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一条貫太の歌詞一覧リスト - 歌ネット

一条いちじょうぬきふとし歌詞かし一覧いちらんリスト  64きょくちゅう 1-64きょく表示ひょうじ

ならじゅん: []
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曲名きょくめい 歌手かしゅめい 作詞さくししゃめい 作曲さっきょくしゃめい 編曲へんきょくしゃめい うた
ああ上野うえのえきどこかに故郷こきょうの かおりをのせて はい列車れっしゃの なつかしさ 上野うえのおれらの しんえきだ くじけちゃならない 人生じんせいが あのここから はじまった  「とうちゃん ぼくがいなくなったんで かあちゃんのはたけ仕事しごと大変たいへんだろうな 今度こんどやすみにはかならかえるから、 そのときにはとうちゃんのかたかあちゃんのかたも。 もういやっだいうまでたたいてやるぞ、 それまで元気げんきっていてくれよな」  就職しゅうしょく列車れっしゃに ゆられていた とおいあのよるを おもす 上野うえのおれらの しんえきだ 配達はいたつがえりの 自転車じてんしゃを とめていてる くになまり  ホームの時計とけいを つめていたら はは笑顔えがおに なってきた 上野うえのおれらの しんえきだ おみせ仕事しごとは つらいけど むねにゃでっかい ゆめがあるいちじょうつらぬけぶと関口せきぐち義明よしあき荒井あらい英一ひでかずつたすすむつつみどこかに故郷こきょうの かおりをのせて はい列車れっしゃの なつかしさ 上野うえのおれらの しんえきだ くじけちゃならない 人生じんせいが あのここから はじまった  「とうちゃん ぼくがいなくなったんで かあちゃんのはたけ仕事しごと大変たいへんだろうな 今度こんどやすみにはかならかえるから、 そのときにはとうちゃんのかたかあちゃんのかたも。 もういやっだいうまでたたいてやるぞ、 それまで元気げんきっていてくれよな」  就職しゅうしょく列車れっしゃに ゆられていた とおいあのよるを おもす 上野うえのおれらの しんえきだ 配達はいたつがえりの 自転車じてんしゃを とめていてる くになまり  ホームの時計とけいを つめていたら はは笑顔えがおに なってきた 上野うえのおれらの しんえきだ おみせ仕事しごとは つらいけど むねにゃでっかい ゆめがある
あのむすめいてる波止場はとばおもしたんだとさ いたくなったんだとさ いくらすれても おんなはおんな 男心おとこごころにゃ わかるもんかと おきのけむりを ながら あゝ あのむすめ(こ)がいてる 波止場はとば  んでみたんだとさ さびしくなったんだとさ どうせカーゴの マドロスさんは 一夜いちや(いちや)まりの たびかもめと とお汽笛きてきを しょんぼり あゝ あのむすめいてる 波止場はとば  なみだてたんだとさ になったんだとさ うみとりでも 月夜つきよにゃきっと んでるだろ ゆめではろばろ それをたよりに いつまで あゝ あのむすめがたたずむ 波止場はとばいちじょうつらぬけぶと高野たかの公男きみお船村ふなむらとおる池多いけだ孝春たかはるおもしたんだとさ いたくなったんだとさ いくらすれても おんなはおんな 男心おとこごころにゃ わかるもんかと おきのけむりを ながら あゝ あのむすめ(こ)がいてる 波止場はとば  んでみたんだとさ さびしくなったんだとさ どうせカーゴの マドロスさんは 一夜いちや(いちや)まりの たびかもめと とお汽笛きてきを しょんぼり あゝ あのむすめいてる 波止場はとば  なみだてたんだとさ になったんだとさ うみとりでも 月夜つきよにゃきっと んでるだろ ゆめではろばろ それをたよりに いつまで あゝ あのむすめがたたずむ 波止場はとば
石狩いしかり挽歌ばんか海猫うみねこ(ごめ)がくから ニシンがると あか筒袖つつそで(つっぽ)の やんしゅうがさわぐ ゆきうずもれた 番屋ばんやすみで わたしゃ夜通よどおし めしく あれからニシンは どこへったやら やぶれたあみは もうか いまじゃ浜辺はまべで オンボロロ オンボロボロロー おきとおるは かさまる わたしゃなみだで ニシンくもりの そらる  えろ篝火かがりび(かがりび) 朝里あさりはまに うみ銀色ぎんいろ ニシンのいろよ ソーランぶしに ほおそめながら わたしゃ大漁たいりょうの あみく あれからニシンは どこへったやら オタモイみさきの ニシン御殿ごてんも いまじゃさびれて オンボロロ オンボロボロロー かわらぬものは 古代こだい文字もじ わたしゃなみだで むすめざかりの ゆめいちじょうつらぬけぶとなかにしあやはま圭介けいすけ伊戸いとのりお海猫うみねこ(ごめ)がくから ニシンがると あか筒袖つつそで(つっぽ)の やんしゅうがさわぐ ゆきうずもれた 番屋ばんやすみで わたしゃ夜通よどおし めしく あれからニシンは どこへったやら やぶれたあみは もうか いまじゃ浜辺はまべで オンボロロ オンボロボロロー おきとおるは かさまる わたしゃなみだで ニシンくもりの そらる  えろ篝火かがりび(かがりび) 朝里あさりはまに うみ銀色ぎんいろ ニシンのいろよ ソーランぶしに ほおそめながら わたしゃ大漁たいりょうの あみく あれからニシンは どこへったやら オタモイみさきの ニシン御殿ごてんも いまじゃさびれて オンボロロ オンボロボロロー かわらぬものは 古代こだい文字もじ わたしゃなみだで むすめざかりの ゆめ
いっぽんどっこのうたぼろはてても こころのにしき どんなはなよりきれいだぜ わかいときゃ ない どんとやれ おとこなら ひとのやれない ことをやれ  なみだかくして おとこわらう それがあのむすめにゃ わからない こいだなんて そんなもの いいじゃないか おとこなら なげた笑顔えがおを みておくれ  なにはなくても 根性こんじょうだけは おれ自慢じまんのひとつだぜ はるりゃ ゆめに はなく おとこなら くぜこのみち どこまでもいちじょうつらぬけぶと星野ほしの哲郎てつろう安藤あんどうみのるおや伊戸いとのりおぼろはてても こころのにしき どんなはなよりきれいだぜ わかいときゃ ない どんとやれ おとこなら ひとのやれない ことをやれ  なみだかくして おとこわらう それがあのむすめにゃ わからない こいだなんて そんなもの いいじゃないか おとこなら なげた笑顔えがおを みておくれ  なにはなくても 根性こんじょうだけは おれ自慢じまんのひとつだぜ はるりゃ ゆめに はなく おとこなら くぜこのみち どこまでも
いのちのはなふゆ最中さいちゅう(さなか)に はなもある はるけ はなもある 故郷こきょう(くに)をはなれる そのあさに ふとがついた ことがある おれはあいつが きなんだ あいつはおれの いのちのはなだよ  未練みれんのこすな くなよと ゆき蹴飛けとばし 列車れっしゃはしる 馬鹿ばかやつだと ひとりごと 自分じぶんめて やんでる おれはいまでも きなんだ 汽笛きてきさけぶ あいしているよと  ぎた昨日きのうは もどらないけど きっといまなら また出直でなおせる っていてくれ 明日あしたには 始発しはつ故郷こきょう(くに)へ かえるから おれはやっぱり きなんだ あいつはおれの いのちのはなだよいちじょうつらぬけぶとばんじょうたかしかのうつるだい伊戸いとのりおふゆ最中さいちゅう(さなか)に はなもある はるけ はなもある 故郷こきょう(くに)をはなれる そのあさに ふとがついた ことがある おれはあいつが きなんだ あいつはおれの いのちのはなだよ  未練みれんのこすな くなよと ゆき蹴飛けとばし 列車れっしゃはしる 馬鹿ばかやつだと ひとりごと 自分じぶんめて やんでる おれはいまでも きなんだ 汽笛きてきさけぶ あいしているよと  ぎた昨日きのうは もどらないけど きっといまなら また出直でなおせる っていてくれ 明日あしたには 始発しはつ故郷こきょう(くに)へ かえるから おれはやっぱり きなんだ あいつはおれの いのちのはなだよ
いわせんれの門出かどでの はなむけに うたおどりに 手拍子てびょうしを 今日きょうはめでたい しん船出ふなで つらいこのの 荒波あらなみえて ドンとす いわせん  今度こんどみなとに くときは ぶね まごぶね れてい 今日きょうはめでたい 二人ふたり船出ふなで あい積荷つみにと しあわせせて づるかめとの いわせん  いまはもない ふねだけど いつかなります 宝船たからぶね 今日きょうはめでたい 希望きぼう船出ふなで ゆめ帆柱ほばしら てんまでとどけ かじ明日あしたへ いわせんいちじょうつらぬけぶと千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまさ植原うえはらゆうれの門出かどでの はなむけに うたおどりに 手拍子てびょうしを 今日きょうはめでたい しん船出ふなで つらいこのの 荒波あらなみえて ドンとす いわせん  今度こんどみなとに くときは ぶね まごぶね れてい 今日きょうはめでたい 二人ふたり船出ふなで あい積荷つみにと しあわせせて づるかめとの いわせん  いまはもない ふねだけど いつかなります 宝船たからぶね 今日きょうはめでたい 希望きぼう船出ふなで ゆめ帆柱ほばしら てんまでとどけ かじ明日あしたへ いわせん
うみにおいのおかあさんうみにおいが しみこんだ ふと毛糸けいとの チャンチャンコ なかをまるめて カキをつ かあさん かあさん お元気げんきですか あんじております 兄貴あにきとふたり  うみ時化しけ(しけ)れば 時化しけるほど カキはおいしく なるという かあさん あなたの口癖くちぐせが 土鍋どなべかこめば きこえてきます やさしい笑顔えがおが かんできます  とおはなれた 子供こどもらに うみにおいを くれたはは わたしは 手紙てがみ下手へたじゃけと かあさん かあさん だまっていても つたわりますとも あなたのこころいちじょうつらぬけぶと田村たむら和男かずお船村ふなむらとおる丸山まるやま雅仁まさひとうみにおいが しみこんだ ふと毛糸けいとの チャンチャンコ なかをまるめて カキをつ かあさん かあさん お元気げんきですか あんじております 兄貴あにきとふたり  うみ時化しけ(しけ)れば 時化しけるほど カキはおいしく なるという かあさん あなたの口癖くちぐせが 土鍋どなべかこめば きこえてきます やさしい笑顔えがおが かんできます  とおはなれた 子供こどもらに うみにおいを くれたはは わたしは 手紙てがみ下手へたじゃけと かあさん かあさん だまっていても つたわりますとも あなたのこころ
大原おおはらはだかまつそらのしぶきは 房州ぼうしゅうなみだ ねじりはちき めなおせ 神輿しんよ 怒涛どとうの しおふみを てちゃおとこの がすたる そらやー そらやー 【よいさっ ほいさっ】 そらやー そらやー 【よいさっ ほいさっ】 はだかのまつり はま大原おおはら あせぶ  おんなかつげぬ 神輿しんようなる 五穀豊穣ごこくほうじょう(ごこくほうじょう) 大漁たいりょう(たいりょばた) ひと代々だいだい われども まち一色いっしょく(ひといろ) いさはだ そらやー そらやー 【よいさっ ほいさっ】 そらやー そらや― 【よいさっ ほいさっ】 はだかのまつり 無礼講ぶれいこう(ぶれいこう)だよ なあ親父おやじ  はだか若衆わかしゅ わかれの広場ひろば わす言葉ことばは 「またおや」 夜空よぞらがした まつりとう(び)に おさな馴染なじみの かおかお そらやー そらやー 【よいさっ ほいさっ】 そらやー そらやー 【よいさっ ほいさっ】 はだかのまつり はま大原おおはら おとこうみいちじょうつらぬけぶとばんじょうたかしかのうつるだい伊戸いとのりおそらのしぶきは 房州ぼうしゅうなみだ ねじりはちき めなおせ 神輿しんよ 怒涛どとうの しおふみを てちゃおとこの がすたる そらやー そらやー 【よいさっ ほいさっ】 そらやー そらやー 【よいさっ ほいさっ】 はだかのまつり はま大原おおはら あせぶ  おんなかつげぬ 神輿しんようなる 五穀豊穣ごこくほうじょう(ごこくほうじょう) 大漁たいりょう(たいりょばた) ひと代々だいだい われども まち一色いっしょく(ひといろ) いさはだ そらやー そらやー 【よいさっ ほいさっ】 そらやー そらや― 【よいさっ ほいさっ】 はだかのまつり 無礼講ぶれいこう(ぶれいこう)だよ なあ親父おやじ  はだか若衆わかしゅ わかれの広場ひろば わす言葉ことばは 「またおや」 夜空よぞらがした まつりとう(び)に おさな馴染なじみの かおかお そらやー そらやー 【よいさっ ほいさっ】 そらやー そらやー 【よいさっ ほいさっ】 はだかのまつり はま大原おおはら おとこうみ
かねをちょうだいわかれるまえに おかねをちょうだい あなたの生活せいかつ(くらし)に ひびかない 程度ていどのおかねで いいわ そのおかねで アパートをりるのよ あとはひとりで なんとかするわ がまんさえすれば きてゆけるわ ひとりだって きてゆけるわ わかれるまえに おかねをちょうだい そのほうが あなただって さっぱりするでしょう  しあわせだった あのころ あの むかしのあなたは 貧乏びんぼうで おかねなんかなかったけれど きよらかな 愛情あいじょうちてたわ みんな あなたに ささげたけれど ぎたのことは 感謝かんしゃこそすれ うら気持きもちなんか ないのよ わかれるまえに おかねをちょうだい そのほうが あなただって さっぱりするでしょういちじょうつらぬけぶと星野ほしの哲郎てつろう中川なかがわ博之ひろゆき小杉こすぎひとしさんわかれるまえに おかねをちょうだい あなたの生活せいかつ(くらし)に ひびかない 程度ていどのおかねで いいわ そのおかねで アパートをりるのよ あとはひとりで なんとかするわ がまんさえすれば きてゆけるわ ひとりだって きてゆけるわ わかれるまえに おかねをちょうだい そのほうが あなただって さっぱりするでしょう  しあわせだった あのころ あの むかしのあなたは 貧乏びんぼうで おかねなんかなかったけれど きよらかな 愛情あいじょうちてたわ みんな あなたに ささげたけれど ぎたのことは 感謝かんしゃこそすれ うら気持きもちなんか ないのよ わかれるまえに おかねをちょうだい そのほうが あなただって さっぱりするでしょう
おとこかさおれの おれのこぶしで貴様きさまむねを どんと一発いっぱつ どやしてやろか なんだ何時いつまでくよよくよするな ゆめひろげろ おとこかさ  つらい つら苦労くろう覚悟かくごうえで 故郷こきょうた 貴様きさまおれだ どうせ無情むじょうさ 浮世うきよあめは なみだせまい おとこかさ  おれと おれ貴様きさまはいっしょのはずだ かたむすんだ きずなじゃないか むねをそらせて うたってこう なにけない おとこかさいちじょうつらぬけぶと松井まついゆかり利夫としお大沢おおさわきよし伊戸いとのりおおれの おれのこぶしで貴様きさまむねを どんと一発いっぱつ どやしてやろか なんだ何時いつまでくよよくよするな ゆめひろげろ おとこかさ  つらい つら苦労くろう覚悟かくごうえで 故郷こきょうた 貴様きさまおれだ どうせ無情むじょうさ 浮世うきよあめは なみだせまい おとこかさ  おれと おれ貴様きさまはいっしょのはずだ かたむすんだ きずなじゃないか むねをそらせて うたってこう なにけない おとこかさ
おとこみなと板子いたごいちまい 生命せいめいをはった おとこ度胸どきょうの うみぶ きそ船出ふなでを おくってくれる ありがとう 浜千鳥はまちどりれよ 豊後ぶんご(ぶんご) 鶴御崎つるみさき(つるみざき) おとこみなと  おど銀鱗ぎんりん しぶきのはなに 親父おやじゆずりの うでがなる らせおとこの この舞台ぶたい ありがとう みず灯台とうだい(あかり) 豊後ぶんご 鶴御崎つるみさき おとこみなと  たかくかかげた 大漁たいりょうはたを っているだろう べに椿つばき 松浦まつうらこう(まつらみなと)は もうすぐちかい ありがとう 黒潮くろしおこうよ 豊後ぶんご 鶴御崎つるみさき おとこみなといちじょうつらぬけぶと穂積ほづみあつし結城ゆうきしのぶ中村なかむら典正のりまさ南郷なんごう達也たつや板子いたごいちまい 生命せいめいをはった おとこ度胸どきょうの うみぶ きそ船出ふなでを おくってくれる ありがとう 浜千鳥はまちどりれよ 豊後ぶんご(ぶんご) 鶴御崎つるみさき(つるみざき) おとこみなと  おど銀鱗ぎんりん しぶきのはなに 親父おやじゆずりの うでがなる らせおとこの この舞台ぶたい ありがとう みず灯台とうだい(あかり) 豊後ぶんご 鶴御崎つるみさき おとこみなと  たかくかかげた 大漁たいりょうはたを っているだろう べに椿つばき 松浦まつうらこう(まつらみなと)は もうすぐちかい ありがとう 黒潮くろしおこうよ 豊後ぶんご 鶴御崎つるみさき おとこみなと
おとこ夜曲やきょくはは横顔よこがお まなざしは いた夕顔ゆうがお かんぴょうのはな 故郷こきょう(ふるさと)こいしや 茶臼岳ちゃうすだけ(ちゃうすだけ) 背伸せのびしたって えぬのに まぶたじれば… やさしいははが そこにいる  だっぺ でれすけ かえってコ なまなつかし ともかお 故郷こきょうこいしや とおそら ひと手酌てじゃくの いがたり にがさけだよ… 今夜こんやはやけに ふかくなる  ゆう(ゆ)んべもたんだ ははゆめ すこしやせたか 苦労くろうをしてか 故郷こきょうこいしや いたくて 馬鹿ばかせがれ(せがれ)と びながら あれやこれやと… おもしては 男泣おとこないちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおはは横顔よこがお まなざしは いた夕顔ゆうがお かんぴょうのはな 故郷こきょう(ふるさと)こいしや 茶臼岳ちゃうすだけ(ちゃうすだけ) 背伸せのびしたって えぬのに まぶたじれば… やさしいははが そこにいる  だっぺ でれすけ かえってコ なまなつかし ともかお 故郷こきょうこいしや とおそら ひと手酌てじゃくの いがたり にがさけだよ… 今夜こんやはやけに ふかくなる  ゆう(ゆ)んべもたんだ ははゆめ すこしやせたか 苦労くろうをしてか 故郷こきょうこいしや いたくて 馬鹿ばかせがれ(せがれ)と びながら あれやこれやと… おもしては 男泣おとこな
おとこ漁場ぎょじょうザンザ ザンザと 飛沫しぶき(しぶき)をびて なみらす 夜明よあけの 一番いちばんせんだ りく(おか)じゃふつの 師匠ししょう(おやじ)でも ふねったら おにとなる うみはヨ うみはヨ うみ魔物まものさ あばれぐせ おとこ漁場ぎょじょうは あぁー 喧嘩けんかじょうだ  げた獲物えものは このつぎきっと ゆめ一緒いっしょに まるごと げてやる きなあのむすめ(こ)の この写真しゃしん おれ女神めがみさ おまもりさ うみはヨ うみはヨ うみなぎなら りかごさ おとこ漁場ぎょじょうは あぁー まぐれだ  かお(つら)は潮焼しおやけ 髭面ひげづら(ま)なこ ひゃく海里かいりの 荒浪あらなみ 魚群ぎょぐん(ソナー)がひかる 時化しけ(しけ)てきばむく そのときが 意地いじ合羽かっぱを らすとき うみはヨ うみはヨ うみ修羅場しゅらばさ あらくれだ おとこ漁場ぎょじょうは あぁー いのちだぜいちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおザンザ ザンザと 飛沫しぶき(しぶき)をびて なみらす 夜明よあけの 一番いちばんせんだ りく(おか)じゃふつの 師匠ししょう(おやじ)でも ふねったら おにとなる うみはヨ うみはヨ うみ魔物まものさ あばれぐせ おとこ漁場ぎょじょうは あぁー 喧嘩けんかじょうだ  げた獲物えものは このつぎきっと ゆめ一緒いっしょに まるごと げてやる きなあのむすめ(こ)の この写真しゃしん おれ女神めがみさ おまもりさ うみはヨ うみはヨ うみなぎなら りかごさ おとこ漁場ぎょじょうは あぁー まぐれだ  かお(つら)は潮焼しおやけ 髭面ひげづら(ま)なこ ひゃく海里かいりの 荒浪あらなみ 魚群ぎょぐん(ソナー)がひかる 時化しけ(しけ)てきばむく そのときが 意地いじ合羽かっぱを らすとき うみはヨ うみはヨ うみ修羅場しゅらばさ あらくれだ おとこ漁場ぎょじょうは あぁー いのちだぜ
おとこはつらいよわたし まれもそだちも葛飾かつしか柴又しばまたです 帝釈天たいしゃくてんでうぶ使つかい せいくるま 寅次郎とらじろう ひとんで フーテンのとらはっします  おれがいたんじゃ およめけぬ わかっちゃいるんだ いもうとよ いつかおまえの よろこぶような えら兄貴あにきに なりたくて 奮闘ふんとう努力どりょくの 甲斐かいく 今日きょうなみだの 今日きょうなみだの ちる ちる  ドブにちても のあるやつは いつかははちす(はちす)の はなく 意地いじっても しんなかじゃ いているんだ にいさんは 目方めかたおとこが れるなら こんな苦労くろうも こんな苦労くろうも かけまいに かけまいに  おとこというもの つらいもの かおわらって かおわらって はらく はらく  とかく 西にしきましても ひがしきましても 土地とち 土地とちのお兄貴あにきさん おねえさんに ごやっかいかけがちなる若造わかぞうです 以後いご 見苦みぐるしき面体めんてい お見知みしりおかれまして 今日きょうこう万端ばんたんひきたって よろしく おたのもうしますいちじょうつらぬけぶと星野ほしの哲郎てつろう山本やまもと直純なおずみつたすすむつつみわたし まれもそだちも葛飾かつしか柴又しばまたです 帝釈天たいしゃくてんでうぶ使つかい せいくるま 寅次郎とらじろう ひとんで フーテンのとらはっします  おれがいたんじゃ およめけぬ わかっちゃいるんだ いもうとよ いつかおまえの よろこぶような えら兄貴あにきに なりたくて 奮闘ふんとう努力どりょくの 甲斐かいく 今日きょうなみだの 今日きょうなみだの ちる ちる  ドブにちても のあるやつは いつかははちす(はちす)の はなく 意地いじっても しんなかじゃ いているんだ にいさんは 目方めかたおとこが れるなら こんな苦労くろうも こんな苦労くろうも かけまいに かけまいに  おとこというもの つらいもの かおわらって かおわらって はらく はらく  とかく 西にしきましても ひがしきましても 土地とち 土地とちのお兄貴あにきさん おねえさんに ごやっかいかけがちなる若造わかぞうです 以後いご 見苦みぐるしき面体めんてい お見知みしりおかれまして 今日きょうこう万端ばんたんひきたって よろしく おたのもうします
おやじのうみうみはヨ~ うみはヨ~ でっかいうみはヨ~ おれそだてた おやじのうみだ おき苦労くろうの シラガもえて しおのにおいが はだにしみた そんなおやじが いとをしい  いまはヨ~ いまはヨ~ しずかなうみもヨ~ いちれたら いわをもくだく シブキめ よせなみに みぎにてぐすを ひだりでろこぎ つらい漁師りょうしに たえてた  そらのヨ~ そらのヨ~ 入道雲にゅうどうぐもがヨ~ どこかている おやじのかおに つらいときには入道雲にゅうどうぐもを じっとにらんで おやじの苦労くろう おもしては たえていちじょうつらぬけぶと達雄たつお達雄たつお馬場ばばりょううみはヨ~ うみはヨ~ でっかいうみはヨ~ おれそだてた おやじのうみだ おき苦労くろうの シラガもえて しおのにおいが はだにしみた そんなおやじが いとをしい  いまはヨ~ いまはヨ~ しずかなうみもヨ~ いちれたら いわをもくだく シブキめ よせなみに みぎにてぐすを ひだりでろこぎ つらい漁師りょうしに たえてた  そらのヨ~ そらのヨ~ 入道雲にゅうどうぐもがヨ~ どこかている おやじのかおに つらいときには入道雲にゅうどうぐもを じっとにらんで おやじの苦労くろう おもしては たえて
おんな船頭せんどううたうれしがらせて かせてえた にくいあのよるの たびふう おもすさえ ざんざら真菰まこも(まこも) るなうつろな このむねに  所詮しょせんかなわぬ えん(えにし)のこいが なぜにこうまで める んでみたとて はるかなあかり れたみずざお(みさお)が おもい  利根りこんまれて じゅうさんななつ つきよわたしも おなねん かわいそうなは みなし同士どうし きょうもおまえと つなぐふねいちじょうつらぬけぶと藤間とうま哲郎てつろう山口やまぐち俊郎としおつたすすむつつみうれしがらせて かせてえた にくいあのよるの たびふう おもすさえ ざんざら真菰まこも(まこも) るなうつろな このむねに  所詮しょせんかなわぬ えん(えにし)のこいが なぜにこうまで める んでみたとて はるかなあかり れたみずざお(みさお)が おもい  利根りこんまれて じゅうさんななつ つきよわたしも おなねん かわいそうなは みなし同士どうし きょうもおまえと つなぐふね
おんなのいのちゆめいてる おとこのすがた 修業しゅうぎょう 板前いたまえ 神楽坂かぐらざか れたよわみね なにもかも かげでささえて きたいの おんなひとすじ… あなたわたしの いのちのはなよ  いくつおやまを えたらえる あなたまち とおそら ひとちする そのまで このわせて ってます おんなひとすじ… あなたわたしの いのちのはなよ  いつか都会とかいの 路地ろじうらあたり きっとあなたの はなく どんな苦労くろうも えて 明日あしたしんじて くしたい おんなひとすじ… あなたわたしの いのちのはないちじょうつらぬけぶとばんじょうたかしかのうつるだい伊戸いとのりおゆめいてる おとこのすがた 修業しゅうぎょう 板前いたまえ 神楽坂かぐらざか れたよわみね なにもかも かげでささえて きたいの おんなひとすじ… あなたわたしの いのちのはなよ  いくつおやまを えたらえる あなたまち とおそら ひとちする そのまで このわせて ってます おんなひとすじ… あなたわたしの いのちのはなよ  いつか都会とかいの 路地ろじうらあたり きっとあなたの はなく どんな苦労くろうも えて 明日あしたしんじて くしたい おんなひとすじ… あなたわたしの いのちのはな
おーい中村なかむらくんおーい 中村なかむらくん ちょいとまちたまえ いかに新婚しんこん ほやほやだとて 伝書鳩でんしょばとでも あるまいものを むかしなじみの 二人ふたりじゃないか たまにゃつきあえ いいじゃないか 中村なかむらくん  おーい 中村なかむらくん そりゃ つれなかろう 入社にゅうしゃ当時とうじは いつでも一緒いっしょ くぐりなれてた 横丁よこちょうののれん 可愛かわいいえくぼの 看板娘かんばんむすめ うわさしてるぜ  いいじゃないか 中村なかむらくん  おーい 中村なかむらくん 心配しんぱいするな どうせなれてる 貧乏びんぼうくじにゃ みんなこっちが 悪者わるものですと びの言葉ことばは まかせておきな おくってゆくから いいじゃないか 中村なかむらくんいちじょうつらぬけぶと矢野やのあきら中野なかの忠晴ただはる伊戸いとのりおおーい 中村なかむらくん ちょいとまちたまえ いかに新婚しんこん ほやほやだとて 伝書鳩でんしょばとでも あるまいものを むかしなじみの 二人ふたりじゃないか たまにゃつきあえ いいじゃないか 中村なかむらくん  おーい 中村なかむらくん そりゃ つれなかろう 入社にゅうしゃ当時とうじは いつでも一緒いっしょ くぐりなれてた 横丁よこちょうののれん 可愛かわいいえくぼの 看板娘かんばんむすめ うわさしてるぜ  いいじゃないか 中村なかむらくん  おーい 中村なかむらくん 心配しんぱいするな どうせなれてる 貧乏びんぼうくじにゃ みんなこっちが 悪者わるものですと びの言葉ことばは まかせておきな おくってゆくから いいじゃないか 中村なかむらくん
海峡かいきょうわたしむかしから そうでした きたこうと めていた このあいしたおとこ(ひと)は 貴方あなた あなた あなただけなの 津軽海峡つがるかいきょう わたふねは よこなぐり よこなぐりのあめ もいち もいち やりなおせるなら このまま このまま かえすけど もうおそい もうおそい なみだ海峡かいきょう  わたしむかしから そうでした きたのうと めていた しあわつけて らします あなた あなたわすれて 津軽海峡つがるかいきょう ててきた こなごなに こなごなに写真しゃしん もいち もいち やりなおせるなら このまま このまま かないけれど もうおそい もうおそい なみだ海峡かいきょう  わたしむかしから そうでした 一度いちど海峡かいきょう たかった れたうみを ぶカモメに かたり かたりかけたい 津軽海峡つがるかいきょう えてきた なにもかも なにもかもいて もいち もいち やりなおせるなら このまま このまま かえせんる もうおそい もうおそい なみだ海峡かいきょういちじょうつらぬけぶとよし幾三いくぞうよし幾三いくぞうやすがた和巳かずみわたしむかしから そうでした きたこうと めていた このあいしたおとこ(ひと)は 貴方あなた あなた あなただけなの 津軽海峡つがるかいきょう わたふねは よこなぐり よこなぐりのあめ もいち もいち やりなおせるなら このまま このまま かえすけど もうおそい もうおそい なみだ海峡かいきょう  わたしむかしから そうでした きたのうと めていた しあわつけて らします あなた あなたわすれて 津軽海峡つがるかいきょう ててきた こなごなに こなごなに写真しゃしん もいち もいち やりなおせるなら このまま このまま かないけれど もうおそい もうおそい なみだ海峡かいきょう  わたしむかしから そうでした 一度いちど海峡かいきょう たかった れたうみを ぶカモメに かたり かたりかけたい 津軽海峡つがるかいきょう えてきた なにもかも なにもかもいて もいち もいち やりなおせるなら このまま このまま かえせんる もうおそい もうおそい なみだ海峡かいきょう
回転かいてん禁止きんし青春せいしゅんおれえらんだ このみちが まわどうだと うのかい ひと真似まねして ゆくよりか これでいいのさ このままゆくさ ゴーゴーゴー レッツ ゴーゴー ゴーゴーゴー レッツ ゴー 回転かいてん禁止きんしの 青春せいしゅんさ  かわいいむすめに であったら ちょいとサイレン らすのさ とおりすぎれば それまでさ うしろなんかは ふりむかないぜ ゴーゴーゴー レッツ ゴーゴー ゴーゴーゴー レッツ ゴー 回転かいてん禁止きんしの 青春せいしゅんだ  あめでスリップ するときも フルでとばせぬ ときもある おれはゆくのさ マイペース ひとりうたって ひとりでほめて ゴーゴーゴー レッツ ゴーゴー ゴーゴーゴー レッツ ゴー 回転かいてん禁止きんしの 青春せいしゅんいちじょうつらぬけぶと星野ほしの哲郎てつろう北原きたはらじゅんおれえらんだ このみちが まわどうだと うのかい ひと真似まねして ゆくよりか これでいいのさ このままゆくさ ゴーゴーゴー レッツ ゴーゴー ゴーゴーゴー レッツ ゴー 回転かいてん禁止きんしの 青春せいしゅんさ  かわいいむすめに であったら ちょいとサイレン らすのさ とおりすぎれば それまでさ うしろなんかは ふりむかないぜ ゴーゴーゴー レッツ ゴーゴー ゴーゴーゴー レッツ ゴー 回転かいてん禁止きんしの 青春せいしゅんだ  あめでスリップ するときも フルでとばせぬ ときもある おれはゆくのさ マイペース ひとりうたって ひとりでほめて ゴーゴーゴー レッツ ゴーゴー ゴーゴーゴー レッツ ゴー 回転かいてん禁止きんしの 青春せいしゅん
かえりせんなみに ゆられてゆれて つき潮路しおじの かえりせん かす故国ここくよ 小島こじまおきじゃ ゆめもわびしく よみがえる  てた未練みれんが 未練みれんとなって いまむかしの せつなさよ まぶたわせりゃ まぶたにしみる きり波止場はとばの 銅鑼どら(どら)のおと  あつなみだも 故国ここくけば うれなみだと わるだろ かもめくなら おとこしん せめてあのむすめ(こ)に つたえてよいちじょうつらぬけぶと清水しみずみのるくらわか晴生はるお安藤あんどうみのるおやなみに ゆられてゆれて つき潮路しおじの かえりせん かす故国ここくよ 小島こじまおきじゃ ゆめもわびしく よみがえる  てた未練みれんが 未練みれんとなって いまむかしの せつなさよ まぶたわせりゃ まぶたにしみる きり波止場はとばの 銅鑼どら(どら)のおと  あつなみだも 故国ここくけば うれなみだと わるだろ かもめくなら おとこしん せめてあのむすめ(こ)に つたえてよ
ふう追分おいわわたどり赤城あかぎおろしにゃ 未練みれんはないが 故郷こきょうふりだし しのびあし まれ在所ざいしょの 嬬恋つまごい(つまごい)宿やどで はす(はす)にかささす うえしゅう けの朝霧あさぎり にうけて ふう追分おいわけ わたどり アァわたどり  あおいすすきを よこちょにんで れた草鞋わらじの ひもをとく ながせんきょくの たびそら夜空よぞら つきがあとう 信州しんしゅう ひとえない ゆめひとつ 野暮やぼ承知しょうちの わたどり アァわたどり  あかね夕日ゆうひが 山並やまなめりゃ ねぐら(ねぐら)かえるか かりでさえ しま合羽かっぱと 荷物にもつ いての 甲州こうしゅう やけにこいしい おっかあさん ふう追分おいわけ わたどり アァわたどりいちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし一之かずゆきじょう駿しゅん椿つばき拓也たくや赤城あかぎおろしにゃ 未練みれんはないが 故郷こきょうふりだし しのびあし まれ在所ざいしょの 嬬恋つまごい(つまごい)宿やどで はす(はす)にかささす うえしゅう けの朝霧あさぎり にうけて ふう追分おいわけ わたどり アァわたどり  あおいすすきを よこちょにんで れた草鞋わらじの ひもをとく ながせんきょくの たびそら夜空よぞら つきがあとう 信州しんしゅう ひとえない ゆめひとつ 野暮やぼ承知しょうちの わたどり アァわたどり  あかね夕日ゆうひが 山並やまなめりゃ ねぐら(ねぐら)かえるか かりでさえ しま合羽かっぱと 荷物にもつ いての 甲州こうしゅう やけにこいしい おっかあさん ふう追分おいわけ わたどり アァわたどり
かもめのまちやっと酒場さかば(みせ)がわって ほろいでさかりるころ しろちゃけたお天道てんとうが 浜辺はまべはじめるのさ そんなやりきれなさは よるねむひとにゃからないさ 波止場はとばると カモメがブイに2, 3 一服いっぷくしながら ぼんやり 潮風しおかぜかれてみるのが あたしはきなのさ  かもめよ かもめよ さびしかないか かえ故郷こきょうが あるじゃなし  おまえも一生いっしょう なみうえ あたしも一生いっしょう なみうえ あぁ あぁ どんぶらこ  いろんなひとがいたし いろんなじんがいなくなった でもこのまちじゃだれだって それをなげいてやれるほど お人好ひとよしじゃないのさ しあわせじゃないのさ いてくれるのは かもめと霧笛むてきばかり 一服いっぷくしながら あれこれ とりとめなくなつかしむのが あたしはきなのさ  かもめよ かもめよ 風邪かぜなどひくな きぬ寝床ねどこが あるじゃなし  おまえも一生いっしょう なみうえ あたしも一生いっしょう なみうえ あぁ あぁ どんぶらこ  かもめよ かもめよ あぁ あぁいちじょうつらぬけぶとちあき哲也てつや杉本すぎもと真人まさとD.C.Oやっと酒場さかば(みせ)がわって ほろいでさかりるころ しろちゃけたお天道てんとうが 浜辺はまべはじめるのさ そんなやりきれなさは よるねむひとにゃからないさ 波止場はとばると カモメがブイに2, 3 一服いっぷくしながら ぼんやり 潮風しおかぜかれてみるのが あたしはきなのさ  かもめよ かもめよ さびしかないか かえ故郷こきょうが あるじゃなし  おまえも一生いっしょう なみうえ あたしも一生いっしょう なみうえ あぁ あぁ どんぶらこ  いろんなひとがいたし いろんなじんがいなくなった でもこのまちじゃだれだって それをなげいてやれるほど お人好ひとよしじゃないのさ しあわせじゃないのさ いてくれるのは かもめと霧笛むてきばかり 一服いっぷくしながら あれこれ とりとめなくなつかしむのが あたしはきなのさ  かもめよ かもめよ 風邪かぜなどひくな きぬ寝床ねどこが あるじゃなし  おまえも一生いっしょう なみうえ あたしも一生いっしょう なみうえ あぁ あぁ どんぶらこ  かもめよ かもめよ あぁ あぁ
きたながぼしあのむすめ(こ)このまち ていった あれからなんねん ったかな 小指こゆびをからめて 約束やくそくしたっけ おれはおまえを ってると ゆめきしめ 夜汽車よぎしゃった おまえのなみだ わすれはしない きた夜空よぞらに ながぼし かえっていよ… もどっていよ からくなったら このむねに  ふう黒髪くろかみ なびかせて あのおかはしって ころんだ あののおまえの まぶしいひとみが おれ青春せいしゅん おもさ さけをどっぷり しながら いたいときは あのそら見上みあげ いのしあわせ ながぼし かえっていよ… もどっていよ からくなったら ればいい  ゆめきしめ 夜汽車よぎしゃった おまえのなみだ わすれはしない きた夜空よぞらに ながぼし かえっていよ… もどっていよ からくなったら このむねいちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ野村のむらゆたかあのむすめ(こ)このまち ていった あれからなんねん ったかな 小指こゆびをからめて 約束やくそくしたっけ おれはおまえを ってると ゆめきしめ 夜汽車よぎしゃった おまえのなみだ わすれはしない きた夜空よぞらに ながぼし かえっていよ… もどっていよ からくなったら このむねに  ふう黒髪くろかみ なびかせて あのおかはしって ころんだ あののおまえの まぶしいひとみが おれ青春せいしゅん おもさ さけをどっぷり しながら いたいときは あのそら見上みあげ いのしあわせ ながぼし かえっていよ… もどっていよ からくなったら ればいい  ゆめきしめ 夜汽車よぎしゃった おまえのなみだ わすれはしない きた夜空よぞらに ながぼし かえっていよ… もどっていよ からくなったら このむね
きた漁場ぎょじょういのちあたためて いながら さけをまわしむ 明日あしたかせぎを ゆめて はらさらし(さら)しく うみおとこにゃヨ こおなみしぶき きた漁場ぎょじょうはヨ おとこ仕事場しごとばサ  おき魔物まものだ えながら きばをむいてくる ふうにさらした 右腕うわんの きずまもふだ うみおとこにゃヨ ゆきいてぶ きた漁場ぎょじょうはヨ おとこあそサ  ぜにのおもさを かぞえても かえるあてはない ひゃくかいり(カイリ)を ぎりぎりに あみをかけてゆく うみおとこにゃヨ 怒涛どとう(なみ)がはなになる きた漁場ぎょじょうはヨ おとこ場所ばしょいちじょうつらぬけぶとしんじょうカオル櫻田さくらだ誠一せいいちD.C.Oいのちあたためて いながら さけをまわしむ 明日あしたかせぎを ゆめて はらさらし(さら)しく うみおとこにゃヨ こおなみしぶき きた漁場ぎょじょうはヨ おとこ仕事場しごとばサ  おき魔物まものだ えながら きばをむいてくる ふうにさらした 右腕うわんの きずまもふだ うみおとこにゃヨ ゆきいてぶ きた漁場ぎょじょうはヨ おとこあそサ  ぜにのおもさを かぞえても かえるあてはない ひゃくかいり(カイリ)を ぎりぎりに あみをかけてゆく うみおとこにゃヨ 怒涛どとう(なみ)がはなになる きた漁場ぎょじょうはヨ おとこ場所ばしょ
きみこそわがいのちあなたをほんとは さがしてた よごよごれて きずついて ぬまでえぬと おもっていたが けれどもようやく にじた あなたのひとみに にじた きみこそいのち きみこそいのち わがいのち  あなたをほんとは さがしてた このにいないと おもってた しんじるこころを なくしていたが けれどもあなたに あいて まれてはじめて がついた きみこそいのち きみこそいのち わがいのち  あなたをほんとは さがしてた そのときすでに おそかった どんなにどんなに あいしていても あなたをきっと きずつける だからはなれて くけれど きみこそいのち きみこそいのち わがいのちいちじょうつらぬけぶと川内かわうち康範やすのり猪俣いのまたこうあきら伊戸いとのりおあなたをほんとは さがしてた よごよごれて きずついて ぬまでえぬと おもっていたが けれどもようやく にじた あなたのひとみに にじた きみこそいのち きみこそいのち わがいのち  あなたをほんとは さがしてた このにいないと おもってた しんじるこころを なくしていたが けれどもあなたに あいて まれてはじめて がついた きみこそいのち きみこそいのち わがいのち  あなたをほんとは さがしてた そのときすでに おそかった どんなにどんなに あいしていても あなたをきっと きずつける だからはなれて くけれど きみこそいのち きみこそいのち わがいのち
兄弟きょうだいせんなみ谷間たにまに いのちはなが ふたつならんで いている 兄弟きょうだいせんは 親父おやじのかたみ かたふるいが しけにはつよい おれと兄貴あにきのヨ ゆめこめさ  りく(おか)にのぼって さけむときは いつもはりあう こいかたき きれどもおきの 漁場ぎょじょうけば やけにう 兄弟きょうだいかもめ ちからわせてヨ あめきあげる  たったひとりの おふくろさんに らくらしを させたくて 兄弟きょうだいせんは 真冬まふゆうみへ ゆきすだれを くぐってすすむ あついこのはヨ おやじゆずりだぜいちじょうつらぬけぶと星野ほしの哲郎てつろう船村ふなむらとおるつたすすむつつみなみ谷間たにまに いのちはなが ふたつならんで いている 兄弟きょうだいせんは 親父おやじのかたみ かたふるいが しけにはつよい おれと兄貴あにきのヨ ゆめこめさ  りく(おか)にのぼって さけむときは いつもはりあう こいかたき きれどもおきの 漁場ぎょじょうけば やけにう 兄弟きょうだいかもめ ちからわせてヨ あめきあげる  たったひとりの おふくろさんに らくらしを させたくて 兄弟きょうだいせんは 真冬まふゆうみへ ゆきすだれを くぐってすすむ あついこのはヨ おやじゆずりだぜ
ギター仁義じんぎあめ裏町うらまち とぼとぼと おれながしの ギターき “おひけえなすって 手前てまえギターひとつの わたどりにござんす” とうげななざか って はなへ てからねん とんと うきめの おれさ  ふうつめたさ みる おれ落葉らくようか ギターき “おひけえなすって 手前てまえおけさおけさの ゆき越後えちごにござんす” 故郷こきょうおもえば 初恋はつこいの んだあのむすめ(こ)も きてりゃ廿にじゅうざい(はたち) おれもあんときゃ うぶだった  なさ横丁よこちょう 今晩こんばんは おれながしの ギターき “おひけえなすって 手前てまえ宿やどなしすずめの ながものにござんす” くら酒場さかばの 片隅かたすみで そっとわらった 空似そらにひとの 何故なぜになる 黒子ぼくろいちじょうつらぬけぶと嵯峨さがあきらたいら遠藤えんどうみのる伊戸いとのりおあめ裏町うらまち とぼとぼと おれながしの ギターき “おひけえなすって 手前てまえギターひとつの わたどりにござんす” とうげななざか って はなへ てからねん とんと うきめの おれさ  ふうつめたさ みる おれ落葉らくようか ギターき “おひけえなすって 手前てまえおけさおけさの ゆき越後えちごにござんす” 故郷こきょうおもえば 初恋はつこいの んだあのむすめ(こ)も きてりゃ廿にじゅうざい(はたち) おれもあんときゃ うぶだった  なさ横丁よこちょう 今晩こんばんは おれながしの ギターき “おひけえなすって 手前てまえ宿やどなしすずめの ながものにござんす” くら酒場さかばの 片隅かたすみで そっとわらった 空似そらにひとの 何故なぜになる 黒子ぼくろ
酒場さかばはなうわさひろって たずねてたよ ここはい きた酒場さかば しろ可憐かれんな すずらんのよに ひっそりいた おんながひとり いまもひとりで いるのかい いたかったぜ なァ…しのぶ  よる路地ろじうら のれんが似合にあう かんあつし(ぬる)めの 手酌てじゃくしゅ 酒場さかばおんなの うえばなし なみだかたる おんながひとり まれそだった まちならば あかすなよ なァ…しのぶ  だれながすか 昭和しょうわうたを ジンとしんに みてくる わたしさび(さび)れた 酒場さかばはなと えくぼでわらう おんながひとり はなかおりの さかで ゆめようぜ なァ…しのぶいちじょうつらぬけぶとばんじょうたかしかのうつるだい伊戸いとのりおうわさひろって たずねてたよ ここはい きた酒場さかば しろ可憐かれんな すずらんのよに ひっそりいた おんながひとり いまもひとりで いるのかい いたかったぜ なァ…しのぶ  よる路地ろじうら のれんが似合にあう かんあつし(ぬる)めの 手酌てじゃくしゅ 酒場さかばおんなの うえばなし なみだかたる おんながひとり まれそだった まちならば あかすなよ なァ…しのぶ  だれながすか 昭和しょうわうたを ジンとしんに みてくる わたしさび(さび)れた 酒場さかばはなと えくぼでわらう おんながひとり はなかおりの さかで ゆめようぜ なァ…しのぶ
さだめかわ明日あしたのゆくえ さがしても このえぬ さだめがわ あなたのあいの ながれるままに ゆるしたよるは あめでした  二人ふたりこいを にくむよな うわさがつらい さだめがわ 故郷こきょうまちを 逃がれるたびは いずこのさんか またうみか  すべてをみずに ながしては きてけない さだめがわ あなたのあいに ぎのまでも ついてきたい わたしですいちじょうつらぬけぶと石本いしもと美由起みゆき船村ふなむらとおる伊戸いとのりお明日あしたのゆくえ さがしても このえぬ さだめがわ あなたのあいの ながれるままに ゆるしたよるは あめでした  二人ふたりこいを にくむよな うわさがつらい さだめがわ 故郷こきょうまちを 逃がれるたびは いずこのさんか またうみか  すべてをみずに ながしては きてけない さだめがわ あなたのあいに ぎのまでも ついてきたい わたしです
曲名きょくめい 歌手かしゅめい 作詞さくししゃめい 作曲さっきょくしゃめい 編曲へんきょくしゃめい うた
潮風しおかぜ列車れっしゃおれつめる そのひとみ ゆびをからめて ただきじゃくる わかれにおとこの きっめん せたら夕陽ゆうひが わらうだろ ふるさと本線ほんせん 潮風しおかぜ列車れっしゃ 発車はっしゃのベルだぜ 旅立たびだちだ かならむかえに あゝ かえるから  うみかって ふたりして いつか一緒いっしょに なろうとった ゆめにはまだまだ とおいけど あの言葉ことばが おまもりさ ふるさと本線ほんせん 潮風しおかぜ列車れっしゃ っててくれると うなずいた おまえの笑顔えがおを あゝ わすれない  汽笛きてきらして くもれ かぜをちぎって 明日あしたはしれ 東京とうきょうなんかに けるなと あのむすめ(こ)がる いつまでも ふるさと本線ほんせん 潮風しおかぜ列車れっしゃ 夕陽ゆうひも いている なみだのしずくが あゝ しょっぱいぜいちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおおれつめる そのひとみ ゆびをからめて ただきじゃくる わかれにおとこの きっめん せたら夕陽ゆうひが わらうだろ ふるさと本線ほんせん 潮風しおかぜ列車れっしゃ 発車はっしゃのベルだぜ 旅立たびだちだ かならむかえに あゝ かえるから  うみかって ふたりして いつか一緒いっしょに なろうとった ゆめにはまだまだ とおいけど あの言葉ことばが おまもりさ ふるさと本線ほんせん 潮風しおかぜ列車れっしゃ っててくれると うなずいた おまえの笑顔えがおを あゝ わすれない  汽笛きてきらして くもれ かぜをちぎって 明日あしたはしれ 東京とうきょうなんかに けるなと あのむすめ(こ)がる いつまでも ふるさと本線ほんせん 潮風しおかぜ列車れっしゃ 夕陽ゆうひも いている なみだのしずくが あゝ しょっぱいぜ
下北しもきた漁港ぎょこうまれたときから いていた やまふうだ あらくれだ ここは下北しもきた イカぶねに いのちあずけた 若者わかものが おやのこころを みなと  波止場はとばちかくの では おちのさけが れだ よこたおした ごう徳利とっくり(ごんごうどくり) マイクかわりに だきしめて わかなど かすやつ  あらしが噛(かじ)った 傷跡きずあとを ペンキで癒(い)やす ひまもない うみ機嫌きげんが わらぬうちに こか尻屋しりや(しりや)の おきあたり きりもほどけて イカ日和びより(びより)いちじょうつらぬけぶと星野ほしの哲郎てつろう船村ふなむらとおるまれたときから いていた やまふうだ あらくれだ ここは下北しもきた イカぶねに いのちあずけた 若者わかものが おやのこころを みなと  波止場はとばちかくの では おちのさけが れだ よこたおした ごう徳利とっくり(ごんごうどくり) マイクかわりに だきしめて わかなど かすやつ  あらしが噛(かじ)った 傷跡きずあとを ペンキで癒(い)やす ひまもない うみ機嫌きげんが わらぬうちに こか尻屋しりや(しりや)の おきあたり きりもほどけて イカ日和びより(びより)
新聞しんぶん少年しょうねんぼくのアダナを ってるかい 朝刊ちょうかん太郎たろうと うんだぜ 新聞しんぶんくばって もうさんがつ あめあらしにゃ れたけど やっぱり夜明よあけは ねむたいなア  今朝けさがけに かあさんが 苦労くろうをかけると いたっけ 病気びょうきでやつれた 横顔よこがおを おもすたび このむねに しょうちゃな闘志とうしを やすんだ  たとえとうさん いなくても ひがみはしないさ けないさ 新聞しんぶん配達はいたつ つらいけど きっといつかは このうでで つかんでみせるよ でかいゆめいちじょうつらぬけぶと八反はったんふじお島津しまつ伸男のぶおぼくのアダナを ってるかい 朝刊ちょうかん太郎たろうと うんだぜ 新聞しんぶんくばって もうさんがつ あめあらしにゃ れたけど やっぱり夜明よあけは ねむたいなア  今朝けさがけに かあさんが 苦労くろうをかけると いたっけ 病気びょうきでやつれた 横顔よこがおを おもすたび このむねに しょうちゃな闘志とうしを やすんだ  たとえとうさん いなくても ひがみはしないさ けないさ 新聞しんぶん配達はいたつ つらいけど きっといつかは このうでで つかんでみせるよ でかいゆめ
自動車じどうしゃショーあのむすめをペットに したくって ニッサンするのは パッカード ほねのずいまで シボレーで あとでひじてつ クラウンさ ジャガジャガのむのも フォドフォドに ここらでめても いいコロナ  ビュックリするほど タウナスで おまけに心臓しんぞうが デボネアで おやマアキュリーな ひとだこと てなてなおだてに すぐルノー オペルオペルは もうおし あんまりコルトじゃ がもたぬ  あなたはわたしの ブルバード ミンクスうよの 約束やくそくを キャロルとわすれて ダットサン こんどったら コンテッサ とっちめちゃおうと マツダけど えばやっぱり オースチン  ベンツにグロリア ねころんで ベレットするなよ ヒルマンから それでは試験しけんに クライスラー かねがなるなる リンカーンと ワーゲンうちだよ 色恋いろこいを わすれて勉強べんきょうを セドリックいちじょうつらぬけぶと星野ほしの哲郎てつろうかのうつるだいあのむすめをペットに したくって ニッサンするのは パッカード ほねのずいまで シボレーで あとでひじてつ クラウンさ ジャガジャガのむのも フォドフォドに ここらでめても いいコロナ  ビュックリするほど タウナスで おまけに心臓しんぞうが デボネアで おやマアキュリーな ひとだこと てなてなおだてに すぐルノー オペルオペルは もうおし あんまりコルトじゃ がもたぬ  あなたはわたしの ブルバード ミンクスうよの 約束やくそくを キャロルとわすれて ダットサン こんどったら コンテッサ とっちめちゃおうと マツダけど えばやっぱり オースチン  ベンツにグロリア ねころんで ベレットするなよ ヒルマンから それでは試験しけんに クライスラー かねがなるなる リンカーンと ワーゲンうちだよ 色恋いろこいを わすれて勉強べんきょうを セドリック
宗右衛門そうえもんまちブルースきっとてねと いていた かわいあのむすめは うぶなのか なぜにかすか 宗右衛門そうえもんまちよ さよなら さよなら またまで なみだをふいて さようなら  まちのネオンも えてゆく うぶなあのむすめも えてゆく なぜかさびしい 宗右衛門そうえもんまちよ さよなら さよなら うしろ姿すがたも 夜霧よぎりにぬれて さみしそう  いちょう並木なみきに はるる くんにもるよ しあわせが なぜかかなしい 宗右衛門そうえもんまちよ さよなら さよなら もういちだけ あかるい笑顔えがおを みせとくれいちじょうつらぬけぶと平和へいわ勝次かつじ山路やまじ進一しんいち伊戸いとのりおきっとてねと いていた かわいあのむすめは うぶなのか なぜにかすか 宗右衛門そうえもんまちよ さよなら さよなら またまで なみだをふいて さようなら  まちのネオンも えてゆく うぶなあのむすめも えてゆく なぜかさびしい 宗右衛門そうえもんまちよ さよなら さよなら うしろ姿すがたも 夜霧よぎりにぬれて さみしそう  いちょう並木なみきに はるる くんにもるよ しあわせが なぜかかなしい 宗右衛門そうえもんまちよ さよなら さよなら もういちだけ あかるい笑顔えがおを みせとくれ
大漁たいりょう太鼓たいこあさ出船しゅっせんがヨ もうかえるころ やがて漁港ぎょこう(みなと)の ちる みさき 灯台とうだい かりがともる おきかもめに えば ふね大漁たいりょうと いてぶ ドドント ドント ドドント ドン ねておどれよ みだち 大漁たいりょう太鼓たいこだヨ 【ヨイショ】 まつりだよ  うみまれてヨ なみおんいて うみそだった おとこしゅ 今日きょう大漁たいりょうと はたなびかせる 婿むこをとるなら 漁師りょうしおとこ いろくろいが 気立きだし ドドント ドント ドドント ドン ねてひびけよ あばち 大漁たいりょう太鼓たいこだヨ 【ヨイショ】 まつりだよ  ドドント ドント ドドント ドン ねてらせよ ねかせち 大漁たいりょう太鼓たいこだヨ 【ヨイショ】 まつりだよ  ドドント ドントいちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおあさ出船しゅっせんがヨ もうかえるころ やがて漁港ぎょこう(みなと)の ちる みさき 灯台とうだい かりがともる おきかもめに えば ふね大漁たいりょうと いてぶ ドドント ドント ドドント ドン ねておどれよ みだち 大漁たいりょう太鼓たいこだヨ 【ヨイショ】 まつりだよ  うみまれてヨ なみおんいて うみそだった おとこしゅ 今日きょう大漁たいりょうと はたなびかせる 婿むこをとるなら 漁師りょうしおとこ いろくろいが 気立きだし ドドント ドント ドドント ドン ねてひびけよ あばち 大漁たいりょう太鼓たいこだヨ 【ヨイショ】 まつりだよ  ドドント ドント ドドント ドン ねてらせよ ねかせち 大漁たいりょう太鼓たいこだヨ 【ヨイショ】 まつりだよ  ドドント ドント
旅路たびじさきたびからたびへと さすらうこのおれ ってたおまえ もうかせはしない もうはなしはしない たびつづきは おまえとふたり 背中せなかで すすりく なみだかずを 無駄むだにはしない たせてごめん せたねすこし いまからおまえが 故郷こきょう(ふるさと)さ  おまえ一途いっとに とつぎもしないで 今日きょうまでひとり ただちわびながら たださびしさこらえ れるしんで らしていたろ 馬鹿ばかだな このおれは なににもらず ゆめだけった これからさきは あらしても 旅路たびじてまで おれがいる  背中せなかで すすりく なみだかずを 無駄むだにはしない たせてごめん せたねすこし 今日きょうからおまえを はなさないいちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ野村のむらゆたかたびからたびへと さすらうこのおれ ってたおまえ もうかせはしない もうはなしはしない たびつづきは おまえとふたり 背中せなかで すすりく なみだかずを 無駄むだにはしない たせてごめん せたねすこし いまからおまえが 故郷こきょう(ふるさと)さ  おまえ一途いっとに とつぎもしないで 今日きょうまでひとり ただちわびながら たださびしさこらえ れるしんで らしていたろ 馬鹿ばかだな このおれは なににもらず ゆめだけった これからさきは あらしても 旅路たびじてまで おれがいる  背中せなかで すすりく なみだかずを 無駄むだにはしない たせてごめん せたねすこし 今日きょうからおまえを はなさない
たびおわりにながながれて さすらうたびは きょうは函館はこだて あしたは釧路くしろ 希望きぼうこいも わすれたおれの かたにつめたい よるあめ  はるにそむいて 世間せけんにすねて ひとりくのも おとこのこころ だれにわかって ほしくはないが なぜかさみしい あきもある  たびおわりに みつけたゆめは きたみなとの ちいさな酒場さかば くら帆影ほかげに かたせあって うた故郷こきょうの 子守こもりいちじょうつらぬけぶと立原たちはらみさき菊池きくち俊輔しゅんすけつたすすむつつみながながれて さすらうたびは きょうは函館はこだて あしたは釧路くしろ 希望きぼうこいも わすれたおれの かたにつめたい よるあめ  はるにそむいて 世間せけんにすねて ひとりくのも おとこのこころ だれにわかって ほしくはないが なぜかさみしい あきもある  たびおわりに みつけたゆめは きたみなとの ちいさな酒場さかば くら帆影ほかげに かたせあって うた故郷こきょうの 子守こもり
徒然つれづれさけうでをはなせよ 夜半やはん(よわ)しぐれ 路地ろじ酒場さかばで あめやどり ひとりしみじみ さけのむときゃよ なぜか故郷こきょうが しのびこむ 徒然つれづれ(つれづれ)に… 徒然つれづれなるままに とおいあのむすめが かぶよる  無理むりをするなよ おまえには かえるふるさと あるんだよ かたをたたいて わかれたときゃよ おれかせる ともがいた 徒然つれづれに… 徒然つれづれなるままに やけにしお(しょ)っぱい ひとよる洒  あかいちょうちん かあちゃんに どこかている あめちゅう いしにつまづき ころんだときゃよ ははいたく なるもんだ 徒然つれづれに… 徒然つれづれなるままに さけでこころが たびをするいちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおうでをはなせよ 夜半やはん(よわ)しぐれ 路地ろじ酒場さかばで あめやどり ひとりしみじみ さけのむときゃよ なぜか故郷こきょうが しのびこむ 徒然つれづれ(つれづれ)に… 徒然つれづれなるままに とおいあのむすめが かぶよる  無理むりをするなよ おまえには かえるふるさと あるんだよ かたをたたいて わかれたときゃよ おれかせる ともがいた 徒然つれづれに… 徒然つれづれなるままに やけにしお(しょ)っぱい ひとよる洒  あかいちょうちん かあちゃんに どこかている あめちゅう いしにつまづき ころんだときゃよ ははいたく なるもんだ 徒然つれづれに… 徒然つれづれなるままに さけでこころが たびをする
でっかい東京とうきょう反対はんたいって 列車れっしゃまど 見慣みなれた景色けしきなか 親父おやじ(おやじ)の姿すがた なみだでにじむ故郷こきょう(ふるさと)に ちかった決意けつい Wow… Ah あこがれた でっかい東京とうきょうは 宝石ほうせきみたいに きらりまぶしくて だけど だけど だけど いしころのまま…  今頃いまごろかあさんは まんまるおんなじがつ 見上みあげていつもとおり らしているのかな 手紙てがみ文字もじ故郷こきょう(ふるさと)が かんでえて Wow… Ah しがみつく でっかい東京とうきょうは 渦巻うずま人波ひとなみ いつもながされて ゆめを ゆめを ゆめを つかめないまま…  Ah ゆめた でっかい東京とうきょうに いつかは絶対ぜったい 両親りょうしん(ふたり)びたくて だけど だけど だけど いしころのまま…いちじょうつらぬけぶと伊藤いとう美和みわさい上川かみかわつかさ椿つばき拓也たくや反対はんたいって 列車れっしゃまど 見慣みなれた景色けしきなか 親父おやじ(おやじ)の姿すがた なみだでにじむ故郷こきょう(ふるさと)に ちかった決意けつい Wow… Ah あこがれた でっかい東京とうきょうは 宝石ほうせきみたいに きらりまぶしくて だけど だけど だけど いしころのまま…  今頃いまごろかあさんは まんまるおんなじがつ 見上みあげていつもとおり らしているのかな 手紙てがみ文字もじ故郷こきょう(ふるさと)が かんでえて Wow… Ah しがみつく でっかい東京とうきょうは 渦巻うずま人波ひとなみ いつもながされて ゆめを ゆめを ゆめを つかめないまま…  Ah ゆめた でっかい東京とうきょうに いつかは絶対ぜったい 両親りょうしん(ふたり)びたくて だけど だけど だけど いしころのまま…
東京とうきょう五輪ごりん音頭おんどハアー あのローマで ながめたつきが きょうはの そららす よんねんたったら またいましょと かたい約束やくそく ゆめじゃない ヨイショ コーリャ ゆめじゃない オリンピックの かおかお ソレトトント トトント かおかお  ハアー ちにってた 世界せかいまつり 西にしくにから ひがしから きたそらから みなみうみも えて日本にっぽんに どんときた ヨイショ コーリャ どんときた オリンピックの 姿すがた ソレトトント トトント 姿すがた  ハアー いろもうれしや かぞえりゃいつつ あおはたみりゃ はずむむね すがたがたは ちがっていても いずれおとらぬ わかはな ヨイショ コーリャ わかはな オリンピックの にわく ソレトトント トトント にわく  ハアー きみがはやせば わたしはおどる きくかおりの あきそら はねをそろえて 拍手はくしゅおとに とんでくるくる あかとんぼ ヨイショ コーリャ あかとんぼ オリンピックの きょうのうた ソレトトント トトント きょうのうたいちじょうつらぬけぶと宮田みやたたかし古賀こが政男まさおつたすすむつつみハアー あのローマで ながめたつきが きょうはの そららす よんねんたったら またいましょと かたい約束やくそく ゆめじゃない ヨイショ コーリャ ゆめじゃない オリンピックの かおかお ソレトトント トトント かおかお  ハアー ちにってた 世界せかいまつり 西にしくにから ひがしから きたそらから みなみうみも えて日本にっぽんに どんときた ヨイショ コーリャ どんときた オリンピックの 姿すがた ソレトトント トトント 姿すがた  ハアー いろもうれしや かぞえりゃいつつ あおはたみりゃ はずむむね すがたがたは ちがっていても いずれおとらぬ わかはな ヨイショ コーリャ わかはな オリンピックの にわく ソレトトント トトント にわく  ハアー きみがはやせば わたしはおどる きくかおりの あきそら はねをそろえて 拍手はくしゅおとに とんでくるくる あかとんぼ ヨイショ コーリャ あかとんぼ オリンピックの きょうのうた ソレトトント トトント きょうのうた
東京とうきょうラプソディはなはなよいも 銀座ぎんざやなぎしたで つはきみひとりくんひとり えばくティールーム たの こい ゆめ楽園らくえん(パラダイス)よ はな東京とうきょう  げん(うつつ)に夢見ゆめみきみの 神田かんだおもまち いまもこのむねにこのむねに ニコライのかねもる たの こい ゆめ楽園らくえん(パラダイス)よ はな東京とうきょう  けてもれてもうたう ジャズの浅草あさくさけば こいおどおどの ほくろさえ忘られぬ たの こい ゆめ楽園らくえん(パラダイス)よ はな東京とうきょう  夜更よふけにひとときせて なまめく新宿しんじゅくえきの 彼女かのじょ(あのこ)はダンサーかダンサーか にかかるあの指輪ゆびわ たの こい ゆめ楽園らくえん(パラダイス)よ はな東京とうきょういちじょうつらぬけぶと門田かどたゆたか古賀こが政男まさお伊戸いとのりおはなはなよいも 銀座ぎんざやなぎしたで つはきみひとりくんひとり えばくティールーム たの こい ゆめ楽園らくえん(パラダイス)よ はな東京とうきょう  げん(うつつ)に夢見ゆめみきみの 神田かんだおもまち いまもこのむねにこのむねに ニコライのかねもる たの こい ゆめ楽園らくえん(パラダイス)よ はな東京とうきょう  けてもれてもうたう ジャズの浅草あさくさけば こいおどおどの ほくろさえ忘られぬ たの こい ゆめ楽園らくえん(パラダイス)よ はな東京とうきょう  夜更よふけにひとときせて なまめく新宿しんじゅくえきの 彼女かのじょ(あのこ)はダンサーかダンサーか にかかるあの指輪ゆびわ たの こい ゆめ楽園らくえん(パラダイス)よ はな東京とうきょう
なぁ親父おやじだれにくくて わがしかる おれさとし(さと)して げんこつひとつ いたこわさに 見上みあげれば あぁ… 親父おやじなみだを めていた おもしてる おやごころ なぁ 親父おやじよ  えりをつかまれ 裸足はだし(はだし)のままで つまみされた ゆき夜更よふけ こお(こご)えき びたっけ あぁ… あれはななつの ふゆのこと 時代じだいながれの なつかしさ なぁ 親父おやじよ  こん暖簾のれんの 馴染なじみの酒場さかば さけはいつもの 熱燗あつかんごう(あつかんにごう) なにかたらぬ その背中せなか あぁ… いつかえたい おとこなら 素直すなおちさ ありがとう なぁ 親父おやじいちじょうつらぬけぶとばんじょうたかしほしつかさ椿つばき拓也たくやだれにくくて わがしかる おれさとし(さと)して げんこつひとつ いたこわさに 見上みあげれば あぁ… 親父おやじなみだを めていた おもしてる おやごころ なぁ 親父おやじよ  えりをつかまれ 裸足はだし(はだし)のままで つまみされた ゆき夜更よふけ こお(こご)えき びたっけ あぁ… あれはななつの ふゆのこと 時代じだいながれの なつかしさ なぁ 親父おやじよ  こん暖簾のれんの 馴染なじみの酒場さかば さけはいつもの 熱燗あつかんごう(あつかんにごう) なにかたらぬ その背中せなか あぁ… いつかえたい おとこなら 素直すなおちさ ありがとう なぁ 親父おやじ
はしれ!桃太郎ももたろうわたしゃー 昭和しょうわまれの 桃太郎ももたろう ア 桃太郎ももたろう 坂道さかみちげたら 明日あしたない ろよ あのそら ゆめがある まわりみちにも のぼる さとはなれて…どんぶらこっこ どんぶらこ るんるんはしれ はしれ!桃太郎ももたろう  わかさはー としじゃないんだ しんだよ ア しんだよ さる・雉・いぬでも 地球ちきゅう仲間なかま みのゆたかな おもいやり まちいろづく きている さとはなれて…どんぶらこっこ どんぶらこ るんるんはしれ はしれ!桃太郎ももたろう  わんさかー わた世間せけんに おにがいる ア おにがいる かせてせたい しあわせのはな みんな平和へいわに らすよに まどにまごころ はこびたい さとはなれて…どんぶらこっこ どんぶらこ るんるんはしれ はしれ!桃太郎ももたろういちじょうつらぬけぶとばんじょうたかしおか千秋ちあき伊戸いとのりおわたしゃー 昭和しょうわまれの 桃太郎ももたろう ア 桃太郎ももたろう 坂道さかみちげたら 明日あしたない ろよ あのそら ゆめがある まわりみちにも のぼる さとはなれて…どんぶらこっこ どんぶらこ るんるんはしれ はしれ!桃太郎ももたろう  わかさはー としじゃないんだ しんだよ ア しんだよ さる・雉・いぬでも 地球ちきゅう仲間なかま みのゆたかな おもいやり まちいろづく きている さとはなれて…どんぶらこっこ どんぶらこ るんるんはしれ はしれ!桃太郎ももたろう  わんさかー わた世間せけんに おにがいる ア おにがいる かせてせたい しあわせのはな みんな平和へいわに らすよに まどにまごころ はこびたい さとはなれて…どんぶらこっこ どんぶらこ るんるんはしれ はしれ!桃太郎ももたろう
はなはおそかったこんなかなしいまどなかくもらないんだ どんなにそられたって それがなにになるんだ 大嫌だいきらいだ しろくもなんて!  かおるちゃん おそくなって ごめんね かおるちゃん おそくなって ごめんね はなをさがしていたんだよ きみきだった クロッカスのはなを ぼくはさがしていたんだよ かおるちゃん おそくなって ごめんね かおるちゃん おそくなって ごめんね きみきな はなは はなは はなはおそかった  かおるちゃん きみしろい そのに かおるちゃん きみしろい そのに はないだかせて あげようね きみゆめにみた クロッカスのおも はないだかせて あげようね かおるちゃん おそくなって ごめんね かおるちゃん おそくなって ごめんね きみきな はなは はなは はなはおそかった  しんじるもんか! きみがもういないなんて… ぼくいのちかえしてくれ かえしてくれよ!  きみきな はなは はなは はなはおそかった バカヤローいちじょうつらぬけぶと星野ほしの哲郎てつろう米山よねやま正夫まさお米山よねやま正夫まさおこんなかなしいまどなかくもらないんだ どんなにそられたって それがなにになるんだ 大嫌だいきらいだ しろくもなんて!  かおるちゃん おそくなって ごめんね かおるちゃん おそくなって ごめんね はなをさがしていたんだよ きみきだった クロッカスのはなを ぼくはさがしていたんだよ かおるちゃん おそくなって ごめんね かおるちゃん おそくなって ごめんね きみきな はなは はなは はなはおそかった  かおるちゃん きみしろい そのに かおるちゃん きみしろい そのに はないだかせて あげようね きみゆめにみた クロッカスのおも はないだかせて あげようね かおるちゃん おそくなって ごめんね かおるちゃん おそくなって ごめんね きみきな はなは はなは はなはおそかった  しんじるもんか! きみがもういないなんて… ぼくいのちかえしてくれ かえしてくれよ!  きみきな はなは はなは はなはおそかった バカヤロー
ふたりの始発駅しはつえききた吹雪ふぶきの このまちで しんゆたか(ぬく)めて くれたやつ おとこままな たびなのに ついてくわと すがっていた れた れたよ… じゅんなおまえと ふたりの始発駅しはつえき  えぬ過去かこなら だれにでも ひとつやふたつは あるものさ いままでえてた そのなみだ おれがこので ひろってあげる くな くなよ… なさけみちづれ ふたりの始発駅しはつえき  たとえちいさな らしでも 笑顔えがおつぼみ(つぼみ)が あればいい 苦労くろうのふた文字もじ けあえば かるくなるのさ あしたの旅路たびじ めた めたよ… ゆめ一緒いっしょさ ふたりの始発駅しはつえきいちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおきた吹雪ふぶきの このまちで しんゆたか(ぬく)めて くれたやつ おとこままな たびなのに ついてくわと すがっていた れた れたよ… じゅんなおまえと ふたりの始発駅しはつえき  えぬ過去かこなら だれにでも ひとつやふたつは あるものさ いままでえてた そのなみだ おれがこので ひろってあげる くな くなよ… なさけみちづれ ふたりの始発駅しはつえき  たとえちいさな らしでも 笑顔えがおつぼみ(つぼみ)が あればいい 苦労くろうのふた文字もじ けあえば かるくなるのさ あしたの旅路たびじ めた めたよ… ゆめ一緒いっしょさ ふたりの始発駅しはつえき
舟唄ふなうたさけはぬるめの かんがいい さかなはあぶった イカでいい おんな無口むくちな ひとがいい あかりはぼんやり (とも)りゃいい しみじみめば しみじみと おもだけが ぎる なみだがポロリと こぼれたら うたいだすのさ 舟唄ふなうたを  おきかもめ深酒ふかざけさせてヨ いとしあのむすめ(こ)とヨ 朝寝あさねする ダンチョネ  みせにはかざりが ないがいい まどからみなとが みえりゃいい はやりのうたなど なくていい 時々ときどき霧笛むてきが なればいい ほろほろめば ほろほろと こころがすすり いている あのころあのむすめ(こ)を おもったら うたいだすのさ 舟唄ふなうたを  ぽつぽつめば ぽつぽつと 未練みれんむねに もどる よるふけてさびしく なったなら うたいだすのさ 舟唄ふなうたを  ルルル…いちじょうつらぬけぶと阿久あくゆうはま圭介けいすけ川村かわむら栄二えいじさけはぬるめの かんがいい さかなはあぶった イカでいい おんな無口むくちな ひとがいい あかりはぼんやり (とも)りゃいい しみじみめば しみじみと おもだけが ぎる なみだがポロリと こぼれたら うたいだすのさ 舟唄ふなうたを  おきかもめ深酒ふかざけさせてヨ いとしあのむすめ(こ)とヨ 朝寝あさねする ダンチョネ  みせにはかざりが ないがいい まどからみなとが みえりゃいい はやりのうたなど なくていい 時々ときどき霧笛むてきが なればいい ほろほろめば ほろほろと こころがすすり いている あのころあのむすめ(こ)を おもったら うたいだすのさ 舟唄ふなうたを  ぽつぽつめば ぽつぽつと 未練みれんむねに もどる よるふけてさびしく なったなら うたいだすのさ 舟唄ふなうたを  ルルル…
星影ほしかげ小径しょうけいしずかに しずかに をとり をとり あなたの ささやきは アカシヤのかおりよ アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも ゆめうつつ さまよいましょう 星影ほしかげ小径しょうけいよ  しずかに しずかに じっとして じっとして わたしってゆく アカシヤのはななの アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも だき(いだ)かれて たたずみましょう 星影ほしかげ小径しょうけいいちじょうつらぬけぶと矢野やのあきら利根とね一郎いちろう伊戸いとのりおしずかに しずかに をとり をとり あなたの ささやきは アカシヤのかおりよ アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも ゆめうつつ さまよいましょう 星影ほしかげ小径しょうけいよ  しずかに しずかに じっとして じっとして わたしってゆく アカシヤのはななの アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも だき(いだ)かれて たたずみましょう 星影ほしかげ小径しょうけい
ほしむすめほしむすめイエイエイ ゝ ゝ ほしのようなあの かがやくひとみが くらさびしいぼくの よるらしてくれる どんなさびしいときでも あのえば ぼくしんはすぐに パッとあかるくなるのさ だけどあのむすめは ほしむすめ イエイエイ とおとどかぬ 夜空よぞらひかる そうさあのは ぼくにはとおい 夜空よぞらくにの ほしむすめ イエイエイ  とおくにいても ちかくにいても キラリとひかる あののひとみ よこいたあの 下向げこういたあの どっちをいても ひかるあの姿すがた だからあのは ほしむすめ イエイエイ とおとどかぬ 夜空よぞらひかる そうさあのは ちかくてとおい 夜空よぞらくにの ほしむすめ イエイエイ ほしむすめ イエイエイ ほしむすめイエイエイいちじょうつらぬけぶと浜口はまぐち庫之助くらのすけ浜口はまぐち庫之助くらのすけ小杉こすぎひとしさんほしむすめイエイエイ ゝ ゝ ほしのようなあの かがやくひとみが くらさびしいぼくの よるらしてくれる どんなさびしいときでも あのえば ぼくしんはすぐに パッとあかるくなるのさ だけどあのむすめは ほしむすめ イエイエイ とおとどかぬ 夜空よぞらひかる そうさあのは ぼくにはとおい 夜空よぞらくにの ほしむすめ イエイエイ  とおくにいても ちかくにいても キラリとひかる あののひとみ よこいたあの 下向げこういたあの どっちをいても ひかるあの姿すがた だからあのは ほしむすめ イエイエイ とおとどかぬ 夜空よぞらひかる そうさあのは ちかくてとおい 夜空よぞらくにの ほしむすめ イエイエイ ほしむすめ イエイエイ ほしむすめイエイエイ
北海ほっかい篝火かがりびなみ親潮おやしお 千島ちしまふうか れてくれるな オホーツク えろ えろ神火しんか(ごじんか) まつりのよるだ 満月まんげつ(つき)をがして あのむすめ(こ)のむねに アーァ… ヤーレ・ソーレ ほのお(も)えろ きた故郷こきょう(ふるさと) 北海ほっかい篝火かがりび  はるか知床しれとこ やまなみあおぎ おど松明たいまつ(たいまつ) ふえ太鼓たいこ つのる つのおもいは ほのお(ほむら)のあかし(あか)し あのむすめこいしや 赤々あかあかがれ アーァ… ヤーレ・ソーレ ほのおえろ てんほしる 北海ほっかい篝火かがりび  きた大地だいちの 夜空よぞらいた はな月影つきかげ めぐみのいのり えろ えろいのち となって いとしあのむすめの しんやせ アーァ… ヤーレ・ソーレ ほのおえろ おとこ火祭ひまつり 北海ほっかい篝火かがりびいちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおなみ親潮おやしお 千島ちしまふうか れてくれるな オホーツク えろ えろ神火しんか(ごじんか) まつりのよるだ 満月まんげつ(つき)をがして あのむすめ(こ)のむねに アーァ… ヤーレ・ソーレ ほのお(も)えろ きた故郷こきょう(ふるさと) 北海ほっかい篝火かがりび  はるか知床しれとこ やまなみあおぎ おど松明たいまつ(たいまつ) ふえ太鼓たいこ つのる つのおもいは ほのお(ほむら)のあかし(あか)し あのむすめこいしや 赤々あかあかがれ アーァ… ヤーレ・ソーレ ほのおえろ てんほしる 北海ほっかい篝火かがりび  きた大地だいちの 夜空よぞらいた はな月影つきかげ めぐみのいのり えろ えろいのち となって いとしあのむすめの しんやせ アーァ… ヤーレ・ソーレ ほのおえろ おとこ火祭ひまつり 北海ほっかい篝火かがりび
北海ほっかい満月まんげつアーアーアー なみがドンとりゃ 飛沫しぶきはなが いたいたよ ニシバのむねに さけ親潮おやしお きたの涯て しみじみと はるかにしのぶ メノコのみなと エンヤラドッコイショ ドッコイドッコイショ あゝ 北海ほっかい満月まんげつよ  アイヌかすりに ぴったりいた ぎんうろこは メノコの愛情あいじょう おもされる イヨマンテ うわさでも はこんでおくれ シベリアおろし エンヤラドッコイショ ドッコイドッコイショ あゝ 北海ほっかい満月まんげつよ  ゆめ帆綱ほづなを きりりといて つきささげる コタンのいのり れてくれるな オホーツク かがりも 赫々かくかくえて 面影おもかげれる エンヤラドッコイショ ドッコイドッコイショ あゝ 北海ほっかい満月まんげついちじょうつらぬけぶと松井まついゆかり利夫としお大澤おおさわきよし伊戸いとのりおアーアーアー なみがドンとりゃ 飛沫しぶきはなが いたいたよ ニシバのむねに さけ親潮おやしお きたの涯て しみじみと はるかにしのぶ メノコのみなと エンヤラドッコイショ ドッコイドッコイショ あゝ 北海ほっかい満月まんげつよ  アイヌかすりに ぴったりいた ぎんうろこは メノコの愛情あいじょう おもされる イヨマンテ うわさでも はこんでおくれ シベリアおろし エンヤラドッコイショ ドッコイドッコイショ あゝ 北海ほっかい満月まんげつよ  ゆめ帆綱ほづなを きりりといて つきささげる コタンのいのり れてくれるな オホーツク かがりも 赫々かくかくえて 面影おもかげれる エンヤラドッコイショ ドッコイドッコイショ あゝ 北海ほっかい満月まんげつ
望郷ぼうきょうこいしんぼしぐれの屋台やたいで さむさをしのぎ チビチビ熱燗あつかん 呑(や)るのもいいね えばこころが さびしんぼ… おれもおまえも ふるさとてて はぐれくさ あゝ 露地ろじぐらし  おもたたんで 異郷いきょう(いきょう)のみずに ようやくれたね 三月さんがつ(みつき)がぎて 何処どこにしあわせ かくれんぼ… かえすおまえの えくぼがあれば きてゆけるさ あゝ かいかぜ  まる(まあ)るい背中せなかの おふくろさんが たせてくれたよ まもぶくろ おやのなさけが こいしんぼ… なみだ下地したじに 頬紅ほおべにさした 無垢むくなおまえは あゝ おれはないちじょうつらぬけぶと海峡かいきょうわたる宮下みやした健治けんじ水谷みずたに高志たかししぐれの屋台やたいで さむさをしのぎ チビチビ熱燗あつかん 呑(や)るのもいいね えばこころが さびしんぼ… おれもおまえも ふるさとてて はぐれくさ あゝ 露地ろじぐらし  おもたたんで 異郷いきょう(いきょう)のみずに ようやくれたね 三月さんがつ(みつき)がぎて 何処どこにしあわせ かくれんぼ… かえすおまえの えくぼがあれば きてゆけるさ あゝ かいかぜ  まる(まあ)るい背中せなかの おふくろさんが たせてくれたよ まもぶくろ おやのなさけが こいしんぼ… なみだ下地したじに 頬紅ほおべにさした 無垢むくなおまえは あゝ おれはな
真赤まっか友情ゆうじょう(おーい)  たったいちの つまづきで げちゃいないか なぁおまえ なぁおまえ 愚痴ぐちはよそうぜ おとこじゃないか ゆめいかけ 出直でなおそう むね血潮ちしおを やそうぜ やそうぜ  まえこうぜ っすぐに 弱音よわねいたら けになる けになる なにをくよくよ おとこじゃないか てきしんの おくそこ ゆめ明日あしたの さきにある さきにある  んだになりゃ なみだなど ながすひまなど あるもんか あるもんか ってくのが おとこじゃないか おれとおまえの 玉手箱たまてばこ ゆめ真赤まっかに えてるぜ えてるぜいちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじつたすすむつつみ(おーい)  たったいちの つまづきで げちゃいないか なぁおまえ なぁおまえ 愚痴ぐちはよそうぜ おとこじゃないか ゆめいかけ 出直でなおそう むね血潮ちしおを やそうぜ やそうぜ  まえこうぜ っすぐに 弱音よわねいたら けになる けになる なにをくよくよ おとこじゃないか てきしんの おくそこ ゆめ明日あしたの さきにある さきにある  んだになりゃ なみだなど ながすひまなど あるもんか あるもんか ってくのが おとこじゃないか おれとおまえの 玉手箱たまてばこ ゆめ真赤まっかに えてるぜ えてるぜ
港町みなとちょう なみだまち わかまち港町みなとちょう わかまち 未練みれんに けむるまち 明日あしたはなれて おとこ 今日きょうかぎりに おんな のこしてく のこされてゆく みんなこのまち なみだまち  港町みなとちょう わかまち なみだに ぬれるまち 夜霧よぎりえて おとこ 汽笛きてきのかげに おんな ててゆく てられてゆく それもこのまち なみだまちいちじょうつらぬけぶと浜口はまぐち庫之助くらのすけ浜口はまぐち庫之助くらのすけやすがた和巳かずみ港町みなとちょう わかまち 未練みれんに けむるまち 明日あしたはなれて おとこ 今日きょうかぎりに おんな のこしてく のこされてゆく みんなこのまち なみだまち  港町みなとちょう わかまち なみだに ぬれるまち 夜霧よぎりえて おとこ 汽笛きてきのかげに おんな ててゆく てられてゆく それもこのまち なみだまち
夫婦ふうふ春秋しゅんじゅうついていとは わぬのに だまってあとから ついてた おれじゅうで おまえじゅうきゅう さげた手鍋てなべの そのなかにゃ 明日あしためしさえ なかったなア おまえ  ぐちもなみだも こぼさずに 貧乏びんぼうおはこと わらってた そんな強気つよきの おまえいち やっとおれらに がさした あのなみだを こぼしたなア おまえ  九尺二間くしゃくにけんが しで むねつきはちちょうの みちばかり それが夫婦ふうふと かるくはうが おれとおまえで 苦労くろうした はな大事だいじに さきかそうなア おまえいちじょうつらぬけぶと関沢せきざわ新一しんいち市川いちかわあきらかい伊戸いとのりおついていとは わぬのに だまってあとから ついてた おれじゅうで おまえじゅうきゅう さげた手鍋てなべの そのなかにゃ 明日あしためしさえ なかったなア おまえ  ぐちもなみだも こぼさずに 貧乏びんぼうおはこと わらってた そんな強気つよきの おまえいち やっとおれらに がさした あのなみだを こぼしたなア おまえ  九尺二間くしゃくにけんが しで むねつきはちちょうの みちばかり それが夫婦ふうふと かるくはうが おれとおまえで 苦労くろうした はな大事だいじに さきかそうなア おまえ
桃太郎ももたろう一代記いちだいきけずぎらいが じゅうはるに 意地いじしぼって はちひゃくせい(やおしょう)らし きっとかあちゃん ててくれ いつかおとこに なってやる ゆめおのれの 一里塚いちりつか 桃太郎ももたろういちだい おれみち  あめのどしゃり おそれちゃならぬ どろそこから わがみがく 「じょう一文字ひともじ トラックに んで苦労くろうの いばらみち 愚痴ぐちわずに なみだのむ 桃太郎ももたろういちだい おとこどう  みのいねほど あたま(こうべ)をれる おれもなりたい 稲穂いなほのように ひとしんが ひとむ まさ言葉ことばは なにもない 天下てんかで あおそら 桃太郎ももたろういちだい おれみちいちじょうつらぬけぶとばんじょうたかしおか千秋ちあき伊戸いとのりおけずぎらいが じゅうはるに 意地いじしぼって はちひゃくせい(やおしょう)らし きっとかあちゃん ててくれ いつかおとこに なってやる ゆめおのれの 一里塚いちりつか 桃太郎ももたろういちだい おれみち  あめのどしゃり おそれちゃならぬ どろそこから わがみがく 「じょう一文字ひともじ トラックに んで苦労くろうの いばらみち 愚痴ぐちわずに なみだのむ 桃太郎ももたろういちだい おとこどう  みのいねほど あたま(こうべ)をれる おれもなりたい 稲穂いなほのように ひとしんが ひとむ まさ言葉ことばは なにもない 天下てんかで あおそら 桃太郎ももたろういちだい おれみち
やんちゃせんおやずね(すね)から いかりげて おれみなとを たばかり いもあまいも まだあじらず このうみで ゆめう やーれ どっこい どっこいしょ ああ どっこいしょ 故郷こきょうふりし おとこたびだ やんちゃせん  色気いろけが あおりをかける こいもおあずけ それもし うみ荒波あらなみ 人生じんせい行路こうろ おとこ意地いじの せどころ やーれ どっこい どっこいしょ ああ どっこいしょ よそするなよ ともつな(ともづな)かい(ほど)け やんちゃせん  わた世間せけんに たたかれたって けてたまるか せいほね(どしょっぽね) はなは 一生いっしょういち でっかいうみを えてやる やーれ どっこい どっこいしょ ああ どっこいしょ 明日あした(あす)へかって おとこたびだ やんちゃせんいちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじつたすすむつつみおやずね(すね)から いかりげて おれみなとを たばかり いもあまいも まだあじらず このうみで ゆめう やーれ どっこい どっこいしょ ああ どっこいしょ 故郷こきょうふりし おとこたびだ やんちゃせん  色気いろけが あおりをかける こいもおあずけ それもし うみ荒波あらなみ 人生じんせい行路こうろ おとこ意地いじの せどころ やーれ どっこい どっこいしょ ああ どっこいしょ よそするなよ ともつな(ともづな)かい(ほど)け やんちゃせん  わた世間せけんに たたかれたって けてたまるか せいほね(どしょっぽね) はなは 一生いっしょういち でっかいうみを えてやる やーれ どっこい どっこいしょ ああ どっこいしょ 明日あした(あす)へかって おとこたびだ やんちゃせん
ゆきわたどり合羽かっぱからげて 三度笠さんどがさ どこをねぐら(ねぐら)の わたどり 愚痴ぐちじゃなけれど このおれにゃ かえもない 伊豆いず下田しもだの こいし  意地いじきるが おとこだと むねにきかせて たびぐらし さんがつさんねん いまもなお おもれずに のこ未練みれんが いている  はらいじょ(の)けても りかゝる なにうらみの ゆきしぐれ おれこいめいの ぎんひらたさ くか長脇差ながわきざし(どす) ぬけば白刃はくじんに 吹雪ふぶきいちじょうつらぬけぶと清水しみずみのる陸奥むつあきら伊戸いとのりお合羽かっぱからげて 三度笠さんどがさ どこをねぐら(ねぐら)の わたどり 愚痴ぐちじゃなけれど このおれにゃ かえもない 伊豆いず下田しもだの こいし  意地いじきるが おとこだと むねにきかせて たびぐらし さんがつさんねん いまもなお おもれずに のこ未練みれんが いている  はらいじょ(の)けても りかゝる なにうらみの ゆきしぐれ おれこいめいの ぎんひらたさ くか長脇差ながわきざし(どす) ぬけば白刃はくじんに 吹雪ふぶき
幻想げんそうがたりまち偶然ぐうぜん かけたきみは かたまでびた かみなびかせて 午後ごご人混ひとごみ ふたつのかげが じゃれいながら とおぎてく わかれてが まったままの おれしんに 北風きたかぜ(かぜ)がく わすれたい わすれられない ゆびが ひとみが くちびるが もしももどせたら また出逢であえたら やんでみてもかなわない 幻想げんそう(ゆめ)がたり  きみ名前なまえが わるといた なんでもないと つよがってても むね鼓動こどうが 現在げんざい(いま)でもおれを バカだとなじり つづけるよ そんなに出来できた ヤツじゃないから ごめんしあわせ ねがえない うばいたい うばりたい 過去かこ未来みらいも 永遠えいえんに そらひかほしよりも とおすぎるから あいしていてもとどかない 幻想げんそう(ゆめ)がたり  わすれたい わすれられない ゆびが ひとみが くちびるが もしももどせたら また出逢であえたら その二度にどはなさない 幻想げんそう(ゆめ)がたりいちじょうつらぬけぶと伊藤いとう美和みわさい上川かみかわつかさ椿つばき拓也たくやまち偶然ぐうぜん かけたきみは かたまでびた かみなびかせて 午後ごご人混ひとごみ ふたつのかげが じゃれいながら とおぎてく わかれてが まったままの おれしんに 北風きたかぜ(かぜ)がく わすれたい わすれられない ゆびが ひとみが くちびるが もしももどせたら また出逢であえたら やんでみてもかなわない 幻想げんそう(ゆめ)がたり  きみ名前なまえが わるといた なんでもないと つよがってても むね鼓動こどうが 現在げんざい(いま)でもおれを バカだとなじり つづけるよ そんなに出来できた ヤツじゃないから ごめんしあわせ ねがえない うばいたい うばりたい 過去かこ未来みらいも 永遠えいえんに そらひかほしよりも とおすぎるから あいしていてもとどかない 幻想げんそう(ゆめ)がたり  わすれたい わすれられない ゆびが ひとみが くちびるが もしももどせたら また出逢であえたら その二度にどはなさない 幻想げんそう(ゆめ)がたり
夜明よあけの停車場ていしゃじょう夜明よあけの停車場ていしゃじょうに ふるあめはつめたい なみだをかみしめて さよならげる きらいでもないのに なぜか わかれたくないのに なぜか ひとりでたびる おれわるやつ だからぬれていないで はやくおかえり くんにはつみはない つみはないんだよ  いちえきぎるたび かなしみはふかまる こんなにあいしてて さびしいことさ きらいでもないのに なぜか わかれたくないのに なぜか しあわせててゆく おれがわからない だからとおくなるほど むねがいたむよ くんにはつみはない つみはないんだよ  きらいでもないのに なぜか わかれたくないのに なぜか ひとりでたびる おれわるやつ だからぬれていないで はやくおかえり くんにはつみはない つみはないんだよいちじょうつらぬけぶとたんはれおのれかのうつるだい伊戸いとのりお夜明よあけの停車場ていしゃじょうに ふるあめはつめたい なみだをかみしめて さよならげる きらいでもないのに なぜか わかれたくないのに なぜか ひとりでたびる おれわるやつ だからぬれていないで はやくおかえり くんにはつみはない つみはないんだよ  いちえきぎるたび かなしみはふかまる こんなにあいしてて さびしいことさ きらいでもないのに なぜか わかれたくないのに なぜか しあわせててゆく おれがわからない だからとおくなるほど むねがいたむよ くんにはつみはない つみはないんだよ  きらいでもないのに なぜか わかれたくないのに なぜか ひとりでたびる おれわるやつ だからぬれていないで はやくおかえり くんにはつみはない つみはないんだよ
よる銀狐ぎんぎつねさびしくないかい うわべのこいは こころをかくして おどっていても ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ しんじておくれよ ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ あいしているのさ ほしくはないかい おんなとしての しずかなしあわせ ほしくはないかい  きたくないかい 一人ひとり部屋へやの あかりをまさぐる 夜更よふけの時間じかん ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ ドレスがいてる ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ くちびるむなしい ちいさなマンション おまえのために さがしておいたよ 二人ふたりみたい  ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ しんじておくれよ ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ あいしているのさ きれいなふくも すてきだけれど 似合にあうとおもうよ エプロン姿すがたいちじょうつらぬけぶと水沢みずさわ圭吾けいご中川なかがわ博之ひろゆき高橋たかはし五郎ごろうさびしくないかい うわべのこいは こころをかくして おどっていても ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ しんじておくれよ ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ あいしているのさ ほしくはないかい おんなとしての しずかなしあわせ ほしくはないかい  きたくないかい 一人ひとり部屋へやの あかりをまさぐる 夜更よふけの時間じかん ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ ドレスがいてる ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ くちびるむなしい ちいさなマンション おまえのために さがしておいたよ 二人ふたりみたい  ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ しんじておくれよ ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ あいしているのさ きれいなふくも すてきだけれど 似合にあうとおもうよ エプロン姿すがた
落日らくじつうらぶれこのに ふうかなし かねもなくした こいもなくした 明日あした行方ゆくえが わからないから ままよのうと おもったまでよ  まれたときから こののつらさ っているよで なにもらずに ちてはじめて いたさをって こいにすがって またきずついた  それでもこのを つつんでくれる あか夕日ゆうひに むねをあたため どうせぬなら きて きてせると 自分じぶんったいちじょうつらぬけぶと川内かわうち康範やすのり北原きたはらじゅんうらぶれこのに ふうかなし かねもなくした こいもなくした 明日あした行方ゆくえが わからないから ままよのうと おもったまでよ  まれたときから こののつらさ っているよで なにもらずに ちてはじめて いたさをって こいにすがって またきずついた  それでもこのを つつんでくれる あか夕日ゆうひに むねをあたため どうせぬなら きて きてせると 自分じぶんった
わかにんきみにはきみの ゆめがあり ぼくにはぼくの ゆめがある ふたりのゆめを よせあえば そよかぜあまい はるおか わかわかい わか二人ふたりの ことだもの  きみにはきみの うたがあり ぼくにはぼくの うたがある ふたりがうたを おぼえたら たのしくれる あおそら わかわかい わか二人ふたりの ことだもの  きみにはきみの みちがあり ぼくにはぼくの みちがある ふたりのみちは とおいけど きのうもきょうも はずむあし わかわかい わか二人ふたりの ことだものいちじょうつらぬけぶと杉本すぎもとよる遠藤えんどうみのる伊戸いとのりおきみにはきみの ゆめがあり ぼくにはぼくの ゆめがある ふたりのゆめを よせあえば そよかぜあまい はるおか わかわかい わか二人ふたりの ことだもの  きみにはきみの うたがあり ぼくにはぼくの うたがある ふたりがうたを おぼえたら たのしくれる あおそら わかわかい わか二人ふたりの ことだもの  きみにはきみの みちがあり ぼくにはぼくの みちがある ふたりのみちは とおいけど きのうもきょうも はずむあし わかわかい わか二人ふたりの ことだもの
わかれの一本杉いっぽんすぎけた けた こらえれずに けたっけ あのむすめ(こ)とわかれた かなしさに やま懸巣かけす(かけす)も 啼(な)いていた 一本杉いっぽんすぎの いし地蔵じぞうさんのヨー むらはずれ  とおい とおい おもしても とおそら かなら東京とうきょうへ いたなら 便たよりおくれと いったむすめ(ひと) リンゴのような あかいほっぺたのヨー あのなみだ  んで んで そっと月夜つきよにゃ んでみた よめにもくだり(ゆ)かずに このおれの かえりひたすら っている あのむすめ(こ)はいくつ とうにじゅう(はたち)はヨー ぎたろにいちじょうつらぬけぶと高野たかの公男きみお船村ふなむらとおるつたすすむつつみけた けた こらえれずに けたっけ あのむすめ(こ)とわかれた かなしさに やま懸巣かけす(かけす)も 啼(な)いていた 一本杉いっぽんすぎの いし地蔵じぞうさんのヨー むらはずれ  とおい とおい おもしても とおそら かなら東京とうきょうへ いたなら 便たよりおくれと いったむすめ(ひと) リンゴのような あかいほっぺたのヨー あのなみだ  んで んで そっと月夜つきよにゃ んでみた よめにもくだり(ゆ)かずに このおれの かえりひたすら っている あのむすめ(こ)はいくつ とうにじゅう(はたち)はヨー ぎたろに
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