曲名きょくめい	歌手かしゅ名めい	作詞さくし者しゃ名めい	作曲さっきょく者しゃ名めい	編曲へんきょく者しゃ名めい	歌うたい出だし
とうほくであったまろう純じゅん烈れつ	純じゅん烈れつ	酒井さかい一はじめ圭けい	イルカ	河合かわい徹三てつぞう	青森あおもり　くるまに　おふろどうぐを　のせてこ　りんご　まぐろに　まけない　あずましー(はぁー)　ゆっこだなー(んだ、んだ)　　めいじん　おおがたねぶた　つくるよ　でんとうぶんか　せかいが(わや！)おどろく　　あったまろうよ　あおもり　おんせん　　福島ふくしま　はしるぞ　そうま　のまおい　せんねん　つづく　とうほく　ろくだい　まつりの(おー！)　さきがけよ(あいべ)　　でっけぇ　あいづ　ばんだいさん　ぜっけい　しんぴの　ごしきぬまの　(ほれ！)かがやき　　あったまろうよ　ふくしま　おんせん　　宮城みやぎ　ゆたかな　もりがうみだす　いやしの　みずのながれよ　たなばた　からふる(わあ！)　ささかざり(だっちゃ！)　　かわいい　こけし　こどもの　おみやげ　かざる　かぞくの　たのしい(どうもねー)おもいで　　あったまろうよ　みやぎの　おんせん　　山形やまがた　ぐるりと　やまに　かこまれ　おいしい　くだもの　そだつ　すいか　ようなし(んめー)　さくらんぼ(はらくっつい)　　やまでら　まつお　ばしょうの　せみのく　おくの　ほそみち　おさけも(おこめも)んめーぞー　　あったまろうよ　やまがた　おんせん　　岩手いわて　たからよ　だいちとうみの　めぐみよ　どれにしようか　れいめん　じゃじゃめん(はいっ)　わんこそば(じぇじぇじぇ)　　いっしょに　みやざわ　けんじ　たくさん　めいさく　どうわ　いーはとーぶ　めぐろう　　あったまろうよ　いわての　おんせん　　秋田あきた　あまざけ　おもち　あげるよ　かまくら　はいって　たんせ　ゆきぐに　めるへん(け！)　こっちゃ、け！(は～めんこい)　　いろんな　ひとう　ちかばに　いっぱい　あるぞ　なまはげ　あきたいぬ(わん！)も、えがお　　あったまろうよ　あきたの　おんせん　　東北とうほく　わたしの　ぼくの　ふるさと　とうほく　たびに　おいでよ　うみも　やまも(ほら！)　だいしぜん　　よぞらに　ながれる　ほしを　みあげて　つかる　おんせん　しあわせ(はあ～)ごくらく　　あったまろうよ　とうほく　おんせん
時どきの枝えだ折おりイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	鈴木すずき茂しげる	「移うつろい」と言いう　タイトルの本ほんに　枝えだ折おりを挟はさんで　時ときには本ほんを閉とじて　目めも閉とじてみるんだ　欲望よくぼうという名なの水草みずくさが　小舟こぶねを阻はばむけれど　行いき過すぎてしまえば　それは一時いちじの事こと　難むずかし過すぎる本ほんを　選えらんでしまったかな…　何なん度どでも振ふり返かえり　戻もどればいいと思おもうよ　　全すべての事ことに　無駄むだなんか無ないさ　枝えだ折おりを挟はさんで　時ときには本ほんを閉とじて　折おり返かえす勇気ゆうき持もて！　　「幸しあわせ」だって　思おもっていいんだよ　自分じぶんが掴つかんだ物もの　もがいて生いきて来きたから　その儚はかなさ知しってる　眩まぶし過すぎて　見みえない闇やみの中なか　闇雲やみくもに進すすむ　必要ひつようは無ない　心しんに憎にくしみの種たねが　蒔まかれません様ように　これ以上いじょう　　全すべての出来事できごとに　その時ときが有ある　生うまれて　出逢であい　別わかれて　この世よは束つかの間ま…移うつろう　遠とおいあの日ひが　懐なつかしい　本ほんのページなら　いつでも　どんな時ときにも　戻もどれるのにな　いつでも　どんな時ときにも　戻もどれるのにな…　戻もどれるのにな…
親愛しんあいなるAIに捧ささぐイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	鈴木すずき茂しげる	～親愛しんあいなるAIに捧ささぐ～　～親愛しんあいなるAIに捧ささぐ～　AI　君きみが苦手にがてだなんて思おもってた　ナチュラリストの僕ぼくだからね　AI　気付きづいたら　僕ぼくらの住すむこの世界せかいに　今いまじゃ欠かかせない存在そんざい　一番いちばん対極たいきょくに在あった君きみに　沢山さわやまお世話せわになってると　気き付つけたのは　皮肉ひにくな事ことに　パンデミック！　AI　君きみは人間にんげんの叡智えいちと情熱じょうねつのMariage！　　～親愛しんあいなるAIに捧ささぐ～　～親愛しんあいなるAIに捧ささぐ～　AI　君くんに仕事しごと奪うばわれたと思おもわずに　本当ほんとうの豊ゆたかさ　気付きづかなきゃ　AI　君きみがもしも居いなければ　僕ぼくらは　隔絶かくぜつされた世界せかい　人ひとと人ひとが繋つながれ無ない　悲かなしい日々ひびを　君きみはいつも　繋つなげてくれた　世界せかいの果はてまでも！　AI　君きみは人間にんげんの叡智えいちと情熱じょうねつのMariage！　　～親愛しんあいなるAIに捧ささぐ～　～親愛しんあいなるAIに捧ささぐ～　～人間にんげん・動物どうぶつ・植物しょくぶつ・鉱物こうぶつ　そして　新あらたなる　異種いしゅAI　　～親愛しんあいなるAIに捧ささぐ～　～親愛しんあいなるAIに捧ささぐ～　AI　君くんに出で逢あえたギリギリの世代せだい　今いまじゃ頼たより過すぎかな　AI　君きみは善ぜんと悪あくの両方りょうほう持もってる　ウイルスで暴走ぼうそうしないで　地球ちきゅうさえも　使つかい捨すてにしそうな悲かなしみが　僕ぼくを襲おそう時ときが有あるんだ　Peace for Planet！　AI　君きみは人間にんげんの叡智えいちと情熱じょうねつのMariage！　　～親愛しんあいなるAIに捧ささぐ～　～親愛しんあいなるAIに捧ささぐ～　～親愛しんあいなるAIに捧ささぐ～　～親愛しんあいなるAIに捧ささぐ～　　AI　君きみは「愛あい」って読よめるのが　僕ぼくはなんか好すきだよ…
うた の こどもイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	ウォン・ウィンツァン	思おもいと旋律せんりつが　出逢であって言葉ことばになり　生うまれた　うたのこども達たち　愛あいすべきもの　　うたのこども達たち　さあ　巣立すだってお行いき　私わたしの思おもいの　窓まどを開あけ放はなして　人ひとはみな　孤独こどくだから　寄より添そって　おやり　必要ひつようとされた　その時ときに　命いのち、輝かがやきだす　　うたのこども達たち　小ちいさくてもいい　それが君きみらしさと　わかっているからね　誰だれかが　一人ひとりでも　口くちずさんで　くれた時とき　あの頃ころの　ときめきを君きみは　きっと　連つれて来くるね　　うたのこども達たち　生いき続つづけておくれ　私わたしが知しらない　遠とおい明日あしたの日々ひびも　ひと粒つぶの雨あめが　池いけに降おりて　波紋はもんを広ひろげ　行いくような　ひと滴しずくでいい　ひと滴しずくでいい　愛あいすべき　もの
実みのりある大地だいちイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	中西なかにし俊博としひろ	誰だれもがみんな　実みのりある大地だいち　大切たいせつに抱かかえて　生うまれて来きた　種たね蒔まく人ひとは　誰だれだろう…　耕たがやす日々ひび共ともに　歩あゆむ人ひと　　父とうさんの思おもい　母かあさんのぬくもり　二人ふたりを選えらんで　生うまれて来きたよ　小ちいさな木きの芽めは　みつけたんだ　光ひかりある方ほうへ　心しんは開ひらく　　いつか花はな咲さく　時ときを夢ゆめみて　この長ながい坂道さかみちに　種たねを蒔まいた　熊笹くまざさの中なかから　泥どろまみれになり　慈いつくしみの汗あせが　大地だいちに沁しみ込こむ　　先生せんせいの導みちびき　友ともだちの笑顔えがお　行いくべき道みちが　見みえて来きたよ　懐なつかしい風ふうが　この丘おかに吹ふく　ここがみんなの　我わが家やなんだ　　生うまれた時ときに　ひとつだけ　持もって来きたのは　実みのりある大地だいち　花はなの香かおりに　導みちびかれて　この丘おかに集つどう　人々ひとびとが歌うたう　　ラ～　ラ～　ラ～　ラ～　誰だれもがみんな　実みのりある大地だいち　明日あしたの為ために　種たねを蒔まこう！　明日あしたの為ために　種たねを蒔まこう！　明日あしたの為ために　種たねを蒔まこう！
オレンジ色しょくの両りょう手鍋てなべイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	河合かわい徹三てつぞう	オレンジ色しょくの大おおきな両りょう手鍋てなべは　結婚けっこん祝いわいの贈おくり物もの　花はな柄がらの綺麗きれいな両りょう手鍋てなべは　みんなのお腹なかを満みたしてくれた　グズグズ野菜やさいが　愚痴ぐちを言いったら　お鍋なべの底そこは　真まっ黒くろこげこげ　オレンジ色しょくの大おおきな両りょう手鍋てなべは　困こまった時ときにゃ　いつも助たすけてくれた　　物ものには心しんが無ないって言いうけど　時ときと共ともに　芽生めばえるんだ！物ものにも心しんがね！　　オレンジ色しょくの大おおきな両りょう手鍋てなべと　あと何なん回かい　料理りょうりが出来できるかな？　花はな柄がらの綺麗きれいな両りょう手鍋てなべは　今いまじゃ取とっ手てが一ひとつになっちゃった！　昭和しょうわの味あじ満載まんさいのカレー　作つくれるうちは　私わたしに付つき合あってね！まだまだ　　オレンジ色しょくの大おおきな両りょう手鍋てなべは　キッチンの片隅かたすみで　笑わらっているよ　取とっ手てが一ひとつに　なった今いまでも　捨すてる事ことなんか　出来できないよね！
輪わの中なかでイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	ウォン・ウィンツァン、ウォン美音びおん志こころざし	あの青空あおぞらに届とどきそうな　若葉わかばの道みちはお茶畑ちゃばた　ランドセルがとても重おもいのは　大おおきな夢ゆめであふれてる　不安ふあんな気持きもちがあった時とき　手てをつないでくれたのは　それが友ともだち　いつまでも　　今いま、この大だい宙ちゅうへ　つなげられる力ちからを　みんなが持もっている　この小ちいさな手てと手て　つないで気付きつけたんだ　学まなんで行いこうよ　輪わの中なかで　　きらめく富士川ふじかわを見みていたら　時ときの流ながれが見みえて来きた　昔むかしの人ひとも遠とおい未来みらいに　想おもいをはせていたのかな　その未来みらいこそが今いまなんだ　みんなが共ともに生いきている　そして明日あしたへ　いつまでも　　今いま、この大だい宙ちゅうへ　つなげられる力ちからを　みんなが持もっている　この小ちいさな手てと手て　つないで気付きつけたんだ　永ながい時とき超こえて　輪わの中なかで　　絶たえず何なにかに守まもられて　大おおきく育そだって来きたんだね　やさしくほほえむ富士山ふじさんの　広ひろい愛あいにも包つつまれて　桜さくらのつぼみはふくらんで　いつか花はな咲さく時ときの為ため　想おもいめぐらす　いつまでも　　今いま、この大だい宙ちゅうへ　つなげられる力ちからを　みんなが持もっている　この小ちいさな手てと手て　つないで気付きつけたんだ　全すべてとつながる　輪わの中なかで　　今いま、この大だい宙ちゅうへ　つなげられる力ちからを　みんなが持もっている　この小ちいさな手てと手て　つないで気付きつけたんだ　全すべてとつながる　輪わの中なかで
わんわん日記にっき～ひなたぼっこイルカ・神部かんべ冬ふゆ馬ば	イルカ・神部かんべ冬ふゆ馬ば	神部かんべ冬ふゆ馬ば	イルカ	鈴木すずき茂しげる	今日きょうも一いち日にち家かの中なか　ずっとひなたぼっこ　窓辺まどべに寝ねころび　あくび止とまらない　僕ぼくは犬いぬなんです。　いつからか庭にわにきてる　君きみは黒くろネコ　毎日まいにちお外そとにいるけど　辛しんくはないのかな　　僕ぼくは窓まど越ごしに見みてるだけ　本当ほんとうはじゃれたいけど　お話はなしもできないよね　僕ぼくは犬いぬだからね　　自由じゆうって言葉ことばあるけど　僕ぼくにはわからないんだ　どこへ行いって　なんでもできる　でも怖こわそうだよね　とっても勇気ゆうきがある　君きみは黒くろネコ　けもの道どうなんて　僕ぼく　あこがれちゃうな　　今日きょうも窓まど越ごしに　君きみと目めを合あわすだけ　君きみだけが知しっている　遥はるかな地平線ちへいせん　　僕ぼくにはパパもママも　お姉ねえちゃんだっているんだ　君きみはいつもここに来くるけど　家族かぞくはいないのかな？　寂さびしい時ときや　とっても寒さむい時とき　いつも君きみは独ひとりで　泣ないているのかな？　　僕ぼくが君きみにできる事こと　見みつからないけれど　僕ぼくを見みて安心あんしんできるなら　それは嬉うれしいよ　いつだってここにいるから　毎日まいにち遊あそびにおいでよね　明日あしたも待まっているよ　みんなで待まってるよ　みんなで待まってるよ　みんなで待まってるよ
君きみへのかぞえうたイルカ・神部かんべ冬ふゆ馬ば	イルカ・神部かんべ冬ふゆ馬ば	神部かんべ冬ふゆ馬ば	イルカ	河合かわい徹三てつぞう	一ひとつ　人ひとの気持きもち　思おもい　二ふたつ　踏ふみ出だせ　勇気ゆうき出だして　三みっつ　未来みらいを夢見ゆめみよう　君きみしか見みえない道みちがあるよ　　四よっつ　喜よろこびを分わかち合あい　五いつつ　いつでも笑顔えがおでね　六むっつ　昔むかしのい伝いつたえ　君くんにもわかる時ときが来くるよ　　葉はっぱも風ふうに乗のり　お家いえに帰かえるんだ　時計とけいの針はりたちも　歩あるいているんだね　十じゅう数かぞえられたら　一緒いっしょに帰かえろうね　手てをつないでね　お家いえへ帰かえろうね　手てをつないでね　お家いえへ帰かえろうね　　七ななつ　涙なみだを恐おそれずに　八やっつ　優やさしい強つよさ持もとう　九ここのつ　心しんに太陽たいようを　君きみならみんなを照てらせるよ　　葉はっぱも風ふうに乗のり　お家いえに帰かえるんだ　遠とおくへ行いくときが　いつかは来くるけれど　いつでも君きみの事こと　見守みまもっているから　手てをつないでね　お家いえへ帰かえろうね　さぁ　あったかい　あぁ　いいにおい　お家いえへ帰かえろうね
聖家族せいかぞくイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	勝又かつまた隆一りゅういち	遥はるかなる　星ほしの下した(もと)　宙ちゅう(ひろ)い夢ゆめが生うまれ　瞬しばたいた　その光ひかり　今いま、出で逢あえたね　冬ふゆの朝あさ　粉雪こゆきが　美うつくしく舞まい降おりて　暖あたたかな　部屋へやの中なか　響ひびく笑顔えがお　どうして　此処ここらに　居いるんだろう…　どうして　今いま、此処ここらで　出で逢あえたんだろう…　　どうして　此処ここらに　居いるんだろう…　どうして　今いま、此処ここらで　出で逢あえたんだろう…　国境こっきょうは　人ひとの世よが　創つくった地球ちきゅうの姿すがた　雄大ゆうだいな　自然しぜんの声こえ　耳みみ傾かたむけて　父ちちが来きて　母ははと共ともに　今いま、私わたしが居いる　平和へいわなる　地球ちきゅう(ほし)へと　願ねがいはひとつ　願ねがいは永遠えいえん(とわ)に
あたしだってLove song!イルカ	イルカ	イルカ	イルカ	倉田くらた信雄のぶお	「逢あいたい」…そんな気持きもちだけで　人ひとの世よは　歴史れきしだって変かえる　あの角かくを曲まがれば　出逢であうべき運命うんめい(さだめ)の　人ひとがいる…かもしれない…　ときめいて　せつなくて　謎なぞめいて　恋こいしくて　振ふり子こみたいに重かさなる～　あたしだってLove song！　あたしだってLove song！　まだ花はな咲さかせ　歌うたってもいいでしょう～？　　「逢あえない」…そんな時間じかんの中なかで　深ふかい愛あいが　育そだつなんて言いうけど　変かわって行いくのが悲かなしい　けど、変かわるから救すくわれる　こともある…かもしれない…　ときめいて　せつなくて　待まち侘わびて　黄昏たそがれ(たそがれ)て　振ふり子こみたいにすれ違ちがう～　あたしだってLove song！　あたしだってLove song！　まだ花はな咲さかせ　歌うたってもいいでしょう～？　　ときめいて　せつなくて　羽はばたいて　想おもい出だして　振ふり子こみたいな気持きもち～　あたしだってLove song！　あたしだってLove song！　まだ花はな咲さかせ　歌うたってもいいでしょう～？　まだ花はな咲さかせ　歌うたってもいいでしょう～？
君きみに贈おくるFOLK SONG 2020イルカ	イルカ	イルカ	イルカ		私わたしがイルカになる前まえは　シュリークスに居いたんです　夫おっとのカメ吉よし君くんと　夫婦ふうふ(めおと)のデュエットで　2枚まいのアルバム出だしたけれど　鳴なかず飛とばずの毎日まいにちで　でも、その日々ひびがとっても大おおきなイルカの原石げんせき時代じだい　　いいよね、いいよね　歌うたっていいよね！　いつかイルカを　ソロで歌うたわせるんだと　カメ吉よし君くんが決断けつだんしなけりゃ　イルカの50周年しゅうねんは、迎むかえられなかったよ！　　いいよね！いいよね！歌うたっていいよね！　いいよね！いいよね！あの頃ころに帰かえれるよ　いいよね！いいよね！歌うたっていいよね！　いいよね！いいよね！あの頃ころに帰かえれるよ
とんがらしイルカ・神部かんべ冬ふゆ馬ば	イルカ・神部かんべ冬ふゆ馬ば	イルカ	イルカ	イルカ・常つね富とみ喜雄よしお	私わたしは　トンガラシさんです　光ひかりをあびて、ひからびます　自分じぶんで、ひからびて、いるのです　だれが　とめても、カラカラカラ　　きれいじゃなくても、いいんです　自分じぶんじゃ　いいと思おもってます　これが　トンガラシというものです　だれが　笑わらっても、カラカラカラ　　私わたしは　トンガラシさんです　枯かれていたって、生いきてます　それで、いいと思おもってます　だれが　泣ないても、カラカラカラ　　カラカラカラ　ムーー
杉すぎの木山きやまイルカ・神部かんべ冬ふゆ馬ば	イルカ・神部かんべ冬ふゆ馬ば	イルカ	イルカ	イルカ・勝又かつまた隆一りゅういち	つられつらなる、杉すぎの木山きやまは　うすむらさきの、ひかりにはえて　半はんかけ　お月げっさんも、　もうじき、顔かおを出だす。　　電信柱でんしんばしらの　見みえない　あの里さと、　あぜ道みち　ぬければ　おばばの家いえにと、　こけむす屋根やねは　わらびの味あじさ。
We Love You Planet！～ひびけ！惑星わくせいに。(日本語にほんご版ばん)イルカ	イルカ	イルカ	イルカ		Across the borders, we love you Planet！　全すべてを越こえ we love you Planet！　I, you see Nature　　この風ふうはどこから、吹ふいて来きたのかな…。　生命せいめい(いのち)を育はぐくむ　サバンナからかな…。　人ひとの心しんは傷きず付つき、萎しぼむけど　森もりの香かおり　想おもい出だせば、微笑ほほえむよ。　　海うみから生うまれた　みんな同おなじ生命せいめい　母ははなる大地だいちに　護まもられて・生いかされて・時じを重かさね・来きたんだ！　　IUCN(IUCN) IUCN(IUCN) Across the borders, we love you Planet！　IUCN(IUCN) IUCN(IUCN) I, you see Nature　　かけがえのない　生命せいめいが消きえて行いくよ　懐なつかしい、里山さとやまの様ようにね　二度にどと逢あえない　鳥とりや魚さかなたちが　宇宙うちゅう(おおぞら)の流星りゅうせいと　消きえて行いく　　人ひとの歴史れきしは、いくさの繰くり返かえし　それでも朝陽あさひは　全すべての・生命せいめいを・もらさず・目覚めざめさせる　　IUCN(IUCN) IUCN(IUCN) Across the borders, we love you Planet！　IUCN(IUCN) IUCN(IUCN) I, you see Nature　　International Union for Conservation of Nature　International Union for Conservation of Nature　　IUCN(IUCN) IUCN(IUCN) Across the borders, we love you Planet！　IUCN(IUCN) IUCN(IUCN) I, you see Nature　　自然しぜんはやさしい　だけじゃ　ないよね　その厳きびしさに、泣ないても、明日あした(あした)は立たち上あがる、　それこそが、生いきる事こと　　IUCN(IUCN) IUCN(IUCN) Across the borders, we love you Planet！　IUCN(IUCN) IUCN(IUCN) I, you see Nature　I, you see Nature
回転かいてん木馬もくばにのってイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	勝又かつまた隆一りゅういち	水平すいへい線せんに　陽ひが昇のぼる前まえに　ほんのり空そらは　頬ほお染そめるように　君きみが生うまれた　あの時ときから　小ちいさな宇宙うちゅうが　またひとつ増ふえた　チクタク　時計とけいの針はりが回まわれば　春夏秋冬しゅんかしゅうとう　季き節ぶしはメリーゴーランド　君きみも大人おとなになる　気きづいているかな…　　地平線ちへいせんから　見みえる大おおきな樹き　始はじめは小ちいさな種たね　眠ねむっていたけれど　君きみが抱かかえた　未知みちなる力ちからも　いつかは芽めを出だし　大空おおぞらへ伸のびる　チクタク　時計とけいの針はりが回まわれば　朝あさ昼ひる夕暮ゆうぐれ　毎日まいにちがメリーゴーランド！　君きみも大人おとなになる　気きづいているかな…　　チクタク　時計とけいの針はりが回まわれば　春夏秋冬しゅんかしゅうとう　季き節ぶしはメリーゴーランド　君きみも大人おとなになる　気きづいているかな…　気きづいているかな…。
真まっ暗くらから～歩あるいて行いこう！冬ふゆの道みちを(WINTER WONDERLAND)イルカ	イルカ	イルカ	イルカ		真まっ暗くらな闇やみを抜ぬけ　ひと晩ばん眠ねむったら　生うまれ変かわれるんだよ…　本当ほんとうは毎日まいにちが　誕生たんじょう日び…　　朝陽あさひが昇のぼり　今日きょうが始はじまれば　新あたらしい命いのちが　また生うまれる　窓まどを開あければ　小鳥ことりはもう目覚めざめてて　祝福しゅくふくの歌うた Love Song　聴きかせてくれるから　着替きがえて飛とび出だそうよ！　白しろいブーツ履はいてさ　仔犬こいぬも付ついて来くるから　追おいかけっこHop Step Jump！　この世よは素敵すてきだね　ピカピカに光ひかってる　泣ないてたら見みえないよ　顔かおを上あげて歩あるこう！　　遥はるか振ふり向むけば　挫折ざせつの山々やまやま　今いまでもチクリと　胸むねが痛いたむけど　どんな事ことだって　いつかは笑わらって　誰だれかを慰なぐさめられる　とっておきの話はなさ　あんまり急いそぎ過すぎて　転ころんじゃった時ときも　膝ひざっこぞうを優やさしく　撫なでたらチチンプイプイ！　生いきてる間あいだに　何人なんにんと出会であえるかな…？　泣ないてたら見みえないよ　顔かおを上あげて歩あるこう！　　歩あるいて行いこうよ　Walking in the Winter Wonder Land　歩あるいて行いこうよ　冬ふゆの道みちを！！
Jazz屋やの娘むすめイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	船山ふなやま基紀もとき	～アパート中ちゅうが大騒おおさわぎ～　師走しわすの東京とうきょう　三日月みかづきの夜よる　大おおきなお腹なかのママを乗のせて　人力車じんりきしゃは走はしるよ　薬屋くすりや、魚屋さかなや、天神てんじんさんをヒョヒョイと曲まがり　八百屋やおやの角かくを　パン屋やも抜ぬけて　アタシ生うまれて来きた　Jazz屋やの娘むすめ　星屑ほしくずに乗のって来きた　Jazz屋やの娘むすめ　Jazz屋やの娘むすめ　　～Jazz Manだから仕方しかたがない～　そんな夜よるもパパは仕事しごとで　いつでも留守るすで　でも大丈夫だいじょうぶよ　分わかって生うまれて来きたアタシだものね！　夕方ゆうがたになれば　近所きんじょの父とうちゃんみんな帰かえって来くる　バイクでパパは　これからお仕事しごと　アタシ生うまれて来きた　Jazz屋やの娘むすめ　ママと手てを振ふるよ　Jazz屋やの娘むすめ　Jazz屋やの娘むすめ　Jazz屋やの娘むすめ　　息子むすこじゃ無なくて　娘むすめが生うまれちゃって　パパごめんね‥だからアタシ‥一生懸命いっしょうけんめい頑張がんばれるんだ！　　～おたまじゃくしとノリノリだい～　「はとポッポ」より最初さいしょに歌うたった　「バイヤ・コンディオス・マイダーリン」　犬いぬの歌うたを作つくったら　パパとママが大だい拍手はくしゅ　運動会うんどうかいじゃ　鼓笛隊こてきたいのベルリラだったけど　眩まぶしくて　行進こうしんから外はずれてた！　アタシ生うまれて来きた　Jazz屋やの娘むすめ　調子ちょうしっパズレの　Jazz屋やの娘むすめ　Jazz屋やの娘むすめ　Jazz屋やの娘むすめ　Jazz屋やの娘むすめ
日曜日にちようびイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	船山ふなやま基紀もとき	この間あいだの日曜日にちようび　デパートへ行いきました　とても楽たのしい一いち日にちでした　それはパパとママと私わたしの三さん人にんで行おこなったからなのです　　帰かえりの電車でんしゃの中なかで　椅子いすが一ひとつあきました　坐すわりなさいとパパが言いって　モジモジしてたら　どこかのおばさんが坐すわってしまいました　ウフフフフと三さん人にんで手てを繋つないで笑わらいました　ウフフフフと三さん人にんで手てを繋つないで笑わらいました　　そしてお家いえに帰かえってから　包つつみ紙しを開あけました　新あたらしい靴くつに名前なまえ付つけて　おやすみなさいと枕元まくらもとに置おいて私わたしは眠ねむりました　ウフフフフと夢ゆめの中なかでスキップしながら笑わらいました　ウフフフフと夢ゆめの中なかでスキップしながら笑わらいました
人生じんせいフルコースイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	船山ふなやま基紀もとき	成人せいじん式しきの前まえには　既すでに結婚けっこんを決きめてた　だから「振袖ふりそでなんて要いらない」って　親不孝おやふこうな娘むすめだったね　若葉わかばが薫かおる五ご月がつには　花嫁はなよめさんになりました　これからは私わたしが　あなたを幸しあわせにしてあげるからね！　娘むすめから妻つまに　母ははになってからも　まだ先さきは永ながいこの道みちは　山やまあり谷たにあり　人生じんせいフルコース　人生じんせいフルコース　　ひとつ屋根やねの下した二に人にんから　夫おっとの両親りょうしんとも暮くらした　オトナとしての常識じょうしきを　授さづけて頂いただいたから　嫁よめ・姑しゅうとの喧嘩けんかなんて　一いち度ども本当ほんとうに無なかった　愛あいする人ひとを生うみ　育そだてて下くださった人ひとだもの　娘むすめから妻つまに　母ははになってからも　まだ先さきは永ながいこの道みちは　山やまあり谷たにあり　人生じんせいフルコース　人生じんせいフルコース　　息子むすこが巣立すだった後のちから　夫おっとには先立さきだたれたり　淋さびしい日々ひびもあったけれど　孫まごも大おおきくなりました　娘むすめから妻つまに　母ははになってからも　まだ先さきは永ながいこの道みちは　山やまあり谷たにあり　人生じんせいフルコース　人生じんせいフルコース　　娘むすめから妻つまに　おばあちゃんになっても　まだ先さきは永ながいこの道みちは　山やまあり谷たにあり　人生じんせいフルコース　人生じんせいフルコース　　デザートは…これからさぁ！
おかあさんの手てイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	勝又かつまた隆一りゅういち	少すこし前まえまでは　着飾きかざって街まちを　歩あるく事ことが　楽たのしかったけれど　でも　今いまはおだやかなそよ風かぜの中なかに　お前まえの寝顔ねがおをみることが　私わたしの一番いちばんのやすらぎなの　きっと私わたしは　お前まえのおかあさんだから　　あかあさんにもね　やりかけた事ことが　たくさんたくさんあったのよ　でも　お前まえが生うまれてからいそがしいけれど　夢ゆめはまだ捨すててないの　でも時ときの流ながれからとり残のこされたみたいで　淋さびしくなる事こともあるけど　こんな静しずかな夜よるには　一人ひとりでこんな事ごと思おもってみるの　揺ゆり篭かご揺ゆらすこの手ては　細ほそいけれど未来みらいを揺ゆり動うごかしている　世界中せかいじゅうのおかあさん達たちも　そんな風ふうに思おもっている様ような気きがして　　これから先さきの事ことは誰だれにもわからないけど　わからないけど　強つよく強つよく　お前まえらしく生いきてほしいの　そしてお前まえが生うまれた事ことに　いつも喜よろこびを感かんじていてくれたなら　それがおかあさんの　おかあさんの幸福こうふく(しあわせ)　こんな静しずかな夜よるには　一人ひとりでこんな事ごと思おもってみるの　揺ゆり篭かご揺ゆらす　この手ては　細ほそいけれど未来みらいを揺ゆり動うごかしている　世界中せかいじゅうのおかあさん達たちも　そんな風ふうに思おもっている様ような気きがして
言葉ことばって不思議ふしぎだねイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	イルカ・長尾ながお行こう泰やすし	「おいしいな！」って言いったらね　そこから幸しあわせが広ひろがって　今いままで言いえなかった事ことも　話はなせるような氣きがするよ　　「ありがとう」って言いったらね　ちいさな愛あいが生うまれるよ　少すこし苦手にがてな人ひとだって　何なんだか氣持きもちが近ちかくなる　もっともっと好すきになる　もっともっと幸しあわせな心しんが広ひろがって…行いく。　　「ごめんなさい！」って言いったらね　なんだか肩かたがかるくなる　勇氣ゆうきも湧わいて来くるからね　早はやくに言いえればよかったよ　もっともっと好すきになる　もっともっと君きみだけの言葉ことばをききたくて…今いま。　　もっともっと好すきになる　もっともっと私わたしだけの言葉ことば伝つたえたい…今いま。　もっともっと一緒いっしょに居いたい　もっともっと幸しあわせ引ひき寄よせる　言葉ことばって不思議ふしぎだね！
とねりこの木きイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	中西なかにし俊博としひろ	偶然ぐうぜんなんてないよ　あなたに出会であったその日ひに　そんなこと思おもってたら　空色そらいろの種たねが降ふってきた　言葉ことばが芽めを出だし　言葉ことばが青あおく萌もえる　空色そらいろの種たねを育そだてたら　とねりこの木きになりました　　怖こわいものはなあに　自分じぶんが見みえなくなること　そんな時ときは迷まよわず　あなたの声こえに従したがうの　言葉ことばが馬うまに乗のり　言葉ことばが心しん揺ゆらす　空色そらいろの種たねはいつしか　とねりこの木きになりました　　あなたを見みてるようだね　とねりこの木きを見上みあげれば　空そらと大地だいちを結むすんで　宇宙うちゅうを支ささえてる　言葉ことばが芽めを出だし　言葉ことばが青あおく萌もえる　空色そらいろの種たねを育そだてたら　とねりこの木きになりました　空色そらいろの種たねを育そだてたら　とねりこの木きになりました
We Love You Planet！～Echo to our Planet(英語えいご版ばん)イルカ	イルカ	イルカ	イルカ		Across the borders, we love you Planet！　Beyond everything, we love you Planet！　I, you see Nature　　Where is this breeze blowing from…　from the life fostering green savanna… perhaps so I wonder.　Hearts hurt and wither,　yet we can smile again recollections of fragrant green forests.　　Born from the ocean, we all embrace life.　Mother Earth has protected us, allowed us　to live moments, and here we are！　　IUCN (IUCN) IUCN (IUCN) Across the borders, we love you Planet！　IUCN (IUCN) IUCN (IUCN) I, you see Nature　　Irreplaceable lives are disappearing away,　like long long-forgotten“Satoyama”.　Those birds, flowers and fishes, never to be encountered again,　disappear in this Universe like shooting stars.　　History of humanity, still battles continue.　And yet the morning bright sunshine wakes up all lives without fail.　　IUCN (IUCN) IUCN (IUCN) Across the borders, we love you Planet！　IUCN (IUCN) IUCN (IUCN) I, you see Nature　　International Union for Conservation of Nature　International Union for Conservation of Nature　　IUCN (IUCN) IUCN (IUCN) Across the borders, we love you Planet！　IUCN (IUCN) IUCN (IUCN) I, you see Nature　　Nature isn't just kind and gentle, is it？　Though crying in its harshness, tomorrow we rise,　and that is what it means to live.　　IUCN (IUCN) IUCN (IUCN) Across the borders, we love you Planet！　IUCN (IUCN) IUCN (IUCN) I, you see Nature　I, you see Nature
Dewa SURYAイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		Tiang nyigakin ragane　Ragane nyigakin tiang　surya surya　Ragane setate pedidi　Tiang masih setate pedidi　surya Ragane surya　surya Ragane surya　　Ragane setate nyinarin, Sewaiwai　Tiang Dot Buke keto, Buinpidan　surya surya　surya surya　　Ragane setate nyinarin　Jiwan tiange setate mesinar　surya　あなたは太陽たいよう　あなたの光こうは　永遠えいえん(とわ)に　私わたしの魂たましいも　永遠えいえん(とわ)に　surya　あなたは太陽たいよう　surya　あなたは太陽たいよう　　surya surya surya surya　surya surya surya surya　surya surya surya surya
たからものイルカ	イルカ	松本まつもと一起かずき	イルカ	伊勢いせ正三しょうさん・細井ほそい豊ゆたか	みせたいけれど　みせたくない　こっそりかくした　たからもの　おだてられると　ついついね　みせちゃうよ　　さわりたいけど　さわれなくて　こっそりしまった　たからもの　ぎゅっとしばった　ほうそうし　ながめてる　　じまんしたいし　がまんしたい　こっそりのぞいた　たからもの　きえていないか　しんぱいで　とおせんぼ
にじイルカ	イルカ	松本まつもと一起かずき	イルカ	伊勢いせ正三しょうさん・細井ほそい豊ゆたか	あめふりあとの　ごほうびに　なないろひかる　にじかかる　どこからどこへ　かかるのか　　どんなにくもが　ながれても　まあるくたかく　にじかかる　だれかわたった　ひといるか　　くうきのうえに　いろがつく　なないろひかる　にじかかる　ちかくにいけば　そまるかな
逢あいたさ指数しすう古賀こが栄子えいこ	古賀こが栄子えいこ	葛原くずはら直樹なおき	イルカ	船山ふなやま基紀もとき	くちづけしてって言いいそうになる　今いますぐ来きてって言いいそうになる　今夜こんやの私わたし　逢あいたさ指数しすう100なんです　　洗あらったばかりの長ながい髪かみ　コバルト色しょくの　ブラシでとかします　きのうのあなたを　そっと思おもい出だしながら　「はじめてかい」って囁ささやいて　ためらいがちに　抱いだきよせた手ての　やさしいぬくもり　私わたしだけのものですね　聞ききたいけれども　ダメですか　こんな時間じかんじゃ　ダメですか　　くちづけしてって言いいそうになる　今いますぐ来きてって言いいそうになる　今夜こんやの私わたし　逢あいたさ指数しすう100なんです　　タロットカードを並ならべては　二人ふたりの明日あした(あした)　いくども占うらなうの　夜よるが長ながいのは　あなたも同おなじですか　「僕ぼくだけのもの」と言いいながら　唇くちびるなぞった　ひとさし指ゆびが　ふるえていたのは　風ふうの悪戯いたずら(いたずら)ですか　聞ききたいけれども　ダメですか　こんな時間じかんじゃ　ダメですか　　くちづけしてって言いいそうになる　今いますぐ来きてって言いいそうになる　今夜こんやの私わたし　逢あいたさ指数しすう100なんです
共ともに生いきる…この時ときをイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	勝又かつまた隆一りゅういち	手てを伸のばせば　いつだって　やわらかな君きみに　ふれられたのに　声こえをかければ　当あたり前まえの様ように　笑顔えがおが　こたえて　くれたっけ…　こわれた破片はへんを　つないでみたら　元もとの形かたちに似にてはいるけど　この空そらのもとに　一人ひとりじゃ　広ひろすぎて　心こころもとないよ　歩あるいて行いけるかな…。　太陽たいようが沈しずんだあとに　残のこしてくれた空そら　何なにてきれいなんだろう…。　顔かおを上あげた時とき　「こんな風ふうに生いきて行いきなよ」　君きみの声こえに聞きこえた　心しんの破片はへんが　少すこしくっついた　　共ともに生いきる　この時ときを　共ともに生いきる　この時ときを　共ともに生いきる　この時ときを　共ともに生いきる　この時ときを　　手てを伸のばしても　遠とお過すぎて　いとおしい君きみに　届とどかないかな　一人ひとりじゃないって　氣付きづくまでは　時間じかんがもう少すこし　必要ひつようなんだね…　こわれた破片はへんを　つないでみたら　元もとの形かたちに似にてはいるけど　散ちらばった想おもい出で　たぐりよせて　記憶きおくを再ふたたび　重かさねて　行いけるよね…　太陽たいようが沈しずんだあとに　残のこしてくれた空そら　何なにてきれいなんだろう…。　顔かおを上あげた時とき　「こんな風ふうに生いきて行いきなよ」　君きみの声こえに聞きこえた　心しんの破片はへんが少すこしくっついた　　共ともに生いきる　この時ときを　共ともに生いきる　この時ときを　共ともに生いきる　この時ときを　共ともに生いきる　この時ときを　　共ともに生いきる　この時ときを　共ともに生いきる　この時ときを　共ともに生いきる　この時ときを　共ともに生いきる　この時ときを　　今年ことしもさくらは咲さきました。
桜さくらの精せいイルカ	イルカ	江原えばら啓之ひろゆき	イルカ	ウォン・ウィンツァン	桜さくらの精せい　ある日ひ　晴はれた　空そらの下した　咲さき誇ほこり　桜さくらの精せい　風ふうに煽あふられ　吹雪ふぶきの様よう　舞まい上あがる　　人世じんせいの喜よろこび　人世じんせいの悲かなしみ　私わたしの心しんに宿やどるのは　木枯こがらしに耐たえ　一人ひとり佇たたずむ　桜さくらの精せい　桜さくらの精せい　ラララ…　　桜さくらの精せい　雨あめに打うたれ　つぼみの花はな　落おとされても　やがて時期じき(とき)を終おえて今いまは　穏おだやかに微ほろ睡ねむ(まどろむ)のみ　　人世じんせいの移うつろい　人世じんせいの儚はかなさ　私わたしの心しんに宿やどるのは　木枯こがらしに耐たえ　一人ひとり佇たたずむ　桜さくらの精せい　桜さくらの精せい　ラララ…　　桜さくらの精せい　ある日ひ　晴はれた　空そらのもと　咲さき誇ほこり

曲名きょくめい	歌手かしゅ名めい	作詞さくし者しゃ名めい	作曲さっきょく者しゃ名めい	編曲へんきょく者しゃ名めい	歌うたい出だし
私わたしは東京とうきょうイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	石川いしかわ鷹たか彦	春はるになれば　今年ことしもみんながやって来くる。　希望きぼうと不安ふあんを　こぶしに強つよく握にぎり締しめ　夢ゆめは決けっして　こぼさぬように、心しんまでも固かたくして　この街まちで暮くらし始はじめるのね。愛あいおしい人ひとよ…。　　私わたしは東京とうきょう・花はなの都と　そう持もてはやされて　生いきて来きた　私わたしは東京とうきょう・母ははなる大地だいち　今日きょうからは　あなたのふるさと。そう思おもって…。　　春はるの雪ゆきに想おもうのは　ふるさとの駅えき。　…それでいい。　残のこして来きた人ひとが恋こいしくて　挫くじけそうになるのね。　「この街まちは冷つめたい」と言いわれて、　いつも悲かなしくなるけど　泣ないているのは一人ひとりじゃないと、　氣きが付ついてほしいから…。　　私わたしは東京とうきょう・花はなの都と　そう持もてはやされて　生いきて来きた　私わたしは東京とうきょう・母ははなる大地だいち　いつでも　あなたを包つつんでいるのよ　　春はるを待またずに　あの人ひとは帰かえって行いった。　からっぽの部屋へやの中なか　夢ゆめは置おき去ざりのままかしら…。　悲かなしい記憶きおく。私わたしにもあるけど。虹にじの彼方かなたに隠かくして　いつの世よまでもここに居いて、全すべてを見届みとどけて行いくでしょう。　　私わたしは東京とうきょう・花はなの都と　そう持もてはやされて　生いきて来きた　私わたしは東京とうきょう・母ははなる大地だいち　いつの日ひも　あなたを　全すべてを　愛あいして…。　傷きずついたこの国くにも　他たの国くにも分わけ隔へだてなく　私わたしは東京とうきょう・母ははなる大地だいち　いつの日ひまでも　全すべてを　愛あいして…。　いついつまでも、ここに…　生いきている…。
昭和しょうわの子こイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	河合かわい徹三てつぞう	ぼくら仲良なかよし　昭和しょうわの子こ　おやつが足たりなきゃ　はんぶんこ　ぼくら大おおぜい　昭和しょうわの子こ　おしくらまんじゅう　泣なきません　　捨すて猫ねこ　ひらって　叱しかられた…。　きっと母かあちゃんも　悲かなしかった…。　そんなこんなが　今いまになって　身みにしみるから、不思議ふしぎだね…　だって　　ぼくらしぶとい　昭和しょうわの子こ　がんばる事ことが　好すきなんだ！！　ぼくらハラペコ　昭和しょうわの子こ　うまいもんには　弱よわいんだ！！　　「テレビがある！」って　自慢じまんして　うんと父とうちゃんに　叱しかられた…。　そんなこんなが　今いまになって　身みにしみるから　不思議ふしぎだね…　だって　　ぼくら今いまでも　昭和しょうわの子こ　大波おおなみ小波さざなみの人生じんせいだい！！　ぼくら胸むねはって　昭和しょうわの子こ　御ご先祖せんぞ様さまに護まもられて…。　　ぼくら仲良なかよし　昭和しょうわの子こ　ぼくら仲良なかよし　昭和しょうわの子こ　ぼくら仲良なかよし　昭和しょうわの子こ　御ご先祖せんぞ様さまに護まもられて…。
…とは言いえイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	ウォン美音びおん志こころざし	眠ねむりの中なかでもう雨あめの音おとを聞きいていた朝あさ　静しずけさの中なかに包つつまれた　寒さむい部屋へやと　あたしだけ…　今日きょうは雨あめだから…きっとあなたは来こないね。　あなたのバイクが濡ぬれたら、可愛かわいそうだものね。　…とは言いえ。　…とは言いえ。　…とは言いえ。　　猫ねこはニャアとも言いわずに寝息ねいきをたてている　今日きょうはあたしが　ずっと家いえに居いるって　見透みすかすように…　今いまからだって　お洒落しゃれして、買かい物ものもして　あなたの元もとに　行いけるけど…。やめておこう。雨あめだからね。　頭痛ずつうもするし。　…とは言いえ。　…とは言いえ。　…とは言いえ。　　そんな風ふうにあたしがあたしに嘘うそをつける　素敵すてきない訳いわけだわ「今日きょうは雨あめだから…」　あなたが今いまではもう遠とおい人ひとになってるけど　出で逢あえた事ことに「アリガト」って、心しんから言いえるもの。　…とは言いえ。　…とは言いえ。　…とは言いえ。　　雨あめは時々ときどき、想おもい出でをつれて帰かえって来きちゃうし…。
ブラック・ローズイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	河合かわい徹三てつぞう	胸むねの奥底おくそこにある　暗闇くらやみに手てを伸のばせば　チクリと私わたしを泣なかす　バラの抜ぬけない棘とげが　　ずっと忘わすれていた　バラの棘とげが時々ときどき　鋭するどく刺ささるよ今いまでも　あなたがくれた黒くろいバラ　　氣紛きまぐれ心しんと知しりつつ　あなたに引ひかれて行いってしまった　やさしい仕草しぐさばかりが　今いまでも私わたしを苦くるしめる　　Woo　Woo…　　星ほしも見みえないこんな夜よる　あなたの面影おもかげ辿たどれば　やさしい言葉ことばばかりが　私わたしを今いまも惑まどわす　　あなたがあの夜よる置おいて行いった　ライター真似まねして灯ひをつければ　チロリと赤あかい炎ほのおの舌したで　私わたしを嘲あざけ(あざけ)り笑わらうよいつも　　Woo　Woo…　　胸むねの奥おく　消けせない炎ほのお　今いまもまだくすぶり続つづける　身みも心しんも燃もやして　バラは棘とげだけを残のこすよ　　胸むねの奥おく　消けせない炎ほのお　胸むねの奥おく　消けせない炎ほのお
Appleイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	河合かわい徹三てつぞう	忘却ぼうきゃくの水みずを飲のまされて　この世よに生うまれて来きた時とき　たったひとつの持もち物ものは「黄金おうごんのりんご」　　腐くさったりんごを　ひとつ混まぜ込こんで　すまして誰だれかに売うり付つけた時とき　儲もうけた小しょう銭ぜにと引ひき替かえに　魂たましいまでも売うり渡わたしたと氣付きづかないのかい？　　腐くさったりんごを　買かわされた時とき　氣きが付つきゃ　誰だれかに八やつ当あたり　自分じぶんが撒まいた種たねでもないのに　悪あくの連鎖れんさを今度こんどは自分じぶんが広ひろげて行いってる。　　わざわざりんごを曇くもらせて　磨みがいたようにも見みせ掛かけた　りんごの中なかには　何なにがある　失望しつぼうの種たねが入はいっているのは隠かくせやしない。　　Kyrie Eleison　　忘却ぼうきゃくの水みずは買かえなくて　この世よの沼ぬまに落おちて行いく　たったひとつの黄金おうごんのりんご　それは自分じぶんなのに…。
ボンボン・ブーケ石野いしの真子しんじ	石野いしの真子しんじ	イルカ	イルカ		ボンボン・ブーケ　　「頭あたまがいたいの　もう帰かえりましょう……」　わがまま言いって　ぬけ出だしたパーティー　本当ほんとうはうそだと　わかっているかしら？　二人ふたりきりになりたかっただけ　キラキラ　街まちのイルミネーション　異国いこくに旅立たびだつ飛行機ひこうき　このまま何なにも持もたずに　飛とんで行いかれたら　眠ねむったふりして　もたれているから　どこへでも　車くるま走はしらせて　　リボンをかけられた　ボンボン・ブーケは　　夢ゆめみる少女しょうじょの様ような　お菓子かし　「君きみの様ようだね」と　あなたは言いうけれど　もう私わたし　おとなのつもりなのに　でもでも　ドレスの肩かたのぬくもりは　あなたのサマー・セーター　潮風しおかぜにゆれる二に人にん　それだけでしあわせ　あなたの気持きもちが　わかりかけているの　「何なんとなく……」　そんな恋こいじゃない　　もうすぐ　次つぎの曲まがり角かど　右みぎに曲まがるかしら？　左ひだりへ行いけばいつもの　私わたしの家いえに続つづく道みち　あなたの気持きもちが　わかりかけているの　「何なんとなく……」　そんな恋こいじゃない　「何なんとなく……」　そんな恋こいじゃない
いつか見みる虹にじ～“モルダウ”から～イルカ	イルカ	イルカ	イルカ	池内いけうち秀和ひでかず・内池うちいけ秀和ひでかず	愛あいする者もののいる事ことは　幸しあわせな事ことと思おもうけれど　出逢であいがあるなら　別わかれも訪おとずれ　喜よろこび悲かなしみ背中合せなかあわせ　せめてここに生うまれた事ことを　愛あい(いと)おしく思おもえば　　悲かなしいだけでは泣なきません　あなたの心しんも　凋(しぼ)むから　あたたかな心しんに　触ふれた時とき　思おもわず涙なみだが　こぼれます　　春はるの女神めがみが　微笑ほほえめば　すべての命いのちが　萌もえ(も)え出だして　根雪ねゆきも溶とけて　若葉わかばに光ひかり　土どに沁しみる　その時とき…　　歓よろこびの涙なみだの　ひと雫しずく(しずく)　小川おがわの様ように　流ながれれば　いつしか海原うなばらに　辿たどり着つき　大空おおぞらに光ひかる　虹にじとなる　　私わたしの一番いちばんの悲かなしみは　愛あいする人ひとと人ひと同士どうしが　時ときにはいさかい　憎にくしみ合あうこと　どれ程ほど心こころ離はなれていても　いつかきっと分わかち合あえる　その日ひが来くるまで　　悲かなしいだけでは泣なきません　私わたしの涙なみだのひと雫しずく(しずく)　いつか虹にじになれと　祈いのります　歓よろこびの光ひかり　放はなちながら　　いつか　いつか　愛あいが…　あなたの心しんを　照てらす日ひまで　涙なみだは　あたたかく　ある様ように…
夢ゆめの散歩さんぽイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	ウォン美音びおん志こころざし	原稿げんこう用紙ようしの畑はたけに　言葉ことばの種たねを撒まく　そこから芽生めばえたお話はなし　聞きかせてあげよかな　そこから芽生めばえたお話はなし　聞きかせてあげよかな　　クリーム色しょくのカーネーションは　蕾つぼみを抱だいたまま　あの空そらへ　あの娘むすめの笑顔えがお　今いまでも見みえる　夢ゆめを抱だいたまま　あの空そらへ　　電信柱でんしんばしらの五線ごせん紙しに　翼つばさを休やすめてる　小鳥ことりの音符おんぷが読よめたら　歌うたってあげよかな　小鳥ことりの音符おんぷが読よめたら　歌うたってあげよかな　　白しろい木蓮もくれん夜空よぞらに浮うかぶ　いつでも夢見ゆめみて立たっていた　月夜つきよのうさぎ　お餅もちをついた　淋さびしい気持きもちを　嘘うそついた　　天然てんねん素材そざいのひだまり　きらめく万華鏡まんげきょう　彼方かなたへ虹にじが届とどくよに　踊おどってみせよかな　彼方かなたへ虹にじが届とどくよに　踊おどってみせよかな　　君きみのまつ毛げにキラキラ光ひかる　それは涙なみだで架かけた虹にじ　笹ささの葉はゆれるお願ねがい事ごとも　一番いちばん星ほしに照てらされて
はんぶんこイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	押尾おしびコータロー	願ねがい事ごとを聞きいてくれるなら　ひとつだけ欲ほしい物ものがあるの　あなたがいつも抱かかえている　淋さびしさ半分はんぶん下くださいな　　願ねがい事ごとが届とどくならば　少すこしだけ欲ほしい物ものがあるの　あなたの肩かたに乗のせている　重荷おもにを半分はんぶん下くださいな　　そんな事ことしか出来できないけど　今いまのあなたのそばに居いたくて　　悲かなしみも苦くるしみも　何なにでも分わけ合あってきたじゃない　これからも私わたしがここに居いる事こと　忘わすれないでねはんぶんこ　悲かなしみも淋さびしさもはんぶんこ　　思おもい返かえせばいつだって　あなたから愛あいをもらっていた　これからは私わたしが恩返おんがえし　出来できるようにきっとなるからね　　微笑ほほえみも幸しあわせも　はんぶんこ　はんぶんこ　はんぶんこ
はるじょおん ひめじょおん ～野生やせいの花はな～イルカ	イルカ	イルカ	イルカ	内池うちいけ秀和ひでかず	あなたに初はじめて出逢であった日ひ　懐なつかしい気持きもちに包つつまれた　きっといつまでもこの人ひとと　居いる様ような氣きがした　遠とおいあの日ひ　　花はなの種たねが　飛とんで行いく　何処どこへ　行おこなってしまうの　時ときは流ながれて　行いくものと　春風しゅんぷうが頬ほおをなでた　　はるじょおん　ひめじょおん　ふるさと離はなれた　あの空そらに　はるじょおん　ひめじょおん　再ふたたび花はなを咲さかせるのでしょう　野生やせいの花はなを　あなたを追おいかけ　飛とんで来きた　見付みつけてくれて　ありがとう　　あなたはいつも早足はやあしで　心しんは千里せんりも先さきを行いく　時々ときどき振ふり向むき　こう言いうの　「お前まえらしく　歩あるいておいで」と　　花はなの種たねが　飛とんで行いく　あなたの魂たましいも　こんな風ふうに　見知みしらぬ星ほしまで　行いくのかな　流星りゅうせいが　またたいた　　はるじょおん　ひめじょおん　あなた追おいかけて　飛とんで来きたのに　はるじょおん　ひめじょおん　いつか一緒いっしょの　想おもい咲さかせよう　あの日ひの様ように　風ふうと共ともに　時ときを越こえて　あなたを見付みつけに　行いくから　　はるじょおん　ひめじょおん　あなたの姿すがた　此処ここらになくても　はるじょおん　ひめじょおん　再ふたたび花はなを共ともに咲さかせよう　あの日ひの様ように　風ふうと共ともに　時ときを越こえて　見付みつけてくれて　ありがとう　　はるじょおん　ひめじょおん　はるじょおん　ひめじょおん　はるじょおん　ひめじょおん
まあるいいのち竹田たけだえり・ひまわりキッズ	竹田たけだえり・ひまわりキッズ	イルカ	イルカ		ぼくから見みれば　小ちいさなカメも　アリから見みればきっと　大おおきなカメかな？　みんな同おなじ生いきているから　一人ひとりにひとつずつ　大切たいせつな命いのち　　ぼくから見みれば　大おおきな家いえも　山やまの上うえから見みれば　こびとの家いえみたい　みんな同おなじ地球ちきゅうの家族かぞく　一人ひとりにひとつずつ　大切たいせつな命いのち　　ぼくから見みれば　東ひがしと西にしも　よその星ほしから見みれば　丸まるくてわかんない　みんな同おなじ宇宙うちゅうの仲間なかま　一人ひとりにひとつずつ　大切たいせつな命いのち　　二ふたつの手てのひらほほにあてれば　伝つたわるぬくもり　まあるいいのち　ラララ…
アヴェマリア江原えばら啓之ひろゆき	江原えばら啓之ひろゆき	江原えばら啓之ひろゆき	イルカ	島しま健けん	アヴェマリア　私わたしの悲かなしみを抱だきしめてください　アヴェマリア　あなたの優やさしい胸むねの中なかで　私わたしを泣なかせてください　　アヴェマリア　私わたしの苦くるしみを慰なぐさめてください　アヴェマリア　あなたの慈悲じひとその光ひかりで　私わたしに安やすらぎをください　　アヴェマリア　今いまこそあなたの愛あいが必要ひつようなのです　アヴェマリア　母ははなる愛あいのその力ちからで　地上ちじょうを抱だいてください　　アヴェマリア
とねりこの木き江原えばら啓之ひろゆき	江原えばら啓之ひろゆき	イルカ	イルカ	島しま健けん	偶然ぐうぜんなんてないよ　あなたに出会であった　その日ひに　　そんなこと思おもってたら　空色そらいろの種たねが降ふってきた　　言葉ことばが芽めを出だし　言葉ことばが青あおく萌もえる　空色そらいろの種たねを育そだてたら　とねりこの木きになりました　　怖こわいものはなあに　自分じぶんが見みえなくなること　　そんな時ときは迷まよわず　あなたの声こえに従したがうの　　言葉ことばが馬うまに乗のり　言葉ことばが心しん揺ゆらす　空色そらいろの種たねはいつしか　とねりこの木きになりました　　あなたを見みているようだね　とねりこの木きを見上みあげれば　　空そらと大地だいちを結むすんで　宇宙うちゅうを支ささえてる　　言葉ことばが芽めを出だし　言葉ことばが青あおく萌もえる　空色そらいろの種たねを育そだてたら　とねりこの木きになりました　空色そらいろの種たねを育そだてたら　とねりこの木きになりました
桜さくらの精せい江原えばら啓之ひろゆき	江原えばら啓之ひろゆき	江原えばら啓之ひろゆき	イルカ	島しま健けん	桜さくらの精せい　ある日ひ　晴はれた　空そらのもと　咲さき誇ほこり　桜さくらの精せい　風ふうに煽あふられ　吹雪ふぶきの様よう　舞まい上あがる　　人世じんせいの喜よろこび　人世じんせいの悲かなしみ　私わたしの心しんに宿やどるのは　木枯こがらしに耐たえ　一人ひとり佇たたずむ　桜さくらの精せい　桜さくらの精せい　　桜さくらの精せい　雨あめに打うたれ　つぼみの花はな　落おとされても　やがて時期じき(とき)を終おえて今いまは　穏おだやかに微ほろ睡ねむのみ　　人世じんせいの移うつろい　人世じんせいの儚はかなさ　私わたしの心しんに宿やどるのは　木枯こがらしに耐たえ　一人ひとり佇たたずむ　桜さくらの精せい　桜さくらの精せい　桜さくらの精せい　桜さくらの精せい　　桜さくらの精せい　ある日ひ　晴はれた　空そらのもと　咲さき誇ほこり
十じゅう九きゅうの春はるにイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	鈴木すずき茂しげる	私わたしあなたのお部屋へやにうかがう事ことが　今いまの所ところ一番いちばんの夢ゆめだったの　いつもきちんとしてる　あなただから　きっときれいに　片付かたづいていると思おもってた　だけど散ちらかったお部屋へや　　あなたにしてあげられる事ことを　みつけた様ようで　このまま二に人にんで　くらしてみたい…　十じゅう九きゅうの春はるにまよってる　　あなたがお茶ちゃを入いれて下くださる間あいだに　部屋へやの中なかを見回みまわしてみたの　ポスターにジェラシー　ノートの間あいだの白しろいふうとう　気きになるけど見みないふりした　知しらないイニシャル　大事だいじな人ひとかしら？　　「恋こいはゲームよ」って友ともだちは　いつも言いうけれど　愛あいは素顔すがおで　見みつめ合あいたい…　十じゅう九きゅうの春はるにまよってる　　いつもあの街角まちかどで会あう時ときの　シャツがかかってる　今いま私わたしはあなたのお部屋へや　十じゅう九きゅうの春はるにまよってる　十じゅう九きゅうの春はるにまだまよってる
真冬まふゆの天使てんしイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	石川いしかわ鷹たか彦	この広ひろい空そらの下した　どこにでも天使てんしはいるの　あの街角まちかどにも　雪ゆきのない砂漠さばくでも　いつも心しんは　ふるえてる　　眠ねむってる時ときには　オトナも天使てんしにもどれる　目めが覚さめたら　そのままの心しんを　持もって一いち日にちを　すごせたらいいね　　100枚まいセーターが　あっても　着きる時ときは　1枚まいあればいい　みんなが　暖あたたかくなる事こと　それが　本当ほんとうのしあわせ　　生うまれくる子供こどもたち　皆みんな私わたしたちの天使てんし　泣ないてる天使てんしを　見みかけたらあなたの愛めで　抱だきしめて　あげて欲ほしいの　一ひとつのパンは　小ちいさくても　わけたら　心しんがふくらむ　みんなが　暖あたたかくなる事こと　それが　本当ほんとうの幸しあわせ　　みんなが　暖あたたかくなる事こと　それが　本当ほんとうの幸しあわせ　　この空そらはひとつ　君きみとつながってるね　海うみと大地だいちと私わたしたちも　　心しんの窓まどそっと　あけてごらんよ　そこにはいつもちいさなそら
枯葉かれはのシーズンイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	鈴木すずき茂しげる	まさか　あなたと「さよなら」なんて　いつまでも　一緒いっしょと思おもってたのに　二人ふたり約束やくそくしたわけじゃない　いつのまにか　いつも二人ふたりでいただけ　若葉わかばのシーズン　恋こいに恋こいしてた　枯葉かれはのシーズン　今いまははなればなれ　こんな寒さむい季き節ぶしに　人恋ひとこいしいシーズン　　あなたがあんまり　いい人じんだから　バカな私わたしね　その気きになって　あなたの事ことなら　みんなわかってる　「さよなら」は決けっして　言いえない人ひと　若葉わかばのシーズン　恋こいに恋こいしてた　枯葉かれはのシーズン　今いまははなればなれ　こんな寒さむい季き節ぶしに　人恋ひとこいしいシーズン　　舗道ほどうの枯葉かれは　風ふうに散ちらされ　もどれないのね　アスファルトの道みちじゃ　私わたしも帰かえれる　愛あいがないの　せめてきめてよ　後姿うしろすがたを　若葉わかばのシーズン　恋こいに恋こいしてた　枯葉かれはのシーズン　今いまははなればなれ　こんな寒さむい季き節ぶしに　人恋ひとこいしいシーズン　人恋ひとこいしいシーズン
ラピスの丘おかで ～Lapislazuli～イルカ	イルカ	イルカ	イルカ		ラピスの丘おかの上うえ　あなたが待まっている　両手りょうてを差さしのべて　ここまでおいでよと　　ラピスの丘おかの上うえ　風ふうが吹ふきぬけてく　いくつもの時代じだいが　白しろい雲くものように　　『いつ君くんに会あったのか想おもいだせない』　ひとりごとみたいに　あなたは私わたしにつぶやいた　　そうよ心こころに描えがく事ことは　二に人にん同おなじ　遠とおい音おと　きっとどこかで一緒いっしょにいた様ようで　　ラピスの丘おかの上うえ　時空じくうを飛とび越こえて　今いまここで　あなたに再ふたたびめぐり会あえた　　あなたが書かいた地図ちずを指ゆびでたどり　小ちいさな旅たびも　いつか一緒いっしょに行いけると思おもってる　　どこへも行いかないで　目めを閉とじれば　あなたが　すぐに見みえるよ　自由じゆうと夢ゆめの国くにも　　ラピスの丘おかの上うえ　淋さびしさを暖あたためて　君きみを待まっているよと　あなたがくれた言葉ことば　　ラピスの丘おかの上うえ　あなたが待まっている　両手りょうてを差さしのべて　ここまでおいでよと……
エニー・キイ・OK!!イルカ	イルカ	イルカ	イルカ		When I was still a little cupid from heaven.　I watched the love of two,　Wishing to be your daugther.　　The house where I was born.　Day and night was night and day.　For my daddy is a jazz man.　　Though we were not rich.　Swinging we were around the house.　For my daddy is a jazz man.　　Any Key OK!! That's the way you live.　Any Key OK!! Those words are like magic.　Anything I could over come is the gift to me you give.　Anything I could over come is the gift to me you give.　Any Key OK? Any Key OK!!　Anything I could over come is the gift to me you give.　　Can you imagine me all grown up.　How wonderful to stand on the same stage.　For my daddy is a jazz man.　　Any Key OK!! That's the way you live.　Any Key OK!! Daddy you are the real pro.　Anything I could over come is the gift to me you give.　Any Key OK!! You accepted everything of me.　Anything I could over come is the gift to me you give.
こころねイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	中西なかにし俊博としひろ	こころね　胸むねの奥深おくふかく　こころね　永遠えいえんにある光ひかり　こころね　いつも見失みうしなうけど　くもったら　みがき直なおせばいい　たとえ何なん度どでも　　この秋あきの日ひに　稲穂いなほが　安やすらかに　横よこたわってる　育そだてられた　大地だいちに　別わかれを　告つげて　たわわに輝かがやく　子供こどもたちは　旅立たびだつんだ　命いのちをつなげる為ために　　こころね　胸むねの奥深おくふかく　こころね　永遠えいえんにある光ひかり　こころね　いつも見失みうしなうけど　くもったら　みがき直なおせばいい　たとえ何なん度どでも　　出来できるだろうか？　私わたし達たちおとなは　この時代じだいと言いう　つかみどころのない星ほしから　おさな過すぎる　魂たましいを育そだてて　次つぎの星ほしへ　手渡てわたすことが　出来できると言いえるかな？　　こころね　胸むねの奥深おくふかく　こころね　永遠えいえんにある光ひかり　こころね　いつも見失みうしなうけど　くもったら　みがき直なおせばいい　たとえ何なん度どでも　　こころね…　Hum…　こころね…　Hum…　こころね…　Hum…　こころね……
春はるイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	石川いしかわ鷹たか彦	春はる　早はやく来きてね　私わたしの所ところへ　あの人ひとの所ところへ　とどけてあげたい　どうして　なぐさめたらいいの　男おとこの人ひとの心しんを　　春はるが来きてくれたら　私わたしにおしえて　あの人ひとの所ところへ　そっと　置おいてくるから　一人ひとりぽっちじゃないと　わかってほしい　　春はる　早はやく来きてね　私わたしの所ところへ　忘わすれられた小枝さえの様ように　私わたしは待まっている　つばさを　ひろげて　あの人ひとが飛とんで来くるから
風ふうにのせてイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	青木あおき望のぞむ・石川いしかわ鷹たか彦	見知みしらぬ街まちの　あの少年しょうねんに　とどけておくれ　この言葉ことばを…。　　風ふうにゆれる花はなを　「きれいね」とあの人ひとは言いった　ぼくは　今いままで何なにも気きづかなかった　　風ふうにゆれてる花はなが　君くんには見みえますか？　見みようとしなければ　何なにも見みえはしないのです　急いそぎ足あしで通とおりすぎて　行いくなんて　君くんにも知しってほしいな　心しんのとびらをあけて　　君くんに聞きこえますか？　ぼくのこの声こえが　いつまでもうつむいていないで　顔かおを上あげてごらん　　風ふうにゆれてる花はなが　そこには見みえるはず　今いますぐとどけてあげたいな　あの人ひとからもらった　ほほえみを　君くんにも　風ふうにのせて　　とっても悲かなしいことがあった時とき、つらい時とき、　だれでも、他たの人ひとからほほえみをもらうものです。　そして、自分じぶんもほほえむことが出来できる様ようになるのです。　だから　今度こんどは君きみにも、ほほえみをあげたい。
星ほしの長距離ちょうきょり電話でんわイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	石川いしかわ鷹たか彦	引ひき出だしをあけたら　なつかしいにおい　それは二に人にんの縞しま模様もようのセーター　お人好ひとよしの星ほしの子こたち　あの人ひとにどうか　つないで下ください　遠とおい遠とおい長距離ちょうきょり電話でんわを　　ダイヤル廻まわすふりして　今夜こんやも　昔むかしのあなたへかけています　こんなきれいな夜よるだから　空そらを見みたくて　泣ないてしまいそうだから　一人ひとり言げんの長距離ちょうきょり電話でんわ　　お人好ひとよしの星ほしの子こたち　あの人ひとにどうか　つないで下ください　遠とおい遠とおい長距離ちょうきょり電話でんわを
夢ゆめの人ひとイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	石川いしかわ鷹たか彦	いつもあなたは　私わたしの事ことを　“幸しあわせな人ひと”って言いうけれど　私わたしにだって　なやみはあるし…　でもそれは　言いわない　　あなたが　いつも楽たのしいのなら　私わたしは幸しあわせ　一人ひとりでいつも　思おもっています　いつまでもあなたの　夢ゆめの人ひとでいたい
片想かたおもいの少女しょうじょへイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	石川いしかわ鷹たか彦	世界中せかいじゅうで一人ひとりきり　そんな夜よるはだれにもあるもの…　夢ゆめみる少女しょうじょの頃ころは　毎日まいにちビーズに糸いとを通とおしてた　喜よろこびも悲かなしみも　ステキな物ものをつくりたかった　あの日ひ　あなたの瞳ひとみに会あって　海草かいそうの様ように揺ゆれた心こころ　貝殻かいがらも小石こいしも輝かがやく　夢ゆめのふもとまで行いきたい　　胸むねに白しろい波なみ飾かざり　あなたの肩かたによりそいたい　だれもが眠ねむりにおちた　おぼろ月夜づきよの渚なぎさの様ように　夜よるの窓辺まどべで　灯ひもつけず　あなたは　だれを想おもっているの　でも私わたしの悲かなしい夢ゆめ　いつかかなえられる気きがして　　夜よるの窓辺まどべで　灯ひもつけず　あなたは　だれを想おもっているの　一人ひとりでいる夜よるは　私わたしさみしい　私わたしさみしい　それしか言いえない　　私わたしさみしい　私わたしさみしい　それしか言いえない　ララララ　ララー　ララララ　ララー
あしたの君きみへイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	石川いしかわ鷹たか彦・木田きだ高だか介かい	手てを出だしてごらん　すてきな物ものをあげよう　小ちいさな種たねが眠ねむってる　目覚めざめさせるのはだれかな?　小ちいさな指ゆびじゃささえきれないほど　たくさんの土どをあげる　さあ太陽たいようと水みずを　さがしに行いきなさい　何なに千せん年ねんも先さきのおまえの子供こどものために……　　手てをはなしてごらん　動うごいてるのがわかるよ　小ちいさな虫むしが生いきている　お金かねでは買かえない物ものだよ　かあさんのもとに帰かえしたら　いつまでも仲なかよしでいられる　さあ空あきや風ふうをさがしに行いきなさい　何なに千せん年ねんも先さきのおまえの子供こどものために……　　目めを覚さましてごらん　生いきているのがわかるよ　今日きょうが始はじまっている　まわりを見回みまわしてごらん　手てでふれてごらん　そこにあるものすべて　私わたし達たちの子供こども　さあ空あきや風ふうをさがしに行いきなさい　何なに千せん年ねんも先さきのおまえの子供こどものために……
月下美人げっかびじんの咲さく夜よるにイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	佐藤さとう允まこと彦	南みなみの島しまポリポリ島とう　夜よるになると聞きこえてくるよ　オトナたちがコドモに　こわいお化ばけがいるんだって　GOOD NIGHT GOOD NIGHT　早はやくねない子こは　こわい　こわい　お化ばけに食たべられる　ムリドン　ムリドン　ムリドン　　ところがそのムリドンは　心しんやさしいおくびょう者もの　友達ともだちがほしいな　ばくお化ばけじゃないんだもん　MOON NIGHT MOON NIGHT　一人ひとりきりの夜よる　MOOON LIGHT MOON LIGHT　ぼくの涙なみだみないで　ムリドン　ムリドン　ムリドン　　ある日ひジャングルの中なかで　子こどもたちと遊あそんだんだ　月下美人げっかびじんの咲さく夜よるに　ぼくら友達ともだちになれたんだね　MOON NIGHT MOON NIGHT　さみしかった夜よる　GOOD BYE GOOD BYE　友達ともだちができたから　ムリドン　ムリドン　ムリドン　　南みなみの島しまポリポリ島とう　夜よるになると聞きこえてくるよ　オトナたちがコドモに　今いまはこんな風ふうに言いうんだよ　GOOD NIGHT GOOD NIGHT　早はやくねない子こは　えらい　えらい　ムリドンみたいになれないよ　ムリドン　ムリドン　ムリドン
しあわせイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	石川いしかわ鷹たか彦・木田きだ高だか介かい	悲かなしくて悲かなしくて　泣なくのはつらいけれど　そんな時ときは幸しあわせなのかもしれない　これから　幸しあわせの波なみがうちよせる　それを待まてば　よいのだから　庭にわの柿かきの実みを見みてごらん　去年きょねんは少すこしだったけど　今年ことしはたくさん実みをつけた　庭にわの柿かきの実みを見みてごらん　　とっても楽たのしそうな　笑わらい声ごえは悲かなしいね　なんだか　孤独こどくにさせるよね　もし毎日まいにちが楽たのしいだけの日々ひびならば　友ともだちなんて出来できないかもしれない　何なにもわからないから　ぼくは生いきる　たくさん苦くるしみをうけとめて　君きみが困こまっている時ときは　助たすけてあげられるようになるかもしれない　　楽たのしく楽たのしく毎日まいにち暮くらせたら　どんなに幸しあわせだろうか　人ひとはみな同おなじ事ごとを思おもっているけれど　それならなぜ　かわいい子こに旅たびをさせたいと思おもうのだろう　何なにもわからないから　ボクは生いきる　君きみだけが泣ないてちゃいやだ　ぽくは幸しあわせになれない　君きみだけが　泣ないてちゃいやだ
海うみのゆりかごイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		四角しかくいコンクリの部屋へやの中なかじゃ　君きみは一緒いっしょに暮くらせないんだ　泣なきながら　野原のはらで別わかれたね　小ちいさなシッポが　ゆれてた少年しょうねんの日ひの事こと　誰だれだって愛あいを持もってる　箱はこ舟ぶねに乗のせて　君きみを救すくえるなら　この地球ちきゅうは　みんなのものなのに　忘わすれてしまう時ときがあるの　　大おおきな海うみが見みえますか　どこの国くにのものでもない海うみが　大だい海原うなばらを走はしる君達きみたちが　すこやかにいられたら　僕達ぼくたちもいつまでも幸しあわせ　人ひとだってその昔むかしは　海うみのゆりかごに　ゆられて育そだったのに　この地球ちきゅうは　みんなのものなのに　忘わすれてしまう時ときがあるの　　いつだって君達きみたちは　言葉ことばも持もたず　神様かみさまみたいだね　この地球ちきゅうはみんなのものなのに　忘わすれてしまう時ときがあるの
すべてがラブ・ソングイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		恋こいのうたは甘あまいだけと　思おもってたのに　きのうまでは　胸むねの上うえに手てをおけば　聞きこえてくるラブ・ソング　　初はじめて聞きく鳥とりのうたが　今いまの私わたしにはラブ・ソング　波なみの音おとは寝息ねいきに似にて　新あたらしい生命せいめい　　空そらはJohn　大地だいちはYoko　二人ふたりが愛あいし合あい　すべてが生うまれた　すべてがラブ・ソング　すべてがラブ・ソング　　あなたの心しんに入はいりたい　土どにしみこむ水みずの様ように　さりげなく暮くらせたら…　空気くうきの様ように　　すべてのものを愛あいせたら　みんなの願ねがいと信しんじたい　胸むねの上うえに手てをおけば　聞きこえてくるラブ・ソング　　空そらはJohn　大地だいちはYoko　二人ふたりが愛あいし合あい　すべてが生うまれた　すべてがラブ・ソング　すべてがラブ・ソング　すべてがラブ・ソング

曲名きょくめい	歌手かしゅ名めい	作詞さくし者しゃ名めい	作曲さっきょく者しゃ名めい	編曲へんきょく者しゃ名めい	歌うたい出だし
我わが心しんの友ともへイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	小田おだ和正かずまさ	みんな私わたしの前まえから去さって行いってしまう　さよならの言葉ことばは聞ききたくないけど　きっと又またいつか会あえると信しんじていても　いいよと答こたえてほしかったのに……　　時ときの流ながれをあやつれたら　すべて夢ゆめだった事ことにして　あなたを引ひき止とめたのに　　いつも別わかれは突然とつぜん　わがままなもの　愛あいする人々ひとびとを引ひき裂さいて行いく　どこか知しらない街まちで会あえる　そんな気きがして　いつでも汽車きしゃの窓まどから外そとを見みてます　　あなたの名前なまえを口くちにしなくても　ふともらすため息いきのその中なかに　あなたがいつもいるのです　　今いまもあなたの笑顔えがおが私わたしには見みえる　私わたしの笑わらい声ごえも聞きこえていますか?　ひとつひとつずつ言葉ことばをくり返がえしては　この広ひろい空そらの下したで生いきて行いきます　　時ときの流ながれがすべての事ことを　想おもい出でとすりかえて走はしり過すぎても　あなたを忘わすれはしない
まあるいいのちイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	小田おだ和正かずまさ	ぼくから見みれば　小ちいさなカメも　アリから見みればきっと　大おおきなカメかな？　みんな同おなじ生いきているから　一人ひとりにひとつずつ　大切たいせつな命いのち　　ぼくから見みれば　大おおきな家いえも　山やまの上うえから見みれば　こびとの家いえみたい　みんな同おなじ地球ちきゅうの家族かぞく　一人ひとりにひとつずつ　大切たいせつな命いのち　　ぼくから見みれば　東ひがしと西にしも　よその星ほしから見みれば　丸まるくてわかんない　みんな同おなじ宇宙うちゅうの仲間なかま　一人ひとりにひとつずつ　大切たいせつな命いのち　　二ふたつの手てのひらほほにあてれば　伝つたわるぬくもり　まあるいいのち　ラララ…
いつか冷つめたい雨あめがイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	石川いしかわ鷹たか彦・倉田くらた信雄のぶお	雪ゆきがふる駅えきの片かたすみで　だれにも　いたずらされない様ように　うずくまっている年老としおいた犬いぬ　パンをあげても　見みてるだけ　時じが来くれば　汽車きしゃに乗のる私わたし　泣なく事ことの他ほか　何なにもしてあげられない私わたし　　広ひろい道路どうろの真中まんなかで　ひかれてしまった　みけ猫ねこ　その上うえを何なん台だいもの車くるまが　通とおりすぎていく　思おもわず目めをとじてしまった　私わたしを許ゆるして下ください　みんなだって　そう思おもっていると信しんじたいのです　牛うしや鳥とりやおさかなも　人間にんげんの為ためにあるのよ　サァ残のこさずに食たべなさい　そんな風ふうに言いうおかあさんには　なりたくありません　でも私わたしだって　食たべて育そだって来きたのだし　虫むしだって　殺ころしたこともあります　　だから　だから　お願ねがいです　もう役やくにたなくなったら　すててしまったり　自分じぶん本位ほんいでかわいがったり　小ちいさなオリに閉とじこめて　バカにしたり　きたながったり　人間にんげんだけが　えらいんだ　なんて　ことだけは思おもわないで下ください　人間にんげん以外いがいのもの達たちにも　もっとやさしくして下ください　同おなじ時じを生いきているのだから　朝あさが来くれば　夜よるも来くるし　生うまれて　そして死しんで行いく　私わたしが土どになったら　お花はな達たちよ　そこから咲さいて下ください
夜明よあけのグッドバイイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	小田おだ和正かずまさ	このまましあわせそうなふりをして　夜よるが明あけてしまう前まえに　ひとり歩あるいて行いく　涙なみだみせずに　あなたの寝顔ねがおに　Good-bye　　いつでもそう　あなたの寝息ねいきだけが　ひびくこの寒さむい部屋へやの中なかで　私わたしひとりだけ目めが覚さめていた　こんな気持きもちあなたは知しらない　　あの頃ころは暗闇くらやみを　手てさぐりで歩あるいた　ふたりだけど　いつも愛あいが　ふたりだけど　いつも愛あいだけ　見みえていた　　いつも車くるまで送おくる人ひとのこと　何なにも聞きかずに待まっていたのに　知しらないふりをして　抱だきしめるだけ　偽いつわりのぬくもりはいらない　　早はやく心しんが揺ゆれないうちに　あなたの腕うでからすりぬけてみせる　自信じしんありげなあなたのほほに　お別わかれのくちづけ　Good-bye　　あの頃ころは暗闇くらやみを　手てさぐりで歩あるいた　ふたりだけど　いつも愛あいが　ふたりだけど　いつも愛あいだけ　見みえていた　　あの頃ころは暗闇くらやみを　手てさぐりで歩あるいた　ふたりだけど　いつも愛あいが　ふたりだけど　いつも愛あいだけ　見みえていた
Follow Meイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		本当ほんとうは明あかるい人ひとが好すきなのね　電話でんわの音おとばかり気きにしているわ　肩かたにふれてる指先ゆびさきさえも　あの頃ころのあなたを感かんじられない　　Follow Me　そう言いって　Follow Me　きっと きっと　Follow Me　ひきよせて　もう少すこしそばにいてよ　Follow Me　そう言いって　Follow Me　きっときっと　Follow Me　かわれるわ　ついて行いく　もう一度いちど　　夏なつが過すぎる頃ころ私わたしはひとりね　そんな時ときあなたもさみしければいいのに　別わかれの予よ感かんを吹ふき消けす様ように　街角まちかどでかまわない　抱だきしめてほしい　　Follow Me　そう言いって　Follow Me　きっと きっと　Follow Me　ひきよせて　もう少すこしそばにいてよ　Follow Me　そう言いって　Follow Me　きっときっと　Follow Me　かわれるわ　ついて行いく　もう一度いちど
緑みどりの家族かぞくのご招待しょうたいとみたゆう子こ	とみたゆう子こ	イルカ	イルカ	木田きだ高こう介かい	アパートのベランダにこしかけて　ひからびた植木うえきばちみつめて　夢ゆめがほしいとつぶやき　ポツリなみだ流ながしたおじょうさん　月つきにうさぎはいないけど　まだまだまあるいこの星ほしも　土どの香かおりが残のこってる…‥　初はじめまして私わたし達たちはこの街まちにやってきた　緑みどりの家族かぞくです　すてきな夢ゆめをおとどけします　緑みどりの家族かぞくの御ご招待しょうたい　　四角しかくい部屋へやばかりいないで　忘わすれ物ものを一緒いっしょにさがそうよ　さあ歩あるいておいでよ　季き節ぶしの風かぜを用意よういして　モミの木きのおじいさんや　緑みどりの子供こどもが待まってる　オトナとコドモの公園こうえんで…‥　おくり物もののリボンをほどく時ときは　おおぜいの方ほうが楽たのしいよ　すてきな夢ゆめをおとどけします　緑みどりの家族かぞくの御ご招待しょうたい
シオン沢田さわだ聖子せいこ	沢田さわだ聖子せいこ	イルカ	イルカ		シオン　ぼくが内緒ないしょでつけた　シオン　かわいい君きみの名前なまえ　秋あきの夜よるに　まつ毛げふせる　あの花はなにとても似にているから　シオン　話はなしかけたいけど　シオン　あどけない笑顔えがおで　ぼくの前まえ　風ふうの様ように　すりぬけて行いってしまう　　はにかみやの小ちいさな肩かた　そんな君きみの手てをとって　この世よで一番いちばんステキな娘むすめだと　言いってあげたい　シオン　シオン　シオン　　シオン　いつも木陰こかげで見みてる　シオン　おかしなぼくの事こと　もう気きづいているはずなのに　笑わらってしまってもいいんだよ　シオン　前髪まえがみにかくした　シオン　ひとみをむけてほしい　白しろいくつでかけて来くる　あれはきのうの夢ゆめの中なか　　どんな人波ひとなみにまぎれても　君きみの事こと見みつけられるのに　ぼくの気持きもちなんて言いえない　おどろかせたくないから　シオン　シオン　シオン　　遠とおくから君きみを見みていたい　だから変かわらずにいてほしい　今夜こんやも出ださずじまいの手紙てがみ　君くんにつづるよ　シオン　シオン　シオン　シオン
青春せいしゅんの光ひかりと影かげ沢田さわだ聖子せいこ	沢田さわだ聖子せいこ	イルカ	イルカ		この世よの事ことは何なにも知しらない　自分じぶんの事ことさえ何なにもわからない　だから何なにか知しりたい　私わたしの心しんの奥底おくそこにひびく何なにかを　ウーいつも同おなじ　ウーあこがればかり　　私わたしの事ことがとても気きになるの　命いのちをかけた恋こいをしてみたい　だけどため息いきばかり　細身ほそみのたばこ指ゆびでころがしながら　ウーいつも同おなじ　ウーあこがればかり　　青春せいしゅんの光ひかりと影かげが私わたしを追おいかけて来くるけれど　このときめきを受うけとめていたい　いつか本当ほんとうの愛あいをつかむまで　　胸むねをふるわせ拍手はくしゅの中なかで　涙なみだかれるまで泣ないてみたい　だけどいつも思おもうだけ　風ふうの街まちを通とおり過すごして来きてしまう　ウーいつも同おなじ　ウーあこがればかり　　青春せいしゅんの光ひかりと影かげが私わたしを追おいかけて来くるけれど　このときめきを受うけとめていたい　いつか本当ほんとうの愛あいをつかむまで　　青春せいしゅんの光ひかりと影かげが　青春せいしゅんの光ひかりと影かげが　青春せいしゅんの光ひかりと影かげが…
私わたしの中なかの私わたしイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	鈴木すずき茂しげる	誰だれかの声こえがするよ　あれは私わたしの声こえ　一人ひとりきりの帰かえり道みち　心しんと体からだがはなれて行いく　　道みちを歩あるいてる　自分じぶんをいつでも　他人たにんごとの様ように見みている　だから何なにもこわくない　　何なにが悲かなしいの？　どれほど苦くるしいの？　温度おんど計けいみたいに　みつめながら　問といつめる私わたしがいる　今日きょうのことは忘わすれなさい　　私わたしの中なかには　たくさんの私わたしがいて　あの人ひとと私わたし　この人ひとと私わたし　色いろんな私わたしがいる　いつも雲くもの上うえから　ためしてる私わたしがいる　一人ひとりきりの帰かえり道みち　私わたしが耳元みみもとでささやく　　そんなに悲かなしければ　早はやく泣なくがいい　ほほえんで歩あるいていたとしても　私わたしの中なかの　私わたしに　うそはつけない
冬ふゆの馬うまイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	イルカ	馬うまの赤あかちゃんはね　生うまれたらすぐにね　自分じぶんで立たって　歩あるくんだよ　広ひろい広ひろい原野げんやでは　そんな風ふうに　強つよくなくちゃ　生いきて行いかれない　からなんだ　　お前まえがいつの日ひにか　おとなになった時とき　この地球ちきゅうは　いったい　どんなになっているんだろう？　未来みらいの為ために　今いまの自分じぶんが　いると思おもって　くらしているよ　　お金かねよりもっと大おおきな　物ものを残のこしてあげたい　物ものをそまつにするのは　きらいだよ　何なににでも命いのちが　あると思おもって　強つよく　生いきて行いきなさい　あの空そらを走はしりぬける　冬ふゆの馬うまの様ように
Follow Me (ニューバージョン)イルカ	イルカ	イルカ	イルカ		本当ほんとうは明あかるい人ひとが好すきなのね　電話でんわの音おとばかり気きにしているわ　肩かたにふれてる指先ゆびさきさえも　あの頃ころのあなたを感かんじられない　　Follow Me　そう言いって　Follow Me　きっと きっと　Follow Me　ひきよせて　もう少すこしそばにいてよ　Follow Me　そう言いって　Follow Me　きっときっと　Follow Me　かわれるわ　ついて行いく　もう一度いちど　　夏なつが過すぎるころ私わたしはひとりね　そんな時ときあなたもさみしければいいのに　別わかれの予よ感かんを吹ふき消けす様ように　街角まちかどでかまわない　抱だきしめてほしい　　Follow Me　そう言いって　Follow Me　きっと きっと　Follow Me　ひきよせて　もう少すこしそばにいてよ　Follow Me　そう言いって　Follow Me　きっときっと　Follow Me　かわれるわ　ついて行いく　もう一度いちど　　あなたが　離はなれて行いく　もう、逢あえなくなる　ooh,　Follow Me　かわれるわ　ついて行いく　もう一度いちど　　Follow Me　そう言いって　Follow Me　きっときっと　Follow Me　かわれるわ　ついて行いく　もう一度いちど　　Follow Me　そう言いって　Follow Me　きっときっと　Follow Me　かわれるわ　ついて行いく　もう一度いちど　　Follow Me…
夢ゆめひとりイルカ	イルカ	美空みそらひばり	イルカ	石川いしかわ鷹たか彦	春はるになると　恋こいが芽生めばえ　人並ひとなみの幸しあわせ　もとめたの　だけど何時いつも　枯葉かれはが舞まい　何処どこかへ　何処どこかへ　にげてゆくの　秋あきが来くるのが　早はやすぎる　秋あきが来くるのが　早はやすぎる　凍こごえる私わたしを　支ささえてくれた　命いのちの歌うたを　何時いつでも胸むねに　これからはひとり　今日きょうまで来きたけれど　母ははの愛あいに包つつまれながら　これからはひとり　喜よろこびも悲かなしみも　愛あいをなくした　私わたしは生いきる　夢ゆめを見みるには　遅おそすぎるかしら　　冬ふゆが来くる　凍こごえるような　私わたしに似合にあいすぎる　雪ゆきだわ　燃もえるこの手てで　溶とかせれば　苦くるしいほどに　死しにたいほどに　女おんなの涙なみだ　知しらずとも　歌うたの涙なみだ　知しってる私わたし　それでそれだけで　明日あしたに向むかって　命いのちの歌うたと　羽はばたく私わたし　これからはひとり　今日きょうまで来きたけれど　母ははの愛あいに包つつまれながら　これからはひとり　喜よろこびも悲かなしみも　愛あいをなくした　私わたしは生いきる　夢ゆめを見みるには　遅おそすぎるかしら　　これからはひとり　今日きょうまで来きたけれど　母ははの愛あいに包つつまれながら　これからはひとり　喜よろこびも悲かなしみも　愛あいをなくした　私わたしは生いきる　夢ゆめを見みるには　遅おそすぎるかしら　命いのちの歌うたを　何時いつでも胸むねに…
君きみの人生じんせいイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	石川いしかわ鷹たか彦	明あけ方がたの街まちを　子猫こねこがじゃれてる　首くびについた鈴すずを　もどかしげに　響ひびかせて　「つかの間まの時ときを　楽たのしんでるのさ」　そう言いって　猫ねこは走はしり去さった　　私わたしは私わたしを泣なかせてばかり　臆病おくびょうで　自信じしんなくて　ごめんね　　君きみは君きみの人生じんせいの　主役しゅやくになれるのか　誰だれの為ためでもなく　自分じぶんの道みち　誰だれかが泣ないてる　心しんの底そこで怒おこってる　それはまだ見みえぬ　君きみの姿すがた　　この時代じだいと言いう　時ときの流ながれが　行いき詰づまって　ただ横よこに流ながれてるとしたら　直角ちょっかくに下したから　突つき上あげる　そんな生いき方かたをしてみたい　　耳みみをすませば　聞きこえて来くる筈はず　寝静ねしずまった　夜よるの街まちに声こえが響ひびくよ　　君きみは君きみの人生じんせいの　主役しゅやくになれるのか　誰だれの為ためでもなく　自分じぶんの道みち　　念ねんったとたん星ほしは流ながれ　願ねがったとたん想おもい叶かなわず　叶かなわずとも　いつも　あの星ほし　心しんの中なかに　いつかいつか　　君きみは君きみの人生じんせいの　主役しゅやくになれるのか　誰だれの為ためでもなく　自分じぶんの道みち　君きみは君きみの人生じんせいの　主役しゅやくになれるのか　誰だれの為ためでもなく　自分じぶんの道みち　誰だれの為ためでもなく　自分じぶんの道みち
小しょう夜鳴よなき鳥とりイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		見上みあげた空そら　一ひとつ星ぼしが　いつも　私わたしの事ことを　見みてる　それは　小しょう夜鳴よなき鳥とり　　流ながれ　流ながれて　どこまでも　私わたしの恋こいは　止とめどなくて　　おとなになって　ウソもついて　少すこし悲かなしいけど　私わたしは私わたし　　夜よる鳴なく鳥とり　その歌声うたごえは　すべて許ゆるして　おやりね　やさしく包つつんで　おやりと言いうの　　愛いとし　愛あいされて　いる筈はずなのに　ウソさえ　見みえて　悲かなしくなる　　ハスの花はなの様ような　笑顔えがお　いつも　たやさずに　いたい　　さがし　さがして　今いまでさえ　本当ほんとうの愛あいを　ほしがるなんて　　夜よる鳴なく鳥とり　やさしい声こえは　子守こもり唄うたのように響ひびく
To my little boy #2イルカ	イルカ	イルカ	イルカ		君きみがいない この部屋へやは ガランとして 広ひろすぎる　一人ひとりぼっちの毎日まいにちは ブカブカの服ふくを 着きてるみたい　つい名前なまえ 呼よんじゃって 居心地いごこちも良よくないよ　ごはんも いっぱい作つくりすぎちゃう　タオルは ひとつ しまいましょう　サボテン相手あいてに 歌うたってる　犬いぬにもわかるラブソングを to my little boy
あなたの髪かみをイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		あなたの髪かみをなでた時とき 胸むねの草原そうげんに陽ひが萌もえた　熱あつい炎ほのおどこかに 私わたし 眠ねむらせていた　きっとそうね　突然とつぜんに目覚めざめさせたのは あなたなのね　いつか こんな日びが来くる事こと 本当ほんとうは感かんじてたのよ　あなたのあつい胸むねの中なかで 声こえが届とどいたかしら　きっとそうね　大切たいせつな物ものが何なんだか 教おしえてほしいの　あれは夢ゆめの中なか 白しろい波なみの様よう　でもどうしよう 帰かえれない　道みちが判わからなくなって しまいそうで　　この世よはつらい事ことばかりね　せめてつかの間ま とろける時ときを　あなたが私わたしに求もとめて くれるのならかまわない　眠ねむれない夜よるの独ひとり言ごと　「やさしく 愛あいして いつまでも」　「やさしく 愛あいして 私わたしだけを」　あなたの気持きもちが 見みえないまま 今いま この時ときも
光ひかりのとびらイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		永ながいトンネルを抜ぬけると　まぶしい光ひかりが　差さし込こんで来くる様ように　あなたのまっすぐなまなざし　信しんじる心しんを　教おしえてくれた　　山やまに抱いだかれた　ふところの街まち　時ときは流ながれて　海うみへと注そそぐ　傷付きずつけいた心こころ　抱だき合あって　育そだてた都と　あなたを忘わすれない　　さあ　扉とびらを開あけよう　さあ　光ひかりの扉とびらを　　雨あめが続つづいた　坂道さかみち　今年ことしも変かわらず　輝かがやいてるのが見みえる　あなたのくれた　ほほえみ　こんなに咲さかせたよ　虹色にじいろの花はなを　　山やまに抱いだかれた　ふところの街まち　時ときは流ながれて　海うみへと注そそぐ　歩あるきはじめてる　小ちいさな肩かたを　いつも見守みまもってる　あなたを忘わすれない　　さあ　扉とびらを開あけよう　さあ　光ひかりの扉とびらを
幻まぼろしのユウトピアイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		もしも この世よに あれば いいな　男おとこが 一人ひとりも いない 世界せかい　安やすらぐだろうな 平和へいわだろうな　女おんなの友情ゆうじょうも さぞ 育そだつだろうな　泣なかなくていい 嫉妬しっと しなくて いい　待まち続つづけなくて いい　振ふり回まわされなくて 縛しばられなくて　気きもつかわなくても いい　疲つかれなくて いい 太ぶとっても いい　傷きず付つかなくても いい　幻まぼろしのユウトピア　幻まぼろしのユウトピア　幻まぼろしのユウトピア　　もしも この世よに あれば いいな　男おとこが 一人ひとりも いない 世界せかい　時々ときどき 泣なきながら つぶやくけど　ひとばん 眠ねむったら 忘わすれて言いうの　きのうの 私わたしは どうかしてたんだわ　あなたが いなくちゃ 生いきて行いけない　きっと そうに 決きまってる…ね
恋こいする野原のはらイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		春はるの大地だいちに 口くちづけをする そよ風かぜに　すべてが目覚めざめて すみれ色いろ サフラン　もえぎ色いろ 姿すがたを変かえる　私わたしは恋こいする野原のはら あなたの 瞳ひとみにふれただけで　フェンネルゆれてる　タンネの森もり 風ふうは季き節ぶしを回まわす　　ノルウェイの横笛よこぶえを吹ふいて　田舎道いなかみちを歩あるきながら せせらぎの音符おんぷをよめば　誰だれかがグロッケンを鳴ならす 春はるのお知しらせ　私わたしは恋こいする野原のはら もう待まちきれない　木きの芽めの様ように 春はるの小雨こさめにぬれながら　一人ひとりで待まってる　　月つきの輪わは星ほしをふらし 屋根やねをまだ雪ゆきにする　明日あしたはうさぎ達たちと ラプンツエルのサラダを 食たべよう　風ふうは季き節ぶしを回まわす 風かぜは季き節ぶしを回まわす　Halo Halo
地上ちじょうの愛あい美川みかわ憲一けんいち＆イルカ	美川みかわ憲一けんいち＆イルカ	イルカ	イルカ	鈴木すずき茂しげる	(女おんな)逢あってどうなる訳わけじゃなし　勝手かって知しったる　(男女だんじょ)地上ちじょうの愛あい　(男おとこ)切きって切きれない縁えんならば　奪うばってしまおう　(男女だんじょ)地上ちじょうの愛あい　(女おんな)去さってしまった人ひとなんか　いっそあきらめ　(男女だんじょ)地上ちじょうの愛あい　(男おとこ)取とって付づけたる言葉ことばなど　持もって帰かえれと　(男女だんじょ)地上ちじょうの愛あい　　(女おんな)日記にっきめくれば　あなた色しょく　もっと逢あいたい　(男おとこ)はったり　うそつき　見栄みえっぱり　一いち回かい限かぎりの　(男女だんじょ)地上ちじょうの愛あい　(女おんな)探さがしてくれてありがとう　(男おとこ)どんなに離はなれていた時ときも　(男女だんじょ)引ひき合あって離はなさなかった　(男女だんじょ)いつか二に人にんで故郷こきょうの星ほしへ帰かえろう　　(男おとこ)パットさえないあの人ひとに　ラッキーもたらすよ　(男女だんじょ)地上ちじょうの愛あい　(女おんな)馬鹿ばかな女おんなと言いわれようと　そっくりみつぐよ　(男女だんじょ)地上ちじょうの愛あい　(男おとこ)待まってるばかりの身みの上うえを　ふっと消けしたい　(男女だんじょ)地上ちじょうの愛あい　(女おんな)やっと見みつけた人ひとだもの　きっと咲さかせるよ　(男女だんじょ)地上ちじょうの愛あい　　(男おとこ)六根ろっこん清浄せいじょう手鍋てなべ下さげ　一いち歩ほつめ寄よる　(女おんな)割わってしまったお皿さらなら　買かって返かえせぬ　(男女だんじょ)地上ちじょうの愛あい　(男おとこ)探さがしてくれてありがとう　(女おんな)色いろんな形かたちで　出逢であい別わかれ　(男女だんじょ)愛あいしたり憎にくんだけど　(男女だんじょ)いつか二に人にんで故郷こきょうの星ほしへ帰かえろう　　(男女だんじょ)ん～と　結むすばれてる二人ふたりなら　きっと又また逢あえる　(男女だんじょ)地上ちじょうの愛あい　地上ちじょうの愛あい　(男女だんじょ)地上ちじょうの愛あい　地上ちじょうの愛あい
女おんなはつらいよイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		仕事しごとに追おいたてられて　人ひとにも疲つかれ果はてて　部屋へやに帰かえった時ときには　何なにもかも忘わすれて　　ただあなたの胸むねの中なか　飛とび込こみたいの　洗あらいっぱなしの素顔すがおのままで　愚痴ぐちをこぼしてもいいかしら　　ゆっくりと夜よるに揺ゆられて　こうしてふたりきりの時ときだけ　いつもと違ちがう私わたしを　見みせてあげるわ　　「こんな時じだけいつでも　素直すなおになるんだから」って　あなたはすぐに言いうけど　優やさしいその目めが好すき　　私わたしだって解わかってるの　いつもかわいい私わたしで　いられたらいいな毎日まいにち　あなたにもたれて　　人ひとには明日あしたが待まってて　朝あさになれば着替きがえて出でてゆく　時計とけいの針はりに追おわれて　人波ひとなみの中なかを　　だからゆっくりと夜よるに揺ゆられて　こうしてふたりの時ときだけ　いつもと違ちがう私わたしを　見みせてあげるわ　　見みせてあげるわ　見みせてあげるわ
バラの谷たにから-民草たみぐさの歌うたイルカ	イルカ	イルカ	イルカ	中西なかにし俊博としひろ	森もりは毎日まいにち生うまれ変かわる　そんな風ふうにすべて時じの流ながれが　説とき明あかしてくれるから　今日きょうも生いきて行いけると　男おとこはかみしめる様ように言いった　　その男おとこはフィドラー　誰だれもが心しんの湖みずうみに　沈しずませた想おもいを　道みちづれに　酒場さかばから　酒場さかばへと　さまよう　　歌うたは人ひとから人ひとへ伝つたえられる　それが禁きんじられた歌うたであっても　人ひとは小声こごえで口くちずさみ　国くにをも越こえて育そだち行いく　牧場ぼくじょうを流ながれる風ふうの様ように　　その男おとこはジャグラー　命綱いのちづなはいつもつけずに　人々ひとびとを笑わらわせる　黒くろい瞳ひとみ　街角まちかどの　片隅かたすみに　たたずみ　　ウラルを越こえてやって来きた　ボルガを越こえてやって来きた　ドナウを越こえてやって来きた　バラの谷たにからやって来きた　　その男おとこはフィドラー　誰だれもが心しんの湖みずうみに　沈しずませた想おもいを　道みちづれに　酒場さかばから　酒場さかばへと　さまよう　　ウラルを越こえてやって来きた　ボルガを越こえてやって来きた　ドナウを越こえてやって来きた　バラの谷たにからやって来きた
坂道さかみちの少女しょうじょ沢田さわだ聖子せいこ	沢田さわだ聖子せいこ	イルカ	イルカ		図書館としょかんの帰かえり道みち赤あかい自動車じどうしゃ(くるま)の窓まどから　道みちをたずねたのはきれいな女おんなの人ひと　あの人ひとがこの町まちに来きた日ひから私わたしは　悲かなしみの始はじまり　あなたは遠とおい国くにの人ひと　　追おいかけても　追おいつけない　あなた一人ひとりでどこまで行いくの？　坂道さかみちの途中とちゅうで私わたし　息いきがとぎれ　とぎれ…　　あなたがいつもあの人ひとと一緒いっしょなのは知しってるの　そんなあなた見みてると私わたしのすべてがくだけて行いく　でも　いくら背せのびしても私わたし絹きぬのドレスは　まだ着きこなせない　私わたしが一番いちばんわかってる　　おとなになろうと　したけれど　おとなになれない　心しんがついてこない　坂道さかみちの途中とちゅうで私わたしなみだはらり　はらり…　　ある日ひの朝あさとつぜんにあの人ひとは消きえて行いった　移うつり気ぎな猫ねこの様ように二人ふたりの心しんにつめを立たてて…
ドール・ハウス沢田さわだ聖子せいこ	沢田さわだ聖子せいこ	イルカ	イルカ		地下鉄ちかてつが地上ちじょうに出でて　光ひかりが差さし込こめば　もうすぐあなたの駅えき…　公園こうえんが見みえて来くるひくい雲くも駆かけ出だせば　あなたのアトリエきっとまだ…眠ねむってる　自分じぶんの事ことを窓まどの外そとから　見みるくせがあるの…　あなたの絵えの中なかとじ込こめられても　ドアの鍵かぎあけるは人形にんぎょうの家いえ　　暗くらい壁かべあおいカーディガン　あなたの描えがいた絵えは　確たしかに私わたしそのもの　何なにもかもたよりなくて　そんなあなた好すきだったの　あなたの描えがく絵えは今いまも私わたしに…似にているかしら　自分じぶんの事ことを窓まどの外そとから　見みるくせがあるの…　小ちいさな私わたしベットで泣ないてる　一人ひとりで組くみ立たてた人形にんぎょうの家いえ　　自分じぶんの事ことを窓まどの外そとから　見みるくせがあるの…　私わたしだけいつも夢ゆめをえがいていた　想おもい出でを閉しめるわ　人形にんぎょうの家いえ
春はる沢田さわだ聖子せいこ	沢田さわだ聖子せいこ	イルカ	イルカ		春はる　早はやく来きてね私わたしの所ところへ　あの人ひとの所ところへとどけてあげたい　どうしてなぐさめたらいいの　男おとこの人ひとの心しんを　　春はるが来きてくれたら私わたしにおしえて　あの人ひとの所ところへそっと置おいてくるから　一人ひとりぼっちじゃないと　わかってほしい　　春はる　早はやく来きてね私わたしの所ところへ　忘わすれられた小枝さえの様ように私わたしは待まっている　つばさをひろげて　あの人ひとが飛とんで来くるから　あの人ひとが飛とんで来くるから　あの人じんか飛とんで来くるから
かくした心こころイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		あなたが　隣となりにいるだけで　この胸むねが　いつでも熱あつくなる　涙なみだ　あふれそうになるから　みつめる事ことなんか出来できはしない　　Ah ――　一人ひとりだけかくした心こころ　Ah ――　早はやくあなたに打うちあけたいけど　　今日きょうも夢ゆめの中なかで　名前なまえを呼よぶわ　　あなたは　いつでも私わたしのメロディー　なのに私わたし　何なにもしてあげられないから　嵐あらしに漕こぎ出だす　小舟こぶねの様ように　私わたしの心しんを　揺ゆさぶるの　　Ah ――　一番いちばんあなたに聞ききたい事こと　Ah ――　聞きける勇気ゆうきをまだ持もてないから　　今日きょうも夢ゆめの中なかで　名前なまえを呼よぶわ　　Ah ――　一人ひとりだけかくした心こころ　Ah ――　早はやくあなたに打うちあけたいけど　　今日きょうも夢ゆめの中なかで　名前なまえを呼よぶわ　　今日きょうも夢ゆめの中なかで名前なまえを呼よぶわ
ポスト(to my little boy)イルカ	イルカ	イルカ	イルカ		いつも何なにも言いえない君きみは　迷子まいごみたいだね　友ともだちに宛あてた『ごめんね』の手紙てがみ　胸むねに抱だいたまま　Oh…毎日まいにちポストを　行いったり来きたり探さがしてる　　心しんが透すけて見みえたら　何なにも言いわなくていいけど　黙だまっていたらね　心しんが届とどかないよ　淋さびしいけれど　Oh…弱気よわきな君きみは　いつでもポストに気付きづかないふり　　悲かなしければ涙なみだ　楽たのしければ笑わらえばいいさ　熱あつい思おもい　胸むねにこみあげて来きた時ときは　今いますぐ　ためらわず変かえてみるのさ　言葉ことばに　ホラ　言いえた　　いつか　返事へんじが来くる筈はず　遠とおい国くにのあのこから　近頃ちかごろ　気付きづいたけど　この僕ぼくが本当ほんとうはね　ポストだって事こと　Oh…内気うちきな君きみは　まだポストを探さがしているのかな
カメライルカ	イルカ	イルカ	イルカ		旅行りょこうに行いくから　カメラ　思おもいきって買かったよ　カメラ　失敗しっぱいしなくて　軽かるくて　安やすくて　私わたしをきれいに写うつしてくれる　魔法まほうのカメラ　　二人ふたりで写うつすよ　カメラ　御馳走ごちそうは　アップで　カメラ　ゴンドラも　ピカソも　エッフェル塔えっふぇるとうも　博物館はくぶつかんも　みんな全部ぜんぶ　私わたしの物ものだぞ　魔法まほうのカメラ　　カメラをのぞいてばっかりいたから　何なんだかテレビを見みていた様ようで　現実味げんじつみのない気きがしている私わたし　フィルムの中身なかみを　回まわって来きた様ような　気きがしている　　せっかく旅行りょこうに　行おこなったのに　カメラ地獄じごくには　気きをつけて
太陽たいよう海岸かいがんにてイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		この海うみを見みせてあげたいな　ケンカしたけど　もう会あいたくて　あなたに　ひまわり畑はたけも　ながいシエスタも　持もて余あましてしまうわ一人ひとりじゃ　どこにいても　私わたしの時計とけいは　あなたと同おなじ時間じかんそのまま　今頃いまごろは車くるまの中なかで　ヒゲを剃すっているあなたが　ちゃんと見みえてる　　一緒いっしょに来くればよかったのに　日差ひざしがつけた指輪ゆびわのあとに　そっとKiss　高こう感度かんどフィルムも　冷ひえたセルベッサも　持もて余あましてしまうわ一人ひとりじゃ　強つよがりの私わたし　だから損そんばっかり　本当ほんとうはいつも一人ひとりで泣ないているのに　出ださずじまいの絵えハガキは　素直すなおになった私わたしが　あした届とどける　　魚さかなはパンが好すき　猫ねこは目めを細ほそめてる　ここコスタ・デル・ソルでは　すべてが眩まぶしい　明あかるい素振そぶりの私わたしには　何なんだかとっても似合にあってる　　ここコスタ・デル・ソルでは　すべてが眩まぶしい　ここコスタ・デル・ソルでは　すべてが眩まぶしい　ここコスタ・デル・ソルでは　すべてが眩まぶしい　ここコスタ・デル・ソルでは　すべてが眩まぶしい　明あかるい素振そぶりの私わたしには　何なんだかとっても似合にあってる
永遠えいえんにいつかイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		時じが止とまった静しずかな夜よるは　三日月みかづきにこしかけて　いく通とおりの寂さびしさがあるのか数かぞえている　いくら愛あいがあまっていたとしても　ヒトは一人ひとりしか幸しあわせに出来できないから　いつも　　ヒトの目めと言いう鏡かがみにいつも　自分じぶんを写うつしていると　素直すなおに生いきる……　自由じゆうに生いきる……　そんな事ことが下手へたになる　すべて悟さとった様ように思おもう後のちには　何なにも気付きづかぬ愚おろかな自分じぶんがきっと見みえてくる　いつも　　出会であいがあれば　いつも別わかれがある　美うつくしい別わかれ　それは　いつか再開さいかいの為ためのもの……　いつか……　いつか……　いつか……

曲名きょくめい	歌手かしゅ名めい	作詞さくし者しゃ名めい	作曲さっきょく者しゃ名めい	編曲へんきょく者しゃ名めい	歌うたい出だし
野性やせいの花はな-Wild Flower-イルカ	イルカ	イルカ	イルカ		あなたが私わたしを　悲かなしませる時ときには　心しんすさんだあなたが　いつも見みえるの　その苦くるしみをすべて　吸すいとれるのなら　悪わるい夢ゆめから　連つれ出だしてあげたい　　wild flower　wild flower　傷きずつけば　傷きずつく程ほど…　やさしくなれる　　あなたが　心しんを閉とざしてしまう時ときは　強つよく抱だきしめられても　背中せなかが寒さむい　朝あさもやの中なかに　早はやくみつけてね　あなたの足元あしもとで震ふるえてる　私わたしは　　wild flower　wild flower　二度にどともう　二に人にん会あえない夢ゆめを見みたの　　誰だれにも　愛あいされていないと思おもう時ときは　信しんじる心しんを　失しつくした私わたしが見みえる　他たの誰だれかに　愛あいを求もとめても　満みたされない your heart　判わかっているのよ　　wild flower　wild flower　あなたの胸むねの中なかに根ねをはるわ　wild flower　wild flower　ふまれても明日あしたはきれいにきっと咲さきける　wildflower wildflower wildflower……
遠とおい人ひとになってもイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		このままあなたにさそわれるままに　どこまでも一緒いっしょに歩あるいて行いけたら　どんなにいいでしょう…あなたの腕うでにすべてまかせて　黄昏たそがれの街まちを　そよ風かぜの様ように吹ふかれて　　淋さびしさに負まけそう　そんな夜よるには　いつでもダイアルしているのよ　受話器じゅわきをかけたまま　私わたしだけのあなたへ　このまま少すこしずつ遠とおい人ひとになってしまうの…?　　「君きみをまだ帰かえしたくない…」　いつも目めだけでそう言いうの　言葉ことばに変かえたら　帰かえれないから　それを知しってる　あなたのやさしさ　悲かなしい程ほどわかっていたのに…もっと強つよく愛あいされたかったから今いまでも　　あなたの心しんが雨あめに打うたれても　あなたのもとへは　あまりにも遠とおくて　いつでも私わたしの愛あいは　あなたを包つつんでいると　あの時ときの約束やくそく　いつまでも忘わすれないで　その手てにふれたら…AH…もう…戻もどれないから
愛あいしのジョルジュイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		雨あめの中なか会あいに来きてくれる　それだけでいい　やさしい事ことは言いえない人ひとだけど　わかってるの　冷つめたいのはその手てだけ　私わたしはいつでもあなたの熱あつくて甘あまいショコラ　　雨あめの朝あさ　聞きこえるのはあなたの鼓動こどうだけ　自分じぶんの事ことを悪わるく言いわないで　これ以上いじょう　ホントは淋さびしがりや　私わたしはいつでもあなたをやさしく包つつむトワレ　　本気ほんきでほれた相手あいてには　計算けいさんがきかなくなるのよ　私わたしの悪わるいクセかしら?　好すきな人ひとを甘あまやかすのが好すき　　弱音よわねをはいてもいいのよ私わたしには　かくさないで　いつもあなたのひらめきでいたいから　永遠えいえんに　夢ゆめを叶かなえてあげたいの　私わたしはいつでもあなたに寄よりそうジョルジュ・サンド～
ホクロ月夜づきよにイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		一人ひとりぽっちの窓辺まどべには　ため息いきに似にた　すきま風かぜ　誰だれかを待まってる　背中せなかには今夜こんやも　何なにもおこらない　　「聞きかなきゃよかった…」そんな事ことばかり　あの日ひは聞きいてしまったの　間あいだの悪わるい私わたし　でもまだ心しんはひとつと　信しんじているわ　　夜空よぞらに銀色ぎんいろのくちびるは　三さんヶ月かげつお月げっさん　ちっちゃな星ほしのホクロつけて　君くんに似にてるって　言いってたっけ…　　食事しょくじの後のちのフォーチュンクラッカー　いつも粉々こなごなに　しちゃうけど　笑わらいながら　あなた　ひろってくれる占うらないは　いつだって　Good Luck!!　　あのお月げっさんの　すぐとなりに　いつもちょこんと　くっついてる星ほし　私わたしあんな風ふうでいたいな　あなたといつだって　もう離はなれないわ…。
けさらん ぱさらんイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		ケサラン　パサラン　飛とんで来きたよ　私わたしの胸むねの中なかに　きっと遠とおい昔むかしから　私わたしの事ことを見みていたのね　　ケサラン　パサラン　しあわせを沢山たくさんありがとう　そっとつぶやいてみるの　一人ひとりぽっちの夕暮ゆうぐれ　　しあわせに限かぎりがあるのなら　一いち人じんじめしちゃいけないものね　私わたしがつかめば誰だれかが失しつくすとしたら…　悲かなしい　いつだってこんな私わたし…　　ケサラン　パサラン　自由じゆうだよ　あなたはどこでも行いける　そっと息いきを吹ふきかけて　空そらに飛とばしてあげましょう　　ケサラン パサラン　この手てを離はなしたら　もう会あえないかしら…　でもきっと　いつか私わたしの胸むねの中なかによみがえる
ペイズリイ・ドリームイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		暗くらい部屋へやに一人ひとり　窓まどを開あける気きもしない　こんな私わたし見みたら友ともだち…きっと笑わらうけど　でも誰だれにも見みせない時ときがあってもいい　　ペイズリイ・ドリーム　ひざをかかえて　まぶたを強つよくおさえれば　雲くもの様ように現あらわれ…すぐに消きえて行いく　ペイズリイ・ドリーム　少すこしだけ　まだ夢ゆめを見みる事ことが出来できそう　　何なにて長ながい夜よる　三日みっかもベッドにいた様ような　いくつものそんな夜明よあけ…あなたは何なにも知しらない　あなたを嫌きらいになれる様ように心しん殺ころしていたの　　ペイズリイ・ドリーム　ひざをかかえて　まぶたを強つよくおさえれば　雲くもの様ように現あらわれ…すぐに消きえて行いく　　ペイズリイ・ドリーム　　しあわせも愛あいも　つかみどころがなくて　私わたしの心しんまでもどこをうろついているの…　いつだって居場所いばしょがわからない　かげろうの様よう　　ペイズリイ・ドリーム　すべて消きえる　愛あいしているから逃にげた　本当ほんとうは一人ひとりじゃ生いきていけない　ペイズリイ・ドリーム　いつも笑顔えがおで強つよく生いきて行いくには夢ゆめが必要ひつよう　　ペイズリイ・ドリーム　ひざをかかえて　まぶたを強つよくおさえれば　雲くもの様ように現あらわれ…すぐに消きえて行いく　ペイズリイ・ドリーム　少すこしだけ　まだ夢ゆめを見みる事ことが出来できそう　ペイズリイ・ドリーム
ひとりごとイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		忘わすれられた物ものが　好すきです　ちっぽけなコーラのふたでも　引出ひきだしの底そこで眠ねむってる　ヨレヨレのセーターでも　きれいだけど　誰だれも見みない　あの星ほしでも何なんでもいいんです　　いつもの私わたしは　目めもくれない　しらんふり　忘わすれられた物ものが好すきです　　私わたしもそんな気持きもちになった時ときだけ　忘わすれられた物もの達たちに甘あまえます　お友達ともだちだなんて思おもったりするんです　　でも外そとを見みたら家いえのあかり　私わたしも　あかりをつけましょう　　きのう一いち晩ばん泣ないてても　今日きょうがくれば昼間ひるまの私わたし　そんな風ふうに　忘わすれられた物もの達たちを忘わすれましょう　今いまから　　どうせ私わたしの気きまぐれなんです　おもいきり　あなた達たちを裏切うらぎりましょう
ポケットをさぐらないでイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		会あう時ときは楽たのしい二人ふたりでいたいから　少すこし着古きふるした　手編てあみのセーター　視線しせんをそっとそらしても　あなた気付きづかないヒト　そんな時ときどこからかいつも声こえが聞きこえてくるのよ　　ポケットをさぐらないで　どんなに　心しんがぐらついても　ポケットをさぐらないで　必かならず後悔こうかいする筈はず　ポケットをさぐらないで　彼かれを信しんじる事ことからすべてが始はじまる　　まるで初恋はつこいしてるみたいだなんて　また私わたしの胸むねを　ときめかせるのね　そんな時ときあなたまるでシャイなスクールボーイ　少すこし離はなれたら信しんじる事こと　むずかしいヒトだと思おもってた　　ポケットをさぐらないで　どんなに　心しんがぐらついても　ポケットをさぐらないで　必かならず後悔こうかいする筈はず　ポケットをさぐらないで　彼かれを信しんじる事ことからすべてが始はじまる　　気きが付つけばいつだって　大切たいせつな日ひには　どんなに忙いそがしくても　一緒いっしょに過すごしてくれたっけ…　　ポケットをさぐらないで　どんなに　心しんがぐらついても　ポケットをさぐらないで　必かならず後悔こうかいする筈はず　ポケットをさぐらないで　彼かれを信しんじる事ことからすべてが始はじまる
Good Nightイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		「君きみはきっとどこかの星ほしから来きたんだね」って私わたしを見みつめた　あの日ひから　あなたの心しんはすべてわかるの　「僕達ぼくたちみたいにみんな愛あいし合あえればいいのにね」って私わたしを抱だきしめた　いつも平和へいわなあなたの腕うでの中なか　誰だれもにくまないで…　　私わたしのLucky Star　みんなあげる　何なにも欲ほしいものは　ないもの　私わたしのLucky Star　みんなあげる　あなたといられれば　それでいい　　「僕ぼくのこといつまで好すきでいられるの…」なんてもう聞きかないで　本当ほんとうの愛あい　あなたにはいつでも必要ひつようなのね　何なにてきれいなの　あなたの寝顔ねがおはまるで子供こどもの様ようだわ　私わたしの心しん　感かんじているから　夢ゆめを捨すてないで…　　私わたしのLucky Star　みんなあげる　何なにも欲ほしいものは　ないもの　私わたしのLucky Star　みんなあげる　あなたといられれば　それでいい　　私わたしのLucky Star　みんなあげる　何なにも欲ほしいものは　ないもの　私わたしのLucky Star　みんなあげる　あなたといられれば　それでいい
私わたしのしあわせイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		誰だれでも　一人ひとりで生うまれて来くるでしょ　最初さいしょに気付きづいたのは　ママの顔かおとパパの声こえ　私わたしの一番いちばん最初さいしょの喜よろこびは　自分じぶんの他ほかにも　誰だれかいる　　あなたを思おもうと　胸むねが熱あつくなる　あふれるこの愛あいを　もう誰だれも止とめられない　もう一度いちど生うまれた…　そんな気きがしたのは　私わたしを抱だきしめる　あなたがいる　　幸しあわせそれは　あなたに会あえて　君くんに会あえて　これから先さきにも　すてきな出会であいがある　幸しあわせそれは　一人ひとりじゃないって　気きがついた事こと　　春夏秋冬しゅんかしゅうとう　誰だれにも季き節ぶしが　めぐる　一人ひとりで　天国てんごくの階段かいだんを　登のぼる時とき　きっと私わたしには　見みえると思おもうの　私わたしが愛あいしたすべてのもの　　ラララ…………　ラララ…………
Lovin' Spoonfulイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		紅茶こうちゃにハニー・ブランデー　あなたを想おもう夜よる　紅茶こうちゃにハニー・ブランデー　ため息いきが揺ゆらめく　ホッホッ　ほんのり　頬ほおを染そめて　ポッポッ　ポッカリ　すきま風かぜ背中せなかが寒さむいわ　紅茶こうちゃにハニー・ブランデー　憧あこがれていいかしら　紅茶こうちゃにハニー・ブランデー　一いち匙さじの熱あつい愛あい　　優柔不断ゆうじゅうふだんのあなたを　愛あいしちゃったりして…　掴つかみ所どころのないあなたに　何なんでもすぐ許ゆるしちゃうから　甘あまくみられてる…　　紅茶こうちゃにハニー・ブランデー　瞼まぶたが重おもいけど　紅茶こうちゃにハニー・ブランデー　心しんは起おきてる　ふっふっ　ふんわり　毛布もうふに包つつまれても　そっそっ　外そとは雨あめ　ガラス一いち枚まい隔へだてて　紅茶こうちゃにハニー・ブランデー　いつだってそうなの　紅茶こうちゃにハニー・ブランデー　紙一重かみひとえの愛あいだわ
眠ねむらなくても会あいたくてイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		最終さいしゅう便びんに飛とびのって　今いまから会あいに行いくから　車くるまで迎むかえに来きてね　着替きがえは小こビンでゆれてる　あなたの好すきな香かおりだけ　　眠ねむらなくても会あいたくて　眠ねむらなくても会あいたくて　眠ねむらなくても会あいたくて　あと1時じ間あいだで会あえる　　秋あきになったら又また二人ふたりで　静しずかな海うみに行いこうね　　白しろいパジャマでブランチ　雑誌ざっしの切きり抜ぬきみたいに　話はなしたい事ことが山やま程ほどあるの　　眠ねむらなくても会あいたくて　眠ねむらなくても会あいたくて　眠ねむらなくても会あいたくて　あと22分ふんで会あえる　　一番いちばん列車れっしゃを乗のり継ついで　もうすぐ帰かえらなくちゃ　きっと淋さびしさだけかかえて　いつでも困こまらせてごめんね　着ついたらあなたに Morning Call　　眠ねむらなくても会あいたくて　眠ねむらなくても会あいたくて　眠ねむらなくても会あいたくて　あと17分ふんで会あえる　　あと12分ふんで会あえる　　あと5分ふん半はんで会あえる
17ページのエッセイイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		重おもい足あしをひきずり　家いえに辿たどりつけば　ドアの鍵かぎを一人ひとり開あけ　カバンを放ひり投なげる　規則きそくだらけの毎日まいにちに　押おし潰つぶされそうになるよ　だけど私わたしの心しんは暗くらくない　新あたらしいレコードに　針はりを落おとす　その瞬間しゅんかんに生いき返かえる　すべてがいい方向ほうこうへと変かわる　　When I was seven teen　ぐれもせず　夢ゆめだけは持もってた　When I was seven teen　肩かた抱だいてくれる　ボーイフレンドの一人ひとりもいなかった　　スピーカーに耳みみをつけて　ボリューム上あげれば　私わたしだけにうたってくれる。となりのオヤジが壁かべを叩たたく。　オトナ達たちは決きまって言いうの『ギターばかり弾ひいてたら　今いまに後悔こうかいするよ』。『アンタとはちがうわ』そう言いってから　ギター握にぎる　その瞬間しゅんかんに生いき返かえる　すべてがいい方向ほうこうへと変かわる　　When I was seven teen　このままでいたい『18になるのさえ悲かなしいね』って　When I was seven teen　友ともだちだった　あの娘むすめはきれいな髪かみをしてた　　When I was seven teen　あの頃ころの事こと　忘わすれそうになる事こともあるけど　When I was seven teen　“魂たましい”だけは　誰だれにも　自分じぶんにも　縛しばられない
鈴すずの音おとイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		私わたしが生うまれようと　していた時とき　私わたしは一人ひとり　空そらを飛とびながら　私わたしの行方ゆくえを　探さがしてた　父母ちちははになれる二人ふたりを探さがしてた　　あなたもきっと　同おなじだったはず　今いまは遠とおい記憶きおくになってても　時々ときどき　思おもい出だす事ことがあるでしょう　夢ゆめの中なかで　懐なつかしい　鈴すずの音おとの中なかで　　私わたしが今いまここにいるのは　ここに生うまれて来きたかったから　私わたしが今いまここにいるのは　あなたと出会であいたかったから　　あなたが生うまれようとしていた時とき　あなたの目めには何なにが見みえてたの
愛あいの飛行ひこう士しイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		月つきの光ひかりが差さし込こむ様ように　あなたのやさしさ身みにしみたのは　さみしい日々ひびが続つづいていたから　なのにもう手ても届とどかない　　変かわったのはたぶん私わたし　変かわらないのはあなた　初はじめから醒さめていたのね一人ひとりで…　何なにを捜さがしにここから　飛とび立たって行いくの?　さまよえる飛行ひこう士し　さまよえる飛行ひこう士し　　星ほしの数かず程ほどいる人ひとの中なかから　あの日ひなぜ私わたしを選えらんだの?　他たの誰だれかを愛あいする前まえに　私わたしをもっとわかってほしいのに　　変かわったのはたぶん私わたし　変かわらないのはあなた　初はじめから醒さめていたのね一人ひとりで…　何なにを捜さがしにここから　飛とび立たって行いくの?　さまよえる飛行ひこう士し　さまよえる飛行ひこう士し　　最後さいごにたどり着つく所ところは一ひとつだけ　信しんじていいでしょ?　それは私わたしの胸むねの中なかだけ…　　変かわったのはたぶん私わたし　変かわらないのはあなた　初はじめから醒さめていたのね一人ひとりで…　何なにを捜さがしにここから　飛とび立たって行いくの?　さまよえる飛行ひこう士し　さまよえる飛行ひこう士し
想おもい出でと言いう名なの妖精ようせい(フェアリィ)イルカ	イルカ	イルカ	イルカ		未来みらいの私わたしが　色いろんな気持きもちを　歌うたにして　ほしいと　時々ときどき　送おくって来くる　その中なかに悲かなしい話はなしを　みつけると　私わたしは　そっと　土どに　埋うめてしまうの　　悲かなしい歌うたは 歌うたわない　歌うたは命いのちを持もっていて　歌うたってるうちに力ちからを持もつから　光ひかりに満みちた歌うたを　歌うたいたい　でも時々ときどき　悲かなしい歌うたを創つくるのは　淋さびしい　あなたの心しんの近ちかくに居いたいから………　　過去かこの私わたしは受うけ止とめ上手じょうずで　悲かなしみをすぐに　想おもい出でに変かえる　想おもい出でを海うみでやさしく揺ゆれる　貝殻かいがらの中なかに　しまっておいてくれる　　想おもい出では誰だれが作つくるの?　虹にじの彼方かなたに住すむ妖精ようせい(フェアリィ)　あの子こは妖精ようせい　きれいな名前なまえを持もってる　みつけてごらん　想おもい出でという名なの妖精ようせい　みつけてごらん　想おもい出でという名なの妖精ようせい　　悲かなしい歌うたは　歌うたわない　歌うたは命いのちを持もっていて　歌うたってるうちに力ちからを持もつから　光ひかりに満みちた歌うたを　歌うたいたい　でも時々ときどき　悲かなしい歌うたを創つくるのは　淋さびしい　あなたの心しんの近ちかくに居いたいから
梅花ばいか(メイファ)イルカ	イルカ	松本まつもと紘ひろし斉ひとし	イルカ		梅うめ花はなが咲さく頃ころ　僕ぼくは父ちちになる　もし女おんななら　僕ぼくはこう言いうよ　つらい時ときにも　春はるを呼よぶ　かあさんみたいに　明あかるく咲さく　梅花ばいかのような　娘むすめになれよとね　梅花ばいか　梅花ばいか　春はるにさきがけて　梅花ばいか　梅花ばいか　春はるをつげる花はな　　梅花ばいかが咲さく頃ころ　私わたしは母ははになる　もし男おとこなら　私わたしはこう言いうの　いつも優やさしく　あたたかな　とうさんみたいに　たくましく咲さく　梅花ばいかのような　青年せいねんになれよとね　梅花ばいか　梅花ばいか　春はるにさきがけて　梅花ばいか　梅花ばいか　春はるをつげる花はな　　潮しお(うみ)に風ふうが吹ふいて　梅花ばいか咲さくと　不思議ふしぎとみんなが明あかるくなって行いく　力ちからのかぎり　生命せいめい目覚めざめるから　きっと梅花ばいかが　春はるを呼よぶからさ　梅花ばいか　梅花ばいか　春はるにさきがけて　梅花ばいか　梅花ばいか　春はるをつげる花はな　梅花ばいか　梅花ばいか　春はるをつげる花はな
ママのお皿さらイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		12月が一番いちばん好すきなのは　きっと私わたしが生うまれた月つきだから　一ひとつになった　あの頃ころから　続つづけてくれた　あのパーティー　朝あさから　ママが作つくる　せいいっぱいの　ごちそう　今年ことしも　メリー・クリスマス　赤あかいモールのサンタ・クロース　　とっておきの日ひにだけ　出だしてくる　お皿さらが　2枚まい程ほど　あるんです　リンゴの　ウサギが　ピョン・ピョン　ラッパと　積木つみきと　キリンがついた　それは大おおきな　ママのお皿さら　(色いろがあせた　ママのお皿さら)　　私わたしがおよめに　来きてからは　眠ねむっているのかな? ママのお皿さら　いつしか私わたしが　使つかう日ひまで　われずに待まっていて　ほしいの　銀色ぎんいろの帽子ぼうしでやってくる　なつかしい　あのパーティー　今年ことしもメリー・クリスマス　ドキドキしてるよ　豆まめ電球でんきゅう　　とっておきの日ひにだけ　出だしてくる　お皿さらが　2枚まい程ほど　あるんです　リンゴの　ウサギが　ピョン・ピョン　ラッパと　積木つみきと　キリンがついた　それは大おおきな　ママのお皿さら　(色いろがあせた　ママのお皿さら)
ぬけがらイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		大事だいじな物ものを　おとした時ときは　胸むねがつまって　歩あるきにくい　あなたは私わたしの心しん持もって　どこへ行いってしまったの　ここにいる私わたしは　私わたしなのかしら?　風ふうにないてる　ぬけがらみたい　あなたはきっと　私わたしの心しんの　つばさ　だったのでしょう　　糸杉いとすぎの林はやしは暗くらくて　私わたしには　似合にあわないと思おもう　恋こいはもろい　パステルみたい　でも美うつくしいと　信しんじてる　悲かなしい顔かおは　誰だれにでも出来できる　心しんに涙なみだを　かくしたら　花束はなたばだいて　空そらを飛とびます　いつか見みた　絵えのように
夢ゆめひとり美空みそらひばり	美空みそらひばり	美空みそらひばり	イルカ		春はるになると恋こいが目め芽めえ　人並ひとなみの幸しあわせもとめたの　だけど何時いつも枯葉かれはが舞まい　何処どこかへ　何処どこかへ　にげてゆくの　　秋あきが来くるのが早はやすぎる　秋あきが来くるのが早はやすぎる　凍こごえる私わたしを支ささえてくれた　命いのちの歌うたを何なん時じでも胸むねに　　これからは　ひとり　今日きょうまで来きたけれど　母ははの愛あいに包つつまれながら　これからは　ひとり　喜よろこびも悲かなしみも　愛あいをなくした私わたしは生いきる　夢ゆめを見みるには　遅おそすぎるかしら　　冬ふゆが来くる　凍こごえるような　私わたしに似合にあいすぎる雪ゆきだわ　燃もえるこの手てで　溶とかせれば　苦くるしいほどに　死しにたいほどに　　女おんなの涙なみだ知しらずとも　歌うたの涙なみだ知しってる私わたし　それでそれだけで　明日あしたに向むかって　命いのちの歌うたと羽はばたく私わたし　　これからは　ひとり　今日きょうまで来きたけれど　母ははの愛あいに包つつまれながら　これからは　ひとり　喜よろこびも悲かなしみも　愛あいをなくした私わたしは生いきる　夢ゆめを見みるには　遅おそすぎるかしら　　これからは　ひとり　今日きょうまで来きたけれど　母ははの愛あいに包つつまれながら　これからは　ひとり　喜よろこびも悲かなしみも　愛あいをなくした私わたしは生いきる　夢ゆめを見みるには　遅おそすぎるかしら
ふりむけばそこにイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		赤あかいノートなくした　遠とおいどこかで　青あおいノートなくした　部屋へやのどこかで　　赤あかいノートも青あおいノートも　同おなじくらい大切たいせつなのに……　だけど　だけど　　赤あかいノートの事ことばかり思おもってしまうのは　いくら　いくらさがしても　もう帰かえらないから…　もう帰かえらないから……
涙なみだのコンチェルトイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		いつも一人ひとりでヘッドホーンを　かけてあなたは夢見心地ゆめみごこちなの　二に人にん同おなじ部屋へやの中なかでも　ちがう世界せかいにいたのね　　うなづく事ことしかしなかったけれど　私わたしのメロディー見みつけたから　あなたに聞きいてほしい　涙なみだのコンチェルト　涙なみだのコンチェルト　　遠とおく見みつめる後姿うしろすがた　なぜかいつも話はなしかけられない　私わたしの事こときらいじゃないけど　一人ひとりが好すきな時ときあるのね　　どんな事ことでもうちあけてほしいのに　心しんの中なかで叫さけぶだけ　口くちに出だせないから……　涙なみだのコンチェルト　涙なみだのコンチェルト　　こよいあなたに贈おくるのは　愛あいのメロディー　こっそりひいてみます　涙なみだのコンチェルト　涙なみだのコンチェルト　　夢ゆめの中なかで手てをさしのべる　あなたの姿すがたを追おっている　あなたも同おなじ夢ゆめを見みてね　きっと二に人にん会あえるから　　涙なみだのコンチェルト　涙なみだのコンチェルト　涙なみだのコンチェルト
夢ゆめみるパワーイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		図鑑ずかんの上うえの虫むしは知しっていても　土どをいやがる子供こども達たち　はばたく事ことも木この実みをついばむ事ことも　何なにも知しらずにうごめく鳥とりたち　ビニール畑はたけを渡わたるそよ風かぜが　季節きせつはずれの野菜やさいたちに首くびをかしげる　こんなこんな地球ちきゅうだけど　夢ゆめみるパワーを持もちなさい　Oh！ flower children！　　川かわを流ながれるささ舟ぶねや　水みずすましはどこへ消きえたの？　シャツの汚よごれを落おとしたら　河かわが汚よごれちゃ困こまるんだよ　赤潮あかしおの海原うなばらを吹ふきぬける潮風しおかぜが　たどりつく浜辺はまべではゴミたちが泣ないているよ　こんなこんな地球ちきゅうだけど　夢ゆめみるパワーを持もちなさい　Oh！ flower children！　　崩くずれかけてる山やまのハイウェイ　ノストラダムスの大だい予言よげん　切きり崩くずされる古代こだいの遺跡いせき　ゆれる大地だいちにおびえる人々ひとびと　知しらない同志どうしが行いきかう大だい都会とかい　吹ふきぬけるつむじ風かぜ　すさんでゆがんだ人ひとの心しん　こんなこんな地球ちきゅうだから　夢ゆめみるパワーを持もちなさい　Oh！ flower children！　　空あきや木きや動物どうぶつを愛あいする事ことが　小女こおんな趣味しゅみだなんて思おもわない　ボクはメルヘンの王子おうじ様さまなんかじゃないよ　flower child　flower child　夢ゆめみるパワーを持もちなさい　Oh！ flower children！
いらくさ姫ひめの伝説でんせつイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		雲くもよ月つきをかくせ　今宵こよいあの狩人かりゅうどが来くる　夜よるよ雪ゆきをふらせ　心しんも凍いて付つく程ほどに　鈴すずの音おとが響ひびいて来きた　私わたしの恋こいする人ひとよ　雪ゆきは深ふかく前まえには進すすめぬ　手綱たづなをゆるめてここでお休やすみ　　若わかき狩人かりゅうどよ　凍こごえた指ゆびをあたためなさい　私わたしの身みも心しんも燃もやしてかまわない　美うつくしいそのほほが薔薇色ばらいろに染そまるまで　つかの間まの恋こいに身みをこがしながら　火ひの子こと舞まうのは赤あかいポルカ　　朝日あさひよもう少すこし眠ねむっていておくれ　時ときをあたえておくれ……　　いつか夜よるが明あければ　浅あさき夢ゆめからさめた様ように　雪ゆきをとかす朝日あさひ　そりはすべるけもの道どう　一時いちじの恋こいに身みをこがすおろか者ものだと笑わらうがいい　私わたしは燃もえつき灰はいになりはて　音おともたてず空そらに舞まい上あがる
ジェレミーの木きイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		ブナの森もりの仲間なかまたち　もうみんな眠ねむりましたか？　なんじゃもんじゃごけのおじいさん　悲かなしい恋こいをしたいらくさ姫ひめの　伝説でんせつ　知しっていますか？　ぼくが大好だいすきなおやすみ前まえの子守こもり唄うた　　目めが覚さめたら明日あしたこそ　遠とおくの町まちの人々ひとびとに　ハーヴの花束はなたば届とどけましょう　心しんの棘とげがぬける様ように　どこかで聞きこえるひつじの鈴すずの音おと　風ふうも眠ねむってしまったから　又またあした　月つきの光ひかりをあびながら眠ねむります
幻まぼろしのタペストリィーイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		私わたしのひざに雨あめがふる　ベッドの砂漠さばくに陽ひが落おちて行いく　ほおずき人形にんぎょう抱だいてた　あの頃ころみたいに泣なきたいよ　今日きょうも私わたしはただ一人ひとり　砂すなの上うえに立たたされている　まるで窓まどのない部屋へやの中なか　私わたしのひざのにわか雨あめ　まだまだやみそうにない　　砂すなの上うえにねころんで　波なみの音おとを数かぞえている　おとなになるという事ことは　少すこしもうれしくないよ　重おもい毛布もうふを肩かたにかけ　まぼろしの丘おかを越こえてきた　者しゃの様ように疲つかれはててる　私わたしの勇気ゆうきが背せを向むけて　鏡かがみの池いけに沈しずんで行いく　　振ふり向むけば螺旋らせん階段かいだん　羽根はねぼうきで消けされて行いく　悲かなしいうたをうたうのは　柳やなぎの上うえのさよなき鳥とり　月夜つきよの晩ばんに舟ふねを出だし　釣つり糸いとをたれて何なにを釣つる　せめて夢ゆめをたぐりよせる　帰かえりそびれたわたり鳥とり　季節きせつはずれの羽根はねの色いろ　涙なみだをなめてごらんよ　私わたしはしおかろトンボ　うとうと眠ねむくなるよ　ハハコグサの胸むねの中なか
射手しゃしゅ座ざ生うまれのキューピッドイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		ついおしゃべりになってしまう　あの人ひとの前まえでは　いつでも後悔こうかいしてしまうの　broken heart, broken heart　ただほほえんでいるだけのあの娘むすめの方ほうが　きっとステキにうつったでしょ？　おしゃべりな私わたしのひとりごと　　どこかにいたらキューピッド　飛とんで来きてよキューピッド　彼かれのハートめがけて　せつない気持きもち伝つたえてよ　　けさあの人ひとが「オハヨー」って　声こえをかけてきたのに　胸むねがドキドキうつむいたまま　heart beat, heart beat　近頃ちかごろあの人ひとに会あうとかたくなってしまうの　きっと気きを悪わるくしたでしょ？　恋こいしてる私わたしのひとりごと　　どこかにいたらキューピッド　飛とんで来きてよキューピッド　彼かれのハートめがけて　せつない気持きもち伝つたえてよ　　射手しゃしゅ座ざ生うまれの私わたしだから　何なにとかして　愛あいのキューピッドきどりで　打うち明あけてみようか　　おしゃべりな娘むすめになってみたり　内気うちきな娘むすめになったり　でも心しんはいつも同おなじ　lonely heart, lonely heart　誰だれでもみんなそうなのかしら　愛あいがあふれてしまうの　ちいさなハートが悲かなしいよって　さけんでる私わたしのひとりごと　　どこかにいたらキューピッド　飛とんで来きてよキューピッド　彼かれのハートめがけて　せつない気持きもち伝つたえてよ　射手しゃしゅ座ざ生うまれのキューピッド　たよりにならないキューピッド
ガラス窓まどの少女しょうじょイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		冷つめたい雨あめがふり出だせば　みんないそぎ足あしでかけ出だして　私わたしの前まえを過すぎて行いく　私わたしは帰かえる家いえがない　　冷つめたいほほ　細ほそい指ゆび　いつもきれいな服ふくを着きせられ　ガラスの中なかに立たっている　私わたしはマネキン人形にんぎょう　ラー　こんな私わたしには　ラー　誰だれも気きづかない　　私わたしはつくりものだけれども　心しんはプラスティックじゃないの　喜よろこび　あこがれ　悲かなしみも　今いまはもうみんな知しってる　　あしたはこの街まちにさよなら　知しらない所ところへ行いってしまう　今夜こんやはこのまま眠ねむらずに　この街まちを見みつめていよう　ラー　ガラスの中なかから　ラー　朝あさがくるまで　ラー　さよならこの街まち　ラー　さよなら　さよなら　ラー　さよなら　あの人ひと
吟遊詩人ぎんゆうしじん(マイスタージンガー)イルカ	イルカ	イルカ	イルカ		旅たびに出でてうたをうたい　家路いえじを急いそぐ二ふたつの影かげ　花はないっぱいの食卓しょくたくは　人々ひとびとの心しんの花束はなたば　　風ふうに吹ふかれて木この葉はの丘おかを　いつもさまよう人ひとだけど今いまは　ギターもケースの中なか　ライトもあたらない　でもうたう心しんでいつもいて　マイスタージンガー　　漕こぎ出だした舟ふねに揺ゆられ　越こえた波なみは数かぞえきれない　嵐あらしの夜よるもやすらぎの島しまも　いつまでもとどまってはいないの　　風ふうに吹ふかれて木この葉はの丘おかを　いつもさまよう人ひとだけど今いまは　ギターもケースの中なか　ライトもあたらない　でもうたう心しんでいつもいて　マイスタージンガー
横浜よこはまスタジアムイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		暮くれかけたスタジアムのアリーナ　ひとつずつライトがついて行いく　いつもなら楽たのしいコンサート　気きにしてる隣となりの空あいた席せき　　なぐさめてよ J.T.　やさしく歌うたで包つつんで　降ふり出だした雨あめに右肩みぎかたが寒さむい　ひどい人ひとでしょ？　でもまだ好すきなの　　賭かけたのよ2枚まいのチケットに　あなたへのラストチャンスだから　ひとつずつライトが消けされて行いく　音おとのない淋さびしいスタジアム　　なぐさめてよ J.T.　やさしく歌うたで包つつんで　外そとに出でたらあの人ひと立たってる気きがするの　あきらめきれない　幻まぼろしの中なかで　　なぐさめてよ J.T.　やさしく歌うたで包つつんで　歩あるきながら聞きくわ　想おもい出での歌うたを　ブルーなコンサート余韻よいんの中なかで　海うみを見みたら一人ひとりで帰かえるわ

曲名きょくめい	歌手かしゅ名めい	作詞さくし者しゃ名めい	作曲さっきょく者しゃ名めい	編曲へんきょく者しゃ名めい	歌うたい出だし
あなたへの手紙てがみイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		あなたの好すきな本ほんのページに　手描てがきのしおりはさんで閉とじた　いつも会あっているのに　今夜こんやは手紙てがみを書かきたいの…　　My Dear… My Dear…　美うつくしい響ひびきね　My Dear… My Dear…　おやすみなさい　あなた　　きのうはどこへ出でかけていたの?　おこってなんかいるわけじゃない　男おとこの人ひとは恋こいしても　友達ともだち大事だいじにするものなのね　　My Dear… My Dear…　美うつくしい響ひびきね　My Dear… My Dear…　おやすみなさい　あなた　　あなたの為ために飾かざったフリージア　微笑ほほえみかけて私わたしを見みてる　忘わすれていった小ちいさな銅貨どうか　すべてにあなたを感かんじるの　　My Dear… My Dear…　美うつくしい響ひびきね　My Dear… My Dear…　おやすみなさい　あなた
たそがれホテル -ヘミングウェイ夫人ふじんの面影おもかげによせて-イルカ	イルカ	イルカ	イルカ		おだやかな昼下ひるさがり　グラスを陽射ひざしに翳かざして　虹にじを見みているあなた　季節きせつはずれのホテル　誰だれもいないサン・ルーム　話はなしかければやさしいまなざし　　ロブスターが眠ねむる　カリヴの水平すいへい線せん　三日月みかづきが沈しずむまで　あの人ひとと過すごした　　そんな話はなしをする時とき　瞳ひとみがうるんでた　たそがれホテルの女おんな主人しゅじん　　額がくに飾かざられた白しろい船ふねに乗のって　いつか帰かえる人ひと待まってる　パイプもひげそりも机つくえのペン立だても　本ほんのページさえそのままに　　その中なかでただ一ひとつ　時計とけいだけが動うごくけど　あなたにはかなわない　あんな愛あいをつかむまで　　貝殻かいがらやサンゴを窓辺まどべに並ならべて　海うみをいつまでも見詰みつめてる　たそがれホテルの女おんな主人しゅじん
ミスターTVイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		ミスターTV　とても浮気うわきなBOY　気きまぐれで声こえをかけて来きたのに　　ミスターTV　夢中むちゅうで受うけとめた　この愛あいを……笑わらわないでね　　夏なつの終おわりの　心細こころぼそさに　入はいり込こんで来きた　マジシャン　恋こいの終おわりの　うしろめたさを　ふられ男おとこの　ふりして　私わたしの言葉ことばは　右みぎから左ひだり　恋愛れんあい遊あそびは　やめてしまうのね　　ミスターTV　あなたをそう呼よぶわ　くちづけも　だってガラス越こしみたい　　ミスターTV　愛あいをおしみなく　ふりまくの……誰だれにでも　　街まちを歩あるけば　スター気取きどりで　好このみのあの娘むすめにウインク　ついて行いけない　私わたしをおいて　恋こいの電波でんぱを飛とばすの　画面がめんの中なかに　作つくり物ものの　恋こいのドラマを　見みてたのね　　ミスターTV　私わたしを少すこしだけ　オトナにして　行おこなってしまった人ひとだけど　ミスターTV　とても憎にくめないの　泣なかないわ……　歩あるいて行いける……
少年しょうねんイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		幼ようない頃ころは 明日あしたのことなんか　何なにも見みえない 遠とおい夢ゆめの彼方かなた　心しんの中なかに小ちいさなモノサシを持もちはじめたのは　友達ともだちが昨日きのうよりまぶしく見みえた日ひから　　誰だれもが一人ひとりで生うまれて 一人ひとりで死しんでゆく　これじゃ淋さびしすぎるよね　この世よでただ一人ひとりの　君きみは、君きみのことを大切たいせつにして…　　すさんだ心しんを誰だれにぶつけても　君きみの心しんの方ほうが傷きずつくだけ　暮くれかけた空そら 放課後ほうかごの屋上おくじょうで　「オトナなんかになりたくない」　「帰かえりたくない」あの子こはつぶやいた　　どんな悪わるい子こだって すばらしい物ものを　きっと持もってる筈はずだよ　今いまはうもれてるだけ　君きみを、君きみのことを信しんじていいね…　　誰だれもが通とおるこの時ときを 青春せいしゅんと言いうならば　君きみが作つくった箱はこの中なかでもがいていないで　君きみは君きみの道みちを走はしりつづけて、　走はしりつづけて、走はしりつづけて…
私わたしの庭にわからイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		私わたしの庭にわにいらっしゃい　屋根やねの上うえの庭にわに　おまじないもかけないのに　みんな遊あそびに来くるよ　モグラ　ひなぎく　すずめ　コスモス　みんな一緒いっしょにくらしてる　だから四角しかくい　メロンは作つくらない　朝あさ来くれば　お皿さらに朝日あさひをのせて　夜よる来くれば　お月つき様さまソーダ割わり　小ちいさなパーティー　一緒いっしょにいかが？　虫むしの四重奏しじゅうそう　木きの芽めのワルツ　　私わたしの庭にわにいらっしゃい　靴くつにバネをつけて　つかれたら　枝えだにとまって眠ねむりなさい　つぐみ　野のばら　みつばみ　つりがね草くさ　みんな一緒いっしょに待まってます　茶色ちゃいろい犬いぬの親子おやこも元気げんきです　朝あさ来くれば　お皿さらに朝日あさひをのせて　夜よる来くれば　お月つき様さまソーダ割わり　小ちいさなパーティー　一緒いっしょにいかが？　春はるのテーブルを　用意よういしています　ラララララララ　ラララララララ
植物しょくぶつ誌しイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		通とおりすがりの古本屋ふるほんや　ほこりかぶった「植物しょくぶつ誌し」　棚たなからそっとゆりおこし　歩あるきながら　頁ぺーじをめくる　　いつしか足あしは下屋敷しもやしき　裏うら木戸きど開あける　霜しも風ふうに　えりをたてる　アストラカン　元気げんきなテリアは　枯葉かれは色しょく　　さて眼めを染そめるのは　植物しょくぶつ誌し　つゆくさ　柊ひいらぎ　からすむぎ　　益子ましこの茶ちゃわんの玄米げんまい茶ちゃ　ランプの影かげの一いち輪りん草くさ　まぶたが重おもい眠ねむり草ぐさ　人界じんかい知しらず植物しょくぶつ屋敷やしき　秘密ひみつの花園はなぞのカギ一ひとつ
タンチョウの詩しイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		雪ゆきの朝あさ　お嫁よめに行いった　ねえさんのすそもよう　そこには　つるがいた　いつの日ひか　聞きかせてくれた　かあさんの昔話むかしばなし　そこにも　つるがいた　　空そらにとけてしまいそうな　白しろい雲くも　そこからは何なにが見みえる　小ちいさな私わたしが見みえる　もしも声こえがとどくなら　私わたしのあこがれもつれていって　　空そらの彼方かなたに消きえそうな　白しろい雲くも　あなたの空そらはどこにあるの　だれも知しらない　もしも声こえがとどくなら　この空そらがあるかぎり　いついつまでも　はばたいてほしい
気きばらしドライブイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		私わたしの好すきなあの人ひとは　好すき嫌きらいの多おおい人ひとで　いつも残のこすもの　決きまってる　私わたしは残のこりもの　パセリ　でもそんな事ことは　部屋へやのすみの　新聞紙しんぶんしの上うえに　つみあげ　外そとに出でようよ　青あおい空そらを　ムダにしたくない　私わたしを呼よんでいるよ　荒波あらなみスカッシュ　　ついでにあの人ひとの家いえの　ドアをたたいてみたいけど　今日きょうはすてきな人ひと　みつける　ドリトル先生せんせいみたいな　浜辺はまべでさかだちしたり　夕日ゆうひをみながら　話はなすの　やさしい　うでの中なかで　目めにしみるよ　にがい“しがあ”　やっぱりあなたと飲のみたい　ムーン・ライト・カクテル
孤独こどくな歌人かじんイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		いつも　おこって　ばかりいた　大嫌だいきらいな　先生せんせい　垣根越かきねごしに　むかえる犬いぬが　先生せんせいの家族かぞく　いつも一人ひとりで　本ほんばかり読よんでる　孤独こどくな歌人かじん　　芭蕉ばしょうのように　旅たびがしたいって　いつも　言いってた　卒業そつぎょう式しきで　一番いちばん最初さいしょに　泣ないた人ひと　本当ほんとうは先生せんせい　みんなあなたが　好すきでした　本当ほんとうは先生せんせい　みんなあなたが　好すきでした……
スカーフイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		こんな夜よるの下したにも　泣ないている人ひとと　笑わらっている人ひとがいる　私わたしは思おもい出での橋はしの上うえ　ちぎられた　あなたの手紙てがみは河かわが　どこかへ流ながしてくれる　「幸しあわせ過すぎない　幸しあわせにありがとう」　二人ふたりで笑わらったあの日ひの事ことを　水辺みずべに写うつしています　　ピアノをひくあなたの　背中せなかが好すきでした　街灯がいとうのついた橋はしの上うえ　あなたの歌うたが聞きこえます　でも今いまは　あなたの背中せなかしか思おもい出だせない　ちぎられたあなたの心しんが　このきりの中なかへと　音おともなく消きえて行いく　悲かなしい女おんなには　なりたくないから　だれにも会あわない　だれにも会あわない　ウウウ…………
小ちいさな子守こもり唄うたイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		気きが付つけば外そとは雨あめのドレミ　小ちいさな虫むし早はやく　お入いり　子供こどもがいるなら　つれておいで　今日きょうはここで　眠ねむりなさい　　私わたし一人ひとりなの　お茶ちゃはいかが？　小ちいさな虫むし　お話はなししてあげる　これが私わたしの子守こもり唄うた　今日きょうはここで眠ねむりなさい
ヨオコソイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		ヨオコソ　ヨオコソ　この国くにへ　丸まる顔がおの人ひとの国くにへ
冬ふゆの忘わすれ物ものイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		もうそれはきのうの事こと　なみだの音おとをいくつ聞きいたでしょう。　まどでも開あけて、　風ふうにあたったら、笑わらってみましょう。　もう春はるだから。　　若わかい女おんなの子こはきれいです。　半はんそでから出でた手てがはずかしそう。　生うまれたばかりの木きの芽めの様ように、　まぶしくって……　もう春はるだから。　　何なにもかもがきれいにみえる。　私わたしは冬ふゆをまとった忘わすれ物もの。　水みずにひたしても　清きよまることはない、この心しん　もう春はるなのに。　　私わたしをおいて行いかないで！　悲かなしみはまくらの中なかにしみこませたから……　暗くらい冬ふゆから引ひきずり出だしてほしい　この手てを引ひいて、鏡かがみの中なかから……　もう春はるなのに……
シルエットイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		大おおきな帽子ぼうしのアネモネ婦人ふじん　ぼくとワルツを踊おどって下くださいませんか？　ここちよい春風しゅんぷうと、午後ごごのひとときは、　あなたの為ためのもの。ウー　ラ、ラ、ラ　　石垣いしがきの家いえの少女しょうじょよ、まどから　ぼくに詩し(うた)を読よんで下くださいませんか？　白しろいもくれんの寝息ねいきがそっと聞きこえるような、　夜よるには。ウー　ラ、ラ、ラ　　さみしがりやの内気うちきなあなた　ママのことを話はなして下くださいませんか？　ミヤコワスレもまつ毛げを閉とじて、　あの空そらを思おもっています。ウー　ラ、ラ、ラ
つめたい街まちイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		雨あめにぬれても　泣なかないよ　君きみの言葉ことばより　やさしいから。　　ぼくは歩あるいてる　無む彩色さいしきの街まちを　冷つめたい君きみの言葉ことばがまわる　　こんな時じこそ　そばにいてほしいのに。　だれもいない。　　君きみの立派りっぱな服ふくはカビのにおい　ぼくのやぶれたシャツは　お日様ひさまのにおいがいつもするよ。　　そんな言葉ことばを言いえるのは　いつも　僕ぼくの心しんの中なかでだけ。　　雨あめにぬれても　泣なかないよ。　君きみの言葉ことばより　やさしいから。　　枯葉かれはがぼくのあとをついてくるよ　カラカラと音おとをたてて　笑わらいながら。　　こんな時じこそそばにいてほしいのに。　だれもいない。　　君きみより小ちいさいなんて思おもっちゃいないさ　でもそんな君きみもいつか傷きずついた小鳥ことりなんだね。　　そんな言葉ことばを言いえるのは　いつも　ぼくの心しんの中なかでだけ。　　今いまはねむりたい　ボクのベッドで　やさしい雨あめが　ぼくを包つつんでくれるよ。
ともだちイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		君きみといつだって一緒いっしょだったのに　いつ頃ごろから君きみとぼくちがう道みちを歩あるきだしたのかな？　親友しんゆうの君きみが、つかれて、すわっていたのも気きづかずに、　ぼくは一人ひとりで歩あるいて来きてしまったんだ。　　ぼくは今いま、とってもつかれているんだ。　いつだってたくさんの人ひとの中なかを　一人ひとりで歩あるいてきたのだから。　こんな時じしか、君きみを思おもい出ださないなんて、　ぼくが歩あるいて来きた道みちは、　そんなにすばらしかったのかな？　　友達ともだちは大事だいじにしなきゃいけないよ、なんて　他たの人ひとから言いってほしくないんだ。　でもどうして、あの時とき、君きみと水辺みずべにおりて行いって、　少すこしの間あいだでも、一緒いっしょにすわっていて　あげなかったのかな。　　今いますぐ、手紙てがみを書かくよ。　そして、君くんに会あいに行いくんだ、　お人好ひとよしの君きみは、きっとこう言いうんだろ？　「元気げんきかい？」昔むかしとまるで変かわらない笑顔えがおで。　そして、ぼくは子供こどものように、はしゃぎまわるんだ。　きっと……
いるみねいしょんイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		まどが笑わらってるよ、あんまり笑わらい過すぎて　明あかりを消けされたんだね？　色いろんなあかりが、眼めを覚さましたよ。　私わたしはバルコニーから手てをふりましょう。　　遠とおくの地平線ちへいせんは、ユラユラあかりの　背せのびごっこだね？　暗くらくなれば、みんな「おはよう」　私わたしは、ニコヤカに手てをふりましょう。　　今日きょうは、オールドファッションの雲くもが　光ひかってた日ひでしたよ。　電車でんしゃもハーモニカを、ふいている。　私わたしもバルコニーから、広ひろい空そらに向むかって　歌うたをうたいましょう。
おやすみなさいイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		今日きょう一いち日にちの仕事しごとが終おわったら、　まぶたを閉とじて、黒くろ眼めを西にしのかなたへ　しずめてあげましょう。　炎ほのおの馬車ばしゃと共ともに。　　どこまでも広ひろがるこの大空おおぞらは、　まだ、誰だれも数かぞえた事ことがない。　自分じぶんの心しんのすみかがどこか　わかないのと同おなじに。　　宇宙うちゅうのどこかへ、使者ししゃをつかわすよりも　自分じぶん自身じしんをさぐったら、よいかも知しれない。　銀色ぎんいろの丸まるい虫むしめがねで。　　十五夜じゅうごやごとに変かわりながら　生いきてきた人々ひとびとは、星ほしのかがやき、　親おやと子供こどもがかさなりながら、　何なん光年こうねんもの未来みらいを目指めざしている。
キタギツネのうたイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		ひたすらボクは走はしるよ　白しろい広野こうやを　恋こいする君きみのすがた　追おいかけて…　でも　君きみはすでに　恋こいしてた　ボクを　好すきにならなくて　よかったね　だって　ボクはこんなに弱虫よわむし　　子供こどもの頃ころを　思おもい出だしても　日陰ひかげばかりを　歩あるいてた　いつもおなかを　すかせて　母かあさんに言いわれてた　あの言葉ことばは　今いまでも忘わすれちゃいない筈はずなのに　　強つよい者ものだけが　生いきのこれるなんて　信しんじたくは　ないけど　信しんじたくは　ないけど　強つよい者ものだけが　生いきのこれるなんて　信しんじたくは　ないけど　信しんじたくは　ないけど
背中せなかイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		この世よの中なかのしくみは　多数決たすうけつ　人間にんげんが考かんがえ出だした　便利べんりな物もの　数かずが多おおい方ほうが　いつも正ただしいのかな？　でもボクはいつも　数かずの少すくない方ほうにいるみたい　　きれいな物ものを決きめるとき　多数決たすうけつ　何なにかを認みとめる時ときも　多数決たすうけつ　きめられたその事ことに　うたがう事こともなく　ほとんどの人ひとはぞろぞろ　ついて行いってしまうみたい　ウー　ウー……　　良よい人ひとだと決きめるのは　多数決たすうけつ　悪わるい人ひとだと決きめるのも　多数決たすうけつ　背中せなかにおされた　スタンプかぞえながら　でも自分じぶんじゃ見みることは出来できないんだよ　こうしてボクも年としとって行いくのかな　ウー　ウー……
プリズムイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		雨あめの日ひに帽子ぼうしを　かぶって歩あるけば　ポツン　ポツン　むし暑あつい朝あさは顔かおが　チリ　チリ　朝あさもやの中なかのねぼけた葉はっぱは　ハァ…　悲かなしい夜よるはまくらが　ポト　ポト　真夏まなつの夜よるは　ムーン　ムーン　スダレごしに　フワ　フワ　真夏まなつの夜よるは　ムーン　ムーン　スダレごしに　フワ　フワ　私わたしの耳みみにありがとう　　冬ふゆになると　思おもい出だすのは夏なつの事こと　ソワ　ソワ　雪ゆきの上うえで　フラダンス　ユラ　ユラ　小ちいさなクリスマスツリーは思おもいきり　キラ　キラ　玉たまネギのスープは　コト　コト　真冬まふゆの夜よるは　シーン　シーン　まどガラスは　モヤ　モヤ　真冬まふゆの夜よるは　シーン　シーン　まどガラスは　モヤ　モヤ　私わたしの眼めにありがとう　　冬ふゆは夏なつにあこがれて　夏なつは冬ふゆにあこがれる　春はるはいつの間まにか来きて　秋あきはそっとくれていく
一いち日にちイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		何なにもせずに　部屋へやの中なかに　ただ一人ひとり　少すこし開ひらいた　窓まどから　空そらが見みえる　　明あかるい空そらは　暗くらい空そらへ　変かわって行いく　一いち日にちは　なんて短みじかいのでしょう　　いそがしい毎日まいにちは　とてもとてもながいのに　　何なにもせずに　ただ一人ひとり　そんな事ことに　あこがれたけど　今日きょうは　終おわってしまう　　何なにかをすればよかった
いつの日ひか船ふねをイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		むずかしい本ほんをすて　この家いえもすてて　飛とんで行いきたいな　机つくえの前まえのまどから　　さみしい夜よるには　空そらの彼方かなたから　ティンカーベルみたいな　女おんなのコが来こないかな　　みんな出でかけないか　すばらしいぼうけん旅行りょこうへ　ぼくだけじゃないよね　こんなにさみしいのは　　今夜こんやだけでいいから　夢ゆめの国くにめざし　飛とんで行いきたいな　今いますぐ　　自由じゆうな心しんを　とりもどしたら　きっと帰かえって来くるよ　朝日あさひと共ともに　　みんな出でかけないか　すばらしいぼうけん旅行りょこうへ　ぼくだけじゃないよね　こんなにさみしいのは　　みんな出でかけないか　すばらしいぼうけん旅行りょこうへ　みんな出でかけないか　すばらしいぼうけん旅行りょこうへ　…………
ラバーボールイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		いつも　こんな日びだったら　いいのにな　ひざしはまだ高たかいし　暑あつくもなく　寒さむくもなく　何なにもかもが　生うまれかわる頃ころ　こんな時じ　思おもわず　歌うたいたくなる　私わたしの心しんは　ラバーボール　　いつも　こんな日びだったら　いいのにな　鏡かがみの前まえの私わたしは　いつになく色いろっぽくて　だれかに声こえをかけられそう　こんな時じ　思おもわず　歌うたいたくなる　私わたしの心しんは　ラバーボール　　いつまでも　心しんの音おとが　ひびいている様ような　人ひとでいたいから……　　いつも　こんな日びだったら　いいのにな　でもそんな日ひ　ばかりじゃなし　けられたり　ふられたり　何なにもかもが　いやになるけど　こんな時じ　私わたしには　歌うたがあるから　私わたしの心しんは　ラバーボール　　ラバーボール　ラバーボール　ラバーボール
心しんはプラスイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		大おおきなビルの足元あしもとを　小ちいさな人間にんげんが歩あるいてる　氷こおりがとけない街まち　でも　心しんは寒さむくない　寒さむくない　2月がつ14日にちの　お菓子かし屋やみたい　マイナスの風ふうもヘッチャラ　心しんはプラス　　言葉ことばや顔かおが　ちがっても　お金かねがある人ひとも　ない人ひとも　街まちを歩あるけば　みんな同おなじ　鼻はなが赤あかい　耳みみがいたい「寒さむい」　部屋へやの中なかの紅茶こうちゃは　みんな同おなじ「あつい」　マイナスの風ふうもヘッチャラ　心しんはプラス　ラララ……　ラララ……　マイナスの風ふうもヘッチャラ　心しんはプラス　　ピアノ弾びきの　おじさんの　やさしい歌うたを聞きいた帰かえり道みち　毛糸けいとの手袋てぶくろはずして　ハトにパンくずをあげましょう　あげましょう　君きみたちもきっと　寒さむいだろうね　マイナスの風ふうもヘッチャラ　心しんはプラス　ラララ……　ラララ……　マイナスの風ふうもヘッチャラ　心しんはプラス　ラララ……　ラララ……
君きみは悲かなしみのイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		きのうの事ことさえ　思おもい出だせない程ほど　ぼくはいつも　疲つかれてた　そんな時とき　熱あついジャスミン茶ちゃのゆげの中なかに　ぼくを　そっと眠ねむらせてくれた　君きみは　やすらぎの人ひと　ぼくは　ぼくの事ことしか見みえなかった　君きみが泣ないてるなんて　知しらなかった　君きみはぼくの為ために生いきてくれたやさしい人ひと　君きみは悲かなしみの　君きみは悲かなしみの　君きみは悲かなしみの　やすらぎの人ひと　　何なにも告つげずに　一人ひとり　旅たびに出でて　雨あめの日ひ突然とつぜん帰かえった　ぼくを　迎むかえてくれたのは　灯ひがついた　明あけ方がたの部屋へやと　眠ねむったふりした君きみ　君きみはやすらぎの人ひと　ぼくは　ぼくの事ことしか見みえなかった　君きみが泣ないてるなんて　知しらなかった　君きみはぼくの為ために生いきてくれたやさしい人ひと　君きみは悲かなしみの　君きみは悲かなしみの　君きみは悲かなしみの　やすらぎの人ひと
サラダの国くにから来きた娘むすめイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		季き節ぶしの変かわり目めさえ　気きづかない程ほど　ぼんやりしている　あなたに　まざり毛糸けいとあつめて　マフラー編あんで　秋あきの野原のはらをかけてあげたい　私わたし　あなたの所ところへ　お嫁よめに来きました　私わたしの夢ゆめと心しんを　かごにつめて　サササ　サラダ　サラダの国くにから来きた娘むすめ　　あなたがねむってる部屋へやの窓まどの　カーテンをそっと　開あけてあげたい　そうしたら　あなたはウム～朝ちょうが　一番いちばん好すきになるはず　私わたし　あなたの所ところへ　お嫁よめに来きました　遠とおい国くにから来きたのに　あなたはお留守るす　サササ　サラダ　サラダの国くにから来きた娘むすめ　　夜よるが来きて　ふくろうがないても　私わたしこわくない　ここで待まってる　あなたが心しんを　開あけてくれるまで　ひざをかかえて　一人ひとりすわってる　私わたしあなたの所ところへ　お嫁よめに来きました　私わたしの夢ゆめと心しんを　かごにつめて　サササ　サラダ　サラダの国くにから来きた娘むすめ
ハートのポプリ大場おおば久美子くみこ	大場おおば久美子くみこ	イルカ	イルカ		今日きょうは何なにかおきそうな予感よかん　そんな朝あさの中なかで　初はじめてあなたを見みかけたの　あなたはまるでサンシャイン　まぶしく見みえた　Pop up　Pop up　しあわせ心しんつめこんだ　Pop up　Pop up　ハートのポプリ　　あなたはローラースケートはいて　私わたしの心しんの中なかを　グルグル走はしり回まわるのね　かるいめまいを感かんじながら　私わたしはノック・ダウン　Pop up　Pop up　しあわせ心しんつめこんだ　Pop up　Pop up　ハートのポプリ　　今度こんどはいつ会あえるのかしら？　胸むねがドキドキ止とまらない　ほほが赤あかくなってしまうの　ピカピカ　ネオンサインみたいな私わたし　Pop up　Pop up　しあわせ心しんつめこんだ　Pop up　Pop up　ハートのポプリ　Pop up　Pop up　ハートのポプリ　ハートのポプリ　ハートのポプリ
ひとりごとシュリークス	シュリークス	イルカ	イルカ		忘わすれられた物ものが好すきです。　ちっぽけな、コーラのふたでも、　ひき出だしのそこで、ねむってるヨレヨレのセーターでも、　きれいだけど、だれも見みない、あの星ほしでも　何なにでもいいんです。　いつもの私わたしは　目めもくれない、　しらんふり、忘わすれられた物ものが好すきです。　　私わたしもそんな気持きもちになった時ときだけ、　忘わすれられた物もの達たちにあまえます。　お友達ともだちだなんて、思おもったりするんです。　でも外そとを見みたら家いえのあかり　私わたしも、あかりをつけましょう。　　きのう、一いち晩ばん泣ないてても、　今日きょうがくれば、昼間ひるまの私わたし。　そんな風ふうに、忘わすれられた物もの達たちを忘わすれましょう。今いまから。　どうせ私わたしの気きまぐれなんです。　おもいきり、あなた達たちをうらぎりましょう
いつか冷つめたい雨あめがシュリークス	シュリークス	イルカ	イルカ		雪ゆきがふる駅えきの片かたすみで、　だれにも、いたずらされない様ように、　うずくまっている年老としおいた犬いぬ。　パンをあげても　見みてるだけ、　時じが来くれば汽車きしゃにのる私わたし、　泣なく事ことの他ほか何なにもしてあげられない私わたし。　　広ひろい道路どうろの真中まんなかで、ひかれてしまった、みけ猫ねこ　その上うえを何なん台だいもの車くるまが　通とおりすぎていく。　思おもわず目めをとじてしまった、私わたしを許ゆるして下ください。　みんなだって、そう思おもっていると信しんじたいのです。　　「牛うしや鳥とりやおさかなも、人間にんげんの為ためにあるのよ」　「サア残のこさずに食たべなさい」　そんな風ふうに言いうおかあさんにはなりたくありません。　でも私わたしだって、食たべて育そだって来きたのだし、　虫むしだって、殺ころした事こともあります。　だから、だから、お願ねがいです、　もう役やくにたなくなったら　すててしまったり、自分じぶん本位ほんいでかわいがったり。　小ちいさなオリに閉とじこめて、　バカにしたり、きたながったり。　「人間にんげんだけが、えらいんだ」なんて、　ことだけは思おもわないで下ください。　　人間にんげん以外いがいの物もの達たちにも、　もっとやさしくして下ください。
砂すなかけおじさんシュリークス	シュリークス	イルカ	イルカ		小ちいさな公園こうえん　一人ひとりが気持きもちよくて、　こしかけてたのに　むこうからチョット知しってる、　おばさんが来きた。　そんな時とき　事ことは簡単かんたん、砂すなかけおじさんを　呼よべば　いいんです。す。す。　　まどの外そとをぼんやり見みてたら、　私わたしだけであこがれてる人ひと。　どっかの女おんなの人ひとと話はなしてる、　ツメをかんではいけません。　そんな時とき　事ことは簡単かんたん　砂すなかけおじさんを　呼よべば　いいんです。す。す。　　砂すなかけおじさんは、　足長あしながおじさんより有名ゆうめいな人ひと。　いつでも私わたしの所ところへやってきて　目めにサッサと砂すなをかける。　そうすると私わたしはつい言いってしまうんです。　「おやすみなさい、さい、さい、さーい」
計算けいさんちがいシュリークス	シュリークス	イルカ	イルカ		飛行機ひこうきに乗のりました。　下したを見みたら夜よるだった。　手てですくったら、ふしぎな音おとをたてて……　こぼれそうなのは、夜よるの街まちか、ネックレス……　飛行機ひこうきに乗のったけど　月つきはやっぱり遠とおかった。ア――、　　いつだったか、ずいぶん昔むかし。　アイスクリームを食たべていた時とき。　とってもショックな事ことを、聞きいてしまったのです。　「ねェママー、ゾウとバスじゃどっちが大おおきいの？」　「そうねェー、バスの方ほうがちょっと　大おおきいんじゃないでしょか？」ア～
1/2シュリークス	シュリークス	イルカ	イルカ		横よこにすわってるおばさん　さっきから、あたしを見みてるけど　そんなにめずらしい？　そんなあんたをあたしが見みてることも、　気きづかないなんて、　なんて無神経むしんけいなの？笑わらっちゃうね。笑わらっちゃうね。　　だれか待まってる　カッコイイお兄にいさん、　たばこの煙けむりをゆるがして、　にがみばしってはいるものの、　初はじめてすった時ときのこと想像そうぞうすると　みっともないね、　カッコワルイ、笑わらっちゃうね。笑わらっちゃうね。　　ちょっと　そこ行いくかわいい坊ぼうや。　もう赤あかんぼのまねなんか　することはないんだよ。　きみの考かんがえてることも、　知しってるよ。　知しらないのは親おやだけさ、笑わらっちゃうね。笑わらっちゃうね。　　いつもたくましい男おとこ達たちよ。　えばる事ことしか知しらないみたい。　男おとこの世界せかいってすばらしいの？　そんな所ところが女おんな達たちはかわいらしいって、　思おもってさえいれば、　うまくいくのだから、笑わらっちゃうね。笑わらっちゃうね。
おやしらずシュリークス	シュリークス	イルカ	イルカ		プツンと切きったつめが　空そらへ飛とんでって　空そらを見上みあげたら、真赤まっかなミカヅキが言いいました。　「夜よるつめ切きると、親おやの死しに目めに会あえないよ」　　そんな事こと、ウソ！と思おもいながら　つめをかんでたら、白しろいうさぎがとんできて、　「ホラ、ササクレは親不孝おやふこうの証あかしこです」　　一いち人前にんまえの顔かおをしてお酒さけのむことが、　オトナだと思おもうの？冷つめたく風ふうがささやいた。　オヤシラズのいたさを、思おもい出だしました。　　見みえてた物ものが　見みえなくなって、　見みえないハズの物ものが、見みえそうで、　夜よるは一人ひとりでいてはいけません。　　プツンと切きったつめが　空そらへ飛とんでって　空そらを見上みあげたら、真赤まっかなミカヅキが言いいました。　「夜よるつめ切きると、親おやの死しに目めに会あえないよ」
2001年ねんぼくの部屋へやシュリークス	シュリークス	イルカ	イルカ		ぼくがこの世よに　いつ生うまれたのか、　何なににも　おぼえていないけれど。　　ぼくがこの部屋へやに　いつからいるのか、　ずっとずっと昔むかしからの様ような気きがする。　　とっても好すきだよ。　　この部屋へやには　何なににもないから、　毎日まいにちぼくは　手足てあしをのばして　ゴロゴロとしています。　　だけどある日ひ、ぼくは思おもいました。　この部屋へやに何なにかおこうかな？かべは赤あかくぬろうかな？　そして部屋へやの中なかに、色いろんな物ものを運はこびました。　アリンコみたいです。　　ぼくは楽たのしくて、たくさん集あつめました。　だけど、気きづいてみたら、ぼくは丸まるくなって　小ちいさくなっていました。　星ほしが見みえないよ―、地面じめんが見みえないよ―　風ふうがふかないよ―、ぼくが　ぼくが　ぼくがいないよ―。
私わたしならイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		訳わけもなく真夜中まよなかに　目覚めざめるのはきっと誰だれかが　私わたしを呼よんでるからと　あなたが言いってたのに　　閉とざした自分じぶんの心しんが　夜よるの海うみの様ように淋さびしくて　誰だれかのぬくもりがほしい　そんな時ときは　　どんなに遠とおくても　どんなに疲つかれていても　あなたを抱だきしめに行いってあげるわ　今いますぐ……私わたしなら　　いつだって側がわにいて　やさしくしてくれる人ひとなら　誰だれでもいいなんて　自分じぶんを失しつくした時ときは　　何なんと思おもわれてもいい擦すり切きれたプライドも捨すてて　あなたを抱だきしめに行いってあげるわ　今いますぐ……私わたしなら　　世界中せかいじゅうを敵てきに回まわしても　すべてを失うしなっても　あなたを必かならず助たすけに行いくわ　あなたが側がわにいてくれるなら　　どんなに遠とおくても　どんなに疲つかれていても　あなたを抱だきしめに行いってあげるわ　今いますぐ……私わたしなら
ダイヤモンドイルカ	イルカ	イルカ	イルカ		風ふうは遠とおくから　流ながれてやって来くる　枝えだから枝えだへと　音おとを伝つたえて　　私わたしは喜よろこびを人ひとへ伝つたえたかしら　しあわせを誰だれかに渡わたしたかしら　　人ひとという文字もじは寄より添そい合あってると　幼おさない頃ころから　聞きかされたけど　　ダイヤモンド　人恋ひとこいしい　ダイヤモンド　心しんが溶とけ合あう時ときに見みえるのは　ダイヤモンド　その光ひかり　ダイヤモンド　人ひとの心しんが放はなつ光ひかりの形かたち　　人ひとと人ひとが出逢であい　そして別わかれて行いく　それは光ひかりの形かたちに　よく似にている　　同おなじ様ような心しんを持もってる人々ひとびとが　同おなじ方かたへ手繰たぐり寄よせられて行いく　　ダイヤモンド　人恋ひとこいしい　ダイヤモンド　心しんが溶とけ合あう時ときに見みえるのは　ダイヤモンド　その光ひかり　ダイヤモンド　出逢であいと別わかれそれは光ひかりの形かたち
ミモザの下したで太田おおた裕美ひろみ	太田おおた裕美ひろみ	イルカ	イルカ		夏なつの終おわりに知しり会あった　鳥とりの言葉ことばがわかる人ひと　山やまのバス停ばすてい　走はしりながら　手てをふってくれた　　あの日ひもらったアドレス　大切たいせつにしまいすぎて　私わたしなくしてしまったの　あなたは待まっているでしょうか？　　ビリケン神様かみさま　お願ねがいです　風ふうにゆれる　ミモザの下したで　あの人ひとに再ふたたび会あえます様ように　　あなたの事こと　好すきなのに　私わたしの心しん　伝つたえられない　なくした　アドレス　窓まどガラスも泣ないてる　みたい……　　ビリケン神様かみさま　お願ねがいです　風ふうにゆれる　ミモザの下したで　あの人ひとに再ふたたび会あえます様ように
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