最大さいだい約やく3.3倍ばいのレバレッジをかけて取引とりひきを行おこなうことができるので、損益そんえきが現物げんぶつ取引とりひきより大おおきくなります。

金利きんりや逆ぎゃく日歩ひぶ、権利けんり処理しょり手数料てすうりょう等とうの信用しんよう取引とりひき特有とくゆうのコストがあります。

取引とりひき開始かいし後ご、相場そうばの変動へんどう等とうにより追加ついかの委託いたく保証ほしょう金きん（追おい証しょう）を差さし入いれていただくことがあります。

1，2などの要因よういんによって必要ひつような担保たんぽ額がく（建玉たてぎょく金額きんがくに対たいする委託いたく保証ほしょう金きんの維持いじ率りつ25％）を下回したまわった場合ばあいにはお客きゃくさまから30％以上いじょうになるまでの担保たんぽを追加ついかで差さし入いれていただかなければなりません。この追加ついかの委託いたく保証ほしょう金きんを「追加ついか保証ほしょう金きんまたは、追おい証しょう（おいしょう）」と呼よびます。追おい証しょうの差さし入いれ期限きげんは、追おい証しょうが生しょうじた日ひの翌々よくよく営業えいぎょう日び（維持いじ率りつが20％を下回したまわった場合ばあいは翌よく営業えいぎょう日び）までです。

信用しんよう取引とりひき独自どくじの売買ばいばい規制きせいがかかることがあります。

信用しんよう売うりにおいて、株価かぶかが上昇じょうしょうすると株価かぶかの上限じょうげんがないため、損失そんしつが発生はっせいし、理論りろん上じょう発生はっせいしうる損失そんしつが無限むげん大だいとなります。

空売からうりとは、株式かぶしき等とうを所有しょゆうせずに、または所有しょゆうしている場合ばあいであってもそれを用もちいず、他人たにんから借かりてきた株式かぶしき等とうを用もちいて売却ばいきゃくを行おこなうことです。空売からうりを行おこなう際さいには、注文ちゅうもんに価格かかく規制きせいがかかりますが、個人こじん投資とうし家かが行おこなう1回かいあたり50売買ばいばい単位たんい以内いないの信用しんよう取引とりひきの売うれ付づけについては、空売からうり価格かかく規制きせいの適用てきよう除外じょがいです。ただし、1回かいあたりの発注はっちゅうが50売買ばいばい単位たんい以内いないでも、複ふく数すう回かい発注はっちゅうした合計ごうけいが50売買ばいばい単位たんいを超こえる場合ばあいについては、価格かかく規制きせいの対象たいしょうとなることがあります。