当社は、市場の健全性を守るゲートキーパーとして、公正かつ透明な取引を確保する役割を果たす観点から、不公正取引(※1)の未然防止に向けて取り組んでおります。
その一環として、不公正取引の一形態である「仮装売買(※2)」を未然に防止する観点から、本年6月19日(月)注文執行分より、日興イージートレードの国内株式(現物株式)および信用取引において、クロス取引(※3)となるご注文の一部を制限させていただいております。
(2023年5月19日)【日興イージートレード】国内株式(現物取引)および信用取引におけるクロス取引のご注文について
また上記に加え、売りと買いの異なる株数を対当させる不均衡クロス取引については、意図的に株価を上昇または下落させる目的がある取引として不公正取引に該当する虞がございます。当社では、お客さまのご注文に不均衡クロス取引の形態が見られ市場の価格形成等に影響を及ぼしうると判断した場合、注意喚起や一部取引に制限をかけることにより、不公正取引の防止に努めております。なお、クロス取引の全ての注文を制限するものではございません。
お客さまにおかれましては、信用取引の期日延長等を目的としたクロス取引を執行する場合には、@売り買い両方の注文の数量を同株数に揃え、A発注間隔を空けずに、B両方の執行条件を「寄付」または「引け」を選択したうえで、成行注文を発注いただきますようお願いいたします。
- (※1)金融商品取引法により禁止されている取引の詳細はこちらをご覧ください。
- (※2)他の投資家を誤解させることを目的に、同一人物が、同一銘柄を同じ時間に、同じ価格で、売りと買いの注文を行う権利の移転を伴わない売買です。
- (※3)クロス取引とは、同一銘柄の売りと買いの注文を出し、約定を対当(クロス)させる取引形態をいいます。
(不均衡クロスの取引例)500株売り/700株買い、 前日終値1,000円の場合
以 上