【コラム】城じょう彰二しょうじ

強豪きょうごうぞろいも…コロンビア△セネガル○で決勝けっしょうＴ進出しんしゅつできる

[ 2017年ねん12月4日にち 20:30 ]

Ｗ杯だぶりゅーはい１次じリーグ組くみ合あわせ抽選ちゅうせん会かい（ 2017年ねん12月1日にち）

１１月じゅういちがつに行おこなわれたベルギーとの親善しんぜん試合しあいでの日本にっぽん代表だいひょうイレブン
Photo By スポニチ

　対戦たいせん国こくは強豪きょうごうばかりだが、対戦たいせん順じゅんはまずまずだ。初戦しょせんのコロンビアは前回ぜんかい大会たいかいで負まけているが、堅かたい守備しゅびとハメス・ロドリゲスを中心ちゅうしんとした中盤ちゅうばんがよく、卓越たくえつした個人技こじんぎもある。だが、前回ぜんかい勝かったイメージで日本にっぽんを軽視けいしし、また強豪きょうごうならではの考かんがえで決勝けっしょうトーナメントに合あわせてセーブしてくる可能かのう性せいもある。中盤ちゅうばんで耐たえて、隙すきを突ついてセットプレーなどで点てんが取とれればチャンスはある。

　第だい２戦せんのセネガルはアフリカの独特どくとくの身体しんたい能力のうりょくと独特どくとくの感覚かんかくが特徴とくちょうで、想定そうてい外がいのところで足あしが出でたりシュートしてきて日本にっぽんは苦手にがて意識いしきもある。乗のると手てが付つけられない半面はんめん、出ではなをくじかれるとイライラして自滅じめつする精神せいしん的てきなもろさもある。ガツガツ当あたるより、粘ねばり強づよく守まもれれば。

　第だい３戦せんのポーランドは堅かたい守備しゅびとレバンドフスキを中心ちゅうしんとした攻撃こうげきは破壊はかい力りょくがある。ボールを持もてば２、３人にんはかわしてシュートまで持もっていくので、いかにレバンドフスキへのパスを遮断しゃだんできるか。ただ、ＤＦの平均へいきん年齢ねんれいが高たかいのでスピード勝負しょうぶは有効ゆうこう。守備しゅびラインを高たかく保たもち、中盤ちゅうばんでボールを奪うばってショートカウンターを仕掛しかけられるかが鍵かぎだ。

　コロンビアと引ひき分わけ、セネガルに勝かてば決勝けっしょうトーナメントに進出しんしゅつできる。そのためにも中盤ちゅうばんでしっかり動うごける井手口いでぐちや長沢ながさわ、前線ぜんせんでキープできる大迫おおさこは必要ひつよう。さらに前まえへのスピードがある浅野あさのや原口はらぐちも鍵かぎを握にぎる。そして、相手あいてが決きまったので選手せんしゅを早はやく絞しぼってチームを固かためたほうがいい。（城じょう彰二しょうじ＝元もと日本にっぽん代表だいひょうＦＷ）

続つづきを表示ひょうじ

明治めいじ安田やすだJ1・J2・J3リーグの全ぜん試合しあいをDAZNで配信はいしん！

バックナンバー

もっと見みる