DAZNが配信はいしんする「ACL」横浜よこはま　初はつ制覇せいはならず…悪夢あくむの5失点しってん惨敗ざんぱいでアルアインに逆転ぎゃくてん優勝ゆうしょう許ゆるす

[ 2024年ねん5月がつ26日にち 11:00 ]

＜ACL決勝けっしょう第だい2戦せん　アルアイン・横浜よこはま＞ゴールを決きめ喜よろこぶアルアインのFWラヒミ（右みぎ）
Photo By 提供ていきょう写真しゃしん

　スポーツ・チャンネル「DAZN（ダゾーン）」が配信はいしんしている「AFCアジア・チャンピオンズリーグ」決勝けっしょう第だい2戦せんが25日にちに行おこなわれ、初はつの決勝けっしょう進出しんしゅつとなった横浜よこはまF・マリノスは敵てき地ちでアルアイン（UAE）に1―5と惨敗ざんぱい。GKポープ・ウィリアム（29）が前半ぜんはんで一発いっぱつ退場たいじょうとなるなど、劣勢れっせいの展開てんかいが続つづき2戦せん合計ごうけい3―6と逆転ぎゃくてんされ、惜おしくも準じゅん優勝ゆうしょうに終おわった。

　試合しあいは前半ぜんはん8分ふん、DFラインの裏うらをとったMFナデルがGKポープと1対たい1となるとヒールで後うしろへ流ながし、詰つめたモロッコ代表だいひょうFWラヒミに押おし込こまれ失点しってん。いきなり2戦せん合計ごうけい2―2と第だい1戦せんのアドバンテージを失うしなってしまうと、同どう34分ふんにはPKから失点しってん。DF畠ばたけ中ちゅうが縦たてパスに抜ぬけ出だしたFWラヒミと接触せっしょくし、相手あいてが転倒てんとう。主審しゅしんは最初さいしょ、FWラヒミのシュミレーションと判断はんだんしイエローカードを提示ていじしたがVARによって判定はんていが覆くつがえり、先さきにボールに触さわったFWラヒミをDF畠ばたけ中ちゅうが倒たおしたと判断はんだんしPKを宣告せんこく。GKポープは相手あいてキッカー・パラグアイ代表だいひょうMFカクのシュートと同おなじコースに飛とぶも及およばず。2戦せん合計ごうけい2―3と逆転ぎゃくてんを許ゆるした。

　圧倒的あっとうてきアウェー雰囲気ふんいきにチームが飲のみ込こまれそうになるなか同どう40分ふん、敵陣てきじんで相手あいてからボールを奪取だっしゅしたFWマテウスが一気いっきにゴール前まえまで攻せめ上あがり、相手あいてのマークを外はずして左足ひだりあしを一閃いっせん。シュートは相手あいてGKの腕うでを弾ひいてゴールに吸すい込こまれ、1―2。2戦せん合計ごうけい3―3と試合しあいを振ふり出だしに戻もどした。

　しかし喜よろこびもつかの間ま、前半ぜんはんアディッショナルタイムにGKポープがFWラヒミをペナルティーエリア手前てまえで足あしを引ひっかけたとして一発いっぱつ退場たいじょう。前半ぜんはんは1―2で終了しゅうりょうしたが1人ひとり少すくない状況じょうきょうで後半こうはんを戦たたかわなければならなくなった。

　後半こうはん17分ふんにはDF畠ばたけ中ちゅうが負傷ふしょう交代こうたいとなるアクシデントも発生はっせい。そして同どう22分ふん、自陣じじん左ひだりサイドからのクロスを跳はね返かえすと、こぼれ球だまをFWラヒミに拾ひろわれ失点しってん。対峙たいじしたDF永戸えいとがキックフェイントから交かわされると左足ひだりあしを振ふり抜ぬかれ、途中とちゅう出場しゅつじょうのGK白しろ坂ざかも止とめられず。2戦せん合計ごうけい3―4と再ふたたび逆転ぎゃくてんを許ゆるした。

　疲労ひろう感かんの見みえるチームは同どう33分ふんにFWマテウスに代かえFW宮みや市しを投入とうにゅうするも決定けってい機きは作つくれず。後半こうはんアディッショナルタイムにも続つづけて失点しってんし敵てき地ちでの第だい2戦せんを1―5と落おとし、2戦せん合計ごうけい3―6と敗やぶれアジアの頂点ちょうてんには立たてなかった。

　一方いっぽう、勝利しょうりしたアルアインは03年ねん以来いらい2度目どめとなる優勝ゆうしょう。FWラヒミは2得点とくてん1アシストを記録きろくするなど4点てんに絡からむ大だい活躍かつやくで勝利しょうりに貢献こうけん。得点とくてんランクトップ独走どくそうとなる9ゴールを挙あげ、大会たいかい得点とくてん王おうにも輝かがやいた。