2021災害さいがい時じ外国がいこく人じんサポーター養成ようせい研修けんしゅう（西部せいぶ）

開催かいさい日び　:

2022年ねん2月がつ13日にち 9:30-12:30

会場かいじょう　　:

オンライン

参加さんか人数にんずう:

20人にん

災害さいがい時じに外国がいこく人じんを支援しえんするボランティア「災害さいがい時じ外国がいこく人じんサポーター」の養成ようせい研修けんしゅうを開催かいさいしました。当初とうしょは浜田はまだ市しで開催かいさいする予定よていでしたが、新型しんがたコロナの感染かんせん状じょう況きょうに鑑かんがみ、オンライン開催かいさいに変更へんこうしました。

講師こうしは、災害さいがい多言たげん語ご支援しえんセンターにおける外国がいこく人じん支援しえんの経験けいけんがある多た文化ぶんか共生きょうせいマネージャーの目次もくじ敦美あつみさんに務つとめていただきました。研修けんしゅうでは、災害さいがい時じにおける外国がいこく人じんが直面ちょくめんする課題かだいや支援しえん方法ほうほう、災害さいがい多言たげん語ご支援しえんセンターの役割やくわりについて講義こうぎを受うけた上うえで、「やさしい日本語にほんご」の練習れんしゅうと避難ひなん所しょ巡回じゅんかいの演習えんしゅうを行おこないました。

避難ひなん所しょ巡回じゅんかいの演習えんしゅうでは、西部せいぶにお住すまいの外国がいこく人じんの方ほうにご協力きょうりょくいただき、グループに分わかれて声こえがけや困こまりごとのき取きとりの練習れんしゅうをしました。オンラインでは、避難ひなん所しょや避難ひなん者しゃの様子ようすが感かんじ取とれなかったり、いつもの練習れんしゅうのように受付うけつけで職員しょくいんに質問しつもんをすることができず、困こまりごとに回答かいとうするのが難むずかしかったようです。

参加さんか者しゃのみなさんには、災害さいがい時じに外国がいこく人じんが置おかれる状況じょうきょうや「やさしい日本語にほんご」について、理解りかいを深ふかめていただく機会きかいになったと思おもいます。

参加さんか者しゃの感想かんそう（アンケートより）

• 災害さいがい時じ特有とくゆうの表現ひょうげんだけでなく、普通ふつうの日常にちじょうの表現ひょうげんも易やさしくい直いなおすのは難むずかしいと感かんじました。
• 災害さいがい時じに使つかわれる言葉ことばは自分じぶんが思おもっている以上いじょうに難むずかしい語句ごくが多おおいことに気きがついきました。やさしい日本語にほんごに変換へんかんできるように語彙ごい力りょくを鍛きたえたいと思おもいました。
• 出会であっていきなり国籍こくせきを聞きくのではなく、距離きょりの詰つめ方かたも考かんがえる必要ひつようがあることに気付きづきました。
• 相手あいてにとって、日本語にほんごが、難むずかしすぎたり、易やさしすぎたりしていないかが難むずかしいと思おもいました。何なにより、自分じぶんがその災害さいがい時じの情報じょうほうを正確せいかくに把握はあくしていることが大切たいせつだと思おもいました。
• 困こまっていることを聞きいた後のちに、その情報じょうほうを深ふか掘ほりする力ちからが無なくて上手うまく会話かいわを続つづけられなかったです。事前じぜん情報じょうほうが少すくなくて戸惑とまどいが多おおかったですが、臨機応変りんきおうへんに対応たいおうするという意味いみでは良よい体験たいけんになりました。
• とても良よい経験けいけんになりました。災害さいがいが起おきた際さいには、自分じぶんのことで精しらげ一いち杯はいになりがちですが、困こまっている外国がいこく人じんの方ほうがいるということを意識いしきし、自分じぶんにできる支援しえんをしていきたいと思おもいます。

研修けんしゅうの様子ようす