週刊真木よう子：テレビ東京

第1話「ねぎぼうず」（原作：リリー・フランキー『ボロボロになった人へ』「ねぎぼうず」（幻冬舎刊）より／脚本：三浦大輔・大根仁／演出・監督：大根仁）東京郊外に住む人妻・よう子は買い物を終えてスーパーを出たところで見知らぬ男に声をかけられる。男は探偵で、人に頼まれてよう子のことを探していたというが・・・。

第2話「スノウブラインド」（原作：すぎむらしんいち『スノウブラインド』「スノウブラインド」（講談社刊）より／脚本・演出・監督：大根仁）青空とのコントラストが鮮やかな一面の銀世界をハルユキは膝まで雪に埋もれながら下校していると、風景とあまりに不似合いな狐の毛皮のコートを着たロングヘアーの女が雪の中で跪いていた。女は雪の中に落し物をしたという・・・。

第3話「おんな任侠筋子肌」（脚本（オリジナルストーリー）：井口昇／演出・監督：山口雄大）よう子はヤクザの組長・後藤田の情婦である。後藤田を愛していたよう子は、彼のためなら怖い事など何もなく何でも出来る自信があった。実際後藤田の警護役として刺客と渡り合うこともしばしばだった。ある日よう子は後藤田の命により敵対する組の幹部を襲撃したのだが・・・。

第5話「トラ・トラ・トラ」（脚本（オリジナルストーリー）：宮崎吐夢／演出・監督：大根仁）２０代も後半を迎えた４人の女たち。今日もアフターファイブはそれぞれスポーツをして体を鍛えた後、集まってくる。向かった先は岩盤浴。その後はお決まりの居酒屋である。女４人のおしゃべりはとどまるところを知らず・・・。

第7話「立川ドライブ」（脚本（オリジナルストーリー）：赤堀雅秋／演出・監督：大根仁）洋子はキャバレーのホステス。洋子に惚れた客の松田は警察官である。店に足しげく通っているのだが洋子との関係は客とホステス以上のものではない。ある日パトロールをしていた松田はアパートから出てくる昼間の洋子を見かける・・・。

第8話「恋泥棒ヨーコ」（脚本（オリジナルストーリー）：せきしろ×からしま／演出・監督：大根仁）クラシックな喫茶店にウエイトレスとして働くヨーコ。ヨーコは一見普通のウエイトレスだが実はそれは世を忍ぶ仮の姿。ヨーコの本当の姿は「泥棒」なのである。それもただの金品を盗むのが目的の泥棒ではなく・・・。

第9話「蝶々のままで」（脚本（オリジナルストーリー）・演出・監督：タナダユキ）経理の仕事が唯一の取り柄の地味なよう子。やっとできた彼氏には散々貢がされ、貯金を使い果たした挙句に会社の金を横領してしまう。絶望と恐怖を憶えたよう子は会社を辞め、整形する決意をする。手術後、鏡に映っていたのは美しく変貌した自分の顔だった・・・。

第11話「魔女がアタシを」（脚本（オリジナルストーリー）：長塚圭史／演出・監督：大根仁）ある朝、車で人をはねてしまった渉と真澄。車を降りて見てみると、それは渉の祖母・タエだった。後日突然訪ねてきた渉に、車椅子のタエの世話を強引に押し付けられた真澄。文句ばかり言う仏頂面のタエとの気まずい生活が始まった・・・。

第12話「チー子とカモメ」
（脚本（オリジナルストーリー）・演出・監督：三木聡）とあるスーパーでチー子は万引きをする。があっさり見つかり、間一髪のところを昔働いていたキャバレーの先輩・カモメに助けられる。聞けば二人は同時期に愛人を解雇されたとのこと。チー子はどうしても納得できずに愛人クワタに会いに行くと言う。そこから二人の奇妙な旅がはじまる事に・・・。

第13話「総集編」