勝17敗4分、観衆=2万5271人)。
ーー岩崎はよく抑えた
「ホンマにもう…。2点なあ、ここの球場は、わからんもんな。やっぱりな」
ーーあそこで、緩い球を投げられるのは余裕が
「いや、わからん。それは」
ーー大竹は変わらず
「今日良かったよ。コントロールも良かったし。ピンチあったけど、あそこまではな。あの回な、まあ、そやなあ、点取られてたら桐敷行ってたかもわからんけど。よう踏ん張ったよな七回な」
ーー一、二塁になったところでもまだ行けると
「あそこでは代えれんよ、そんなもん」
ーー八回は桐敷
「向こう残ってるの左ばっかりやから。左な、出さす必要ないやん」
ーー石井、桐敷がいる
「ゲラがちょっとな、広島この間もやられたからな、今日はもうあと2回やから左、左でな、ちょうど代打の出る打順やったからな」
ーー大山は2打点
「うん、まあなあ。もう1個大きいチャンス(五回1死一、三塁で四球)あったけど、あそこでな1本出よったからな、もうちょっと楽になってたけどなあ」
ーー近本は1番で打つと流れが良くなる
「おーん、やっぱり1番の方がええ感じやな」
ーー上位で点を取れるシーンを増やせば、チームの流れがよくなる
「でもおんなじような繰り返しやで、でも。勝ったり負けたりで」
ーーいい試合だったのでは
「まあそうやなあ。4番が打点挙げてリードオフマンが出て、展開的にはな。打順の巡りも良かったしな。うまいこと1番からばっかりになったしな。あの辺は9番まで回したりは大きいわな」