曲名きょくめい	歌手かしゅ名めい	作詞さくし者しゃ名めい	作曲さっきょく者しゃ名めい	編曲へんきょく者しゃ名めい	歌うたい出だし
赤坂あかさかの夜よるは更ふけて今いまごろどうして　いるのかしら　せつない想おもいに　ゆれる灯ひかげ　むなしい未練みれんとは　知しりながら　恋こいしい人ひとの名なを　ささやけば　逢あいたい気持きもちは　つのるばかり　赤坂あかさかの夜よるは更ふけゆく　　夜霧よぎりが流ながれる　一ツ木ひとつぎあたり　つめたくかすんだ　街まちの灯ひよ　うつろなる心しんに　たえずして　なみだぐみひそかに　酔よう酒さけよ　身みにしむわびしさ　しんみりと　赤坂あかさかの夜よるは更ふけゆく　赤坂あかさかの夜よるは更ふけゆく	青江あおえ三奈みな	鈴木すずき道明みちあき	鈴木すずき道明みちあき		今いまごろどうして　いるのかしら　せつない想おもいに　ゆれる灯ひかげ　むなしい未練みれんとは　知しりながら　恋こいしい人ひとの名なを　ささやけば　逢あいたい気持きもちは　つのるばかり　赤坂あかさかの夜よるは更ふけゆく　　夜霧よぎりが流ながれる　一ツ木ひとつぎあたり　つめたくかすんだ　街まちの灯ひよ　うつろなる心しんに　たえずして　なみだぐみひそかに　酔よう酒さけよ　身みにしむわびしさ　しんみりと　赤坂あかさかの夜よるは更ふけゆく　赤坂あかさかの夜よるは更ふけゆく
アカシアの雨あめがやむときアカシアの雨あめにうたれて　このまま　死しんでしまいたい　夜よるが明あける　日ひがのぼる　朝あさの光ひかりのその中なかで　冷つめたくなった　わたしを見みつけて　あの人ひとは　涙なみだを流ながしてくれるでしょうか　　アカシアの雨あめに泣ないてる　切せつない　胸むねはわかるまい　思おもい出でのペンダント　白しろい真珠しんじゅのこの胸むねで　淋さびしい今日きょうも　あたためてるのに　あの人ひとは　冷つめたい瞳ひとみをして何処どこかへ消きえた　　アカシアの雨あめが止やむとき　青空あおぞら　さして鳩ばとがとぶ　むらさきの羽はねの色いろ　それはベンチの片隅かたすみで　冷つめたくなった　わたしのぬけがら　あの人ひとを　さがして遥はるかに　飛とび立たつ影かげよ	青江あおえ三奈みな	水木みずきかおる	藤原ふじわら秀行ひでゆき		アカシアの雨あめにうたれて　このまま　死しんでしまいたい　夜よるが明あける　日ひがのぼる　朝あさの光ひかりのその中なかで　冷つめたくなった　わたしを見みつけて　あの人ひとは　涙なみだを流ながしてくれるでしょうか　　アカシアの雨あめに泣ないてる　切せつない　胸むねはわかるまい　思おもい出でのペンダント　白しろい真珠しんじゅのこの胸むねで　淋さびしい今日きょうも　あたためてるのに　あの人ひとは　冷つめたい瞳ひとみをして何処どこかへ消きえた　　アカシアの雨あめが止やむとき　青空あおぞら　さして鳩ばとがとぶ　むらさきの羽はねの色いろ　それはベンチの片隅かたすみで　冷つめたくなった　わたしのぬけがら　あの人ひとを　さがして遥はるかに　飛とび立たつ影かげよ
赤あかと黒くろのブルース夢ゆめをなくした　奈落ならくの底そこで　何なにをあえぐか　影法師かげぼうし　カルタと酒さけに　ただれた胸むねに　なんで住すめよか　なんで住すめよか　ああ　あの人ひとが　　赤あかと黒くろとの　ドレスの渦うずに　ナイトクラブの　夜よる(よ)は更ふける　妖(あや)しく燃もえる　地獄じごくの花はなに　暗くらいこころが　暗くらいこころが　ああ　またうずく　　月つきも疲つかれた　小しょう窓まどの空そらに　見みるは涯(はて)ない　闇やみばかり　倒たおれて眠ねむる　モロッコ椅子いすに　落おちた涙なみだを　落おちた涙なみだを　ああ　誰だれが知しろ	青江あおえ三奈みな	宮川みやがわ哲夫てつお	吉田よしだ正ただし		夢ゆめをなくした　奈落ならくの底そこで　何なにをあえぐか　影法師かげぼうし　カルタと酒さけに　ただれた胸むねに　なんで住すめよか　なんで住すめよか　ああ　あの人ひとが　　赤あかと黒くろとの　ドレスの渦うずに　ナイトクラブの　夜よる(よ)は更ふける　妖(あや)しく燃もえる　地獄じごくの花はなに　暗くらいこころが　暗くらいこころが　ああ　またうずく　　月つきも疲つかれた　小しょう窓まどの空そらに　見みるは涯(はて)ない　闇やみばかり　倒たおれて眠ねむる　モロッコ椅子いすに　落おちた涙なみだを　落おちた涙なみだを　ああ　誰だれが知しろ
明日あしたはお立たちか明日あしたはお立たちか　お名残なごりおしや　なまじ逢あわねば　泣なくまいに　こころとこころ　つないだ糸いとは　なんで切きれましょ　切きれやせぬ　　思おもうばかりで　口くちには云いえず　握にぎるこの手てを　忘わすれずに　お山やまも今朝けさは　泪なみだで曇くもる　君きみを見送みおくる　峠とうげ道みち　　時計とけいみつめて　いまごろあたり　汽車きしゃを降おりてか　船ふねの中なか　船酔ふなよいせぬか　嵐あらしはこぬか　あれさ夜空よぞらに　夫婦ふうふ星ぼし	青江あおえ三奈みな	佐伯さえき孝夫たかお	佐々木ささき俊一しゅんいち		明日あしたはお立たちか　お名残なごりおしや　なまじ逢あわねば　泣なくまいに　こころとこころ　つないだ糸いとは　なんで切きれましょ　切きれやせぬ　　思おもうばかりで　口くちには云いえず　握にぎるこの手てを　忘わすれずに　お山やまも今朝けさは　泪なみだで曇くもる　君きみを見送みおくる　峠とうげ道みち　　時計とけいみつめて　いまごろあたり　汽車きしゃを降おりてか　船ふねの中なか　船酔ふなよいせぬか　嵐あらしはこぬか　あれさ夜空よぞらに　夫婦ふうふ星ぼし
あなたもしも私わたしが家いえを建たてたなら　小ちいさな家いえを建たてたでしょう　大おおきな窓まどと小ちいさなドアーと　部屋へやには古ふるい暖炉だんろがあるのよ　真赤まっかなバラと白しろいパンジー　小犬こいぬの横よこにはあなたあなた　あなたがいて欲ほしい　それが私わたしの夢ゆめだったのよ　いとしいあなたは今いまどこに　　ブルーのじゅうたん敷しきつめて　楽たのしく笑わらって暮くらすのよ　家いえの外そとでは坊ぼうやが遊あそび　坊ぼうやの横よこにはあなたあなた　あなたがいて欲ほしい　それが二に人にんの望のぞみだったのよ　いとしいあなたは今いまどこに　　そして私わたしはレースを編あむのよ　わたしの横よこには　わたしの横よこには　あなたあなた　あなたが居いてほしい	青江あおえ三奈みな	小坂こさか明子あきこ	小坂こさか明子あきこ		もしも私わたしが家いえを建たてたなら　小ちいさな家いえを建たてたでしょう　大おおきな窓まどと小ちいさなドアーと　部屋へやには古ふるい暖炉だんろがあるのよ　真赤まっかなバラと白しろいパンジー　小犬こいぬの横よこにはあなたあなた　あなたがいて欲ほしい　それが私わたしの夢ゆめだったのよ　いとしいあなたは今いまどこに　　ブルーのじゅうたん敷しきつめて　楽たのしく笑わらって暮くらすのよ　家いえの外そとでは坊ぼうやが遊あそび　坊ぼうやの横よこにはあなたあなた　あなたがいて欲ほしい　それが二に人にんの望のぞみだったのよ　いとしいあなたは今いまどこに　　そして私わたしはレースを編あむのよ　わたしの横よこには　わたしの横よこには　あなたあなた　あなたが居いてほしい
あなたとわたし肌はだでおぼえた　恋こいの味あじ　こころでそっと　かみしめて　なんにも知しらない　顔かおしてる　あなたとわたしの　夜よるが更ふける　ああ……　ふたりだけの　ふたりだけの　ブルースよ　　花はなになりたい　夢ゆめがある　あなたの胸むねに　咲さきながら　女おんなの命いのちが　燃もえている　あなたとわたしの　夜よるが更ふける　ああ……　ふたりだけの　ふたりだけの　ブルースよ　　燃もえるこころの　つきるまで　ふたりの愛あいは　変かわらない　風ふうも知しってる　あの時ときを　あなたとわたしの　夜よるが更ふける　ああ……　ふたりだけの　ふたりだけの　ブルースよ	青江あおえ三奈みな	川内かわうち康範やすのり	浜口はまぐち庫之助くらのすけ		肌はだでおぼえた　恋こいの味あじ　こころでそっと　かみしめて　なんにも知しらない　顔かおしてる　あなたとわたしの　夜よるが更ふける　ああ……　ふたりだけの　ふたりだけの　ブルースよ　　花はなになりたい　夢ゆめがある　あなたの胸むねに　咲さきながら　女おんなの命いのちが　燃もえている　あなたとわたしの　夜よるが更ふける　ああ……　ふたりだけの　ふたりだけの　ブルースよ　　燃もえるこころの　つきるまで　ふたりの愛あいは　変かわらない　風ふうも知しってる　あの時ときを　あなたとわたしの　夜よるが更ふける　ああ……　ふたりだけの　ふたりだけの　ブルースよ
あなたに泣ないたあなたに泣ないた　愛あいして泣ないた　こころの底そこから　しみじみ泣ないた　辛つらい運命うんめいの　重おもたさに　あきらめて　ああ…　ああ…　あなたに泣ないた　　あなたに泣ないた　逢あえずに泣ないた　信しんじることさえ　出来できずに泣ないた　味気あじけないけど　こぼれ酒しゅ　飲のみながら　ああ…　ああ…　あなたに泣ないた　　あなたに泣ないた　別わかれて泣ないた　まぎれはしない　ひとりに泣ないた　派手はでなネオンの　冷つめたさに　負まけたから　ああ…　ああ…　あなたに泣ないた	青江あおえ三奈みな	滝口たきぐち暉子てるこ	宮川みやがわとしを		あなたに泣ないた　愛あいして泣ないた　こころの底そこから　しみじみ泣ないた　辛つらい運命うんめいの　重おもたさに　あきらめて　ああ…　ああ…　あなたに泣ないた　　あなたに泣ないた　逢あえずに泣ないた　信しんじることさえ　出来できずに泣ないた　味気あじけないけど　こぼれ酒しゅ　飲のみながら　ああ…　ああ…　あなたに泣ないた　　あなたに泣ないた　別わかれて泣ないた　まぎれはしない　ひとりに泣ないた　派手はでなネオンの　冷つめたさに　負まけたから　ああ…　ああ…　あなたに泣ないた
雨あめに咲さく花はなおよばぬことと　諦あきらめました　だけど恋こいしい　あの人ひとよ　儘になるなら　いま一いち度ど　ひと目めだけでも　逢あいたいの　　別わかれた人ひとを　思おもえばかなし　呼よんでみたとて　遠とおい空そら　雨あめに打うたれて　泣ないている　花はながわたしの　恋こいかしら　　はかない夢ゆめに　すぎないけれど　忘わすれられない　あの人ひとよ　窓まどに涙なみだの　セレナーデ　ひとり泣なくのよ　むせぶのよ　ひとり泣なくのよ　むせぶのよ	青江あおえ三奈みな	高橋たかはし掬太郎きくたろう	池田いけだ不二男ふじお		およばぬことと　諦あきらめました　だけど恋こいしい　あの人ひとよ　儘になるなら　いま一いち度ど　ひと目めだけでも　逢あいたいの　　別わかれた人ひとを　思おもえばかなし　呼よんでみたとて　遠とおい空そら　雨あめに打うたれて　泣ないている　花はながわたしの　恋こいかしら　　はかない夢ゆめに　すぎないけれど　忘わすれられない　あの人ひとよ　窓まどに涙なみだの　セレナーデ　ひとり泣なくのよ　むせぶのよ　ひとり泣なくのよ　むせぶのよ
夜来やらい香こうあわれ春風しゅんぷうに　嘆なげくうぐいすよ　月つきに切せつなくも　匂におう夜来やらい香こう　この香かおりよ　　長ながき夜よる(よ)の泪なみだ　唄うたううぐいすよ　恋こいの夢ゆめ消きえて　残のこる夜来やらい香こう　この夜来やらい香こう　　夜来やらい香こう　白しろい花はな　夜来やらい香こう　恋こいの花はな　あゝ　胸むね痛いたく　唄うたかなし　　あわれ春風しゅんぷうに　嘆なげくうぐいすよ　つきぬ思おもい出での　花はなは夜来やらい香こう　恋こいの夜来やらい香こう　　あわれ春風しゅんぷうに　嘆なげくうぐいすよ　つきぬ思おもい出での　花はなは夜来やらい香こう　恋こいの夜来やらい香こう　　夜来やらい香こう　夜来やらい香こう　夜来やらい香こう	青江あおえ三奈みな	佐伯さえき孝夫たかお	黎はじむ綿めん光こう		あわれ春風しゅんぷうに　嘆なげくうぐいすよ　月つきに切せつなくも　匂におう夜来やらい香こう　この香かおりよ　　長ながき夜よる(よ)の泪なみだ　唄うたううぐいすよ　恋こいの夢ゆめ消きえて　残のこる夜来やらい香こう　この夜来やらい香こう　　夜来やらい香こう　白しろい花はな　夜来やらい香こう　恋こいの花はな　あゝ　胸むね痛いたく　唄うたかなし　　あわれ春風しゅんぷうに　嘆なげくうぐいすよ　つきぬ思おもい出での　花はなは夜来やらい香こう　恋こいの夜来やらい香こう　　あわれ春風しゅんぷうに　嘆なげくうぐいすよ　つきぬ思おもい出での　花はなは夜来やらい香こう　恋こいの夜来やらい香こう　　夜来やらい香こう　夜来やらい香こう　夜来やらい香こう
池袋いけぶくろの夜よるあなたに逢あえぬ　悲かなしさに　涙なみだもかれて　しまうほど　泣ないて悩なやんで　死しにたくなるの　せめないわ　せめないわ　どうせ気きまぐれ東京とうきょうの　夜よるの池袋いけぶくろ　　他人たにんのままで　別わかれたら　よかったものを　もうおそい　美よし久仁くに小路こうじ(みくにこうじ)の　灯あかりのように　待まちますわ　待まちますわ　さようならなんて言いわれない　夜よるの池袋いけぶくろ　　にげてしまった　幸福こうふくは　しょせん女おんなの　身みにつかぬ　お酒さけで忘わすれる　人生じんせい横丁よこちょう　いつまでも　いつまでも　どうせ気きまぐれ東京とうきょうの　夜よるの池袋いけぶくろ	青江あおえ三奈みな	吉川よしかわ静夫しずお	渡久地とぐち政信まさのぶ		あなたに逢あえぬ　悲かなしさに　涙なみだもかれて　しまうほど　泣ないて悩なやんで　死しにたくなるの　せめないわ　せめないわ　どうせ気きまぐれ東京とうきょうの　夜よるの池袋いけぶくろ　　他人たにんのままで　別わかれたら　よかったものを　もうおそい　美よし久仁くに小路こうじ(みくにこうじ)の　灯あかりのように　待まちますわ　待まちますわ　さようならなんて言いわれない　夜よるの池袋いけぶくろ　　にげてしまった　幸福こうふくは　しょせん女おんなの　身みにつかぬ　お酒さけで忘わすれる　人生じんせい横丁よこちょう　いつまでも　いつまでも　どうせ気きまぐれ東京とうきょうの　夜よるの池袋いけぶくろ
伊勢佐木いせざき町まちブルースあなた知しってる　港みなとヨコハマ　街まちの並木なみきに　潮風しおかぜ吹ふけば　花はな散ちる夜よるを　惜おしむよに　伊勢佐木いせざきあたりに　灯ひ(あかり)がともる　恋こいと情なさけの　ドゥドゥビ　ジュビドゥビ　ジュビドゥヴァ……　灯ひ(ひ)がともる　　あたしはじめて　港みなとヨコハマ　雨あめがそぼ降ふり　汽笛きてきが鳴なれば　波止場はとばの別わかれ　惜おしむよに　伊勢佐木いせざきあたりに　灯ひがともる　夢ゆめをふりまく　ドゥドゥビ　ジュビドゥビ　ジュビドゥヴァ……　灯ひ(ひ)がともる　　あなた馴染なじみの　港みなとヨコハマ　人ひとにかくれて　あの娘むすめ(こ)が泣ないた　涙なみだが花はなに　なる時ときに　伊勢佐木いせざきあたりに　灯ひがともる　恋こいのムードの　ドゥドゥビ　ジュビドゥビ　ジュビドゥヴァ……　灯ひ(ひ)がともる	青江あおえ三奈みな	川内かわうち康範やすのり	鈴木すずき庸一よういち		あなた知しってる　港みなとヨコハマ　街まちの並木なみきに　潮風しおかぜ吹ふけば　花はな散ちる夜よるを　惜おしむよに　伊勢佐木いせざきあたりに　灯ひ(あかり)がともる　恋こいと情なさけの　ドゥドゥビ　ジュビドゥビ　ジュビドゥヴァ……　灯ひ(ひ)がともる　　あたしはじめて　港みなとヨコハマ　雨あめがそぼ降ふり　汽笛きてきが鳴なれば　波止場はとばの別わかれ　惜おしむよに　伊勢佐木いせざきあたりに　灯ひがともる　夢ゆめをふりまく　ドゥドゥビ　ジュビドゥビ　ジュビドゥヴァ……　灯ひ(ひ)がともる　　あなた馴染なじみの　港みなとヨコハマ　人ひとにかくれて　あの娘むすめ(こ)が泣ないた　涙なみだが花はなに　なる時ときに　伊勢佐木いせざきあたりに　灯ひがともる　恋こいのムードの　ドゥドゥビ　ジュビドゥビ　ジュビドゥヴァ……　灯ひ(ひ)がともる
うそ折おれた煙草たばこの　吸すいがらで　あなたの嘘うそが　わかるのよ　誰だれかいい女おんな(ひと)　出来できたのね　出来できたのね　あー　半年はんとしあまりの　恋こいなのに　あー　エプロン姿すがたが　よく似合にあう　爪つめもそめずに　いてくれと　女おんながあとから　泣なけるよな　哀あい(かな)しい嘘うその　つける人ひと　　あなた残のこした　わるいくせ　夜中よなかに電話でんわ　かけるくせ　鍵かぎをかけずに　ねむるくせ　ねむるくせ　あー　一緒いっしょになる気きも　ないくせに　あー　花嫁はなよめ衣装いしょうは　どうするの　僕ぼくは着物きものが　好すきだよと　あついくちづけ　くれながら　冷つめたい嘘うその　つける人ひと　　あー　あんまり飲のんでは　いけないよ　あー　帰かえりの車くるまも　気きをつけて　ひとりの身体しんたいじゃ　ないなんて　女おんながほろりと　くるような　優やさしい嘘うその　うまい人ひと	青江あおえ三奈みな	山口やまぐち洋子ようこ	平尾ひらお昌晃まさあき		折おれた煙草たばこの　吸すいがらで　あなたの嘘うそが　わかるのよ　誰だれかいい女おんな(ひと)　出来できたのね　出来できたのね　あー　半年はんとしあまりの　恋こいなのに　あー　エプロン姿すがたが　よく似合にあう　爪つめもそめずに　いてくれと　女おんながあとから　泣なけるよな　哀あい(かな)しい嘘うその　つける人ひと　　あなた残のこした　わるいくせ　夜中よなかに電話でんわ　かけるくせ　鍵かぎをかけずに　ねむるくせ　ねむるくせ　あー　一緒いっしょになる気きも　ないくせに　あー　花嫁はなよめ衣装いしょうは　どうするの　僕ぼくは着物きものが　好すきだよと　あついくちづけ　くれながら　冷つめたい嘘うその　つける人ひと　　あー　あんまり飲のんでは　いけないよ　あー　帰かえりの車くるまも　気きをつけて　ひとりの身体しんたいじゃ　ないなんて　女おんながほろりと　くるような　優やさしい嘘うその　うまい人ひと
小樽おたるの灯ひ暗くらいこの世よを　手てさぐりで　生いきて流ながれる　花園はなぞのあたり　浮世うきよ通どおりの　灯ひにすがり　酒さけで自じ口くち分ぶんを　責せめている　そんなあなたに　抱いだかれて泣ないた　小樽おたるの灯ひ　　石いしの坂道さかみち　港町みなとちょう　船ふねが口笛くちぶえ　咲さいてるような　遠とおい汽笛きてきが　淋さびしいの　耳みみをふさいで　涙なみだぐむ　女おんなひとりの　想おもい出で通どおり　小樽おたるの町まちよ　　他人行儀たにんぎょうぎで　とおせたら　つらい噂うわさも　立たたないものを　稲荷いなり小路こうじの　ネオン花はな　男おとこなんかに　だまされて　死しにもできない　夜よるがまた来くる　小樽おたるの灯ひ	青江あおえ三奈みな	吉川よしかわ静夫しずお	渡久地とぐち政信まさのぶ		暗くらいこの世よを　手てさぐりで　生いきて流ながれる　花園はなぞのあたり　浮世うきよ通どおりの　灯ひにすがり　酒さけで自じ口くち分ぶんを　責せめている　そんなあなたに　抱いだかれて泣ないた　小樽おたるの灯ひ　　石いしの坂道さかみち　港町みなとちょう　船ふねが口笛くちぶえ　咲さいてるような　遠とおい汽笛きてきが　淋さびしいの　耳みみをふさいで　涙なみだぐむ　女おんなひとりの　想おもい出で通どおり　小樽おたるの町まちよ　　他人行儀たにんぎょうぎで　とおせたら　つらい噂うわさも　立たたないものを　稲荷いなり小路こうじの　ネオン花はな　男おとこなんかに　だまされて　死しにもできない　夜よるがまた来くる　小樽おたるの灯ひ
男おとこの純情じゅんじょう男おとこいのちの　純情じゅんじょうは　燃もえてかがやく　金かねの星ほし　夜よるの都と(みやこ)の　大空おおぞらに　曇くもる涙なみだを　誰だれが知しろ　　影かげはやくざに　やつれても　きいてくれるな　この胸むねを　所詮しょせん(しょせん)　男おとこのゆく道みちは　なんで女おんなが　知しるものか　　暗くらい夜空よぞらが　明あけたなら　若わかいみどりの　朝風あさかぜに　金かねもいらなきゃ　名なもいらぬ　愛あいの古巣ふるす(ふるす)へ　帰かえろうよ	青江あおえ三奈みな	佐藤さとう惣之助そうのすけ	古賀こが政男まさお		男おとこいのちの　純情じゅんじょうは　燃もえてかがやく　金かねの星ほし　夜よるの都と(みやこ)の　大空おおぞらに　曇くもる涙なみだを　誰だれが知しろ　　影かげはやくざに　やつれても　きいてくれるな　この胸むねを　所詮しょせん(しょせん)　男おとこのゆく道みちは　なんで女おんなが　知しるものか　　暗くらい夜空よぞらが　明あけたなら　若わかいみどりの　朝風あさかぜに　金かねもいらなきゃ　名なもいらぬ　愛あいの古巣ふるす(ふるす)へ　帰かえろうよ
女おんなとお酒さけのぶるーすお酒さけに逃にげなきゃ　耐たい(た)えられないほど　辛からし(つら)かったのよ　あの時ときは　酔よって溺おぼれて　この世よの中なかの　裏うらと表ひょうを　知しりました　　寂さびしいこころを　ささえて欲ほしくて　あの夜よるすべて　許ゆるしたの　嘘うそで繕つくろえ(つくろ)う　おとこの狡猾こうかつ(ずるさ)　百ひゃくも承知しょうちで　いたのです　　飲のんで呑のまれて　呑のまれて飲のんで　酒さけ(あなた)とふたりで　生いきる人生じんせい(みち)　なぐさめられては　また泣なかされる　女おんなとお酒さけの　ぶるーすよ　　おんなの倖せ　何なにかと聞きいたら　愛あいすることと　答こたえるわ　儘(まま)にならない　憂うき世よだけれど　人ひとのまごころ　信しんじます　　飲のんで呑のまれて　呑のまれて飲のんで　酒さけ(あなた)とふたりで　生いきる人生じんせい(みち)　なぐさめられては　また泣なかされる　女おんなとお酒さけの　ぶるーすよ　女おんなとお酒さけの　ぶるーすよ	青江あおえ三奈みな	仁井にい谷たに俊也としや	宮下みやした健治けんじ		お酒さけに逃にげなきゃ　耐たい(た)えられないほど　辛からし(つら)かったのよ　あの時ときは　酔よって溺おぼれて　この世よの中なかの　裏うらと表ひょうを　知しりました　　寂さびしいこころを　ささえて欲ほしくて　あの夜よるすべて　許ゆるしたの　嘘うそで繕つくろえ(つくろ)う　おとこの狡猾こうかつ(ずるさ)　百ひゃくも承知しょうちで　いたのです　　飲のんで呑のまれて　呑のまれて飲のんで　酒さけ(あなた)とふたりで　生いきる人生じんせい(みち)　なぐさめられては　また泣なかされる　女おんなとお酒さけの　ぶるーすよ　　おんなの倖せ　何なにかと聞きいたら　愛あいすることと　答こたえるわ　儘(まま)にならない　憂うき世よだけれど　人ひとのまごころ　信しんじます　　飲のんで呑のまれて　呑のまれて飲のんで　酒さけ(あなた)とふたりで　生いきる人生じんせい(みち)　なぐさめられては　また泣なかされる　女おんなとお酒さけの　ぶるーすよ　女おんなとお酒さけの　ぶるーすよ
大阪おおさかブルースあんな男おとこと　言いいながら　あんな男おとこが　忘られぬ　ネオンのにじむ窓まど　夜よふけて雨あめがふる　あなた寒さむいわ　抱だきしめて　あーあああ　夢ゆめに泣なく　大阪おおさかブルース　　いっそひとりが　気楽きらくさと　笑わらう目めもとが　なぜ翳かげる　淋さびしさまぎらせる　お酒さけは涙なみだ割わり　あなたつらいわ　酔よわせてよ　あーあああ　流ながれゆく　大阪おおさかブルース　　肩かたにしぐれが　似合にあうよな　よわい女おんなに　誰だれがした　も一度いちどあたためて　あなたのその胸むねに　ふたり生いきたい　この街まちで　あーあああ　春はるはいつ　大阪おおさかブルース	青江あおえ三奈みな	水木みずきかおる	鈴木すずき邦彦くにひこ		あんな男おとこと　言いいながら　あんな男おとこが　忘られぬ　ネオンのにじむ窓まど　夜よふけて雨あめがふる　あなた寒さむいわ　抱だきしめて　あーあああ　夢ゆめに泣なく　大阪おおさかブルース　　いっそひとりが　気楽きらくさと　笑わらう目めもとが　なぜ翳かげる　淋さびしさまぎらせる　お酒さけは涙なみだ割わり　あなたつらいわ　酔よわせてよ　あーあああ　流ながれゆく　大阪おおさかブルース　　肩かたにしぐれが　似合にあうよな　よわい女おんなに　誰だれがした　も一度いちどあたためて　あなたのその胸むねに　ふたり生いきたい　この街まちで　あーあああ　春はるはいつ　大阪おおさかブルース
影かげを慕したいてまぼろしの　影かげを慕したいて雨あめの日ひに　月つきにやるせぬ　我わが想おもい　つつめば燃もえゆる　胸むねの火ひに　身みは焦こげ(こが)れつつ　しのび泣なく　　君きみ故こ(きみゆえ)に　永ながき人世じんせい(ひとよ)を霜枯しもがれて　永遠えいえん(とわ)に春はる見みぬ　我わがさだめ　永えいろうべきか　空蝉うつせみ(うつせみ)の　儚はかな(はかな)き影かげよ　我わが恋こいよ	青江あおえ三奈みな	古賀こが政男まさお	古賀こが政男まさお		まぼろしの　影かげを慕したいて雨あめの日ひに　月つきにやるせぬ　我わが想おもい　つつめば燃もえゆる　胸むねの火ひに　身みは焦こげ(こが)れつつ　しのび泣なく　　君きみ故こ(きみゆえ)に　永ながき人世じんせい(ひとよ)を霜枯しもがれて　永遠えいえん(とわ)に春はる見みぬ　我わがさだめ　永えいろうべきか　空蝉うつせみ(うつせみ)の　儚はかな(はかな)き影かげよ　我わが恋こいよ
カスバの女おんな涙なみだじゃないのよ　浮気うわきな雨あめに　ちょっぴりこの頬ほお　濡ぬらしただけさ　ここは地ちの果はて　アルジェリア　どうせカスバの　夜よるに咲さく　酒場さかばの女おんなの　うす情なさけ　　唄うたってあげましょ　わたしでよけりゃ　セイヌのたそがれ　瞼まぶたの都と　花はなはマロニエ　シャンゼリゼ　赤あかい風車かざぐるまの　踊おどり子この　今更いまさらかえらぬ　身みの上うえを　　貴男たかおも妾わらわも　買かわれた命いのち　恋こいしてみたとて　一夜いちやの火花ひばな　明日あしたはチュニスか　モロッコか　泣ないて手てをふる　うしろ影かげ　外人がいじん部隊ぶたいの　白しろい服ふく	青江あおえ三奈みな	大高おおだかひさを	久我山くがやま明あきら		涙なみだじゃないのよ　浮気うわきな雨あめに　ちょっぴりこの頬ほお　濡ぬらしただけさ　ここは地ちの果はて　アルジェリア　どうせカスバの　夜よるに咲さく　酒場さかばの女おんなの　うす情なさけ　　唄うたってあげましょ　わたしでよけりゃ　セイヌのたそがれ　瞼まぶたの都と　花はなはマロニエ　シャンゼリゼ　赤あかい風車かざぐるまの　踊おどり子この　今更いまさらかえらぬ　身みの上うえを　　貴男たかおも妾わらわも　買かわれた命いのち　恋こいしてみたとて　一夜いちやの火花ひばな　明日あしたはチュニスか　モロッコか　泣ないて手てをふる　うしろ影かげ　外人がいじん部隊ぶたいの　白しろい服ふく
彼かれと…たそがれが　あの窓まどにおりて来きて　カーテンをむらさきに　そめている　坂道さかみちの　あたりまで出迎でむかえに　行いこうかと手てを休やすめ　ふと思おもう　彼かれと　くらしているこの部屋へやで　いつかは泣なく日ひが　来くるだろうか　カタカタとサンダルを　踏ふみならし　バスが着つく時間じかん見みて　走はしり出だす　　街まちの灯ひを　肩かた寄よせて見みていたら　この人ひとは何なにだろうと　感かんじるの　一いち年ねんが　過すぎたのにまだ彼かれは　誰だれにでも妹いもうとだと　話はなしてる　彼かれと　くらしているこの部屋へやで　いつかは泣なく日ひが　来くるだろうか　ポロポロとわけもなく　泣なけて来くる　しあわせで頼たよりない　夜よふけごろ	青江あおえ三奈みな	阿久あく悠ゆう	三木みきたかし		たそがれが　あの窓まどにおりて来きて　カーテンをむらさきに　そめている　坂道さかみちの　あたりまで出迎でむかえに　行いこうかと手てを休やすめ　ふと思おもう　彼かれと　くらしているこの部屋へやで　いつかは泣なく日ひが　来くるだろうか　カタカタとサンダルを　踏ふみならし　バスが着つく時間じかん見みて　走はしり出だす　　街まちの灯ひを　肩かた寄よせて見みていたら　この人ひとは何なにだろうと　感かんじるの　一いち年ねんが　過すぎたのにまだ彼かれは　誰だれにでも妹いもうとだと　話はなしてる　彼かれと　くらしているこの部屋へやで　いつかは泣なく日ひが　来くるだろうか　ポロポロとわけもなく　泣なけて来くる　しあわせで頼たよりない　夜よふけごろ
北きたの盛さかり場ばああ　逢あいたい　逢あいたい　あのひと…　　粉雪こゆき舞まい散ちる盛さかり場ばは　なぜか　はかなげな　女おんながいる　無口むくちでさびしい　ひとがいる　恋こいなどしないと　唇くちびるかみしめ　うつくむ横顔よこがおに　心しんを魅み(ひ)かれて　またたずね行ゆく　ああ　逢あいたい　逢あいたい　あのひと　ああ　北国きたぐに　盛さかり場ば　恋こい灯あかり　　乗のりかえ駅えきから二ふたつ目めの　こんな悲かなしげな盛さかり場ばにも　いのちを賭と(か)けたい　ひとがいる　不幸ふこうになるから　誘さそっちゃ駄目だめよと　身みをひく　いじらしさ　捨すててはおけない　気きにさせるのさ　ああ　逢あいたい　逢あいたい　あのひと　ああ　北国きたぐに　盛さかり場ば　恋こい灯あかり	青江あおえ三奈みな	阿久あく悠ゆう	井上いのうえ忠夫ただお		ああ　逢あいたい　逢あいたい　あのひと…　　粉雪こゆき舞まい散ちる盛さかり場ばは　なぜか　はかなげな　女おんながいる　無口むくちでさびしい　ひとがいる　恋こいなどしないと　唇くちびるかみしめ　うつくむ横顔よこがおに　心しんを魅み(ひ)かれて　またたずね行ゆく　ああ　逢あいたい　逢あいたい　あのひと　ああ　北国きたぐに　盛さかり場ば　恋こい灯あかり　　乗のりかえ駅えきから二ふたつ目めの　こんな悲かなしげな盛さかり場ばにも　いのちを賭と(か)けたい　ひとがいる　不幸ふこうになるから　誘さそっちゃ駄目だめよと　身みをひく　いじらしさ　捨すててはおけない　気きにさせるのさ　ああ　逢あいたい　逢あいたい　あのひと　ああ　北国きたぐに　盛さかり場ば　恋こい灯あかり
気きまぐれブルースあなたを愛あいした　愛あいしたからには　死しぬまで変かわらぬ　誓ちかって欲ほしい　女おんなごころを　知しりながら　嘘うそと真実しんじつは　気きまぐれなのさ　うそぶきながらも　火ひをつける　ああ　ああ　わるい人ひと　　お前まえを好すきでも　どうにもならない　生うまれた時ときから　こうしてきたと　女おんなごころを　知しりながら　明日あしたのことなど　わかりはしない　うそぶきながらも　抱いだきよせる　ああ　ああ　わるい人ひと　　冷つめたくされると　なおさら燃もえるわ　せめて嘘うそでも　信しんじていたい　女おんなごころを　知しりながら　逢あった運命うんめいが　気きまぐれなのさ　うそぶきながらも　惹ひきよせる　ああ　ああ　わるい人ひと	青江あおえ三奈みな	川内かわうち康範やすのり	曽根そね幸さいわい明あきら		あなたを愛あいした　愛あいしたからには　死しぬまで変かわらぬ　誓ちかって欲ほしい　女おんなごころを　知しりながら　嘘うそと真実しんじつは　気きまぐれなのさ　うそぶきながらも　火ひをつける　ああ　ああ　わるい人ひと　　お前まえを好すきでも　どうにもならない　生うまれた時ときから　こうしてきたと　女おんなごころを　知しりながら　明日あしたのことなど　わかりはしない　うそぶきながらも　抱いだきよせる　ああ　ああ　わるい人ひと　　冷つめたくされると　なおさら燃もえるわ　せめて嘘うそでも　信しんじていたい　女おんなごころを　知しりながら　逢あった運命うんめいが　気きまぐれなのさ　うそぶきながらも　惹ひきよせる　ああ　ああ　わるい人ひと
君きみ恋こいし宵闇よいやみせまれば悩なやみははてなし　みだるるこころに　うつるは誰だれがかげ　君きみ恋こいしくちびるあせねど　なみだはあふれて今宵こよいも更ふけゆく　　唄うた声ごえすぎゆき足音あしおとひびけど　いずこにたずねん　こころのおもかげ　君きみ恋こいしおもいはみだれて　苦くるしき幾夜いくよを誰だれがため忍しのばん　　君きみ恋こいしくくちびるあせねど　なみだはあふれて今宵こよいも更ふけゆく　今宵こよいも更ふけゆく	青江あおえ三奈みな	時雨しぐれ音羽おとわ	佐々ささ紅くれない華はな		宵闇よいやみせまれば悩なやみははてなし　みだるるこころに　うつるは誰だれがかげ　君きみ恋こいしくちびるあせねど　なみだはあふれて今宵こよいも更ふけゆく　　唄うた声ごえすぎゆき足音あしおとひびけど　いずこにたずねん　こころのおもかげ　君きみ恋こいしおもいはみだれて　苦くるしき幾夜いくよを誰だれがため忍しのばん　　君きみ恋こいしくくちびるあせねど　なみだはあふれて今宵こよいも更ふけゆく　今宵こよいも更ふけゆく
木屋こや町まちの女おんな京都きょうとなみだ色しょく　あなた失しつくした町まち　蒼あおい日暮ひぐれが来きて　想おもい出でが消きえる　恋こいを奪うばった　白しろい羽織はおりの　木屋こや町まちの女おんな　ああ　あなたが逃にげてゆく　石いしだたみ　　京都きょうと大文字おおもじ　愛あいを重かさねた夜よる　夜空よぞらこがした火ひも　いつか消きえていた　思おもいがけない　別わかれの朝あさに　答こたえがなくって　ああ　あなたを追おいかけた　石いしだたみ　　京都きょうとたそがれに　人ひとの噂うわさきいて　地図ちずをたよりに来きた　あなたが住すむ町まち　憎にくむ心しんと　背中合せなかあわせの　愛あいに生いきたけど　ああ　あなたが忘られぬ石いしだたみ	青江あおえ三奈みな	千せん坊ぼうさかえ	花はな礼二れいじ		京都きょうとなみだ色しょく　あなた失しつくした町まち　蒼あおい日暮ひぐれが来きて　想おもい出でが消きえる　恋こいを奪うばった　白しろい羽織はおりの　木屋こや町まちの女おんな　ああ　あなたが逃にげてゆく　石いしだたみ　　京都きょうと大文字おおもじ　愛あいを重かさねた夜よる　夜空よぞらこがした火ひも　いつか消きえていた　思おもいがけない　別わかれの朝あさに　答こたえがなくって　ああ　あなたを追おいかけた　石いしだたみ　　京都きょうとたそがれに　人ひとの噂うわさきいて　地図ちずをたよりに来きた　あなたが住すむ町まち　憎にくむ心しんと　背中合せなかあわせの　愛あいに生いきたけど　ああ　あなたが忘られぬ石いしだたみ
京都きょうと慕情ぼじょうあの人ひとの姿すがた懐なつかしい　黄昏たそがれの河原町かわらまち　恋こいは　恋こいは弱よわい女おんなを　どうして泣なかせるの　苦くるしめないで　ああ責せめないで　別わかれのつらさ知しりながら　あの人ひとの言葉ことば想おもい出だす　夕焼ゆうやけの高瀬川たかせがわ　　遠とおい日ひの愛あいの残のこり火びが　燃もえてる嵐山あらしやま　すべて　すべてあなたのことが　どうして消けせないの　苦くるしめないで　ああ責せめないで　別わかれのつらさ知しりながら　遠とおい日ひは二度にどと帰かえらない　夕ゆうやみの東山ひがしやま　　苦くるしめないで　ああ責せめないで　別わかれのつらさ知しりながら　遠とおい日ひは二度にどと帰かえらない　夕ゆうやみの桂川かつらがわ	青江あおえ三奈みな	林はやし春生はるお	ザ・ベンチャーズ		あの人ひとの姿すがた懐なつかしい　黄昏たそがれの河原町かわらまち　恋こいは　恋こいは弱よわい女おんなを　どうして泣なかせるの　苦くるしめないで　ああ責せめないで　別わかれのつらさ知しりながら　あの人ひとの言葉ことば想おもい出だす　夕焼ゆうやけの高瀬川たかせがわ　　遠とおい日ひの愛あいの残のこり火びが　燃もえてる嵐山あらしやま　すべて　すべてあなたのことが　どうして消けせないの　苦くるしめないで　ああ責せめないで　別わかれのつらさ知しりながら　遠とおい日ひは二度にどと帰かえらない　夕ゆうやみの東山ひがしやま　　苦くるしめないで　ああ責せめないで　別わかれのつらさ知しりながら　遠とおい日ひは二度にどと帰かえらない　夕ゆうやみの桂川かつらがわ
霧きりのハイウェー誰だれがつけたか　ドリームコース　デイトが二に人にんの　幸福こうふくなのよ　時間じかんの限かぎりを　寄より添そいながら　恋こいのドライブ　夜よるを夜よるを明あかして　ああオレンジカラーの　夢ゆめを見みる　　汐しおの香かおりを　身みに沁しみこませ　今夜こんやもあなたは　迎むかえに来きたわ　恋こいのドライブ　瞳ひとみをよぎる　幸福こうふく色しょくの　虹にじが虹にじが飛とんでく　ああ霧きりが流ながれる　高速こうそく道路どうろ(ハイウェー)　　星ほしがあんなに　降ふる夜よるに近ちかい　芦屋あしや六甲ろっこう　風ふうさえ甘あまい　オレンジカラーの　光ひかりを切きって　恋こいのドライブ　時ときを時どきを忘わすれて　ああ　あなたの胸むねの　花はなになる	青江あおえ三奈みな	川内かわうち康範やすのり	大野おおの正雄まさお		誰だれがつけたか　ドリームコース　デイトが二に人にんの　幸福こうふくなのよ　時間じかんの限かぎりを　寄より添そいながら　恋こいのドライブ　夜よるを夜よるを明あかして　ああオレンジカラーの　夢ゆめを見みる　　汐しおの香かおりを　身みに沁しみこませ　今夜こんやもあなたは　迎むかえに来きたわ　恋こいのドライブ　瞳ひとみをよぎる　幸福こうふく色しょくの　虹にじが虹にじが飛とんでく　ああ霧きりが流ながれる　高速こうそく道路どうろ(ハイウェー)　　星ほしがあんなに　降ふる夜よるに近ちかい　芦屋あしや六甲ろっこう　風ふうさえ甘あまい　オレンジカラーの　光ひかりを切きって　恋こいのドライブ　時ときを時どきを忘わすれて　ああ　あなたの胸むねの　花はなになる
祇園ぎおん小唄こうた月つき(つき)はおぼろに　東山ひがしやま(ひがしやま)　霞かすみ(かす)む夜毎よごと(よごと)の　かゞり火ひ(び)に　夢ゆめ(ゆめ)もいざよう　紅べに(べに)ざくら　しのぶ思おもえ(おも)いを　振袖ふりそで(ふりそで)に　祇園ぎおん(ぎおん)恋こい(こい)しや　だらりの帯おび(おび)よ　　夏なつ(なつ)は河原かわはら(かわら)の　夕ゆう涼すずし(ゆうすず)み　白しろ(しろ)い襟えり(えり)あし　ぼんぼりに　かくす涙なみだ(なみだ)の　口紅くちべに(くちべに)も　燃もえ(も)えて身み(み)を焼やき(や)く　大文字おおもじ(だいもんじ)　祇園ぎおん(ぎおん)恋こい(こい)しや　だらりの帯おび(おび)よ　　鴨かも(かも)の河原かわはら(かわら)の　水みず(みず)やせて　咽のど(むせ)ぶ瀬音せおと(せをと)に　鐘かね(かね)の声こえ(こえ)　枯(か)れた柳やなぎ(やなぎ)に　秋風あきかぜ(あきかぜ)が　泣(な)くよ今宵こよい(こよい)も　夜よる(よ)もすがら　祇園ぎおん(ぎおん)恋こい(こい)しや　だらりの帯おび(おび)よ	青江あおえ三奈みな	長田ながた幹彦みきひこ	佐々ささ紅くれない華はな		月つき(つき)はおぼろに　東山ひがしやま(ひがしやま)　霞かすみ(かす)む夜毎よごと(よごと)の　かゞり火ひ(び)に　夢ゆめ(ゆめ)もいざよう　紅べに(べに)ざくら　しのぶ思おもえ(おも)いを　振袖ふりそで(ふりそで)に　祇園ぎおん(ぎおん)恋こい(こい)しや　だらりの帯おび(おび)よ　　夏なつ(なつ)は河原かわはら(かわら)の　夕ゆう涼すずし(ゆうすず)み　白しろ(しろ)い襟えり(えり)あし　ぼんぼりに　かくす涙なみだ(なみだ)の　口紅くちべに(くちべに)も　燃もえ(も)えて身み(み)を焼やき(や)く　大文字おおもじ(だいもんじ)　祇園ぎおん(ぎおん)恋こい(こい)しや　だらりの帯おび(おび)よ　　鴨かも(かも)の河原かわはら(かわら)の　水みず(みず)やせて　咽のど(むせ)ぶ瀬音せおと(せをと)に　鐘かね(かね)の声こえ(こえ)　枯(か)れた柳やなぎ(やなぎ)に　秋風あきかぜ(あきかぜ)が　泣(な)くよ今宵こよい(こよい)も　夜よる(よ)もすがら　祇園ぎおん(ぎおん)恋こい(こい)しや　だらりの帯おび(おび)よ
銀座ぎんざブルースたそがれゆく銀座ぎんざ　いとしい街まちよ　恋こいの灯ひつく銀座ぎんざ　夢ゆめ買かう街まちよ　“あの娘むすめの笑顔えがおが可愛かわいい　ちょっと飲のんで行いこうかな”　“ほんとにあなたっていい方かたね　でもただそれだけね”　たそがれゆく銀座ぎんざ　いとしい街まちよ　恋こいの灯ひつく銀座ぎんざ　夢ゆめ買かう街まちよ　　ネオン花はな咲さく銀座ぎんざ　夢ゆめ売うる街まちよ　こころはずむ銀座ぎんざ　夢ゆめ買かう街まちよ　“気きのない素振そぶりが憎にくい　一寸ちょっと酔よってやろうかな”　“耳打みみうち話ばなしが気きになるわ　あなた意地悪いじわるね”　ネオン花はな咲さく銀座ぎんざ　夢ゆめ売うる街まちよ　こころはずむ銀座ぎんざ　夢ゆめ買かう街まちよ　　ルルールルールルー銀座ぎんざ　ルルールルールルー銀座ぎんざ　“あの娘むすめの気持きもちはどうだろう　ちょっと聞きいてみようかな”　“目もくと目めで交かわしたお話はなしが　ピンと来きてるのよ”　今宵こよい更ふけゆく銀座ぎんざ　たのしい街まちよ　ふたり消きえゆく銀座ぎんざ　夜霧よぎりの街まちよ	青江あおえ三奈みな	相良さがら武たけし	鈴木すずき道明みちあき		たそがれゆく銀座ぎんざ　いとしい街まちよ　恋こいの灯ひつく銀座ぎんざ　夢ゆめ買かう街まちよ　“あの娘むすめの笑顔えがおが可愛かわいい　ちょっと飲のんで行いこうかな”　“ほんとにあなたっていい方かたね　でもただそれだけね”　たそがれゆく銀座ぎんざ　いとしい街まちよ　恋こいの灯ひつく銀座ぎんざ　夢ゆめ買かう街まちよ　　ネオン花はな咲さく銀座ぎんざ　夢ゆめ売うる街まちよ　こころはずむ銀座ぎんざ　夢ゆめ買かう街まちよ　“気きのない素振そぶりが憎にくい　一寸ちょっと酔よってやろうかな”　“耳打みみうち話ばなしが気きになるわ　あなた意地悪いじわるね”　ネオン花はな咲さく銀座ぎんざ　夢ゆめ売うる街まちよ　こころはずむ銀座ぎんざ　夢ゆめ買かう街まちよ　　ルルールルールルー銀座ぎんざ　ルルールルールルー銀座ぎんざ　“あの娘むすめの気持きもちはどうだろう　ちょっと聞きいてみようかな”　“目もくと目めで交かわしたお話はなしが　ピンと来きてるのよ”　今宵こよい更ふけゆく銀座ぎんざ　たのしい街まちよ　ふたり消きえゆく銀座ぎんざ　夜霧よぎりの街まちよ
銀座ぎんざブルー・ナイト銀座ぎんざひともし　ブルーのコート　女心おんなごころが　流ながれて行いくわ　ネオンの影かげで　恋こいに泣なき　未練みれんでうたう　流行りゅうこう歌か　いいじゃないの　いいじゃないの　銀座ぎんざの女おんなは情じょうがあって　いいじゃないの　　銀座ぎんざそぼ降ふる　小雨こさめに濡ぬれて　帰かえる車くるまを　見送みおくる女おんな　冷つめたくしないで　欲ほしいのと　別わかれた言葉ことばが　キザだけど　いいじゃないの　いいじゃないの　銀座ぎんざの女おんなはムードがあって　いいじゃないの　　銀座ぎんざひと夜やの　ブルーのお酒さけ　好すきなあなたが　来こない夜よる　ひとり遊あそびの　占うらないも　すねてうらんで　泣なきと出でた　いいじゃないの　いいじゃないの　銀座ぎんざの女おんなは情じょうがあって　いいじゃないの	青江あおえ三奈みな	橋本はしもと淳あつし	吉田よしだ正ただし		銀座ぎんざひともし　ブルーのコート　女心おんなごころが　流ながれて行いくわ　ネオンの影かげで　恋こいに泣なき　未練みれんでうたう　流行りゅうこう歌か　いいじゃないの　いいじゃないの　銀座ぎんざの女おんなは情じょうがあって　いいじゃないの　　銀座ぎんざそぼ降ふる　小雨こさめに濡ぬれて　帰かえる車くるまを　見送みおくる女おんな　冷つめたくしないで　欲ほしいのと　別わかれた言葉ことばが　キザだけど　いいじゃないの　いいじゃないの　銀座ぎんざの女おんなはムードがあって　いいじゃないの　　銀座ぎんざひと夜やの　ブルーのお酒さけ　好すきなあなたが　来こない夜よる　ひとり遊あそびの　占うらないも　すねてうらんで　泣なきと出でた　いいじゃないの　いいじゃないの　銀座ぎんざの女おんなは情じょうがあって　いいじゃないの
グッド・ナイトGOOD NIGHT GOOD NIGHT　SWEET HEART GOOD NIGHT　なんでもない様ように　街角まちかどで　別わかれたけれど　あの夜よるから　忘わすれられなく　なっちゃった　名残なごり惜おしさに　ああ　星ほしを見みつめりゃ　泣なけてくる　GOOD NIGHT GOOD NIGHT　SWEET HEART GOOD NIGHT　　わたしがひとりで　ただ熱あつく　燃もえてることなど　知しらないで　霧きりが降ふる降ふる　夜よるが更ふける　肩かたに散ちらした　ああ　髪かみも吐息といきに　ふるえてる　GOOD NIGHT GOOD NIGHT　SWEET HEART GOOD NIGHT　　涙なみだぐんでる　泣ないてるに　恋こいにゃつれない　ああ　青あおい街灯がいとうの　曲まがり角かど　GOOD NIGHT GOOD NIGHT　SWEET HEART GOOD NIGHT	青江あおえ三奈みな	佐伯さえき孝夫たかお	吉田よしだ正ただし		GOOD NIGHT GOOD NIGHT　SWEET HEART GOOD NIGHT　なんでもない様ように　街角まちかどで　別わかれたけれど　あの夜よるから　忘わすれられなく　なっちゃった　名残なごり惜おしさに　ああ　星ほしを見みつめりゃ　泣なけてくる　GOOD NIGHT GOOD NIGHT　SWEET HEART GOOD NIGHT　　わたしがひとりで　ただ熱あつく　燃もえてることなど　知しらないで　霧きりが降ふる降ふる　夜よるが更ふける　肩かたに散ちらした　ああ　髪かみも吐息といきに　ふるえてる　GOOD NIGHT GOOD NIGHT　SWEET HEART GOOD NIGHT　　涙なみだぐんでる　泣ないてるに　恋こいにゃつれない　ああ　青あおい街灯がいとうの　曲まがり角かど　GOOD NIGHT GOOD NIGHT　SWEET HEART GOOD NIGHT
恋こい命いのち一人ひとりで生いきても命いのちはいのち　二人ふたりで生いきても命いのちはいのち　だから 賭かけてるあなた一人ひとりに　つまずき つまずきやっとのことに　つかんだほんとの恋こいだから　　どこで死しんでも命いのちはいのち　どこで生いきても命いのちはいのち　会あうも さだめよ別わかれもさだめ　この世よの きまりをのりこえて　たがいに あずけた恋こい命いのち　　なんに散ちらそうと命いのちはいのち　なんに咲さこうと命いのちはいのち　だから 悔くいなく二人ふたりで燃もえて　いのち ひとつに溶とけあって　あなたと 揚あげる恋こい花火はなび	青江あおえ三奈みな	川内かわうち康範やすのり	川内かわうち康範やすのり		一人ひとりで生いきても命いのちはいのち　二人ふたりで生いきても命いのちはいのち　だから 賭かけてるあなた一人ひとりに　つまずき つまずきやっとのことに　つかんだほんとの恋こいだから　　どこで死しんでも命いのちはいのち　どこで生いきても命いのちはいのち　会あうも さだめよ別わかれもさだめ　この世よの きまりをのりこえて　たがいに あずけた恋こい命いのち　　なんに散ちらそうと命いのちはいのち　なんに咲さこうと命いのちはいのち　だから 悔くいなく二人ふたりで燃もえて　いのち ひとつに溶とけあって　あなたと 揚あげる恋こい花火はなび

曲名きょくめい	歌手かしゅ名めい	作詞さくし者しゃ名めい	作曲さっきょく者しゃ名めい	編曲へんきょく者しゃ名めい	歌うたい出だし
恍惚こうこつのブルース女おんなの命いのちは　恋こいだから　恋こいにおぼれて流ながされて　死しぬほどたのしい夢ゆめをみた　あとはおぼろ　あとはおぼろ　ああ　今宵こよいまたしのびよる　恍惚こうこつのブルースよ　　あたしをこんなにしたあなた　ブルーシルクの雨あめが降おり　こころがしっとり濡ぬれていた　あとはおぼろ　あとはおぼろ　ああ　今宵こよいまたしのびなく　恍惚こうこつのブルースよ　　あなたがこんなにしたわたし　ブルーパールの霧きりが降おり　わたしは貝かいになっていた　あとはおぼろ　あとはおぼろ　ああ　今宵こよいまたすすり泣なく　恍惚こうこつのブルースよ	青江あおえ三奈みな	川内かわうち康範やすのり	浜口はまぐち庫之助くらのすけ		女おんなの命いのちは　恋こいだから　恋こいにおぼれて流ながされて　死しぬほどたのしい夢ゆめをみた　あとはおぼろ　あとはおぼろ　ああ　今宵こよいまたしのびよる　恍惚こうこつのブルースよ　　あたしをこんなにしたあなた　ブルーシルクの雨あめが降おり　こころがしっとり濡ぬれていた　あとはおぼろ　あとはおぼろ　ああ　今宵こよいまたしのびなく　恍惚こうこつのブルースよ　　あなたがこんなにしたわたし　ブルーパールの霧きりが降おり　わたしは貝かいになっていた　あとはおぼろ　あとはおぼろ　ああ　今宵こよいまたすすり泣なく　恍惚こうこつのブルースよ
国際線こくさいせん待合室まちあいしつ青あおいランプの誘導ゆうどう路ろ　なぜか今夜こんやは身みにしみる　逢あえばつらいと逢あえばつらいと　知しりながら　ひとり来きました逢あいたくて　ああ　涙なみだの空港くうこう待合室まちあいしつ　　別わかれ涙なみだに泣なくひとも　嬉うれし涙なみだに泣なくひとも　つきぬ想おもいはつきぬ想おもいは　さまざまに　ゲートを越こせばよその国くに　ああ　夜霧よぎりの空港くうこう待合室まちあいしつ　　別わかれ言葉ことばのその先さきは　遥はるかに遠とおい滑走かっそう路ろ(ラン・ウェイ)　長ながい別わかれの長ながい別わかれの　尾おを引ひいて　異国いこくの空そらに消きえた人ひと　ああ　大阪おおさか空港くうこう待合室まちあいしつ	青江あおえ三奈みな	千せん坊ぼうさかえ	花はな礼二れいじ		青あおいランプの誘導ゆうどう路ろ　なぜか今夜こんやは身みにしみる　逢あえばつらいと逢あえばつらいと　知しりながら　ひとり来きました逢あいたくて　ああ　涙なみだの空港くうこう待合室まちあいしつ　　別わかれ涙なみだに泣なくひとも　嬉うれし涙なみだに泣なくひとも　つきぬ想おもいはつきぬ想おもいは　さまざまに　ゲートを越こせばよその国くに　ああ　夜霧よぎりの空港くうこう待合室まちあいしつ　　別わかれ言葉ことばのその先さきは　遥はるかに遠とおい滑走かっそう路ろ(ラン・ウェイ)　長ながい別わかれの長ながい別わかれの　尾おを引ひいて　異国いこくの空そらに消きえた人ひと　ああ　大阪おおさか空港くうこう待合室まちあいしつ
この恋こいなくしたら灯あかりがほしい　暗くらい夜よる　ひとり　ひっそりキャンドル　ともす　しあわせうすい　夜よるの蝶ちょう　ようやく　探さがした恋こいだから　この恋こい　なくしてしまったら　あたしはとっても　生いきてはゆけない　　涙なみだが出でてくる　暗くらい夜よる　ひとり　淋さびしくキャンドル　ともす　しあわせうすい　夜よるの蝶ちょう　ようやく　つかんだ恋こいだから　この恋こい　なくしてしまったら　あたしはとっても　生いきてはゆけない　　いくども迎むかえた　暗くらい夜よる　ひとり　せつなくキャンドル　ともす　しあわせうすい　夜よるの蝶ちょう　ようやく　咲さかせた恋こいだから　この恋こい　散ちらしてしまったら　あたしはとっても　生いきてはゆけない	青江あおえ三奈みな	川内かわうち康範やすのり	吉田よしだ正ただし		灯あかりがほしい　暗くらい夜よる　ひとり　ひっそりキャンドル　ともす　しあわせうすい　夜よるの蝶ちょう　ようやく　探さがした恋こいだから　この恋こい　なくしてしまったら　あたしはとっても　生いきてはゆけない　　涙なみだが出でてくる　暗くらい夜よる　ひとり　淋さびしくキャンドル　ともす　しあわせうすい　夜よるの蝶ちょう　ようやく　つかんだ恋こいだから　この恋こい　なくしてしまったら　あたしはとっても　生いきてはゆけない　　いくども迎むかえた　暗くらい夜よる　ひとり　せつなくキャンドル　ともす　しあわせうすい　夜よるの蝶ちょう　ようやく　咲さかせた恋こいだから　この恋こい　散ちらしてしまったら　あたしはとっても　生いきてはゆけない
五ご番ばん街がいのマリーへ五ご番ばん街がいへ行いったならば　マリーの家いえへ行いき　どんな暮くらししているのか　見みて来きてほしい　五ご番ばん街がいは古ふるい町まちで　昔むかしからの人ひとが　きっと住すんでいると思おもう　たずねてほしい　マリーという娘むすめと　遠とおい昔むかしにくらし　悲かなしい思おもいをさせた　それだけが気きがかり　五ご番ばん街がいでうわさをきいて　もしも嫁よめに行いって　今いまがとてもしあわせなら　寄よらずにほしい　　五ご番ばん街がいへ行いったならば　マリーの家いえへ行いき　どんな暮くらししているのか　見みて来きてほしい　五ご番ばん街がいで住すんだ頃ころは　長ながい髪かみをしてた　可愛かわいいマリー　今いまはどうかしらせてほしい　マリーという娘むすめと　遠とおい昔むかしにくらし　悲かなしい思おもいをさせた　それだけが気きがかり　五ご番ばん街がいは近ちかいけれど　とても遠とおいところ　悪わるいけれどそんな思おもい　察さっしてほしい	青江あおえ三奈みな	阿久あく悠ゆう	都倉とくら俊一しゅんいち		五ご番ばん街がいへ行いったならば　マリーの家いえへ行いき　どんな暮くらししているのか　見みて来きてほしい　五ご番ばん街がいは古ふるい町まちで　昔むかしからの人ひとが　きっと住すんでいると思おもう　たずねてほしい　マリーという娘むすめと　遠とおい昔むかしにくらし　悲かなしい思おもいをさせた　それだけが気きがかり　五ご番ばん街がいでうわさをきいて　もしも嫁よめに行いって　今いまがとてもしあわせなら　寄よらずにほしい　　五ご番ばん街がいへ行いったならば　マリーの家いえへ行いき　どんな暮くらししているのか　見みて来きてほしい　五ご番ばん街がいで住すんだ頃ころは　長ながい髪かみをしてた　可愛かわいいマリー　今いまはどうかしらせてほしい　マリーという娘むすめと　遠とおい昔むかしにくらし　悲かなしい思おもいをさせた　それだけが気きがかり　五ご番ばん街がいは近ちかいけれど　とても遠とおいところ　悪わるいけれどそんな思おもい　察さっしてほしい
再会さいかい逢あえなくなって　初はじめて知しった　海うみより深ふかい恋心こいごころ　こんなにあなたを　愛あいしてるなんて　あゝ　鴎かもめにも わかりはしない　　みんなは悪わるい　人ひとだと云いうが　わたしにゃいつも　良よい人ひとだった　小ちいさっちゃな青空あおぞら　監獄かんごくの壁かべを　あゝ　見みつめつつ　泣ないてるあなた　　仲なかよく二に人にん　およいだ海うみへ　一人ひとりで今日きょうは来きたわたし　再ふたたび逢あえる日ひ　指ゆびおり数かぞえる　あゝ　指ゆびさきに　夕日ゆうひがしずむ	青江あおえ三奈みな	佐伯さえき孝夫たかお	吉田よしだ正ただし		逢あえなくなって　初はじめて知しった　海うみより深ふかい恋心こいごころ　こんなにあなたを　愛あいしてるなんて　あゝ　鴎かもめにも わかりはしない　　みんなは悪わるい　人ひとだと云いうが　わたしにゃいつも　良よい人ひとだった　小ちいさっちゃな青空あおぞら　監獄かんごくの壁かべを　あゝ　見みつめつつ　泣ないてるあなた　　仲なかよく二に人にん　およいだ海うみへ　一人ひとりで今日きょうは来きたわたし　再ふたたび逢あえる日ひ　指ゆびおり数かぞえる　あゝ　指ゆびさきに　夕日ゆうひがしずむ
酒場さかば人形にんぎょうお伽噺とぎばなし(とぎばなし)を　まともに受うけて　酒場さかば人形にんぎょうが　夢ゆめを見みた　あなたの書かいた　筋書すじがきどおり　泣なかされたのは　ああ　ああ　私わたしひとり　　無理むりにはずした　指ゆび環たまきのあとが　もえた名残なごりの　恋こいの傷きず　雨あめと一緒いっしょに　泣なき泣なき帰かえる　捨すてられたのは　ああ　ああ　私わたしひとり　　別わかれ言葉ことばを　背中せなかにきいて　涙なみだ見みせずに　さようなら　どうせ　酒場さかばの恋こい物語ものがたり　騙だまされたのは　ああ　ああ　私わたしひとり	青江あおえ三奈みな	山口やまぐち洋子ようこ	猪俣いのまた公こう章あきら		お伽噺とぎばなし(とぎばなし)を　まともに受うけて　酒場さかば人形にんぎょうが　夢ゆめを見みた　あなたの書かいた　筋書すじがきどおり　泣なかされたのは　ああ　ああ　私わたしひとり　　無理むりにはずした　指ゆび環たまきのあとが　もえた名残なごりの　恋こいの傷きず　雨あめと一緒いっしょに　泣なき泣なき帰かえる　捨すてられたのは　ああ　ああ　私わたしひとり　　別わかれ言葉ことばを　背中せなかにきいて　涙なみだ見みせずに　さようなら　どうせ　酒場さかばの恋こい物語ものがたり　騙だまされたのは　ああ　ああ　私わたしひとり
盛さかり場ばブルース咲さいて流ながれて　散ちって行いく　今いまじゃ私わたしも　流ながれの花はなよ　どこにこぼした　まことの涙なみだ　さがしたいのよ銀座ぎんざ　赤坂あかさか　六本木ろっぽんぎ　　お酒さけ飲のむのも　なれました　むせるタバコに　あなたを忍しのぶ　小雪こゆきはらって　今夜こんやもひとり　酔よってみたいの洞爺とうや　すすきの　定山渓じょうざんけい　　酔よって燃もえてる　この腕うでに　あなたならばと　瞳ひとみをふせる　想おもい出でさせる　七夕たなばたの夜よる　恋こいの細道ほそみち　青葉あおば　国分こくぶ　一番町いちばんちょう	青江あおえ三奈みな	藤ふじ三郎さぶろう・補ほ作詞さくし：村上むらかみ千秋ちあき	城じょう美好みよし		咲さいて流ながれて　散ちって行いく　今いまじゃ私わたしも　流ながれの花はなよ　どこにこぼした　まことの涙なみだ　さがしたいのよ銀座ぎんざ　赤坂あかさか　六本木ろっぽんぎ　　お酒さけ飲のむのも　なれました　むせるタバコに　あなたを忍しのぶ　小雪こゆきはらって　今夜こんやもひとり　酔よってみたいの洞爺とうや　すすきの　定山渓じょうざんけい　　酔よって燃もえてる　この腕うでに　あなたならばと　瞳ひとみをふせる　想おもい出でさせる　七夕たなばたの夜よる　恋こいの細道ほそみち　青葉あおば　国分こくぶ　一番町いちばんちょう
札幌さっぽろブルースすすきの町まちに　灯ひがともる　ほのかな明あかるい　灯ひがともる　昨日きのうおとして　今日きょうまたひろう　恋こいのかけらを　散ちりばめながら　ああ　わたしの札幌さっぽろ　あなたの札幌さっぽろ　夢ゆめ呼よぶ街まちよ　　アカシア並木なみきは　雪化粧ゆきげしょう　北斗ほくとの星ほしさえ　花はなの顔かお　けれどもあの娘むすめは　こころを粧よそおう　熱あつい血潮ちしおで　夜明よあけを招まねく　ああ　わたしの札幌さっぽろ　あなたの札幌さっぽろ　夢ゆめ呼よぶ街まちよ　　鐘かねが鳴なります　時計とけい台だい　月つきはまだかよ　藻岩山もいわやま　風ふうがより添そい　羊ひつじが丘おかへ　恋こいの夕ゆう笛ふえ　さやかにわたる　ああ　わたしの札幌さっぽろ　あなたの札幌さっぽろ　夢ゆめ呼よぶ街まちよ	青江あおえ三奈みな	川内かわうち康範やすのり	曽根そね幸さいわい明あきら		すすきの町まちに　灯ひがともる　ほのかな明あかるい　灯ひがともる　昨日きのうおとして　今日きょうまたひろう　恋こいのかけらを　散ちりばめながら　ああ　わたしの札幌さっぽろ　あなたの札幌さっぽろ　夢ゆめ呼よぶ街まちよ　　アカシア並木なみきは　雪化粧ゆきげしょう　北斗ほくとの星ほしさえ　花はなの顔かお　けれどもあの娘むすめは　こころを粧よそおう　熱あつい血潮ちしおで　夜明よあけを招まねく　ああ　わたしの札幌さっぽろ　あなたの札幌さっぽろ　夢ゆめ呼よぶ街まちよ　　鐘かねが鳴なります　時計とけい台だい　月つきはまだかよ　藻岩山もいわやま　風ふうがより添そい　羊ひつじが丘おかへ　恋こいの夕ゆう笛ふえ　さやかにわたる　ああ　わたしの札幌さっぽろ　あなたの札幌さっぽろ　夢ゆめ呼よぶ街まちよ
淋さびしい時ときだけそばにいて一いち年ねんたつのが　ほんとにはやいよね　誕生たんじょう日びさえ　この頃ころうれしくなくて　バッグをぶらぶら　揺ゆらして一人ひとり　ほろ酔よい気分きぶんで　夜よふけ街がい　自由じゆうもいいけど　男おとこもいいね　淋さびしい時ときだけ　そばにいて　身勝手みがってすぎると　ネオンが笑わらう　大目おおめにみてよね　今夜こんやだけ　　今日きょうまで何なん度どか　恋こいしてきたけれど　今いまいちどれも　その気きになれないままで　ついてないわね　ステキな男性だんせいは　いつでも誰だれかの　ものだから　お酒さけもいいけど　男おとこもいいね　淋さびしい時ときだけ　抱だきしめて　ショーウィンドーに　写うつった私わたし　まだまだいけると　自惚うぬぼれる　　自由じゆうもいいけど　男おとこもいいね　淋さびしい時ときだけ　そばにいて　恋人こいびと同志どうしが　行いきすぎる街まち　ちょっとジェラシー　今夜こんやだけ	青江あおえ三奈みな	麻あさこよみ	鹿しか紋もん太郎たろう	宮崎みやざき慎二しんじ	一いち年ねんたつのが　ほんとにはやいよね　誕生たんじょう日びさえ　この頃ころうれしくなくて　バッグをぶらぶら　揺ゆらして一人ひとり　ほろ酔よい気分きぶんで　夜よふけ街がい　自由じゆうもいいけど　男おとこもいいね　淋さびしい時ときだけ　そばにいて　身勝手みがってすぎると　ネオンが笑わらう　大目おおめにみてよね　今夜こんやだけ　　今日きょうまで何なん度どか　恋こいしてきたけれど　今いまいちどれも　その気きになれないままで　ついてないわね　ステキな男性だんせいは　いつでも誰だれかの　ものだから　お酒さけもいいけど　男おとこもいいね　淋さびしい時ときだけ　抱だきしめて　ショーウィンドーに　写うつった私わたし　まだまだいけると　自惚うぬぼれる　　自由じゆうもいいけど　男おとこもいいね　淋さびしい時ときだけ　そばにいて　恋人こいびと同志どうしが　行いきすぎる街まち　ちょっとジェラシー　今夜こんやだけ
三さん人にんの女おんな淋さびしい女おんなが口紅くちべに(ルージュ)を消けしてはかいた　夜よるの中州なかすの　しのび雨う　女おんなの心しんを　迷まよわせて　所詮しょせん　お別わかれね　ああ男おとこはもうこない　そのとき限かぎりなのね　鏡かがみにみえぬ傷きずかくす　博多はかたの女おんな　　涙なみだなんか　見みせないわ　おぼえててね　きれいな顔かおを　部屋へやの鍵かぎは　置おいて行いって　愛あいを閉とざす　わたしのため　胸むねをたたきいまは　あなたとり戻もどしたい　ああ東京とうきょうの女おんな　　いのちまでもと　賭かけたけど　遊あそびじゃないわ　この恋こいは　ああすすき野のに　ネオンが一ひとつ　肩かたで泣ないてる　うしろ影かげ　札幌さっぽろの女おんな	青江あおえ三奈みな	山口やまぐちあかり	井上いのうえかつお		淋さびしい女おんなが口紅くちべに(ルージュ)を消けしてはかいた　夜よるの中州なかすの　しのび雨う　女おんなの心しんを　迷まよわせて　所詮しょせん　お別わかれね　ああ男おとこはもうこない　そのとき限かぎりなのね　鏡かがみにみえぬ傷きずかくす　博多はかたの女おんな　　涙なみだなんか　見みせないわ　おぼえててね　きれいな顔かおを　部屋へやの鍵かぎは　置おいて行いって　愛あいを閉とざす　わたしのため　胸むねをたたきいまは　あなたとり戻もどしたい　ああ東京とうきょうの女おんな　　いのちまでもと　賭かけたけど　遊あそびじゃないわ　この恋こいは　ああすすき野のに　ネオンが一ひとつ　肩かたで泣ないてる　うしろ影かげ　札幌さっぽろの女おんな
桑くわ港こうのチャイナ街がい桑くわ港こう(サンフランシスコ)のチャイナタウン　夜霧よぎりに濡ぬれて　夢ゆめ紅べに(あか)く　誰だれ(だれ)を待まつ　柳やなぎの小しょう窓まど　泣ないている泣ないている　おぼろな瞳ひとみ　花はなやさし　霧きりの街まち　チャイナタウンの恋こいの夜よる　　桑くわ港こうのチャイナタウン　ランタン燃もえて　泪なみだ顔がお　ほつれ髪かみ　翡翠かわせみ(ひすい)の籠かごよ　忘らりょか忘らりょか　蘭麝らんじゃ(らんじゃ)のかおり　君きみやさし　夢ゆめの街まち　チャイナタウンの恋こいの夜よる　　桑くわ港こうのチャイナタウン　黄金おうごん門もん(きんもん)湾わんの　君きみと見みる白しろい船ふね　旅路たびじは遠とおい　懐なつかしや懐なつかしや　故郷こきょうの夢ゆめよ　月つきやさし　丘おかの街まち　チャイナタウンの恋こいの夜よる	青江あおえ三奈みな	佐伯さえき孝夫たかお	佐々木ささき俊一しゅんいち		桑くわ港こう(サンフランシスコ)のチャイナタウン　夜霧よぎりに濡ぬれて　夢ゆめ紅べに(あか)く　誰だれ(だれ)を待まつ　柳やなぎの小しょう窓まど　泣ないている泣ないている　おぼろな瞳ひとみ　花はなやさし　霧きりの街まち　チャイナタウンの恋こいの夜よる　　桑くわ港こうのチャイナタウン　ランタン燃もえて　泪なみだ顔がお　ほつれ髪かみ　翡翠かわせみ(ひすい)の籠かごよ　忘らりょか忘らりょか　蘭麝らんじゃ(らんじゃ)のかおり　君きみやさし　夢ゆめの街まち　チャイナタウンの恋こいの夜よる　　桑くわ港こうのチャイナタウン　黄金おうごん門もん(きんもん)湾わんの　君きみと見みる白しろい船ふね　旅路たびじは遠とおい　懐なつかしや懐なつかしや　故郷こきょうの夢ゆめよ　月つきやさし　丘おかの街まち　チャイナタウンの恋こいの夜よる
しのび逢あいそっと恋こいは切せつないもの　だれにもあしたがある　ふたりの時間じかん　どこかへ逃にげてゆく　良よかったら　また逢あいましょう　人生じんせいを変かえない　恋こいならば　人知ひとしれず　街角まちかどで　しのび逢あい　そっと　しのび逢あい　そっと　　恋こいは儚はかないもの　だれにも青春せいしゅんがある　ふたりがあの頃ころ　出逢であえていたのなら　良よかったら　また逢あいましょう　想おもい出でが綺麗きれいな　恋こいならば　むらさきの　雨あめの中なか　しのび逢あい　そっと　しのび逢あい　そっと　　良よかったら　また逢あいましょう　悲かなしみが積つもらぬ　恋こいならば　胸むねに秘ひめ　ときめいて　しのび逢あい　そっと　しのび逢あい　そっと　　そっと　しのび逢あい　そっと	青江あおえ三奈みな	荒木あらきとよひさ	浜はま圭介けいすけ		恋こいは切せつないもの　だれにもあしたがある　ふたりの時間じかん　どこかへ逃にげてゆく　良よかったら　また逢あいましょう　人生じんせいを変かえない　恋こいならば　人知ひとしれず　街角まちかどで　しのび逢あい　そっと　しのび逢あい　そっと　　恋こいは儚はかないもの　だれにも青春せいしゅんがある　ふたりがあの頃ころ　出逢であえていたのなら　良よかったら　また逢あいましょう　想おもい出でが綺麗きれいな　恋こいならば　むらさきの　雨あめの中なか　しのび逢あい　そっと　しのび逢あい　そっと　　良よかったら　また逢あいましょう　悲かなしみが積つもらぬ　恋こいならば　胸むねに秘ひめ　ときめいて　しのび逢あい　そっと　しのび逢あい　そっと　　そっと　しのび逢あい　そっと
島しまのブルース奄美あまみなちかしゃ　蘇鉄そてつのかげで　泣なけばゆれます　サネン花はなヨ　ながい黒髪くろかみ　島しまむすめ　島しまむすめヨ　　愛人あいじんはいまごろ　起おきてか寝ねてか　淋さびしがらせる　浜千鳥はまちどりヨ　南風みなみかぜのふく夜よるは　ねむられぬ　ねむられぬヨ　　夏なつのおどりは　七日なのかと七なな夜や　みんな知しり候こうる　月つきの夜よるヨ　名瀬なぜの港みなとの　船ふねがでる　船ふねがでるヨ　　着きせてみせたい　大島おおしまつむぎ　わすれられない　あのひとにヨ　なさけひとすじ　島しまむすめ　島しまむすめヨ	青江あおえ三奈みな	吉川よしかわ静夫しずお	渡久地とぐち政信まさのぶ		奄美あまみなちかしゃ　蘇鉄そてつのかげで　泣なけばゆれます　サネン花はなヨ　ながい黒髪くろかみ　島しまむすめ　島しまむすめヨ　　愛人あいじんはいまごろ　起おきてか寝ねてか　淋さびしがらせる　浜千鳥はまちどりヨ　南風みなみかぜのふく夜よるは　ねむられぬ　ねむられぬヨ　　夏なつのおどりは　七日なのかと七なな夜や　みんな知しり候こうる　月つきの夜よるヨ　名瀬なぜの港みなとの　船ふねがでる　船ふねがでるヨ　　着きせてみせたい　大島おおしまつむぎ　わすれられない　あのひとにヨ　なさけひとすじ　島しまむすめ　島しまむすめヨ
島しまの娘むすめハアー　島しまで育そだてば　娘むすめ十じゅう六ろく　恋こいごころ　人目ひとめ忍しのんで　主おもと一夜いちやの　仇かたきなさけ　　ハアー　沖おきは荒海あらうみ　吹ふいた東風こち(やませ)が別わかれ風ふう　主あるじは船乗ふなのり　今いまじゃ帰かえらぬ　波なみの底そこ　　ハアー　島しまの灯あかりも　消きえて荒磯あらいその　あの千鳥ちどり　泣ないてくれるな　私わたしゃかなしい　捨小舟ぶね　　ハアー　主あるじは寒さむかろ　夜よごと夜よごとの　波なみまくら　雪ゆきはちらちら　鳴ないて夜よる明あかす　磯いそ千せん鳥ちょう	青江あおえ三奈みな	長田ながた幹彦みきひこ	佐々木ささき俊一しゅんいち		ハアー　島しまで育そだてば　娘むすめ十じゅう六ろく　恋こいごころ　人目ひとめ忍しのんで　主おもと一夜いちやの　仇かたきなさけ　　ハアー　沖おきは荒海あらうみ　吹ふいた東風こち(やませ)が別わかれ風ふう　主あるじは船乗ふなのり　今いまじゃ帰かえらぬ　波なみの底そこ　　ハアー　島しまの灯あかりも　消きえて荒磯あらいその　あの千鳥ちどり　泣ないてくれるな　私わたしゃかなしい　捨小舟ぶね　　ハアー　主あるじは寒さむかろ　夜よごと夜よごとの　波なみまくら　雪ゆきはちらちら　鳴ないて夜よる明あかす　磯いそ千せん鳥ちょう
昭和しょうわおんなブルースあなたの子供こどもが　ほしいのと　泣ないて背中せなかに　すがりつく　見栄みえも誇ほこりも　捨すてました　可愛かわいい女おんなで　いたいから　　生うまれて初はじめて　見みせました　化粧けしょうおとした　この素顔すがお　嘘うそも秘密ひみつも　もうないわ　はだかの私わたしを　見みてほしい　　情じょうがからむと　つらいから　捨すててゆくなら　今いまのうち　返かえしてほしいと　言いわないわ　どの道みちあなたに　あげた夜よる　　幾度いくどか男おとこに　捨すてられて　幾度いくどか男おとこに　拾ひろわれた　恋こいをする度たび　悔くやむのよ　なんで私わたしに　過去かこがある	青江あおえ三奈みな	なかにし礼あや	花はな礼二れいじ		あなたの子供こどもが　ほしいのと　泣ないて背中せなかに　すがりつく　見栄みえも誇ほこりも　捨すてました　可愛かわいい女おんなで　いたいから　　生うまれて初はじめて　見みせました　化粧けしょうおとした　この素顔すがお　嘘うそも秘密ひみつも　もうないわ　はだかの私わたしを　見みてほしい　　情じょうがからむと　つらいから　捨すててゆくなら　今いまのうち　返かえしてほしいと　言いわないわ　どの道みちあなたに　あげた夜よる　　幾度いくどか男おとこに　捨すてられて　幾度いくどか男おとこに　拾ひろわれた　恋こいをする度たび　悔くやむのよ　なんで私わたしに　過去かこがある
新宿しんじゅくサタデー・ナイトキッスしたの　あなたは　わたしの心しんに　ひとりではいられない　女おんなにしたの　星ほしまでも流ながれるの　待まちかねてさがすよに　好すきよあなた　好すきよあなた　サタデー・ナイト　サタデー・ナイト　新宿しんじゅくの夜よる　　泣なきまねじゃないのよ　ほんとの涙なみだ　ふと浮うかぶふるさとの　山脈さんみゃく青あおく　さようならと乗のろうかナ　最終さいしゅうの長野ながの行ゆき　だけどあなた　だけどあなた　サタデー・ナイト　サタデー・ナイト　新宿しんじゅくの夜よる　　くやしいわあなたが　忘られないの　恋こいしくて泣なきに泣なく　ときさえあるの　どうなりょと　どうさりょと　好すきならば仕方しかたがない　若わかい街まちの　恋こいの街まちの　サタデー・ナイト　サタデー・ナイト　新宿しんじゅくの夜よる	青江あおえ三奈みな	佐伯さえき孝夫たかお	鈴木すずき庸一よういち	竹村たけむら次郎じろう	キッスしたの　あなたは　わたしの心しんに　ひとりではいられない　女おんなにしたの　星ほしまでも流ながれるの　待まちかねてさがすよに　好すきよあなた　好すきよあなた　サタデー・ナイト　サタデー・ナイト　新宿しんじゅくの夜よる　　泣なきまねじゃないのよ　ほんとの涙なみだ　ふと浮うかぶふるさとの　山脈さんみゃく青あおく　さようならと乗のろうかナ　最終さいしゅうの長野ながの行ゆき　だけどあなた　だけどあなた　サタデー・ナイト　サタデー・ナイト　新宿しんじゅくの夜よる　　くやしいわあなたが　忘られないの　恋こいしくて泣なきに泣なく　ときさえあるの　どうなりょと　どうさりょと　好すきならば仕方しかたがない　若わかい街まちの　恋こいの街まちの　サタデー・ナイト　サタデー・ナイト　新宿しんじゅくの夜よる
新宿しんじゅくブルース恋こいに切せつなく　降ふる雨あめも　ひとりぼっちにゃ　つれないの　夜よるの新宿しんじゅく　こぼれ花はな　涙なみだかんでも　泣なきはせぬ　　あんな男おとこと　思おもっても　忘わすれることが　出来できないの　惚ほれてみたって　夜よるの花はな　添そえる訳わけでは　ないものを　　西にしを向むいても　駄目だめだから　東ひがしを向むいて　みただけよ　どうせ儚はかない　なみだ花はな　夢ゆめに流ながれて　ゆくだけね　　こんな私わたしに　うまいこと　云ゆって泣なかせる　憎にくいひと　追おってみたって　はぐれ花はな　恨うらむことさえ　あきらめた　　生いきて行いくのは　私わたしだけ　死しんで行いくのも　私わたしだけ　夜よるの新宿しんじゅく　ながれ花はな　いつか一いち度どを　待まちましょう	青江あおえ三奈みな	滝口たきぐち暉子てるこ	和田わだ香苗かなえ		恋こいに切せつなく　降ふる雨あめも　ひとりぼっちにゃ　つれないの　夜よるの新宿しんじゅく　こぼれ花はな　涙なみだかんでも　泣なきはせぬ　　あんな男おとこと　思おもっても　忘わすれることが　出来できないの　惚ほれてみたって　夜よるの花はな　添そえる訳わけでは　ないものを　　西にしを向むいても　駄目だめだから　東ひがしを向むいて　みただけよ　どうせ儚はかない　なみだ花はな　夢ゆめに流ながれて　ゆくだけね　　こんな私わたしに　うまいこと　云ゆって泣なかせる　憎にくいひと　追おってみたって　はぐれ花はな　恨うらむことさえ　あきらめた　　生いきて行いくのは　私わたしだけ　死しんで行いくのも　私わたしだけ　夜よるの新宿しんじゅく　ながれ花はな　いつか一いち度どを　待まちましょう
ジョニイへの伝言でんごんジョニイが来きたなら伝つたえてよ　二に時間じかん待まってたと　割わりと元気げんきよく　出でて行いったよと　お酒さけのついでに話はなしてよ　友ともだちならそこのところ　うまく伝つたえて　ジョニイが来きたなら伝つたえてよ　わたしは大丈夫だいじょうぶ　もとの踊おどり子こで　また稼かせげるわ　根ねっから陽気ようきに　出来できてるの　友ともだちならそこのところ　うまく伝つたえて　今度こんどのバスで行いく　西にしでも東ひがしでも　気きがつけば　さみしげな町まちね　この町まちは　　友ともだちならそこのところ　うまく伝つたえて　今度こんどのバスで行いく　西にしでも東ひがしでも　気きがつけば　さみしげな町まちね　この町まちは　ジョニイが来きたなら伝つたえてよ　二に時間じかん待まってたと　サイは投なげられた　もう出でかけるわ　わたしは　わたしの道みちを行いく　友ともだちならそこのところ　うまく伝つたえて　うまく伝つたえて	青江あおえ三奈みな	阿久あく悠ゆう	都倉とくら俊一しゅんいち		ジョニイが来きたなら伝つたえてよ　二に時間じかん待まってたと　割わりと元気げんきよく　出でて行いったよと　お酒さけのついでに話はなしてよ　友ともだちならそこのところ　うまく伝つたえて　ジョニイが来きたなら伝つたえてよ　わたしは大丈夫だいじょうぶ　もとの踊おどり子こで　また稼かせげるわ　根ねっから陽気ようきに　出来できてるの　友ともだちならそこのところ　うまく伝つたえて　今度こんどのバスで行いく　西にしでも東ひがしでも　気きがつけば　さみしげな町まちね　この町まちは　　友ともだちならそこのところ　うまく伝つたえて　今度こんどのバスで行いく　西にしでも東ひがしでも　気きがつけば　さみしげな町まちね　この町まちは　ジョニイが来きたなら伝つたえてよ　二に時間じかん待まってたと　サイは投なげられた　もう出でかけるわ　わたしは　わたしの道みちを行いく　友ともだちならそこのところ　うまく伝つたえて　うまく伝つたえて
人生じんせい劇場げきじょうやると思おもえば　どこまでやるさ　それが男おとこの　魂たましい(たましい)じゃないか　義理ぎりがすたれば　この世よは闇やみ(やみ)だ　なまじとめるな　夜よるの雨あめ　　あんな女おんなに　未練みれんはないが　なぜか涙なみだが　流ながれてならぬ　男おとこごころは　男おとこでなけりゃ　解ほどけるものかと　あきらめた　　時世じせい時節じせつ(ときよじせつ)は　変かわろとままよ　吉良きら(きら)の仁吉にきち(にきち)は　男おとこじゃないか　おれも生いきたや　仁吉にきちのように　義理ぎりと人情にんじょうの　この世界せかい	青江あおえ三奈みな	佐藤さとう惣之助そうのすけ	古賀こが政男まさお		やると思おもえば　どこまでやるさ　それが男おとこの　魂たましい(たましい)じゃないか　義理ぎりがすたれば　この世よは闇やみ(やみ)だ　なまじとめるな　夜よるの雨あめ　　あんな女おんなに　未練みれんはないが　なぜか涙なみだが　流ながれてならぬ　男おとこごころは　男おとこでなけりゃ　解ほどけるものかと　あきらめた　　時世じせい時節じせつ(ときよじせつ)は　変かわろとままよ　吉良きら(きら)の仁吉にきち(にきち)は　男おとこじゃないか　おれも生いきたや　仁吉にきちのように　義理ぎりと人情にんじょうの　この世界せかい
人生じんせいの並木なみき路ろ泣なくな妹いもうとよ　妹いもうとよ泣なくな　泣なけば　おさない二に人にん(ふたり)して　故郷こきょうをすてた　かいがない　　遠とおいさびしい　日暮ひぐらし(ひぐれ)の路みちで　泣ないてしかった　兄にいさんの　涙なみだの声こえを　わすれたか　　雪ゆきも降ふれ降ぶれ　夜よる路ろ(よみち)のはても　やがてかがやく　あけぼのに　わが世よの春はるは　きっと来くる　　生いきてゆこうよ　希望きぼうに燃もえて　愛あいの口笛くちぶえ　高たからかに　この人生じんせいの並木なみき路ろ	青江あおえ三奈みな	佐藤さとう惣之助そうのすけ	古賀こが政男まさお		泣なくな妹いもうとよ　妹いもうとよ泣なくな　泣なけば　おさない二に人にん(ふたり)して　故郷こきょうをすてた　かいがない　　遠とおいさびしい　日暮ひぐらし(ひぐれ)の路みちで　泣ないてしかった　兄にいさんの　涙なみだの声こえを　わすれたか　　雪ゆきも降ふれ降ぶれ　夜よる路ろ(よみち)のはても　やがてかがやく　あけぼのに　わが世よの春はるは　きっと来くる　　生いきてゆこうよ　希望きぼうに燃もえて　愛あいの口笛くちぶえ　高たからかに　この人生じんせいの並木なみき路ろ
せめてお名前なまえをただ一いち日にちの恋こいでいい　ひとときだけの愛あいでいい　あゝそれなのに　知しらぬふりして遠とおざかる　せめてお名前なまえを　せめてお名前なまえを　街角まちかどに　消きえるあなたは　どこの女おんな(ひと)　　ただまぼろしの恋こいならば　あきらめもする夢ゆめだもの　あゝそれは無理むり　一度いちどこの目めにふれた女おんな　せめてお名前なまえを　せめてお名前なまえを　人ひとごみに　ふっとかくれる　細ほそい影かげ　　また来くることもない街まちで　もう会あうこともない女おんなよ　あゝいつの日ひか　きっとあなたもよその女おんな　せめてお名前なまえを　せめてお名前なまえを　夕暮ゆうぐれに　うかぶあなたに　さようなら	青江あおえ三奈みな	伊藤いとうアキラ	森田もりた公一こういち		ただ一いち日にちの恋こいでいい　ひとときだけの愛あいでいい　あゝそれなのに　知しらぬふりして遠とおざかる　せめてお名前なまえを　せめてお名前なまえを　街角まちかどに　消きえるあなたは　どこの女おんな(ひと)　　ただまぼろしの恋こいならば　あきらめもする夢ゆめだもの　あゝそれは無理むり　一度いちどこの目めにふれた女おんな　せめてお名前なまえを　せめてお名前なまえを　人ひとごみに　ふっとかくれる　細ほそい影かげ　　また来くることもない街まちで　もう会あうこともない女おんなよ　あゝいつの日ひか　きっとあなたもよその女おんな　せめてお名前なまえを　せめてお名前なまえを　夕暮ゆうぐれに　うかぶあなたに　さようなら
船頭せんどう小唄こうた俺おれは河原かわはらの　枯かれすすき　同おなじお前まえも　枯かれすすき　どうせ二に人にんは　この世よでは　花はなの咲さきかない　枯かれすすき　　死しぬも生いきるも　ねえおまえ　水みずの流ながれに　なに変かわる　俺おれもお前まえも　利根川とねがわの　船ふねの船頭せんどうで　暮くらそうよ　　枯かれた真菰まこもに　照てらしてる　潮来いたこ出島でじまの　お月げっさん　わたしゃこれから　利根川とねがわの　船ふねの船頭せんどうで　暮くらすのよ　　なぜに冷つめたい　吹ふく風かぜが　枯かれたすすきの　二人ふたりゆえ　熱あつい涙なみだの　出でた時ときは　汲くんでお呉くれよ　お月げっさん	青江あおえ三奈みな	野口のぐち雨情うじょう	中山なかやま晋平しんぺい		俺おれは河原かわはらの　枯かれすすき　同おなじお前まえも　枯かれすすき　どうせ二に人にんは　この世よでは　花はなの咲さきかない　枯かれすすき　　死しぬも生いきるも　ねえおまえ　水みずの流ながれに　なに変かわる　俺おれもお前まえも　利根川とねがわの　船ふねの船頭せんどうで　暮くらそうよ　　枯かれた真菰まこもに　照てらしてる　潮来いたこ出島でじまの　お月げっさん　わたしゃこれから　利根川とねがわの　船ふねの船頭せんどうで　暮くらすのよ　　なぜに冷つめたい　吹ふく風かぜが　枯かれたすすきの　二人ふたりゆえ　熱あつい涙なみだの　出でた時ときは　汲くんでお呉くれよ　お月げっさん
戦友せんゆうここは御国みくにを何なん百ひゃく里り　離はなれて遠とおき満州まんしゅうの　赤あかい夕日ゆうひに照てらされて　友ともは野末のずえの石いしの下した　　ああ戦たたかいの最中さいちゅうに　隣となりに居おった此の友ともの　俄にわかかにはたと倒たおれしを　我がはおもわず駆かけ寄よって　　軍律ぐんりつきびしき中なかなれど　これを見捨みすてて置おかりょうか　「しっかりせよ」と抱だき起おこし　仮かり繃帯ほうたいも弾丸だんがんの中なか　　空むなしく冷ひえて魂たましいは　くにへ帰かえったポケットに　時計とけいばかりがコチコチと　動うごいているのも情なさけなや　　思おもいもよらず我わが一人ひとり　不思議ふしぎに命いのちながらえて　赤あかい夕日ゆうひの満州まんしゅうに　友ともの塚穴つかあな掘ほろうとは	青江あおえ三奈みな	真下ましも飛泉ひせん	三善さんぜん和気わき		ここは御国みくにを何なん百ひゃく里り　離はなれて遠とおき満州まんしゅうの　赤あかい夕日ゆうひに照てらされて　友ともは野末のずえの石いしの下した　　ああ戦たたかいの最中さいちゅうに　隣となりに居おった此の友ともの　俄にわかかにはたと倒たおれしを　我がはおもわず駆かけ寄よって　　軍律ぐんりつきびしき中なかなれど　これを見捨みすてて置おかりょうか　「しっかりせよ」と抱だき起おこし　仮かり繃帯ほうたいも弾丸だんがんの中なか　　空むなしく冷ひえて魂たましいは　くにへ帰かえったポケットに　時計とけいばかりがコチコチと　動うごいているのも情なさけなや　　思おもいもよらず我わが一人ひとり　不思議ふしぎに命いのちながらえて　赤あかい夕日ゆうひの満州まんしゅうに　友ともの塚穴つかあな掘ほろうとは
潮来いたこ笠かさ潮来いたこの伊太郎いたろう　ちょっと見みなれば　薄情はくじょうそうな　渡わたり鳥どり　それでいいのさ　あの移うつり気ぎな　風ふうが吹ふくまま　西東さいとう　なのにヨー　なぜに目めに浮うく潮来いたこ笠かさ　　田た笠かさの紅べに緒いとぐちが　ちらつくようじゃ　振ふり分わけ荷物にもつ　重おもかろに　わけはきくなと　笑わらってみせる　粋いきな単たん衣ころもの　腕うでまくり　なのにヨー　後髪うしろがみ引ひく潮来いたこ笠かさ　　旅たび空そら夜空よぞらで　今いまさら知しった　女おんなの胸むねの　底そこの底そこ　ここは関宿せきやど　大利根おおとね川がわへ　人ひとにかくして　流ながす花はな　だってヨー　あの娘むすめに川下かわしも潮来いたこ笠かさ	青江あおえ三奈みな	佐伯さえき孝夫たかお	吉田よしだ正ただし		潮来いたこの伊太郎いたろう　ちょっと見みなれば　薄情はくじょうそうな　渡わたり鳥どり　それでいいのさ　あの移うつり気ぎな　風ふうが吹ふくまま　西東さいとう　なのにヨー　なぜに目めに浮うく潮来いたこ笠かさ　　田た笠かさの紅べに緒いとぐちが　ちらつくようじゃ　振ふり分わけ荷物にもつ　重おもかろに　わけはきくなと　笑わらってみせる　粋いきな単たん衣ころもの　腕うでまくり　なのにヨー　後髪うしろがみ引ひく潮来いたこ笠かさ　　旅たび空そら夜空よぞらで　今いまさら知しった　女おんなの胸むねの　底そこの底そこ　ここは関宿せきやど　大利根おおとね川がわへ　人ひとにかくして　流ながす花はな　だってヨー　あの娘むすめに川下かわしも潮来いたこ笠かさ
月つきよりの使者ししゃ白樺しらかんばゆれる　高原こうげんに　りんどう咲さいて　恋こいを知しる　男おとこの胸むねの　切せつなさを　啼なけ啼なけ山鳩やまばと　幾いく声こえ(いくこえ)も　　夜霧よぎりの駅えきに　待まつ君きみの　おもかげ強つよく　ふり捨すてて　はかなや月つきに　泣なき濡ぬれし　白衣はくいの袖そでよ　いつ乾かわく　　幾いく春秋しゅんじゅう(いくはるあき)を　さ迷まよえど　まことの縁えん(えにし)　結むすぶ日ひは　月つきよりの使者ししゃ　思おもい出での　りんどう抱だいて　来くるという	青江あおえ三奈みな	佐伯さえき孝夫たかお	佐々木ささき俊一しゅんいち		白樺しらかんばゆれる　高原こうげんに　りんどう咲さいて　恋こいを知しる　男おとこの胸むねの　切せつなさを　啼なけ啼なけ山鳩やまばと　幾いく声こえ(いくこえ)も　　夜霧よぎりの駅えきに　待まつ君きみの　おもかげ強つよく　ふり捨すてて　はかなや月つきに　泣なき濡ぬれし　白衣はくいの袖そでよ　いつ乾かわく　　幾いく春秋しゅんじゅう(いくはるあき)を　さ迷まよえど　まことの縁えん(えにし)　結むすぶ日ひは　月つきよりの使者ししゃ　思おもい出での　りんどう抱だいて　来くるという
大田おおたブルース別離べつり(わかれ)のことばも　云うんえないままに　二人ふたりをひきさく　大田おおた発はつ〇時じ五ご〇分ふん　逢あえるその日ひは　来くるだろか　堪こらえ(こら)えきれずに　泣なけてくる　あ…離はなしちゃいけない　倖せなのに　　わたしを残のこして　振ふり切きるように　無情むじょうな汽笛きてきよ　大田おおた発はつ〇時じ五ご〇分ふん　誰だれを憎にくめば　気きが晴はれる　永遠えいえん(とわ)を誓ちかった　わたし達たち　あ…二人ふたりの縁えん(えにし)は　儚はかな(はかな)い運命うんめい(さだめ)　　つないだ手てと手てを　離はなせとばかり　夜汽車よぎしゃは出でて行いく　大田おおた発はつ〇時じ五ご〇分ふん　夢ゆめを抱だきしめ　耐たえながら　祈いのりつづけて　待まっている　あ…二人ふたりの倖せ　涙なみだで遠とおい	青江あおえ三奈みな	崔ちぇ致守・訳詞やくし：三佳みか令れい二に	金富かなとみ海かい		別離べつり(わかれ)のことばも　云うんえないままに　二人ふたりをひきさく　大田おおた発はつ〇時じ五ご〇分ふん　逢あえるその日ひは　来くるだろか　堪こらえ(こら)えきれずに　泣なけてくる　あ…離はなしちゃいけない　倖せなのに　　わたしを残のこして　振ふり切きるように　無情むじょうな汽笛きてきよ　大田おおた発はつ〇時じ五ご〇分ふん　誰だれを憎にくめば　気きが晴はれる　永遠えいえん(とわ)を誓ちかった　わたし達たち　あ…二人ふたりの縁えん(えにし)は　儚はかな(はかな)い運命うんめい(さだめ)　　つないだ手てと手てを　離はなせとばかり　夜汽車よぎしゃは出でて行いく　大田おおた発はつ〇時じ五ご〇分ふん　夢ゆめを抱だきしめ　耐たえながら　祈いのりつづけて　待まっている　あ…二人ふたりの倖せ　涙なみだで遠とおい
東京とうきょうアンナライトの虹にじを　踏ふみながら　銀座ぎんざの夜よるを　ひらく薔薇ばら　ああ誰だれか呼よぶ　舞姫まいひめの　その名なはアンナ　東京とうきょうアンナ　噂うわさのアンナ　　重かさねる酒さけの　激はげしさは　耐たえた恋こいの　しわざやら　ああ誰だれが知しろ　くずれ咲さく　その名なはアンナ　東京とうきょうアンナ　吐息といきのアンナ	青江あおえ三奈みな	藤間とうま哲郎てつろう	渡久地とぐち政信まさのぶ		ライトの虹にじを　踏ふみながら　銀座ぎんざの夜よるを　ひらく薔薇ばら　ああ誰だれか呼よぶ　舞姫まいひめの　その名なはアンナ　東京とうきょうアンナ　噂うわさのアンナ　　重かさねる酒さけの　激はげしさは　耐たえた恋こいの　しわざやら　ああ誰だれが知しろ　くずれ咲さく　その名なはアンナ　東京とうきょうアンナ　吐息といきのアンナ
東京とうきょうナイト・クラブなぜ泣なくの　睫毛まつげがぬれてる　好すきになったの　もっと抱だいて　泣なかずに踊おどろよ　もう夜よるもおそい　わたしが好すきだと　好すきだと言いって　フロアは青あおく　仄暗ほのぐらい　とても素敵すてきな　東京とうきょうナイト・クラブ　　もうわたし　欲ほしくはないのね　とても可愛かわいい　逢あいたかった　男おとこは気きまぐれ　その時ときだけね　うるさい男おとこと　言いわれたくない　どなたの好このみ　このタイは　やくのはおよしよ　東京とうきょうナイト・クラブ　　泣なくのに弱よわいぜ　そろそろ帰かえろう　そんなのいやよ　ラストまで　踊おどっていたいの　東京とうきょうナイト・クラブ	青江あおえ三奈みな	佐伯さえき孝夫たかお	吉田よしだ正ただし		なぜ泣なくの　睫毛まつげがぬれてる　好すきになったの　もっと抱だいて　泣なかずに踊おどろよ　もう夜よるもおそい　わたしが好すきだと　好すきだと言いって　フロアは青あおく　仄暗ほのぐらい　とても素敵すてきな　東京とうきょうナイト・クラブ　　もうわたし　欲ほしくはないのね　とても可愛かわいい　逢あいたかった　男おとこは気きまぐれ　その時ときだけね　うるさい男おとこと　言いわれたくない　どなたの好このみ　このタイは　やくのはおよしよ　東京とうきょうナイト・クラブ　　泣なくのに弱よわいぜ　そろそろ帰かえろう　そんなのいやよ　ラストまで　踊おどっていたいの　東京とうきょうナイト・クラブ
中洲なかす・那珂川なかがわ・涙なみだ町まち玄海げんかい灘なだの風ふうにちぎった　恋こいの行方ゆくえを　知しりたくて　忘わすれものでも　探さがすような　心細こころぼそさで来きたけれど　男おとこが中州なかすと言いう街まちで　女おんなは中州なかすと意地いじを張はる　逢あえないひとの噂うわさばなしを　訪たずね歩あるいた涙なみだ街がい　「忘わすれんしゃい…」「忘わすれんしゃい…」　中州なかす那珂川なかがわ　風ふうが吹ふく　　飾かざり山さん笠かさ人じんの波間なみまに　捨すてて流ながした　恋こいごころ　おまえの気持きもち　無駄むだ使つかいした　詫わびる想おもいを　伝つたえたい　男おとこが中州なかすと言いう街まちで　女おんなは中州なかすと意地いじを張はる　夢ゆめにはぐれて痩やせていないか　うしろ髪がみひく涙なみだ街がい　「忘わすれんしゃい…」「忘わすれんしゃい…」　中州なかす那珂川なかがわ　風ふうが吹ふく　　男おとこが中州なかすと言いう街まちで　女おんなは中州なかすと意地いじを張はる　逢あえないひとの名前なまえを呼よべば面影おもかげゆれる涙なみだ街がい　「忘わすれんしゃい…」「忘わすれんしゃい…」　中州なかす那珂川なかがわ　風ふうが吹ふく	青江あおえ三奈みな	小野おの正則まさのり	小野おの正則まさのり		玄海げんかい灘なだの風ふうにちぎった　恋こいの行方ゆくえを　知しりたくて　忘わすれものでも　探さがすような　心細こころぼそさで来きたけれど　男おとこが中州なかすと言いう街まちで　女おんなは中州なかすと意地いじを張はる　逢あえないひとの噂うわさばなしを　訪たずね歩あるいた涙なみだ街がい　「忘わすれんしゃい…」「忘わすれんしゃい…」　中州なかす那珂川なかがわ　風ふうが吹ふく　　飾かざり山さん笠かさ人じんの波間なみまに　捨すてて流ながした　恋こいごころ　おまえの気持きもち　無駄むだ使つかいした　詫わびる想おもいを　伝つたえたい　男おとこが中州なかすと言いう街まちで　女おんなは中州なかすと意地いじを張はる　夢ゆめにはぐれて痩やせていないか　うしろ髪がみひく涙なみだ街がい　「忘わすれんしゃい…」「忘わすれんしゃい…」　中州なかす那珂川なかがわ　風ふうが吹ふく　　男おとこが中州なかすと言いう街まちで　女おんなは中州なかすと意地いじを張はる　逢あえないひとの名前なまえを呼よべば面影おもかげゆれる涙なみだ街がい　「忘わすれんしゃい…」「忘わすれんしゃい…」　中州なかす那珂川なかがわ　風ふうが吹ふく
泣なかないでさよならと　さよならと　街まちの灯あかりがひとつずつ　消きえて行いく　消きえて行いく　消きえて行いく　その手てを早はやく離はなしておくれ　涙なみだを早はやく拭ふいとくれ　明日あしたの晩ばんも会あえるじゃないか　　さよならと　さよならと　むせび泣なくよなクラクション　すきなのさ　すきなのさ　すきなのさ　忘わすれるものか二に人にんの誓ちかい　車くるまを早はやくひろおうよ　明日あしたの晩ばんも会あえるじゃないか　　さよならと　さよならと　霧きりが流ながれるビルの影かげ　泣なかないで　泣なかないで　泣なかないで　我わがまま云いわず帰かえっておくれ　今夜こんやはこれでさようなら　明日あしたの晩ばんも会あえるじゃないか	青江あおえ三奈みな	井田いだ誠一せいいち	井田いだ誠一せいいち		さよならと　さよならと　街まちの灯あかりがひとつずつ　消きえて行いく　消きえて行いく　消きえて行いく　その手てを早はやく離はなしておくれ　涙なみだを早はやく拭ふいとくれ　明日あしたの晩ばんも会あえるじゃないか　　さよならと　さよならと　むせび泣なくよなクラクション　すきなのさ　すきなのさ　すきなのさ　忘わすれるものか二に人にんの誓ちかい　車くるまを早はやくひろおうよ　明日あしたの晩ばんも会あえるじゃないか　　さよならと　さよならと　霧きりが流ながれるビルの影かげ　泣なかないで　泣なかないで　泣なかないで　我わがまま云いわず帰かえっておくれ　今夜こんやはこれでさようなら　明日あしたの晩ばんも会あえるじゃないか

曲名きょくめい	歌手かしゅ名めい	作詞さくし者しゃ名めい	作曲さっきょく者しゃ名めい	編曲へんきょく者しゃ名めい	歌うたい出だし
長崎ながさきブルース逢あえば別わかれが　こんなにつらい　逢あわなきゃ　夜よるがやるせない　どうすりゃいいのさ　思案しあん橋きょう　丸山まるやませつない　恋こい灯あかり　ああ　せつない長崎ながさきブルースよ　　泣ないてすがれば　好すきだと抱だいて　とかせた帯おびひも　南蛮なんばん屏風びょうぶ　ガラスの絵えにさえ　紅べにがつく　男おとこと女おんなの　恋こいごころ　ああ　女おんなの長崎ながさきブルースよ　　石いしのたたみを　歩あるいたときも　二ふたつの肩かたが　はなれない　ザボンのかおりの　うす月夜づきよ　死しんでも忘わすれぬ　恋こいすがた　ああ　忘わすれぬ長崎ながさきブルースよ	青江あおえ三奈みな	吉川よしかわ静夫しずお	渡久地とぐち政信まさのぶ		逢あえば別わかれが　こんなにつらい　逢あわなきゃ　夜よるがやるせない　どうすりゃいいのさ　思案しあん橋きょう　丸山まるやませつない　恋こい灯あかり　ああ　せつない長崎ながさきブルースよ　　泣ないてすがれば　好すきだと抱だいて　とかせた帯おびひも　南蛮なんばん屏風びょうぶ　ガラスの絵えにさえ　紅べにがつく　男おとこと女おんなの　恋こいごころ　ああ　女おんなの長崎ながさきブルースよ　　石いしのたたみを　歩あるいたときも　二ふたつの肩かたが　はなれない　ザボンのかおりの　うす月夜づきよ　死しんでも忘わすれぬ　恋こいすがた　ああ　忘わすれぬ長崎ながさきブルースよ
長崎ながさき未練みれん恋こいがもたらした　女おんなのこころ　涙なみだながしていつまでも　あなたにすがる　つらい運命うんめいに　またひき裂さかれ　あしたの別わかれは　死しぬよりくるしい　夜よるの長崎ながさきブルースよ　長崎ながさき　長崎ながさき　おもい切きり橋きょう銅座どうざ町まち　　旅たびがもたらした　男おとこの情なさけ　知しっていながら忘られぬ　私わたしが憎にくい　夢ゆめもおぼろな　和かず蘭らん陀(オランダ)ランプ　坂さかみち抜ぬければ　三味線しゃみせん小路こうじ　夜よるの長崎ながさきブルースよ　長崎ながさき　長崎ながさき　渚なぎさ通どおりの出島でじま町まち　　夜よるがもたらした　二人ふたりの噂うわさ　いつも女おんなは泣なかされる　未練みれんにまけて　あまい匂においの　丸山まるやまあたり　消けしても消きえない　想おもい出でばかり　夜よるの長崎ながさきブルースよ　長崎ながさき　長崎ながさき　花はながこぼれる石いしだたみ	青江あおえ三奈みな	吉川よしかわ静夫しずお	渡久地とぐち政信まさのぶ		恋こいがもたらした　女おんなのこころ　涙なみだながしていつまでも　あなたにすがる　つらい運命うんめいに　またひき裂さかれ　あしたの別わかれは　死しぬよりくるしい　夜よるの長崎ながさきブルースよ　長崎ながさき　長崎ながさき　おもい切きり橋きょう銅座どうざ町まち　　旅たびがもたらした　男おとこの情なさけ　知しっていながら忘られぬ　私わたしが憎にくい　夢ゆめもおぼろな　和かず蘭らん陀(オランダ)ランプ　坂さかみち抜ぬければ　三味線しゃみせん小路こうじ　夜よるの長崎ながさきブルースよ　長崎ながさき　長崎ながさき　渚なぎさ通どおりの出島でじま町まち　　夜よるがもたらした　二人ふたりの噂うわさ　いつも女おんなは泣なかされる　未練みれんにまけて　あまい匂においの　丸山まるやまあたり　消けしても消きえない　想おもい出でばかり　夜よるの長崎ながさきブルースよ　長崎ながさき　長崎ながさき　花はながこぼれる石いしだたみ
長崎ながさき物語ものがたり赤あかい花はななら曼珠沙華まんじゅしゃげ　阿蘭陀おらんだ屋敷やしきに　雨あめが降ふる　濡ぬれて泣ないてる　じゃがたらお春はる　未練みれんな出船しゅっせんの　ああ鐘かねが鳴なる　ララ鐘がねが鳴なる　　うつす月影つきかげ　彩あや玻璃はり(いろガラス)　父ちちは異国いこくの　人ひとゆえに　金かねの十字架じゅうじか　心しんに抱かかえけど　乙女おとめ盛ざかりを　ああ雲くもり勝かち　ララ雲くもり勝かち　　坂さかの長崎ながさき　甃しきがわら路ろ(いしだたみ)　南京なんきん煙火えんかに　日ひが暮くれて　そぞろ恋こいしい　出島でじまの沖おきに　母ははの精霊せいれいが　ああ流ながれ行ゆく　ララ流ながれ行ゆく　　平戸ひらど離はなれて　幾いく百ひゃく里り　つづる文ぶんさえ　つくものを　なぜに帰かえらぬ　じゃがたらお春はる　サンタクルスの　ああ鐘かねが鳴なる　ララ鐘がねが鳴なる	青江あおえ三奈みな	梅木うめき三郎さぶろう	佐々木ささき俊一しゅんいち		赤あかい花はななら曼珠沙華まんじゅしゃげ　阿蘭陀おらんだ屋敷やしきに　雨あめが降ふる　濡ぬれて泣ないてる　じゃがたらお春はる　未練みれんな出船しゅっせんの　ああ鐘かねが鳴なる　ララ鐘がねが鳴なる　　うつす月影つきかげ　彩あや玻璃はり(いろガラス)　父ちちは異国いこくの　人ひとゆえに　金かねの十字架じゅうじか　心しんに抱かかえけど　乙女おとめ盛ざかりを　ああ雲くもり勝かち　ララ雲くもり勝かち　　坂さかの長崎ながさき　甃しきがわら路ろ(いしだたみ)　南京なんきん煙火えんかに　日ひが暮くれて　そぞろ恋こいしい　出島でじまの沖おきに　母ははの精霊せいれいが　ああ流ながれ行ゆく　ララ流ながれ行ゆく　　平戸ひらど離はなれて　幾いく百ひゃく里り　つづる文ぶんさえ　つくものを　なぜに帰かえらぬ　じゃがたらお春はる　サンタクルスの　ああ鐘かねが鳴なる　ララ鐘がねが鳴なる
なみだ恋こい夜よるの新宿しんじゅく　裏通うらどおり　肩かたを寄よせあう　通とおり雨あめ　誰だれを恨うらんで　濡ぬれるのか　逢あえばせつない　別わかれがつらい　しのび逢あう恋こい　なみだ恋こい　　夜よるの新宿しんじゅく　こぼれ花はな　一緒いっしょに暮くらす　しあわせを　一いち度どは夢ゆめに　みたけれど　冷つめたい風ふうが　二人ふたりを責せめる　しのび逢あう恋こい　なみだ恋こい　　夜よるの新宿しんじゅく　裏通うらどおり　夜よる咲さく花はなが　雨あめに散ちる　悲かなしい運命うんめい(さだめ)を　占うらなう二人ふたり　何故なぜか今夜こんやは　帰きしたくない　しのび逢あう恋こい　なみだ恋こい	青江あおえ三奈みな	悠ゆう木き圭子けいこ	鈴木すずき淳あつし		夜よるの新宿しんじゅく　裏通うらどおり　肩かたを寄よせあう　通とおり雨あめ　誰だれを恨うらんで　濡ぬれるのか　逢あえばせつない　別わかれがつらい　しのび逢あう恋こい　なみだ恋こい　　夜よるの新宿しんじゅく　こぼれ花はな　一緒いっしょに暮くらす　しあわせを　一いち度どは夢ゆめに　みたけれど　冷つめたい風ふうが　二人ふたりを責せめる　しのび逢あう恋こい　なみだ恋こい　　夜よるの新宿しんじゅく　裏通うらどおり　夜よる咲さく花はなが　雨あめに散ちる　悲かなしい運命うんめい(さだめ)を　占うらなう二人ふたり　何故なぜか今夜こんやは　帰きしたくない　しのび逢あう恋こい　なみだ恋こい
なみだの操みさおあなたのために　守まもり通とおした女おんなの操みさお(みさお)　今いまさら人ひとに　捧ささげられないわ　あなたの決けっして　お邪魔じゃまはしないから　おそばに置おいて　ほしいのよ　お別わかれするより　死しにたいわ　女おんなだから　　あなたの匂におい　肌はだに沁しみつく女おんなの操みさお　棄(す)てられたあと　暮くらしてゆけない　私わたしに悪わるいところが　あるのなら　教おしえてきっと　直なおすから　恨うらみはしません　この恋こいを　女おんなだから　　あなたにだけは　分わかるはずなの女おんなの操みさお　汚けがれ(よご)れを知しらぬ　乙女おとめになれたら　誰だれにも心変こころがわりは　あるけれど　あなたを　疑うたがいたくない　泣なかずに待まちます　いつまでも　女おんなだから	青江あおえ三奈みな	千家せんげ和也かずや	彩木さいき雅夫まさお		あなたのために　守まもり通とおした女おんなの操みさお(みさお)　今いまさら人ひとに　捧ささげられないわ　あなたの決けっして　お邪魔じゃまはしないから　おそばに置おいて　ほしいのよ　お別わかれするより　死しにたいわ　女おんなだから　　あなたの匂におい　肌はだに沁しみつく女おんなの操みさお　棄(す)てられたあと　暮くらしてゆけない　私わたしに悪わるいところが　あるのなら　教おしえてきっと　直なおすから　恨うらみはしません　この恋こいを　女おんなだから　　あなたにだけは　分わかるはずなの女おんなの操みさお　汚けがれ(よご)れを知しらぬ　乙女おとめになれたら　誰だれにも心変こころがわりは　あるけれど　あなたを　疑うたがいたくない　泣なかずに待まちます　いつまでも　女おんなだから
南国なんごく土佐とさを後のちにして南国なんごく土佐とさを後のちにして　都とに来きてから幾いく歳さいぞ　思おもい出だします故郷こきょうの友ともが　門出かどでに歌うたった　よさこい節ふしを　土佐とさの高知こうちのハリマヤ橋きょうで　坊ぼうさんかんざし買かうを見みた　　月つきの浜辺はまべで焚火たきびを囲かこみ　しばしの娯楽ごらくの一時いちじを　私わたしも自慢じまんの声こえ張はり上あげて　歌うたうよ土佐とさの　よさこい節ふしを　みませ見みせましょ　浦戸うらとをあけて　月つきの名所めいしょは桂かつら浜はま	青江あおえ三奈みな	武政たけまさ英えい策さく	武政たけまさ英えい策さく		南国なんごく土佐とさを後のちにして　都とに来きてから幾いく歳さいぞ　思おもい出だします故郷こきょうの友ともが　門出かどでに歌うたった　よさこい節ふしを　土佐とさの高知こうちのハリマヤ橋きょうで　坊ぼうさんかんざし買かうを見みた　　月つきの浜辺はまべで焚火たきびを囲かこみ　しばしの娯楽ごらくの一時いちじを　私わたしも自慢じまんの声こえ張はり上あげて　歌うたうよ土佐とさの　よさこい節ふしを　みませ見みせましょ　浦戸うらとをあけて　月つきの名所めいしょは桂かつら浜はま
日本にっぽん列島れっとう・みなと町まち港みなと　みなと町まち　ながれて着ついた　胸むねに霧笛むてきが　咽のど(むせ)ぶ町まち　あなたの後追あとおい　泣なき泣なき着つきました　夜よるの釧路くしろは　夜よるの釧路くしろは　恋こい港こう　　港みなと　みなと町まち　いのちを賭かけた　佐渡さどの女おんなが　生いきる町まち　おとこを信しんじて　明日あした(あした)に賭かけました　夜よるの新潟にいがた　夜よるの新潟にいがた　恋こい港こう　　港みなと　みなと町まち　わかれて聞きいた　他人たにんばかりの　噂うわさ町まち　晴海はるみのどこかで　だれかに聞ききました　夜よるの東京とうきょう　夜よるの東京とうきょう　恋こい港こう　　港みなと　みなと町まち　船ふねの灯ひゆれた　熱あつい慕情ぼじょう(なさけ)に　濡ぬれる町まち　逢あわれて抱いだかれて　あなたに揺ゆら(ゆ)れました　夜よるの沖縄おきなわ　夜よるの沖縄おきなわ　恋こい港みなと	青江あおえ三奈みな	吉川よしかわ静夫しずお	渡久地とぐち政信まさのぶ		港みなと　みなと町まち　ながれて着ついた　胸むねに霧笛むてきが　咽のど(むせ)ぶ町まち　あなたの後追あとおい　泣なき泣なき着つきました　夜よるの釧路くしろは　夜よるの釧路くしろは　恋こい港こう　　港みなと　みなと町まち　いのちを賭かけた　佐渡さどの女おんなが　生いきる町まち　おとこを信しんじて　明日あした(あした)に賭かけました　夜よるの新潟にいがた　夜よるの新潟にいがた　恋こい港こう　　港みなと　みなと町まち　わかれて聞きいた　他人たにんばかりの　噂うわさ町まち　晴海はるみのどこかで　だれかに聞ききました　夜よるの東京とうきょう　夜よるの東京とうきょう　恋こい港こう　　港みなと　みなと町まち　船ふねの灯ひゆれた　熱あつい慕情ぼじょう(なさけ)に　濡ぬれる町まち　逢あわれて抱いだかれて　あなたに揺ゆら(ゆ)れました　夜よるの沖縄おきなわ　夜よるの沖縄おきなわ　恋こい港みなと
眠ねむられぬ夜よるのブルース夜よるが化粧けしょうをはじめると　風ふうもないのに　心しんがさわぐ　あの人ひとが訪たずねてくるような　ドアが気きになる　気きになる　気きになる　ひとり身みの　ああ　眠ねむられぬ夜よるのブルースよ　　恋こいはこりごり　捨すてたのに　胸むねが燃もえるわ　想おもい出でされて　あの人ひとが誘さそいに来くるような　紅べにが気きになる　気きになる　気きになる　ひとりの身みの　ああ　眠ねむられぬ夜よるのブルースよ　　眠ねむるつもりで　枕まくらべの　消けした灯あかりの　暗くらさの中なかで　あの人ひとの電話でんわがあるような　ベルが気きになる　気きになる　気きになる　ひとり身みの　ああ　眠ねむられぬ夜よるのブルースよ	青江あおえ三奈みな	川内かわうち康範やすのり	浜口はまぐち庫之助くらのすけ		夜よるが化粧けしょうをはじめると　風ふうもないのに　心しんがさわぐ　あの人ひとが訪たずねてくるような　ドアが気きになる　気きになる　気きになる　ひとり身みの　ああ　眠ねむられぬ夜よるのブルースよ　　恋こいはこりごり　捨すてたのに　胸むねが燃もえるわ　想おもい出でされて　あの人ひとが誘さそいに来くるような　紅べにが気きになる　気きになる　気きになる　ひとりの身みの　ああ　眠ねむられぬ夜よるのブルースよ　　眠ねむるつもりで　枕まくらべの　消けした灯あかりの　暗くらさの中なかで　あの人ひとの電話でんわがあるような　ベルが気きになる　気きになる　気きになる　ひとり身みの　ああ　眠ねむられぬ夜よるのブルースよ
野母崎のもざきの夜よるすがる私わたしの　両手りょうてをほどき　止とめても行いくのね　涙なみだをくれて　やっと開ひらいた　恋こいの花はな　せめて散ちらして　欲ほしいのに　ひとり泣ないている　ひとり泣ないている　ああ　野母崎のぼざき　野母崎のぼざき　野母崎のぼざきの夜よる　　街まちのはずれの　小ちいさな部屋へやで　二人ふたりで暮くらす　夢ゆめみた私わたし　どこか都会とかいに行いくという　そんな貴方あなたに恋こいをして　すすり泣ないている　すすり泣ないている　ああ　野母崎のぼざき　野母崎のぼざき　野母崎のぼざきの夜よる　　二に年ねん待まちます　心しんにきめた　貴方あなたはきっと　帰かえってくるわ　恋こいの哀かなしい　抜ぬけ殻がらを　そっと私わたしは抱だきしめて　今日きょうも泣ないている　今日きょうも泣ないている　ああ　野母崎のぼざき　野母崎のぼざき　野母崎のぼざきの夜よる	青江あおえ三奈みな	馬うま津川つがわまさを・山田やまだ孝雄たかお	中山なかやま治美はるみ・柴田しばた博ひろし		すがる私わたしの　両手りょうてをほどき　止とめても行いくのね　涙なみだをくれて　やっと開ひらいた　恋こいの花はな　せめて散ちらして　欲ほしいのに　ひとり泣ないている　ひとり泣ないている　ああ　野母崎のぼざき　野母崎のぼざき　野母崎のぼざきの夜よる　　街まちのはずれの　小ちいさな部屋へやで　二人ふたりで暮くらす　夢ゆめみた私わたし　どこか都会とかいに行いくという　そんな貴方あなたに恋こいをして　すすり泣ないている　すすり泣ないている　ああ　野母崎のぼざき　野母崎のぼざき　野母崎のぼざきの夜よる　　二に年ねん待まちます　心しんにきめた　貴方あなたはきっと　帰かえってくるわ　恋こいの哀かなしい　抜ぬけ殻がらを　そっと私わたしは抱だきしめて　今日きょうも泣ないている　今日きょうも泣ないている　ああ　野母崎のぼざき　野母崎のぼざき　野母崎のぼざきの夜よる
ふられぐせくれと言いうなら　命いのちもあげる　思おもいこんでた　ひとなのに　恋こいと命いのちは　引ひき替かえじゃない　なんで笑わらって　別わかれができる　女おんなの飲のむ酒さけは　女おんなの飲のむ酒さけは　泪なみだと愚痴ぐち(ぐち)の味あじ　　悪わるい男おとこと　承知しょうちのうえで　惚ほれた私わたしも　馬鹿ばかだけど　裏うらにあなたの　名前なまえをほって　してた指輪ゆびわが　ゆがんでぬけぬ　女おんなの口紅くちべには　女おんなの口紅くちべには　真まっ赤かな傷きずの色いろ　　消きえてくれれば　あきらめられる　死しんでくれれば　断たち切きれる　口くちじゃ強つよがる　本音ほんねじゃ辛つらい　憎にくい憎にくいは　未練みれんなしるし　女おんなの見みる夢ゆめは　女おんなの見みる夢ゆめは　こわれたシャボン玉だま	青江あおえ三奈みな	千家せんげ和也かずや	千葉ちば毅あつし		くれと言いうなら　命いのちもあげる　思おもいこんでた　ひとなのに　恋こいと命いのちは　引ひき替かえじゃない　なんで笑わらって　別わかれができる　女おんなの飲のむ酒さけは　女おんなの飲のむ酒さけは　泪なみだと愚痴ぐち(ぐち)の味あじ　　悪わるい男おとこと　承知しょうちのうえで　惚ほれた私わたしも　馬鹿ばかだけど　裏うらにあなたの　名前なまえをほって　してた指輪ゆびわが　ゆがんでぬけぬ　女おんなの口紅くちべには　女おんなの口紅くちべには　真まっ赤かな傷きずの色いろ　　消きえてくれれば　あきらめられる　死しんでくれれば　断たち切きれる　口くちじゃ強つよがる　本音ほんねじゃ辛つらい　憎にくい憎にくいは　未練みれんなしるし　女おんなの見みる夢ゆめは　女おんなの見みる夢ゆめは　こわれたシャボン玉だま
ブルー・ブルースわたしのこころは　淋さびしい湖みずうみ　ブルー・ブルー・ブルー　どんなにどんなに　愛あいされて　幸福こうふくだいて　いる時ときも　わたしのこころは　ブルー・ブルー　そうよそうなの　ブルー・ブルー　ひとりで唄うたう　ブルー・ブルース　　わたしのこころは　悲かなしい湖みずうみ　ブルー・ブルー・ブルー　夕陽ゆうひが夕陽ゆうひが　燃もえてても　あなたのいない　夜よるが来くる　わたしのこころは　ブルー・ブルー　そうよそうなの　ブルー・ブルー　ひとりで唄うたう　ブルー・ブルース　　わたしのこころは　冷つめたい湖みずうみ　ブルー・ブルー・ブルー　まぶしいまぶしい　幸福こうふくが　どんなに赤あかく　咲さいてても　わたしのこころは　ブルー・ブルー　そうよそうなの　ブルー・ブルー　ひとりで唄うたう　ブルー・ブルース	青江あおえ三奈みな	川内かわうち康範やすのり	浜口はまぐち庫之助くらのすけ		わたしのこころは　淋さびしい湖みずうみ　ブルー・ブルー・ブルー　どんなにどんなに　愛あいされて　幸福こうふくだいて　いる時ときも　わたしのこころは　ブルー・ブルー　そうよそうなの　ブルー・ブルー　ひとりで唄うたう　ブルー・ブルース　　わたしのこころは　悲かなしい湖みずうみ　ブルー・ブルー・ブルー　夕陽ゆうひが夕陽ゆうひが　燃もえてても　あなたのいない　夜よるが来くる　わたしのこころは　ブルー・ブルー　そうよそうなの　ブルー・ブルー　ひとりで唄うたう　ブルー・ブルース　　わたしのこころは　冷つめたい湖みずうみ　ブルー・ブルー・ブルー　まぶしいまぶしい　幸福こうふくが　どんなに赤あかく　咲さいてても　わたしのこころは　ブルー・ブルー　そうよそうなの　ブルー・ブルー　ひとりで唄うたう　ブルー・ブルース
ベイブリッジ・ブルースまじめな男おとこは　たいくつで　プレイボーイは　鼻はなにつく　どこにいるのか好このみのタイプ　ハッピーエンドは　霧きりの中なか　あなたに自信じしんが　あるならば　渡わたっておいでよ　ベイブリッジ　恋こいのかけ橋はし　ベイブリッジブルース　　若わかい坊ぼうやは　気きがきかず　中年ちゅうねん紳士しんしは　口くちばかり　結婚けっこんしない　女おんなといわれ　幸しあわせいくつも　棄すててきた　そんな私わたしで　よかったら　渡わたっておいでよ　ベイブリッジ　恋こいのかけ橋はし　ベイブリッジブルース　　やんちゃな男おとこは　ぶきっちょで　やさしい男おとこは　嘘うそをつく　恋こいはまぼろし　分わかっていても　おもしろ半分はんぶん　くり返かえす　月夜つきよの晩ばんに　おしゃれして　渡わたっておいでよ　ベイブリッジ　恋こいのかけ橋はし　ベイブリッジブルース	青江あおえ三奈みな	ジェームス三木みき	吉田よしだ正ただし		まじめな男おとこは　たいくつで　プレイボーイは　鼻はなにつく　どこにいるのか好このみのタイプ　ハッピーエンドは　霧きりの中なか　あなたに自信じしんが　あるならば　渡わたっておいでよ　ベイブリッジ　恋こいのかけ橋はし　ベイブリッジブルース　　若わかい坊ぼうやは　気きがきかず　中年ちゅうねん紳士しんしは　口くちばかり　結婚けっこんしない　女おんなといわれ　幸しあわせいくつも　棄すててきた　そんな私わたしで　よかったら　渡わたっておいでよ　ベイブリッジ　恋こいのかけ橋はし　ベイブリッジブルース　　やんちゃな男おとこは　ぶきっちょで　やさしい男おとこは　嘘うそをつく　恋こいはまぼろし　分わかっていても　おもしろ半分はんぶん　くり返かえす　月夜つきよの晩ばんに　おしゃれして　渡わたっておいでよ　ベイブリッジ　恋こいのかけ橋はし　ベイブリッジブルース
星ほしの流ながれに星ほしの流ながれに　身みを占うらなって　何処どこをねぐらの　今日きょうの宿やど　荒すさむ心しんで　いるのじゃないが　泣なけて涙なみだも　かれ果はてた　こんな女おんなに誰だれがした　　煙草たばこふかして　口笛くちぶえふいて　的てきもない夜よるの　さすらいに　人ひとは見返みかえる　わが身みは細ほそる　町まちの灯影とうえいの　侘わびしさよ　こんな女おんなに誰だれがした	青江あおえ三奈みな	清水しみずみのる	利根とね一郎いちろう		星ほしの流ながれに　身みを占うらなって　何処どこをねぐらの　今日きょうの宿やど　荒すさむ心しんで　いるのじゃないが　泣なけて涙なみだも　かれ果はてた　こんな女おんなに誰だれがした　　煙草たばこふかして　口笛くちぶえふいて　的てきもない夜よるの　さすらいに　人ひとは見返みかえる　わが身みは細ほそる　町まちの灯影とうえいの　侘わびしさよ　こんな女おんなに誰だれがした
炎ほのおのように火ひのように激はげしく燃もえる　恋こいの火ひは　赤あかいライトの　渦うずの中なか　刻きざむリズムが　人生じんせいならば　二度にどと帰かえらぬ　この刻こくを　愛あいするあなたの　その胸むねで　炎ほのおのように　火ひのように　　花はな散ちる夜よるも　秋あきの夜よるも　紅べにのドレスが　夢ゆめを呼よぶ　いつか散ぢり行いく　命いのちであれば　せめてこの恋こい　燃もえゆる間あいだに　愛あいして愛あいして　愛あいされて　あなたの胸むねで　死しにたいの　　命いのちの限かぎり　その日ひまで　紅あかい炎ほのおを　燃もやしたい　夢ゆめとまぼろし　追おいかけながら　生いきた月日つきひは　もう遠とおい　愛あいするあなたの　その胸むねで　炎ほのおのように　火ひのように	青江あおえ三奈みな	山崎やまざきふみえ	曽根そね幸さいわい明あきら	高田たかだ弘ひろし	激はげしく燃もえる　恋こいの火ひは　赤あかいライトの　渦うずの中なか　刻きざむリズムが　人生じんせいならば　二度にどと帰かえらぬ　この刻こくを　愛あいするあなたの　その胸むねで　炎ほのおのように　火ひのように　　花はな散ちる夜よるも　秋あきの夜よるも　紅べにのドレスが　夢ゆめを呼よぶ　いつか散ぢり行いく　命いのちであれば　せめてこの恋こい　燃もえゆる間あいだに　愛あいして愛あいして　愛あいされて　あなたの胸むねで　死しにたいの　　命いのちの限かぎり　その日ひまで　紅あかい炎ほのおを　燃もやしたい　夢ゆめとまぼろし　追おいかけながら　生いきた月日つきひは　もう遠とおい　愛あいするあなたの　その胸むねで　炎ほのおのように　火ひのように
本牧ほんもく HONMOKUブルース女おんなは嘘うそつき　そして愛あいの獣しし(けだもの)　だから何なん度どでも　恋こいが出来できるの　私わたしの髪かみに　ジャズがからみつく　あなた誰だれ？　ここは本牧ほんもくブルースよ　　くちづけの味あじは　なんでいつも違ちがうの?　まして抱だき合あえば　恋こいは七彩しちさい(いろ)　はずしわすれた　ピアスが痛いたいわ　あなた誰だれ？　ここは本牧ほんもくブルースよ　　このまま何処どこかへ　連つれて逃にげてほしいと　言いって困こまらせて　またあきらめる　ハーバーライト　窓まどに爪つめのあと　あなた誰だれ？　ここは本牧ほんもくブルースよ	青江あおえ三奈みな	なかにし礼あや	鈴木すずき道明みちあき		女おんなは嘘うそつき　そして愛あいの獣しし(けだもの)　だから何なん度どでも　恋こいが出来できるの　私わたしの髪かみに　ジャズがからみつく　あなた誰だれ？　ここは本牧ほんもくブルースよ　　くちづけの味あじは　なんでいつも違ちがうの?　まして抱だき合あえば　恋こいは七彩しちさい(いろ)　はずしわすれた　ピアスが痛いたいわ　あなた誰だれ？　ここは本牧ほんもくブルースよ　　このまま何処どこかへ　連つれて逃にげてほしいと　言いって困こまらせて　またあきらめる　ハーバーライト　窓まどに爪つめのあと　あなた誰だれ？　ここは本牧ほんもくブルースよ
水色みずいろのスーツケース何処どこかで誰だれかが　呼よぶような　そんな気きがして　旅たびへ出でた　水色みずいろのスーツケースの中なかには　消きえた悲かなしい　恋こいの花束はなたば　ああ大空おおぞらに　雲くもは白しろく流ながれて　はてしなく　汽車きしゃは走はしるよ　　何なにんだか誰だれかに　逢あえそうな　そんな気きがして旅たびへ出でた　水色みずいろのスーツケースの中なかには　ひめた想おもいの　歌うたの数々かずかず(かずかず)　ああ高原こうげんに　風ふうは青あおく香かおりて　夢ゆめのごと　汽車きしゃは走はしるよ　　南みなみの国くにには　しあわせが　あると誰だれかが　云ゆっていた　水色みずいろのスーツケースの中なかには　数かぞえきれない　夢ゆめの花束はなたば　ああ海原うなばら(うなばら)に　淡あわく鴎かもめ群むれ飛とび　はるばると　汽車きしゃは走はしるよ	青江あおえ三奈みな	井田いだ誠一せいいち	利根とね一郎いちろう		何処どこかで誰だれかが　呼よぶような　そんな気きがして　旅たびへ出でた　水色みずいろのスーツケースの中なかには　消きえた悲かなしい　恋こいの花束はなたば　ああ大空おおぞらに　雲くもは白しろく流ながれて　はてしなく　汽車きしゃは走はしるよ　　何なにんだか誰だれかに　逢あえそうな　そんな気きがして旅たびへ出でた　水色みずいろのスーツケースの中なかには　ひめた想おもいの　歌うたの数々かずかず(かずかず)　ああ高原こうげんに　風ふうは青あおく香かおりて　夢ゆめのごと　汽車きしゃは走はしるよ　　南みなみの国くにには　しあわせが　あると誰だれかが　云ゆっていた　水色みずいろのスーツケースの中なかには　数かぞえきれない　夢ゆめの花束はなたば　ああ海原うなばら(うなばら)に　淡あわく鴎かもめ群むれ飛とび　はるばると　汽車きしゃは走はしるよ
港みなとが見みえる丘おかあなたと二人ふたりで来きた丘おかは　港みなとが見みえる丘おか　色いろあせた桜さくら唯ゆい一ひとつ　淋さびしく　咲さいていた　船ふねの汽笛きてき咽むせび泣なけば　チラリホラリと花片かへん　あなたと私わたしに降おりかかる　春はるの午後ごごでした　　あなたと別わかれたあの夜よるは　港みなとが暗くらい夜よる　青白あおじろい灯あかり唯ただ一ひとつ　桜さくらを照てらしてた　船ふねの汽笛きてき消きえて行いけば　チラリホラリと花片かへん　涙なみだの雫しずくできらめいた　霧きりの夜よるでした	青江あおえ三奈みな	東あずま辰三たつぞう	東あずま辰三たつぞう		あなたと二人ふたりで来きた丘おかは　港みなとが見みえる丘おか　色いろあせた桜さくら唯ゆい一ひとつ　淋さびしく　咲さいていた　船ふねの汽笛きてき咽むせび泣なけば　チラリホラリと花片かへん　あなたと私わたしに降おりかかる　春はるの午後ごごでした　　あなたと別わかれたあの夜よるは　港みなとが暗くらい夜よる　青白あおじろい灯あかり唯ただ一ひとつ　桜さくらを照てらしてた　船ふねの汽笛きてき消きえて行いけば　チラリホラリと花片かへん　涙なみだの雫しずくできらめいた　霧きりの夜よるでした
無情むじょうの夢ゆめあきらめましょうと　別わかれてみたが　何なんで忘わすれよう　忘らりょか　命いのちをかけた　恋こいじゃもの　燃もえて身みをやく　恋こいごころ　　喜よろこび去さりて　残のこるは涙なみだ　何なんで生いきよう　生いきらりょか　身みも世よも捨すてた　恋こいじゃもの　花はなにそむいて　男泣おとこなき	青江あおえ三奈みな	佐伯さえき孝夫たかお	佐々木ささき俊一しゅんいち		あきらめましょうと　別わかれてみたが　何なんで忘わすれよう　忘らりょか　命いのちをかけた　恋こいじゃもの　燃もえて身みをやく　恋こいごころ　　喜よろこび去さりて　残のこるは涙なみだ　何なんで生いきよう　生いきらりょか　身みも世よも捨すてた　恋こいじゃもの　花はなにそむいて　男泣おとこなき
紫むらさきのタンゴ春はるの花はなを胸むねに　セニョリータ　きみと踊おどりしタンゴ　セニョリータ　甘あまき接吻せっぷん(くちづけ)　ギターの囁ささやき　なつかしの想おもい出でに　さしぐむ涙なみだ　月つき細ほそく春はるは　逝(ゆ)くとも　忘らりょか恋こいの宵よい　紫むらさきの夜よる　　若わかき生命せいめい(いのち)かけて　セニョリータ　燃もえて踊おどりしタンゴ　セニョリータ　こころそぞろな　木陰こかげ(こかげ)の秘ひめごと　ほのぼのと薫かおりしは　花はなかよきみか　月つき細ほそく春はるは　逝ゆくとも　忘らりょか恋こいの宵よい　紫むらさきの夜よる	青江あおえ三奈みな	佐伯さえき孝夫たかお	飯田いいだ信夫しのぶ		春はるの花はなを胸むねに　セニョリータ　きみと踊おどりしタンゴ　セニョリータ　甘あまき接吻せっぷん(くちづけ)　ギターの囁ささやき　なつかしの想おもい出でに　さしぐむ涙なみだ　月つき細ほそく春はるは　逝(ゆ)くとも　忘らりょか恋こいの宵よい　紫むらさきの夜よる　　若わかき生命せいめい(いのち)かけて　セニョリータ　燃もえて踊おどりしタンゴ　セニョリータ　こころそぞろな　木陰こかげ(こかげ)の秘ひめごと　ほのぼのと薫かおりしは　花はなかよきみか　月つき細ほそく春はるは　逝ゆくとも　忘らりょか恋こいの宵よい　紫むらさきの夜よる
夫婦ふうふ鏡きょうたとえ死しんでもいいわ　あなたのためなら　しあわせな女おんなだと　世間せけんは言いうでしょう　あなたの重荷おもにに　なりたくないのよ　夫婦ふうふ鏡きょうに映うつしだす　別わかれの薄化粧うすげしょう　泪なみだ(なみだ)をためていた　女おんながいたことを覚おぼえていてほしい　　何なにもくやんでないわ　あなたのためなら　言いいつけを守まもるのは　私わたしの務つとむ(つと)めよ　あなたの名前なまえを　汚けがれ(けが)したくないのよ　夫婦ふうふ鏡きょうの裏側うらがわに　二人ふたりの名なを書かいて　ひそかにみつめてた　女おんながいたことを覚おぼえていてほしい　　いいえ困こまらせないわ　あなたのためなら　生うまれつきお互たがいに　立場たちばが違ちがうわ　あなたに迷惑めいわく　かけたくないのよ　夫婦ふうふ鏡きょうの片方かたがたを　形見かたみに抱だきしめて　悲かなしく身みを引ひいた　女おんながいたことを覚おぼえていてほしい	青江あおえ三奈みな	千家せんげ和也かずや	彩木さいき雅夫まさお		たとえ死しんでもいいわ　あなたのためなら　しあわせな女おんなだと　世間せけんは言いうでしょう　あなたの重荷おもにに　なりたくないのよ　夫婦ふうふ鏡きょうに映うつしだす　別わかれの薄化粧うすげしょう　泪なみだ(なみだ)をためていた　女おんながいたことを覚おぼえていてほしい　　何なにもくやんでないわ　あなたのためなら　言いいつけを守まもるのは　私わたしの務つとむ(つと)めよ　あなたの名前なまえを　汚けがれ(けが)したくないのよ　夫婦ふうふ鏡きょうの裏側うらがわに　二人ふたりの名なを書かいて　ひそかにみつめてた　女おんながいたことを覚おぼえていてほしい　　いいえ困こまらせないわ　あなたのためなら　生うまれつきお互たがいに　立場たちばが違ちがうわ　あなたに迷惑めいわく　かけたくないのよ　夫婦ふうふ鏡きょうの片方かたがたを　形見かたみに抱だきしめて　悲かなしく身みを引ひいた　女おんながいたことを覚おぼえていてほしい
盛もり岡おかブルース青あおい灯ひが揺ゆれる　盛岡もりおかの夜よるに　君きみと出逢であった　中なかの橋はし　今夜こんやの二に人にん　素敵すてきだわ　ロマンチックです　ああ　思おもい出での　大通おおどおり　　風かぜの冷つめたい　北国きたぐにの夜よるは　初はじめての恋こいでした　やさしいひと　貴方あなたと　私わたしの　めぐり逢あい　一緒いっしょに　いたい　ああ　忘られぬ　盛岡もりおかのひと　　今日きょうも　夜よるが来くる　盛岡もりおかの街まちに　サヨナラも言いわずに　旅たびに立たつ　灯影とうえいに咲さいた　面影おもかげが　優やさしく　のこる　ああ　盛岡もりおかブルースよ	青江あおえ三奈みな	つのかけ芳よし克かつ	つのかけ芳よし克かつ		青あおい灯ひが揺ゆれる　盛岡もりおかの夜よるに　君きみと出逢であった　中なかの橋はし　今夜こんやの二に人にん　素敵すてきだわ　ロマンチックです　ああ　思おもい出での　大通おおどおり　　風かぜの冷つめたい　北国きたぐにの夜よるは　初はじめての恋こいでした　やさしいひと　貴方あなたと　私わたしの　めぐり逢あい　一緒いっしょに　いたい　ああ　忘られぬ　盛岡もりおかのひと　　今日きょうも　夜よるが来くる　盛岡もりおかの街まちに　サヨナラも言いわずに　旅たびに立たつ　灯影とうえいに咲さいた　面影おもかげが　優やさしく　のこる　ああ　盛岡もりおかブルースよ
柳やなぎヶ瀬せらブルース雨あめの降ふる夜よるは　心しんもぬれる　まして一人ひとりじゃ　なお淋さびし　憎にくい仕打しうちと　うらんでみても　戻もどっちゃこない　あの人ひとは　あゝ　柳やなぎ々瀬せの　夜よるに泣ないている　　二度にどと逢あえない　人ひとなのに　なぜか心しんが　又またいたむ　忘わすれたいのに　あの夢ゆめを　想おもい出でさせる　この酒さけが　あゝ　柳やなぎ々瀬せの　夜よるに泣ないている　　青あおい灯影とうえいに　つぐ酒さけは　ほろり落おとした　エメラルド　もだえ身みを焼やく　火ひの鳥とりが　雨あめに打うたれて　夜よるに泣なく　あゝ　柳やなぎ々瀬せの　夜よるに泣ないている	青江あおえ三奈みな	宇佐うさ英雄えいゆう	宇佐うさ英雄えいゆう		雨あめの降ふる夜よるは　心しんもぬれる　まして一人ひとりじゃ　なお淋さびし　憎にくい仕打しうちと　うらんでみても　戻もどっちゃこない　あの人ひとは　あゝ　柳やなぎ々瀬せの　夜よるに泣ないている　　二度にどと逢あえない　人ひとなのに　なぜか心しんが　又またいたむ　忘わすれたいのに　あの夢ゆめを　想おもい出でさせる　この酒さけが　あゝ　柳やなぎ々瀬せの　夜よるに泣ないている　　青あおい灯影とうえいに　つぐ酒さけは　ほろり落おとした　エメラルド　もだえ身みを焼やく　火ひの鳥とりが　雨あめに打うたれて　夜よるに泣なく　あゝ　柳やなぎ々瀬せの　夜よるに泣ないている
湯島ゆしまの白梅はくばい湯島ゆしま通とおれば　思おもい出だす　お蔦つた　主税しゅぜいの心意気こころいき　知しるや白梅はくばい　玉垣たまがきに　のこる二人ふたりの　影法師かげぼうし　　忘わすれられよか　筒井筒つついづつ　岸きしの柳やなぎの　縁えんむすび　かたい契ちぎりを　義理ぎりゆえに　水みずに流ながすも　江戸えど育そだち　　青あおい瓦斯燈がすとう　境内けいだいを　出でれば本郷ほんごう　切通きりどおし　あかぬ別わかれの　中空なかぞらに　鐘かねは墨絵すみえの　上野山うえのやま	青江あおえ三奈みな	佐伯さえき孝夫たかお	清水しみず保雄やすお		湯島ゆしま通とおれば　思おもい出だす　お蔦つた　主税しゅぜいの心意気こころいき　知しるや白梅はくばい　玉垣たまがきに　のこる二人ふたりの　影法師かげぼうし　　忘わすれられよか　筒井筒つついづつ　岸きしの柳やなぎの　縁えんむすび　かたい契ちぎりを　義理ぎりゆえに　水みずに流ながすも　江戸えど育そだち　　青あおい瓦斯燈がすとう　境内けいだいを　出でれば本郷ほんごう　切通きりどおし　あかぬ別わかれの　中空なかぞらに　鐘かねは墨絵すみえの　上野山うえのやま
夢ゆめは夜よるひらく雨あめが降ふるから　逢あえないの　来こないあなたは　野暮やぼな人ひと　ぬれてみたいわ　二人ふたりなら　夢ゆめは夜よるひらく　　うぶなお前まえが　可愛かわいいと　云ゆったあなたは　憎にくい人ひと　いっそ散ちりたい　夜よるの花はな　夢ゆめは夜よるひらく　　嘘うそと知しりつつ　愛あいしたの　あなたひとりが　命いのちなの　だからひとりにさせないで　夢ゆめは夜よるひらく	青江あおえ三奈みな	中村なかむら泰士やすし・富田とみた清吾せいご	曽根そね幸さいわい明あきら		雨あめが降ふるから　逢あえないの　来こないあなたは　野暮やぼな人ひと　ぬれてみたいわ　二人ふたりなら　夢ゆめは夜よるひらく　　うぶなお前まえが　可愛かわいいと　云ゆったあなたは　憎にくい人ひと　いっそ散ちりたい　夜よるの花はな　夢ゆめは夜よるひらく　　嘘うそと知しりつつ　愛あいしたの　あなたひとりが　命いのちなの　だからひとりにさせないで　夢ゆめは夜よるひらく
夜霧よぎりに消きえたチャコ俺おれのこころを　知しりながら　なんでだまって　消きえたんだ　チャコ　チャコ　酒場さかばに咲さいた　花はなだけど　あの娘むすめは可憐かれんな　可憐かれんな娘むすめだったよ　　青あおいネオンが　泣ないている　紅あかいネオンも　涙なみだぐむ　チャコ　チャコ　帰かえっておくれよ　もう一度いちど　俺おれのせつない　せつないこの胸むねに	青江あおえ三奈みな	宮川みやがわ哲夫てつお	渡久地とぐち政信まさのぶ		俺おれのこころを　知しりながら　なんでだまって　消きえたんだ　チャコ　チャコ　酒場さかばに咲さいた　花はなだけど　あの娘むすめは可憐かれんな　可憐かれんな娘むすめだったよ　　青あおいネオンが　泣ないている　紅あかいネオンも　涙なみだぐむ　チャコ　チャコ　帰かえっておくれよ　もう一度いちど　俺おれのせつない　せつないこの胸むねに
夜霧よぎりの第だい二に国道こくどうつらい恋こいなら　ネオンの海うみへ　捨すてて来きたのに　忘わすれてきたに　バック・ミラーに　あの娘むすめの顔かおが　浮うかぶ夜霧よぎりの　ああ第だい二に国道こくどう　　花はなの唇くちびる　泪なみだの瞳ひとみ　想おもい出でさすな　帰かえらぬ夢ゆめを　ヘッド・ライトの　光ひかりの中なかに　つづくはてない　ああ第だい二に国道こくどう　　闇やみを見みつめて　ハンドル切きれば　サイン・ボードの　灯あかりも暗くらい　泣なかぬつもりの　男おとこの胸むねを　濡ぬらす夜霧よぎりの　ああ第だい二に国道こくどう	青江あおえ三奈みな	宮川みやがわ哲夫てつお	吉田よしだ正ただし		つらい恋こいなら　ネオンの海うみへ　捨すてて来きたのに　忘わすれてきたに　バック・ミラーに　あの娘むすめの顔かおが　浮うかぶ夜霧よぎりの　ああ第だい二に国道こくどう　　花はなの唇くちびる　泪なみだの瞳ひとみ　想おもい出でさすな　帰かえらぬ夢ゆめを　ヘッド・ライトの　光ひかりの中なかに　つづくはてない　ああ第だい二に国道こくどう　　闇やみを見みつめて　ハンドル切きれば　サイン・ボードの　灯あかりも暗くらい　泣なかぬつもりの　男おとこの胸むねを　濡ぬらす夜霧よぎりの　ああ第だい二に国道こくどう
夜霧よぎりのブルース青あおい夜霧よぎりに　灯影とうえい(ほかげ)が紅べに(あか)い　どうせ俺おれらは　ひとりもの　夢ゆめの四よん馬路うまじ(スマロ)か　虹にじ口こう(ホンキュー)の街まちか　ああ　波なみの音おと(おと)にも　血ちが騒さわぐ　　可愛かわいいあの娘むすめ(こ)が　夜霧よぎりの中なかへ　投なげた涙なみだの　リラの花はな　何なににも言いわぬが　笑わらって見みせる　ああ　これが男おとこと　いうものさ　　花はなのホールで　踊おどっちゃいても　春はるを持もたない　エトランゼ　男おとこ同志どうしの　合ごう々傘かさ(あいあいがさ)で　ああ　あらし呼よぶよな　夜よる(よ)が更ふける	青江あおえ三奈みな	鴨田かもだ磬かおる也	大久保おおくぼ徳いさお二郎じろう		青あおい夜霧よぎりに　灯影とうえい(ほかげ)が紅べに(あか)い　どうせ俺おれらは　ひとりもの　夢ゆめの四よん馬路うまじ(スマロ)か　虹にじ口こう(ホンキュー)の街まちか　ああ　波なみの音おと(おと)にも　血ちが騒さわぐ　　可愛かわいいあの娘むすめ(こ)が　夜霧よぎりの中なかへ　投なげた涙なみだの　リラの花はな　何なににも言いわぬが　笑わらって見みせる　ああ　これが男おとこと　いうものさ　　花はなのホールで　踊おどっちゃいても　春はるを持もたない　エトランゼ　男おとこ同志どうしの　合ごう々傘かさ(あいあいがさ)で　ああ　あらし呼よぶよな　夜よる(よ)が更ふける
よこはま・たそがれよこはま　たそがれ　ホテルの小しょう部屋へや　口くちづけ　残のこり香が　煙草たばこのけむり　ブルース　口笛くちぶえ　女おんなの涙なみだ　あの人ひとは行おこなって行いってしまった　あの人ひとは行おこなって行いってしまった　もう帰かえらない　　裏町うらまちスナック　酔よえないお酒さけ　行いきずり　嘘うそつき　気きまぐれ男おとこ　あてない恋こい唄うた　流ながしのギター　あの人ひとは行おこなって行いってしまった　あの人ひとは行おこなって行いってしまった　もうよその人ひと　　木枯こがらし想おもい出で　グレーのコート　あきらめ　水色みずいろ　つめたい夜明よあけ　海鳴うみなり　灯台とうだい　一いち羽わのかもめ　あの人ひとは行おこなって行いってしまった　あの人ひとは行おこなって行いってしまった　もうおしまいね	青江あおえ三奈みな	山口やまぐち洋子ようこ	平尾ひらお昌晃まさあき		よこはま　たそがれ　ホテルの小しょう部屋へや　口くちづけ　残のこり香が　煙草たばこのけむり　ブルース　口笛くちぶえ　女おんなの涙なみだ　あの人ひとは行おこなって行いってしまった　あの人ひとは行おこなって行いってしまった　もう帰かえらない　　裏町うらまちスナック　酔よえないお酒さけ　行いきずり　嘘うそつき　気きまぐれ男おとこ　あてない恋こい唄うた　流ながしのギター　あの人ひとは行おこなって行いってしまった　あの人ひとは行おこなって行いってしまった　もうよその人ひと　　木枯こがらし想おもい出で　グレーのコート　あきらめ　水色みずいろ　つめたい夜明よあけ　海鳴うみなり　灯台とうだい　一いち羽わのかもめ　あの人ひとは行おこなって行いってしまった　あの人ひとは行おこなって行いってしまった　もうおしまいね
夜空よぞらあの娘むすめ(こ)　どこにいるのやら　星空ほしぞらのつづく　あの町まちあたりか　細ほそい風ふうの口笛くちぶえが　恋こいの傷きずあとにしみる　ああ　あきらめた恋こいだから　なおさら　逢あいたい逢あいたい　もう一度いちど　夜よるは　いつもひとりぼっち　　あの娘むすめ　帰かえっておいでと　流ながれ星ぼしにのせ　そっと呼よんでみた　だれも答こたえはしないよ　白しろい花はなが散ちるばかり　あああ　とどかない夢ゆめだから　なおさら　淋(さび)しい淋さびしい　この胸むねよ　夜空よぞら　遠とおく果はてしない	青江あおえ三奈みな	山口やまぐち洋子ようこ	平尾ひらお昌晃まさあき		あの娘むすめ(こ)　どこにいるのやら　星空ほしぞらのつづく　あの町まちあたりか　細ほそい風ふうの口笛くちぶえが　恋こいの傷きずあとにしみる　ああ　あきらめた恋こいだから　なおさら　逢あいたい逢あいたい　もう一度いちど　夜よるは　いつもひとりぼっち　　あの娘むすめ　帰かえっておいでと　流ながれ星ぼしにのせ　そっと呼よんでみた　だれも答こたえはしないよ　白しろい花はなが散ちるばかり　あああ　とどかない夢ゆめだから　なおさら　淋(さび)しい淋さびしい　この胸むねよ　夜空よぞら　遠とおく果はてしない
夜よるがわたしを誘惑ゆうわくするように夜よるがわたしを誘惑ゆうわくするように　愛あいされたい　なにも言いわず　あなたの胸むねで　星ほしが見みている恋こいする天使てんしの目付めつきして　ささやきの夜よる　やさしく抱だいて　　花はなの匂においが包つつんでくれるように　わたしにして　腕うでをまわし　くちびる寄よせて　夢ゆめにまで見みて　さがして求もとめて逢あえた人ひと　ささやきの夜よる　やさしく抱だいて　　夜よるがわたしを誘惑ゆうわくするように　見みえなくして　あなただけか　この世よの中なかで　あなたひとりの女おんなでありたいいつまでも　ささやきの夜よる　やさしく抱だいて	青江あおえ三奈みな	佐伯さえき孝夫たかお	鈴木すずき庸一よういち		夜よるがわたしを誘惑ゆうわくするように　愛あいされたい　なにも言いわず　あなたの胸むねで　星ほしが見みている恋こいする天使てんしの目付めつきして　ささやきの夜よる　やさしく抱だいて　　花はなの匂においが包つつんでくれるように　わたしにして　腕うでをまわし　くちびる寄よせて　夢ゆめにまで見みて　さがして求もとめて逢あえた人ひと　ささやきの夜よる　やさしく抱だいて　　夜よるがわたしを誘惑ゆうわくするように　見みえなくして　あなただけか　この世よの中なかで　あなたひとりの女おんなでありたいいつまでも　ささやきの夜よる　やさしく抱だいて
別わかれの朝あさ別わかれの朝あさ　ふたりは　さめた紅茶こうちゃ　のみほし　さようならの　くちづけ　わらいながら　交かわした　別わかれの朝あさ　ふたりは　白しろいドアを　開ひらいて　駅えきにつづく　小径しょうけいを　何なにも言いわず　歩あるいた　　言いわないで　なぐさめは　涙なみだをさそうから　触ふれないで　この指ゆびに　心しんが乱みだれるから　やがて汽車きしゃは　出でてゆき　一人ひとり残のこる　私わたしは　ちぎれるほど　手てをふる　あなたの目めを　見みていた　　言いわないで　なぐさめは　涙なみだをさそうから　触ふれないで　この指ゆびに　心しんが乱みだれるから　やがて汽車きしゃは　出でてゆき　一人ひとり残のこる　私わたしは　ちぎれるほど　手てをふる　あなたの目めを　見みていた	青江あおえ三奈みな	なかにし礼あや	ウドユルゲンス		別わかれの朝あさ　ふたりは　さめた紅茶こうちゃ　のみほし　さようならの　くちづけ　わらいながら　交かわした　別わかれの朝あさ　ふたりは　白しろいドアを　開ひらいて　駅えきにつづく　小径しょうけいを　何なにも言いわず　歩あるいた　　言いわないで　なぐさめは　涙なみだをさそうから　触ふれないで　この指ゆびに　心しんが乱みだれるから　やがて汽車きしゃは　出でてゆき　一人ひとり残のこる　私わたしは　ちぎれるほど　手てをふる　あなたの目めを　見みていた　　言いわないで　なぐさめは　涙なみだをさそうから　触ふれないで　この指ゆびに　心しんが乱みだれるから　やがて汽車きしゃは　出でてゆき　一人ひとり残のこる　私わたしは　ちぎれるほど　手てをふる　あなたの目めを　見みていた
別わかれのブルース窓まどを開あければ　港みなとが見みえる　メリケン波止場はとばの　灯ひが見みえる　夜よる風ふう　汐風しおかぜ　恋風こいかぜのせて　今日きょうの出船しゅっせんは　どこへ行いく　むせぶ心しんよ　はかない恋こいよ　踊おどるブルースの　切せつなさよ　　腕うでにいかりの　いれずみほって　やくざに強つよい　マドロスの　お国言葉くにことばは　違ちがっていても　恋こいには弱よわい　すすり泣なき　二度にどと逢あえない　心しんと心しん　踊おどるブルースの　切せつなさよ	青江あおえ三奈みな	藤浦ふじうら洸こう	服部はっとり良一りょういち		窓まどを開あければ　港みなとが見みえる　メリケン波止場はとばの　灯ひが見みえる　夜よる風ふう　汐風しおかぜ　恋風こいかぜのせて　今日きょうの出船しゅっせんは　どこへ行いく　むせぶ心しんよ　はかない恋こいよ　踊おどるブルースの　切せつなさよ　　腕うでにいかりの　いれずみほって　やくざに強つよい　マドロスの　お国言葉くにことばは　違ちがっていても　恋こいには弱よわい　すすり泣なき　二度にどと逢あえない　心しんと心しん　踊おどるブルースの　切せつなさよ
私わたしのスター涙なみだのなか幕まくが下おりる　さよなら恋人こいびと　舞台ぶたいの影かげで　貴方あなたを見みるのも　これが最後さいご　昨日きのうまでは私わたしの情人じょうにん(ひと)　気きままにくらした　流行りゅうこう(はやり)の歌うたを口くちずさむように　すてられても　今夜こんやの夜汽車よぎしゃで　貴方あなたは旅立たびだつ　私わたしもあの部屋へやを出でて　人目ひとめにつかずにくらすわ　夜汽車よぎしゃの窓まどをへだてて見みた　貴方あなたはスター　　今いまは何なにも云ゆいたくない　貴方あなたについては　こころの片隅かたすみの　白しろいページと　破やぶれた恋こい　踊おどりつかれて壁かべにもたれ　ひとり飲のむお酒さけ　陽気ようきな男おとこ達たちの誘さそい声ごえが　淋(さみ)しすぎる　貴方あなたの噂うわさが　写真しゃしんに出でてたわ　幸しあわせつかめそうだと　つめたい言葉ことばを読よんだわ　夜汽車よぎしゃの窓まどをへだてて見みた　貴方あなたはスター　夜汽車よぎしゃの窓まどをへだてて見みた　私わたしのスター	青江あおえ三奈みな	橋本はしもと淳あつし	都倉とくら俊一しゅんいち		涙なみだのなか幕まくが下おりる　さよなら恋人こいびと　舞台ぶたいの影かげで　貴方あなたを見みるのも　これが最後さいご　昨日きのうまでは私わたしの情人じょうにん(ひと)　気きままにくらした　流行りゅうこう(はやり)の歌うたを口くちずさむように　すてられても　今夜こんやの夜汽車よぎしゃで　貴方あなたは旅立たびだつ　私わたしもあの部屋へやを出でて　人目ひとめにつかずにくらすわ　夜汽車よぎしゃの窓まどをへだてて見みた　貴方あなたはスター　　今いまは何なにも云ゆいたくない　貴方あなたについては　こころの片隅かたすみの　白しろいページと　破やぶれた恋こい　踊おどりつかれて壁かべにもたれ　ひとり飲のむお酒さけ　陽気ようきな男おとこ達たちの誘さそい声ごえが　淋(さみ)しすぎる　貴方あなたの噂うわさが　写真しゃしんに出でてたわ　幸しあわせつかめそうだと　つめたい言葉ことばを読よんだわ　夜汽車よぎしゃの窓まどをへだてて見みた　貴方あなたはスター　夜汽車よぎしゃの窓まどをへだてて見みた　私わたしのスター
ワン・レイニー・ナイト・イン東京とうきょうワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー　濡ぬれた舗道ほどうには　ゆれる灯ひが　何故なぜか切せつなくて　なんにもいらない　二人ふたりだけの夜よる　かわす瞳ひとみが囁ささやく　アイ・ラブ・ユー　ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー　ムムム…　オー・イエス　　ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー　雨あめに濡ぬれながら　かわした瞳ひとみに　心しんはときめく　このしあわせこそ　二人ふたりだけのもの　愛あいのしるしをちかう　アイ・ラブ・ユー　ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー　ムムム…　オー・イエス　　このしあわせこそ　二人ふたりだけのもの　愛あいのしるしをちかう　アイ・ラブ・ユー　ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー　ムムム…　オー・イエス……	青江あおえ三奈みな	鈴木すずき道明みちあき	鈴木すずき道明みちあき		ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー　濡ぬれた舗道ほどうには　ゆれる灯ひが　何故なぜか切せつなくて　なんにもいらない　二人ふたりだけの夜よる　かわす瞳ひとみが囁ささやく　アイ・ラブ・ユー　ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー　ムムム…　オー・イエス　　ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー　雨あめに濡ぬれながら　かわした瞳ひとみに　心しんはときめく　このしあわせこそ　二人ふたりだけのもの　愛あいのしるしをちかう　アイ・ラブ・ユー　ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー　ムムム…　オー・イエス　　このしあわせこそ　二人ふたりだけのもの　愛あいのしるしをちかう　アイ・ラブ・ユー　ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー　ムムム…　オー・イエス……
全ぜん1ページ中ちゅう　1ページを表示ひょうじ