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中村典正作曲の歌詞一覧 - 歌ネット

中村なかむら典正のりまさ作曲さっきょく歌詞かし一覧いちらんリスト  201きょくちゅう 1-201きょく表示ひょうじ

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201きょくちゅう 1-201きょく表示ひょうじ
曲名きょくめい 歌手かしゅめい 作詞さくししゃめい 作曲さっきょくしゃめい 編曲へんきょくしゃめい うた
いわせん二見ふたみ颯一二見ふたみ颯一千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまさ斉藤さいとういさおれの門出かどでの はなむけに うたおどりに 手拍子てびょうしを 今日きょうはめでたい しん船出ふなで つらいこのの 荒波あらなみえて ドンとす いわせん  今度こんどみなとに くときは ぶねまごぶね れてい 今日きょうはめでたい 二人ふたり船出ふなで あい積荷つみにと しあわせせて づるかめとの いわせん  いまはもない ふねだけど いつかなります 宝船たからぶね 今日きょうはめでたい 希望きぼう船出ふなで ゆめ帆柱ほばしら てんまでとどけ かじ明日あしたへ いわせん
おんなまれて松前まさきひろ松前まさきひろ仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさおんなまれて おんなきて やっとつかんだ 倖せよ 世間せけんうわさを するけれど はなしたくない このこいを 貴方あなた(あなた) 貴方あなたひとりを しんじてきる  化粧けしょうをしてない おんなの素顔すがお きとったわ きしめた なに(なん)にも ないけれど くしたいのよ 真実しんじつ(まごころ)で 貴方あなた 貴方あなた以外いがいは えないわたし  あなたの苗字みょうじ(みょうじ)に わたしの名前なまえ さけのしずくで いてみる ふたりでおんなじ ゆめて おな夜明よあけを むかえたい 貴方あなた 貴方あなたひとりが 甲斐がいだから
夫婦ふうふ絶唱ぜっしょう松前まさきひろ松前まさきひろ関沢せきざわ新一しんいち中村なかむら典正のりまさおれがおまえに ったとき ころし文句もんくを ったかい ったおぼえは ないけれど いたふりして ついてた ありがとう ありがとう おまえ おれはなさない  今度こんどまれて きたときも やはりあなたの そばがいい もしもえなきゃ どうしよう 子供こどもみたいな ですがる ありがとう ありがとう おまえ おれはなさない  ひとりだったら ほそみち ふたりわせりゃ つよくなる いつかかそう つらくとも それが夫婦ふうふの あいはな ありがとう ありがとう おまえ おれはなさない
帰港きこうぶし松前まさきひろ松前まさきひろ鈴木すずきそうさとし作詞さくし星野ほしの哲郎てつろう中村なかむら典正のりまさたたかえた おとこらが くら波間なみまを いまかえる めためたに つかれても 笑顔えがおが こぼれるぜ ご苦労くろうさんねと むかえてくれる おふくろみなとの れば  漁場ぎょじょう(りょうば)が うみ修羅場しゅらばなら りく(おか)はいこいの こいねぐら たせたぜ 元気げんきかい おもいが ほとばしる 合羽かっぱたまま ごろねをめた はげしいぶし もうすぐわる  まぐれうみが 相手あいてなら かせすくない としもある なぐさめて くれるだろう あのむすめが 甲斐がいさ みさきをまわれば やさしいむねだ 花園はなぞのみたいな 漁港ぎょこうのなかだ
おとこみなと福田ふくだこうへい福田ふくだこうへい穂積ほづみあつし結城ゆうきしのぶ中村なかむら典正のりまさ山田やまだみのるあき板子いたごいちまい 生命せいめいをはった おとこ度胸どきょうの うみぶ きそ船出ふなでを おくってくれる ありがとう 浜千鳥はまちどりれよ 豊後ぶんご 鶴御崎つるみさき おとこみなと  おど銀鱗ぎんりん しぶきのはなに 親父おやじゆずりの うでがなる らせおとこの この舞台ぶたい ありがとう みず灯台とうだい 豊後ぶんご 鶴御崎つるみさき おとこみなと  たかくかかげた 大漁たいりょうはたを っているだろう べに椿つばき 松浦まつうらこうは もうすぐちかい ありがとう 黒潮くろしおこうよ 豊後ぶんご 鶴御崎つるみさき おとこみなと
熊野灘くまのなださんやまひろしさんやまひろし山本やまもとしげる中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひとなみいわとの 喧嘩けんかじょうみさき 本州ほんしゅう南端なんたん 潮岬しおのみさき(しおのみさき)よ おとこだったら のちにはけぬ けもあるのさ 一生いっしょういち おど黒潮くろしお 熊野灘くまのなだ  那智なち火祭ひまつり 真夏まなつがし あせがとばしる ああ鬼ヶ城おにがじょう おれ門出かどでを いわってくれる 熊野くまの三山さんざん やままたやまが はるかひろがる 熊野灘くまのなだ  いのちまるごと くじらって うみねぐらに(ねぐら)に あばれたはなし いてそだった 紀州きしゅうおとこ だからどでかい のぞみをはらに きてくのさ 熊野灘くまのなだ
ちちむすめさんやまひろしさんやまひろしたきのえいじ中村なかむら典正のりまさ小杉こすぎひとしさん言葉少ことばすくなに もくはなす 明日あしたとついで ゆくおまえ なべをかこんで みずいらず おさなないころが かぶ たとえ苗字みょうじは かわっても ここがおまえの ふるさとだ  ふすましから 荷造にづくりのおと けば目頭めがしら あつくなる こころづくしの 結納ゆいのうが とついだのちの 土産みやげ わりないよと 一文字ひともじの たまに便たよりが あればいい  しんつよさは かあさんゆずり なみだもろさは ちちゆずり 春夏秋冬しゅんかしゅうとう かぞえれば じゅうさい(はたち)といくつ ぎたやら むすめざかりの 姿すがた 背中せなか見送みおくる としになる
ありんこいちひきさんやまひろしさんやまひろしはら文彦ふみひこ中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりお一人ひとりじゃうごかぬ 荷物にもつでも みんなで担(かつ)げば かるくなる ありんこいちひき 気持きもちはひとつ しても駄目だめなら って えてゆくのさ 苦労くろうななざか 七曲ななまがり  たまにはよそも したいけど いえには家族かぞくが っている ありんこいちひき 人生じんせい一路いちろ 見上みあげりゃでっかい ひとばかり けてたまるか ゆめがあるのさ おれ(おい)らにも  日照ひでりにあらしに ひるまずに 汗水あせみずちからに えてゆく ありんこいちひき まっすぐあるけ すべってころんだ かたきず それも勲章くんしょう わらばして 今日きょうをゆく
感謝かんしゃわたしあいしたすべてに松前まさきひろ松前まさきひろはら文彦ふみひこ中村なかむら典正のりまさ市川いちかわ直樹なおきひとはいくつも 躓(つまず)いて ひとはいくつも きあがる そのたびだれかが がわにいて たくさん勇気ゆうきを くれました あのときあなたが いなければ やさしいことばが なかったら そのときどきの すべてにありがとう そしてあなたに あなたに感謝かんしゃ  みちとおさに まよったり かげかくれて いたこと おもえばあのの なみださえ ちいさなわたしを つよくした あのときしかって くれたひと 背中せなかささえて くれたひと そのときどきの すべてにありがとう あつ出会であいに 出会であいに感謝かんしゃ  運命うんめい(さだめ)のわがみち うたみち そだててくれた あいのひと そのときどきの すべてにありがとう そしてあなたに あなたに感謝かんしゃ
かりこいうた水沢みずさわ明美あけみ水沢みずさわ明美あけみ水木みずきれいじ中村なかむら典正のりまさ鈴木すずき英明ひであき此処ここら(ここ)のやまの かり(かりぼし)ゃすんだョー  けむりたなびく 高千穂たかちほの りんどうれる やまえき てた故郷こきょう かえってれば いてむかえる ははひとり…… ふうがヨー ふうがヨーホイ きぬける  ゆめさがして はるばると 夜汽車よぎしゃえた 五ケ瀬川ごかせがわ(ごかせがわ) からだいとえと 見送みおくり(おく)ってくれた とおいあのの ちちかお…… いまもヨー いまもヨーホイ かぶ  天岩戸あまのいわと(あまのいわと)のよい篝火かがりび(よいあかり) まぶたのうらで まだえる だれうたうか しみじみかす おさななじみの まつうた…… 明日あしたはヨー 明日あしたはヨーホイ たびそら
きたのおんなまちGOLD LYLICさんやまひろしGOLD LYLICさんやまひろし喜多きたじょうただし中村なかむら典正のりまさ石倉いしくら重信しげのぶおんなごころと あきそら わりやすいと うけれど どうしてわたしは へんわれない 未練みれんこぼれる 面影おもかげグラス 小樽おたる 札幌さっぽろ きたの きたのおんなまち  あんなみじかい らしでも あんなしあわせ もうこない おもみなとの 酒場さかばまち なにがおかしい 流氷りゅうひょうカモメ 羅臼らうす 網走あばしり きたの きたのおんなまち  おんなですもの さびしけりゃ だれあまえて みたくなる わたしをひとりに しないでよ ゆめでいいから きしめにて 江差えさし 函館はこだて きたの きたのおんなまち
徒情あだなさけさんやまひろしさんやまひろしあさこよみ中村なかむら典正のりまさ石倉いしくら重信しげのぶおとこのずるさと やさしさが 女心おんなごころを またかす わかれられない (あだ)なさけ 指輪ゆびわってる くすりゆび ふるおんなと われても たしかなあかしが しいのよ  あんなおとこと われたら ひさし(かば)いたくなる なおさらに こいのつらさも よろこびも あなたがおしえて くれました ふるおんなと われても たしかなしあわせ しいのよ  あなたのうそなら いつだって うそりつつ だまされる にじむなみだの (あだ)なさけ いますぐわたしを きしめて ふるおんなと われても たしかな明日あしたが しいのよ
ふたりどうふじあやふじあや小野おのあや中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおまぬあめなどないと わたしつよいたひと あなたのあいささえです おんなですもの おんなですもの… つよくはないわ いのちかさねてゆくえらずの ふたりどう  不器用ぶきようっすぐだから もの同士どうしえたのね あなたのむねいたよる(よ)は おんなですもの おんなですもの… あまえていたい こころむすんであいつらぬく ふたりどう  あめあがりはる日差ひざしが やさしい笑顔えがおらすのよ あなたのゆめかなうなら おんなですもの おんなですもの… くしてゆくわ 明日あしたかせるはな一途いちずな ふたりどう
角館かくのだてこいあかふじあやふじあや小野おのあや中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおえだたれ(しだ)れさくらはなびらが 小雪こゆきのようにそそぐ 武家ぶけ屋敷やしき くろへい(くろべい)を たずねてひとり城下町じょうかまち いまでもあなたの面影おもかげいて 一日千秋いちじつせんしゅう(いちじつせんしゅう)ちわびる 桧木ひのき内川うちかわ(ひのきないがわ) ながこい  だきかえし(だきがえ)りの渓谷けいこくで ふたりわたったばしは きよみず 藍色あいいろ(あいいろ)が まぶしくうつ岩肌いわはだよ いまでもあなたのぬくもりのこる 古城山こじょうさん(ふるしろやま)にくす 紅葉こうよう(もみじ)いろづき れるこい  角館かくのだてゆきあかり ふたりじゃって なわのれん ふゆ酒場さかば さかずきわすちぎしゅ いまでもあなたをしんじていても しんまよいぬぐえない (ひぶ)りかまくら えるこい
おめでとさん松前まさきひろ松前まさきひろ千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまさ山口やまぐち順一郎じゅんいちろうさくらいちりん れいいた 今朝けさはうぐいす 初音はつね(はつね)をいた はる大地だいちに あおまれ もり小鳥ことりが をつくりだす あたらしいこと はじまるときは みんなうたおう お手拍子てびょうし ソレ、おめでとうさん おめでとさん おめでとうさん  ふね大漁たいりょう みなとかえる いねんぼを 黄金おうごん(こがね)にめる まつ太鼓たいこが 月夜つきよにひびく づるかめとの いわいの座敷ざしき おめでたいこと かさなるときは みんな囃(はや)そう こえわせ ソレ、おめでとうさん おめでとさん おめでとうさん  うたがあるから しんれる にじそらから 明日あした(あした)がえる ゆめがあるから ちからいて あせなかから 笑顔えがおかぶ しあわせなこと よろこぶときは みんなおどろう 足拍子あしびょうし ソレ、おめでとうさん おめでとさん おめでとうさん
たからものさんやまひろしさんやまひろし千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまさ南郷なんごう達也たつやいちぎょういては またして かぜなどくなと みじかいが しんをこめてる 封筒ふうとうに 故郷こきょうのかおりも はいってた るたびなみだで かえす おふくろ手紙てがみが 手紙てがみたからもの  おとこ器用きように きるなよ くよくよしないで 元気げんきしゅっせ 裏町うらまち屋台やたいの おやじさん 商売しょうばいきだぜ んでけと コップにおさけを そそして 人情にんじょう言葉ことばが 言葉ことばたからもの  だまってさけむ にいちゃんは 写真しゃしんとうちゃんに てきたよ 電話でんわこうで いもうとが わらっているのに なみだごえ かおだけみやげに かえってと ってる家族かぞくが 家族かぞくたからもの
すぎ大杉おおすぎさんやまひろしさんやまひろしはら文彦ふみひこ中村なかむら典正のりまさ南郷なんごう達也たつやまれたからには ひとの はなになりたい あかりにも すぎ大杉おおすぎ おとこゆめを てんとどけて くれないか のひらわせた おとこいのり  このおれしんじて くれたむすめ(こ)に せてあげたい 姿すがた すぎ大杉おおすぎ さんせんねんの あつ息吹いぶきを めば 元気げんきがでるのさ ちいさなむねに  吹雪ふぶきあらしに 日照ひでりにも えてほまれの 今日きょうがある すぎ大杉おおすぎ おまえのように いつかなりたい 一番いちばんに くちびるみしめ 明日あしたちか
こいかわ中村なかむら仁美ひとみ中村なかむら仁美ひとみはら文彦ふみひこ中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおきた 本気ほんききた それでもわたれぬ こいかわ いてしずんで かされて もっとあなたを もとめてしまう そうよあなたは わたしのいのち  しんじてみても すが(すが)ってみても 世間せけん谷間たにまの こいかわ にくくやしい うわさ(うわさ)さえ いていだかれて かばってくれる いいのやさしい あなたがいれば  なさけとゆめと 恨(うら)みとつらみ かさねてながれた こいかわ 運命うんめい(さだめ)ひとつに かれ はなを 未練みれんがつなぐ なんでえましょ さよならなんて
しあわせしゅ中村なかむら仁美ひとみ中村なかむら仁美ひとみはら文彦ふみひこ中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおつらいばかりが あるわけじゃない ついておいでと ったひと そうよあなたも いてたあの ねぇあなた なぁおまえ きたふたりの ごほうびね しあわせしゅを あなたとふたりで  見栄みえやおかねで 値打ねうちをはかる 野暮やぼ他人たにん(ひと)には わからない それでいいのよ 夫婦ふうふのことは ねぇあなた なぁおまえ ゆめをつまみに かい しあわせしゅを あなたとふたりで  きてゆくのは 器用きようじゃないが ひとは愛嬌あいきょう(あいきょう) こころです きっとてます お天道様てんとさま(てんとうさま)は ねぇあなた なぁおまえ ちからすいです もういちはい しあわせしゅを あなたとふたりで
いわせんはやぶさはやぶさ千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまさ周防すおうやすししんれの門出かどでの はなむけに うたおどりに 手拍子てびょうしを 今日きょうはめでたい しん船出ふなで つらいこのの 荒波あらなみえて ドンとす いわせん  今度こんどみなとに くときは ぶね まごぶね れてい 今日きょうはめでたい 二人ふたり船出ふなで あい積荷つみにと しあわせせて づるかめとの いわせん  いまはもない ふねだけど いつかなります 宝船たからぶね 今日きょうはめでたい 希望きぼう船出ふなで ゆめ帆柱ほばしら てんまでとどけ かじ明日あしたへ いわせん
おんないちだい 演歌えんかせん松前まさきひろ松前まさきひろ結木ゆうきひとみ中村なかむら典正のりまさ山口やまぐち順一郎じゅんいちろうしゃくな浮世うきよの 荒海あらうみに ゆめ網打あみうち 勝負しょうぶする かせいちふん(いちぶ)で 苦労くろうきゅうふん(くろうくぶ) しのいでかせる うたはな 飛沫しぶき なみえ おんないちだい 演歌えんかせん  時化しけ(しけ)の時代じだいに 意地いじいだき 目指めざ漁場ぎょじょうに かう いのちひとつの うでひとつ しまずみがいて またうたう 舳先へさき(へさき)をたたく かぜり おんないちだい 演歌えんかせん  しおながれと ときうん あせ度胸どきょうで 掴(つか)みる れの姿すがたの だい舞台ぶたい ゆう(わ)かせてみせます このうたで 大漁たいりょうに ちかて おんないちだい 演歌えんかせん
きたみさき松前まさきひろ松前まさきひろ結木ゆうきひとみ中村なかむら典正のりまさ山口やまぐち順一郎じゅんいちろうはなれていたって 親子おやこです かあさん一人ひとりで 大丈夫だいじょうぶ はなの ゆめふね 弱音よわねをはいたら ながされる よさこい、よさこい 頑張がんばれソーラン きたおんなは 心配しんぱいないさ  かあさんだけしか らないの だれにもせない 辛抱しんぼうを うみたいと ときは ちいさいころから つらとき よさこい、よさこい けるなソーラン きたのきかんぼ とうさんゆずり  いたさばかりが つのるよるは おまえの笑顔えがおが かぶ せめてゆめでの 里帰さとがえり かあさんおまえを きしめる よさこい、よさこい 元気げんきでソーラン きたみさきで いのってます
望郷ぼうきょう山河さんがGOLD LYLICさんやまひろしGOLD LYLICさんやまひろし喜多きたじょうただし中村なかむら典正のりまさ石倉いしくら重信しげのぶ見上みあげるやまに くらべれば なんとちっちゃい この苦労くろう ゆたかなかわにくらべれば ほんの一滴いってき おいらのなみだ やまよ かわよ 故郷こきょうよ おれおとこだ けないぜ  もち(のぞ)みをかかえ(いだ)き 故郷こきょうの やまちかった 夜汽車よぎしゃまどよ 海苔のりきムスビ 頬張ほおばれば はは笑顔えがおが かんでけた やまよ かわよ 故郷こきょうよ きっとおとこに なるからさ  ながれるかわの そのては いつもまって でっかいうみさ ゆめだけてずに きてけば いつかなれるさ でっかいうみに やまよ かわよ 故郷こきょうよ おれおとこだ っていな
酒場さかばうわささんやまひろしさんやまひろし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひといまもひとりといたんだよ いていたよといたんだよ 無理むりわかれを したけれど れていたんだ 本当ほんとうは とおくで霧笛むてきが のど(むせ)ぶたび 酒場さかばうわさが おれめる  わすれられずにいたんだろう おれさがせ(さが)していたんだろう むかし馴染なじみも ママさんも みんな心配しんぱい してくれる おもまぶたを (よぎ)るたび 酒場さかばうわさが こころやす  っているわとったんだね ゆめにみるのとったんだね ふるいボトルに まだのこる きみ似顔絵にがおえ あたま(かしら)文字もじ しょうまど微笑ほほえみ れるたび 酒場さかばうわさが おれしか
ひろしの故郷こきょう自慢じまんぜよさんやまひろしさんやまひろし小野おのあや中村なかむら典正のりまさ松井まついタツオはぁ~あぁ~ 土佐とさ高知こうちはしょうえいよ はりまやきょうの こい物語ものがたり ひろめ市場いちばに 日曜にちようは ってよし べてよし にぎわうとおりを 見守みまも高知こうちじょう  はぁ~あぁ~ 足摺岬あしずりみさき初日はつひ はるげるは ゆきわりさくら ゆずのはなく ぶしのあとは 土佐とさ高知こうちも なつざかり 鳴子なるこ両手りょうてに よさこいまつりぜよ  はぁ~あぁ~ はる名物めいぶつはつガツオ あかくてあまい フルーツトマト なつすずしい 屋形船やかたぶね 四万十川しまんとがわ淀川よどがわ 天然てんねんうなぎに あゆ手長てなが海老えび  はぁ~あぁ~ あきしん高梨たかなし(にいたか)四方しほうちく あぶらがのった もどりガツオ ふゆたなら 室戸むろと金目かねめたい(きんめ) 軍鶏しゃも(しゃも)なべに 清水しみずさば はい(べくはい)片手かたてに さけわすぜよ  はぁ~あぁ~ がつ名所めいしょかつらはま かう 龍馬りょうま姿すがた むねさぶる 歴史れきしのロマン 明治維新めいじいしんの いしずえを きずいてさけぶは 日本にっぽん夜明よあけぜよ  はぁ~あぁ~ 自慢じまんまだまだあるけんど ちょうど時間じかんと なったぜよ まっことへんしも らいとおせや その笑顔えがお まちっちゅうきね これがひろしの 故郷こきょう(ふるさと)自慢じまんぜよ
おとこ路地ろじうらさんやまひろしさんやまひろし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおおとこむねに いつからか 出来できたちいさな みずたまり んでどうなる このじゃないが 他人たにん(ひと)にみせない こころのなみだ さけ今夜こんやも てにる  世間せけん無情むじょう かすりきず ふうからだを きぬける いつか馴染なじんだ 居酒屋いざかやのれん おとこひとりの 手酌てじゃくさけに ゆめ(にが)さを みしめる  あかりもうすい 路地ろじうらを みぎひだりに 千鳥足ちどりあし めてくれるな おとこよわさ いのちぬくめる 熱燗あつかんしゅが きる明日あした(あした)の ちからすい
あなたは灯台とうだいさんやまひろしさんやまひろし久仁くに京介きょうすけ中村なかむら典正のりまさ松井まついタツオあなたにえた あのときは うみにでたばかり… ふねで をもみながら 希望きぼうむねに えた ありがとう あなたの笑顔えがお しんじてよかった ありがとう わたしをらす あなたは灯台とうだい  無駄むだにもえた あの苦労くろう それがたからもの… 見果みはてぬゆめで わらぬように 夕日ゆうひいのり えていた ありがとう あなたの笑顔えがお しんじてよかった ありがとう わたしをらす あなたは灯台とうだい  ありがとう あなたの笑顔えがお しんじてよかった ありがとう わたしをらす あなたは灯台とうだい  ありがとう あなたの笑顔えがお しんじてよかった ありがとう わたしをらす あなたは灯台とうだい あなたは灯台とうだい
いわせん津吹つぶきみゆ津吹つぶきみゆ千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまさ石倉いしくら重信しげのぶれの門出かどでの はなむけに うたおどりに 手拍子てびょうしを 今日きょうはめでたい しん船出ふなで つらいこのの 荒波あらなみえて ドンとす いわせん  今度こんどみなとに くときは ぶねまごぶね れてい 今日きょうはめでたい 二人ふたり船出ふなで あい積荷つみにと しあわせせて づるかめとの いわせん  いまはもない ふねだけど いつかなります 宝船たからぶね 今日きょうはめでたい 希望きぼう船出ふなで ゆめ帆柱ほばしら てんまでとどけ かじ明日あしたへ いわせん
雨情うじょう宿やどさんやまひろしさんやまひろし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ南郷なんごう達也たつやしのびくよな 小夜さよ(さよ)しぐれ まどにこころに りしきる 今宵こよいひとの 雨情うじょう宿やどで わすれられたら いいものを にくこいしい なみおと  ひと運命うんめい(さだめ)を うらんでも もとのふたりに もどれない こうせつない 雨情うじょう宿やどで さしたべにより はだめ ちてゆきます こいやみ  ほつれ黒髪くろかみ くしけず(と)かすゆび やさしすぎると つらくなる 名残なごりつきない 雨情うじょう宿やどで 明日あした(あす)は他人たにんに なるなら せめてわせて 夜明よあけまで
人生じんせい勝負しょうぶ松前まさきひろ松前まさきひろはら文彦ふみひこ中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひとかおに しゅ(は)らし まれてたときゃ みな(みな)はだか なんの遠慮えんりょが いるものか って半畳はんじょう いちじょうが あれば出来できるさ 人生じんせい勝負しょうぶ  あのこのの 細工ざいく(さいく)より 根性こんじょうひとつで ちにゆく そこがちから(ちから)の せどころ ななころんで やっつできる 達磨だるまたましい(だるまごころ)さ 人生じんせい勝負しょうぶ  ひとつう(かよ)った みちよりも だれもがつう(とお)らぬ みちをゆく そこに自分じぶんの ゆめがある にしき(にしき)かざり(かざ)って わらえるまで くなげるな 人生じんせい勝負しょうぶ
曲名きょくめい 歌手かしゅめい 作詞さくししゃめい 作曲さっきょくしゃめい 編曲へんきょくしゃめい うた
人生じんせい一途いっと松前まさきひろ松前まさきひろはら文彦ふみひこ中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひと苦労くろうの「く」のも がりよで しあわせ「し」のに わります いちわる 人生じんせいだもの (あか)りしんじて あるきたい  明日あした(あした)のあしたは またあした いつかはきます だまりに 希望きぼう(のぞみ)があれば つらくはないわ なみだ覚悟かくごの ゆめ千里せんり  辛抱しんぼう我慢がまんの 浮世うきよざか 風雪ふうせつ(ふうせつ)しのいで はなく 自分じぶんいろで 人生じんせい一途いっと きてゆくのよ どこまでも
いごっそたましいさんやまひろしさんやまひろし久仁くに京介きょうすけ中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおゆめじゃゆめじゃと わらわばわらえ がなすしんは しからぬ 日本にっぽん夜明よあけを 手繰たぐるため てん(てんか)け 海越かいごしえ を奔(はし)る いごっそたましい 土佐とさ 龍馬りょうま  ひととしてなら 太平洋たいへいようか のぞみはでっかく たねばならぬ 世界せかいをみすえて みちは ひとつじゃないさと かつらはま いごっそたましい 土佐とさ 龍馬りょうま  過去かこうなよ 未来みらいかたれ そのかつげば 日本にっぽんかるい 理想りそうをもとめる こころざし 成就じょうじゅをめざして ひとすじに いごっそたましい 土佐とさ 龍馬りょうま
立山たてやま連峰れんぽうさんやまひろしさんやまひろし久仁くに京介きょうすけ中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりお剱岳(つるぎだけ) みこと(とうと)きほうの かぜをうけ こころにはなを かせたい やるとめたら やろうじゃないか いまはがまんの 人生じんせいとうげ ろよ青空あおぞら くもがゆく  立山たてやまの はくゆきのせた パノラマは ゆう々(おお)しきたから ゆめ舞台ぶたい ひとこばまれ あまたの苦労くろう えてみがいた おとこのほまれ てばかがやく あすがある  富山とやまわん アルプスくぐる 雪解ゆきどけの きよらなみずを たたえ(たた)えてる めぐりめぐって 生命せいめい(いのち)はめぐる 義理ぎりもなさけも らしちゃならぬ やまがおしえる ざま
かげろうのこいさんやまひろしさんやまひろし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひとうたかたの ほろねむ(まどろみ)のなか あいおしき そのひとは 一瞬いっしゅん(ひととき)の あいから目覚めざめ やみのなか えてゆく める ことかなわず 指先ゆびさきは ちゅうをさまよう ゆめげん(うつ)つか 幻影げんえい(まぼろし)か かげろうのこいよ  人知ひとしれず がれてえて かくう よるなか 哀切あいせつ(せつなさ)に きずつきいて はな らすのか あきらめる じゅつ(すべ)もないまま 満月まんげつに いのるこのあい ゆめげんつか 幻影げんえいか かげろうのこいよ  める ことかなわず 指先ゆびさきは ちゅうをさまよう ゆめげんつか 幻影げんえいか かげろうのこい
いわせん福田ふくだこうへい福田ふくだこうへい千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまさ山田やまだみのるあきれの門出かどでの はなむけに うたおどりに 手拍子てびょうしを 今日きょうはめでたい しん船出ふなで つらいこのの 荒波あらなみえて ドンとす いわせん  今度こんどみなとに くときは ぶねまごぶね れてい 今日きょうはめでたい 二人ふたり船出ふなで あい積荷つみにと しあわせせて づるかめとの いわせん  いまはもない ふねだけど いつかなります 宝船たからぶね 今日きょうはめでたい 希望きぼう船出ふなで ゆめ帆柱ほばしら てんまでとどけ かじ明日あした(あした)へ いわせん
ゆきさんやまひろしさんやまひろし志賀しが大介だいすけ中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりお人生じんせいなんて ひとまくぶつの お芝居しばいですね ゆめですね このおびも この帯留おびどめも みれん名残なごりの うめはな ああ おんな おんないちりん ゆきる  さだめがえがく 筋書すじがどおり ここまできて きたのです あのあいも あのめごとも みんなってる 糸切いとき ああ おんな おんないちりん ゆきる  まぶたのうらで 小雪こゆきのように あのよるいまも きじゃくる そのはなを うめいちりんを いてあしたの たび支度じたく ああ おんな おんないちりん ゆき
いわせん氷川ひかわきよし氷川ひかわきよし千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまさ石倉いしくら重信しげのぶれの門出かどでの はなむけに うたおどりに 手拍子てびょうしを 今日きょうはめでたい しん船出ふなで つらいこのの 荒波あらなみえて ドンとす いわせん  今度こんどみなとに くときは ぶねまごぶね れてい 今日きょうはめでたい 二人ふたり船出ふなで あい積荷つみにと しあわせせて づるかめとの いわせん  いまはもない ふねだけど いつかなります 宝船たからぶね 今日きょうはめでたい 希望きぼう船出ふなで ゆめ帆柱ほばしら てんまでとどけ かじ明日あしたへ いわせん
おとこ流儀りゅうぎGOLD LYLICさんやまひろしGOLD LYLICさんやまひろし石原いしはら信一しんいち中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひとさけ手酌てじゃくの 日暮ひぐしゅ みせふるびた なわのれん となりのきゃくに 相槌あいづちを しずかに徳利とっくり ほんむ なみだなげきは さけ邪魔じゃま 野暮やぼきらいだ ぐいとめ  こい本気ほんきで おもうもの れたはれたと さわぐなよ はげしくえる こいもあり ちまたしのぶ こいもある おんなしんを めていだけ どこでいても はなになる  ひとはふるさと はなれても おくになまりが ついてくる よるたれ つぶやけば まぶたにかぶ 田舎いなかえき おやからもらった このいのち あつたぎ(たぎ)りが おれ
純愛じゅんあいさんやまひろしさんやまひろし石原いしはら信一しんいち中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひとどうかゆるして ひとりのたびを ゆき湯沢ゆざわに 列車れっしゃはいる 宿やどまくらに 置手紙おきてがみ 夜明よあ目覚めざめて づくころ ぬほどきよ きなのに わかれるさだめ めたひと あいのこるの あいのこるの 一生いっしょう わらない  越後えちごこえても はるなどない ベルが吹雪ふぶきに せつなくひびく わすれられない 面影おもかげが はし窓辺まどべに またかぶ わずにいても あかいと しんなかに あればいい あいきしめ あいきしめ 一生いっしょう わらない  ちぎわした あのよるが ゆきやして よみがえる わずにいても あかいと しんなかに あればいい あいきしめ あいきしめ 一生いっしょう わらない
おんなかせさんやまひろしさんやまひろし石原いしはら信一しんいち中村なかむら典正のりまさ石倉いしくら重信しげのぶおんなかせに あめは うるむネオンの とおあめ える素肌すはだを りに あさのしじまに えたおとこ(ひと) にくこいしい いたいつらい しん しん こころしみじみ らしてよ  おんなかせに ふうは むねをゆさぶる とら落笛(もがりぶえ) 線路せんろづたいに 木枯こがらしが ひゅるるぬくもり さがしてる にくこいしい いたいつらい ゆめで ゆめで ゆめでいいから きしめて  おんなかせに はなは ひとり夜桜よざくら 花吹雪はなふぶき こいのはかなさ りながら なぜにゆるして しまったの にくこいしい いたいつらい むねを むねを むねがして はる
わたどりさんやまひろしさんやまひろし千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおわたどり 北国きたぐにを てきたろ ふるさとの 夕焼ゆうやけは きれいだろ さんまく おふくろが けむたそうに なみだふく あの姿すがた えたろか はねがあるなら このおれも んできたい かえりたい  わたどり ふるさとの あのむすめから 言付ことづけが なかったか ってると あのときは さよならと のびして 踏切ふみきりで いていた はなすすき びをみやげに やまえき ゆめ夜汽車よぎしゃを はしらせる  わたどり 人生じんせいも たびだから おれのこと 仲間なかまだと んでくれ 苦労くろうさん なみだがわ またえて しあわせを さがすのか とおそら えばわかれる さだめでも むねらして しぐれ
因幡いなばなさけうた水沢みずさわ明美あけみ水沢みずさわ明美あけみ水木みずきれいじ中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあききるに下手へたな このひとと なんの因果いんがで らすやら ひとはたあげるが 口癖くちぐせで そんなあんたが かわいやのう… そばにいるわよ いちそばに 岩戸いわと(いわど)みなとに れる  えんがありゃこそ ふたりのたびよ カワイヤノー カワイヤノー  浮草うきくさぐらし いいじゃない 今日きょう無事ぶじなら 倖せよ 苦労くろうをかけると ひとみ(め)でびる そんなあんたが かわいやのう… ゆめようよ 一生いっしょうゆめを かべめくり あとわずか  むだけんだら ひざまくら そんなあんたが かわいやのう… そばにいるわよ いちそばに 因幡いなば(いなば) 浜村はまむら おそだち
きたのほたるしゅさんやまひろしさんやまひろし千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきあまみずだと だまされたのか そこもおんなじ にがみず ほたるほたるよ んでい りゅう飛岬とびざきの 津軽つがるこいは ちょっとしょっぱい あじだけど んでみるかい きたのほたるしゅ  せみのようには かないけれど いのちやして がす ほたるほたるよ つらいだろ にごかわには めないなんて きれいごとなど わないが えばきぐせ きたのほたるしゅ  片手かたてのばして しあわせひとつ つかみたいけど とどかない ほたるほたるよ なぜげる おきでイカる 漁火ぎょか(いさりび)よりも しいちいさな ゆめあかり 津軽海峡つがるかいきょう きたのほたるしゅ
挽歌ばんかみさき松前まさきひろ松前まさきひろ池田いけだ充男みつお中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひとあなたうばうほど つよくなれません ひとだれだって あいがほしいのよ こいのかけらを ハンカチに そっとつつんで げすてました ここは函館はこだて 立待岬たちまちみさき あゝ 挽歌ばんかみさき  うみれてます そらなまりいろ ゆきがんに ひとりつわたし はるになったら ハマナスよ ここで真赤まっかに いてゝおくれ 名残なごり(なごり)つきない 立待岬たちまちみさき あゝ 挽歌ばんかみさき  かにとたわむれて いたひともいる 啄木たくぼくせきぶん(いしぶみ)を よめばまたなみだ あなたさよなら かえります かえりたくない あの東京とうきょうへ たびおわりの 立待岬たちまちみさき あゝ 挽歌ばんかみさき
うきぐさあねおとうと松前まさきひろさんやまひろし松前まさきひろさんやまひろし池田いけだ充男みつお中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひとなにをしてきたの おでこのきずは けんかじゃないよ ころんだだけさ おさないころから 母親ははおやがわり ぐれずに大人おとなに なれたおれ うきぐさあねおとうと 笑顔えがおに、なみだの かげひとつ  わかれちゃったのよ ふられたみたい かるいね、そいつ がないね 人生じんせいうずまく この東京とうきょうで しあわせさがしの ゆめこよみ うきぐさあねおとうと かえれぬ故郷こきょう(こきょう)は きたのはて  つも初雪はつゆきを 裸足はだし(はだし)でんで 天神てんじんさまに がんかけまい(まい)り いつかは、かならず かなえてみせる そのおれも きてゆく うきぐさあねおとうと おおきくけ はな舞台ぶたい
四万十川しまんとがわGOLD LYLICさんやまひろしGOLD LYLICさんやまひろし千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおいまは大河たいが(たいが)の 四万十川しまんとがわ(しまんと)だけど もとはやまから いたみず ひと出会であいを 大事だいじにしたい さわあつまり かわになる ふかなさけの よどみもあれば きよ浅瀬あさせの あいもある  とおながれの 四万十川しまんとがわえて しんつなげる 沈下ちんかきょう(ちんかばし) 土佐とさ高知こうちの よさこいまつり きみのおもかげ あのかおり ゆずの真白まっしろな はないちりんが むねにいまでも いている  まがりくねった 四万十川しまんとがわだから きる姿すがたを おしえてる ふちがあろうと 早瀬はやせがあろと ゆめをみちづれ ぶね なみらされ しぶきにたれ うみをめざして 明日あした
はるこいのれんさんやまひろしさんやまひろし千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきはな遅咲おそざき 北国きたぐにだから いつもしんは ふゆ景色けしき せめて指先ゆびさき だけでもいいの あなたあなた やさしく てのひらで さむいだろうと あたためて さけ人肌ひとはだ はるこいのれん  わざとお猪口ちょこに 口紅くちべにつけて ひとりんでた ふりをする かた背中せなかが さみしいよるは あなたあなた 上衣うわぎ(うわぎ)を せかけて ゆめをつつんで ほしいのよ 名残なごゆきる はるこいのれん  しろ徳利とっくりを 一輪挿いちりんざしに あか造花ぞうかの 寒椿かんつばき うそかなしい 本当ほんとうつらい あなたあなた しんじて いいですか うれしがらせた まごころを とお足音あしおと はるこいのれん
波止場はとばという酒場さかばさんやまひろしさんやまひろし千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおみなとかえる ふねよりも ねぐらにもどる 海鳥うみどりか おとこゆめの このとまで なみださけで うすめたい しんいかり ろしたい 「波止場はとば」というの 北国きたぐに酒場さかば  北風きたかぜそして ふゆまち のよなさけが しくなる さすらいせんに 灯台とうだいもなく 霧笛むてきおとも こえない しんにしみる ひとりしゅ 「波止場はとば」というの 旅路たびじ酒場さかば  流水りゅうすいとけりゃ はるなのに かもめいち なぜえた 上衣うわぎ(うわぎ)のえりを ててもさむい いちくちんで をつぶりゃ しんかぶ きぼくろ 「波止場はとば」というの さいはて酒場さかば
岩木山いわきやま松前まさきひろ松前まさきひろ千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまさ矢田部やたべただしやまよ!やまよ! お岩木山いわきやまよ あのむすめのかわりに いてくれ おとこやまには みちなどないが あるいたところが みちになる まっくろ日焼ひやけの かおだけど しんゆきより しろいのさ  やまよ!やまよ! お岩木山いわきやまよ 世間せけんのかわりに いてくれ おとこおれには でもないが うすべにすがたが いじらしい みちのく小桜こさくら つまゆびを きれいにあらおか たに清水しみず  やまよ!やまよ! お岩木山いわきやまよ おふくろがわりに いてくれ おとこ義理ぎりとか 人情にんじょうなどに そっぽをむかいてた おれだけど 人生じんせいとうげの 苦労くろうざか えたらおやじに てきたよ
さんさこいしや水沢みずさわ明美あけみ水沢みずさわ明美あけみ水木みずきれいじ中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおゆめいかけ 故郷こきょう(ふるさと)てた 車窓しゃそう(まど)に夕陽ゆうひの 予讃線よさんせん(よさんせん) しゃあないね しゃあないね かえれないけど しゃあないね… 瀬戸せと宇和島うわじま あのひとと いてわかれた ふうなか さんさこいしや とら落笛(もがりぶえ)  おんなひとりの 手酌てじゃくさけに かぶはるか(はる)かな 城下町じょうかまち しゃあないね しゃあないね んでみたって しゃあないね… 不孝ふこうかさねた かあさんに びる言葉ことばも とどかない さんさこいしや 路地ろじあかり  しゃあないね しゃあないね きてゆかなきゃ しゃあないね… うすいじょう(なさけ)の ひとに だれうたうか 望郷ぼうきょうの さんさこいしや しのび
いわがわ松前まさきひろさんやまひろし松前まさきひろさんやまひろし千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおふたつのかわが ひとつになって 末広すえひろがりの 夫婦川ふうふがわ 今日きょう人生じんせいの ながれにも めでたいはしの わため さんさんきゅうの さかずきぶねを なかよくげよ いわがわ  なさけのえだに いながら やさしくかおる ふじはな あぁてんたかく びるえだ あらしがきても ささう なみだかげの 苦労くろうみのる 姿すがたうつす いわがわ  半分はんぶんだけの ほんいとが きずなとなって はなむすび 門出かどでうたに そでしぐれ 笑顔えがおでかくす おやごころ のぞみをたかく 真鯉まごい緋鯉ひごい あのたきのぼれ いわがわ
銀座ぎんざ小路こうじ松前まさきひろ松前まさきひろもず唱平中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおのき(のき)はひくいが 小粋こいきみせが のれんならべる 金春こんぱる小路こうじ(こんぱるこうじ) ここはお江戸えどの 人情にんじょうが いっぱい溢(あふ)れて いるところ うそじゃなかった 本当ほんとうなのね ほっとしてます あなたにえて  ふうる のように 心許無こころもとな(こころもとな)い (こ)しほう(かた)でした あま言葉ことばに だまされて なんりずに いていた あいそだたぬ こいしちゃ駄目だめと やっとかった あなたにえて  としけたら おさつしょ(ふだしょ)めぐり おれと一緒いっしょに こうじゃないか おさけちゅう(つ)ぎけ ひとに なみだがこぼれた 大晦日おおみそか こんなわたしで いいのでしょうか ゆめがひらいた あなたにえて
バラにあめ松前まさきひろ松前まさきひろもず唱平中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおふるさととおく バラにあめる 手向たむけ(たむ)けのバラにあめが あめる みとられず きみじゅうきゅうで はるさえてず 逝(ゆ)きしとか ふゆ便たよりの あゝあゝ せつなさよ  ふるさととおく バラにあめる 手向たむけ(たむ)けのバラにあめが あめる ただいち きみ(ひそ)かに わせしあつき くちびるの えるしゅがれる あゝあゝ しん  ふるさととおく バラにあめる 手向たむけ(たむ)けのバラにあめが あめる はかなきは きみいのちか のこりししゃの すえか ざい(あ)りし今宵こよいも あゝあゝ ゆめにみる
岩木山いわきやまPLATINA LYLICさんやまひろしPLATINA LYLICさんやまひろし千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおやまよ!やまよ お岩木山いわきやまよ あのむすめのかわりに いてくれ おとこやまには みちなどないが あるいたところが みちになる まっくろ日焼ひやけの かおだけど しんゆきより しろいのさ  やまよ!やまよ お岩木山いわきやまよ 世間せけんのかわりに いてくれ おとこおれには でもないが うすべにすがたが いじらしい みちのく小桜こさくら つまゆびを きれいにあらおか たに清水しみず  やまよ!やまよ お岩木山いわきやまよ おふくろがわりに いてくれ おとこ義理ぎりとか 人情にんじょうなどに そっぽをむかいてた おれだけど 人生じんせいとうげの 苦労くろうざか えたらおやじに てきたよ
棚田たなだしぐれさんやまひろしさんやまひろし千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおゆめげ 苦労くろうかさね やま棚田たなだの ふるさと景色けしき とおかぞえる ごと(たごと)のつきに かぶおも あのおもかげが まぶたらして しぐれ  夕陽ゆうひばかりか しんもしずむ やま棚田たなだの とうげえて よめったと あのむすめのうわさ こいきずあと つついてかす さされ ほとり(あぜ)しぐれ  わたどりでも いちじゃばぬ やま棚田たなだの よるふうにひとり おれひと なみだがでたら あせのふりして こぶしでくが なにでぬぐうか むねしぐれ
棚田たなださくらさんやまひろしさんやまひろし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきのぼりの列車れっしゃを ホームで見送みおくった あれからなんねん たつのでしょうか ながつめたい ふゆぎ もう雪解ゆきどけの ぶしです 今年ことしこそ… えますね… 棚田たなださくらの ころに  かならずむかえに るよといだせた やさしいぬくもり わすれはしない ふたりていた いつまでも 水面すいめん(みずも)にうつる あのさくら しんじれば… えますね… 棚田たなださくらの ころに  夜明よあけの朝霧あさぎり 日暮ひぐれのあの夕陽ゆうひ おぼえていますか ふるさと景色けしき ひとりってる 里山さとやまに もうすぐはるの ふうく 今年ことしこそ… えますね… 棚田たなださくらの ころ
たから女房にょうぼう青戸あおとけん青戸あおとけん坂口さかぐち照幸てるゆき中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりお空気くうきみたいと かるくはうが 他人たにん(ひと)にゃえない 夫婦ふうふどう(めおとみち) いつもおまえは 懐刀ふところがたな(ふところがたな) にくまれぐちとは うらはらに あれこれ世話ぜわやく おたから女房にょうぼう  なんでりない 浮気うわきむしよ 洒落しゃれにならない 過去かこもある おまえすまない これ、このとおり 可愛かわいわらって さけを噴(ふ)く どうして可笑おかしい おたから女房にょうぼう  んでゆくときゃ ぜになどらぬ ひとのこして 価値かちる そんなかた 最後さいごはしたい うなずきがえして くれるやつ やっぱりおまえは おたから女房にょうぼう
いわせん清水しみず博正ひろまさ清水しみず博正ひろまさ千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまされの門出かどでの はなむけに うたおどりに 手拍子てびょうしを 今日きょうはめでたい しん船出ふなで つらいこのの 荒波あらなみえて ドンとす いわせん  今度こんどみなとに くときは ぶねまごぶね れてい 今日きょうはめでたい 二人ふたり船出ふなで あい積荷つみにと しあわせせて づるかめとの いわせん  いまはもない ふねだけど いつかなります 宝船たからぶね 今日きょうはめでたい 希望きぼう船出ふなで ゆめ帆柱ほばしら てんまでとどけ かじ明日あしたへ いわせん
知床しれとこ情話じょうわ松前まさきひろ松前まさきひろ池田いけだ充男みつお中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひと流氷りゅうひょう吹雪ふぶきが ひとふゆれて 今年ことしかせる 知床しれとこざくら このはるは このはるは とおかった ありがとう めぐりい きしめられる うれしさは おんなでなけりゃ わからない  とつぜん あなたは 宇登呂ウトロ(うとろ)をすてた にくんでやつれて それでもきで さすらいの さすらいの みち千里せんり った 終列車しゅうれっしゃ わたしのことも さがしてよ きた ネオンがい(まち)  かもめがにくる 小高こだかおかに 二人ふたりでつくった 北国きたぐにぐらし ふたたびの ふたたびの オホーツク 人生じんせいを やりなおす 明日あした(あした)があれば それでいい てんまでとどけ いのち
ゆめ松前まさきひろ松前まさきひろ千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひとひとだれでも 一生いっしょういち はなあらしも くるという どんなときにも こののひらに ゆめ一文字ひともじ ゆびき きる山坂やまさか きる山坂やまさか えてゆく  よる川面かわも(かわも)に 小舟こぶねこげ(こ)いで かぶ十五夜じゅうごや ですくう これでしあわせ つかんだはずが ゆびのすきに こぼれち ゆめがくだける ゆめがくだける みずつき  とおくばかりを さがしていたが やっとつけた あしもとに あめ小降こぶりの みずたまりには うつちいさな ゆめあかり あめよあしたは あめよあしたは にじとなれ
曲名きょくめい 歌手かしゅめい 作詞さくししゃめい 作曲さっきょくしゃめい 編曲へんきょくしゃめい うた
あやめ雨情うじょうGOLD LYLICさんやまひろしGOLD LYLICさんやまひろし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきゆめいたい いだかれたい それを未練みれんと うのでしょうか れてむらさき あやめのはなを ればなおさら あなたがしい あめよ…あめあめ… らないで あのおも さないで  いのちくして むすばれた とけてかい(ほど)けぬ さだめのいとよ ふうにむらさき あやめのはなに えぬうらみの ためいきひとつ あめよ…あめあめ… らないで ひとりじゃさむくて ねむれない  わすれられない ふたりかさ あなたあれから しあわせですか いてむらさき あやめのはなは しのびきする おんなの心情しんじょう(こころ) あめよ…あめあめ… らないで 今夜こんやえそな がするの
雪子ゆきこさんやまひろしさんやまひろし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきゆきからまれて きたのよと 羞(は)じらいかべた おさげがみ 雪子ゆきこ 雪国ゆきぐに ゆきはな むらのはずれで わかれてたが あのむすめ(こ)はどうして いるのやら…  いないくしの らしでも だれにもたよらず きてきた 雪子ゆきこ 雪国ゆきぐに 雪化粧ゆきげしょう よめにもくだり(ゆ)かずに あなたをつと とどいたあのの 片便かただより…  木枯こがら寒空さむぞら(さむぞら) 星月夜ほしづきよ あのむすめてるよ 故郷こきょう(ふるさと)で 雪子ゆきこ 雪国ゆきぐに 雪景色ゆきげしき やま辛夷こぶし(コブシ)の はなころに 夜汽車よぎしゃむかえに かえりたい…
まえ、ありがとう門脇かどわき陸男むつお門脇かどわき陸男むつお塚口つかぐちけんじ中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひと小言こごといったり 喧嘩けんかもしたが おまえいたから ここまでれた まごもひまごも 出来できたけど たまにゃふたりで たびでもしよか めっぽうはしゃいで みるのもいいさ まだまだこれから こよみ(ひめくり)人生じんせい  日向ひなたぼっこで 居眠いねむりしてる うし姿すがたに いとしさおもう なんまえを かせたか 苦労くろうかけたが 今度こんどはおれが 夫婦ふうふ(めおと)坂道さかみち 背中せなかすよ まだまだこれから こよみ人生じんせい  ふたり一緒いっしょに かさねたとしが いまもすべてが 昨日きのうのようだ ながみちのり ありがとう あとはゆっくり をとりあって いつでも一緒いっしょに あるいてこう まだまだこれから こよみ人生じんせい
泉州せんしゅうこいしぐれ長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆき鈴木すずき紀代のりよ中村なかむら典正のりまさ南郷なんごう達也たつやれたわたしにゃ のないあんた 岸和田きしわだイチの 男振おとこぶり だんじりさいじゃ 屋根やねうえ おどってさばく 大工だいくかた(だいくがた) ヒヤヒヤで ワクワク ドキドキや 泉州せんしゅう(せんしゅう)おんなの 恋々れんれん恋々れんれん こいしぐれ  あんたっから 中之濱なかのはままち(なかんば)そだち ハンパなことが 大嫌だいきらい つめたい小雨こさめが よるに 馴染なじみの酒場さかばで あえ(お)うた わたしのな せつない 片想かたおもい 泉州せんしゅうおんなの 恋々れんれん恋々れんれん こいしぐれ  あき浜風はまかぜ 肌身はだみにしみる 坂道さかみちのぼる せんひさしじょう(ちぎりじょう) あんたとえそな 名残なごがつ まつりのちの やるせなさ ヒヤヒヤで ワクワク ドキドキや 泉州せんしゅうおんなの 恋々れんれん恋々れんれん こいしぐれ
とおしゅうこいしぐれ長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆき鈴木すずき紀代のりよ中村なかむら典正のりまさ南郷なんごう達也たつや富士ふじあか富士ふじ 太田おおたかわに ふねうわきもの ながれもの おんなごころに をつけて しもしないで おこなったおとこ(ひと) せんひとつの かえりをてば 今日きょうとおしゅう とおしゅう とおしゅうこいしぐれ  秋葉あきば(あきば)神社じんじゃの ふく(ぶ)せのやまに いてせつない 女郎花おみなえし(おみなえし) うらみつらみは ないけれど 未練みれんひとつを あます バカはななきゃ なおりはしない 今日きょうとおしゅう とおしゅう とおしゅうこいしぐれ  こいおんなの いのちだけれど 所詮しょせんおとこの ひまつぶし みみをつんざく うわさふう かみぐし(てぐし)で かきげる 小夜さよ中山なかやま おんながひとり 今日きょうとおしゅう とおしゅう とおしゅうこいしぐれ
おとこちぎしゅ北山きたやまたけし北山きたやまたけし志賀しが大介だいすけ中村なかむら典正のりまさひさしぶりだな あれ以来いらい 元気げんきなにより おたがいに きる世界せかいは ちがっても えばむかしの 二人ふたりもどる おれとおまえの おとこちぎしゅ  千里せんりの あみが このころすこしは めてきた きもわらいも 人生じんせいの みちはなだと おもえばいいさ おれとおまえの おとこちぎしゅ  西にしひがしに はなれても 見上みあげる星座せいざは わらない ゆめのつづきを かたう またのに 乾杯かんぱいしよう おれとおまえの おとこちぎしゅ
ひとこい酒場さかば松前まさきひろ松前まさきひろ仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさいたいあなたに えないよるは 熱燗あつかんんでも こころがさむい おとこまぐれ しんじてつなんて… 馬鹿ばかげ馬鹿ばかよね おんなって なみだ…ほろほろ ひとこい酒場さかば  おんなが手酌てじゃくで ってる姿すがた 本当ほんとうはあなたに せたくないの あそびじゃないよと やさしくいたひと かたでためいき つくたびに 暖簾のれん…はらはら ひとこい酒場さかば  お猪口ちょこにくちびる しあてながら ふたりのおも まぶたでうの あなたがこので 最後さいごのひとだから… はやむかえに しい こころ…ゆらゆら ひとこい酒場さかば
いわせん松前まさきひろ松前まさきひろ千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまされの門出かどでの はなむけに うたおどりに 手拍子てびょうしを 今日きょうはめでたい しん船出ふなで つらいこのの 荒波あらなみえて ドンとす いわせん  今度こんどみなとに くときは ぶねまごぶね れてい 今日きょうはめでたい 二人ふたり船出ふなで あい積荷つみにと しあわせせて づるかめとの いわせん  いまはもない ふねだけど いつかなります 宝船たからぶね いまはめでたい 希望きぼう船出ふなで ゆめ帆柱ほばしら てんまでとどけ かじ明日あしたへ いわせん
おとこみなと松前まさきひろ松前まさきひろ穂積ほづみあつし結城ゆうきしのぶ中村なかむら典正のりまさ板戸いたど(いたご)いちまい 生命せいめい(いのち)をはった おとこ度胸どきょうの うみぶ きおい(きそ)う船出ふなでを おくってくれる ありがとう 浜千鳥はまちどりれよ 豊後ぶんご(ぶんご)鶴御崎つるみさき(つるみざき) おとこみなと  おど銀鱗ぎんりん(ぎんりん) しぶきのはな(はな)に 親父おやじ(おやじ)ゆずりの うでがなる らせおとこの この舞台ぶたい ありがとう みず灯台とうだい(あかり) 豊後ぶんご(ぶんご)鶴御崎つるみさき(つるみざき) おとこみなと  たかくかかげた 大漁たいりょう(たいりょうばた)を っているだろう べに椿つばき(べにつばき) 松浦まつうらこう(まつうらみなと)は もうすぐちかい ありがとう 黒潮くろしおこう(さち)よ 豊後ぶんご(ぶんご)鶴御崎つるみさき(つるみざき) おとこみなと
城ヶ島じょうがしま雨情うじょう松前まさきひろ松前まさきひろ木下きのした龍太郎りゅうたろう中村なかむら典正のりまさきでわかれた ひとゆえに いまもせない 面影おもかげを 利久としひさ(りきゅう)ねずみの あめおんなの なみだあめ あいかれて おもを ひとりたずねる 城ヶ島じょうがしま  たとえふたたび えたとて ぎた月日つきひは もどらない じゃの 指輪ゆびわおもたい くすりゆび おんなごころの せつなさを るや相模さがみの 浜千鳥はまちどり  かさをさしても しんまで らすさんさきの いそしぐれ つらいけれども あめしたい 未練みれんを ふねく とおの はなもれる 城ヶ島じょうがしま
これからとうげ松前まさきひろ松前まさきひろ星野ほしの哲郎てつろう中村なかむら典正のりまさせがれよめきて むすめよめ(い)った だどもおれたちゃ まだまだわかい 日向ひなたぼっこを めるより ふうかって あるこうじゃないか まだまだこれからだ まだまだこれからだ これからとうげの ななまがり  ばばさまいたと 便たよりがたよ まごおくった 曾孫そうそん写真しゃしん お−いかあちゃん けまいぞ あせながして かそじゃないか まだまだこれからだ まだまだこれからだ これからとうげの ばんはな  ころんだむかしを ずかしがるな いまじゃ流行りゅうこう(はやり)の どろつき野菜やさい やまがらすに はやされて かたをよせれば しんえる まだまだこれからだ まだまだこれからだ これからとうげが っている
仁義じんぎさんやまひろしさんやまひろし星野ほしの哲郎てつろう中村なかむら典正のりまさひかえなすって! 手前てまえ生国しょうごくはっしまするところ関東かんとうです  てんひとつの があるように この道理どうりが なくてはならぬ どんな立派りっぱな ぶりより ひとはこころだ こころをすてて どこへゆく  早速さっそくのおひか有難ありがたうござんす  義理ぎりはじまり 仁義じんぎおわる いっぽんみちだよ おいらのたびは どうせみじかい いのちなら ぱっとやして 世間せけんすみを らしたい  おかけどおりの若輩じゃくはいしゃです。 以後いごよろしゅうおたのもうします  ばかとあほうの 兄弟きょうだいがらす あばよでわかれて こうじゃないか おとこ同志どうしで のむさけが なぜか今夜こんやは ひとしおむねに しみるのさ
おとこみなとさんやまひろしさんやまひろし穂積ほづみあつし結城ゆうきしのぶ中村なかむら典正のりまさ板子いたごいちまい 生命せいめい(いのち)をはった おとこ度胸どきょうの うみぶ きそ船出ふなでを おくってくれる ありがとう 浜千鳥はまちどりれよ 豊後ぶんご(ぶんご) 鶴御崎つるみさき(つるみざき) おとこみなと  おど銀鱗ぎんりん しぶきのはなに 親父おやじゆずりの うでがなる らせおとこの この舞台ぶたい ありがとう みず灯台とうだい(あかり) 豊後ぶんご 鶴御崎つるみさき おとこみなと  たかくかかげた 大漁たいりょうはたを っているだろう べに椿つばき 松浦まつうらこうは もうすぐちかい ありがとう 黒潮くろしおこうよ 豊後ぶんご 鶴御崎つるみさき おとこみなと
これからとうげさんやまひろしさんやまひろし星野ほしの哲郎てつろう中村なかむら典正のりまさせがれ(せがれ)によめきて むすめよめ(い)った だどもおれたちゃ まだまだわかい 日向ひなたぼっこを めるより ふうかって あるこうじゃないか まだまだこれからだ まだまだこれからだ これからとうげの ななまがり  ばばさまいたと 便たよりがたよ まごおくった まご(ひまご)の写真しゃしん お−いかあちゃん けまいぞ あせながして かそじゃないか まだまだこれからだ まだまだこれからだ これからとうげの ばんはな  ころんだむかしを ずかしがるな いまじゃ流行りゅうこう(はやり)の どろつき野菜やさい やまがらすに はやされて かたをよせれば しんえる まだまだこれからだ まだまだこれからだ これからとうげが っている
帰港きこうぶしさんやまひろしさんやまひろし鈴木すずきそうさとし作詞さくし星野ほしの哲郎てつろう中村なかむら典正のりまさたたかえた おとこらが くら波間なみまを いまかえる めためたに つかれても 笑顔えがおが こぼれるぜ ご苦労くろうさんねと むかえてくれる おふくろみなとの あかりをれば  漁場ぎょじょううみの 修羅場しゅらばなら りく(おか)はいこいの こいねぐら たせたぜ 元気げんきかい おもいが ほとばしる 合羽かっぱたまま ごろねをめた はげしいぶしが もうすぐおわる  まぐれうみが 相手あいてなら かせすくない としもある なぐさめて くれるだろう あのむすめが 甲斐がいさ みさきをまわれば やさしいむねだ 花園はなぞのみたいな 漁港ぎょこうのなかだ
ははうみさんやまひろしさんやまひろし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさうみというを ゆびきゃ ははというが そこにある だからうみみる そのたびに おもいだすのさ おふくろを まぶたとじれば またかぶ あののやさしい あの笑顔えがお(かお)が  茜色あかねいろした 夕空ゆうぞらに ははまち あの あき軒端のきば(のきば)に るしかき としれには まるもちを 西にしながれる あのくもに なおさらつのるよ さとごころ  うみひろいが おふくろは もっとでかいよ ふところ(ふところ)が しかりなぐさめ はげました いつもかえれる あのむねよ おれもそろそろ ひとりち 頑張がんば姿すがたを みてしい
かあさんのさんやまひろしさんやまひろし宮下みやした康仁やすひと中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおあめよるは かあさんの ダイコンの味噌汁みそしるみたいよ 土佐とさ高知こうちそらした がんばれ けるな くじけるな あなたのこえしんのおまもりだ とお東京とうきょうそらした きっとかなえる 二人ふたりゆめを かあさん かあさん っていてね  たったひとこと 元気げんきでと 夜行やこうバスの停車場ていしゃじょうわかれたね 土佐とさ高知こうちそらした がんばれ けるな くじけるな あなたのこえが しんのおまもりだ とお東京とうきょうそらした ゆめがかなった なみだ舞台ぶたい かあさん かあさん ていてね
貴方あなたにありがとうさんやまひろしさんやまひろし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおゆめをこのに にぎりしめ とおいふるさと あとにした ながれるぶしの そのなかで あなたにめぐり いました いつのもやさしさを あたたかい微笑ほほえみを ありがとう ありがとう あいするうたが あるかぎり あるいてゆけます このみちを きっとまたえますね きっとまたいましょう あのまちこのまちで 素敵すてきなあなたと  明日あした(あす)にかって またいち あめも ふうも なんみち まわりみち あなたが勇気ゆうき くれました いつのもやさしさを かわらない真心まごころを ありがとう ありがとう しんじるうたが あるかぎり あるいてゆけます このみちを きっとまたえますね きっとまたいましょう あのまちこのまちで ときめきかんじて  きっとまたえますね きっとまたいましょう あのまちこのまちで 素敵すてきなあなたと
日向灘ひゅうがなだ鳥羽とば一郎いちろう鳥羽とば一郎いちろう山田やまだ孝雄たかお中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひとひむかの朝日あさひが あつえてのぼるぜ まる ともべりに 親父おやじ仕留しとめた 大物おおものの いのちの傷跡きずあと おとこさわぐ 潮吹しおふやぶれ なんった 大漁たいりょうは おふくろさんのぬくもりだ  あのむすめ(こ)にもらった あか薔薇ばら花束はなたば いわいにえて 花言葉はなことば あなたにおもいを たくします 舳先へさき(へさき)にかざって 今日きょうから代目だいめさ 黒潮くろしおいた ははなるそらに 万里ばんり(ばんり)をえて ふたりのはなくだろう  さばさばするぜと さむ洒落しゃれなどうなよ かつおがるぞ ごつごつと まぐろは悠悠ゆうゆう れてくる おごじょをたせて 山椒さんしょう(さんしゅ)にすずかけて ゆめせんは 海原うなばらぐらし ひむかのおきに ひえ搗節(ひえつきぶし)がとどくのさ
おふくろのはまうた鳥羽とば一郎いちろう鳥羽とば一郎いちろう山田やまだ孝雄たかお中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひとあかぎれ指先ゆびさき いたかろな いつもの笑顔えがおで あみす 昆布こぶむすんだ おにぎりべて ほっとひといき いそあみす おふくろの はまうたは わかれみなとのわらべうた つけたよ うすべにの さくらがい  ゆきすいむのは つめたかろ 夜明よあけをたずに こめをとぐ かまどにともした しあわせあかり ゆげのぬくもり はやきなさい おふくろの はまうたは あいあふれるわらべうた あさもやを けて ドラがなる  夕日ゆうひかくれた くろいくも あいつがあばれて 時化しけ(しけ)になる おんぼろ小舟こぶねは いそいでかえれ ぜにはいらない いのちおとすなよ おふくろの はまうたは わかれみなとのわらべうた ふねげば おさかなが おどりだす
はる坂道さかみち水沢みずさわ明美あけみ水沢みずさわ明美あけみ森田もりたけいさとる中村なかむら典正のりまさ池多いけだ孝春たかはるあのさかこのさか ふりむけば わかるでしょ 人生じんせいの まよあるきの足跡あしあとが… あなたをずっと しんじます おんなでいたことの よろこびを そっとくれたわ いつだって あるこうねふたりで はる坂道さかみちを  かなしみくるしみ きしめた わかるでしょ ぎたの つたあるきのみちゆきが… それでもいいの けません おんなでいたことの うれしさで きっとたえるわ そのまで あるこうねふたりで はる坂道さかみちを  いちねんねんと つれえば わかるでしょ しあわせの そぞろあるきの足音あしおとが… これからずっと はなれない おんなでいたことの きがいが やっとみえたわ わたしにも あるこうねふたりで はる坂道さかみち
きたのおんな物語ものがたり松前まさきひろ松前まさきひろ池田いけだ充男みつお中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひとうつむきかげんに いてるおまえは 黒百合くろゆりみたいだと いだきよせた せつなくて ただうでのなか いていたのよ なみおと きたのおんなが いのちがけ しぼるよな こいをした それが それが あんたなの…  紺地こんじしろぬき 比呂子ひろこ暖簾のれんが あんたの無愛想ぶあいそう おぼえてる やでいい さけがほしいと 戸口とぐちたたいた ゆきよる きたのおんなの ふかなさけ あついさけ あげたのよ それが それが わたしなの…  羅臼らうす(らうす)のたけ(やま)にも 秋風あきかぜくころ 便箋びんせん半分はんぶんの 手紙てがみ ゆるせない このにくらしさ だけどわたしは ゆるしたわ きたのおんなの ひゃくにち くろひゃくごうに よせたこい きっと きっと またえる…
夫婦ふうふばなし松前まさきひろ松前まさきひろ池田いけだ充男みつお中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひと夫婦ふうふ(めおと)って あいですねあなた なかいとか わるいとか ちいさな おはなしですね 人生じんせいぬほど くるしいときは 身代みがわり覚悟かくごも できている それがあなたと わたしですね  夫婦ふうふ(めおと)って 面白おもしろいですね けんかするたび わかれます けれども わかれませんね じゅうねんがまんで またじゅうねん はなみてゆきみて 五十路いそじざか これがい きずなですね  夫婦ふうふ(めおと)って たびですねあなた かみほとけも いましたね たすけて いただきました からつづいて るひとたちに かりを点灯てんとう(とも)して あげましょう それがふたりの 役目やくめですね  夫婦ふうふ(めおと)ばなしの おちゃうけは 大福おおふく やきもち ちゃまんじゅう
おとこのうそGOLD LYLICさんやまひろしGOLD LYLICさんやまひろし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ池多いけだ孝春たかはるあいするあなたの そばにいて ゆめさえれたら それでいい あなたの上着うわぎの うつも わざとらない りをする だから…だから… おとこうそで うそでわたしを かさないで  おんなのひとり さむすぎて づけば今夜こんやも なみだしゅ しあわせあげると きしめて なんで一夜いちやを ごせない だから…だから… おとこうそで うそでわたしを かさないで  苦労くろうみてる おんなには つみですあなたの やさしさは 指輪ゆびわのサイズを おしえろと それもどこまで 本気ほんきやら だから…だから… おとこうそで うそでわたしを かさないで
忠治ただはるさんやまひろしさんやまひろし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ池多いけだ孝春たかはる赤城あかぎやま今宵こよいかぎり、まれ故郷こきょう国定くにさだむらや、 縄張なわばりをて、くにて、可愛かわい子分こぶんのてめえたちとも わかわかれになる首途しゅと(かどで)だ」  てた故郷こきょうの 有難ありがたさ やけにむ 日暮ひぐそら 馬鹿ばか野郎やろうと 嗤(わら)ってくんな 義理ぎり仁義じんぎに まわされて 赤城あかぎわれた 無宿むしゅくしゃ  「落葉らくようころがる宿場しゅくばのはずれ、おやにはぐれたすずめよ、 そうかおめえもひとりかい。れねえうちに はやねぐら(ねぐら)にかえんなよ」  からさび(さび)とは いながら ったきずなの あさはかさ あれが忠治ただはると もて囃(はや)されて おとこ侠(おとこ)稼業かぎょうに かせたはなも 所詮しょせんの 三度笠さんどがさ  「加賀かがくに住人じゅうにん小松こまつ五郎ごろう義兼よしかねきたえし業物わざもの(わざもの)、まんねんめの ゆきすいきよしめて、おれにゃあ生涯しょうがいめえというつよ味方みかたが あったのだ」  れた夜露よつゆの 草枕くさまくら 郷里ごうり(くに)とおんなじ つきがでる 流転るてん人生じんせい さい(さい)の(め)らし 意地いじあかりは したかないが いまじゃはるかな うえしゅう
みちのくしぐれ青児せいじ夏美なつみ青児せいじ夏美なつみたんはれおのれ中村なかむら典正のりまさ南郷なんごう達也たつや貴男たかお(あんた)ひとりよ… おまえひとりさ… からめる小指こゆびも せてやつれた 素泊すどまりの宿やど 明日あしたあかりは えないが ふたりなら ふたりなら さむくない こいまどうつ みちのくしぐれ  貴男たかお(あんた)ごめんね… 苦労くろうかけるな… 今夜こんや名前なまえを える宿帳やどちょう なみだににじむ 人目ひとめをのがれる たびだけど ふたりなら ふたりなら つらくない ゆめをふらせて みちのくしぐれ  貴男たかお(あんた)まかせよ… はなしゃしないさ… あとにはもどれぬ あいながれる おとこおんな つめたいうわさに われても ふたりなら ふたりなら あたたかい あされてよ みちのくしぐれ
おんなの坂道さかみち水沢みずさわ明美あけみ水沢みずさわ明美あけみ森田もりたけいさとる中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりお人並ひとなみの らしより なさけがほしい ときもある おんなの坂道さかみち まだなかば わかくもないけど わたしでも のこりの人生じんせい 頑張がんばれるよと あめをしのいで れをつ  そだつほど あのひとを かさねてしまう わがむすめ おんなの坂道さかみち きません ははむすめ(おやこ)のきずなを たしかめて 形見かたみ写真しゃしんを きしめながら 笑顔えがおわすれず きてゆく  このには だれにでも いつかはかなう ゆめがある おんなの坂道さかみち あきらめず 日向ひなた(ひむか)のうみにも のぼる ここからはじまる はるかな旅路たびじ やがてふゆから はるになる
口笛くちぶえけば水沢みずさわ明美あけみ水沢みずさわ明美あけみ森田もりたけいさとる中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおあのみちこのみち かためば 夕日ゆうひまる 水車みずぐるま小屋こや だれうたうか 青春せいしゅんを いまもえない このむねとも あぁとお口笛くちぶえ けばこのうたが 昭和しょうわしのぶ  小川おがわうつった かきが いろづくころを おもいだす くちせない あわこい そっとつくえに 手紙てがみれた あぁとお口笛くちぶえ けばこのうたが 昭和しょうわにかえる  てから いくさいか あめむねに みるよる ビルの谷間たにまに こだまして おさなごころが ちちはは あぁとお口笛くちぶえ けばこのうたが 昭和しょうわしの
箱根はこね おんな宿やど真咲まさきよう真咲まさきようたかたかし中村なかむら典正のりまさ水谷みずたに高志たかし一夜いちや(ひとよ)かぎりの こいなんて いやですわたし いやですよ しろ障子しょうじに 椿つばきはなの べにがもえます ふるえます あぁー、もうだめ… 箱根はこね おんな宿やど  ひざにわたしを いだきよせて つめたいこおりを くちうつし ずっとこのまま からだをあずけ ゆめをあなたと ていたい あぁー、もうだめ… 箱根はこね おんな宿やど  しの逢瀬おうせの かぎりある 時間じかんがふたりに をつける かみのひとすじ あなたのゆびに いてからめて またすがる あぁー、もうだめ… 箱根はこね おんな宿やど
はるれき松前まさきひろ松前まさきひろあさこよみ中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひとあなたのひとみの ぬくもりが やさしくみます おんなむねに うれなみだで かたえば れてじらう べにはだ ゆめがふくらむ はるれき  無駄むだではなかった まわりみち ようやくつけた しあわあかり 二度にどうしろは ないとめて れるあなたの ゆびさき こんなわたしで いいですか  しあわを ひとつずつ あなたとみましょ くずれぬように ついてるかと きしめられて そっとうなずき じる ゆめきます はるれき
曲名きょくめい 歌手かしゅめい 作詞さくししゃめい 作曲さっきょくしゃめい 編曲へんきょくしゃめい うた
夫婦ふうふある松前まさきひろ松前まさきひろあさこよみ中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひと苦労くろうするなら このひとと めてあなたに ついてきた 「よろしくたのむ」「たのみます」 人生じんせい雨風あめかぜ いばらどう ふたりしていちずつ あるいてきます  ひとさそな わらがお しんやすらぐ あなたです 「今夜こんやもう」「みましょか」 人肌ひとはだなさけの のれんしゅ おくれずにいちずつ あるいてきます  いてわらって このひとと おなゆめみて はなれずに 「まかせておけよ」「まかせます」 見上みあげる 朧月おぼろづき ふたりしていちずつ あるいてきます
うわさ長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆき鈴木すずき紀代のりよ中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきよるあめ小雨こさめの まちで わたしかす うわさ してはいけない こいだった ムリにわった こいだった あなた あなた しんがきしむ うずくくだる  くてななへき(ななくせ) くすくせ あきらへきの ないわたし れちゃいけない おとこ(ひと)だった れてしまった おとこだった あなた あなた 未練みれんがにじむ しみるこのなみだ  十日とおかつづきの なし わたしむねに かかるくも てはいけない ゆめだった かなうはずない ゆめだった あなた あなた 倖せうばう ちぎるつむじかぜ
ゆきつばめ長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆき鈴木すずき紀代のりよ中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきふゆ枯(こが)らし こい枯(が)らし みたいに ったこい れたおとこの あの背中せなか ふりがえらずに えてった… んでみせます ゆきつばめ こお(こご)えるいのちに をつけて  丁度ちょうど去年きょねんの 今頃いまごろは さむらずの ふゆだった しんじられない いわけも しんすみ(すみ)で しんじてた… そら見上みあげる ゆきつばめ きず(いた)んだつばさを あたためて  よわしんを しかるよに ふうほおつ をたたく いたなみだも おもも 未練みれんてて わたし… んでみせます ゆきつばめ 明日あした(あした)は一人ひとりで そらたか
おんなまれてGOLD LYLICさんやまひろしGOLD LYLICさんやまひろし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきおんなまれて おんなきて やっとつかんだ 倖せよ 世間せけんうわさを するけれど はなしたくない このこいを 貴方あなた(あなた) 貴方あなたひとりを しんじてきる  化粧けしょうをしてない おんなの素顔すがお きとったわ きしめた なに(なん)にも ないけれど くしたいのよ 真実しんじつ(まごころ)で 貴方あなた 貴方あなた以外いがいは えないわたし  あなたの苗字みょうじ(みょうじ)に わたしの名前なまえ さけのしずくで いてみる ふたりでおんなじ ゆめをみて おな夜明よあけを むかえたい 貴方あなた 貴方あなたひとりが 甲斐がいだから
おまえの故郷こきょうさんやまひろしさんやまひろし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあき便たよりがないのは 元気げんきというが かあさん朝晩あさばん ご先祖せんぞさまに おまえの無事ぶじを いのってる 一度いちどかえれよ 笑顔えがお(かお)みせに もうすぐまつりだよ おまえの故郷こきょう(ふるさと)は  となり息子むすこ(せがれ)は 神輿しんよを担(かつ)ぎ 二十歳はたちのあのむすめは 浴衣ゆかたおどる んなおまえを ってるよ のぼり(のぼり)はためく 鎮守ちんじゅさま もうすぐまつりだよ とおくでふえ太鼓たいこ  とうさん今年ことしで 還暦かんれきだから 親子おやこ一緒いっしょに お神酒みき(みき)にって おいしよう みずいらず あかれたよ かきも もうすぐまつりだよ おまえの故郷こきょう
えん長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆきみね崎林さきばやし二郎じろう中村なかむら典正のりまさ南郷なんごう達也たつやあなたとわたしの えん(えにし)をひねり すみにくべれば ほのおえる そうよふたりは えん えてえて まどりつむ ゆきよりしろい はいになるまで あいしたい  出逢であったときから そのがす ほたるみたいな 二人ふたり運命うんめい(さだめ) そうよふたりは えん あおあおく れたあなたと いのちをやし やしくして あいしたい  えてはやせてく さくらのすみを ふたりてると あなたがわらう そうよふたりは えん あつあつく ともにはなき 夢見ゆめみたいのち すべわすれて あいしたい
谷瀬たにぜばし長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆき鈴木すずき紀代のりよ中村なかむら典正のりまさ南郷なんごう達也たつやすがりついても このはしを わたりたかった わたれなかった 谷瀬たにぜばし ゆらゆらゆれて あなたとわたしに かかるはし あきらめきれず もう一度いちど ここへました ました 熊野川くまのがわ  五条ごじょうえきから 路線ろせんバス やままたやまの 天辻てんつじ(てんつじ)とうげ みなみみなみへ くねくねけば あなたをたさに はやるむね 川底かわぞこれば すくむあし ふうもつめたい つめたい 熊野川くまのがわ  たどりいたら このかたを やさしくいて くれるでしょうか 谷瀬たにぜばし ゆらゆらゆれて うしろをいても もどれない ちかくてとおい こうぎし どこへながれる ながれる 熊野川くまのがわ
ダンチョネ港町みなとちょうさんやまひろしさんやまひろし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあき夜霧よぎりにまぎれて たずねてたよ きみうわさの 波止場はとばまち さがさないでと かれた手紙てがみ インクの文字もじが 滲(にじ)んでた ダンチョネ ダンチョネの こえる港町みなとちょう  日暮ひぐれの浜辺はまべに ひっそりいた 夕顔ゆうがおみたいな おんな(ひと)だった かみ小指こゆびで 掻(か)きあげるくせ まぶたのおくに またかぶ ダンチョネ ダンチョネの ながれる港町みなとちょう  霧笛むてきが哭(な)くたび いとしさつのる なみだでうるむよ ガス燈がすとうも もしもしあわせ つかんでいたら 夜明よあけのふねに ひとりる ダンチョネ ダンチョネの こえる港町みなとちょう
きた一本釣いっぽんづさんやまひろしさんやまひろし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきしおながれと うみいろ よくておけよが 口癖くちぐせだった 親父おやじかせいだ このうみで マグロ相手あいてに ひとあばれ 波涛はとう(なみ)よどんとい 度胸どきょうじゃけぬ 津軽海峡つがるかいきょう おれうみ  漁師りょうし稼業かぎょうは まぐれで ひとやまてるか 坊主ぼうずとでるか でっかい獲物えもの(えもの)の とおみち 親父おやじ仕込しこみの かんむ 疾風しっぷう(かぜ)よどんとけ 海鳥うみどりさわげ 津軽海峡つがるかいきょう だいせん  おきでマグロと いちち 強情ごうじょう(じょっぱり)同士どうしが 生命せいめい(いのち)をける 下北しもきた漁師りょうし(おとこ)の こう意気いき 親父おやじつり(や)ったぜ 大物おおものだ 漁船ぎょせん(ふね)よどんとべ おふくろ漁港ぎょこう(みなと) 津軽海峡つがるかいきょう おれうみ
はぎみれん松前まさきひろ松前まさきひろあさこよみ中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおささえをしつくした このむねに せせらぎしみます 藍場あいばがわ(あいばがわ) きっとあなたを わすれると なんなんも めたのに… わかれてひとり はぎまち おんなよわさか またける  あなたがるはず ないものを うしろをく かぎきょく(かいまがり) かたいだかれた あのよるの やさしさやさしさ こいしくて… あるく 二人ふたりれ るたびせつない 菊ヶ浜きくがはま(きくがはま)  られて鶴江つるえ(つるえ)の わたぶね このままあなたに もどりたい 無理むりわらって 見送みおくった わかれのわかれの うしかげ… なみだかすむ 指月山しづきやま(しづきやま) おんな未練みれんの ひとしずく
まちふたりたび松前まさきひろ松前まさきひろあさこよみ中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおなみだい きてた やっとひといき 人並ひとなみに むねうれしさ げる… しろけむり ゆらゆらと れてやさしい まちふたりたび  わかばなしも さん わらばなしよ いまならば 記念きねん写真しゃしんも かたせて… いましあわせ しみじみと なさかよわす まちふたりたび  なが年月としつき(としつき) これからは 無理むりをしないで きましょね 浴衣ゆかた姿すがたで 水入みずいらず… しつされつ ほろほろと つき笑顔えがおの まちふたりたび
祖谷そたにさとうた北山きたやまたけし北山きたやまたけし志賀しが大介だいすけ中村なかむら典正のりまさこいこいしと 千里せんりたにで 阿修羅あしゅらかぜが 夜叉やしゃぶ こいめし ふたりして こわごわわたった かずらばし きみいまいずこ 祖谷そたにさとうた  冥土めいど冥土めいどと ひぐらしいて なみださそう 武家ぶけ屋敷やしき ひきうすの しゃくりびき わねばけない こなひきうた 琵琶びわたき凉し 祖谷そたにさとうた  朝日あさひやま 夕日ゆうひらず 夕日ゆうひやまは あさらず きりちのぼる 祖谷川いやがわは おもかげかせて 吉野よしのまで ながれてとおい 祖谷そたにさとうた
龍飛崎たっぴざき長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆき鈴木すずき紀代のりよ中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきわたししんに棲(す)みついた あなたとさよなら する旅路たびじ 青森あおもりえきから そとはま 海岸かいがんづたいに たどるみち ヒュルル ヒュルヒュル ほおつ ここは龍飛崎たっぴざき かぜみさき  さんひゃくろくじゅうだんく 階段かいだん国道こくどう みだあし いてももどらぬ こいだから せつないおも わすたび ヒュルル ヒュルヒュル ちぎれぐも ここは龍飛崎たっぴざき ふゆとなり  やまありうみあり夕日ゆうひあり ないのはあなたの 背中せなかだけ 最後さいごのこった 一粒ひとつぶの なみだじょうを さがしてる ヒュルル ヒュルヒュル こいれ ここは龍飛崎たっぴざき きた
花言葉はなことば長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆき鈴木すずき紀代のりよ中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきさびしくなんか もうないわ あなたに出逢であった あのから… きよき あなたがきよ ゆめじゃないのね きしめて 今夜こんやわたしは あかいバラ 「えるしん」が 花言葉はなことば  いたいときに えるのに 時々ときどきせつなく なるわたし… ダメねダメダメ いたらダメね くちせない もどかしさ しんでゆれてる 月見草つきみそう 「めたおもい」が 花言葉はなことば  ぶしがいくつ わっても わたし気持きもちは かわらない… きよき 本当ほんとうきよ きるよろこび かさう あなたとわたしは シクラメン 「あいちかい」が 花言葉はなことば
あめ波止場はとばGOLD LYLIC三門みかど忠司ただしGOLD LYLIC三門みかど忠司ただし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあき倖せひとつ おまえにやれず うしろ姿すがたを 見送みおくった あゝあのも… こんなだった 出船しゅっせん汽笛きてきが とおくで哭(な)けば おもいだすんだ… あめ波止場はとば  ポツリとてん(とも)る 桟橋さんばしあかり 何故なぜ目頭めがしら あつくなる あゝあのも… こんなだった 歳月さいげつ(つきひ)はぎても むかしの笑顔えがお むねれてる… あめ波止場はとば  おとこいち あいしたおんな わすれられない わすれない あゝあのも… こんなだった いまさらえない おまえの名前なまえ いまんでる… あめ波止場はとば
あめ居酒屋いざかや三門みかど忠司ただし三門みかど忠司ただし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきあんなにあいした ふたりじゃないか なんでかなしい ことをう あめ居酒屋いざかや お馴染なじ横丁よこちょう おとこごころは どしゃりなのさ わかれるなんて うんじゃないよ  未練みれんというのじゃ ないんだけれど のおんなじゃ 駄目だめなのさ あめ居酒屋いざかや まぐれよるふう 二度にどとかえらぬ 果敢かかん(はか)ないこいさ なぐさめなんか きたかないよ  どこでもきなよ わすれてやるさ 馬鹿ばかおとこの やせ(や)せ我慢がまん あめ居酒屋いざかや なみだのグラス むねしんまで ずぶれなのさ 倖せどうか つかんでくれよ
こころかわしょうさくら舞子まいこしょうさくら舞子まいこ仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきなみだあめる 世間せけんかわは きなだけでは わたれない ひときにして うしろをあるく わたしをしかって いだせた あなたときて いいですか… こころがわ  さけかべた おんなのゆめを そっと両手りょうてで あたためる けちゃ駄目だめだと やさしくひさし(かば)う あなたのなさけが うれしいの もすこんで いいですか… こころがわ  きっといつかは ゆるしてくれる ひとうわさも なかも ってもたれた あなたの背中せなか 故郷こきょう(ふるさと)みたいに あたたかい あなたときて いいですか… こころかわ
追分おいわけみなとしょうさくら舞子まいこしょうさくら舞子まいこ仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきはるたけどヨー 江差えさしうみに れたあんたは かえっちゃない ふたりはなれて さんねんさんヶ月かげつ(みつき) いまわすれず ってると つたえておくれよ かもめとり ヤンレサかもめとり  つばさあるならヨー 海峡かいきょうえて んでゆきたい そらへ ひとりこいしい 名前なまえべば みなとれて よるて なみだで滲(にじ)むよ 漁火ぎょかが ヤンレサ漁火ぎょかが  きた浜辺はまべにヨー ハマナスけば えるそのが ちかいとった そんな言葉ことばを しんじててば ふうはこんだ 追分おいわけが あんたのやさしい こえになる ヤンレサごえになる
霧雨きりさめ海峡かいきょう川野かわの夏美なつみ川野かわの夏美なつみ仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ南郷なんごう達也たつやあめ出船しゅっせんは おんなをかす 心細こころぼそさを つのらせる きなのに… きなのに… あなたくのね 夜明よあけのふねで 「ひとりでつわ しんじてつわ」 こえされる 霧雨きりさめ海峡かいきょう  海猫うみねこ(ごめ)のかずほど あいしてくれた むねおも (よぎ)ります 倖せを… 倖せを… いつもわたしは ゆめみていたの 「わすれはしない めたりしない」 かすむ船影せんえい 霧雨きりさめ海峡かいきょう  あめはいつむ こころのあめは こぼす吐息といきの せつなさよ きなのに… きなのに… おんな未練みれんは 大波おおなみ小波さざなみ 「かえっててね むかえにてね」 ってゆけない 霧雨きりさめ海峡かいきょう
むすめ道中どうちゅう川野かわの夏美なつみ川野かわの夏美なつみ仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ南郷なんごう達也たつや赤城あかぎ(あかぎ)おろしか からっかぜ やってました うえしゅう こい水上すいじょう(みなかみ) なさけの伊香保いかほ(いかほ) おんないちずの 桃色ももいろ仁義じんぎ ちょいと小粋こいきで つよいあんたに アンアアンアンアン ひとれ  まれついての 浪花節なにわぶし せてあげたい むねちゅう 義理ぎり大阪おおさか 度胸どきょうの播麿 あいにゃ奥手おくての 街頭がいとうがらす 色気いろけ不足ふそくが そうよあたしの アンアアンアンアン きどころ  こかもどろか 東海道とうかいどう こころ思案じあんの 駿河湾するがわん 今日きょう相模さがみ 明日あした伊勢路いせじ うたみちづれ ゆめ道中どうちゅう 何故なぜかつれない つみなあんたに アンアアンアンアン くびったけ
おとこみなとGOLD LYLIC鳥羽とば一郎いちろうGOLD LYLIC鳥羽とば一郎いちろう穂積ほづみあつし結城ゆうきしのぶ中村なかむら典正のりまさ板子いたごいちまい 生命せいめいをはった おとこ度胸どきょうの うみぶ きそ船出ふなでを おくってくれる ありがとう 浜千鳥はまちどりれよ 豊後ぶんご(ぶんご) 鶴御崎つるみさき(つるみざき) おとこみなと  おど銀鱗ぎんりん しぶきのはなに 親父おやじゆずりの うでがなる らせおとこの この舞台ぶたい ありがとう みず灯台とうだい(あかり) 豊後ぶんご 鶴御崎つるみさき おとこみなと  たかくかかげた 大漁たいりょうはたを っているだろう べに椿つばき 松浦まつうらこう(まつらみなと)は もうすぐちかい ありがとう 黒潮くろしおこうよ 豊後ぶんご 鶴御崎つるみさき おとこみなと
さすらい港町みなとちょうさんやまひろしさんやまひろし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあき霧笛むてきがせつない ためいきならば 夜霧よぎりこいしい なみだだよ あいうそなど ないけれど いま出来できない 倖せに さらば…おさらば… 可愛かわいおんな(ひと)よ 釧路くしろ 青森あおもり ながれて石巻いしのまき  夕陽ゆうひ海峡かいきょう てゆくふねに 未練みれんのしぶきが りかかる 過去かこきずもつ このおれにゃ 綺麗きれいすぎるよ あの純情じゅんじょう(こころ) さらば…おさらば… やさしいおんなよ 明石あかし 舞鶴まいづる ながれて糸魚川いといがわ  ふるさとみさきの むしカモメ 最後さいごみなとさ そのむねが おとこみがいて 出直でなおして いつかむかえに かえるまで さらば…おさらば… いとしいおんなよ 酒田さかた 八戸はちのへ ながれて苫小牧とまこまい
よい酒場さかばさんやまひろしさんやまひろし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきあなたにえない さびしさに ひとりえきうら よい酒場さかば わるひとです あなたって ゆめさせて それっきり グラスのこおりを 小指こゆびでまぜりゃ おもカラコロ カラコロからまわり  ボトルにあなたの 似顔絵にがおえを いてぶ よい酒場さかば 駄目だめなおんなね わたしって にくみきれない みれんへき あのひとまだかと おきゃくわれ しんがシクシク シクシクいたよる  うわさくたび こいしくて あしくのよ よい酒場さかば つみひとです あなたって なみだでるほど れさせて えそながして きみれば 暖簾のれんがハタハタ ハタハタふう
いわせんさんやまひろしさんやまひろし千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまされの門出かどでの はなむけに うたおどりに 手拍子てびょうしを 今日きょうはめでたい しん船出ふなで つらいこのの 荒波あらなみえて ドンとす いわせん  今度こんどみなとに くときは ぶねまごぶね れてい 今日きょうはめでたい 二人ふたり船出ふなで あい積荷つみにと しあわせせて づるかめとの いわせん  いまはもない ふねだけど いつかなります 宝船たからぶね 今日きょうはめでたい 希望きぼう船出ふなで ゆめ帆柱ほばしら てんまでとどけ かじ明日あしたへ いわせん
まさか松前まさきひろ松前まさきひろ鳥井とりいみのる中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおのぼざか くだざか そしてもひとつ さかがある まさか まさかの 浮世うきよざか きたいときには くのもいいさ あなたおまえと こえけながら あいなみだで あなたときてく  夫婦ふうふざか 子連こづざか きりのむこうに さかがある まさか まさかに つまずくな くるしみかなしみ わすれたころに おもいがけない あらしても にぎりしめてる このはなさない  なみだざか 苦労くろうざか 中途半端ちゅうとはんぱじゃ えられぬ まさか まさかの まよざか 世間せけんにして 背伸せのびをするな おないたみを いながら ゆめさずに あなたときて
わたしやっぱりおんなです長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆき鈴木すずき紀代のりよ中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきこいもしました きもした わたしいろいろ ありました いまはもう いまはもう ぎたことです なにもかも おもだけじゃ きれない わたしやっぱり おんなです  未練みれんひとつに まどわされ うしろばかりを ていたわ いつのか いつのか めぐりいたい いいおとこ(ひと)に みじかかみも りました わたしつくづく おんなです  あかはな しろはな むねかせる あいはな もう一度いちど もう一度いちど わたし倖せ しいです 明日あしたがあるわ ゆめがある わたしまだまだ おんなです
木曽きそあめ長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆき鈴木すずき紀代のりよ中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきはな上手じょうずで き上手きじょうず わか上手じょうずな おとこ(ひと)でした うすき(うす)くれないの こい椿つばき(こいつばき) はるたずに なぜいそぐ 木曽きそは あめ あめ わたしかす 涙雨なみだあめ  あなたわすれの たびて あなたばかりを おもす 夕暮ゆうぐちかい 石畳いしだたみ(いしだたみ) まど格子こうし(こうし)に (あか)りがともる 木曽きそは あめ あめ 馬籠まごめ(まごめ)の宿やど(しゅく)は こぬかあめ  ひとりさびしく 見上みあげれば 男滝おだき(おだき)女滝めだき(めだき)の みずしぶき 薄日うすび(うすび)がむねに ころに えてきたい じゅうきょくとうげ(じっきょくとうげ) 木曽きそは あめ あめ しんをぬらす しのび
まぐろせん鳥羽とば一郎いちろう鳥羽とば一郎いちろうばんじょうたかし中村なかむら典正のりまさ石倉いしくら重信しげのぶあきらし ふゆがやってた 津軽海峡つがるかいきょう 大間崎おおまざき っていたんだ あんちくしょうを うみあらくれ マグロがねる おとこうみだぜ ふねせ  くも墨絵すみえに しぶきがる そんな土俵どひょうが おれうみ 目指めざ獲物えものは あんちくしょうさ うみ宝石ほうせき マグロのれだ このさわぐぜ うでがなる  ふゆ下北しもきた 吹雪ふぶきなみまじり いのちっての 修羅場しゅらばだぜ 時化しけ味方みかたに あんちくしょうは うみ戦場せんじょう(いくさば) マグロがはしる おとこうみだぜ ふねしゅっ
ひとこい酒場さかばGOLD LYLICさんやまひろしGOLD LYLICさんやまひろし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきいたいあなたに えないよるは ねつただれんでも こころがさむい おとこまぐれ しんじてつなんて… 馬鹿ばかげ馬鹿ばかよね おんなって なみだ…ほろほろ ひとこい酒場さかば  おんなが手酌てじゃくで ってる姿すがた 本当ほんとうはあなたに せたくないの あそびじゃないよと やさしくいたひと… かたでためいき つくたびに 暖簾のれん…はらはら ひとこい酒場さかば  お猪口ちょこにくちびる しあてながら ふたりのおも まぶたでうの あなたがこので 最後さいごのひとだから… はやむかえに しい こころ‥…ゆらゆら ひとこい酒場さかば
望郷ぼうきょう列車れっしゃさんやまひろしさんやまひろし仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきいつでもかえれる 故郷こきょう(ふるさと)が あるからひとは 頑張がんばれる 土産みやげはないけど おふくろに 元気げんき姿すがたを せるのさ むね線路せんろ(レール)を きし(きし)ませながら 望郷ぼうきょう列車れっしゃよ ふるさとへはしれ  こころと身体しんたいの つかれなら あのむすめれば っとぶさ 歳月さいげつ(つきひ)がふたりを へだてても わりはしないさ このあいは しろ吹雪ふぶきを らしながら 望郷ぼうきょう列車れっしゃよ ふるさとへはしれ  夜明よあけのひかりが ころに 故郷こきょうくさ あのまちに 頑固がんこ親父おやじと ひさり 地酒じざけ(さけ)でももうか いろりはし やみ警笛けいてき(きてき)を ひびかせながら 望郷ぼうきょう列車れっしゃよ ふるさとへはし
曲名きょくめい 歌手かしゅめい 作詞さくししゃめい 作曲さっきょくしゃめい 編曲へんきょくしゃめい うた
月夜つきよぶね瀬川せかわ瑛子えいこ瀬川せかわ瑛子えいこ水木みずきれいじ中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきかみさまが わせてくれた このひとと 我慢がまんくらべの みちゆきでした なみだつづりの 幾年いくとせ(いくとせ)も ぎてしまえば おもいでばなし こぼれさくらが 水先みずさき(みずさき)めて ゆめぶよな ふたりの月夜つきよぶね  世渡よわたりも お世辞せじ下手へたな ひとだけど うらがないのに ほだされました 喧嘩けんかしてみて いてみて じょうふかさに またなおす 昭和しょうわまれは やっぱり演歌えんか ってしんみり ふたりの月夜つきよぶね  まわりみち それでもいいの このかわの きっと何処どこかに 倖せがある はなも るときも あずけましたよ わたしのいのち いいのあんたと ながされながら 明日あしたさがして ふたりの月夜つきよぶね
またえそうなブルース瀬川せかわ瑛子えいこ瀬川せかわ瑛子えいこ水木みずきれいじ中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきいやだ… やだ… やだ もうこいなんか いつも くのは おんなだけ ふねたなら それきりなのに なんでやさしく いだきよせる セピアしょくした 釧路くしろあめに だれうたうか またえそうなブルースよ  いやだ… やだ… やだ 面影おもかげグラス えば いたく なるばかり (あかり)さびしい 幣舞ぬさまいきょう(ぬさまいばし)を どこか空似そらにの おとこ(ひと)がゆく セピアしょくした 釧路くしろよるは みれんばかりの またえそうなブルースよ  いやだ… やだ… やだ ミモザのはなも って波止場はとばは ふゆ化粧けしょう てどらせど かえっちゃない おとぎばなしの ゆめひとつ セピアしょくした 釧路くしろうみに てるなみだの またえそうなブルースよ
おとこみさきうみさん代目だいめ鳥羽とば一郎いちろう鳥羽とば一郎いちろう星野ほしの哲郎てつろう中村なかむら典正のりまさとめる おふくろの 気持きもちは わかるけど おれは やっぱり おれをそだてた このうみに 恩義おんぎかんじる さん代目だいめ なみがドンときて ドンとえまくる 筑紫つくしこいしは おとこみさき  コンブ ひろうおんな なみりこえるふね がなりたてなきゃ こえおもいも とどかない 潮時しおどき勝負しょうぶ愛冠あいかっぷ(あいかっぷ) ふうがつんときて つんとつきさりゃ おき黒島くろしま しぶきにけむる  ふゆは スケソウで あきには あきにはあきアジだ おきらしにゃ こいもディスコも ないけれど おいらは陽気ようきさん代目だいめ びたふなべり 素手すでたたいてよ ゆきうたうぜ 大漁たいりょう音頭おんど
なみだのワルツ瀬川せかわ瑛子えいこ瀬川せかわ瑛子えいこ水木みずきれいじ中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきボトルにいちりん むらさきの はな別離べつりの 言葉ことば(しるし)でしょうか あんなにやさしく してくれたのに… かおないで てゆくなんて あとはなみだ 今宵こよい(きょう)もなみだ なみだのワルツ  さびしいこいでも 微笑びしょうってた みんなあなたの ためだったのよ 夕陽ゆうひしょうまどに 似顔絵にがおええがいて… きらぎらいと つよがりながら なんでなみだ なみだ なみだ なみだのワルツ  ふたりのらしが ゆめならば ゆめぬまで ていたかった このにもひとり あなたがいたら… えぬおさけに すがりはしない だからなみだ ひとりなみだ なみだのワルツ
おしどりしゅ瀬川せかわ瑛子えいこ瀬川せかわ瑛子えいこ水木みずきれいじ中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきうきしぐれに きよせられて ものどうしで あめやどり それがごうえん ふたりの奇縁きえん… りむきゃ いろいろ あったけど おしどりしゅです 今夜こんやは みずいらず  弱音よわねはいたら あんたのけと 背中せなかをたたいて いたよる はるおもえば またふゆて… 故郷こきょう なまりは えたけど おしどりしゅです 見上みあげりゃ 月夜つきよです  愛想あいそなしほど じょうふかい しみじみつめりゃ れるひと れてよかった あんたにれて… 人生じんせい まだまだ ながいけど おしどりしゅです 明日あした(あした)も ふたりづれ
げんかい情話じょうわ長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆき木下きのした龍太郎りゅうたろう中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおさけ度胸どきょうじゃ けないひとも しんはやさしい お人好ひとよし つよいだけなら 松五郎まつごろうさんに なんで子供こどもが 馴きましょう ねじり鉢巻はちまき 母子ぼしせて 今日きょうも韋駄てん(いだてん) 人力車じんりきしゃ  やっさやれやれ ごえひびく 小倉こくら祇園ぎおんは 太鼓たいこ山車だし あれはわたしと 子供こどものために たたくつもりか ばちさばき おにおそれる 無法むほううが いいえ ふつの 男伊達おとこだて  おんななりゃこそ しんみる あつおとこの 眼差まなざしは こいかなわぬ ははならば 気付きづきながらも らぬり 祇園ぎおん太鼓たいこも わたしみみに いてこえる みだ
色直いろなお長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆき木下きのした龍太郎りゅうたろう中村なかむら典正のりまさ池多いけだ孝春たかはるなみだでかすむ このにも ひとさいえる 高島田たかしまだ お色直いろなおしは つまとして 旅立たびだつための 姿すがた 昨日きのうおなじ このむすめでも おおきくえる 今日きょうは  このはなれ これからは えらんだひとと うでむ お色直いろなおしは むすめから おんなわる 衣替ころもがえ うれしさ半分はんぶん さびしさが のこりの半分はんぶん おやごころ  他人たにんはくれぬ しあわせは ちからわせ つかむもの お色直いろなおしは 人生じんせいを 二人ふたりあるく 旅衣たびごろも はぐれずしたがえ(つ)いて くように ねがいをこめて おく
ふうまちみなと長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆき木下きのした龍太郎りゅうたろう中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおふねせんまんなかで 貴方あなたふねをこころち もしもみなともどったならば あらしむなしばらくは 時化しけあいだはとももうかぬ おんなおとこふうまちこう  えていたならあたためてあげる はだ夜明よあけまで さけ人肌ひとはだませてあげる いのちみずきなだけ くすことならだれにもけぬ わたし貴方あなたふうまちこう  はなれたくないしんらず いつしかなぎ空模様そらもよう つぎはいつかと貴方あなたえば 天気てんきけとにくくち ふねかもめのこる おんなおとこふうまちみなと
酒匂川さかわがわ長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆき木下きのした龍太郎りゅうたろう中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおあなた見送みおくる 東海道とうかいどうの たびあさはつ(だ)ち 日本橋にほんばし れぬ草鞋わらじ(わらじ)に 我慢がまんひもを かい(と)いて品川しながわ ひとやすみ 戸塚とつか 藤沢ふじさわ えりゃ わか近付ちかづく 酒匂川さかわがわ  箱根はこねはちは おんなにゃつらい まして川留かわどめ 大井おおいがわ 今宵こよいかぎりと あまえてねて 小田原おだわら こい提灯ぢょうちん(こいちょうちん) しつされつ さかずきせば 瀬音せおとかなしい酒匂川さかわがわ  三島みしま 島田しまだの あね(ねえ)さんたちに そでかれちゃ いやですよ がれちする わたしのために いそ掛川かけがわ 桑名くわなまで 無事ぶじかえりを 地蔵じぞういのり あなた見送みおくる 酒匂川さかわがわ
これからですね瀬川せかわ瑛子えいこ瀬川せかわ瑛子えいこさくらちさと中村なかむら典正のりまさ南郷なんごう達也たつやほんとに おつかれさまでした がんばりましたね ながあいだ あなたがまれた 海辺うみべまちへ ふたりかえってらします これからですね これからですよ わたしたち あたらしい人生じんせいは  息子むすこもすっかりいて とおくはないでしょ まごらせ 毎朝まいあさおくった あなたの背中せなか つらそなあさもありました これからですね これからですよ わたしたち 本当ほんとう人生じんせいは  おまえに苦労くろうをかけたねと しみじみやさしい そんな言葉ことば いいがおしてます いまのあなたは みさきふうはるでしょう これからですね これからですよ わたしたち とびきりの人生じんせい
年々歳々ねんねんさいさい瀬川せかわ瑛子えいこ瀬川せかわ瑛子えいこさくらちさと中村なかむら典正のりまさ南郷なんごう達也たつやあんなに大酒おおざけ んでたひとが このごろちょっと よわくなってさ えばわたしの 膝枕ひざまくら しみじみ寝顔ねがお あいおしい 年々歳々ねんねんさいさい いろいろあったけど あんたと一緒いっしょで ほんとによかったわ  いちでは なかったでしょう 浮気うわきしんが さわぎしたこと いいわいいのよ をつぶる かえってくれた いつのも 年々歳々ねんねんさいさい しあわせありがとう あんたをしんじて ほんとによかったわ  はるには夜桜よざくら あきならもみじ しんしんふゆは 雪見ゆきみしゅ そんなふたりが えますね まだまだわたし れますよ 年々歳々ねんねんさいさい いてもわらっても あんたと一緒いっしょで ほんとによかったわ
浪漫ろうまんちっく東京とうきょう鳥羽とば一郎いちろう鳥羽とば一郎いちろうばんじょうたかし中村なかむら典正のりまさ石倉いしくら重信しげのぶふるさとよ… あばよ おさらば これっきり ゆめ片手かたてに 切符きっぷって さくら 横目よこめに 夜汽車よぎしゃ  ここは東京とうきょう 浪漫ろうまんちっく東京とうきょう あんときじゅうろく 青春せいしゅん真ン中まんなか  あこがれた… はな新宿しんじゅく よるまち ビルの山並やまなみ 七色なないろ平野ひらの ふゆばかり れる  ここは東京とうきょう 浪漫ろうまんちっく東京とうきょう まんまるじゅう ふるさとゆめちゅう  いたいな… てたつもりの あのまちへ はは手紙てがみに しんれて 根性こんじょうなしだよ わらってくれよ  ここは東京とうきょう 浪漫ろうまんちっく東京とうきょう いまごろ故郷こきょうは こんこんゆきなか
こいいちりんたてみかたてみか中谷なかたにじゅんたいら中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひとそでふれうのもえんならば えん出逢であいの 神様かみさまね れて…れてよりそう こいいちりんに みずをください れないように あなたときたい 深川ふかがわそだちです  化粧けしょうしたで ねむるはだ えてはじめて つやをだす 夜毎よごと夜毎よごとの こいいちりんに ゆめをください 夜明よあけがさむい あなたにれ 深川ふかがわとおりあめ  きずなんだ あかいと それは神代かみよの おくりもの あすを…あすをしんじる こいいちりんに はるをください さくらのような あなたときたい 深川ふかがわなさまち
夏美なつみ三度笠さんどがさ川野かわの夏美なつみ川野かわの夏美なつみ吉岡よしおかおさむ中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおかねしんえるだなんて どこに人情にんじょうがかよう ジャンケン拳法けんぽう いやなを グー チョキ パーでがつんとね ちょいとやんちゃな 三度笠さんどがさ あたしほんとは つよいかも  すじとおすか おんなをるか ばかりみたいにゃ はかれない ジャンケン拳法けんぽう きのなみだは はさんでてろ チョキンとね あららがらすわらってら あたしなんだか つよいかも  だしなみです うすめの化粧けしょう バレりゃつめ花吹雪はなふぶき ジャンケン拳法けんぽう たばでおいでよ グー チョキ パーでがつんとね 明日あしたは いづこの 三度笠さんどがさ あたしほんとに つよいかも  (ジャンケンポン!)
港町みなとちょうこいうた川野かわの夏美なつみ川野かわの夏美なつみ吉岡よしおかおさむ中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおうみ朝焼あさや飛沫しぶき(しぶき)をあげて 豊後水道ぶんごすいどう あなたのふねがゆく ぶっきらぼうでいいからさ うみおとこなら ついていよと ってみて あなたのみなとは ふたりのみなと  時化しけ(しけ)がつづけば ふてさんにち 明日あしたらしも お天気てんき次第しだいだと しょっぱいあじってます どんな苦労くろうでも はま女房にょうぼうける あなたのみなとは ふたりのみなと  うみ夕焼ゆうやかもめをつれて 豊後水道ぶんごすいどう がえりのふねがくる きならしろはたあげて それが合図あいずなら けてゆきます まっしぐら あなたのみなとは ふたりのみなと
雪国ゆきぐに紅葉こうよう長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆき木下きのした龍太郎りゅうたろう中村なかむら典正のりまさ佐伯さえきあきらのこ未練みれんを てるため おんなひとりの たび宿やど ふゆがひとあし はやいから もういそぐ 雪国ゆきぐに紅葉こうよう 二人ふたりこいを るようで かたほおらす ひとしずく  心変こころがわりを めるより くしりなさ やみたい 湯冷ゆざめしそうな あらがみ たたずむまどに 雪国ゆきぐに紅葉こうよう にくんだはずの あのひとの 面影おもかげむねに またかぶ  なん 寝返ねがえり ったやら ねむれないまま 宿やどあさ 昨夜さくや(ゆうべ)ったか 淡雪あわゆきが べに葉隠はがくれ(か)くす 雪国ゆきぐに紅葉こうよう おもめて 明日あしたから 出直でなおすつもり からくても
いわせん二葉ふたば百合子ゆりこ二葉ふたば百合子ゆりこ千葉ちば幸雄ゆきお作詞さくし野村のむら耕三こうぞう中村なかむら典正のりまさ(セリフ) 「結婚けっこんおめでとう 本当ほんとうにおめ でとうございます」  れの門出かどでの はなむけに うたおどりに 手拍子てびょうしを 今日きょうはめでたい しん船出ふなで つらいこのの 荒波あらなみえて ドンとす いわせん  「高砂たかさごや この浦船うらふねに をあげて がつもろともに しおの…」 (セリフ) 「二人ふたり きずな人生じんせい航路こうろ 旅立たびだち をいわ無事ぶじしんからおいのりします」  今度こんどみなとに くときは 小舟こふねまごぶね れてい 今日きょうはめでたい 二人ふたり船出ふなで あい積荷つみにと しあわせせて づるかめとの いわせん  (セリフ) 「どうかおにん ちからわせりつ 家庭かていきず末永すえながくおしあわせに」  いまはもない ふねだけど いつかなります 宝船たからぶね 今日きょうはめでたい 希望きぼう船出ふなで ゆめ帆柱ほばしら てんまでとどけ かじ明日あした(あした)へ いわせん
きたみなとのみれんせん村上むらかみ幸子さちこ村上むらかみ幸子さちこたんはれおのれ中村なかむら典正のりまさ池多いけだ孝春たかはるきたみなとの 桟橋さんばしに あなたがつないだ みれんせん このままゆきに うずもれても びてほろびる さだめでも 小指こゆびいた まっかないとは なみだ なみだ なみだなんかじゃ ちぎれない  さむさつのれば なおさらに あなたがこいしい みれんせん ぬくもりほしい さけなのに えばうほど こおるよな 汽笛きてきむねを ひきさく酒場さかば なみだ なみだ なみだほしがる うたばかり  はる夢見ゆめみる カモメより あなたをってる みれんせん こおりうみが とけたって もどるあてなど ないけれど きてるかぎり わたしのあなた なみだ なみだ なみだかれても しんじます
いわせんGOLD LYLIC門脇かどわき陸男むつおGOLD LYLIC門脇かどわき陸男むつお千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまされの門出かどでのはなむけに うたおどりに 手拍子てびょうしを 今日きょうはめでたい しん船出ふなで つらいこの荒波あらなみえて ドンといわせん  今度こんどみなとくときは ぶね まごぶね れてい 今日きょうはめでたい 二人ふたり船出ふなで あい積荷つみにと しあわせせて づるかめとの いわせん  いまはもない ふねだけど いつかなります 宝船たからぶね 今日きょうはめでたい 希望きぼう船出ふなで ゆめ帆柱ほばしら てんまでとどけ かじ明日あしたいわせん
越後えちご海道かいどう長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆき木下きのした龍太郎りゅうたろう中村なかむら典正のりまさこころのこして こいは いつのえる なみだあと 越後えちご海道かいどう… せる荒波あらなみ 日本海にほんかい そで飛沫しぶき(しぶき)をげて ひとり荒磯あらいそ(ありそ)を いそあし  もしもしあわのぞんだならば だれかがきっと かげく おんななりゃこそ… わかおんなかなしさが ふう門付かどづ三昧ざんまいの おとつみある むねつ  ちがかた 見付みつけるための おんなたびは いつおわる 越後えちご海道かいどう… まえ荒海あらうみ 日本海にほんかい おもれずに くたびに よわしかるか しおりも
更衣ころもがえ(ころもがえ)長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆき木下きのした龍太郎りゅうたろう中村なかむら典正のりまさ伊戸いとのりおわったあいやぶは そのままてては つらいだけ さむすぎるのよ… ぬくもりえた こいころも ぶしにゃすこはやいけど おんなごころの 更衣ころもがえ  二人ふたりむね出来できていた えないほころび あいみぞ もう無理むりなのね… つくろうことも うことも このあまる ほつれなら おもっての 更衣ころもがえ  もうることも ないけれど おも箪笥だんす仕舞しまむ てられないの… れてながこいころも 未練みれんうつ姿見すがたみで おんなごころの 更衣ころもがえ
城ヶ島じょうがしま雨情うじょう長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆき木下きのした龍太郎りゅうたろう中村なかむら典正のりまさ佐伯さえきあきらきでわかれた ひとゆえに いまもせない 面影おもかげを 利久としひさ(りきゅう)ねずみの あめおんなの なみだあめ あいかれて おもを ひとりたずねる 城ヶ島じょうがしま  たとえふたたび えたとて ぎた月日つきひは もどらない じゃの 指輪ゆびわおもたい くすりゆび おんなごころの せつなさを るや相模さがみの 浜千鳥はまちどり  かさをさしても しんまで らすさんさきの いそしぐれ つらいけれども あめしたい 未練みれんを ふねく とおの はなもれる 城ヶ島じょうがしま  
だんじり鳥羽とば一郎いちろう鳥羽とば一郎いちろう南澤みなみさわ純三じゅんぞう中村なかむら典正のりまさひや(ひや)さけいっぱい 一気いっき(いっき)に(ほ)して パッときよめの しおをふる くぞだんじり このがさわぐ こいつぎ まつりがさきだ ふう法被はっぴ(はっぴ)を なびかせて まち(じな)りが ソリャーソリャー つっぱし(ぱし)る  ガキのときには すがったつな(つな)を いま気合きあいで ぐいとく ってこがれた じゅう(じゅうに)かげつ(げつ)だ あつくならなきゃ おとこじゃないさ めたまち にしょって あし(じ)をける ソリャーソリャー (か)けぬける  あき浜風はまかぜ こなからざか(さか)へ いて宮入みやいり(みやい)り やりまわし うなれふうれ たんじり囃子はやし(ばやし) てるあのむすめ(こ)の しんをゆすれ あせ(あせ)はおとこの 花吹雪はなふぶき(はなふぶき) あがるどよめき ソリャーソリャー てん(てん)を衝(つ)け
帰港きこうぶし鳥羽とば一郎いちろう鳥羽とば一郎いちろう鈴木すずきそうさとし中村なかむら典正のりまさたたかえた おとこらが くら波間なみまを いまかえる めためたに つかれても 笑顔えがおが こぼれるぜ ご苦労くろうさんねと むかえてくれる おふくろみなとの れば  漁場ぎょじょう(りょうば)が うみ修羅場しゅらばなら りく(おか)はいこいの こいねぐら たせたぜ 元気げんきかい おもいが ほとばしる 合羽かっぱたまま ごろねをめた はげしいぶし もうすぐわる  まぐれうみが 相手あいてなら かせすくない としもある なぐさめて くれるだろう あのむすめが 甲斐がいさ みさきをまわれば やさしいむねだ 花園はなぞのみたいな 漁港ぎょこうのなかだ
はないかだ長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆき木下きのした龍太郎りゅうたろう中村なかむら典正のりまさ佐伯さえきあきらかわる さくらはなが いながら ながれてく あなたとこのまま ってげたい はないかだ(はないかだ) かなわぬねがいと 承知しょうちのはずが 無理むりいたい おんななら  あいっても 世間せけんふうは 二人ふたりにゃつらい かいかぜ もしやにけてた おんなごころの わたぶね 人目ひとめとどかぬ はるかなきしへ なんでわたさぬ はなふね  ななにち(なぬか)さくらと ばれるけれど はるるたびに またひらく あなたとるのは 今年ことしかぎりの はないかだ このれても つかめぬゆめを せて見送みおくる わかきょう
でたとこ勝負しょうぶ人生じんせい川野かわの夏美なつみ川野かわの夏美なつみ仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ佐伯さえきあきらなくてななくせ あるように ひとにはそれぞれ あじがある あれこれ能書のうがき まえに いちみだせ おとこなら でたとこ勝負しょうぶさ 人生じんせいは  さけとおんなが なかったら きてるこのは やみになる きならはだかで ぶつかって ってゆくなら それもいい でたとこ勝負しょうぶさ 人生じんせいは  他人たにん(ひと)にたよるな あまえるな 自分じぶんあせかけ はじをかけ 我慢がまんというの ゆめたね いつかをだす はなく でたとこ勝負しょうぶさ 人生じんせい
浪花なにわなごりがつなり昌平しょうへいなり昌平しょうへい南沢みなみさわ純三じゅんぞう中村なかむら典正のりまさ池多いけだ孝春たかはる老舗しにせあじは 若旦那わかだんなさんの 包丁ほうちょうさばきに まかせます ままなおとこが 背中せなかける そら浪花なにわの なごりがつ うけたおなさけ かえせぬままに たびをえらんだ ばちあたり  アホやなぁおれは……おかみさん、お達者たっしゃで……  ふねりこみの ざわめきよそに 包丁ほうちょうみがいでた 野暮やぼなやつ 板場いたばはいくさじょう そういいきかす しろぜんかけ けんむすび おかみさんだけ わかってくれた おとこ一途いっとの むねそこ  道頓堀どうとんぼりからながめるおげっさんも、これが見納みおさめや おれにとっては、ほんまのなごりがつやなぁ……  いちからひとり 出直でなお修行しゅぎょう 包丁ほうちょういちほん いたたび なみだにうるんで あとうような つきだれかの えた ふと左衛門さえもんきょう 着流きなが雪駄せった おもいふりきり えるかげ
親子おやこせん鳥羽とば一郎いちろう鳥羽とば一郎いちろう星野ほしの哲郎てつろう中村なかむら典正のりまさつたすすむつつみ南郷なんごう達也たつや親父おやじ船長せんちょうで せがれのおれが あみをあずかる 漁労ぎょろうちょう(ぎょろうちょう) そらけ ぐっとけ もたもたするな 怒鳴どな素振そぶりも どことなく てくるもんだぜ 親子おやこせん  おまえにゃけぬと いきがる親父おやじ 無理むりをするなと とめるおれ あらなだらしの めくもうせん(まきあみせん)の 銹びたいかりが ちのぞむ 根室ねむろは はるかな なみの涯て  つららをくだいて ロックでめば しろ吹雪ふぶきの はなう 代目だいめ船長せんちょう 襲名しゅうめい披露ひろう そんなつもりで きたうみ おとこ墓場はかばさ いはない
おれはみちのく色男いろおとこ門脇かどわき陸男むつお門脇かどわき陸男むつお仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ(ハイハイ) としったと けこむよりも のこりの人生じんせい たのしむべ たんまりめた おたからに 綺麗きれい女子じょし(おなご)が ってて (ヨイショ) 度目どめ青春せいしゅん さかり おれ(オラ)はみちのく (ハイハイ) 色男いろおとこ  (ハイハイ) くわ朝晩あさばん きたえた五体ごたい(からだ) けたりしねえべ 若人わこうど(わかもの)に ゴルフのうでは シングルで おまけにパチンコ プロきゅう (ヨイショ) ころがす自動車じどうしゃ(くるま)は 外車がいしゃだべ おれ(オラ)はみちのく (ハイハイ) 色男いろおとこ  (ハイハイ) あかいネオンが チラチラともりゃ 野良のらがスーツに はやがわり さけっコんで うたうたい 元気げんきさわいで いるうちは (ヨイショ) お医者いしゃやおてらにゃ 世話せわかけぬ おれ(オラ)はみちのく (ハイハイ) 色男いろおとこ
おとこ裏町うらまち秋岡あきおか秀治しゅうじ秋岡あきおか秀治しゅうじ仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ甲斐かいやすしぶんにわかかのあめれようか それともさけおぼれよか おとこの…おとこの… 裏町うらまちは なみだながせる やつよりも けないやつが つらいのさ  泥水どろみずびた 口惜くやしさは おとこでなけりゃ わからない どうした…どうした…意気地いくじなし 元気げんきだせよと しゅが 今夜こんやおれしかるのさ  こころにできた みずたまり あめならいつか がるだろ 夜更よふけの…夜更よふけの… この酒場さかばは ゆめにはぐれた ものが 明日あした希望きぼう つなぐのさ
曲名きょくめい 歌手かしゅめい 作詞さくししゃめい 作曲さっきょくしゃめい 編曲へんきょくしゃめい うた
出世しゅっせ太鼓たいこ川野かわの夏美なつみ川野かわの夏美なつみ仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ南郷なんごう達也たつやまれ玄海げんかい 黒潮くろしおそだち けずぎらいは ちちゆずり はなの 東京とうきょうで ゆめかせる 心意気こころいき ばち(ばち)をに ちからめて ドントドドント ドント 出世しゅっせ太鼓たいこを らせ  なみだしぐれに れそなよるは まど故郷こきょうの つきをみる 弱音よわねくまい つまでは せばるのさ なにごとも 意地いじさらし(さら)しを こころにいて ドントドドント ドント 出世しゅっせ太鼓たいこよ ひびけ  おやもらった 大事だいじ身体しんたい 無駄むだきたら ばっ(ばち)あたり わかさぶつける 明日あしたには 檜舞台ひのきぶたいが っている いき法被はっぴ(はっぴ)の かたそでぬいて ドントドドント ドント 出世しゅっせ太鼓たいこを らせ
人生じんせい七転ななころ八起やお川野かわの夏美なつみ川野かわの夏美なつみ仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ馬場ばばりょういくらじたばたあわててみても 手強てごわ世間せけんにゃがたたぬ 一度いちどころんで つまずいて それでも意地いじちあがれ そうさ人生じんせい……ドッコイヨイショで 七転ななころ八起やおき  いてしずんで はじめてわかる 他人たにんのこころの 裏表うらおもて てんあたえた この試練しれんなら 苦労くろうあせも 無駄むだじゃない そうさ人生じんせい……ドッコイヨイショで 七転ななころ八起やおき  ひと一生いっしょう その勝敗しょうはいは あのくまで わからない 生命せいめいひとつと ほんあしで 明日あしたゆめを つかむだけ そうさ人生じんせい……ドッコイヨイショで 七転ななころ八起やお
おしどり船唄ふなうた水沢みずさわ明美あけみ水沢みずさわ明美あけみ水木みずきれいじ中村なかむら典正のりまさこのふねで もひとつ荒波あらなみえたなら 倖せつなぐ きしがある おしどり船唄ふなうた ギッチラ ギッチラ ギッチラコ あなた水先みずさき かじとるわたし れてたびゆく エー なさがわ  両親りょうしんかせててた故郷こきょうは あやめのはなころか おしどり船唄ふなうた ギッチラ ギッチラ ギッチラコ びるしん便たよりのふでを せめてらすな エー はるあめ  ひとの さだめにけずいとげる 浮草うきくさだって 意地いじもある おしどり船唄ふなうた ギッチラ ギッチラ ギッチラコ あなたごらんと ゆびさす夜空よぞらに いのちかがやけ エー 夫婦ふうふぼし
孫娘まごむすめ門脇かどわき陸男むつお門脇かどわき陸男むつお愛川あいかわこうしょう中谷なかたにじゅんたいら中村なかむら典正のりまさまごのめんこい 笑顔えがおをみれば らずらずに えびすがお この孫娘まごむすめよめりするまでは 長生ながいきしなけりゃ かあさんよ 還暦かんれきいわいは でなおすとしだ 人生じんせいひゃくまで…春日かすがかず  そだててすくすく 稲穂いなほのように それがなにより たからもの よちよちあるきの まごむすめ このれても いたくない しあわせ見守みまも役目やくめができた 人生じんせいひゃくまで…ふたりづれ  ひまごるまで 元気げんきたねを いてかせる 野良のら仕事しごと この孫娘まごむすめきがいくれたから たのしい苦労くろうが またふえた 先祖せんぞさまにも かおむけできる 人生じんせいひゃくまで… 春日かすがかず
ちちむすめ(おやこ)門脇かどわき陸男むつお門脇かどわき陸男むつおたきのえいじ中村なかむら典正のりまさ言葉少ことばすくなに もくはなす 明日あしたとついで ゆくおまえ なべをかこんで みずいらず おさなないころが かぶ たとえ苗字みょうじは かわっても ここがおまえの ふるさとだ  ふすましから荷造にづくりのおと けば目頭めがしら あつくなる こころづくしの 結納ゆいのうが とついだのちの 土産みやげ わりないよと一文字ひともじの たまに便たよりが あればいい  しんつよさは かあさんゆずり なみだもろさは ちちゆずり 春夏秋冬しゅんかしゅうとう かぞえれば じゅうさいいくつ ぎたやら むすめざかりの姿すがた 背中せなか見送みおくる としになる
しろいフェリーの船長せんちょうさん川野かわの夏美なつみ川野かわの夏美なつみ吉岡よしおかおさむ中村なかむら典正のりまさアー タッタタラップ 口笛くちぶえいて 船長せんちょうさんはヘーイヘヘイ ご機嫌きげんさん うみぶんだよ おしゃべりかもめも バックデッキでうたってる おーい 学校がっこうおくれるぞ おーい はないたか オリーブの ザンザザザン ザンザザザン なみのりえて しろいフェリーの 瀬戸内せとうち航路こうろ  アー チャットチャチャット 飛魚とびうおはねて 船長せんちょうさんにヘーイヘヘイ ご挨拶あいさつ そらぶんだよ 綿めん菓子かしみたいな くも青空あおぞらおよいでる おーい 親子おやこ里帰さとがえり おーい うまい空気くうきったかい ザンザザザン ザンザザザン しまからまちへ しろいフェリーの 瀬戸内せとうち航路こうろ  アー マッカカッカにゆうやけこやけ 船長せんちょうさんはヘーイヘヘイ ご苦労くろうさん 潮風しおかぜ(かぜ)がぶんだよ 灯台とうだいあかりも みさきまわればラブコール おーい あのむすめるぞ おーい うみ苦労くろうっとんで ザンザザザン ザンザザザン 汽笛きてきらし しろいフェリーの 瀬戸内せとうち航路こうろ  しろいフェリーの 瀬戸内せとうち航路こうろ
博多はかたむすめ純情じゅんじょう川野かわの夏美なつみ川野かわの夏美なつみ吉岡よしおかおさむ中村なかむら典正のりまさ桜庭さくらば伸幸のぶゆきうみは うみ玄海げんかい 筑前ちくぜん博多はかた やまかさついやま おとこのまつり しろいしめこみ りんとしめ (オッショイ)  どんとどどっとどんと どんとどどっとどんと  いのちまるごと ころがるように あんたのやまかさが はしってく  やまんごときだよ うみんごときだよ 博多はかた純情じゅんじょう いかけりゃ あつい ふうく  くちは くちあらいが はやさしくて さけもつよいが 人情にんじょうあつい 九州きゅうしゅう男児だんじの 心意気こころいき (オッショイ)  どんとどどっとどんと どんとどどっとどんと  勝負しょうぶおわって 一番いちばんのりは あんたのむねに まってる  やまんごときだよ うみんごときだよ 博多はかた純情じゅんじょう えば あつい よるける  やまんごときだよ うみんごときだよ 博多はかた純情じゅんじょう れば あつい ふう
のぼしゅ門脇かどわき陸男むつお門脇かどわき陸男むつお佐久間さくま常夫つねお大倉おおくらひさとも中村なかむら典正のりまさてんにとどけと 産声うぶごえあげた 今日きょうはわが宮参みやまいり ばとがとびそらわたる おやのよろこび しみじみと つま上座かみざの いずみしゅ  あいなさけの 手塩てしおにかけて おや見惚みほれる 姿すがた めでためでたの 三々九度さんさんくどに かぬつもりが かされて うれなみだの くくみしゅ  おれしゅかじとるおまえ はなあらしえてた える長寿ちょうじゅみなと おまえありゃこそ 無事ぶじいた ともに いわいの あがりしゅ
瀬戸せとのかもめ水沢みずさわ明美あけみ水沢みずさわ明美あけみ水木みずきれいじ中村なかむら典正のりまさ鈴木すずき英明ひであき瀬戸せとのかもめが 日暮ひぐれにけば きっとびと くるという しんじましょうかむかしうたの…あの言葉ことば あなた あなたあれきり 音沙汰おとさたなしの 一夜いちやとまりの たびひと  瀬戸せとのかもめの とまり酒場さかば まどさびしい 月見草つきみそう おんなざかりの をもてあまし…はるいくつ あなた あなたゆめみて うたたすれば ほほに つめたい とおあめ  瀬戸せとのかもめよ じょうがあれば 明日あしたはしあわせ つれてい いてしずんで 人生じんせいみなと…ふねがゆく あなた あなたこいしい おんな意地いじで なみだこらえる ひとりしゅ
あばれ海峡かいきょう川野かわの夏美なつみ川野かわの夏美なつみ吉岡よしおかおさむ中村なかむら典正のりまさなぎ(なぎ)がつづけば いつかは時化しける れりゃいちり いのちもおとす あばれ海峡かいきょう えろよえろ なみのびんたを らうたび うみの うみおとこは アンアアンアンアン でかくなる  意地いじ度胸どきょうじゃ けないけれど 可愛かわいどもの 笑顔えがおにゃよわい あばれ海峡かいきょう くなよくな しおにおいが みついた 写真しゃしん 写真しゃしんながめて アンアアンアンアン コップしゅ  あみに うろこがひかる ひかさかなに かもめがさわぐ あばれ海峡かいきょう えろよえろ はれ舞台ぶたいに おどる 明日あしたは 明日あした大漁たいりょうの アンアアンアンアン おとこぶし
ゆき酒場さかばたてみかたてみかたかたかし中村なかむら典正のりまさ酒場さかばまどをふるわせて うみれます きじゃくる あなた あなたんでも んでもいいですね… 未練みれんひとつのためいきが 背中せなかにこぼれて ゆきになる  おさけじゃきえぬさびしさと かけてせきもれぬゆきく あなた あなたんでも んでもいいですね… こころだましてゆきずりに いだかれてみたって あなただけ  みなとはきょうもゆきれ ってわたしは 口紅くちべにをひく あなた あなたんでも んでもいいですね… すがるむねさえないままに おんな生活せいかつれてゆく
夫婦ふうふだんじりたてみかたてみか南澤みなみさわ純三じゅんぞう中村なかむら典正のりまさ仕立したておろしの 法被はっぴせて まえりょうえり ぴっとひく まちのみんなが だんじりが あんたの出番でばんってるわ 真似まねのできない だいわざで 見事みごときめてね やりまわし 親子おやこなんだい だんじりいた ゆび自慢じまんの かぞえい そんなあんたが かけせば 女房にょうぼうし にぎりめし けてなるかの かけごえが はるかとどろく かんかん はるにゃまれる おなかのども きっとおとこしんじてる だってこんなに 元気げんきよく だんじり囃子ばやしうごくのよ いつかそろって だんじりの つなかぶ 
佐渡さどおうぎ鳥羽とば一郎いちろう鳥羽とば一郎いちろう星野ほしの哲郎てつろう中村なかむら典正のりまさ馬場ばばりょうなみ小鼓こつづみ(こつづみ) まただい(おおつづみ) かっこかっこと りわたる うみ漁師りょうしの のう舞台ぶたい 佐渡さど山々やまやま あかねめて のぼ朝日あさひが 修羅しゅらおうぎ(しゅらおおぎ)  むかしたいら(たいら)の きよしけい(きよつね)こうが せんするが いやになり つきにきかせた 名残なごふえ とおしのんで 平和へいわにひたる 小木おぎみさきの たらいぶね  ふねに ふる淡雪あわゆきは 可愛かわい天女てんにょの 羽衣はごろもか うみおれらの 鏡板かがみいた(かがみいた) トンとみしめ もうひきせりゃ おけさしぶきの はな
人生じんせい度胸どきょうせんたてみかたてみか志賀しが大介だいすけ中村なかむら典正のりまさ池多いけだ孝春たかはる怒涛どとう逆巻さかまだい海原うなばらに いのち あづけた おとこはな 地獄じごく 極楽ごくらく ふたつにひとつ 中途半端ちゅうとはんぱじゃ りきれないぜ オーサ 人生じんせい 人生じんせい度胸どきょうせん  おれ気性きしょう承知しょうちうえで えんむすんだ 恋女房こいにょうぼう  留守るすわたしまかせてくれと やぶ合羽かっぱで トロばこかつぐ オーサ 人生じんせい 人生じんせい度胸どきょうせん  しおとお神酒みききよしめたふねを ぎんうろこ化粧けしょうする まるとぼけ大漁たいりょうが ふうにはためく ゆめみなと  オーサ 人生じんせい 人生じんせい度胸どきょうせん
春雨はるさめ海峡かいきょう真咲まさきよう真咲まさきようたかたかし中村なかむら典正のりまさ南郷なんごう達也たつやカモメになれたら あなたのもとへ このうみえて んでけるのに きだから しん汽笛きてきがつきささる あぁ あめにけむる 春雨はるさめ海峡かいきょう  だれにもいえない ふたりのあいの おもさにたえて ふゆえたのに つことは こんなにくるしいものですか あぁ 今日きょうもひとり 春雨はるさめ海峡かいきょう  面影おもかげみさき今年ことしはるが いろとりどりの はなかせたわ きしめて あなたにいのちあづけます あぁ いてみたい 春雨はるさめ海峡かいきょう
いそがばまわれの人生じんせい川野かわの夏美なつみ川野かわの夏美なつみ仁井にいたに俊也としや中村なかむら典正のりまさ桜庭さくらば伸幸のぶゆきみち他人たにんに ゆずるのも そうさおとこの 勇気ゆうきだぜ くなアーアーさわぐな あわてるな いま勝負しょうぶの 時期じき(とき)じゃない いそがばまわれの 人生じんせいだ  うんがいいとか わるいとか そんな言葉ことばは しみ えてアーアー実力じつりょく(ちから)を 蓄(たくわ)えりゃ うん勝手かってに やってる いそがばまわれの 人生じんせいだ  どうせあいつは いぬと 嘲笑ちょうしょう(わら)うやつには 嘲笑ちょうしょう(わら)わせろ いつかアーアー世間せけんの 真ン中まんなかに でかい花火はなびを げる いそがばまわれの 人生じんせい
げんかいいちだい水沢みずさわ明美あけみ水沢みずさわ明美あけみ水木みずきれいじ中村なかむら典正のりまさ鈴木すずき英明ひであき(セリフ)まれてくるのもひとりなら ってゆくのもまたひとり さあ このみちあけて もらいましょうか  あぶくぜにより 天下てんかると かぎ片手かたて啖呵たんか なみあらくれ 若松わかまつみなと… げんかいいちだい いのちった おとこ鉄火てっかの こころ意気いき  ゆき素肌すはだ緋牡丹ひぼたんって みさおたてたい たてむすび そんなおまえれたもむかし… げんかいいちだい 片割かたわづきに なみだこらえて わかれさけ  んでゆくときだれでもひとり ゆめ波間なみまよ この 愚痴ぐちうまい おとこじゃないか… げんかいいちだい だまる うた名高なだかはなりゅう
女房にょうぼう殿どの 亭主ていしゅ殿どの門脇かどわき陸男むつお水沢みずさわ明美あけみ門脇かどわき陸男むつお水沢みずさわ明美あけみ中谷なかたにじゅんたいら中村なかむら典正のりまさ(おんな)いろいろあった… そうね亭主ていしゅ殿どの (おとこ)わかっているさ… すまぬ女房にょうぼう殿どの (おんな)さけおんなかされました (おとこ)ぐちをとじえてたおまえ (おんな)いまじゃれない (おとこ)くされえん (男女だんじょ)どうにかい (男女だんじょ)のぼってきました… 人生じんせいとうげ   (おんな)わかくはないの… そうよ亭主ていしゅ殿どの (おとこ)早起はやおきなのは… そうか女房にょうぼう殿どの (おんな)昭和しょうわ仕込しこみの がんこな意地いじで (おとこ)そだてあげたよ 息子むすこむすめ (おんな)あとはのんびり (おとこ)ふたりたび (男女だんじょ)まだまだごう (男女だんじょ)きょうからだいの… 人生じんせいとうげ  (おんな)このつえに… どうぞ亭主ていしゅ殿どの (おとこ)こまったときは… たのむ女房にょうぼう殿どの (おんな)あんたのこして さきにはけぬ (おとこ)ケンカ相手あいての おまえがいなきゃ (おんな)さびしすぎるわ (おとこ)はりがない (男女だんじょ)これからひゃくまで (男女だんじょ)たのしい道連みちづれ…人生じんせいとうげ
ゆうすげのはな真咲まさきよう真咲まさきようたかたかし中村なかむら典正のりまさ南郷なんごう達也たつやあなたのむねに いだかれたよるも ゆうすげあわく いていた おもいでの おもいでの ゆけむりの宿やど まどにせせらぎ あがりの かみにあのの あなたがにおう  どれほどあなたを あいしていても どうにもならない こいでした ゆうすげは ゆうすげは おもいでのはな いまはわたしも ひとつま ひとり手酌てじゃくの おさけける  はかないいのち ゆうすげのはな ゆうべにいては あさる ひとの ひとの かなしい宿命しゅくめい めてせつない 面影おもかげに よるまち 時雨しぐれがはしる  
きんおんかわ真咲まさきよう真咲まさきよう水木みずきれいじ中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきうすべにの… 似合にあおんなでいてくれと わかれまぎわに いたひと ここで ここで つのは みれんでしょうか…… 人目ひとめしのんで あなたとふたり ゆめそう(かな)でた あめきんおんかわ  あきらめて…… きてゆけたら倖せと おさけのむたび なみだぐむ ゆめで ゆめで うのも つみなのですか…… おんなざかりの をもてあます まくらさみしい よるきんおんかわ  きんおと(ね)に…… おもみだれる夕暮ゆうぐれは むねしんまで れてます こいは こいは 一夜いちや(ひとよ)の けむりですか…… あなたおねがい ちいさなはるを 明日あしたかせて あめきんおんかわ
はぐれ海峡かいきょうたてみかたてみか中谷なかたにじゅんたいら中村なかむら典正のりまさ竜崎りゅうざきたかしひとり手酌てじゃくで さいはてこう さけいかりを おろすよる わせておくれ 海鳴うみなりよ わせておくれ さけで あなたにとどけ こいしさにくさ はぐれ海峡かいきょう がい吹雪ふぶきの…なみだゆき  波止場はとばかもめも 夜明よあけをって つばさかさねて だんをとる かせておくれ ほろほろと かせておくれ 舟唄ふなうたで まぶたにゆれる しあわせこう はぐれ海峡かいきょう ゆめぎだす…あなたせん  きたみさきに はじけていた なみはなはおんなの こいぼたる わせておくれ このあいは わせておくれ いのちなの 月夜つきよにすがり 未練みれんにすがり はぐれ海峡かいきょう ゆきを…んでゆく
夫婦ふうふまつ瀬川せかわ瑛子えいこ瀬川せかわ瑛子えいこ里村さとむら龍一りゅういち中村なかむら典正のりまさゆきをかぶった まつは れたあんたの 艶姿あですがた 裸一貫はだかいっかん つらぬくみちを かざとおすも おんなのつとめ ゆめさ この都会とかいは いのちでついてゆく  はるこよみうえだけで さむまつけ うま故郷こきょう駿河するがてて 人生じんせいちかったふたりじゃないか あつなさけを 荒海あらうみむねに やして あおそら  あんたそらつらぬまつならば わたしづるになる なみだちぎってとおす あいおんなしぼしゅだ ぐっとみほし はるぶ ゆめつがいの 夫婦ふうふまつ
居酒屋いざかやふじ乃』瀬川せかわ瑛子えいこ瀬川せかわ瑛子えいこ里村さとむら龍一りゅういち中村なかむら典正のりまさきゃくさん おいちにんなんですか さむいわねぇー 熱燗あつかんつけましょうか 亀戸かめいど天神てんじん 居酒屋いざかやふじ乃」 暖簾のれんあわふじはな んでください もうひとつ すこねつめの なさけのさけを  あのひとの田舎いなかいていた ふじはなのれんに めぬいて まもってきたのよ ただ一筋ひとすじに じゅうねん 雨風あめかぜに ごまぬかれなさいね 愚痴ぐちだわね なにはなして おさけをつぐわ  北国きたぐには まだゆきあるんでしょう ご両親りょうしんどちらも元気げんきなの ふるさとはなしを かせてほしい わたしひとつ いただくわ あめります はるよい なさ下町したまち じん小路こうじ
きだよ佐賀さがせき鳥羽とば一郎いちろう鳥羽とば一郎いちろう佐藤さとう善孝よしたか星野ほしの哲郎てつろう中村なかむら典正のりまさおとこすべてを 一本釣いっぽんづりに けてぐのさ 親父おやじのあとを ロマンがねむる はや吸の瀬戸せと なみられて またおもう おれ意気地いくじを かげささえる きみるから ああ きだよ佐賀関さがのせき  いちあらるのか しまが やけにちかくに えるじゃないか こませをつめて うみを ひくかもめが とんでゆく おれ安全あんぜん いのりつづける ははるから ああ きだよ佐賀関さがのせき  気立きだてもサバサバ 豊後ぶんごおんなは きもたりも いちアジちがう 船足ふなあしかるく しんかるく いそみなとは こいこう おれやすらぎ まもあたためる きみるから ああ きだよ佐賀さがせき
人生じんせいなかば鳥羽とば一郎いちろう鳥羽とば一郎いちろう坂口さかぐち照幸てるゆき中村なかむら典正のりまさまつりさわぎの のうらは さびしがりの きだまり おまえ おまえ おまえなにしに まれてたと うほどさけが さけかえす おれ人生じんせい もうなかば  きたまれと いてはいたが なにまよって よるかわ まちは まちは まちななゆう 今年ことしもつづく どこかできっと きっとてるはず いたあいつも ゆめなかば  りたまんまの ゆうべのかさを かえしあぐねる 一番町いちばんちょう とおり とおり とおりすがりの なさけがみて も一度いちどけて けてみたくなる おれ人生じんせい まだなかば  
周防灘すおうなだこいうた鳥羽とば一郎いちろう鳥羽とば一郎いちろう渡辺わたなべかつら星野ほしの哲郎てつろう中村なかむら典正のりまさはなれてはじめて づくこともあるさ ふるさとのあたたかい ぬくもり おれそだててくれた やまよ かわよ 周防すおううみよ いつかかえりたい おまえのもとへ とおたびして いるときも おれしんは 磁石じしゃくのように まれ故郷こきょうを さがしてゆれるよ  まつりのころには かえりたくてうずく ふるさとは人生じんせいの 師匠ししょうさ おれ勇気ゆうきをくれた あらく しょっぱい 周防すおううみよ いつかねむりたい おまえのむねで うれしかなしい ときにつけ おれしんは 磁石じしゃくのように あおいあのうみ さがしてゆれるよ  深酒ふかざけするなと かたはたしかる おふくろのくちぐせも きこえる おれあかりのような ほしよ なぎさよ 周防すおううみよ いつかかたりたい おまえとふたり 都会とかいのしぐれに れるたび おれしんは 磁石じしゃくのように あつおも さがしてゆれるよ  
じょぶくゆめおとこにじのかけはし鳥羽とば一郎いちろう鳥羽とば一郎いちろう星野ほしの哲郎てつろう中村なかむら典正のりまさまぼろしの まぼろしの 不老ふろう長寿ちょうじゅくすりもとめ 蓬莱ほうらいめざして 船出ふなでした さんせんにんだいロマン ひとつにたばかじをとる じょぶく じょぶく  じょぶくはたゆめおとこ ゆめこそは ゆめこそは わかささえる 天台てんだいとりやく(てんだいうやく) さんこく無双むそう那智なちたき 大空おおぞらける りゅうた 姿すがたをいつも あおぐたび じょぶく じょぶく  じょぶくむねに よみがえる なによりも なによりも あせながして よろこびが 天国てんごくなんだね ひとの こうゆかしい もとに 神倉かみくらてて こうぶ じょぶく じょぶく じょぶくのあとに じょぶくなし
ねぶた恋歌こいうた鳥羽とば一郎いちろう鳥羽とば一郎いちろう志賀しが大介だいすけ中村なかむら典正のりまさ(ラッセラー ラッセラーラッセーラッセーラッセラー…)  おれほどきだといたあのむすめ達者たっしゃでヨいるだろか  ラッセラー ラッセラーラッセーラッセーラッセラーまつりだ まつりだ ラッセラー ラッセラーまつりだ まつりだてたこいだろ ゆめだろう  馬鹿ばか未練みれん武者むしゃにらむ わすれちまえとじんねる えばくだろヨかせちゃならぬ あのむすめじょっぱりヨ他人たにんつま  ラッセラー ラッセラーラッセーラッセーラッセラーまつりだ まつりだ ラッセラー ラッセラーまつりだ まつりだ地酒じざけ ざけわいざけ  五臓六腑ごぞうろっぷ湿しめりをれりゃ えぬあのむすめおもいがつのる  ラッセラー ラッセラーラッセーラッセーラッセラーまつりだ まつりだ ラッセラー ラッセラーまつりだ まつりだべいもりんごも出来できた  はま大漁たいりょう気勢きせいがあがる ねぶた恋歌こいうたいのちのまつ
人生じんせいかえ門脇かどわき陸男むつお門脇かどわき陸男むつお木下きのした龍太郎りゅうたろう中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひとむすめ夫婦ふうふ初孫はつまご出来できた れてせがれ社会しゃかいじん おや役目やくめたしたのちは むかしもどって 水入みずいらず やっと人生じんせい かえし これからおまえ二人ふたりれ  のみのまま しきさえげず ったひとあいだ新世帯しんしょたい ともながした なみだかずが しんむす あいかず やっと人生じんせい かえし これからおまえゆめつづり  てにするから 不足ふそくたまる ここで子離こばなおやばなれ 巣立すだちしたなら おなじでも それぞれ他人たにん夫婦ふうふづる やっと人生じんせい かえし これからおまえあい一路いちろ
これからとうげ門脇かどわき陸男むつお門脇かどわき陸男むつお星野ほしの哲郎てつろう中村なかむら典正のりまさ池多いけだ孝春たかはるせがれよめきて むすめよめっただども おれたちゃまだまだわかい 日向ひなたぼっこをめるより ふうかってあるこうじゃないか まだまだこれからだまだまだこれからだ これから とうげななまがり  ばばさまいたと便たよりがたよ まごおくった 曾孫そうそん写真しゃしん おーいかあちゃんけまいぞ あせながしてかそじゃないか まだまだこれからだまだまだこれからだ これから とうげばんはな  ころんだむかしずかしがるな いまじゃ流行りゅうこうどろつき野菜やさい やまがらすに はやされて かたをよせればしんえる まだまだこれからだまだまだこれからだ これから とうげっている
夢見ゆめみしゅ真咲まさきよう真咲まさきよう水木みずきれいじ中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきあなたのお荷物にもつにならないように いのちつくりせばしあわせでした おんなのいろどりがつ はなごよみ っているのね このおさけ 一杯いっぱいいかが… 一杯いっぱいいかが… 今夜こんや夢見ゆめみしゅ  暖簾のれんのむこうのよいまちどおり きれいごとでは わたれなかった おんなのいろどりがつ ふりむけば 見栄みえもあります 古傷ふるきずもある いちきょくいかが… いちきょくいかが… 今夜こんやは なみだつや  こころに化粧けしょうはしなくていいと ったひとみをして かたいだくあなた おんなのいろどりがつ これからも つかずはなれず かせてね おひとついかが…  おひとついかが… 今夜こんや夢見ゆめみしゅ
宝船たからぶね水沢みずさわ明美あけみ水沢みずさわ明美あけみ水木みずきれいじ中村なかむら典正のりまさそこどけ そこどけ 荒波あらなみしぶき おれ出番でばんだ 勝負しょうぶときだ きのよさなら 半端はんぱ(はんぱ)じゃないと むかあらしに 見栄みえをきる… 出世しゅっせまるだよ あとにはかぬ やる けん おとこ宝船たからぶね  (ほ)っとけ (ほ)っとけ 薄情はくじょう(はくじょう)かもめ こいいてちゃ (へさき)がなまる グッとこらえて ひとはたあげりゃ いつかあのむすめも なおす… 出世しゅっせまるだよ ななつのうみを うたる おとこ宝船たからぶね  かすぞ かすぞ のぞみのはなを けてたまるか 浮世うきよふうにゃ いわをはる 一本松いっぽんまつを おもすたび がたぎる… 出世しゅっせまるだよ 夜明よあけはちかい 意地いじだ 度胸どきょうだ おとこ宝船たからぶね
まちながれはな水沢みずさわ明美あけみ水沢みずさわ明美あけみ水木みずきれいじ中村なかむら典正のりまさ小雪こゆきる 海峡かいきょうを えてはるばる たびそら ひとれでも いのちがけ… あなたいかけ 洞爺とうや(とうや)・かわ登別のぼりべつ アンアン… まちながれはな  うわさばかりか みちのくの ふうかせる みさき宿やど ねむれないまま ひとりしゅ あなたしのんで 薬研やげん(やげん)・花巻はなまき東山ひがしやま アンアアン… まちながれはな  どこか空似そらにの ひとく 白梅はくばい(うめ)も名残なごり(なご)りの 日暮ひぐざか おんなですもの すがりたい… あなたさがして 熱海あたみ鬼怒川きぬがわ片山津かたやまづ アンアアン… まちながれはな  いっそのうと おもっても むねにうずく 片瀬かたせなみ なんでこうまで れさせた あなたひとすじ 有馬ありま白浜しらはまおく道後どうご アンアアン… まちながれはな  明日あしたけない このこいに くはなみだの はなばかり いてください ゆめにでも… あなたこいしい 小浜おばま(おばま)・指宿いぶすき(いぶすき)・阿蘇あそ別府べっぷ アンアアン… まちながれはな
玄海げんかいおんなぶしそらかわ未央みおそらかわ未央みお水木みずきれいじ中村なかむら典正のりまささてもみなさま おおそれながら あばれ太鼓たいこに のりまして おんないのちの おまつ仁義じんぎ うた喧嘩けんかを りにた ワッショイ ワッショイ はな舞台ぶたいの 幕開まくあけに グッとさけ みほして 勝負しょうぶ一番いちばん 玄海げんかいぶし  なみあららくれ 若松わかまつこう(みなと) びた産湯うぶゆ(うぶゆ)の いさはだ こいのイロハは ぷっつりって 義理ぎりのたてたい たてむすび ワッショイ ワッショイ りたなさけは ばいがえし 乳房ちぶさ(むね)のさらし(さらし)は 伊達だて(だて)じゃない はなりゅうだよ 玄海げんかいぶし  時代遅じだいおくれは 承知しょうちのうえで のるかそるかの 演歌えんかどう わら世間せけん神輿しんよ(みこし)をげて めたこのみち まっしぐら ワッショイ ワッショイ いま出番でばんの ゆめまつり これをごえんに ご贔屓ひいき(ひいき)に 〆(てじめ)一本いっぽん 玄海げんかいぶし
夜叉やしゃうみたてみかたてみか中谷なかたにじゅんたいら中村なかむら典正のりまさ竜崎りゅうざきたかしえばぎだす いち夜船よふね グラスゆすれば 時化しけになる そうよあなた あなたたすけてよ つめさきまで なみしぶき ちらり ちらちら ちらりいさゆれりゃ ってゆきます 夜叉やしゃうみ…  にくさつのれば いとしさが かおをのぞかす こいさけ そうよあなた あなたこのゆびが いまも夜更よふけに こいしがる きりり きりきり きりりこころがいて なみれます 夜叉やしゃうみ…  さけでこのむね うみにして れたあのひと おぼれさす そうよあなた あなた夜明よあけには しろ未練みれんまどり ほろり ほろほろ ほろりなみだもしぐれ ゆきになります 夜叉やしゃうみ
人生じんせいゆめさぐり里見さとみ浩太朗こうたろう里見さとみ浩太朗こうたろう中谷なかたにじゅんたいら中村なかむら典正のりまさ南郷なんごう達也たつや寝酒ねざけさんごう みほして おおかみ(さすら)う ゆめまくら おとこ人生じんせいひょううらも よけてとおれぬ 仁義じんぎ(みち)がある 人情にんじょう谷間たにまで ねむりにつくさ  おとこはいくつになってもわがままな少年しょうねんです。 自分じぶん人生じんせいつかれたそんなとき げだしたくなるのが、ゆめなかのようながします…。  仕掛しか花火はなびに をつけて 夜空よぞらかせた こいひとつ おとこ人生じんせい…こころのそこに わすれられない おんな(ひと)が棲(す)む おまえの寝顔ねがおが いとしいよるさ  いつの時代じだいおとこおんなさびしいものどうし おなきずをいたわりうものです。そしてえんというやつに すがりつきたくなるものです…。  うんてんぞくして どちらにころがる ゆめさぐり おとこ人生じんせい背負せおい(せお)った過去かこは かたりつくせぬ 影法師かげぼうし 四角しかく世間せけんで あしたもきる
夫婦ふうふ絶唱ぜっしょう北島きたじま三郎さぶろう北島きたじま三郎さぶろう関沢せきざわ新一しんいち中村なかむら典正のりまさおれがおまえったとき ころし文句もんくったかい ったおぼえは ないけれど いたふりして ついてた ありがとう ありがとう おまえ おれはなさない  今度こんどまれて きたときも やはりあなたの そばがいい もしもえなきゃ どうしよう 子供こどもみたいな ですがる ありがとう ありがとう おまえ おれはなさない  ひとりだったら ほそみち ふたりわせりゃ つよくなる いつかかそう つらくとも それが夫婦ふうふあいはな ありがとう ありがとう おまえ おれはなさない
ふかなかしゅ水沢みずさわ明美あけみ水沢みずさわ明美あけみ水木みずきれいじ中村なかむら典正のりまさ鈴木すずき英明ひであきゆめ一文字ひともじ しんかさに 我慢がまんくらべの じゅうねん いろいろあったわ ありました… 演歌えんか人生じんせい りむきながら あなたとしみじみ ふかなかしゅ(ふかなさけ)  さけめ むならば れた同士どうしで さしむかい  くてななくせ 浮気うわきむしを ふうじきれずに いたよる いろいろあったわ ありました… あのこのの やりくり所帯じょたい あなたにくした ふかなかしゅ(ふかなさけ)  ひとみちづれ じょう わらうふたりに はるる  いろいろあったわ ありました… れてよりい つぎまでも あなたといたい ふかなかしゅ(ふかなさけ)  さけめ むならば れた同士どうしで さしむかい
出船しゅっせんこいうた渡辺わたなべ博美ひろみ渡辺わたなべ博美ひろみ里村さとむら龍一りゅういち中村なかむら典正のりまさ前田まえだ俊明としあきおれふねならおまえがみなと めざせはるかな 航海こうかいとうよ うみりくとに はなれちゃいても 一本いっぽんどうだよ おとここいは エンヤエンヤコラ っていろ なみ彼方かなたかぶやつ  うみうえには 酒場さかばもないし ましておんな色気いろけもないさ はらにおまえの 写真しゃしんいて 一本いっぽん〆だよ おとこゆめは エンヤエンヤコラ いたいな おれはおまえと きるふね  うみあらくれ まぐれ坊主ぼうず なめてかかれば いのちもないさ おき彼方かなた夕陽ゆうひえりゃ 一本釣いっぽんづりだよ おんなのゆめは エンヤエンヤコラ とおす おれが倖せ くれてやる 
いじわる海峡かいきょう渡辺わたなべ博美ひろみ渡辺わたなべ博美ひろみ関沢せきざわ新一しんいち中村なかむら典正のりまさ南郷なんごう達也たつや汽笛きてきらせば 貴方あなたとどく そんなちいさな 海峡かいきょうなのに わたっちゃ駄目だめっちゃ駄目だめね けばきずつくなみだになると かもめが… かもめが… びとめる きたみなときたみなとのいじわる海峡かいきょう  わたどりさえ 便たよりをくれる なのに貴方あなたはためいきばかり 笑顔えがおでいつか ると わか間際まぎわ口約束くちやくそくに すがって すがって… 波止場はとば きり邪魔じゃまする きり邪魔じゃまするいじわる海峡かいきょう  うにえない未練みれんせて おんなかせる連絡れんらくせんよ さよならですね 今夜こんや駄目だめね ゆめでいいからわすれずてね 人目ひとめの… 人目ひとめの… くにへ はるはいつくるはるはいつくるいじわる海峡かいきょう
かあちゃんおよめにゆかないで鳥羽とば一郎いちろう鳥羽とば一郎いちろう星野ほしの哲郎てつろう中村なかむら典正のりまさ南郷なんごう達也たつやいたかったら まぶたをとじろ ははまぶたの うらにいる だけどになる 故郷こきょうそらを あおいでそっと あのさけぶ かあちゃん かあちゃん およめにゆかないで  わかいやさしい かあちゃんだから ひとりぽっちは あいそだ いつも祖父そふ(じ)さまは 手紙てがみくが おれはいやだと あのはすねる かあちゃん かあちゃん およめにゆかないで  つらいときには もどってゆける あいねぐら(ねぐら)さ かあちゃんは 自分じぶんひとりの まりだから 写真しゃしんをなでて あのはせがむ かあちゃん かあちゃん およめにゆかないで
うん北島きたじま三郎さぶろう北島きたじま三郎さぶろう関沢せきざわ新一しんいち中村なかむら典正のりまさうんのないやつァ どこまでも ったさい きょうる じたばたしたって なかは おまえ一人ひとりじゃ どうにもならぬ 勝負しょうぶはそのときうん よめくなら それもうん ついてくるなら それもうん  みぎひだりか わからない どっちにしたって お天道てんとうさまが 西にしからてくる わけはない うん自分じぶんひらくもの なにもしなけりゃ げられる せくなあせるな くな いざとにゃ 生命せいめいけて ひらいてみせるさ おれうん
しゅ水沢みずさわ明美あけみ水沢みずさわ明美あけみ水木みずきれいじ中村なかむら典正のりまさ鈴木すずき英明ひであきかたれてる ひえたかないか もっとりなよ おれのそば 今夜こんやもうぜ しゅを… だれがねが あるじゃなし いのちかさねた ふたりなら  あめ屋台やたい三々九度さんさんくどが 苦労くろうはじめの 露地ろじぐらし 今夜こんやもうぜ しゅを… どこに取得しゅとくの ないおれを おまえおとこに してくれた  ついてけたら おんですと ホロリがしら めるやつ 今夜こんやもうぜ しゅを… おまえいりゃこそ ざか 明日あしたあらしえてゆく 
豊後ぶんご一心いっしん太助たすけ鳥羽とば一郎いちろう鳥羽とば一郎いちろう結城ゆうきしのぶ中村なかむら典正のりまさ丸山まるやま雅仁まさひと日向灘ひゅうがなだから しろ波立なみだてば うみおとこがさわぐ 苦労くろうかさ 番屋ばんやぐら 明朝みょうちょう一発いっぱつ ゼンゴで勝負しょうぶ 魚屋うおや街道かいどう まっしぐら おれ豊後ぶんご豊後ぶんご一心いっしん太助たすけ  にゃけない おとこ意地いじを うみにぶつけて きてきた いまじゃせがれと いのちをけて ここは度胸どきょうで イワシにける 魚屋うおや街道かいどう しゅち おれ豊後ぶんご豊後ぶんご一心いっしん太助たすけ  うみにゃぜにこが ながれているが なめてかかれば きをみる ゆめをつないだ 仙崎せんざき蒲江かまえ 今朝けさ一番いちばん けたぞハマチ 魚屋うおや街道かいどう おとこ意気いき おれ豊後ぶんご豊後ぶんご一心いっしん太助たすけ
姿すがた門脇かどわき陸男むつお門脇かどわき陸男むつお斉藤さいとう英子えいこ中村なかむら典正のりまさはぎはな野面のづらわたる ふう名残なごりの いわうた 今日きょうもよし 天気てんきもよいし うれなみださかずきわす とつぐわがむすめ姿すがた  かね屏風びょうぶしあわしょくの おやとれる 夫婦ふうふびな ちょうはなよと そだてたむすめ かあさん 留守るすのつくように いたあのおもす  おもあふれて 言葉ことばにならず 達者だっしゃらせても むねうち さあさ おちだ お名残なごりおしい こんどとき初孫はつまごいた はは姿すがたかぶ
ふじまさる鳥羽とば一郎いちろう鳥羽とば一郎いちろう星野ほしの哲郎てつろう中村なかむら典正のりまさはなかげるもよし はなかげくもよし 勝負しょうぶけた 人生じんせいを おもいのままに きるとき 成否せいひわぬ ふじはな  きよらなみずにごも せいけきかわれるも うらむなときを また他人たにんを 自分じぶんしか黙々もくもくと しんあそ入間川いるまがわ  つきには似合にあれすすき ゆきには似合にあ富士ふじみね しんじるものの やすらぎを はるかにあお武蔵野むさしのの 野末のずえかおれ わがいのち
みちのくしぐれ村上むらかみ幸子さちこ鳥羽とば一郎いちろう村上むらかみ幸子さちこ鳥羽とば一郎いちろうたんはれおのれ中村なかむら典正のりまさ(おんな)貴男たかおひとりよ… (おとこ)おまえひとりさ (おんな)からめる小指こゆびも (おんな)せてやつれた 素泊すどまりの宿やど (おとこ)明日あしたあかりは えないが (男女だんじょ)たりなら ふたりなら さむくない (男女だんじょ)こいまどうつ みちのくしぐれ  (おんな)貴男たかおごめんね… (おとこ)苦労くろうかけるな… (おんな)今夜こんや名前なまえを (おんな)える宿帳やどちょう なみだににじむ (おとこ)人目ひとめをのがれる たびだけど (男女だんじょ)ふたりなら ふたりなら つらくない (男女だんじょ)ゆめをふらせて みちのくしぐれ  (おんな)貴男たかおまかせよ… (おとこ)はなしゃしないさ (男女だんじょ)あとにはもどれぬ (男女だんじょ)あいながれる おとこおんな (男女だんじょ)つめたいうわさわれても (男女だんじょ)ふたりなら ふたりなら あたたかい (男女だんじょ)あされてよ みちのくしぐれ
うみおとこ恋女房こいにょうぼう門脇かどわき陸男むつお門脇かどわき陸男むつお里村さとむら龍一りゅういち中村なかむら典正のりまさおきはしぐれてヨー みさきゆきがふる 海猫うみねこ波止場はとばはるつ つららかべて んでるさけに おれ船出ふなでゆめぐ 釧路くしろ 厚岸あっけし 花咲港はなさきみなと  うみおとこ恋女房こいにょうぼう  可愛かわいまえをヨー まぶたきつけて はるにゃ荒波あらなみ えてゆく うみにくいと べそかきながら ぬれたひとみをして すがりつく 江差えさし 松前まさき 積丹しゃこたんこう  うみおとこ恋女房こいにょうぼう  なみ彼方かなたにヨー 流氷りゅうひょう えたなら 海辺うみべづたいに はるがくる じさま仕込しこみの ソーランぶしを ふううたって 出船しゅっせんだよ 津軽つがる 下北しもきた 最果さいはこう  うみおとこ恋女房こいにょうぼう
こころ情島なさけじま(なさけじま)北海ほっかいまさる北海ほっかいまさる中野なかの勝吉かつきち中村なかむら典正のりまさ本州ほんしゅう四国しこくむす情島なさけじま れてこられた ななつのときに うらみもしました きもした むかえにてよとうさんと ようしんんでみる こいしいははいまほろびく 今日きょうたたず情島なさけじま  運命うんめいきる おとこのつらさより ははいてた あのころしのび ふるさと夢見ゆめみて ついほろり ふねかよってるものを はは面影おもかげきしめて あれからいくねん ったやら 夜空よぞらにさけぶ 情島なさけじま  今日きょうからは 心情しんじょうむねにだき つよわたるさ このなかを ねえさん兄貴あにき元気げんきでか つらいわかれもえて いつかそろって えるを こころささえにきてく おもふか情島なさけじま
人情にんじょうのれんしまこうじしまこうじ千葉ちば幸雄ゆきお中村なかむら典正のりまささけとゆう雨風あめかぜが ほこりにじんだ 人情にんじょうのれん のぞみる なじみきゃく さけさかなの するめのように いてゆめがある  こい夜道よみちまよったら ここがじるし 人情にんじょうのれん あかちょうちん コップしゅ うさをらして わすれるなみだ ふられしんあめやどり  あついおでんが しみるむね つき横町よこちょう 人情にんじょうのれん やる そうよ 明日あしたから 路地ろじちいさな にさえも あおくさもある 
むすめ若山わかやまあきら若山わかやまあきら坂口さかぐち照幸てるゆき中村なかむら典正のりまさたびにでも ようかと むすめいざなえば その台詞ぜりふ かあさんが きてるうちに きたかったと なみだぐむ はなにつもった こゆきをはらう 横顔よこがおが…やさしさが… むすめよ てきたなァ かあさんに  たわむれて うでをくむ むすめわらいに 不器用ぶきような 親父おやじほど あせながす よせとしかれば ふくれす おまえいたから ここまでこれた 片親かたおやの 見立みたててでも むすめよ 立派りっぱだよ ありがとう  いたのか なれそめを 宿屋やどや女将おかみに せせらぎが をもたす おもさと わらないなあ なつかしい ひとむかと さかずきせば いかけて をふせる むすめよ いいんだよ よめにゆけ
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