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宮下健治作曲の歌詞一覧 - 歌ネット

宮下みやした健治けんじ作曲さっきょく歌詞かし一覧いちらんリスト  371きょくちゅう 1-200きょく表示ひょうじ

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371きょくちゅう 1-200きょく表示ひょうじ
曲名きょくめい 歌手かしゅめい 作詞さくししゃめい 作曲さっきょくしゃめい 編曲へんきょくしゃめい うた
磐越西線ばんえつさいせん 津川つがわえき永井ながいみゆき永井ながいみゆきあさこよみ宮下みやした健治けんじ竹内たけうち弘一こういちやまみどりを うように あなたをせた 汽車きしゃる そんな夢見ゆめみて 目覚めざめたあさは こころなおさら せつなくて 磐越西線ばんえつさいせん 津川つがわえき わたしいつまで いつまでてばいい  そっとわたしを きしめて むかえにると ったひと みるかわふう つだけ無駄むだと さわぐかわせみ 阿賀野川あがのがわ(あがのがわ) 磐越西線ばんえつさいせん 津川つがわえき えばかった あなたをあのときに  かす山並やまなみ 麒麟きりんさん(きりんざん) ぶしもいつか ふたまわり ひとりたたずむ 日暮ひぐれのホーム もど約束やくそく わすれたか 磐越西線ばんえつさいせん 津川つがわえき あなたちます ちますこのまち
鳴門海峡なるとかいきょうおんな高瀬たかせ豊子とよこ高瀬たかせ豊子とよこ丸山まるやまはち留男とめおとこ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおわたるだけなら たやすいはしも 他人たにん(ひと)にかくれる つみはし たとえどんなに あいしていても みつ(ひそ)かなこいです かなわぬあなた はぐれカモメと どうじよに ぶにべない 鳴門海峡なるとかいきょう おんな  える漁火ぎょか(いさりび) たま(はじ)けるわたし あいかさねる うずの宿やど それもたばね(つか)のあいだ(ま) ゆめからさめて このゆびほどけば 明日あしたわかれ ついてけない この大橋おおはし(はし)が むねをひきさく 鳴門海峡なるとかいきょう こいみれん  とおはるかに おきふねは だれのみなとへ もどるやら かえらないでと その背中せなか(せ)にすが(すが)り あなたをうばえば くひとがいる 濃霧のうむ(きり)がながれて 渦巻うずまき(ま)く潮流ちょうりゅう(しお)は 片瀬かたせなみです 鳴門海峡なるとかいきょう おんな
四国しこくしあわせめぐり高瀬たかせ豊子とよこ高瀬たかせ豊子とよこ丸山まるやまはち留男とめおとこ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりお阿波あわ徳島とくしま おどりのよるに あなたに出逢であって こころがえた 黒髪くろかみ 襟足えりあし 浴衣ゆかたきみは こいするおんなの かがやくひとみ 見上みあげる眉山びざん(びざん)は たおやかに 鳴門なるとはげしい こいうず  土佐とさ高知こうちの かつお(かつお)のたたき おさけむぜよ 女子じょし(おなご)もつよい かつらはまから 太平洋たいへいようを 龍馬りょうまながめた 日本にっぽん未来みらい(あした) 時代じだいながれて わっても わりゃせんぜよ 土佐とさたましい(ごころ)  伊予いよ愛媛えひめの まちけば 美人びじん美男びなんの わたしらみたい 正岡子規まさおかしき(しき)にはてぬが 俳句はいくねじ(ひね)る 演歌えんかうたえば こころもたま(はず)む おものこして 松山まつやまの っちゃん列車れっしゃの ふたりたび  讃岐さぬき香川かがわの 美味おいしいうどん わたしは大盛おおもり 梯子はしご(はしご)もするわ 海辺うみべしろ 高松たかまつじょう(たかまつじょう)あとは 由来ゆらい(むかし)をたどれば 歴史れきしふかい 豊饒ほうじょう(ゆたか)な自然しぜんに 恩恵おんけい(めぐ)まれた 四国しこくをめぐれば 幸福こうふく(ふく)がある  幸福こうふく(ふく)がある
おんなひとりたきさゆりたきさゆりあさこよみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおあなたののちを いかけて えきまではしった あめよる かなしいわかれを されたのに いたさばかりが つのります やっぱりできない わすれるなんて ホロリなみだの おんなひとり  ゆるしてしい わがままを あなたにいつでも あまえてた 二人ふたりおもいの すれちがい らずにいました あのまで それでもつのは おろかでしょうか ホロリなみだの おんな未練みれん  しあわせなんで つづかない 無理むりしてわらえば さびしくて わかれて半年はんとし おもを たどればしんが ふるえます やっぱりできない わすれるなんて ホロリなみだの おんなひとり
れたがりたきさゆりたきさゆりいとうあや宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおわたしのなかに もう一人ひとり ちがうわたしが んでいる さびしがりやの あまえんぼう いつもだれかに こいをする わたしやっぱり れたがり れたがり  おまえがさきに 口説くどいたと おれらんと うあなた ずるいひとでも きだから いいのいやして あげたいの わたしやっぱり れたがり れたがり  きだとって くれるなら いのちしまず いてく さびしがりやの ことごとくしんぼう だからたよな こいをする わたしやっぱり れたがり れたがり
かん牡丹ぼたん水城みずきなつみ水城みずきなつみ日野浦ひのうらかなで宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやゆきおもさに いて かすいのちの うつくしさ けずって そだててくれた べにゆびの かぼそさよ さむ浮世うきよに りんく あなたのようです さむ牡丹ぼたん  むねつのった さびしさを かりえない もあった かさねて あつし(ぬく)めるように あなたとふたり きてきた ふゆよるふうの つめたさに けずにいてる さむ牡丹ぼたん  苦労くろうばかりの 明日あしたでも きっと笑顔えがおで えられる 器量きりょうりつは ははおやゆずり いつかはなろうね しあわせに ふかしんに って ははむすめ(おやこ)でう かん牡丹ぼたん
大漁たいりょう太鼓たいこいちじょうつらぬけぶといちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおあさ出船しゅっせんがヨ もうかえるころ やがて漁港ぎょこう(みなと)の ちる みさき 灯台とうだい かりがともる おきかもめに えば ふね大漁たいりょうと いてぶ ドドント ドント ドドント ドン ねておどれよ みだち 大漁たいりょう太鼓たいこだヨ 【ヨイショ】 まつりだよ  うみまれてヨ なみおんいて うみそだった おとこしゅ 今日きょう大漁たいりょうと はたなびかせる 婿むこをとるなら 漁師りょうしおとこ いろくろいが 気立きだし ドドント ドント ドドント ドン ねてひびけよ あばち 大漁たいりょう太鼓たいこだヨ 【ヨイショ】 まつりだよ  ドドント ドント ドドント ドン ねてらせよ ねかせち 大漁たいりょう太鼓たいこだヨ 【ヨイショ】 まつりだよ  ドドント ドント
望郷ぼうきょうこいしんぼいちじょうつらぬけぶといちじょうつらぬけぶと海峡かいきょうわたる宮下みやした健治けんじ水谷みずたに高志たかししぐれの屋台やたいで さむさをしのぎ チビチビ熱燗あつかん 呑(や)るのもいいね えばこころが さびしんぼ… おれもおまえも ふるさとてて はぐれくさ あゝ 露地ろじぐらし  おもたたんで 異郷いきょう(いきょう)のみずに ようやくれたね 三月さんがつ(みつき)がぎて 何処どこにしあわせ かくれんぼ… かえすおまえの えくぼがあれば きてゆけるさ あゝ かいかぜ  まる(まあ)るい背中せなかの おふくろさんが たせてくれたよ まもぶくろ おやのなさけが こいしんぼ… なみだ下地したじに 頬紅ほおべにさした 無垢むくなおまえは あゝ おれはな
落語らくご歌謡かよう うまや火事かじさんやまひろしさんやまひろし立川たちかわはる宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおかせ女房にょうぼうにぐうたら亭主ていしゅ 髪結かみゆおんな酒飲さけのおとこ 苦労くろうするのはひゃく承知しょうち 二人ふたりにゃにんかたがある  「仲人なこうどしていただいた旦那だんなうのもなんですけど、今日きょうという今日きょうは 愛想あいそしょうそうてましたからわかれさせていただきたいとおもってきたんです。 だってあのひとったら、、、あんまりにくがったらしいもんだから そうってやったんです。『おまえさんだれのおかげでそうやって昼間ひるまっから うちであそんでられるんだい!』ってそしたらこうが 『なにってやんでいこのおかめ!』ってんでしょ?おかめ。 旦那だんななかにはっちゃいけないことってあるんです。 おかめはダメ、だってあたしちょっとてるでしょ?うなずかなくて結構けっこうです。 あたしもうあたまたもんですから『このひょっとこー!』って」  おかめひょっとこ んではいる んではいなつむし アなつむし~~  ねえさん女房にょうぼうあまえた亭主ていしゅ それでも一緒いっしょきていきたい おまえひゃくまでわしゃきゅうじゅうきゅうまで とも白髪はくはつえるまで  本当ほんとうのことをうならば あんたひゃくならうちゃひゃくなな さき白髪はくはつまるとは わぬがはな吉野川よしのがわ 馬鹿ばかにしとくれするならば はなしゃしないよあんたの わかれたほうがいいなんて その桑名くわなはまぐり  「そりゃああたしがもうすこわかけりゃあいいですよ。 でもあたしのほうななつもとしうえなんですななつも。だから心配しんぱいなんです。 あたしがおばあちゃんになってうごけなくなったときにね、あのひとわかおんなと イチャイチャしてたらね、らいついてやろうとおもいますけれどね、 そん全部ぜんぶけちまって土手どてばっかりになってるから もうらいつこうとおもったってらいつけないんです!」  喧嘩けんかするのは仲良なかよあかし なべぶた~ 似合にあいの夫婦ふうふ(めおと) どうせにん五十歩百歩ごじゅっぽひゃっぽ 怪我けがらせりゃそれでいい  「くだらないことをべらべらしゃべるんじゃあないよ。 あいつの本音ほんねおしえてしいったって、 8ねん一緒いっしょにいるおまえさんがわからないのに、あたしがわかるわけがないだろ。 ま、それでも本音ほんねりたいならばおまえさんにはこくだけど ってかせることがある」  ひと心根こころねためすのは きじゃないけどいとくれ むかし唐土とうど(もろこし)孔子こうしさま 留守るすうまやけしとき 家来けらい無事ぶじ気遣きづかわば おそ入谷いりたに鬼子母神きしもじん ところわってこうじまち さるお屋敷やしき旦那だんなさま 女房にょうぼう瀬戸物せとものりしとき 瀬戸物せともの無事ぶじかとたずねしは いやじゃ有馬ありま水天すいてんみや  「おまえさんの亭主ていしゅ瀬戸物せともの大事だいじにしてるってんならちょうどいいや。 うちぃかえってあいつの瀬戸物せとものひとつ、どっかにぶつけてこわしてごらん。 そんあいつがどうするか、瀬戸物せとものばかりをにするか、 それともおまえさんの身体しんたいにするか。 唐土とうどなのかこうじまちなのか、あいつの地金じがねためしてごらん おまえさんのゆびいちほんでも気遣きづかうようならば、 たいしたもんだ(へしたもんだ)カエルのしょんべん」  「わかりましたじゃやってみます」  「おいおいおいおさきてめえ一体いったい(いってえ)なにしてやんだ、さわるんじゃねえ おれ瀬戸物せとものに。危ねえってんだれるってんだよ、れるれるほらほら れるれる、、、ほ~~らみろりやがった! わねえこっちゃねえや本当ほんとうに。おい!おさき!大丈夫だいじょうぶか? どうしたんでい?ゆびでも怪我けがしたんじゃあねえのか?」  「やっぱりおまえさん あたしの身体しんたい(からだ)がそんなに大事だいじかい?」  「あたりめぇじゃねぇか 怪我けがでもされてみねぇな 明日あしたっからあそんでてさけめねえ」
ゆき南部なんぶざか岡田おかだしのぶ岡田おかだしのぶ久仁くに京介きょうすけ宮下みやした健治けんじ金沢かなざわ重徳しげのり無念むねんらすと ねんし ちかねたぞよ 内蔵助くらのすけ あいや りなんぞ ゆめですと 姿すがた にくらしや じゃゆきる 南部なんぶざか  瑶泉院ようせんいんさま、ごらんください、さきほど大石おおいしさまがそっといてかれたる書状しょじょう、 連判れんばんじょうがございました。 おぉ…大石おおいし内蔵助くらのすけ吉田よしだ忠左衛門ちゅうざえもんはら惣右衛門そうえもん片岡かたおか源五右衛門げんごえもん、 間瀬ませ久太夫きゅうだゆう小野寺おのでら十内じゅうない、 大石おおいし主税ちから磯貝いそがい十郎左衛門じゅうろうざえもん堀部ほりべ弥兵衛やへえ近松ちかまつ勘六かんろくとみもり助右衛門すけえもん、 潮田うしおだ又之丞またのじょう堀部ほりべ安兵衛やすべえ それらよんじゅうななめいはいると…  すぎすぎの らしにも えてたこころ そのほまれ そう あざむきとおす くるしさを 背負しょわせたままを ゆるされよ しぐれにわるか 南部なんぶざか  おんなあいだしゃさとり、内蔵助くらのすけしんにもなきことを…。 そうともらずあさはかなくちきわめてしもうた。 つらかったであろう…くやしかったであろう… 内蔵助くらのすけゆるしてたもれ…。 瑶泉院ようせんいんさま、大石おおいしさま使つかいの寺坂てらさか吉右衛門きちえもんまいりました。 おお、して首尾しゅびはいかがなるや? はい、昨夜さくやとら上刻じょうこく大石おおいし内蔵助くらのすけさまはじよんじゅうななにんもので、 吉良上野介きらこうずけのすけさまのお屋敷やしきちいり、見事みごと本懐ほんかいげてござりまする。 殿しんがり…おきになりましたか しかとおきになりましたか…  ぎた栄華えいがは ゆめゆめ いつでも覚悟かくご 死出しでたび あゝ 妻子さいし(つまこ)をてて 忠義ちゅうぎだて 武士ぶしたるしゃの 憐みに いのりをささげん 南部なんぶざか
おもいでらし岡田おかだしのぶ岡田おかだしのぶ前田まえだたかひろ宮下みやした健治けんじ金沢かなざわ重徳しげのりうそつきあなたが ネオンにけた いかけたなみだで にじんだよる そっとまっさかさま っこちたまま おも地獄じごく いだかれたむねが あったかかった くちづけられて いちゃった わたしだけがあなたの おもいでらし  夜明よあけがえない 西陽にしび部屋へやは せまかったベッドが ひろい…さむい きっと今度こんどこそは 最後さいごこいと おもわせ上手じょうず おれがいるよと ったじゃないの おれといろよと ったのに わたしだけがあなたの おもいでらし  あなたとらした まちげたい すれちがだれもが あなたのかお ぎゅっとつないだ 不意ふいにほどかれ あいの迷(まよ)い ゆめでやさしく そっと口説くどいて 目覚めざめなくても いいように 明日あした(あした)なんかいらない おもいでらし
奥州おうしゅうふう木原きはらたけし木原きはらたけしあさこよみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおくもわらうも 北上川きたかみがわに こころあずけて きてた 岩手いわて 奥州おうしゅう こめどころ ふう稲穂いなほの なみつ これからも これからも このまちで きてく  都会とかいらしを 夢見ゆめみたあの 月日つきひたどれば なつかしく なつわりも らぬよに ふう南部なんぶ風鈴ふうりん(ふうりん) またれる これからも これからも このまちで きてく  夜空よぞら(そら)にまたたく 一番いちばんほしは 明日あしたのぞみの ゆめあかり ひとり見上みあげる 岩手いわて富士ふじ ふうやさしく ける これからも これからも このまちで きて
昭和しょうわまれのわたどり岡田おかだしのぶ岡田おかだしのぶ仁井にいたに俊也としや宮下みやした健治けんじ前田まえだ利明としあき四角四面しかくしめんの 世間せけんとやらを まる笑顔えがおで きられたなら たのしじゃないか くよくよするなよ めそめそするな 今日きょう駄目だめでも 明日あしたがあるさ 昭和しょうわまれの わたどり エ エーわたどり  ひとれだと かれていても きな気持きもちを けなけりゃ こいにはならぬ くよくよするなよ うじうじするな みせれば はかよう 昭和しょうわまれの わたどり エ エーわたどり  ひゃく苦労くろうに 倖せひとつ きる坂道さかみち りあって あるこじゃないか くよくよするなよ じたばたするな ふゆわれば はなはるだ 昭和しょうわまれの わたどり エ エーわたどり
能登のと絶唱ぜっしょう岡田おかだしのぶ岡田おかだしのぶ木下きのした龍太郎りゅうたろう宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやたもと(たもと)でかばう ほおつ 能登半島のとはんとうは あられゆき けて弱音よわねを いたなら ははかせた 甲斐かいがない あいをつらぬく 道行みちゆきは なみ試練しれんの 日本海にほんかい  おやしのび なつたび キリコのまつり 恋路こいじはま あいあかしに おんなゆえ あのよる(よ)ゆるした なにもかも まるで二人ふたりの むねほのお(ひ)が えていたよな うみ花火はなび  あいだかき(まがき)をける かぜおと 能登半島のとはんとうは とら落笛(もがりぶえ) きなあなたと 一緒いっしょなら 苦労くろうしようと いはない 世間せけんがくれの 道行みちゆきは はるおくれる 日本海にほんかい
おとこいのち岡田おかだしのぶ岡田おかだしのぶ松井まついゆかり利夫としお宮下みやした健治けんじ池多いけだ孝春たかはる一度いちどかぎりで ないいのち ふうにさらすな 粗末そまつにするな にぎりしめてる こぶしなかの ゆめ湿しめれば 明日あした(あす)がない つき片割かたわれ なぜくもる  苦労くろうせき いだかせたままで はなかせず せず くちにゃさぬが 入山にゅうざんがた(いりやまがた)の 絵馬えまなさけで 縦結たてむすび すがるそのひとみ(め)が ただいたい  浮世うきよからくり 承知しょうちうえで 意地いじ刺子さしこ(さしこ)で をかぶる みだ八文字はちもんじ きざんだむねに げちゃならない みちひとつ おれおとこで きて
天草あまくさおんなうた五月さつきひろ五月さつきひろ坂口さかぐち照幸てるゆき宮下みやした健治けんじ猪股いのまた義周よしちかほんとはついて きたかと あんたについて きたかと このうでって せたかよ れたおとこに 一途いっとにつくす 天草あまくさ 天草あまくさおんなの ながれ  うちならよかよ ひとりでも うなずくははの いたかた 別離べつり(わかれ)のドラに して あとをっても ひとあしおくれ 天草あまくさ 天草あまくさこうを ふねる  やっぱりうちにゃ 出来できんとよ このうみてて けんとよ 一生いっしょうここで きてゆく ここは風待かざまち おんなみなと 天草あまくさ 天草あまくさ椿つばきの ほこ
夫婦ふうふさくら五月さつきひろ五月さつきひろ坂口さかぐち照幸てるゆき宮下みやした健治けんじ猪股いのまた義周よしちかれてしまえば 千里せんりいち それが夫婦ふうふの みちとやら よくぞれたよ 甲斐性かいしょうなしに なにいます あなたこそ 夫婦ふうふさくらは 夫婦ふうふさくらは まだろく分咲ぶざき  今度こんどばかりは 勝手かってちがう そんな浮気うわきが 一度いちどある 馬鹿ばかになっては ぬふりを しんじていたから 出来できたこと 夫婦ふうふさくらは 夫婦ふうふさくらは もうはち分咲ぶざき  さんたにあり 夫婦ふうふなかに あってないのよ りは くるいなかった あたしのには おさけ苦労くろうを いたわって 夫婦ふうふさくらは 夫婦ふうふさくらは いまさか
あにこいうたあさはな美穂みほあさはな美穂みほもず唱平宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりお白帆しらほふね荒海あらうみえて つひといに江差えさしいた あるじ(ぬし)はしがない 水夫すいふ(かこ)ながら きも(きも)はせんりょう なさけはまんりょう 昨夜さくや(ゆうべ)在所ざいしょれた あにさよ 故郷こきょう(くに)は信濃しなの追分おいわけむらか  じゅうさんななじゅうさい(はたち)のはるに さくらずにられたこの 祝儀しゅうぎはずんでくれたなら 徳利とっくりころがすおどりもします けれどしんものならず あにさよ わたし(わた)しゃ一途いっと山家やまが(やまが)のそだち  かもめいち わかれのあさに 一声いっせいいたなみだをふけと 今日きょうはまめ 弁財べんざいせん(べざいせん) 明日あした遠国おんごく(おんごく)浪花なにわをめざす おんなせない北前きたまえせんか あにさよ とどくだろうか追分節おいわけぶし
花火はなび草子ぞうしあさはな美穂みほあさはな美穂みほもず唱平宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおあなたごらんよ 無月むげつそらに 今夜こんやかぎりと 見上みあげた花火はなび あれが牡丹ぼたんで あれがきく 指折ゆびおかぞえる遑(いとま)もなくて えてくけどもらった元気げんき かかと(くびす)をかえして 出直でなおしましょう  あなた いきでしょ 余韻よいんがあるわ 未練みれんのこさず 花火はなび あれがやなぎで あれがほし りのまんまの姿すがたのこし いをのこさず 舞台ぶたいりる あやかりたいね あのきよし(いさぎよ)さ  あなた 二人ふたりながめるさきに だれ気付きづかぬ水面すいめん花火はなび あれがいのりか 鎮魂ちんこん(たましずめ) かんがなおして 家路いえじにつけと きっとだれかが背中せなかして 勇気ゆうきをくれたとしんじてみましょ
大阪おおさかちぎり小林こばやし金雄かねお小林こばやし金雄かねお坂口さかぐち照幸てるゆき宮下みやした健治けんじ池多いけだ孝春たかはるどうぞわせて おくれやす 水掛みずかけ不動ふどう みずびたし 過去かこけ 一緒いっしょいた そんなあなたも わけあるおかた このえんください 大阪おおさかちぎり  ひろかわほど なぜしずか ながれる淀川よどがわ 男川おとがわ ふかいふところ あなたのうつわ いてください そのかく(しか)と みちづれ このひと 大阪おおさかちぎり  さきえない 土砂降どしゃぶりも 相合傘あいあいがさなら はなすだれ 夫婦ふうふ善哉ぜんざい あなたときる 苦労くろうなんぼの 曽根崎そねざきごころ 明日あしたはるぶ 大阪おおさかちぎり
南紀なんき白浜しらはまはぐれたび長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆきかずつばさ宮下みやした健治けんじ猪俣いのまた義周よしちかあんなおとこの ひとりやふたり くれてやりましょ 熨斗のし(のし)つけて 南紀なんき白浜しらはま 未練みれんがなにさ なみげれば 円月島えんげつとう(えんげつとう)の 夕陽ゆうひが にしみる  すこかけが かっただけで いのちまでもと くしたの 南紀なんき白浜しらはま おとこがなにさ ひとりたたずむ 千畳敷せんじょうじき(せんじょうじき)で おもちぎって またつなぐ  心変こころがわりを かくしもせずに っていたのね さよならを 南紀なんき白浜しらはま れたがなにさ つぎこいまで せつないだけさ 面影おもかげせない はくりょうはま(しららはま)
はぐれ落葉らくよう三門みかど忠司ただし三門みかど忠司ただし久仁くに京介きょうすけ宮下みやした健治けんじ竹内たけうち弘一こういちなさらずよ おまえとわかれ ひとりさか ひとりしゅ いいよ いいんだ わすれておくれ せてやれない いいゆめひとつ はぐれ落葉らくようか あゝ ふうにとぶ ふうにとぶ  はなと 世間せけんじゃうが ゆめはなさえ はぐれさす 莫迦ばかよ 莫迦ばかだよ いいやつだった 今度こんどばかりは しんからつらい はぐれ落葉らくようか あゝ ふうく ふうく  こころくもれば 下世話げせわ愚痴ぐちが いつかにつく くちをつく なんだ なんだよ 人生じんせい模様もよう どこでちがえた なみだになった はぐれ落葉らくようの あゝ きっめん きっめん
気張きばらなあかん三門みかど忠司ただし三門みかど忠司ただし久仁くに京介きょうすけ宮下みやした健治けんじ竹内たけうち弘一こういち気張きばらなあかん なめたらあかん 夫婦ふうふなりゃこそ あんたにける うわさけずに れました 器量きりょうふかさに れました はなさない はなれない このきずな ふたりづれ  通天閣つうてんかくは 浪花なにわあかり びてそだった うれしいふたり ぶしはときどき いたずらな あらしかせて まよわすけれど ゆめがある 明日あしたがある このきずな ふたりづれ  気張きばらなあかん けたらあかん ゆめをつらぬく あんたの背中せなか 合縁奇縁あいえんきえんで れました ぬまで一緒いっしょと あいれでした はなさない はなれない このきずな ふたりづれ
おとこの浪漫ろうまん田辺たなべ大蔵たいぞう田辺たなべ大蔵たいぞうはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ猪股いのまた義周よしちか線路せんろかれていなくても きっと自分じぶんみちはある ぼく人生じんせいおしえてくれた 親父おやじ背中せなかみちしるべ ここのいてもひとつのゆめを ってみるのがおとこの おとこの浪漫ろうまん  故郷こきょう(ふるさと)あさえき うめかおりもれていた わすれまいぞよしんちかい るまでかえらない 意地いじなどはさらさらないが けてみるのもおとこの おとこの浪漫ろうまん  明日あした(あした)のあしたはまた明日あした 今日きょう千里せんり一里塚いちりづか おとこだったら気張きばってみろと わらった親父おやじおもす うたて(こ)けてもいてもしんじてみるさ むねいたみもおとこの おとこの浪漫ろうまん
おとこはな中川なかがわ京美きょうみ中川なかがわ京美きょうみ木下きのした龍太郎りゅうたろう宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやさけはいれば 喧嘩けんかもするが やけにう おとこはな はらっての はらっての はなしであれば おれ性根しょうこんを えてく  えんもゆかりも ないはずなのに おな血筋ちすじか まえは れる女子じょしは れる女子じょしは いつでもおなじ 意地いじがぶつかる こいかたき  げてれるか もしものときは れた線香せんこうの 一本いっぽんも えばおまえは えばおまえは にっこりわらい おれ一緒いっしょに くと
さざんか日和びより中川なかがわ京美きょうみ中川なかがわ京美きょうみおかみゆき宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやこしていて 車椅子くるまいす ははのからだが かるくておもい こなにしながら はたらきづくめ わたしそだてて くれたひと 夢見ゆめみることも なかったでしょう ゆめをみなさい おかあさん  子供こどもころの おてんばを ははしかって やさしくいた あなたのおかげで 今日きょうあるわたし まど日差ひざしが あたたかい きれいにお化粧けしょう してみましょうか 笑顔えがおかわいい おかあさん  からだにおなじ のながれ ははがいとしい ただいとおしい しんをかよわせ はなしてみたい 出来できるものなら 出来できるなら さざんか日和びより しあわせしょくの ゆめをみなさい おかあさん
津屋つやがわみれん永井ながいみゆき永井ながいみゆきあさこよみ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやこぼれるなみだの つめたさに おんなむねが ふるえます 未練みれんいろか 赤々あかあかと いてせつない 彼岸花ひがんばな あなたにいたい もう一度いちど なみだ なみだ 津屋つやがわ こいかわ  あなたの背中せなかに って ねむったよるは とおゆめ しんいたみ ちりちりと みてかなしい 彼岸花ひがんばな あのやさしさ うそですか はぐれ はぐれ水鳥みずとり こいかわ  かなしいこいほど く 水面すいめん(みなも)にれる 面影おもかげよ 口紅くちべによりも 赤々あかあかと いてさびしい 彼岸花ひがんばな あなたにいたい もう一度いちど ひとり ひとり津屋つやがわ こいかわ
哀愁あいしゅうきたみなとはかまだ雪絵ゆきえはかまだ雪絵ゆきえ高橋たかはし直人なおと宮下みやした健治けんじ猪股いのまた義周よしちかさよならと 汽笛きてきいて みれんり とおざかる カモメさえ つばさをらし わかしむよ きたみなと もうすぐ粉雪こゆき ぶし わたしはひとり これからひとり おもえばさむい こころこごえます ああ あなたのネ ぬくもりを ゆめでもいいから ゆめでもいいから とどけてよ  夕波ゆうなみの しぶきのつぶは ながなみだの あじがする 潮風しおかぜに ふるえるかげが 出船しゅっせん見送みおくる きたみなと どこよりおくれて たどりく さくら便たより はるつよりも ながくてつらい よるしのる ああ あなたがネ こいしいと このはだぐずって このはだぐずって ねむれない  かなしみあふれた うみうえ 漁火ぎょかちらり にじんでれる むねにもちらり えるのこよ ああ あなたにネ あいされた おもいできしめ おもいできしめ ふゆ
花明はなあかりはかまだ雪絵ゆきえはかまだ雪絵ゆきえ藤野ふじのしゅういち宮下みやした健治けんじ猪股いのまた義周よしちかながつづいた ふゆも ぶくいのちに はるはくる あなたと出逢であって いた こころがほのぼの あたたかい めぐってたのね わたしにも しあわせゆめぶ 花明はなあかり  いつもいたわり かばいい あいともして くらそうと あなたのやさしい むねなか だまりみたいに あたたかい 背伸せのびをしないで きてゆく しあわせゆめぶ 花明はなあかり  そらにかかった あのつきが かがみみたいに うつす あなたの笑顔えがおに はげまされ こころがぽかぽか あたたかい かなしいなみだは もうない しあわせゆめぶ 花明はなあかり
ひとよるくさ三船みふね和子かずこ三船みふね和子かずこ芳美よしみあまり宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおどうかこのままで いさせてください あなたをあいする わたしのままで しんさえ かよいあえたなら それで それで しあわせよ あさじ ゆうべにいた わたし あなたの ひとよるくさ  ふたりめぐりう 運命うんめい(さだめ)にまれ このむすべぬ えんいた うつが のこるこのはだを そっと そっと きしめる この逢瀬おうせ ひゃくとおなじ わたし あなたの ひとよるくさ  いいえこのこいを やんでいません あなたにえない 明日あしたても うしろかげ おくるそのたびに これが これが 最後さいごかと あさじ ゆうべにいた わたし あなたの ひとよるくさ
曲名きょくめい 歌手かしゅめい 作詞さくししゃめい 作曲さっきょくしゃめい 編曲へんきょくしゃめい うた
瑠璃るりあざみ三船みふね和子かずこ三船みふね和子かずこ芳美よしみあまり宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおれてゆきます このままいちにん かたつめたい はし 人目ひとめしのんで かく宿やど なんこのみち とおったか あめたれて はなは しんとがめる 瑠璃るりあざみ  こかもどろか ためらいながら おんなごころの とおせんぼ 今日きょう最後さいごと めたのに えばくずれる わたしです においたつよに はなは あなたさそって 瑠璃るりあざみ  かみみだれを じらうように かくむなもと べにすそ かえりたくない さない しろ素足すあしが つや(いろ)めいて すがおもいで はなは 何故なぜかなしい 瑠璃るりあざみ
おとこ漁場ぎょじょういちじょうつらぬけぶといちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおザンザ ザンザと 飛沫しぶき(しぶき)をびて なみらす 夜明よあけの 一番いちばんせんだ りく(おか)じゃふつの 師匠ししょう(おやじ)でも ふねったら おにとなる うみはヨ うみはヨ うみ魔物まものさ あばれぐせ おとこ漁場ぎょじょうは あぁー 喧嘩けんかじょうだ  げた獲物えものは このつぎきっと ゆめ一緒いっしょに まるごと げてやる きなあのむすめ(こ)の この写真しゃしん おれ女神めがみさ おまもりさ うみはヨ うみはヨ うみなぎなら りかごさ おとこ漁場ぎょじょうは あぁー まぐれだ  かお(つら)は潮焼しおやけ 髭面ひげづら(ま)なこ ひゃく海里かいりの 荒浪あらなみ 魚群ぎょぐん(ソナー)がひかる 時化しけ(しけ)てきばむく そのときが 意地いじ合羽かっぱを らすとき うみはヨ うみはヨ うみ修羅場しゅらばさ あらくれだ おとこ漁場ぎょじょうは あぁー いのちだぜ
徒然つれづれさけいちじょうつらぬけぶといちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおうでをはなせよ 夜半やはん(よわ)しぐれ 路地ろじ酒場さかばで あめやどり ひとりしみじみ さけのむときゃよ なぜか故郷こきょうが しのびこむ 徒然つれづれ(つれづれ)に… 徒然つれづれなるままに とおいあのむすめが かぶよる  無理むりをするなよ おまえには かえるふるさと あるんだよ かたをたたいて わかれたときゃよ おれかせる ともがいた 徒然つれづれに… 徒然つれづれなるままに やけにしお(しょ)っぱい ひとよる洒  あかいちょうちん かあちゃんに どこかている あめちゅう いしにつまづき ころんだときゃよ ははいたく なるもんだ 徒然つれづれに… 徒然つれづれなるままに さけでこころが たびをする
あかつき情話じょうわ水城みずきなつみ水城みずきなつみ日野浦ひのうらかなで宮下みやした健治けんじ猪股いのまた義周よしちかぎんうろこがヨー 海原うなばらめて あみに いのちがたぎる これが銚子ちょうしの 夜明よあけだと あんたの口癖くちぐせ こえるころさ なみまくらに 大漁たいりょう 大漁たいりょういのるよ  おさななじみでナー そだった同士どうし 明日あしたす じゅうきゅう船出ふなで ゆめちかった 君ヶ浜きみがはま あの眼差まなざし わりはしない ひとり波止場はとばで こいしさ こいしさつのるよ  いつか一緒いっしょにサー なれるとしんじ 女房にょうぼうきどりで めし番屋ばんや 今日きょう大漁たいりょう いわいざけ あんたの笑顔えがおが このむねらす れてれぬく 大漁たいりょう 大漁たいりょうぶしだよ
こい花火はなび水城みずきなつみ水城みずきなつみ赤羽あかはね正一しょういち宮下みやした健治けんじ宮崎みやざき慎二しんじなつ夜空よぞらは 納涼のうりょう出逢であい たびのあなたも さそわれた 花火はなび 見上みあげれば たかきます ほこらしく ヒュルル ヒュルルル ヒュルルル ヒュルル 諏訪湖すわこ花火はなびは ゆめあかり  なつ恋路こいじは おもかげ出逢であい ならぶ微笑ほほえみ かたいだく ほのおたきは ナイアガラ あのむすんだ きずなです ヒュルル ヒュルルル ヒュルルル ヒュルル 諏訪湖すわこ花火はなびは ほしあかり  なつ湖畔こはんは しあわせ出逢であい しんなごみの 水鏡みずかがみ あれはこう(くち) いろ模様もよう あなたおしえて くれました ヒュルル ヒュルルル ヒュルルル ヒュルル 諏訪湖すわこ花火はなびは こいあか
たましいのふるさと元木もとき道夫みちお元木もとき道夫みちおはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおいましょうぶな(こぶな)は およいでいるか きよながれの 井ノ内いのうちがわよ やんちゃ時代じだいの あのゆめは いまもこころを ながれているよ あヽいとしきは ふるさと おれのふるさと  頑固がんこ親父おやじは こわかったけど おれ人生じんせい 背中せなかせた つらいときにも 希望きぼうかたり ははまずしさ かくしてきた あヽいとしきは ふるさと おれのふるさと  はるさくらの 金竜きんりゅうさん(きんりゅうざん)よ 黄金おうごん(こがね)いろづく まつりのあきよ いてわらって けあった いつもがわには 友達ともだち(とも)がいた あヽいとしきは ふるさと おれのふるさと
いのちはな元木もとき道夫みちお元木もとき道夫みちおはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおおなひとみ(め)をした もの同士どうし もっと おりよ おれのそば ゆめをさがそう 今日きょうからふたり さむふゆにも はなく くじゃない もうくじゃない おまえおれの いのちのはなだよ  いたぶんだけ りかえそうね きっとこのに 倖せを いいさどうでも わすれりゃいいさ ぎたむかしの ことなんて うじゃない もううじゃない おまえおれの いのちのはなだよ  やすさけでも こんなに美味びみ(うま)い らなかったよ このまで さくらいろした おまえ笑顔えがお おそいはるこそ あたたかい はなさない もうはなさない おまえおれの いのちのはなだよ
心機一転しんきいってん辰巳たつみゆうと辰巳たつみゆうと久仁くに京介きょうすけ宮下みやした健治けんじ石倉いしくら重信しげのぶゆきたたかれ あらしにもまれ 苦労くろうしてく 寒椿かんつばき(かんつばき) きれいごとでは あるけぬ世間せけん 心機一転しんきいってん やるぞとめた ひゃくくのが 人生じんせいならば 九十九里くじゅうくり(くじゅうきゅうり)が かえし  にはこも(こも)て なわたい(なわおび)しても こころにごさぬ たるさけ つらい試練しれんは だれにもめぐる 心機一転しんきいってん さだめもえて やがてこのさき 日陰ひかげみちは れの舞台ぶたいへ つづくみち  義理ぎりでせまれば うぐいす(うぐいす)さえも うめをはなれて やぶ(やぶ)に棲(す)む ひとにやさしく おのれ(おのれ)にきつく 心機一転しんきいってん ささげるいのち そうさ理不尽りふじん なみだもあるが あおそらには ゆめもある
おんなのなみだかわ松前まさきひろ松前まさきひろかずつばさ宮下みやした健治けんじ竹内たけうち弘一こういちあいするだれかに えたならば このまれた 甲斐かいがある はは言葉ことばが いまさらに みてあなたに くしてきる つらいときにも 笑顔えがおかくし おんなしんながれゆく なみだがわ  あなたがどこかで 道草みちくさしても しんじてちます ひとすじに おさけなんかに げないで どんなことでも はなしてほしい いてしあわせ はなれぬように おんなしんながれゆく なみだがわ  あなたの苦労くろうを わたしけて 背中せなかします ささえます ゆめとおくに あるならば 九十九つくも(つづら)さかでも 一緒いっしょうえ(のぼ)る くも あらしにも おんなしんながれゆく なみだかわ
さくらのように氷川ひかわきよし氷川ひかわきよしかずつばさ宮下みやした健治けんじ石倉いしくら重信しげのぶあいがあるから うたってこれた あなたのむねに とどくよに あいがあるから つたえたかった だれでもみんな 孤独こどく(ひとり)じゃないと そらにいっぱい 満開まんかいの ゆめひろげる さくらのように ひと一花ひとはな きて一花ひとはな りんく  ゆめがあるから あるいてこれた ぬかるみどうも 坂道さかみちも ゆめがあるから くじけなかった つまずくときも りむくときも ふゆさむさに えながら ぶしわすれぬ さくらのように ひと一花ひとはな きて一花ひとはな りんく  つらいときこそ 笑顔えがおでいろと おしえてくれた ちちがいた いつもしんに 感謝かんしゃって うれしいなみだ ながせばいいと はるらせる はつつぼみ やがてほころぶ さくらのように ひと一花ひとはな きて一花ひとはな りん
十六夜いざよいからす福田ふくだこうへい福田ふくだこうへいばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ野村のむらゆたか夕陽ゆうひしずむか いそあし 岩手いわて富士ふじ(いわてふじ)から 奥州おうしゅう(おうしゅうじ) あるくだけでは 半端はんぱしゃン どうか達者たっしゃで おっかあさん つきいてる… つきいてる 十六夜いざよいからす  らぬ他国たこくの そらした 草鞋わらじ(わらじ)西にしきゃ ひがし きなあのむすめは とついだか ふううわさを れてこい 故郷こきょうふりし… 故郷こきょうふりし 十六夜いざよいからす  おく細道ほそみち よいしぐれ 無宿むしゅく(むしゅく) 小太郎こたろう たびまくら れた糸目いとめの 喧嘩けんかだこ 義理ぎり人情にんじょう して 明日あしたはどこやら… 明日あしたはどこやら 十六夜いざよいからす
道中どうちゅう千里せんり木原きはらたけし木原きはらたけしあさこよみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおそら青空あおぞら 日本にっぽんれ しん(さら)の草鞋わらじ(わらじ)を しめなおす おとこのぞみを ふところに える山坂やまさか とうげみち ついてるかよ あかトンボ 明日あしたはどこまで 道中どうちゅう千里せんり  すましがおした 道祖神どうそじん(どうそじん) どこか空似そらに(そらに)の あのむすめ(むすめ) こい苦手にがてさ (がら)じゃない いつも岡惚おかぼれ 片思かたおもい ふうれてる 野辺のべ(のべ)のはな たまにゃ道草みちくさ 道中どうちゅう千里せんり  しま合羽かっぱ(かっぱ)も 色褪いろあせて 故郷こきょう(くに)をはなれて いくがつ いま達者たっしゃか おふくろは やけにに沁(し)む さとごころ ひとり見上みあげる ながくも 明日あしたはどこまで 道中どうちゅう千里せんり
さけ一夜かずよかつらりゅうかつらりゅうばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおひとはみな かなしみの なみだかわを わたるとき 明日あしたもとめて ふねぐ それでいい… いいんだよ むねちゅう ふうふうときゃヨ あたためてやりなよ さけいち  どろんこの ジャリどうを やんでいまを あるいたら きっとす はるがくる それでいい… いいんだよ あめちゅう ともとも言葉ことばがヨ このおれかせる さけいち  人生じんせいを りかえりゃ じょうひとの ためならず ジンとしんに みやがる それでいい… いいんだよ ゆめちゅう いつかいつかせがれとヨ みたいもんだよ さけ一夜かずよ
れぼくろかつらりゅうかつらりゅう黑澤くろさわこい宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおゆきをあざむく 柔肌やわはだの はだけたむねが くるおしい しんぬすむ ひざまくら よるくさりを こわしたい あなたにふれて あゝしいのよ 我慢がまんできない 我慢がまんできない あゝれぼくろ  はやる気持きもちの あらくれか 唐紅からくれないの べにをさす くびすじのばし くちづけを せがむしぐさが あいおしい あなたにふれて あゝしいのよ 夜露よつゆこいしい 夜露よつゆこいしい あゝれぼくろ  くろつやめく ながかみ もだえるこいの 濡烏(ぬれがらす) うなじにいた おくれの かげにぽつんと ときはな あなたにふれて あゝしいのよ わすれられない わすれられない あゝれぼくろ
てんまでとどけはしらあおいかをさとあおいかをさと山崎やまざきふみえ宮下みやした健治けんじやり一声いっせい てんをつく つな(つな)をに 血潮ちしおがたぎる ぞろいはちまき わかしゅが ななねんいちの 甲斐がいだから 今年ことしこそはと いのちをかける みね残雪ざんせつ みね残雪ざんせつ 八ヶ岳やつがだけ  もみの大木たいぼく かみとなり 諏訪すわせんねん まつりはさけぶ ここは木落きおとしとし 日本一にっぽんいち ここでらなきゃ おとこがすたる はしはしら(みはしら) いのりをこめりゃ 諏訪すわまつりの 諏訪すわまつりの ふうく  かわゆきどけ みそぎすい ちにったぜ この舞台ぶたい さとさくら花吹雪はなふぶき ゆめとロマンを しんめて なになんでも やらなきゃならぬ おとこ度胸どきょうの おとこ度胸どきょうの はしら
あの花吹雪はなふぶき大滝おおたきひかる大滝おおたきひかるかずつばさ宮下みやした健治けんじ石倉いしくら重信しげのぶおさなころに わかれたけれど しんきずなを おしえてくれた ぬくもりだけは わすれはしない かあさんとびたいひとは あなただけ いたくていたくて せめても一度いちどいたくて まぶたいまう あの花吹雪はなふぶき  まれてすぐははくしましたが、あたらしいははときさんさいでした。 のように可愛かわいがってくれた、やさしいひとでした。 でもなに事情じじょうがあったのでしょうか。やがて…離縁りえんとなりました。  そのにいっぱい なみだめて ごめんなさいと きしめられた 腕白わんばくざかりで 心配しんぱいかけた かあさんとびたいひとは あなただけ かないでかないで いいになるからかないで 背中せなかいかけた あの花吹雪はなふぶき  あれからなんねんたったでしょう。あるときおもってくしてさがしました。 わすれられないそのひとは、 ちいさなまち片隅かたすみでひっそりと一人暮ひとりぐらしをしておりました。  をとりい ふたりはいた 立派りっぱになったと 見上みあげるかおは 苦労くろうぶんだけ やつれたけれど かあさんとびたいひとは あなただけ ありがとうありがとう ははのぬくもりありがとう しんいまう あの花吹雪はなふぶき
北国きたぐに街道かいどう長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆき日野浦ひのうらかなで宮下みやした健治けんじ竹内たけうち弘一こういちあいにはぐれた おんなむねに あめつめたい 宿場しゅくばまち 北国きたぐに街道かいどう ここが追分おいわけ かれみち 未練みれんみちづれ 面影おもかげえば くもこうに ああ浅間あさまさん  かたいだかれた ぬくもりひとつ わすれられない ゆめあかり 北国きたぐに街道かいどう 雁木がんぎ(がんぎ)づくりの しおみち にくみきれない 笑顔えがおいまも むねにあふれる ああ城下町じょうかまち  弥彦やひこぎれば 新潟にいがたみなと(みなと) はぐれかもめが 夜更よふけ 北国きたぐに街道かいどう たびわりの はま酒場さかば 未練みれんす おんながひとり なみもつよがり ああ日本海にほんかい
れてトコトン長保ながほ有紀ゆき長保ながほ有紀ゆきはずき宮下みやした健治けんじ竹内たけうち弘一こういちきになったら このわたし あばたもえくぼの わるいくせ だれめても うわのそら 貴方あなたこのみに わります もえもえもえて またもえて れてとことん いのちがけ (トコトントントコトントコトン)  ゆめ今夜こんやは んで こいする呪文じゅもんを となえましょ そしてねがいが かなったら 貴方あなたひとすじ くします もえもえもえて またもえて れてとことん いのちがけ (トコトントントコトントコトン)  れぬ小指こゆびの あかいと わたしむすんで しいのよ ってひとつき もうみつき 貴方あなたこいしさ つのります もえもえもえて またもえて れてとことん いのちがけ (トコトントントコトントコトン)
与太郎よたろう時空じくうでん氷川ひかわきよし氷川ひかわきよし朝倉あさくらしょう宮下みやした健治けんじ矢田部やたべただしむらまつりでおどっていたら、 おおきなあなっこちた…  「あれ~」  とおいお江戸えど与太郎よたろうさんが がつきゃここは 東京とうきょうだとさ ご隠居いんきょ 与太郎よたろう ふたりとも 自動車じどうしゃなんかは たことない ここは どこじゃ お江戸えどは どこじゃ?! ここは どこじゃ まつりは どこじゃ?! タヌキのしわざか キツネのせいか お江戸えどはどこじゃと だいあわて  「ね、ねっ、ねぇ~ご隠居いんきょ~ あのでっけぇのは、 やぐらでしょうかねぇ」 「そこのむすめいたら “すかいつりい”とかうそうじゃ」 「す・か・い・つ・り・い!?」 「この武蔵むさしこく(くに)で一番いちばんたか建物たてものだそうじゃ」 「ほぉ~立派りっぱだぁ!! よっ、あっぱれ!!」  あれはおしろか いくつもあるぞ でっかいそらに ぶのはとりか ご隠居いんきょ 与太郎よたろう ふたりとも 飛行機ひこうきなんかは たことない ここは どこじゃ お江戸えどは どこじゃ?! ここは どこじゃ まつりは どこじゃ?! そこ浴衣ゆかたの かわいい子供こども お江戸えどちかいか ついてく  「あの~おじょうちゃん!! ちょいと、おたずねしますが お江戸えどくには、 どのみちけばいいんだい?!」 「おじちゃん!そのちょんまげホンモノ?! テレビの撮影さつえい…?」 「こらこら、 そうるんじゃねぇよ~ ご隠居いんきょ~このくに老若男女ろうにゃくなんにょ… みんなアレですから、 とっとと、もうアレしましょうぜ!! さあさあきましょう~」  ここは どこじゃ お江戸えどは どこじゃ?! ここは どこじゃ まつりは どこじゃ?! どこからこえる ふえおと太鼓たいこ おまつりめざして そらはしれ  ここは どこじゃ お江戸えどは どこじゃ?! ここは どこじゃ まつりは どこじゃ?! 神社じんじゃがあったよ 花火はなびもあがる おどればなんとか なりそうだ  「ご隠居いんきょ~…なにやらいいにおいが… おなかすいてきましたねぇ~」 「ではそろそろ、 お江戸えどかえるとしますか…」 「えぇ~、かえれるの???」 「あれ~」
夫婦ふうふしぐれ三門みかど忠司ただし三門みかど忠司ただし久仁くに京介きょうすけ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつや夫婦ふうふしぐれか あのよるの あめえん(えにし)の おまえとふたり つめともす らしでも えばぬくもり あたたかい 浮世うきよななざか をとりあって えてむかえた いまははる  にごりかわにも あいがあり さぎ(さぎ)もつがいで しあわせしてる おな歩巾ほはばで あるけたら それでいいのと うおまえ (せな)にすがって もあった おもすたび あいおしい  ときながれと ひとに ってあるける 夫婦ふうふになれた 莫迦ばか(ばか)を承知しょうちの まわりみち いつもおまえが はたにいた このはなすな これからさきも 夫婦ふうふしぐれに れるはる
おとこちぎしゅ三門みかど忠司ただし三門みかど忠司ただし久仁くに京介きょうすけ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやおれ(おれ)にゃせき(かか)わり ないことと そっぽをくな てちゃいけない 義理ぎりがある 無駄むだにできない おんもある おれもおまえも 明日あしたをまさぐる はぐれしゃ  ゆめたけりゃ 意地いじれ げるなくな ふうきよで あめる ままにならない ことばかり それが浮世うきよさ やれば人生じんせい ツキもある  天下てんかうごかす やつだって なやみもあるさ 莫迦ばか(ばか)も利巧りこう(りこう)も 苦労くろうして まよいながらも きている おとこ同志どうしで 明日あしたかたろか ちぎりしゅ
みち氷川ひかわきよし氷川ひかわきよしたきのえいじ宮下みやした健治けんじ西村にしむらみゆきさきいそぐな あわてるな はなかなきゃ (み)もなり(な)らぬ ひと一生いっしょう まわりみち さえぎる あめふう 汗水あせみず(あせみず)たらし あるたび(たび) みち(あと)から ついてくる  えるものなら つかめるが えぬものほど おくがある ひと一生いっしょう いばらどう ゆめ積荷つみに(つみに)の (に)のおもさ 足跡あしあと(あしあと)つけて きていく みちの ゆめがある  ならぬ堪忍かんにん(かんにん) する堪忍かんにん 我慢がまんかさねて おおせ(あお)ぐそら ひと一生いっしょう のぼどう える節目ふしめ(ふしめ)の とうげみち(とうげみち) しんしみ(し)みる あけぼの(あけぼの)が 今日きょうおのれ(おの)れの みちしるべ
玄海げんかいみれん水城みずきなつみ水城みずきなつみかずつばさ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおあんなおとこと おもっても なみだしょっぱい うみよりからい いてくれるな 玄海げんかいカモメ けば未練みれんが さわす にくこいしい おんなむねを とお海鳴うみなり またする  ゆめおも せる ひとり旅寝たびねは なみおんばかり そら見上みあげりゃ 玄海げんかい月夜づきよ つき未練みれんで にじみます んでみたって とどかぬものを なんでつぶやく あの名前なまえ  こいはいつでも 五分ごぶふん そうはっても おとこわるい きずみます 玄海げんかいしぶき みて未練みれんが おもくなる 怒涛どとう逆巻さかまく この海峡かいきょうを えて明日あしたは どこへ
つやはないちりん水城みずきなつみ水城みずきなつみかずつばさ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおあなたのいのちに わたしいのち ふたつかさねりゃ 希望きぼう(ゆめ)になる 世渡よわたりべたで 不器用ぶきようだけど しあわせゆっくり さがしましょう あなたがかせて くれました つやはないちりん こいはな  なみだかなしい ばかりじゃないと むねいだかれて りました あらし 背中せなかける 日溜ひだまりみたいな ひとだから あなたがかせて くれました つやはないちりん こいしずく  ぬまで大事だいじに するよとって れる笑顔えがおに なおす こののために あるいてたの 九十九つくも(つづら)にがった 苦労くろうどう あなたがかせて くれました つやはないちりん こいきずな
いごっそうまといさんやまひろしさんやまひろし池田いけだ政之まさゆき宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおおまえをまもると ちかったからは いのちてても なかへ いらかいちまい くずれれば地獄じごく それでもくのが まといち いのるおまえの かおおろして りきる りきるまとい てんまでとどけ  土佐とさみなとに さかは はな はしら どこにいるのか まだははは きっとどこかで おっかさん ふね舳先へさきに あしみしめて だれが だれんだか いごっそうまとい  いとしおまえの そのなみだでも 半鐘はんしょうれば うみへ だれなみだも もうたくない きっとかならず もどるから まる あのそらめがけ りきる りきるまとい てんまでとどけ
しゃくなげとうげあさはな美穂みほあさはな美穂みほもず唱平宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりお山裾やますそあか(ひ) 指差ゆびさゆう(うれ)いがお あれが わたし(あたし)のたところ ポツリとらした遊女ゆうじょ二十歳はたち 故郷こきょう(くに)はどこだとうのはおとこ いのと一緒いっしょこたえるおんな あゝ みちのくの しゃくなげとうげ  うえかたるの とめ(よ)そうかおたがいに まれ在所ざいしょたときも いゝことひとつもなかったからね なみだこらえ(こら)えておとこ なに(なん)にもわずにうなずおんな あゝ みちのくの しゃくなげとうげ  道行みちゆき不承知ふしょうち とめ(や)めろと ひぐらし(ひぐらし)が こえかぎりにくけれど ききわけないの 覚悟かくごにん 死出しで旅路たびじいや(いと)わぬおとこ しんまかせてべにおんな あゝ みちのくの しゃくなげとうげ
海峡かいきょう酒場さかばあさはな美穂みほあさはな美穂みほもず唱平宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおあかいグラスで かたほおかくし おんながつぶやく かなしげに ばん(つがい)でいるから ゆきだって あたたかそうね おきゆくかもめ はるはまださき 海峡かいきょう酒場さかば  ゆめはひととき 深追ふかおいしては ますますとおのく ものなのさ 内緒ないしょ部屋へやり らした月日つきひ 秋冬あきふゆあわせ たったのさんがつ 未練みれんつのらす 海峡かいきょう酒場さかば  うんとなみだそうなヤツを ロックで頂戴ちょうだい 女将おかみさん みっともいけど かせてしい 出来できれば明日あした このまちてて 二度にどないわ 海峡かいきょう酒場さかば
明日あしたおれらをんでいる氷川ひかわきよし氷川ひかわきよしはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ石倉いしくら重信しげのぶみちはいろはに がっても しん一本いっぽんどうをゆく 一度いちどかぎり(かぎ)りの いのちはな このかなきゃ どこでく 明日あしたおれらを 明日あしたおれらを んでいる  ふゆあらしに ふるえても 真紅しんく(まっか)な血潮ちしおは こお(こお)らない どんなときにも ささう あいする味方みかた(みかた)が あるかぎり 明日あしたおれらを 明日あしたおれらを んでいる  こころざし(のぞみ)でかけりゃ (に)もおもい 試練しれんこうに (ひ)はのぼる 我慢がまん(がまん) 辛抱しんぼう(しんぼう) けんで 希望きぼう(きぼう)のとびら(とびら)を 叩(たた)くのさ 明日あしたおれらを 明日あしたおれらを んでいる
旅路たびじさきいちじょうつらぬけぶといちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ野村のむらゆたかたびからたびへと さすらうこのおれ ってたおまえ もうかせはしない もうはなしはしない たびつづきは おまえとふたり 背中せなかで すすりく なみだかずを 無駄むだにはしない たせてごめん せたねすこし いまからおまえが 故郷こきょう(ふるさと)さ  おまえ一途いっとに とつぎもしないで 今日きょうまでひとり ただちわびながら たださびしさこらえ れるしんで らしていたろ 馬鹿ばかだな このおれは なににもらず ゆめだけった これからさきは あらしても 旅路たびじてまで おれがいる  背中せなかで すすりく なみだかずを 無駄むだにはしない たせてごめん せたねすこし 今日きょうからおまえを はなさない
きたながぼしいちじょうつらぬけぶといちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ野村のむらゆたかあのむすめ(こ)このまち ていった あれからなんねん ったかな 小指こゆびをからめて 約束やくそくしたっけ おれはおまえを ってると ゆめきしめ 夜汽車よぎしゃった おまえのなみだ わすれはしない きた夜空よぞらに ながぼし かえっていよ… もどっていよ からくなったら このむねに  ふう黒髪くろかみ なびかせて あのおかはしって ころんだ あののおまえの まぶしいひとみが おれ青春せいしゅん おもさ さけをどっぷり しながら いたいときは あのそら見上みあげ いのしあわせ ながぼし かえっていよ… もどっていよ からくなったら ればいい  ゆめきしめ 夜汽車よぎしゃった おまえのなみだ わすれはしない きた夜空よぞらに ながぼし かえっていよ… もどっていよ からくなったら このむね
曲名きょくめい 歌手かしゅめい 作詞さくししゃめい 作曲さっきょくしゃめい 編曲へんきょくしゃめい うた
くれないわたどり水城みずきなつみ水城みずきなつみかずつばさ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやづたいの ままなたびを なんで邪魔じゃまする こいひとつ わたしくれない わたどり ひとしょにゃ めないたちさ めてくれるな かたに なみだがして しずむ  じょう(じょう)と未練みれんの 荷物にもつ ここでてなきゃ あるけない わたしくれない わたどり 一夜いちやかぎりの ゆめからめりゃ ふうかれる 綿毛わたげのように 明日あしたはいずこか 西東さいとう  あいらない わけではないが れたハレたは もう御免ごめん わたしくれない わたどり わすれられない 面影おもかげひとつ いているのさ しんおくに つき片割かたわれ 旅枕たびまくら
しあわせもういいかい水城みずきなつみ水城みずきなつみかずつばさ宮下みやした健治けんじ宮崎みやざき慎二しんじこんな夜更よふけは おも列車れっしゃ わたししんを コトコトはしる 今度こんどこそはと おもっても いつもなみだで わるこい しあわせ しあわせ もういいかい かくれてないで ておいで うしろをないで きるから わたしください おんなはるを  おさけんでも さがせはしない かなしいしんの 場所ばしょなんて つらいこのの あめあらし えりゃす はなく しあわせ しあわせ もういいかい だれかのむねに めるまで ぬかるみどうでも あるきます わたしください おんなはるを  しあわせ しあわせ もういいかい 明日あしたえがく このゆめを も一度いちどしんじて みたいから わたしください おんなはる
志摩しまゆうがつ氷川ひかわきよし氷川ひかわきよしかずつばさ宮下みやした健治けんじ石倉いしくら重信しげのぶ潮風しおかぜ耳元みみもと かすめるたびに いとしいひとの こえになる 志摩しま日暮ひぐれて ぶカモメ おきゆくふねの あかりがにじむ いまごろ どうしているのでしょうか 面影おもかげかべる ゆうつきよ  ほおいちつぶ あのなみだ 真珠しんじゅのように ひかってた 志摩しま日暮ひぐれて なぎさにひとり せてはかえす 夕波ゆうなみ小波さざなみ しあわせ つかんでいるのでしょうか も一度いちどわせて ゆうつきよ  二見浦ふたみのうらに ならんだいわに ふたりの姿すがた かさねてる 志摩しま日暮ひぐれて いさゆれて 波間なみまはしる 慕情ぼじょう千里せんり いまごろ どうしているのでしょうか せつなく見上みあげる ゆうつき
松山まつやま空港くうこう氷川ひかわきよし氷川ひかわきよしはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ石倉いしくら重信しげのぶ羽田はたはつ 松山まつやまきの 最終さいしゅう便びんは まちあかりが 背中せなかで いている えないひとりながら ひとりおも たずねびと 瀬戸内海せとないかいえれば もうちかい あののままか 松山まつやま空港くうこう  なつかしの まち道後どうご っちゃん列車れっしゃ あれはまぼろし ふたりのあいたび いまさらゆめの つづきなど なんでしがる つらいだけ っていながら のこが またえそうな こころがこわい  いつまでも かげきずって きてくことは 今日きょうでこれきり わりにしたいのさ あいしたことに うそはない それがせめても なぐさめか んだ夜空よぞらに ほしる あののままか 松山まつやま空港くうこう
出雲いずもひとり千葉ちば一夫かずお千葉ちば一夫かずおばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおひとたびなら 気兼きがねもなしに 松江まつえ 椿つばきの 城下町じょうかまち みずの ふうなつかしく おとこさびを あらうよに しとしとあめ えんしずく(えにしずく) さすらいの…さすらいの 出雲いずもひとり  しおかおりを にうけながら ある宍道湖しんじこ(しんじこ) たびのやど しじみりする あさもやのなか 長竿ながさおじょれん あお墨絵すみえ 夕日ゆうひあかね々(あかあか) かげめて さすらいの…さすらいの 出雲いずもひとり  島根しまね半島はんとう このいて みぎ夕凪ゆうなぎ 日本海にほんかい しんぬくめる 出雲いずもいのり 一畑いちはた(いちばた)電車でんしゃ いで 明日あした(あした)はどこやら 日御碕ひのみさき(ひのみさき) さすらいの…さすらいの 出雲いずもひとり
おんな追分おいわけわたどり奈良ならいろどり奈良ならいろどり奈良原ならはらシズ江しずえ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおあめもあがって たびそら かれ蝶々ちょうちょうが おともする いてながした なみだあとを そでにかくして 三度笠さんどがさ おんなおんな、おんな追分おいわけ エンエェーわたどり  あお美空みそらに かんでる あれは故郷こきょう(ふるさと) ははかお あしくまま ふうまままま 明日あした何処どこ(いずこ)の ながたび おんなおんな、おんな追分おいわけ エンエェーわたどり  いし地蔵じぞうに 野菊のぎくえ 両手りょうてわせて 一里塚いちりつか 宿場しゅくばまち 津々浦々つつうらうらに 浮世うきよ街道かいどう どこまでも おんなおんな、おんな追分おいわけ エンエェーわたどり
前向まえむ人生じんせい奈良ならいろどり奈良ならいろどりれい恭司きょうじ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおほおつめたい 浮世うきよふう おんなひとりが きるには それでもね それでもね 前向まえむ人生じんせい どこまでも 今日きょうもヨイショコリャ 笑顔えがおでヨイショ うん自分じぶんの そのつかめ  なななみだで ころんでも やっはちきの ひめ達磨だるま それでもね それでもね 前向まえむ人生じんせい いつのも いてヨイショコリャ かせてヨイショ いのちいちりん おんな意気地いくじ  ひとつ背負しょえば またひとつ いつかふえてく かた荷物にもつ それでもね それでもね 前向まえむ人生じんせい これからも ってヨイショコリャ わらってヨイショ なさけひとえだ しあわまれ
おとこみさき木原きはらたけし木原きはらたけしあさこよみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおせてはかえす 苦労くろうなみしぶき けておとこは でかくなる 一度いちどかぎりの 人生じんせいを そうさ半端はんぱじゃ われない 意地いじつらぬけ(つらぬ)く 意地いじつらぬけ(つらぬ)く おとこみさき  こげ(あせ)るなきゅう(せ)くな ひとよりおくれても じっと我慢がまんの ときもある いつかのぞみが かなを ってくれてる 女房にょうぼう(やつ)がいる いはしないさ いはしないさ おとこみさき  明日あした(あした)がたとえ あらしになろうとも どんと荒波あらなみ えてく 奥歯おくばかみめ おきりゃ あつおもいが がる ここが勝負しょうぶの ここが勝負しょうぶの おとこみさき
花巻はなまき夫婦ふうふたび木原きはらたけし木原きはらたけしあさこよみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおひとれして 一緒いっしょになって やまありたにあり 夫婦ふうふどう やっとらしも 人並ひとなみに おまえとはじめて ふたりたび みちのく 花巻はなまき がま(かま)ふち(ぶち)のたき 笑顔えがおせせらぎ みずしぶき  いつもおまえを たよりにしてた 今日きょうまで苦労くろうの かけどおし 二人ふたりきりなら テレくさい はく(ふたはく)さんにち(みっか)の ふたりたび 湯煙ゆけむり 花巻はなまき 宿やどあかり しつされつ かい  いてわらって これからさきは ゆっくりこうか 夫婦ふうふどう いつか人生じんせい かえし おまえとはじめて ふたりたび みちのく 花巻はなまき まる月夜づきよ まどう かげふたつ
あねおとうと役者やくしゃ(しん台詞せりふり)あさはな美穂みほあさはな美穂みほはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおななさい(ななつ)ちがいの おとうとが ねむねむいと 駄々だだこねる いちゃ駄目だめだよ わすれちゃならぬ はは指切ゆびきりしたのことを なみだこらえて まくひらく  ごめんね、わたしさえきていりゃ、 こんなつらいさせなくて、んだのにねぇ  れぬつきで べにの ゆびほそさよ 意地いじらしさ おまえおどれば わたしがうたう ちち仕込しこみの あねおとうと(きょうだい)芝居しばい いまつぼみの はなふたつ  すまねぇ、すまねぇなぁ でも、おまえたちよわそだてたおぼえはねぇ けるんじゃねぇぞ いつかおまえたち出番でばんが、やってるからな  つらい浮世うきよの 雨風あめかぜに なんでけましょ くじけましょ おやはなくても 頂上ちょうじょう(てっぺん)目指めざし きてゆきます ちからわせ かす大輪たいりん ゆめ舞台ぶたい  おちちちゃ~ん、おははちゃ~ん
歌姫うたひめ漫遊まんゆうあさはな美穂みほあさはな美穂みほ高橋たかはし直人なおと宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおかみはたばねて編笠あみがさ(あみがさ) あみかさかぶり いき着流きながし 剣士けんし(さむらい)すがた つき雲間くもまに かくれたすきに そろりおしろをネ チョイトネした ひとり腰元こしもと れて はな歌姫うたひめ エーエーままたび  殿しんがりくじゃじゃうま じゃじゃうまなんて だれのことやら ちまた(ちまた)のうわさ 諸国しょこくめぐりの 書置かきおんで てんやわんやのネ チョイトネがらす どこをふう 西東さいとう はな歌姫うたひめ エーエーながたび  天下てんか泰平たいへい大江戸おおえど 大江戸おおえどばなれ さくら吹雪ふぶきの とうげえる こころやさしく 喧嘩けんかにゃつよい 茶屋ちゃやかけたネ チョイトネ男伊達おとこだて むねもほんのり べにす はな歌姫うたひめ エーエーかれたび
ごめんね~ありがとうあずさ夕子ゆうこあずさ夕子ゆうこ伊藤いとう美和みわ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおごめんね ありがとう しんなんも かえす なみだに れたよるも あなたがいたから えられた  いつもわたしを きしめてくれる やさしい笑顔えがおがまぶしくて…  あいするよろこびを おしえてくれたひとだから とお過去かこも とお未来みらいも まれわっても そばにいる せんねんさきまで こころ(むね)のなか  ごめんね ありがとう わがままっては こまらせて なみだが あふれ あふれ 一人ひとり夜更よふけは さび(さみ)しくて  ひとはどうして ゆるされないこいと わかってちてゆくのでしょう…  あいするくるしみを おしえてくれたひとだから とお過去かこの とお約束やくそく まれわっても ついてゆく せんねんさきまで こころ(むね)のなか  あいするよろこびを おしえてくれたひとだから とお過去かこも とお未来みらいも まれわっても そばにいる せんねんさきまで こころ(むね)のなか
いにしえのひと田辺たなべ大蔵たいぞう田辺たなべ大蔵たいぞうはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおきみいまでは いにしえのひと とどかないのか ぼくしんは ふたりながめた 那智なち大滝おおたき みずれずに ながれているか あいはまだここにあるのに とおとおい とお和歌山わかやま  いわにぶつかり なみはな きみがこぼした しろなみだか わすれられない 三段壁さんだんへき(さんだんぺき)は いてわかれた 黒潮くろしおまち あいはまだここにあるのに とおとおい とお和歌山わかやま  きみいまでは 望郷ぼうきょうひと まぶた(まぶた)じても きみえるよ すぎ木立きだちちの 熊野くまのみちは ふうはみどりか やさしいままか あいはまだここにあるのに とおとおい とお和歌山わかやま
こいべに水城みずきなつみ水城みずきなつみりゅうはじめ宮下みやした健治けんじ宮崎みやざき慎二しんじとお汽笛きてきかせるように あなたのんでる こえになる 今日きょうかえりを 故郷こきょうで 指折ゆびおかぞえて ちました つき雲間くもまに つき雲間くもまに ゆめのようです あゝかくれんぼ  下駄げたおとさえ ときめくむねに こえてきます からころと あのおなじ 帯締おびじめて うれしさこらえて せば かみにはらはら かみにはらはら さくらる あゝさとえき  みみをすませば 昨日きのうのように ふたりのおも れてくる まつ囃子ばやし(ばやし)を きながら おくれやさしく かきあげて こいべにす こいべにす まどこうは あゝあかねそら(あかねぞら)
五島ごしま船出ふなで氷川ひかわきよし氷川ひかわきよし喜多きたじょうただし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおおとこ船出ふなでかったさきは 東シナ海ひがししなかい 群青ぐんじょううみ 勘八かんぱち たいらまさし たからうみに 五島ごしまおとこの がたぎる  りくでは無口むくちなやさしいやつが れをつけりゃ おにになる エンヤレ エンヤレ エンヤレ エンヤレヤ エンヤレ エンヤレ エンヤレ エンヤレヤ 五島ごしま船出ふなで  分厚ぶあつ胸板むないた はがねうでで かえみなとにゃ 大漁たいりょうはたよ にっこりむかえる かわいいおんなに でっかいさかなを せてやる  おとこ値打ねうちは 仕事しごとまる あせ飛沫しぶきが なみる エンヤレ エンヤレ エンヤレ エンヤレヤ エンヤレ エンヤレ エンヤレ エンヤレヤ 五島ごしま船出ふなで  りくでは無口むくちなやさしいやつが れをつけりゃ おにになる エンヤレ エンヤレ エンヤレ エンヤレヤ エンヤレ エンヤレ エンヤレ エンヤレヤ 五島ごしま船出ふなで
あねおとうと役者やくしゃあさはな美穂みほあさはな美穂みほはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおななさい(ななつ)ちがいの おとうとが ねむねむいと 駄々だだこねる いちゃ駄目だめだよ わすれちゃならぬ はは指切ゆびきりしたのことを なみだこらえて まくひらく  れぬつきで べにの ゆびほそさよ 意地いじらしさ おまえおどれば わたしがうたう ちち仕込しこみの あねおとうと(きょうだい)芝居しばい いまつぼみの はなふたつ  つらい浮世うきよの 雨風あめかぜに なんでけましょ くじけましょ おやはなくても 頂上ちょうじょう(てっぺん)目指めざし きてゆきます ちからわせ かす大輪たいりん ゆめ舞台ぶたい
あねおとうと役者やくしゃ(台詞せりふり)あさはな美穂みほあさはな美穂みほはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおななさい(ななつ)ちがいの おとうとが ねむねむいと 駄々だだこねる いちゃ駄目だめだよ わすれちゃならぬ はは指切ゆびきりしたのことを なみだこらえて まくひらく  わたしだってきたいよ でも、ねえちゃんまでいてしまったら お仕舞しまいだもん  れぬつきで べにの ゆびほそさよ 意地いじらしさ おまえおどれば わたしがうたう ちち仕込しこみの あねおとうと(きょうだい)芝居しばい いまつぼみの はなふたつ  ほら、あれがかあちゃんぼしだよ そしてあれがとうちゃんぼし めてもらいたいなあ よく頑張がんばったねえって、めてもらいたいなあ  つらい浮世うきよの 雨風あめかぜに なんでけましょ くじけましょ おやはなくても 頂上ちょうじょう(てっぺん)目指めざし きてゆきます ちからわせ かす大輪たいりん ゆめ舞台ぶたい
おんなよるねずみ小僧こぞうあさはな美穂みほあさはな美穂みほ結木ゆうきひとみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりお江戸えどやみを いて 小判こばんせんりょう ひとかせぎ ちょいと小走こばしり 屋根やねうえ 呼子よぶこ(よびこ)をすりけ ちゅうう おっとなさけを ふところに おんなよるねずみ ここにあり  番茶ばんちゃ出花でばな つや(あで)やかに むす頭巾ずきんの 伊達だて姿すがた それにちかごろ にかかる いいじんいるよな いないよな おっと内緒ないしょに しておくれ おんなよるねずみ こいもする  さてさて夜明よあけ まえになりゃ どこへ追手おって(おって)も えたやら まちにしあわせ るまでは やめられないのさ このつとめ おっとせいため ひとため おんなよるねずみ ここにあり おんなよるねずみ ここにあり
月影つきかげ宿やどなぎさひろみなぎさひろみ坂口さかぐち照幸てるゆき宮下みやした健治けんじ周防すおうやすししんいいのよどんなに おくれてても 墨絵すみえれゆく やま宿やど もしやあなたの うえに なにかあったか にかかる わるほうへと かたむいて むねけそうな 月影つきかげ宿やど  いいのよ世間せけんの そしりをけて だれにもられず そでしぐれ ってあなたを こまらせる まんひとつも ありません まどをかがみに 化粧けしょうして 背伸せのびしてつ 月影つきかげ宿やど  いいのよ落葉らくようの やさしさなのね 静寂しじま(しじま)のなかにも おとがある んでいない いばらどう 何処どこにこんなに えられる こいれつ(はげ)しさ あったやら あなたこいしい 月影つきかげ宿やど
硝子がらすのタンゴなぎさひろみなぎさひろみ坂口さかぐち照幸てるゆき宮下みやした健治けんじ周防すおうやすししんあなたのなかに 二人ふたりのあなたがいる あいしてまないあなたと かげのあるあなた そして上手じょうずに その二人ふたりとも つきえるほど器用きようじゃ 器用きようじゃないわたし めばれる硝子がらす むねなか硝子がらす こたせぬあなた すこしずるいわたし 硝子がらす硝子がらすの 硝子がらすのタンゴ  わたしなかに 二人ふたりわたしがいる わかれにかたむわたしと そうでないわたし そしてそのに いだかれたときに もう一人ひとりわたしが わたしがまたえる 琥珀こはく(こはく)しょくのおさけ だまりあってにん こたせぬあなた すこしずるいわたし 硝子がらす硝子がらすの 硝子がらすのタンゴ  めばれる硝子がらす むねなか硝子がらす こたせぬあなた すこしずるいわたし 硝子がらす硝子がらすの 硝子がらすのタンゴ
口紅くちべに加川かがわあきら加川かがわあきらあさこよみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおさびしさかくしに かがみをのぞき ひとり口紅くちべに いてみる こんなにこんなに きなのに どうしてわたしを かせるの あなたいつる いつえる いまはこのこい あゝ、はなせない  電話でんわもしばらく くれないままで えばやさしさ くれるひと あそびのあそびの こいですか 写真しゃしんのあなたにいてみる あなたいつる いつえる いてください あゝ、いますぐに  夜更よふけに口紅くちべに 小指こゆびけば ほおなみだが こぼれます かなしいかなしい いいわけも しんじりゃいちヶ月かげつ(ひとつき) きられる あなたいつる いつえる いまはこのこい あゝ、はなせない あゝ、はなせない
わかれの彼方かなたぞう位山くらいやまふとし志郎しろうぞう位山くらいやまふとし志郎しろう森田もりたいづみ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやいまにもりそな はなびらが なみだこらえて しがみつく さくら ひらひら ひらひらと えぬ運命うんめい(さだめ)に けて 明日あしたをさがすの わかれの彼方かなたに  真夏まなつ月夜つきよに からぎ えてがれる せみしぐれ むねが じりじり じりじりと ぎたあのが こいしくて 明日あしたをさがすの わかれの彼方かなたに  てつくさむさを いて かす生命せいめい(いのち)の ふゆ牡丹ぼたん ゆきが しんしん しんしんと いつかえる ゆめにみて 明日あしたをさがすの わかれの彼方かなた
かならず明日あしたはやってくるぞう位山くらいやまふとし志郎しろうぞう位山くらいやまふとし志郎しろう森田もりたいづみ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやはだすよな 今夜こんやあめは ぐっとこたえる なみだあめ つらい時代じだい(とき)こそ 微笑ほほえんで むね希望きぼうの (ひ)をともす ほしえないよるにも ひとり孤独こどくよるにも わすれないで… わすれないで かならず明日あしたはやってくる  はなりそな 今夜こんやふうは れるこのの かいかぜ つらい時代じだい(とき)こそ 空見そらみげ むねかせる ゆめがある ひざかかえるよるにも ひとりねむれぬよるにも だれにだって… だれにだって かならず明日あしたはやってくる  ほしえないよるにも ひとり孤独こどくよるにも わすれないで… わすれないで かならず明日あしたはやってくる かならず明日あしたはやってくる
おれ人生じんせい木原きはらたけし木原きはらたけしあさこよみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおわた世間せけんの かいかぜ ゆめころがる 裏通うらどおり むね渦巻うずまく くやしさを さけでなだめる なわのれん わらないおわりれない おれ人生じんせい  ままにならない ことばかり ひとりきりなら つらくても 苦労くろう承知しょうちで このおれの そばにりそう はなひとつ わらないおわりれない おれ人生じんせい  いつかわるさ 風向かざむきも えて我慢がまんの まわみち にぎるこぶし(こぶし)の そのなかに ひとにゃゆずれぬ ゆめがある わらないおわりれない おれ人生じんせい
夫婦ふうふ坂道さかみち木原きはらたけし木原きはらたけしあさこよみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりお西日にしび(にしび)がむ ろくじょうひとあいだ それがにんの はじまりで 夫婦ふうふ坂道さかみち おまえとおれと ふたりしゅり えてた こころひとつに あぁどこまでも  喧嘩けんかもしたよな ちいさなことで くちにゃさぬが びていた 夫婦ふうふ坂道さかみち おまえとおれと めぐ月日つきひの わらい こえい あぁどこまでも  はたらどおしの おまえにいつか らくらしを させたくて 夫婦ふうふ坂道さかみち おまえとおれと 家族かぞくまもって えてく こころひとつに あぁどこまでも
きた一番いちばんせん氷川ひかわきよし氷川ひかわきよしかずつばさ宮下みやした健治けんじ石倉いしくら重信しげのぶハァー  夜明よあ間近まぢかに いかりけば ゴムの合羽かっぱに 血潮ちしおがたぎる うみかせぎは 根性こんじょう次第しだい カモメていろ おとこ意気地いくじ ザンザザンザと しぶきをびて ハァードッコイ 一番いちばんせんだよ  ゆきの 朝日あさひけて ドンとせ だい海原うなばらへ むねのおまもり あのむすめ写真しゃしん っていてくれ 大漁たいりょうはたを ザンザザンザと しぶきをびて ハァードッコイ 一番いちばんせんだよ  漁場ぎょじょうめざして 舳先へさき(へさき)にてば ゆめはでっかい いのち潮路しおじ なさ無用むようと きばむくうみを 根性こんじょうひとつで 覚悟かくご ザンザザンザと しぶきをびて ハァードッコイ 一番いちばんせんだよ 一番いちばんせんだよ
演歌えんかたましい(台詞せりふいれ)あさはな美穂みほあさはな美穂みほ結木ゆうきひとみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおそりゃあきてりゃ だれだって きたいもある つらも それでもけずに がり なみだぬぐえ(ぬぐ)う その意気地いくじ(いきじ) ハ、ヨイショ これが演歌えんか これが ゝ 演歌えんかたましい  躓(けつまず)いたり ころんだり いいじゃないか むねたましいあるかぎり  ひとひととは いつのも しんしんの ささい わすれちゃならない わすれない 人情にんじょうむねに きざむ ハ、ヨイショ これが演歌えんか これが ゝ 演歌えんかたましい  あせなみだもちからみず 路傍ろぼうはなだってあらしまれ、あめい いつか綺麗きれいな 自分じぶんだけのはなを かせているじゃないか  今日きょう駄目だめでも 明日あした(あす)がある つぼみもいつかは はなひらく 自分じぶんしんじて どこまでも いのちかす その意気地いくじ(いきじ) ハ、ヨイショ これが演歌えんか これが ゝ 演歌えんかたましい
なが春秋しゅんじゅうあさはな美穂みほあさはな美穂みほはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおあめ路地ろじうら 水溜みずため(みずたま)り だれがこぼした なみだやら よる酒場さかばを ながしてあるく おれさびしい ひとも みんなさびしい ひとばかり  かさがさねの 親不孝おやふこう なんでいまさら らりょか そっとびたい むかしむねで あめにくすぶる 午前ごぜん 未練みれんまじりの うたばかり  くなギターよ こんなよるは けば明日あしたが とおくなる さけ演歌えんかに 背中せなかいだかれ いつかを たくって みんなきてる ひとばかり
ふるさと日本にっぽん、しあわせ音頭おんど松阪まつさかゆうき松阪まつさかゆうき結木ゆうきひとみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおハァー なかいろいろ あるけれど それでも明日あしたは やってる はるりゃさくらも はなをつけ(ア、ソレ) みんなでおどれば ぶくる ふるさと日本にっぽん 笑顔えがおけ(ア、コリャ) いいね いいね いいね しあわせ音頭おんど  ハァー うみにもやまにも めぐみあり 豊年ほうねん大漁たいりょう ありがたや どんなに時代じだいが わっても(ア、ソレ) まもってきたい このこう(さち)を ふるさと日本にっぽん すこやかに(ア、コリャ) いいね いいね いいね しあわせ音頭おんど  ハァー 一富士いちふじたかに さん茄子なすび(なすび) ゆめならでっかく てばいい かがや希望きぼうを きしめて(ア、ソレ) みんなでおどれば ぶくる ふるさと日本にっぽん 元気げんきしゅっせ(ア、コリャ) いいね いいね いいね しあわせ音頭おんど
あーちゃんのうた三門みかど忠司ただし三門みかど忠司ただしもず唱平宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつや女手おんなでひとつで このオレを そだててくれたよ あーちゃんは ガチャマン時代じだい 泉州せんしゅうの 紡績ぼうせき工場こうじょう女工じょこうさん 日本一にっぽんいちはたらきもんだった  じゅうけん長屋ながやのすまんだで 親子おやこらした あーちゃんの おんなあかし(あか)し 嗜(たしな)みは けてもれてもマダムジュジュ べにすこともまゆくこともない  どうしてボクにはとうちゃんが いないと訊(き)かれて あーちゃんは おくにためなはって いまでは夜空よぞらのあのほしと 一番いちばんほしゆびさしいていた
曲名きょくめい 歌手かしゅめい 作詞さくししゃめい 作曲さっきょくしゃめい 編曲へんきょくしゃめい うた
大阪おおさかおんな三門みかど忠司ただし三門みかど忠司ただしもず唱平宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやキタのはずれのちっちゃなバーで どうせむならたのしく めと バーボンそそけ さとし(さと)してくれた あね(あね)さん気取きどりが みて おもわずなみだがこぼれたよ あゝ あのおんな(ひと) 大阪おおさかおんな(ひと)  堀江ほりえ はますじ 西陽にしびのあたる せまねぐら(ねぐら)にはなんで いわってくれたよ 二十歳はたちはるを あのときこころそこ れたんだ あれからなんねんったのか あゝ あのおんな 大阪おおさかおんな  故郷こきょう(くに)じゃそろそろ辛夷こぶし(こぶし)がひらく 馬鹿ばかせがれ(せがれ)とおふくろさんが なげいているだろ むぎ踏ながら 未練みれんかえろうか 今宵こよいゆめみる (あだ)まくら(まくら) あゝ あのおんな 大阪おおさかおんな
きぬかけのみち水城みずきなつみ水城みずきなつみあさこよみ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやばれたがして けば 水面すいめん(みなも)にれます 金閣寺きんかくじ つめたいわかれを されたのに いまもあなたに いたくて 京都きょうと 面影おもかげ きぬかけのみち(みち) こい区切くぎりの こい区切くぎりの ひとりたび  しずかにひろがる すなうみ 未練みれんのさざなみ 龍安寺りゅうあんじ(りょうあんじ) わたしやさしく きしめて はなさないよと ったひと 京都きょうと なみだの きぬかけのみち(みち) 心細こころぼそさに 心細こころぼそさに ふるえます  しあわせはらはら こぼれる たたずむ仁和寺にわじ(にんなじ) 八重桜やえざくら このみち あるいて ひとつずつ ててきます おもを 京都きょうと 日暮ひぐれて きぬかけのみち(みち) 二度にどとあなたに 二度にどとあなたに もどらない
ねえ あんた水城みずきなつみ水城みずきなつみ多野たのあきら宮下みやした健治けんじ杉山すぎやまユカリよるふうまどを ゆさぶるよるは ひとりバーボン んでます かたいてよ ねえ あんた ひざかさねた ねんらし かえってきてよ ねえ あんた  冗談じょうだんだよね わかれるなんて メールひとつも ないままで れているのに ねえ あんた ふく荷物にもつも のこしたままで もどってきてよ ねえ あんた  グラスにちた なみだいろは 未練みれんにじんだ 琥珀こはくしょく どこへったの ねえ あんた かぎをかけずに しんじてつわ かえってきてよ ねえ あんた
しぐれゆきエドアルドエドアルド坂口さかぐち照幸てるゆき宮下みやした健治けんじ猪股いのまた義周よしちかまどのむこうは さむきょう えてわたって ゆめうつつ いまがいちばん しあわせと むねにあまえる ゆび文字もじ 「あなた…」あのと あのよると おなゆきです あぁしぐれゆき  わた逢瀬おうせの 薄氷はくひょう いいのいいのよ でも そっと微笑ほほえむ ひとみ(め)のなかに きるおんなの みちがある 「あなた…」明日あしたが まるのを わたしました あぁしぐれゆき  えるよろこび 縦糸たていとに しのぶおもいを 横糸よこいとに ゆきつやす こいころも つみがふたりを つよくする 「あなた…」夜明よあけは とおくとも はるちます あぁしぐれゆき
一途いちずおとこ元木もとき道夫みちお元木もとき道夫みちおはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおはなけば はなあい(め)で ともれば さけみ がりくねった このみちを こころまっすぐ あるいてきたよ きゅう(せ)かずあせらず あきらめず 一途いちずおとこの おとこ人生じんせい  つつましく またつよく 宝物ほうもつ まもるよに れたあのむすめ(こ)の 真心まごころに 男心おとこごころを かさねてたよ なにがあっても はなさない 一途いちずおとこの おとこ純情じゅんじょう  ころぶたび がり 明日あしたもまた ゆめう 器用きようばかりが のうじゃない いつかくだろう あののひだまりに 一歩一歩いっぽいっぽを みしめて 一途いちずおとこの おとこ人生じんせい
感謝かんしゃ元木もとき道夫みちお元木もとき道夫みちおはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおいつもしんに 故郷こきょう(ふるさと)がある おれそだてた さんがわ ちちゆめ ははあい とも笑顔えがおの なつかしさ 有難ありがとう… あれからなんねん ぎたあのに ああ 感謝かんしゃ  あめも あらしもあった いてくじけ(くじ)けた もあった かなしみに りそって 背中せなかささえて くれたひと 有難ありがとう… しんのふれあい 一期一会いちごいちえに ああ 感謝かんしゃ  昭和しょうわ平成へいせい れいつづく みち凸凹でこぼこ(でこぼこ) まだ途中とちゅう あの時代じだい この時代じだい いつもしんは あつかった 有難ありがとう… 人生じんせいどこまで 今日きょうもしみじみ ああ 感謝かんしゃ
津軽つがるじゅうさんみなとかつらりゅうかつらりゅうばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおあんたかすにゃ 道具どうぐはいらぬ 三味しゃみの絃(いと)りゃ それでいい あんた さむかろ かえってやれ 津軽つがる… 津軽つがる… じゅうさんみなとは すな吹雪ふぶき れておなごを かすなよ かすなよ  いつも二人ふたりの じょんからふしが いまじゃひとりの おん(ね)ふし あんた いいじん 出来できただろうか 津軽つがる… 津軽つがる… じゅうさん砂山すなやま 北砂きたすなばく どこにるのさ こいしいよ こいしいよ  岩木いわきやまに ゆきるころよ 風邪かぜかずに らしてか あんた かいいたや あたためておくれ 津軽つがる… 津軽つがる… じゅうさんみなとは 五所川原ごしょがわら ふういてる おんなたび おんなたび
やすらぎかつらりゅうかつらりゅう黑澤くろさわこい宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおふれたくちびる やすらぎひとつ えてしずかに ゆめなか こころみつく のこよ きよきよ きよきよ …あなたがきよ つかのだけど しあわせくれた にくらしいほど あゝ…つみひと  とける眼差まなざし やすらぎひとつ れるおもいに ほだされて わるいゆびさき もとめてた あつあつい あつあつい …あなたがあつい いますぐいて 素顔すがおにさせて こころまどわす あゝ…つみひと  あまいくちづけ やすらぎひとつ はだ未練みれんの ふゆ支度じたく わか足音あしおと しのんでも しいしい しいしい …あなたがしい つぎまでも はなしたくない わすれられない あゝ…つみひと
太陽たいようのスマイル~ナルトの燦々さんさんサンバ~黒木くろきナルト黒木くろきナルト結木ゆうきひとみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおああ太陽たいようの スマイル一緒いっしょに 地球ちきゅうのみんなが こんにちは だから今日きょうあかるく たのしくこう きているって カーニバル さあさ燦々さんさんサンバ 太陽たいようのスマイル もっと燦々さんさんサンバ サンバでおどろう 笑顔えがおおどれば 世界せかいはひとつ ボン・ジーア ボア・タルジ ボア・ノイチ そうさあさからばんまで ナルトのサンバ オーレ!  ああ太陽たいようの スマイルれて みなみくにから こんにちは だから明日あした夢見ゆめみて 元気げんきこう あつ希望きぼうの カーニバル さあさ燦々さんさんサンバ 太陽たいようのスマイル もっと燦々さんさんサンバ サンバでおどろう 陽気ようきおどれば 世界せかいわらう ボン・ジーア ボア・タルジ ボア・ノイチ そうさいつでもどこでも ナルトのサンバ オーレ!  さあさ燦々さんさんサンバ 太陽たいようのスマイル もっと燦々さんさんサンバ サンバでおどろう になりおどれば 世界せかいはひとつ ボン・ジーア ボア・タルジ ボア・ノイチ そうさななつのうみえ ナルトのサンバ そうさななつのうみえ あなたとサンバ オーレ!
演歌えんかほし黒木くろきナルト黒木くろきナルト結木ゆうきひとみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりお千里せんりまんさとの 時空じくう(とき)をえ うたいのちを けにた 見上みあげる富士ふじに ちかて 日本にっぽんかせて せるのさ 度胸どきょう小節しょうせつで いざ勝負しょうぶ おれ演歌えんかの 演歌えんかほしになる  けてたまるか おとこなら ゆめしんの ささぼう 一文いちぶんなしの もあった 軒下のきしたらしの もあった なみだはふところ しまいみ おれ演歌えんかの 演歌えんかほしになる  天下てんか無敵むてき意地いじいだき みちはひとすじ まっしぐら 故郷こきょうにしき かざるまで かえらぬ覚悟かくごは できてるぜ どっちだ明日あしたは いざ勝負しょうぶ おれ演歌えんかの 演歌えんかほしになる
ふゆ牡丹ぼたんあおいかをさとあおいかをさと芳美よしみあまり宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやひとしんの うらはらを なげかないでね かないで まれながらの 運命うんめい(さだめ)のみちを えてゆきます しんくとも いつかる はるる ゆきに‥ゆきに‥いきづく ふゆ牡丹ぼたん  ひときずつけ かすより ひときずつき ほうが けたしんの 傷跡きずあとなんて ぎれば えてゆく そうよ笑顔えがおで 明日あした(あす)にく ゆきに‥ゆきに‥かがやく ふゆ牡丹ぼたん  こころざして いるうちは まえすすめず くだり(ゆ)きとめ(ど)まり ててゆきましょ かなしみなんか 自分じぶんしんじて けないで きっとる はるる ゆきに‥ゆきに‥つや(いろ)づく ふゆ牡丹ぼたん
れい アイ・アイぶしかわかみあいかわかみあい野村のむらひとみ宮下みやした健治けんじ猪股いのまた義周よしちかさても おしの皆様みなさまかたへ たかえんじのそのうえで おみみ拝借はいしゃくすることを おゆるしください 失礼しつれいします まれ茨城いばらきつくばのそだち お国訛くになまりは宝物ほうもつ おんなですもの人並ひとなみに こいもしましたゆめた いて つまづき ころんでも 苦節くせつ 骨折こっせつ なんのその うたいのちの このわたし いてください 最後さいごまで れい アイ・アイ アイ・アイぶしを アイ・アイぶしを  かいかぜほど大空おおぞらたかく つばさひろげてとりは 明日あした目指めざしてたびをする 弱音よわねをはいたら けになる ころびつまずきくことよりも ゆめかってあるきます 女神めがみ男神おかみまもられて 感謝かんしゃ感謝かんしゃうたたび いのち このに あるかぎり 苦労くろうなみだも あじになる あいささえの わたしです どうぞよろしく ねがいます れい アイ・アイ アイ・アイぶしを アイ・アイぶしを  いつもお世話せわを かけますが おんわすれず このさきも うたつづけて まいります サアサ 皆様みなさま 元気げんきよく れい アイ・アイ アイ・アイぶしを アイ・アイぶしを  すみからすみまで ずずいと~ ねがいたてまつります~
天空てんくううみじょうあさはな美穂みほあさはな美穂みほはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりお青雲せいうんはるか 棚引たなびいて さくらは謳(うた)う 湊山みなとやま 大志たいしもえゆる 若武者わかむしゃの しん気高けだかき 天守閣てんしゅかく あゝ天空てんくうの うみじょう(しろ)に久遠くおん(くおん)のかぜぶ  ひとにはひとの 天命てんめいあり 天命てんめいに いのちやさん  ななじゅうはちじゅうに 中海なこみ(なかうみ)の にしきのごとき なみ模様もよう ちかいしゆめを ふところに わすさかずき 粛々しゅくしゅくと あゝ天空てんくうの うみじょう(しろ)にうたげ舞扇まいおうぎ(まいおうぎ)  べに(くれない)まる 大山おおやま(だいせん)の 意志いし剛健ごうけんの ふゆ姿すがた いかめしき時代じだい(とき)を いて いざや天下てんかせん あゝ天空てんくうの うみじょう(しろ)に久遠くおん栄華えいがあれ
なみだよるふうぞう位山くらいやまふとし志郎しろうぞう位山くらいやまふとし志郎しろうあさこよみ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつや世間せけんうわさに はらはらと るもかなしい こいはな くあなたの うしかげ みるなみだの みるなみだの よるふう  あいしてみたって このには とどくはずない こいでした あなたのためです いて ひとりなみだの ひとりなみだの よるふう  ななにちいちの しのい ゆめました しあわせの えない二人ふたりの 運命うんめい(さだめ)なら しょせんなみだの しょせんなみだの よるふう  このこいこのまま つづけても むねふかまる きずあと おもきしめ 見送みおくれば つらいなみだの つらいなみだの よるふう
北国きたぐになみだあめぞう位山くらいやまふとし志郎しろうぞう位山くらいやまふとし志郎しろうあさこよみ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやあなたのうわさを 足跡あしあとを あめつめたく してく ひとだけでも ひとだけでも いたくて しずくかなしい 北国きたぐに なみだあめ  あなたの写真しゃしんを がかりに たずねあるいた きたまち なんだまって なんだまって えたのよ 未練みれんあとく 北国きたぐに なみだあめ  やさしくいだかれた あのよるが わすれられない またかぶ れる面影おもかげ れる面影おもかげ せつなくて 滲(にじ)むまち 北国きたぐに なみだあめ  ケ月かげつ(ふたつき)おくれの すれちがい えぬ運命うんめい(さだめ)か もう二度にどと だれ今頃いまごろ だれ今頃いまごろ どこにいる むねみます 北国きたぐに なみだあめ
北海ほっかい篝火かがりびいちじょうつらぬけぶといちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおなみ親潮おやしお 千島ちしまふうか れてくれるな オホーツク えろ えろ神火しんか(ごじんか) まつりのよるだ 満月まんげつ(つき)をがして あのむすめ(こ)のむねに アーァ… ヤーレ・ソーレ ほのお(も)えろ きた故郷こきょう(ふるさと) 北海ほっかい篝火かがりび  はるか知床しれとこ やまなみあおぎ おど松明たいまつ(たいまつ) ふえ太鼓たいこ つのる つのおもいは ほのお(ほむら)のあかし(あか)し あのむすめこいしや 赤々あかあかがれ アーァ… ヤーレ・ソーレ ほのおえろ てんほしる 北海ほっかい篝火かがりび  きた大地だいちの 夜空よぞらいた はな月影つきかげ めぐみのいのり えろ えろいのち となって いとしあのむすめの しんやせ アーァ… ヤーレ・ソーレ ほのおえろ おとこ火祭ひまつり 北海ほっかい篝火かがりび
おとこ夜曲やきょくいちじょうつらぬけぶといちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおはは横顔よこがお まなざしは いた夕顔ゆうがお かんぴょうのはな 故郷こきょう(ふるさと)こいしや 茶臼岳ちゃうすだけ(ちゃうすだけ) 背伸せのびしたって えぬのに まぶたじれば… やさしいははが そこにいる  だっぺ でれすけ かえってコ なまなつかし ともかお 故郷こきょうこいしや とおそら ひと手酌てじゃくの いがたり にがさけだよ… 今夜こんやはやけに ふかくなる  ゆう(ゆ)んべもたんだ ははゆめ すこしやせたか 苦労くろうをしてか 故郷こきょうこいしや いたくて 馬鹿ばかせがれ(せがれ)と びながら あれやこれやと… おもしては 男泣おとこな
浮草うきくさ善哉ぜんざい熊谷くまがいひろみ熊谷くまがいひろみ木下きのした龍太郎りゅうたろう宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやどんなちいさな ゆめでもいいの こうして一緒いっしょに られたら 浮草うきくさ善哉ぜんざい あなたとにん 今日きょうながれに ただよいながら かたい きてく  背負せおれない 苦労くろう荷物にもつ のこりはわたしが ける 浮草うきくさ善哉ぜんざい あなたとにん つらいときには いつでもけて うらみますとも かくしごと  れて一生いっしょう あづけたひとと しあわせ手作てづくり しろづくり 浮草うきくさ善哉ぜんざい あなたとにん あわしが 日毎ひごとびる はるはもうすぐ すぐとな
ゆめちが熊谷くまがいひろみ熊谷くまがいひろみ木下きのした龍太郎りゅうたろう宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやくちでどんなに にくんでみても はだがいつしか あなたをゆるす… 苦労くろうあじなど 月日つきひてば なににもなかった ことになる おとこおんなの こいちがい  くらこわした あなただけれど くしりない わたしわるい… 明日あした(あした)の二人ふたりの しあわせよりも 目先めさきのやすらぎ もとめてた おとこおんなの ゆめちがい  れたつもりの ひとりなのに ゆびとなりの ぬくもりさがす… だれかとむのに 化粧けしょういまも あなたのこのみの 口紅くちべに(べに)をす おとこおんなの こいちが
ははこいしぐれかさ氷川ひかわきよし氷川ひかわきよしはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりお片手かたておがみで 故郷こきょうをすてた 野暮やぼ承知しょうちの たびがらす あのながめた まんまるがつが 今宵こよい(こよい)無宿むしゅくしゃ(むしゅく)の らしゃ おっはは(かあ)こいしや ふうがおっはは(かあ)のこえになる  れたすすきの こす(はず)れのおとが あら(すさ)むしんに なぜゆう(やさ)し 意地いじながれた ねんさんがつ かざにしきも ないままに おっはは(かあ)達者たっしゃか せめていたや 草枕くさまくら  あすはひがしか それとも西さいか ちびた草履ぞうり(ぞうり)の くままに 義理ぎりかれて なさけにれて 故郷こきょう(くに)はとおくに なるばかり おっはは(かあ)ごめんよ くな未練みれんのしぐれかさ
笛吹峠ふえふきとうげ氷川ひかわきよし氷川ひかわきよし仁井にいたに俊也としや宮下みやした健治けんじ丸山まるやま雅仁まさひとはな東京とうきょうが んでると のぼ列車れっしゃで 郷里ごうり(ふるさと)てた 笛吹峠ふえふきとうげはヨー そらでトンビが いていた むし 弱虫よわむし あまえっ みな元気げんきで いるだろか  それをこいとも らないで あかくわ ふたりで摘(つ)んだ 笛吹峠ふえふきとうげはヨー まつ囃子ばやし(ばやし)が ふうう 縁日えんにち 綿めんあめ(わたあめ) 星月夜ほしづきよ きなおもいは わらない  ゆめなんも えばいい きっとかなうよ あきらめなけりゃ 笛吹峠ふえふきとうげでヨー とおくなるまで った おふくろ 親父おやじの こえがする 一度いちどかえれよ この故郷こきょう(まち)に
あぁ人生じんせいとうげ木原きはらたけし木原きはらたけしあさこよみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおみちを けば あっというあいだの みじかさよ 骨身ほねみ しまず はたらいて ふしくれだらけの ゆびさき うれき くやき なみだえた 人生じんせいとうげ  うえたら きりがない おまえの口癖くちぐせ 真似まねてみる おれのわがまま いつだって 笑顔えがおささえて くれた女房にょうぼう(やつ) あめも れのも おまえとえる 人生じんせいとうげ  正直しょうじきに きてた それが自慢じまんさ このおれの せめて自分じぶんを かた(だま)さずに あるいてくんだ これからも のぼざか くだざか 明日あしたえる 人生じんせいとうげ
しのさけ木原きはらたけし木原きはらたけしあさこよみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおひとりじゃ喧嘩けんかも 出来できなくて 手酌てじゃくさびしい あめよる ぎちゃ 駄目だめですと 写真しゃしんのおまえが わらってる ひとり おまえを ひとり おまえを しのさけ  子供こども巣立すだって これからは 旅行りょこうもしたいと っていた 苦労くろうだけ かけたまま 本当ほんとう(ほんと)にごめんよ わるかった びてす びてす コップしゅ  つまみはスルメの かわぶつ おまえの手料理てりょうり こいしいよ もう一度いちど めぐい 一緒いっしょになろうな このおれと ひとり しんみり ひとり しんみり しのさけ
リラはいても…あいようこあいようこばんじょうたかし宮下みやした健治けんじむらさきいろに このまちれて 今夜こんやわたしを ひとりにさせる リラのはないても… おもかえらない はなびらのかおりは あのとおなじ ただひとつ あーあなたが あなたがない  わかれがると かんじていたの なみだせない 覚悟かくごもしたわ リラのはないても… 足音あしおとこえない おんなってせつなく やさしいこいの うでのなか あーいだかれて いだかれていたい  あいするひとと むすばれるなら まい(いつつ)のはなびら さがせというわ リラのはないても… あなたにはとどかない ぎたのぬくもり しんにしまい 明日あしたへと あー旅立たびだつ 旅立たびだわたし
ひとこいきょうあいようこあいようこ仁井にいたに俊也としや宮下みやした健治けんじわすれられない こいだけど わすれなくては いけないひとね ひとこいきょうは なみだきょう 水面すいめん(みなも)でゆれてる 面影おもかげが みれんなわたしを 今夜こんやかす  ひと(ひとめ)にする つらさより えぬこのが ぬほどつらい ひとこいきょうは なみだきょう はなしはしないと きしめた あなたのぬる(ぬく)みが こののこる  ゆめをなくして きてゆく おんなごころに よるふうがしみる ひとこいきょうは なみだきょう 明日あしたというは とおくても ふたりで倖せ さがしたかった
あすなろとうげ山本やまもとゆき山本やまもとゆき高橋たかはし直人なおと宮下みやした健治けんじ西村にしむらみゆきさむのこしたこよみ(こよみ)のうらで はる出番でばんっている がまん辛抱しんぼう(しんぼう) 時節じせつ(じせつ)がれば わたしの人生じんせいゆめはなく あせらずいちいちにちいち あ…くじけずに うえ(のぼ)るこのさかあすなろとうげ  苦労くろうくのおおせ(の)けはん(ぞ)る背中せなか ひとなさけが突(つ)っかいぼう むね感謝かんしゃ気持きもちをいて ない人生じんせいつよきてく しんみるはげます言葉ことば あ…ははこえ かげ後押あとおしあすなろとうげ  いわかれななたき(ななたき)ちて かわうみへと辿たどく にち吹雪ふぶきこたえて わたしの人生じんせいいま正念場しょうねんば かがやほし希望きぼううたを あ…みちづれに えるこのさかあすなろとうげ
かつらはま哀歌あいか水田みずた竜子りゅうこ水田みずた竜子りゅうこ森田もりたいづみ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつや黒潮くろしおそだちの けんもヨー こいおぼれりゃ きもする せる さざなみ 五色ごしき(ごしき)のはまで だれおもうか 朧月おぼろづき(おぼろづき) あんた…きながよ きながよ 今宵こよいこいしい アンアアン… ひとがいる  よさこいまつりに せられてヨー はなのかんざし えるべに(あか) むかし名残なごりの はりまやきょうに いとし面影おもかげ またかぶ あんた…かいいとうて かいいとうて 女心おんなごころに アンアアン… をともす  こぼれるなみだの 真心まごころにヨー 霧笛むてきひとこえ みるよる てばさびしい おとこたびは つきくよな かつらはま あんた…きながよ きながよ れてれぬく アンアアン… ひとがいる
津軽つがるふうふえ水城みずきなつみ水城みずきなつみばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやまどかんだ 十六夜いざよい(いざよい)がつは とお津軽つがるに えるでしょうか みみませば ねぶたのまつり とべじん(はねと)おどりで 出逢であったふたり ヒュルリ ヒュル ヒュル ヒュルリ ラッセラ… ふうおどるよ あれは初恋はつこい もうねん  こい火祭ひまつり まだめぬのに きとえない 弱虫よわむししょうちゅう いっそかえって ちあけましょか おもがれて ゆめまでかす ヒュルリ ヒュル ヒュル ヒュルリ ラッセラ… ふうんでる まれ故郷こきょうに はやいと  あき木枯こがらし ふえ太鼓たいこ えだ囃子はやし(はやし)で よるふうがうたう てもめても こころのなかに いまもこいしい あのひとが棲(す)む ヒュルリ ヒュル ヒュル ヒュルリ ラッセラ… ふうはこぶよ 津軽つがるじょんから こいうた
おとこ足跡あしあと三門みかど忠司ただし三門みかど忠司ただし坂口さかぐち照幸てるゆき宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやおとこ生涯しょうがい ひとつのみちに かかわりつづけて ひかるもの それでもあのとき ああしていれば こうしていたらと やむもの すこしは自分じぶんを めてやれ よるふうかたいだく おとこ足跡あしあと  はるみじかく ゆくあきながく ひとりがにしむ 昨日今日きのうきょう おもえば世間せけんと つながるさきは いちはいはいの この酒場さかば おもしみじみ ひたよる ここにもあり おとこ足跡あしあと  おとこ依怙地いこじの ひょうかおと なさけにひとき うらかお どちらもいとしい おとこかおさ いくあせ わだちの みちになる すこしは自分じぶんを めてやれ よるふうかたいだく おとこ足跡あしあと
はつにござんす、あさはな美穂みほあさはな美穂みほあさはな美穂みほ結木ゆうきひとみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりお(とざい、とうざい)  むすめざかりに うたい げいきゃ みんなき 度胸どきょうはちふんに あとの二分にぶん 世間せけんらずの いさぎよさ 故郷こきょう(さと)をにすりゃ 舞台ぶたい江戸えどに おはつにござんす、あさはな美穂みほ  今日きょう今日きょうまで 色恋いろこいは とんとないのも 愛嬌あいきょう れたひとはと かれたら 師匠ししょうばばさま ひとりだけ わせかせて せますうでで おひけえなすって、皆様みなさまよ  あせ苦労くろうの たび街道かいどう きっとえます 花道かどうに 拍手はくしゅ喝采かっさい ありがとう ってましたと まくひらく れてにしきの なみだ吹雪ふぶけ 只今ただいま参上さんじょうあさはな美穂みほ
曲名きょくめい 歌手かしゅめい 作詞さくししゃめい 作曲さっきょくしゃめい 編曲へんきょくしゃめい うた
演歌えんかたましいあさはな美穂みほあさはな美穂みほ結木ゆうきひとみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおそりゃあきてりゃ だれだって きたいもある つらも それでもけずに がり なみだぬぐえ(ぬぐ)う その意気地いくじ(いきじ) ハァ、ヨイショ これが演歌えんか これがゝ 演歌えんかたましい  ひとひととは いつのも しんしんの ささい わすれちゃならない わすれない 人情にんじょうむねに きざむ ハァ、ヨイショ これが演歌えんか これがゝ 演歌えんかたましい  今日きょう駄目だめでも 明日あした(あす)がある つぼみもいつかは はなひらく 自分じぶんしんじて どこまでも いのちかす その意気地いくじ(いきじ) ハァ、ヨイショ これが演歌えんか これがゝ 演歌えんかたましい
おんな花吹雪はなふぶきおかみどりおかみどりばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやいたなみだは いつかはかわく 未練みれんのこせば 世間せけんける くよくよするなと ふうす って花実はなみが くじゃない 花吹雪はなふぶき 花吹雪はなふぶき… おんないて アァ…はなになれ  れたしんは もどせるけれど ぎた昨日きのうは かえっちゃない このはそうだよ 一度いちどきり けてくより ってけ 花吹雪はなふぶき 花吹雪はなふぶき… おんな愚痴ぐちは アァ…似合にあわない  かみかざりは くてもいいの こころ美人びじんに おとこよわい 人生じんせいななざか 意地いじり きているから ゆめがある 花吹雪はなふぶき 花吹雪はなふぶき… おんないて アァ…つや(つや)がでる
おんな春秋しゅんじゅうゆめしぐれ水田みずたかおり水田みずたかおり高橋たかはし直人なおと宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおそら(から)の米櫃こめびつ(こめびつ) 見向みむきもせずに 将棋しょうぎ一筋ひとすじ 思案しあんがお(しあんがお) 坂田さかた三吉さんきち 甲斐性かいしょうしで たんと たんとるのは ゆめこま 骨身ほねみしまず ごとわず ささえる小春こはるの 心意気こころいき  はしかず(かず)ほど おんなれて かわるほど んださけ 落語らくご(はなし)われば 八方破はっぽうやぶれ それが それが亭主ていしゅの はるだん 浪花なにわ人情にんじょう 人生じんせい舞台ぶたい 苦労くろうはおはまの かくげい  おんますと ほどこせ(ほどこ)しいて だい(だい)のおとこが なみだ いま取的とりてき(とりてき) 駒形こまがた茂兵衛もへい(こまがたもへえ) いつか いつか横綱よこづな 土俵入どひょういり 取手とりで宿場しゅくばで 出世しゅっせいのる 我孫子あびこ(あびこや)おつた(つた)に はるふう
海峡かいきょうふゆつばめ西川にしかわひとみ西川にしかわひとみばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりお海峡かいきょう吹雪ふぶき なみまたなみに つばさらして カモメがんだ わたし馬鹿ばかげよね ためらいながら いてばかりじゃ 明日あしたもない あなたしでは んだもおなじ ってゆきたい ふゆのつばめよ  波打なみうつしぶき 氷雨ひさめとなって 小指こゆびさきまで おんなかす かみみだれを ぐしでとかし むかぬかと べにをひく あなた以外いがいに もうあいせない ゆめはかげろう ふゆのつばめよ  最果さいはこう てつくしん あなたはこのうみ えたでしょうか 出船しゅっせんふね うけれど こいく はなじゃない っているのに ただつばかり あなたこいしい ふゆのつばめよ
ふうでんおろし西川にしかわひとみ西川にしかわひとみ橋本はしもと日出子ひでこ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおきりのむこうの えないかおは たいいたい ちち(とう)さまか 山肌やまはだけてく 朝霧あさぎりの たき花火はなびに かげゆれる 御伽おとぎ(おとぎ)・景色けしきか 御浜みはままち(みはま)のふうでんおろし  あめ夜露よつゆも うとまずけて たいいたい ちち(とう)さまを たずねてここまで 三重みえさと とうげ山坂やまさか熊野灘くまのなだ(くまのなだ) うわさください 御浜みはままち(みはま)のふうでんおろし  かかる朝霧あさぎり あつめていだけば たいいたい ちち(とう)さまの 姿すがたわると ふうこえ ゆめがあしたへ つづくまち 奇跡きせきちます 御浜みはままち(みはま)のふうでんおろし
穴吹川あなぶきがわ元木もとき道夫みちお元木もとき道夫みちお戸川とがわさとし砂子すなご宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおいきをのむよな んだあお 恋人こいびと(こいと)きょうから ながめれば いわにぶつかる しろなみ 穴吹川あなぶきがわを ていると しんやす アァ ながれだよ  いかだくだりは けないと しぶきはねげ ぐさまは つよおとこが えかくれ 穴吹川あなぶきがわの 清流せいりゅうで せたいおれの アァ この姿すがた  一度いちどたずねて さん こころきずな(こころきずな)が つよくなる おれも故郷こきょう こいしいと 穴吹川あなぶきがわは 日本一にっぽんいち ながれるみずの アァ きよらかさ
やさしさをありがとう元木もとき道夫みちお元木もとき道夫みちお戸川とがわさとし砂子すなご宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりお今日きょう元気げんきで ごせたね 青空あおぞらみたいな 気持きもちだよ しずかにつめて くれたひと おおきくひろげた 両手りょうてには ちいさな幸福こうふく(しあわせ) かさねてる やさしさをありがとう 元気げんきたよ  春夏秋冬しゅんかしゅうとう いちねんに つらくてくるしい ときもある いたわりつめて くれたひと いたらいいのさ おもいきり だれにも遠慮えんりょは いらないからね やさしさをありがとう 素直すなおになれる  きっといこと あるだろう あきらめないのが 一番いちばんと 笑顔えがおはなして くれたひと 格好かっこうつけても いじゃない すこしはゆるして もらえるだろう やさしさをありがとう 勇気ゆうきるね
出世しゅっせ街道かいどうたびがらすあさはな美穂みほあさはな美穂みほはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおゆめ根性こんじょうの 荷物にもつ 山越やまごえ なみだをえて おれ天下てんかの たかになる 出世しゅっせ街道かいどう 出世しゅっせ街道かいどうたびがらす  おとこってものは ゆめきて なんぼのものよ かなきゃ なるめえ 明日あした(あした)がおれ(おい)らを んでらあ…  ちょいとご法度はっと(はっと) 色恋いろこい沙汰ざたは 故郷こきょう(くに)をるとき ちかったはずさ れたはれたは 呑(の)みこんで 今宵こよい(こよい)我慢がまんの 今宵こよい(こよい)我慢がまんの、月見つきみしゅ  とりねぐら(ねぐら)にかえるのをりゃ、 そりゃあ、人恋ひとこいしくなることもあらあな おっはは今頃いまごろなにしてっかなあ… いけねえ、いけねえ おれ(おら)ぁ天下でんかるとめたんでい  ってまれた さと 度胸どきょうせんりょうで 掴(つか)んでみせる どんとやがれ むかかぜ 出世しゅっせ街道かいどう 出世しゅっせ街道かいどうおれはゆく
がいなまつりあさはな美穂みほあさはな美穂みほさとうしろう宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおひがし日本海にほんかい(うみ)が 赤々あかあかと 朝陽あさひをうけて がる がいな太鼓たいこ(だいこ)の バチたたきゃ 商売しょうばい気質きしつ さわぐ これが米子よなご(よなご)のよ こころ意気いき がいな、がいな がいな、がいな がいなまつりだよ ああ まつりだよ  こころに(とも)す まんとう(まんとう)は きずなをむすぶ なつまつり のぞ大山おおやま いさましく 潮風しおかぜあびる おれのさと これが米子よなご(よなご)のよ ほこりだよ がいな、がいな がいな、がいな がいなまつりだよ ああ まつりだよ  夜空よぞらめる 中海なこみ(なかうみ)の 花火はなびって おど笑顔えがお(かお) いもわかきも だんだんよ よろこびいて すすめ これが米子よなご(よなご)のよ 大輪たいりん(たいりん)だ がいな、がいな がいな、がいな がいなまつりだよ ああ まつりだよ
みちのくこいうた水城みずきなつみ水城みずきなつみばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつや涙雨なみだあめには かさもなく 今日きょうもしとしと ってます いくらきでも あなたはとおい ふたりでった おもの 南部なんぶ 南部なんぶ風鈴ふうりん チリリンリン… さんさ時雨しぐれに いてます  こいいとなら じゅうわせ もやいむすびの はずでした おもちかくて こころはとおい みちのく千里せんり むねのうち くな くな鈴虫すずむし チリリンリン… あき夜長よながに だれつ  ふゆえたら みちのくさくら はるにひらひら こいひとつ 笑顔えがおばかりが かんでえて あきらめれぬ わたしです 南部なんぶ 南部なんぶ風鈴ふうりん チリリンリン… がれすずおと(ね) ちぼうけ
はちきんまつ水城みずきなつみ水城みずきなつみみやびめぐみ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつや土佐とさ高知こうちの まつりをゆけば はないます ななしょくじゅうしょく(といろ) つや(つや)な 浴衣ゆかたの なつ姿すがた しゅ(あか)い 欄干らんかん もたれててば 今宵こよい なが どなたにあげる  よさこい よさこい よる(よ)さりい まつ花火はなびの びて 火傷かしょう(やけど) 覚悟かくごで れてみな よさこい よさこい さりい ジャジャ馬じゃじゃうま はちきん りにい  あばよんまんじゅう りの火影ほかげ(ほかげ) ねてきらめき むすめあゆ(こあゆ)がさそう 鳴子なるこおどりに れたはだ まどつきにも じらいながら むねいだかれりゃ なおさられる  よさこい よさこい さりい 頑固がんこたけこつで おんなにゃ よわい 龍馬りょうま気取きどりの いごっそう よさこい よさこい さりい ジャジャ馬じゃじゃうま はちきん りにい  よさこい よさこい よる(よ)さりい まつ花火はなびの びて 火傷かしょう(やけど) 覚悟かくごで れてみな よさこい よさこい さりい ジャジャ馬じゃじゃうま はちきん りに
さけ流浪るろうかつらりゅうかつらりゅう滝川たきがわなつ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおたびつかれて さけよ だれをしのんで えばいい わかれたおんな(ひと)か くしたともか それとも まぶたの おふくろか おとこ ひとりの さかずきは さびしさ ばかり まといく  ゆめこうは またゆめか えばげゆく 陽炎かげろうか 昭和しょうわうたが しみじみみる おもいで めぐれば 走馬灯そうまとう おとこ このみち いはなし それでも とおい ふるさとよ  はし欄干らんかん(らんかん) カモメさえ あてはないかと いてくる おまえもおれも お天道てんとうまかせ それとも 人生じんせい 流浪るろうか おとこ 見上みあげる たびそら 今夜こんやは あめも ゆきになる
しのびかつらりゅうかつらりゅう滝川たきがわなつ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりお小指こゆびに 中指なかゆび くすりゆび ほどいた かみに おとこゆび よして よしてよ わるいひと って 夢見ゆめみる あいふね あぁ あなたとわたる あつかわ もどる もどれぬ しのびい  「して、だめよ」と つよがって 背中せなかに そっと あまえてる いいの いいのよ てで つみを こころに しまいむ あぁ あなたにける しろはだ もどる もどれぬ しのびい  昼顔ひるがお みたいに いたあい かえりは ふたり べつかお ひとり 面影おもかげ しのんでは 今度こんど いつです えるは あぁ あなたのむねに もう一度いちど もどる もどれぬ しのび
加賀かが友禅ゆうぜんおんなあおいかをさとあおいかをさとはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじきょうけんおんなしんを じりじりがし えるかがり 薪能たきぎのう(たきぎのう) えぬ運命うんめい(さだめ)の あのこいが きます いたくて ねぇ、あなた 加賀かが友禅ゆうぜんの はなります 金沢かなざわ金沢かなざわよる  あれは水無月みなづき とうろうながし ふたり出会であった うめはし あいちぎった おもたどり みずながれを えば ねぇ、あなた 加賀かが友禅ゆうぜんの おびきます 浅野あさのの…浅野あさのかわに  えたぶんだけ 倖せでした いのちぎりぎり きたから いた指輪ゆびわと おんなの未練みれん そっとつつんだ べに袱紗ふくさ(べにふくさ) ねぇ、あなた 加賀かが友禅ゆうぜんに におうなみだよ 金沢かなざわ金沢かなざわよる
かたかごのはなあおいかをさとあおいかをさと芳美よしみあまり宮下みやした健治けんじきょうけんはるというのに ゆきう あたり(あた)りいちめん うっすらと 小首こくびかしげて さむそうに いていじらし 可憐かれんはなは だれおもって くのでしょうか はるそうの かたかごのはな  べに(べに)のいろさえ はかなくて なぜにさびしく いそぐ がれがれた ひとなのに っているのに らない素振そぶり だれおもって くのでしょうか はるそうの かたかごのはな  ふうやさしく そよぐはな れるしんも 今日きょうかぎり っているのに ないひと いてわすれる このれんかなし だれおもって くのでしょうか はるそうの かたかごのはな
ちちむすめうた (ニューバージョン)西川にしかわひとみ西川にしかわひとみはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじおんなだてらに 故郷こきょう(くに)てきたが むねにさわぐは ちちこえ にしきかざれる そのまで 二度にど敷居しきいは またぐなと あれはじゅうきゅうさい(じゅうく)のはる弥生やよい(はるやよい) あゝはる弥生やよい(はるやよい)  るからぬか からぬむすめゆめのため からだふるわせとっはなした ちち(おや)のしんが いまはしみじみ かります ああ むねれて いのちをちぎりった… そんなおもいだったのかも れませんね  くなくなと わたしをあやす ちちいてた 日暮ひぐざか ははらない 幼子おさなご(おさなご)が ちち背中せなかで いたうた いまこえる子守こもりうた あゝ子守こもりうた  ちちむすめ(おやこ)ってなんなのでしょうか しあわせってなんなのでしょうか いまさらにしんいたきております あれもゆめなら これもゆめ たとえとおくにはなれていても しん一時いちじ(いっとき)として はなれることりません  千里せんりまんさとを くことよりも なにおもたい おやおん それを承知しょうちの 親不孝おやふこう びるの 十三夜じゅうさんやがつ(じゅうさんや) ひとり今宵こよい(こよい)もをあわす あゝをあわす
ゆきすずめなぎさひろみなぎさひろみ喜多きたじょうただし宮下みやした健治けんじ猪股いのまた義周よしちかあか茶碗ちゃわんに めし(まま)よそい しろ小皿こざらに さかな(とと)すこし そと吹雪ふぶき(ふぶ)いて あんじんは あゝ あんじんない ゆき松葉まつば足跡あしあと(あしあと)は あたしみたいな ゆきすずめ (まきえ)もらえば チュンチュンいて どこののきじょうで どこののきじょうやら  はな瞽女ごぜ(ごぜ)なら ぜに(ぜに)やろか なみおとなら ぜにやらぬ あまかおして あんじんは あゝ あんじんこく(むご)い どうせだまされ すずめなら おさけもうか ゆきすずめ んでまれりゃ あんじんいらぬ むねしんまで むねしんまであつくなる  根雪ねゆきければ はるる んでおきよ ゆきすずめ かごとりには かい(せん)ないのぞみ はねのあるおんな(ひと) はねのあるおんな(ひと)にくくなる
やんちゃせんいちじょうつらぬけぶといちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじつたすすむつつみおやずね(すね)から いかりげて おれみなとを たばかり いもあまいも まだあじらず このうみで ゆめう やーれ どっこい どっこいしょ ああ どっこいしょ 故郷こきょうふりし おとこたびだ やんちゃせん  色気いろけが あおりをかける こいもおあずけ それもし うみ荒波あらなみ 人生じんせい行路こうろ おとこ意地いじの せどころ やーれ どっこい どっこいしょ ああ どっこいしょ よそするなよ ともつな(ともづな)かい(ほど)け やんちゃせん  わた世間せけんに たたかれたって けてたまるか せいほね(どしょっぽね) はなは 一生いっしょういち でっかいうみを えてやる やーれ どっこい どっこいしょ ああ どっこいしょ 明日あした(あす)へかって おとこたびだ やんちゃせん
真赤まっか友情ゆうじょういちじょうつらぬけぶといちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじつたすすむつつみ(おーい)  たったいちの つまづきで げちゃいないか なぁおまえ なぁおまえ 愚痴ぐちはよそうぜ おとこじゃないか ゆめいかけ 出直でなおそう むね血潮ちしおを やそうぜ やそうぜ  まえこうぜ っすぐに 弱音よわねいたら けになる けになる なにをくよくよ おとこじゃないか てきしんの おくそこ ゆめ明日あしたの さきにある さきにある  んだになりゃ なみだなど ながすひまなど あるもんか あるもんか ってくのが おとこじゃないか おれとおまえの 玉手箱たまてばこ ゆめ真赤まっかに えてるぜ えてるぜ
酒場さかばのまねきねこ花咲はなさきゆき花咲はなさきゆき伊藤いとう美和みわ宮下みやした健治けんじ萩田はぎた光雄みつお今夜こんやない あのひとを てばしょっぱい なみだしゅ 一人ひとりすわる カウンター しでみましょ まねきねこ ああ おしえてよ おしえてよ どこにいるのか おしえてよ おちょこにかぶわ 面影おもかげが 酒場さかばびとまねきねこ  のれんがれる そのたびに むね高鳴たかなる ねがしゅ お銚子ちょうしいちほん つけるから 愚痴ぐちいてよ まねきねこ ああ いたいの いたいの ひとだけでも いたいの あんたは無口むくちね 意地悪いじわるね 酒場さかばしあわせまねきねこ  ああ おしえてよ おしえてよ どこにいるのか おしえてよ おちょこにかぶわ 面影おもかげが 酒場さかばびとまねきねこ
望郷ぼうきょうひとりたび木原きはらたけし木原きはらたけしあさこよみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおふうがガラス(ど) らすたび みる手酌てじゃくの コップしゅ  ふるさとばなれ なんねんぎた かぶあのやま あのかわよ  望郷ぼうきょうさすらい あゝ ひとりたび  きとたがいに えなくて あのわかれた あさえき  面影おもかげさえも いつしかとおく いま元気げんきで いるだろか 望郷ぼうきょうさすらい あゝ ひとりたび  まれ故郷こきょうに けて なに夢見ゆめみて きたそら ふたおやねむる あの裏山うらやまに  いにきたい いつのか 望郷ぼうきょうさすらい あゝ ひとりたび
おまえと木原きはらたけし木原きはらたけしあさこよみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりお明日あした(あす)のことさえ わからぬままに ちからわせ きてた  おまえの笑顔えがおが あればこそ えた世間せけんの あめあらし これからも これからも おまえとこれからも  いえのことなら まかせたきりで いつでも苦労くろう かけてた  かさねた年月としつき(としつき) けば わび(わ)びてりない ことばかり はなれずに はなれずに おまえとはなれずに  二人ふたり元気げんきで らしてけりゃ しあわせですと うおまえ のこりの人生じんせい ひとつずつ  かりたなさけを かえしたい これからも これからも おまえとこれからも
由良川ゆらがわ恋文こいぶみ津吹つぶきみゆ津吹つぶきみゆばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりお幾度いくど(なんど)きだと 名前なまえべば さけぶこのこえ とどくでしょうか ひとり京都きょうとの 由良川ゆらがわで… ねてく あゆになり いにきたや この生命せいめい(いのち)  あか紅葉こうよう(もみじ)を 狭霧さぎり(さぎり)がかくす かわ瀬音せおとが みちしるべです ひとり京都きょうとの 由良川ゆらがわで… がれきする はくあゆの むねおと(ね)を だれる  晩秋ばんしゅう(あき)にはつゆき かやぶきのさと つのおもいは まだめきれぬ ひとり京都きょうとの 由良川ゆらがわで… いっそこのまま あゆになり はるっても いいですか
若松わかまつみなとのあばれんぼう氷川ひかわきよし氷川ひかわきよしはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやてきひゃくまん あろうとも あとにゃけない ごんぞの意気地いくじ ゆめをかついで いのちをはった 若松わかまつみなとの 若松わかまつみなとの あゝ あばれんぼう  いしみがけば ひかるもの いてわらって おとこひかる りゅうになるのさ 洞海湾どうかいわんの 若松わかまつみなとの 若松わかまつみなとの あゝ あばれんぼう  つよいだけでは きられぬ こころしつくしちゃ おとこじゃなかと 夜明よあ波止場はとばの 朝陽あさひえる 若松わかまつみなとの 若松わかまつみなとの あゝ あばれんぼう
多度津たどつ みなとまち水森みずもりかおり水森みずもりかおりあさこよみ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおあなたがらす まちが 波間なみまこうに またれる いたくて いたくて あぁえなくて 瀬戸内せとうち 多度津たどつ(たどつ)は みなとまち うわさけて ったこい わかれせつない なみおと  最終さいしゅうフェリー 桟橋さんばしで 今夜こんや見送みおくる わたしです いたくて いたくて あぁえなくて 瀬戸内せとうち 多度津たどつ(たどつ)は みなとまち なみだににじむ しまかげ ひとりまり はま酒場さかば  あいしていても おんなには えてはいけない うみがある わたりたい わたりたい あぁわたれない 瀬戸内せとうち 多度津たどつ(たどつ)は みなとまち おんなながい よるて むねみます なみおと
このみ音頭おんどもりこのみもりこのみあさこよみ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつや(アソレ)(ハイ)(ソレ) きた札幌さっぽろ のちにして 津軽海峡つがるかいきょう えてきた れの舞台ぶたいを ゆめて 今日きょうも ひとせつ うたいます(アソレ このみ) サァサみなさん お手拍子てびょうし このみ音頭おんどで このみ音頭おんどで (あちょいと!) にぎわい(にぎ)やかに  (ソレ) ひとなさけの あたたかさ いつかかならず 恩返おんがえし こいをしている ひまはない こえをかぎりに うたいます(アソレ このみ) サァサみなさん ご一緒いっしょに このみ音頭おんどで このみ音頭おんどで (あちょいと!) れやかに  (アソレ)(ハイ)(ソレ) 笑顔えがお自慢じまんの わたしです きはしません つらくても ゆめ花道かどう どこまでも 今日きょうも ひとせつ うたいます(アソレ このみ) サァサみなさん お手拍子てびょうし このみ音頭おんどで このみ音頭おんどで (あちょいと!) しあわせに(ハイ)
北前きたまえおとこせん三里さんりゆうじ三里さんりゆうじばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおあば海峡かいきょう 商売仇しょうばいがたき(がたき) ひゃく承知しょうちの たつえつまる(しんえつまる)よ はるはな 芽吹めぶきもせぬが 目指めざ松前まさき はこかんみなと ヤーレン北前きたまえおとこせん (ハッドッコイ) あゝ日本海にほんかい  うみ天気てんきは 根性こんじょうなしで しおれたら あらしわる おれ場所ばしょ 淡路あわじしまよ まれ故郷こきょう(ふるさと) このまぶた(め)にかぶ ヤーレン北前きたまえおとこせん (ハッドッコイ) あゝオホーツク  あれは国後くなしり(くなしり) 択捉えとろふとう(えとろふとう)か なみまくらの 高田屋たかだや嘉兵衛かへえ(たかたやかへい) ゆめいくまん 千島ちしま(ちしま)の漁場ぎょじょう(りょうば) 女房にょうぼうってろ もうすぐかえる ヤーレン北前きたまえおとこせん (ハッドッコイ) あゝきたうみ
ゆうやけ列車れっしゃ三里さんりゆうじ三里さんりゆうじばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおおとこだって ときゃあるさ きなあのむすめと わかれのえきじゃ なんでかずに いられよか すず(ベル)よかすな ゆうやけ列車れっしゃ あかいカラスもヨ あかいカラスもヨ あ…はやかえれ  いつかきっと むかえにると めていたのに うんえないおれは 馬鹿ばかなやつだよ 意気地いくじなし うしくなよ ゆうやけ列車れっしゃ れてひかるよナ れてひかるよナ あ…ふるさとが  日暮ひぐそらの 一番いちばんほしが 未練みれんなんかは 荷物にもつになると まどにやさしく りかかる ゆめがあとす ゆうやけ列車れっしゃ 汽車きしゃひときヨ 汽車きしゃひときヨ あ…なみだごえ
おとことうげ氷川ひかわきよし氷川ひかわきよしはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ丸山まるやま雅仁まさひとななころんで またころぶ いいじゃないかよ またがりゃ 自分じぶんえらんだ みちではないか そこがやみでも あらしでも えてゆくのさ えてゆくのさ おとことうげ  なみだを りながら らぬりして (きづか)うおまえ いつかははらから わらおうじゃないか あめがれば きっとまた にじるだろう にじるだろう おとことうげ  意地いじささえの いろはざか 一度いちどめたら もどれはしない いのちはひとつさ 希望きぼう(おもい)もひとつ はなもある 人生じんせいを えてゆくのさ えてゆくのさ おとことうげ
弥太郎やたろうからす中村なかむら美律子みつこ中村なかむら美律子みつこ久仁くに京介きょうすけ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつや道中双六どうちゅうすごろく(どうちゅうすごろく) 江戸えどしに 日光にっこう街道かいどうの すぎ木立きだち(すぎこだち) 義理ぎりもたてたい あのむすめ(こ)もしい おひけぇなすって おっと弥太郎やたろう(やたろう) 弥太郎やたろうからす どっちつかずに つまずけば かげかげもやつれる 三度笠さんどがさ  夫婦ふうふづれかよ さきゆくふたり つみなながめよ おいらには お鬼怒川きぬがわ あかねのもみじ おひけぇなすって おっと弥太郎やたろう 弥太郎やたろうからす 江戸えどおもいの ひとりしゅ ほろりほろりなみだの 三度笠さんどがさ  わけはくなよ あのむすめ(こ)にゃすまぬ れた草鞋わらじ(わらじ)に あきふう 意地いじ筋立すじだて(すじだ)て 器量きりょう(きりょう)のにしき(にしき) おひけぇなすって おっと弥太郎やたろう 弥太郎やたろうからす 義理ぎりをはたして かえは しま(しま)のしま(しま)の合羽かっぱ(かっぱ)に 三度笠さんどがさ
曲名きょくめい 歌手かしゅめい 作詞さくししゃめい 作曲さっきょくしゃめい 編曲へんきょくしゃめい うた
忠治ただはるたびからす中村なかむら美律子みつこ中村なかむら美律子みつこ久仁くに京介きょうすけ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつや小松こまつ五郎ごろうの (やいば)にかけて ゆがむ世間せけんを 叩(たた)っきる さすが忠治ただはると もてはやされて はなもある おとこのはずが すがる子分こぶんと わかれしゅ ちて ちて赤城あかぎの たびからす  義理ぎり人情にんじょうも 人一倍ひといちばいと めたやつさえ ってゆく さすが忠治ただはると もてはやされて げた赤城あかぎの てっぺんあたり くもかえるも くだざか 明日あした(あす)は 明日あしたはどうなる たびからす  落葉らくよう(おちば)しとねに りまげて 明日あした(あす)のを 思案しあんする さすが忠治ただはると もてはやされて ゆめ栄華えいが(えいが)も 赤城あかぎやまの くら夜明よあけに ててはつ(た)つ 忠治ただはる 忠治ただはるしぐれか たびからす
さすらいおんなはな奈良ならいろどり奈良ならいろどり奈良原ならはらシズ江しずえ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおゆめの おおきな荷物にもつ 背負せおい(しょ)ったそのが 人生じんせい始発しはつ どんな試練しれんも えて めたこのみち どこまでも 退すさ(ひ)いてたまるか さすらい さすらいおんなはな  あめのしずくも つめたいふうも びていきづく 路地ろじうらすみれ つよをはり おと(ね)をあげず きてきます このみちを けてたまるか さすらい さすらいおんなはな  明日あした今日きょうより いいがくると えりゃす 人生じんせいれき ははくん(おし)えを むねすえ(す)え はなくまで かすまで いてたまるか さすらい さすらいおんなはな
居酒屋いざかや人生じんせい酒場さかば奈良ならいろどり奈良ならいろどりれい恭司きょうじ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおカナのあたま(かしら)の 「い」のめた 暖簾のれんかかげて タスキがけ ってらっしゃい おきゃくさん ハイおきゃくさん 今日きょうつかれを いやしゃんせ ふかふところ(ふところ) 人情にんじょうどころ ここは居酒屋いざかや 人生じんせい酒場さかば  色気いろけいのは サテサテおいて 笑顔えがお愛嬌あいきょう おもてなし んで元気げんきを もらいしゅ ハイもらいしゅ って苦労くろうを わすしゅ おとこしょう(まさ)りで きずいたおみせ ここは居酒屋いざかや 人生じんせい酒場さかば  顔面がんめん(めん)はれても 素性すじょう(すじょう)はらぬ 馴染なじみ(なじ)み一見いっけん(いちげん) 贔屓ひいきすじ(ひいきすじ) ちゅう(つ)いでほろほろ 本音ほんねしゅ ハイ本音ほんねしゅ けてほのぼの なさしゅ おな浮世うきよの 仲間なかま仲間なかま ここは居酒屋いざかや 人生じんせい酒場さかば
きよしの人生じんせい太鼓たいこ氷川ひかわきよし氷川ひかわきよしはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ前田まえだ俊明としあき見栄みえかざりも おとこにゃいらぬ 天下てんか御免ごめんの 玄海げんかいそだち まれたからには ぬまできて どんと どどんど どんど どどんど どんと はたおとこの はたおとこの 人生じんせい太鼓たいこ  ささ提灯ちょうちん ゆらゆられて 小倉こくら祇園ぎおんの 太鼓たいこおとは はらの臓まで じんとくる 意地いじ度胸どきょうじゃ けないけれど こいのいろはが さばけずに なみだ なみだんでの あばれち なみはなけ 玄界灘げんかいなだに ふううたえよ 大地だいちはしれ おとこ我慢がまんの ばちさばき  喧嘩けんかはやくて なさけにもろい それが小倉おぐらの おとこたましい(こころ) がくではけても 根性こんじょうじゃけん どんと どどんど どんど どどんど どんと むね怒涛どとうの むね怒涛どとうの あぁさわぐ  かおわらって しんいて いのちまるごと うたおうじゃないか げてはなるかよ このざまを どんと どどんど どんど どどんど どんと ひびおとこの ひびおとこの 人生じんせい太鼓たいこ
わかれのみなと佐々木ささき新一しんいち佐々木ささき新一しんいち関口せきぐち義明よしあき宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやおんなかせちゃ おとこじゃないと むね霧笛むてきが さる てた故郷こきょうへ かえるおまえの やつれたかたに なにびても 手遅ておくれだけど めばじんとくる わかれのみなと  やさしさばかりで 甲斐性かいしょうなしじゃ しょせんしあわせ 空回からまわり じゃないのに 一寸ちょっと(ちょっと)気取きどって 格好かっこうつけて れちゃならぬと さとしたあのよる(よ) おもいちりぢり わかれのみなと  潮風しおかぜつめたい よるゆくふねは よわ身体しんたいに からかろが まれ故郷こきょうで らすおまえの あしたはきっと しけた過去かこなど 笑顔えがおではじく ゆめをつないで わかれのみなと
すみだかわ恋歌こいうた熊谷くまがいひろみ熊谷くまがいひろみ建石たていしはじめ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやしんだめしは 観音かんのんさまか 何故なぜにもつれる こいいと れりゃこげ(じ)れます あなたにえば かさ つねりたい あめにしっぽり すみだかわ  羽根はね羽子板はごいた ふたつでひとつ はなさないよと 沁(し)みるこえ めてくれます 今夜こんやつむぎ(つむぎ) おんな冥利みょうり おびる おが三日月みかづき すみだかわ  きしさくらも うわさいて つゆ(つゆ)のなさけで よみがえる えてとけます 炬燵こたつ(こたつ)のさけに あなたおまえ 屋形船やかたぶね かねはるぶ すみだかわ
はな一生いっしょう熊谷くまがいひろみ熊谷くまがいひろみ木下きのした龍太郎りゅうたろう宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやひとあいする しあわせと 一緒いっしょおぼえる せつなさも 吐息といきくもる 手鏡てかがみを 小指こゆびいて 口紅くちべに(べに)をひく おんなこいを ったとき はじめておんなに なるとう  他人たにん同士どうしの 所帯じょたいなら ときにはあめにも あらしにも 笑顔えがおせて いち歩引ぶびき 相手あいててる ことをる おんなつまに なったとき 本当ほんとうおんなに なるとう  くらべる ものはない おなかいためた 宝物ほうもつ あい(いと)しまもる ためならば いのちてて いはない おんなははに なったとき けないおんなに なると
なみだのとうげあさはな美穂みほあさはな美穂みほはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおなにこのんで はなははが どこにおりましょう ちちいん(ちの)みを あめれば あめき ふうけば ふうき あゝ、あゝいたくて 一夜いちや一夜いちや(いちやいちや)が なみだのとうげ  なんのうとおもったことか でもひと ひとおまえにうまでは そしてひとことびたくて そんなおもいで はは今日きょうきているのです  はりでこのを すよりも えぬつらさは なおいたい このはるで もうななさい(ななつ) ははらぬ 不憫ふびん(ふびん)さを あゝ、あゝとおまち いかにおまえは しのげ(しの)いでいてか  かみさまぼとけさま こんなははでも 夢見ゆめみることがゆるされるなら どうか、あのむすめ(こ)をまもってやっては もらえないでしょうか  なにもいらない らせるならば ひとつおまえと 屋根やねした はなけば はなき ほしれば ほしき あゝ、あゝいたくて 一夜いちや一夜いちや(いちやいちや)が なみだのとうげ
伯耆大山ほうきだいせんあさはな美穂みほあさはな美穂みほさとうしろう宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおあお(あお)い日本海にほんかい(たいかい) そらあおぎ 威風いふう堂々どうどう 大山おおやまは える風雪ふうせつ 男山おとこやま あつ断崖だんがい どこかている人生じんせいと ああ…たくましい 伯耆ほうき富士ふじ  はるとおくに 隠岐おき(おき)のしま きょうもこえる 大漁たいりょう さかい漁港ぎょこう(みなと)の おとこせん やがてかぶは イカぶねむかとう(び)よ ああ…なつかしい 伯耆ほうき富士ふじ  あわ夕陽ゆうひ(ゆうひ)に らされて 旅人たびびと癒(い)やす かみやま あなたびたい ろせば ゆれて松風まつかぜ 砂浜すなはまふたり弓ヶ浜ゆみがはま ああ…うつくしい 伯耆ほうき富士ふじ
なみだのとうげ(台詞せりふロング・バージョン)あさはな美穂みほあさはな美穂みほはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおなにこのんで はなははが どこにおりましょう ちちいん(ちの)みを あめれば あめき ふうけば ふうき あゝ、あゝいたくて 一夜いちや一夜いちや(いちやいちや)が なみだのとうげ  こんなははをおまえはずいぶんうらんでいるでしょうねぇ いくら大人おとな理由りゆう(わけ)があろうとて そんなものおまえにゃ関係かんけいないもんねぇ なんのうとおもったことか でもひと、ひとおまえにうまでは そしてひとことびたくて そんなおもいで はは今日きょうきているのです  はりでこのを すよりも えぬつらさは なおいたい このはるで もうななさい(ななつ) ははらぬ 不憫ふびん(ふびん)さを あゝ、あゝとおまち いかにおまえは しのげ(しの)いでいてか  いまさらいたいなんて…わたしのわが儘(まま)でしょうか いいえわたしなんかどうなったっていいんです どんなおもいであのむすめ(こ)はらしているのでしょうか それが、それががかりで お~い!お~い!もう一度いちどしっかときしめて まっぐに、ただまっぐにきておくれと ははつたえたいのです  なにもいらない らせるならば ひとつおまえと 屋根やねした はなけば はなき ほしれば ほしき あゝ、あゝいたくて 一夜いちや一夜いちや(いちやいちや)が なみだのとうげ
江差えさしこいしぐれ水城みずきなつみ水城みずきなつみばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ前田まえだ俊明としあきかもめとうから 奥尻おくしりればョ くもるなみだで えやせぬ わたしのこして 東京とうきょうへ なんであのひと っちゃった 檜山ひやま(ひやま)江差えさしはナ あ…しぐれさと  まれ江差えさしが こいしかないか… ヤンサノエー  としいちも かえれぬときはョ せめて手紙てがみの ひとつでも ゆめいてる そのむねに んできたい いますぐに 江差えさしふるさとナ あ…っている  ニシン漁場ぎょじょうで さかえたはまはョ いまはむかしの かたりぐさ あかいハマナス かみにさし ふたりうたった 郷里ごうり(くに)の民謡みんよう(うた) 江差えさし追分おいわけナ あ…わすれない
湯平ゆのひら雨情うじょう水城みずきなつみ水城みずきなつみりゅうはじめ宮下みやした健治けんじ前田まえだ俊明としあきかさい あなたとふたり ある坂道さかみち いしだたみ めぐわせの このこいが 明日あした(あした)の希望きぼう(のぞみ)を くれました 豊後ぶんご湯平ゆのひら(ぶんごゆのひら)… 路地ろじにはらはら あぁ とおりあめ  ふうにこぼれる ふねが いてながれる 花合はなあわせ(かごの)かわ とお瀬音せおとを きながら しあわせですよと けば 豊後ぶんご湯平ゆのひら… かたにほろほろ あぁ こぬかあめ  (とも)るランタン かりのおびが よいいろどる だし宿やど そろい浴衣ゆかたで ねむよるは いとしいあなたの うでなか 豊後ぶんご湯平ゆのひら… まどにしとしと あぁ なごり
ふたりの始発駅しはつえきいちじょうつらぬけぶといちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおきた吹雪ふぶきの このまちで しんゆたか(ぬく)めて くれたやつ おとこままな たびなのに ついてくわと すがっていた れた れたよ… じゅんなおまえと ふたりの始発駅しはつえき  えぬ過去かこなら だれにでも ひとつやふたつは あるものさ いままでえてた そのなみだ おれがこので ひろってあげる くな くなよ… なさけみちづれ ふたりの始発駅しはつえき  たとえちいさな らしでも 笑顔えがおつぼみ(つぼみ)が あればいい 苦労くろうのふた文字もじ けあえば かるくなるのさ あしたの旅路たびじ めた めたよ… ゆめ一緒いっしょさ ふたりの始発駅しはつえき
潮風しおかぜ列車れっしゃいちじょうつらぬけぶといちじょうつらぬけぶとばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおおれつめる そのひとみ ゆびをからめて ただきじゃくる わかれにおとこの きっめん せたら夕陽ゆうひが わらうだろ ふるさと本線ほんせん 潮風しおかぜ列車れっしゃ 発車はっしゃのベルだぜ 旅立たびだちだ かならむかえに あゝ かえるから  うみかって ふたりして いつか一緒いっしょに なろうとった ゆめにはまだまだ とおいけど あの言葉ことばが おまもりさ ふるさと本線ほんせん 潮風しおかぜ列車れっしゃ っててくれると うなずいた おまえの笑顔えがおを あゝ わすれない  汽笛きてきらして くもれ かぜをちぎって 明日あしたはしれ 東京とうきょうなんかに けるなと あのむすめ(こ)がる いつまでも ふるさと本線ほんせん 潮風しおかぜ列車れっしゃ 夕陽ゆうひも いている なみだのしずくが あゝ しょっぱいぜ
どろあおい彦太あおい彦太久仁くに京介きょうすけ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやつくりものほど 綺麗きれいえる うそしんの この世間せけん とことんれるか られてやるか こいきるも 一途いっとないのち たおれたところが どろならば どろをつかんで またきる  れていながら やさしさやれず 今日きょうもおまえを つらくする どろをかぶって ただようおれを いつかはなく はちすだとほろ(わ)わらい(ら)う やさしいぬくもり きしめて あすの人生じんせい けてゆく  てば高飛車たかびしゃ ければげる ときのながれか 意地いじもない おとこ値打ねうちは やることやって どろわるか はなかせるか 不器用ぶきようしゃだと われても ゆめとおまえを みちづれに
しろ夜霧よぎり終列車しゅうれっしゃあおい彦太あおい彦太久仁くに京介きょうすけ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやかせてそれで よかったか あといかけて もどれとうか つめたくおまえを 列車れっしゃせた 見送みおくるおれは きりなか おまえにゃってる ひとがいる しろ夜霧よぎりの 終列車しゅうれっしゃ  いちにちのばし えたとて おもだけが かなしくのこる さよならおまえは しあわせつかめ 海岸かいがんえきは きりなか おれにはやれない いいゆめは しろ夜霧よぎりの 終列車しゅうれっしゃ  線路せんろはしる 海沿うみぞいを さけあおる さびれたみなと みじかこいでも おまえがいのち 見送みおくるおれは きりなか れたらせつない 意地いじばかり しろ夜霧よぎりの 終列車しゅうれっしゃ
あぶくま山脈さんみゃく井戸川いどがわ重光しげみつ井戸川いどがわ重光しげみつばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおやまにこだまの 百舌鳥もず(もず)のこえ くも(うんか)おろす あぶくま山脈さんみゃく ゆめけたら おとこじゃないと しかやまそむけよ 相馬そうまふうよ おまえおれの おれしん親代おやがわり  はる太古たいこの むかしより はは大地だいちよ あぶくま山脈さんみゃく あめあらしも えながら きてただろ このとやらを おまえおれの おれしんまもがみ  はるはまんさく 山桜やまざくら かわゆきどけ あぶくま山脈さんみゃく 愚痴ぐちなみだも なやみもみも いつもやさしく つつんでくれる おまえおれの おれしん故郷こきょう(ふるさと)さ
やっ奴凧やっこだこ井戸川いどがわ重光しげみつ井戸川いどがわ重光しげみつばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおあおそらでも あめる それが人生じんせい ぬかるみち 苦労くろうあしたの こやしじゃないか… おとこだったら ふううけて おれはなりたい やっ奴凧やっこだこ  ゆめというの 玉手箱たまてばこ てるだけでは のうがない からやぶって こうじゃないか… きゅう(せ)かずさわがず ときをまつ 明日あした見上みあげる やっ奴凧やっこだこ  わた世間せけんにゃ おにがいて あたましたら たたかれる そこがおとこの 勝負しょうぶじゃないか… ゆめをこので つかむまで がれてんまで やっ奴凧やっこだこ
ちちむすめうた西川にしかわひとみ西川にしかわひとみはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおおんなだてらに 故郷こきょう(くに)てきたが むねにさわぐは ちちこえ にしきかざれる そのまで 二度にど敷居しきいは またぐなと あれはじゅうきゅうさい(じゅうく)のはる弥生やよい(はるやよい) あゝはる弥生やよい(はるやよい)  くなくなと わたしをあやす ちちいてた 日暮ひぐざか ははらない 幼子おさなご(おさなご)が ちち背中せなかで いたうた いまこえる子守こもりうた あゝ子守こもりうた  千里せんりまんさとを くことよりも なにおもたい おやおん それを承知しょうちの 親不孝おやふこう びるの 十三夜じゅうさんやがつ(じゅうさんや) ひとり今宵こよい(こよい)もをあわす あゝをあわす
こいしたひとだから西川にしかわひとみ西川にしかわひとみばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおさよならするのは つらいけど いつかはきっと またえる さびしくなったら 夜空よぞらほしと おもっぱ かきあつめるの だってだって だってあなたは こいしたひとだから  しあわせだったわ ほんとなの 未練みれんがひとつ きみやげ も一度いちどあなたに うそのときは 素直すなおでかわい いつわ だってだって だってあなたは こいしたひとだから  どんなにはなれて くらしても あなたのうわさ くでしょね おもいはちかくて しんはとおい わすれたはずでも わすれちゃいない だってだって だってあなたは こいしたひとだから
高嶺たかね色女いろおんなふじみえこふじみえこかずおかゆう宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりお十六夜いざよいべにがつ 極楽ごくらくどおり 花魁おいらん道中どうちゅう どなたのもとへ 花街はなまち吉原よしわら しんはせめて たったひとりに ささげます わちきにれるは よしなんし エーよしなんし 高嶺たかねはな色女いろおんな(おんな)でありんす  まずしさうらんで とうげえた 逆巻さかま吹雪ふぶきよ られたこの それでもふるさと こいしやいまも つき窓辺まどべに またにじむ わちきにあわれみ よしなんし エーよしなんし 高嶺たかねはな色女いろおんな(おんな)でありんす  日差ひざしもやさしく ふくらむつぼみ おまえもはるつ 隅田すみたさくら 一途いちずおとこと おんななみだ 年季ねんきけたら んでゆく 浮気うわきもそのも よしなんし エーよしなんし 高嶺たかねはな色女いろおんな(おんな)でありんす
れてずぶふじみえこふじみえこ和多田わただまさる宮下みやした健治けんじ矢田部やたべただし雪駄せった(せきだ)のまんま どしゃぶりを けた青春せいしゅん けたこい おとこいのちの こころねは 意地いじじょうでともしてみせる こいいろどり(いろび)や せき提灯ぢょうちん れてずぶれ れてずぶれ ああ 大阪おおさか まつづる(しょかく) いてへん  「え、なんだ? またられよったて… ほっといとくんなはれ、それがわたいの人生じんせいだ」  なみだのまんま 戎橋えびすばし さすらう青春せいしゅん さだめがわ 思案しあん 往生おうじょう どこで人生じんせいどうあいだたがうた いつになったら出番でばん ゆめでずぶれ ゆめでずぶれ ああ 大阪おおさか まつづる(しょかく) いてへん  「どぶっきょなやっちゃて、 なにかしてけつかんねん、それがわたいの人生じんせいだ」  はだかのまんま なにもかも ちあけばなし こいばなしし あげて浪花なにわの だい看板かんばん もう一寸ちょっと辛抱しんぼうやさかい 堪忍かんにんしてやと上戸じょうご んでずぶれ んでずぶれ ああ 大阪おおさか まつづる(しょかく) いてへん
柔道じゅうどう氷川ひかわきよし氷川ひかわきよしはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ丸山まるやま雅仁まさひとかくにはかくの まるにはまるの うつわ(うつわ)にしたがう みずごころ おそれずおびえ(ひる)まず 気負きおわずに めたくろたい 粛々しゅくしゅく(しゅくしゅく)と あぁ 柔道じゅうどう(やわらみち) 真理しんり(まこと)をつらぬく 背負しょげ  千変万化せんぺんばんか(せんぺんばんか) あぁこぼし(ひるがえ)る わざ(わざ)にもいちふん(いちぶ)の すき(み)て たってくだけて を捨(す)てて てんおおせ(あお)いで 質実しつじつ(しつじつ)と あぁ 柔道じゅうどう(やわらみち) まよいをる ともえ(ともえ)げ  いのち(か)けど 無駄むだには捨(す)てぬ 試練しれんをくぐって ひととなる 嘆(なげ)かず くずし(くず)れず かず おとこ花道かどう 堂々どうどうと あぁ 柔道じゅうどう(やわらみち) 明日あした怒涛どとう(どとう)の 山嵐やまあらし
恋次れんじろうたび姿すがた氷川ひかわきよし氷川ひかわきよし仁井にいたに俊也としや宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおまっぴらごめん(めん)と 故郷こきょう(ふるさと)てて たびにでました 東海道とうかいどう 箱根はこねえれば いとだこで かぜくまま ひがし西にしへ ゆめ半端はんぱな 恋次れんじろう 明日あした(あす)はあめやら 明日あしたあめやら アアンアアンアンアン くもりやら  七里しちり(しちり)のわたしを 日暮ひぐれにえりゃ いし地蔵じぞうが ははかお そうは桑名くわなの しょうハマグリと そっとこぶし(こぶし)で ぬぐえ(ぬぐ)ったなみだ らぬ他国たこくの 恋次れんじろう なんで今更いまさら なんで今更いまさら アアンアアンアンアン さとごころ  ちょっくらごめん(めん)と 大手おおてって くもみちづれ ままたび 鈴鹿峠すずかとうげ(すずか)こえれば 明日あした(あした)は草津くさつ きょうじゃ あのむすめえる かれトンビの 恋次れんじろう 草鞋わらじ(わらじ)むすんで 草鞋わらじむすんで アアンアアンアンアン いそあし
愛犬あいけん子守こもり花咲はなさきゆき花咲はなさきゆきあさこよみ宮下みやした健治けんじ石倉いしくら重信しげのぶはじめてに たときは 両手りょうてるほど ちいさくて あれからなんねん ぎたでしょう りゃおまえの しんがわかる 迷惑めいわくかけても いいんだよ おまえは大事だいじな 家族かぞくなんだから  ちょこんとすわって 玄関げんかんで いつでもかえりを っている かなしいときには いつだって となりい しずかにしてる おもたくさん つくろうね おまえは大事だいじな 家族かぞくなんだから  きなものだけ べたがる お風呂ふろいやがり こまらせる そのくせ散歩さんぽの ときだけは みみまでわらって 燥(はしゃ)いだおまえ わがままっても いいんだよ おまえは大事だいじな 家族かぞくなんだから
がんこせん竹内たけうちまこと竹内たけうちまことばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおうみ天気てんきは きまぐれで まるで人生じんせい うつし 涙雨なみだあめる ときもありゃ れてこのおれ ぶんなぐる 喧嘩けんかしたって おとこ漁場ぎょじょう ここは我慢がまんの がんこせん  昭和しょうわまれの このふねは 親父おやじこいしと かじく 時化しけきばむく なみでさえ さけでなだめちゃ なぎ(なぎ)になる そうさなににも 心配しんぱいするな 親父おやじゆずりの がんこせん  はた大漁たいりょうと ふうになび うたじゅうはちばん(おはこ)の 帰港きこうぶし くもこうの そのこう きっととうちゃん てるだろ 親父おやじえるにゃ まだまだだけど おれ代目だいめ がんこせん
流転るてんははこいからす竹内たけうちまこと竹内たけうちまことれい恭司きょうじ宮下みやした健治けんじ浮世うきよ街道かいどう ななめにそれて いつかがつきゃ ちょう(なが)のたび ひといたや おふくろさんよ れてははい 碓氷うすい(うすい)のとうげ くな覗(のぞ)くな… おとこさらしの むねのうち  ままふうまま 安雲あくもえりゃ 明日あしたはいずこか くもけ 野菊のぎくかざした 宿場しゅくばおんな(ひと)よ ははている やさしい笑顔えがお れてくれるな… こい関所せきしょは とおせんぼ  信濃しなの故郷こきょう まつりのころか なぜかに泌む さとごころ せめてびたい おふくろさんよ しぐれははこい 信州しんしゅうからす なげくな… おとこ流転るてんの 三度笠さんどがさ
波止場はとばのれん瀬口せぐち侑希瀬口せぐち侑希さくらちさと宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつや波止場はとば夕陽ゆうひに まるころ 人恋ひとこいしさに 吐息といきがゆれる 能登のとみなとの ちいさな暖簾のれん(のれん) くどき上手じょうず(じょうず)にゃ なびかない そんなおんなが れた… れたあなたを ちわびる  ぬぐえ(ふ)いてもせない 苦労くろうなら グラスのさけで ながしていって 能登のとみなとの ちいさな暖簾のれん くもわらうも です それでいいのよ いいのよ… 下手へたでいいのよ 世渡よわたりは  しょうまどみさきの (ひ)がうるむ 本気ほんきになって むかえにてよ 能登のとみなとの ちいさな暖簾のれん いにまかせる なみうた やがていいが きっと… きっとるよな まゆつき
じょんがら挽歌ばんか氷川ひかわきよし氷川ひかわきよし下地したじ記子のりこ宮下みやした健治けんじ丸山まるやま雅仁まさひとふねえない かもめばぬ なみくだけて しぶきぶ すすりくのは 未練みれんゆめか ぐずる海鳴うみなり じょんがらか ふう ふう ふう ふう ふうけ 風花かざばな ふうい 風波ふうは おまえが んでいる いまきだよ ぬほどきさ おとこじょんがら かぜ挽歌ばんか  無駄むだにさせたね おんなはるを びてむよな ことじゃない ひとり酒場さかばで 地酒じざけをあおり むねのじょんがら ひとりく ゆき ゆき ゆき ゆき ゆきれ 雪雲ゆきぐも 雪空ゆきぞら ゆきくら(ぐ)れ おまえが とおくなる なみだげつけ うらんでおくれ おとこ く ゆき挽歌ばんか  ゆき ゆき ゆき ゆき ゆきれ 雪雲ゆきぐも 雪空ゆきぞら ゆきくら(ぐ)れ おまえが とおくなる いのちふるえる おもこおる おとこじょんがら ゆき挽歌ばんか
川中島かわなかじま回想かいそう氷川ひかわきよし氷川ひかわきよし仁井にいたに俊也としや宮下みやした健治けんじ丸山まるやま雅仁まさひと千曲川ちくまがわ(ちくま)のながれ おろせば あのかぜが わたる あゝ武士ぶし(もののふ)たちの 川中島かわなかじまよ ぶし(とき)や時代じだいは じゅん(めぐ)るとも 歴史れきしのこる このむねに  むちごえ粛々しゅくしゅくよる渡河とか(べんせいしゅくしゅくよるかわをわたる)  あかつき(あかつき)やぶる ときのこえ 竜虎りゅうこ勇姿ゆうし くもぶ あゝ狭霧さぎり(さぎり)もれし 川中島かわなかじまよ みみませば またいまも 強者きょうしゃ(つわもの)どもの 勝鬨かちどき(かちどき)が  ごと(たごと)のつきに ほしうみ こころがきよく あらわれる あゝ旅人たびびとひとり 川中島かわなかじまよ めたみちなら 大志たいし(のぞみ)なら 明日あした(あした)を目指めざし いざくだり(ゆ)かん
よいまちしぐれあいようこあいようこ仁井にいたに俊也としや宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおあなたといても さむいのに はな相手あいては おさけだけ ゆめえそな よいまちしぐれ にくみきれない おとこの名前なまえ いてぶのも こいのため  おまえはおれの いのちだと せた肩先かたさき いだせた おもいださせる よいまちしぐれ まどにそぼる あめおんさえも きなあなたの こえになる  いとしいおとこ(ひと)を しのぶよに 猪口いのぐち(ちょこ)に口唇こうしん(くちびる) しあてる よるがせつない よいまちしぐれ いつかみたいに むかえにてよ いまあいして いるのなら
かあさんのあかいとあいようこあいようこばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりお小雨こさめそぼふる 田舎いなかえきで わたしり あなたはえた れてはぐれた 親子おやこいとは だれが紡(つむ)いで くれましょう… たぐりせたい かあさんのあかいと  わがおもわぬ おやなどいない こころやんで いてたでしょう きっといつかは どこかでえる かみがこのに いるならば… ほそくからまる かあさんのあかいと  こえにならない なみだのつぶが こらえれずに あふれてます ははふるえる そのかたいて えたよろこび みしめる… においやさしい かあさんのあかいと
しばはま恋女房こいにょうぼう氷川ひかわきよし氷川ひかわきよし朝倉あさくらしょう宮下みやした健治けんじ前田まえだ俊明としあき「え~本日ほんじつ沢山たくさんのおはこび、ありがとうございます」  しば浜辺はまべひろった財布さいふ ゆめわれて さんねんぎた ど甲斐性かいしょうなしだよ あのころは だいさけんでりゃ 開店かいてん休業きゅうぎょう おまえ おまえ おまえかせた しばはま恋女房こいにょうぼう  あさはやから 河岸かわぎしへといそぐ まれわった おとこ意気地いくじ すってんてんから 二人ふたりれ おまえの笑顔えがおを 天秤棒てんびんぼうに 苦労くろう 苦労くろう 苦労くろうかけたね しばはま恋女房こいにょうぼう  ゆめじゃなかった ひろった財布さいふ きの堪忍かんにん うちあけはなし すっとこどっこい このおれを 今日きょうまで上手じょうずに だましてくれた 感謝かんしゃ 感謝かんしゃ 感謝かんしゃおまえに しばはま恋女房こいにょうぼう  二度にどと 二度にどと 二度にどとおまえに ゆめとはわせぬよう  「…おあとがよろしいようで…」
かえってやれ水城みずきなつみ水城みずきなつみばんじょうたかし宮下みやした健治けんじ前田まえだ俊明としあき津軽つがる お岩木いわき 吹雪ふぶいちゃならぬ 親父おやじ(おどう)かえるに みちさきえぬ りんごはたけに はなくころは 津軽平野つがるへいやに はるる まれ故郷こきょうにヨー かえってやれ  はるにゃかならず かえるとった 親父おやじうそつき もうすぐさんねん(みとせ) たった一人ひとりの とうちゃんだもの おもいだすたび いたいよ ふうがヒュルリとヨー かえってやれ  汽車きしゃがひとき しばれるえきで 親父おやじまだかと 汽笛きてきさけぶ れの門出かどでの 花嫁はなよめすがた お嫁入よめいりです となりむら ひと津軽つがるにヨー かえってやれ
ゆきかくざと水城みずきなつみ水城みずきなつみあやちかこ宮下みやした健治けんじ前田まえだ俊明としあきはかないこいと るほどに ははえない しんいたい だれがうらやむ 幸福こうふく(しあわせ)の ゆめるたび いとしさつのる しのぶ恋路こいじの 足跡あしあとかくし おとてずに ゆきう  しずかな寝息ねいき きながら ほおをよせれば こぼれるなみだ どこへくのと ははこえ すべてさとって いるようでした とおくかすかに 雪崩なだれ(なだれ)のおとか むねにせつなく ひびよる  あなたにえる 約束やくそくを すれば明日あしたの わかれがつらい ははなみだに けて わたししあわせ つかめはしない たびおも うずめてかえる ゆき坂道さかみち かくざと
おとこのかぞえうた鳥羽とば一郎いちろう鳥羽とば一郎いちろうばんじょうたかし宮下みやした健治けんじつたすすむつつみひとつ…おとこが ときゃヨ こい破片はへん(かけら)を ひろうとき むねのすきを あやすよに みれん みれん みれんりする あぁ…おちょこしゅ  ふたつ…おとこが ときゃヨ ゆめのしずくを ひろうとき 昨日きのうなんかは わすれろと おれの おれの おれ背中せなかで あぁ…ふうく  みっつ…おとこが ときゃヨ おや形見かたみを ひろうとき かさねかさねた おや不幸ふこう びる びる びるなみだの あぁ…夜半やはん(よわ)しぐれ
夫婦ふうふみち三門みかど忠司ただし三門みかど忠司ただし志賀しが大介だいすけ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつや御前ごぜんれた そのひとことで あたしあんたと きるとめた つらいなみだは かくせても うれしなみだは かくせない ああ しあわせ く く 夫婦ふうふみち  苦労くろうさかの ひとつやふたつ える覚悟かくごは 出来できてるあたし きもきらいも てば おなじこころの いろになる ああ あんたと く く 夫婦ふうふみち  今日きょうからおれは おまえ一緒いっしょ おなじ歩幅ほはばで あるくとった そんなあんたを どこまでも あたししんじて きてく ああ じんせい く く 夫婦ふうふみち
おとこ矜持きょうじ三門みかど忠司ただし三門みかど忠司ただし志賀しが大介だいすけ宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやどろあらえば とせるけれど ちぬこころの きずもある けばながれる しずめばまる 運否天賦うんぷてんぷ(うんぷてんぷ)の がわ 利口りこうぶっても はじまらぬ 阿呆あほうでいいのさ おとこ矜持きょうじ  ゆめかたれば かたれるけれど かたるだけでは のうがない 今日きょういちにち ただぼんやりと かえ夕日ゆうひを てるだけ うしろゆびす ひともいる ひとりゆくのさ おとこ矜持きょうじ  んだ奥歯おくばに なみだのあじが すればまだまだ さきがある きてなんぼの 人生じんせい行路こうろ いのちひとつぶ みぎひだり 明日あしたはどこやら ふうまかせ いてかれて おとこ矜持きょうじ
博多はかた祇園山ぎおんやまかさ氷川ひかわきよし氷川ひかわきよしはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ丸山まるやま雅仁まさひと地下足袋じかたび(たび)にしめ(し)めこめ(こ)み みず法被はっぴ(みずはっぴ) いちねんいちの まつりやろうが いのちまるごと ぶっつけろ おっしょい おっしょい おっしょい おっしょい ゆめを担(かつ)げや あしたを かつげ ここが故郷こきょう(ふるさと) 博多はかたなつが あゝ えるとよ  ひびく太鼓たいこに いわうた しんからだが 血潮ちしおがさわぐ あせは はじけて はな(はな)になる おっしょい おっしょい おっしょい おっしょい あか手拭てぬぐい(てのごい) いきおい(きお)いのみず(みず)に れて いろす 博多はかたなつに あゝ きるとよ  夜明よあおい(お)いさん(やま) やまのぼせ おとこのまつりが おとこをためす 意地いじ度胸どきょうの せめぎい おっしょい おっしょい おっしょい おっしょい さきいそげや さけべ(おたけ)びあげて 祇園山ぎおんやまかさ 博多はかたなつが あゝ はしるとよ
きよしのねずみ小僧こぞう氷川ひかわきよし氷川ひかわきよしはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ丸山まるやま雅仁まさひとはなのお江戸えどの うしさん(うしみ)つとき(どき)が ちょいとおれらの 出番でばんだぜ 千両箱せんりょうばこを いただきに はちひゃくはちまち(はっぴゃくやちょう)を ちゅーちゅーちゅー おっとどっこい べらんめい でんぐりがえって ちゅーちゅーちゅーの宙返ちゅうがえり わずとれた うわさ(うわさ)のおとこ ねずみ小僧こぞうたぁ おれらのことよ  はなのお江戸えどの 正義せいぎのためにゃ 風邪かぜ(かぜ)をあいだも ひま(ひま)もない 闇夜やみよ(か)ける くろかげ 屋根やねから屋根やねへと ちゅーちゅーちゅー たまにゃずっこけ おっとっと! すべってころんで ちゅーちゅーちゅーの宙返ちゅうがえり わずとれた うわさおとこ ねずみ小僧こぞうたぁ おれらのことよ  みんなまとめて ありがとさん! へのへのもへじの ちゅーちゅーちゅーでってゆく わずとれた うわさおとこ ねずみ小僧こぞうたぁ おれらのことよ
きよしのスイスイマドロスさん氷川ひかわきよし氷川ひかわきよしはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ丸山まるやま雅仁まさひと銅鑼どらります 函館はこだての みなと夜景やけいを あとにして おとこふねは 八戸はちのへ仙台せんだいへ かもめとうたを みちづれに スーイスイスイスイっと スーイスイスイっと おれらマドロス 今日きょうなみうえ  いき似合にあいの 横浜よこはまは おとこごころを そそるけど あのむすめ面影おもかげ(かげ)が 名古屋なごやまで神戸こうべまで 浮気うわきはだめと ついてくる スーイスイスイスイっと スーイスイスイっと おれらマドロス あまほしよる  んでばれて 高松たかまつの 瀬戸せとあおさよ まぶしさよ おふくろれて 宮崎みやざき別府べっぷまで まわってみたい いつのか スーイスイスイスイっと スーイスイスイっと おれらマドロス 明日あしたなみじょう
おんな合鍵あいかぎ氷川ひかわきよし氷川ひかわきよし仁井にいたに俊也としや宮下みやした健治けんじ丸山まるやま雅仁まさひと倖せのぞみはしないけど わたしがいたら あなたの将来しょうらい(あした)に きずがつく おんなの…おんなの… 合鍵あいかぎを あなたにかえして ひとりこの部屋へや てゆくわ あいだれにも けないけれど…  あまえてねむったあのよるの おもあれば 淋(さび)しさつらさも えられる おんなの…おんなの… 合鍵あいかぎを あなたにかえして ひとりひっそり をひくわ れたよわみと わかっていても…  やさしいあなたをこれ以上いじょう くるしめたなら きてはゆけない わたしです おんなの…おんなの… 合鍵あいかぎを あなたにかえして ひとり今夜こんやの 汽車きしゃる あいだれにも けないけれど…
初雪はつゆき宿やど村上むらかみ良輔りょうすけ村上むらかみ良輔りょうすけ伊藤いとうかおる宮下みやした健治けんじ伊戸いとのりおかくれ障子しょうじに つきあかり ゆれてさびしい かぜおと なにもいらない あなたがいれば いまわたしは このままで だれかおねがい 時間じかんめて ああ…運命うんめい(さだめ)かなしい 初雪はつゆき宿やど  いくらえても かさねても えるはずない ゆめ細工ざいく(ゆめざいく) まどこうに ちいさくあかく ふゆいろづく やぶこうじ いっそこのまま はるまでいて ああ…しんちぎれる 初雪はつゆき宿やど  すこおくれて 部屋へやる まるで他人たにんの ふりをして あいよろこび おぼえたあとで きるつらさを りました ひとよるかぎりの じょう(なさけ)がほしい ああ…運命うんめい(さだめ)かなしい 初雪はつゆき宿やど
おとこ絶唱ぜっしょうGOLD LYLIC氷川ひかわきよしGOLD LYLIC氷川ひかわきよしはら文彦ふみひこ宮下みやした健治けんじ丸山まるやま雅仁まさひとおにへびる 浮世うきよかわを いのちからがら 度胸どきょうわたる いてしずんで よごれても どろはな 睡蓮すいれんの あゝ 睡蓮すいれんの じゅんなこころは わすれまい  はるふうく さくらしたで れたあのむすめと ふたりのうたげ なんただろう そんなゆめ 苦労くろう“く”ので ねむよるは あゝ ねむよるは とお故郷こきょう(こきょう)が ちかくなる  いかに時代じだいが うつってゆけど 見失みうしなうかよ こころのあかり ゆき如月きさらぎ(きさらぎ) かぜ弥生やよい(かぜやよい) えて卯月うづき(うづき)の さけしゃく(く)めば あゝ さけしゃく(く)めば ゆめ千里せんりを めぐ
みちのくランプの宿やど佐々木ささき新一しんいち佐々木ささき新一しんいち仁井にいたに俊也としや宮下みやした健治けんじ南郷なんごう達也たつやばしわたって まる宿やど なんねんりだろ なぁおまえ なが苦労くろうの 歳月さいげつ(としつき)を あらながそう 滝見たきみのおで ここはみちのく ランプの宿やどよ  ふるさと津軽つがるの ねぶたも あののままだよ なぁおまえ そうさ子育こそだて わったら みんな夫婦ふうふ(ふうふ)は ふたりにもどる れるおも ランプの宿やどよ  雪国ゆきぐにまれの おれだから 囲炉裏いろりがやすらぐ なぁおまえ さき人生じんせい これからも ともに笑顔えがおで なかむつまじく ここはみちのく ランプの宿やど
望郷ぼうきょうおんなはな西川にしかわひとみ西川にしかわひとみ志賀しが大介だいすけ宮下みやした健治けんじ丸山まるやま雅仁まさひと意地いじ度胸どきょうも まことがなけりゃ そのかぎりの 見栄みえになる むねにひとつぶ 観音かんのんさまの おかおりりしい まもふだ こころはにしきの 望郷ぼうきょうおんなはな  くもしずむも かわに このあずけた ながれぶね つかみそこねた 岸辺きしべくさに 未練みれんみさおの おびが哭(な)く なみだはご法度はっと 望郷ぼうきょうおんなはな  何処どこ(どこ)できても 義理ぎり人情にんじょうに 流行はやはい(すた)りが あるものか 時代遅じだいおくれと はない いのちいちりん このみちで 綺麗きれいきます 望郷ぼうきょうおんなはな
柏崎かしわざき恋歌こいうた西川にしかわひとみ西川にしかわひとみ志賀しが大介だいすけ宮下みやした健治けんじ猪股いのまた義周よしちかいたかったと わたしのかたを ポンとたたいて くれたひと あれは柏崎かしわざき 駅前通えきまえどおり あのひとの、あのひとの あのひとの おもかげいまも いている きですこのまち 柏崎かしわざき  おひかり(みつ)、われさくの あの佐渡さど情話じょうわ なみがやさしく うたってる ここは柏崎かしわざき 番神ばんじん(ばんじん)みさき どこまでも、どこまでも どこまでも じょう(なさ)けにあつい ひとごころ きですこのまち 柏崎かしわざき  越後えちご新潟にいがた 雪国ゆきぐになのに 今日きょう大地だいちは あたたかい はな柏崎かしわざき 稲穂いなほおどる 仕合しあわせを、仕合しあわせを 仕合しあわせを やさしくつなぐ ゆめあかり きですこのまち 柏崎かしわざき
夜明よあけの旅路たびじ大原おおはらかずみ大原おおはらかずみ志賀しが大介だいすけ宮下みやした健治けんじ前田まえだ俊明としあき希望きぼうの ゆめかり たずねるたびです 人生じんせいは くらくてながい トンネルも 何時いつ(いつ)までつづく はずはない 元気げんきよく 元気げんきよく 夜明よあけのたびを つづけます  旅路たびじ出逢であった あのひとの 面影おもかげ(おもかげ)こいしい ながれぼし おもたちが けるなと わたしのかたを 叩(たた)きます かないで かないで 夜明よあけのたびを つづけます  いのちのかわにも はしがある わたれば勇気ゆうきの にじつ わたしのはなは 明日あしたはな(あしたばな) しん今日きょうも いてます どこまでも どこまでも 夜明よあけのたびを つづけます
いつもやさしく大原おおはらかずみ大原おおはらかずみ志賀しが大介だいすけ宮下みやした健治けんじ前田まえだ俊明としあきはなのように いつも ほしのように いつも いつもやさしくごせたら ごせたらいいね 今日きょういちにち ありがとう こんなひとこと あのひとに つたえられたら それが それがいちばん うつくしい  あめのように いつも ふうのように いつも いつもやさしくうたえたら うたえたらいいね もしもなみだが こぼれたら むねのノートに そのわけを いておけたら それが それがいちばん うつくしい  とりのように いつも ちょうのように いつも いつもやさしくおどれたら おどれたらいいね みちはどんなに とおくても 明日あしたにならない 今日きょうい きることです それが それがいちばん うつくしい
防災ぼうさい音頭おんど大原おおはらかずみ大原おおはらかずみ高橋たかはし典正のりまさ宮下みやした健治けんじ矢田部やたべただし(ア、ソーレ) (ア、ソーレ) ハァ 日本にっぽん列島れっとう(にほんれっとう) きたからみなみ 地震じしん台風たいふう(じしんたいふう) あめ津波つなみ(あめつなみ) 「ぬなげろに たすけよう」(ハイ) 防災ぼうさい音頭おんどが 合言葉あいことば (ハイ) 防災ぼうさい音頭おんどで 備(そな)えあれ  ハァ 春夏秋冬しゅんかしゅうとう(しゅんかしゅうとう) 海山うみやまがわ(うみやまかわ)が まもいのちの 一里塚いちりづか(いちりづか) 「地域ちいき(ちいき)ること ひとる」(ハイ) 防災ぼうさい音頭おんどが 合言葉あいことば (ハイ) 防災ぼうさい音頭おんどで 備(そな)えあれ  ハァ ため(な)せばなり(な)るなり(な)る ひとづくり 知恵ちえしあえ 避難ひなん場所ばしょ(ひなんばしょ) 「あしあたまを まずまもれ」(ハイ) 防災ぼうさい音頭おんどが 合言葉あいことば (ハイ) 防災ぼうさい音頭おんどで 備(そな)えあれ  ハァ 温故知新おんこちしん(おんこしちん)で ゆう(うれ)いをくす みんなあつまれ さん世代せだい 「自助じじょ(じじょ)と共助きょうじょ(きょうじょ)が てんこえ」(ハイ) 防災ぼうさい音頭おんどが 合言葉あいことば (ハイ) 防災ぼうさい音頭おんどで 備(そな)えあれ
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