曲名きょくめい	歌手かしゅ名めい	作詞さくし者しゃ名めい	作曲さっきょく者しゃ名めい	編曲へんきょく者しゃ名めい	歌うたい出だし
白神しらかみ山地さんち長山ながやま洋子ようこ	長山ながやま洋子ようこ	鈴木すずき紀代のりよ	西にしつよし	伊戸いとのりお	惚とぼけ(ほ)れたあなたと　寄より添そって　命いのちたぎらせ生いきて来きた　ふるさと津軽つがる　雪ゆきまた雪ゆきの　しばれる夜よるも　ぬくもり合あえる　肌はだがある　ときめく安やすらぐ心しんと心しん　ブナの林はやしを　くぐり抜ぬければ　緑みどりしたたるエ～エエエ　白神山地しらかみさんち　　喉のど(のど)を突つき刺さす　山やま背せ(やませ)にも　私わたし負まけないくじけない　あなたがいれば　涙なみだも汗あせも　ぬぐってくれる　やさしさしみる　あの笑顔えがお　青池あおいけみたいな　思おもいの深ふかさ　女心おんなごころが　はじける燃もえる　恵めぐみ豊ゆたかなエ～エエエ　白神山地しらかみさんち　　津軽つがる三味線しゃみせん　一いちの糸いと　息いきも絶たえ絶だえかき鳴ならす　気合きあいでたたく　厳いむ(きび)しい明日あした(あす)が　待まち受うけてても　勇気ゆうきを出だして　立たち向むかう　自分じぶんに打うち勝かつ　強つよさを知しった　天狗てんぐ峠とうげを　二人ふたりで越こえて　今日きょうもあなたとエ～エエエ　白神山地しらかみさんち
春色しゅんしょくの朝あさ長山ながやま洋子ようこ	長山ながやま洋子ようこ	円香まどか乃	西にしつよし	伊戸いとのりお	春風しゅんぷうに誘さそわれて　フラリと出掛でかけましょ　髪かみを上あげてジーンズはいて　足あしにはスニーカー　ここに花はななんて　咲さいていたかしら　公園こうえんの片隅かたすみに　アネモネが揺ゆれている　不思議ふしぎね　いつもの町まちが　こんなに　きらめいてる　重おもいコート　脱ぬぐだけで　ホラ　世界せかいが変かわる　　雨あめの日ひは淋さびしくて　気きづかず過すごしてた　朝あさの光ひかり　パン屋やの匂におい　小鳥ことりが歌うたう声こえ　きっと幸しあわせは　こんな毎日まいにちね　優やさしさや微笑ほほえみは　いつだって側がわにいる　不思議ふしぎね　見慣みなれた道みちが　こんなに　色付いろづいてる　差さした傘かさを　閉とじるだけ　ホラ　涙なみだも上あがる　　不思議ふしぎね　いつもの町まちが　こんなに　きらめいてる　髪かみをキュッと　結むすんだら　ホラ　全すべてが変かわる　ホラ　世界せかいが変かわる…
大阪おおさかの月つき岩出いわで和也かずや	岩出いわで和也かずや	さくらちさと	西にしつよし	伊戸いとのりお	こんなに酔よっぱらって　ごめん　迷惑めいわくかけるばかりで　ごめん　お前まえに似合にあいの　男おとこになると　いきがってみては　躓(つまづ)いて　　大阪おおさかの月つきが　わろてるわ　性せい懲(しょうこ)りもないと　わろてるわ　　やっぱり俺おれも　ただの男おとこ　あほや　あほや　あほやけど　お前まえがすきや　すきなんや　誰だれにも負まけへん　それだけは　　優やさしくしてやれずに　ごめん　約束やくそくできず待またせて　ごめん　お前まえの横顔よこがお　さみしげな影かげ　この街まち見下みおろす　摩天楼まてんろう　　大阪おおさかの月つきが　わろてるわ　変かわらん奴やつやと　わろてるわ　　そうやね俺おれは　ただの男おとこ　あほや　あほや　あほでええ　お前まえがすきや　すきなんや　誇ほこ(ほこ)れることなら　それだけや　　大阪おおさかの月つきが　わろてるわ　性懲しょうこりもないと　わろてるわ　　やっぱり俺おれも　ただの男おとこ　あほや　あほや　あほやけど　お前まえがすきや　すきなんや　誰だれにも負まけへん　それだけは
噂うわさばなし田中たなかあいみ	田中たなかあいみ	かず翼つばさ	西にしつよし	竹内たけうち弘一こういち	寝返ねがえりうっても　あんたはいない　片手かたてで捜さがして　夢ゆめから覚さめる　戻もどって来くるのか　来こないのか　最後さいごのけんかの　理由りゆう(わけ)も忘わすれたよ　馴染なじみの店みせでは　別わかれたなんて　言いってるそうね　それならそれで　いいからさ　あんた…　あんた…　荷物にもつのひとつも　取とりに来こい　　おまえが最後さいごの　女おんなだなんて　男おとこの言葉ことば(せりふ)は　羽根はねより軽かるい　戻もどって来くるのか　来こないのか　鍵かぎさえ替かえずに　待まっているのにさ　いいヤツだったと　しみじみひとり　飲のんでるそうね　それならそれで　いいからさ　あんた…　あんた…　別わかれ話ばなし(はなし)をきっちり　つけに来こい　　ちかごろ噂うわさじゃ　きれいな彼女かのじょ　連つれてるそうね　それならそれで　いいからさ　あんた…　あんた…　さよならぐらいは　言いいに来こい
女おんなの燗かん月夜づきよ竹村たけむらこずえ	竹村たけむらこずえ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	水谷みずたに高志たかし	津軽平野つがるへいやに　桜さくら咲さく　未練みれんは捨すてました…　胸むねの根雪ねゆきなら　いつかは解とけてゆく　惚ほれた男おとこ(ひと)だもの　恨うらみはしない　津軽つがるじょっぱり　明日あした(あした)を生いきる　命いのちも咲さかせます　女おんなの燗かん月夜づきよ　　春はるは弘前ひろさき　花はなの宴うたげ　意地いじなら捨すてました…　他人たにん(ひと)の倖せが　ちょっぴり辛つらいだけ　情なさけくれぬのが　この世よの運命うんめい(さだめ)　はらり散ちるなら　桜さくらの下したで　一人ひとりで酔よいましょか　女おんなの別わかれ酒しゅ　　岩木山いわきやまにも　桜さくら映ばえ　涙なみだも捨すてました…　夢ゆめのあとさきを　彷徨ほうこう(さまよ)う愛あいでした　惚ほれた男おとこだもの　忘わすれはしない　津軽つがるじょっぱり　愚痴ぐちなら言いわぬ　命いのちの人ひとでした　女おんなの燗かん月夜づきよ
刹那せつなのタンゴ～Te amo～竹村たけむらこずえ	竹村たけむらこずえ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	水谷みずたに高志たかし	人ひとは淋(さみ)しいほどに　嘘うそを纏まとい(まと)ってしまう　隠かくしきれない　似にた者もの同士どうしね　“およしなさい”と言いわれ　余計よけい　深ふかみにはまる　指ゆびに触ふれたら　こんな愛あいしてた　Te amo　Te amo　サヨナラよりも苦くるしい言葉ことば(ひびき)　不器用ぶきような　男おとこと女おんな…　罪つみに縛しばられ踊おどるの　刹那せつなのタンゴ　　昔むかし愛あいした人ひとも　そんな横顔よこがおしてた　灼(や)けた砂漠さばくに　躰からだ(からだ)泳およがせて　時計とけい　気きにするとこが　あなたらしさと思おもう　だけどドラマは　それで終おわれない　Te amo　Te amo　心しんのままに生いきてみたいの　密みつ(ひそ)やかに　男おとこと女おんな…　凛りんとリズムに抱いだかれて　刹那せつなのタンゴ　　Te amo　Te amo　サヨナラよりも苦くるしい言葉ことば　不器用ぶきような　男おとこと女おんな…　罪つみに縛しばられ踊おどるの　刹那せつなのタンゴ
南部なんぶよしゃれ女おんな唄うた藤ふじみえこ	藤ふじみえこ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	水谷みずたに高志たかし	戯じゃれならば　抱いだかれはしない　覚悟かくご決きめたと　あたしを抱だいた　南部なんぶよしゃれ　誰だれが唄うたう　ざんざ雨う　罪つみなら行いく道みち　閉とざしてもいい　“よしゃれ　よしゃれ”　命いのちが燃もえる　あんたと生いきてく　それが女おんなの証あかし　　あんたの愛あいを　覚おぼえた日ひから　誰だれもこの肌はだ　酔よわせはしない　咲さくも散ちるも　悔くいはしない　どんな愛あい　辛しんくはないかと　海猫うみねこが問とう　“よしゃれ　サ-ハ-ヨ-”　情なさけはいらぬ　縁えん(えにし)を貫つらぬく　それが愛あいした運命うんめい(さだめ)　　浮うき世よの坂さかも　二人ふたりで越こえる　ゆるぎない声こえ　あたしを泣なかす　南部なんぶよしゃれ　酒さけと唄うたう　夏なつ祭まつり　お囃子はやし響ひびけば　心しんも響ひびく　“よしゃれ　よしゃれ”　離はなれはしない　あんたと生いきてく　それが女おんなの証あかし
桜さくら咲さかせし藤ふじみえこ	藤ふじみえこ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	水谷みずたに高志たかし	桜さくら　月つきに咲さかせし　津軽つがる　弘前ひろさき　花はなの舞まい　今宵こよい赤あかい春陽しゅんよう橋きょう(はし)　あなたを待まちましょう　袖そで振ふり合あうも　他生たしょう(たしょう)の縁えん　ここで会あえたが　ホントの縁えん　ひら　ひら　ひら　ひらり　私わたしほんのり　もも色いろ　ひら　ひら　ひら　ひらり　エエ‥忘わすれられない　あの日ひから　あなたに心しん　盗ぬすまれて　　桜さくら　水面すいめん咲さかせし　津軽つがる　弘前ひろさき　花はな筏いかだ　ふわり抱いだかれたい　罪つみでも構かまわない　とめてとまらぬ　恋こいの道みちよ　後あとで知しっても　戻もどれぬ道みち　ゆら　ゆら　ゆら　ゆらり　しだれ泣なくなら　その胸むね　ゆら　ゆら　ゆら　ゆらり　エエ‥月つきの明あかりで　寄より添そって　行ゆく末すえなんか　語かたりたい　　桜さくら　遅おくれ咲ざきせし　津軽つがる　弘前ひろさき　雪明ゆきあかり　今宵こよいひと思おもい　あなたを口説くどきます　袖そで振ふり合あうも　他生たしょうの縁えん　ここで会あえたが　桜さくらの縁えん　はら　はら　はら　はらり　うなじほんのり　汗あせばむ　はら　はら　はら　はらり　エエ‥忘わすれさせない　くちづけで　あなたの心しん　盗ぬすみたい
砂すなの華はな沓くつ子こ	沓くつ子こ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	矢田部やたべ正ただし	夏なつの終おわりの心細こころぼそさは　私わたしだけでしょうか　この愛あい　落おちてく　砂時計すなどけいのよう　今夜こんやもまた　あなたが嘘うそをつく　鈍色にびいろ(にびいろ)　三日月みかづき　小雨こさめ(あめ)が降ふる　命いのちまで　ひりひり染しみてくる　あぁ　咲さかせて　あぁ　咲さかせて　どうなる　深ふかい罪つみのまま　夢見ゆめみる　女おんなは　砂すなの華はな　　時ときを返かえせと胸むねにすがれば　あなたどうしますか　抱いだかれて　焦こがれて　覚おぼえてく痛いたみ　待まつことさえ　恨うらみに変かえてゆく　ひぐらし　何なにゆえ　啼なきますか　愛あいしてと　しくしく啼なきますか　あぁ　咲さかせて　あぁ　咲さかせて　ぐずれば　尽つきぬひとり咲ざき　散ちりゆく　運命うんめい(さだめ)か　砂すなの華はな　　鈍色にびいろ　三日月みかづき　小雨こさめが降ふる　命いのちまで　ひりひり染しみてくる　あぁ　咲さかせて　あぁ　咲さかせて　ぐずれば　尽つきぬひとり咲ざき　散ちりゆく　運命うんめいか　砂すなの華はな
愛いとし方かたを教おしえて沓くつ子こ	沓くつ子こ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	矢田部やたべ正ただし	孤独こどくな唇くちびる　あなたは知しらない　重かさねた吐息といきは　叫さけんでるのに　夜よるの帳とばり(とばり)に　消きえてゆく　秘密ひみつの時間じかんを　確たしかめ合あうだけ　愛いとし方かたを教おしえて　愛あいのままでいられるように　はぐれそうな心しんを　涙なみだで　終おわりにさせないで　　どんな運命うんめいに　抱いだかれたとしても　二人ふたりはこうして　出逢であったでしょう　都会とかい(まち)は眠ねむりの　邪魔じゃまをする　私わたしはあなたに　焦こがれてさまよう　愛いとし方かたを教おしえて　愛あいが嘘うそにならないように　ありのままの心しんで　今いますぐ　あなたに逢あいたくて　　愛いとし方かたを教おしえて　愛あいのままでいられるように　はぐれそうな心しんを　涙なみだで　終おわりにさせないで
愛あいのままで愛あいを眠ねむらせて五十川いそがわゆき	五十川いそがわゆき	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	伊戸いとのりお	今日きょうも雨あめ　冬枯ふゆがれの　石畳いしだたみ濡ぬらす　傘かさもささず　篠しの突(しのつ)く雨あめ　あの日ひが重かさなる　身動みうごきも出来できぬまま　凍こごえた唇くちびる　何なんで二に人にん　あんな別わかれ　選えらんでしまった　愛あいのままで　愛あいを眠ねむらせて　生いきてゆけたなら…　人ひとは何故なぜに　涙なみだをおぼえて　気きづくのでしょう　愛あいの深ふかさを　　そして雨あめ　春はるをゆく　満月まんげつを濡ぬらす　優やさしさだけ　幸しあわせだけ　咲さいてた川縁かわぶち(かわべり)　戻もどりたい戻もどれない　何処どこへも行いけない　愛あいしている　愛あいしている　今いまもあなただけ　愛あいのままで　愛あいを眠ねむらせて　寄より添そえてたなら…　カタチのない　心しんの痛いたみも　抱だきしめられた　今いまならわかる　　愛あいのままで　愛あいを眠ねむらせて　生いきてゆけたなら…　人ひとは何故なぜに　涙なみだをおぼえて　気きづくのでしょう　とこしえの愛あい
あなたとならば五十川いそがわゆき	五十川いそがわゆき	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	伊戸いとのりお	笑わらって話はなせる　“もしも”があるなら　あなたの愛あいに　もたれてみたい　優やさしくされたら　淋さびしい心しん　抱いだかれたくなる　女おんなは　赤あかい葡萄酒ぶどうしゅに　溺おぼれてユラリ　永遠えいえんが今いま　囁ささやくように　手招てまねきをする　涙なみだたどる　生いき方かたよりも　こんなふうに　始はじまる恋こいも　あなたとならば…　素敵すてきかも　　弱音よわねを吐はけない　女おんなになってく　傷きずつく事ことに　臆病おくびょうだから　微笑ほほえむ瞳ひとみに　泣なきそうになる　どうかしている　今夜こんやは　夜空よぞら照てらしてる　タワーのように　同おなじ温ぬくもり　こんなに傍はたに　いてくれた人ひと　つらい愛あいを　生いきてるよりも　こんなふうに　時ときを刻きざむの　あなたとならば…　わるくない　　涙なみだたどる　生いき方かたよりも　こんなふうに　始はじまる恋こいも　あなたとならば…　素敵すてきかも
風かぜを起おこせ鳥羽とば一郎いちろう	鳥羽とば一郎いちろう	保ほ岡おか直樹なおき	西にしつよし	竹内たけうち弘一こういち	風ふうが吹ふくのを　当あてにして　人生じんせいのんびり　寝ねて待まつな　今日きょうでおさらば　風待かざまち港こう　天てんは苦労くろうに　味方みかたする　船ふねだせ　漕こぎだせ　走はしりだせ　風ふうは自分じぶんで　起おこすもの　　惚ほれた女おんなを　遠とおくから　眺ながめるだけでは　甲斐かいがない　網あみを打うたなきゃ　魚さかなは獲え(と)れぬ　嵐あらし　覚悟かくごで　ぶつかれよ　船ふねだせ　漕こぎだせ　走はしりだせ　愛あいは激はげしく　奪うばうもの　　目先めさきの波なみを　追おいかけて　船酔ふなよいしている　奴やつばかり　はるか未来みらいに　心しんを向むけりゃ　見みろよ希望きぼうの　陽ひが昇のぼる　船ふねだせ　漕こぎだせ　走はしりだせ　夢ゆめは自分じぶんで　掴つかむもの
東京とうきょうジェラシー三木みきゆかり	三木みきゆかり	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	水谷みずたに高志たかし	淋(さび)しがり屋やの暮くらすこの都市とし(まち)は　秘密ひみつだれもが　上手じょうずに隠かくす　そしてあなたは見透みすかす様ように　私わたしの肩かたに手てを廻まわした　男おとこと女おんな　それだけなのに　このまま　終おわれない　ときめきが苦くるしくなる　東京とうきょうジェラシー　逢あう度たびにこれきりと　決きめているくせに　逢あいたくて抱いだかれたくて　東京とうきょうジェラシー　愛あいしてるなんて　どうかしている　　どんなルージュも今いまは似合にあわない　迷まよう心しんで　くすんでしまう　だけど愛あいして愛あいされたくて　あなたも同おなじ気きづいている　絡からまる吐息といき　絡からめた指ゆびも　今いまさら　ほどけない　手てさぐりで求もとめ合あえば　東京とうきょうジェラシー　臆病おくびょうな女おんなほど　深ふかみに堕おちてく　触ふれたくて奪うばいたくて　東京とうきょうジェラシー　孤独こどくな背中せなかを　夜よるにさらして　　運命うんめいにかしずいたら　東京とうきょうジェラシー　愛あいしてるなんて　あなたどうする
届とどかぬ想おもい三木みきゆかり	三木みきゆかり	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	水谷みずたに高志たかし	どんな　嘘うそも分わかる　それが女おんなです　きっと　今頃いまごろあなた　別べつの　誰だれかを抱いだくの　冬ふゆの海うみ　来こぬ人ひと待まてば　心しんまで　凍こごえるけど　届とどかぬ想おもい　断たち切きれない　どこまで　愛あいしたら　涙なみだ…　終おわりにできる　　だから　独ひとり芝居しばい　いつも幸しあわせと　それも　夢ゆめと想おもえば　今日きょうも　生いきられるから　雪ゆきの華はな　真白まっしろな愛あいで　あの人ひとを　積せき(う)め尽つくして　届とどかぬ想おもい　口くちにしたら　あなたは　背せを向むける　そんな…　それだけの恋こい　　雪ゆきの華はな　真白まっしろな愛あいで　あの人ひとを　積つめ尽つくして　届とどかぬ想おもい　口くちにしたら　あなたは　背せを向むける　そんな…　それだけの恋こい
あれからまた冬ふゆ隣となり桐山きりやま純一じゅんいち	桐山きりやま純一じゅんいち	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	水谷みずたに高志たかし	下手へたな嘘うそも言いえずに　うつむいてた横顔よこがお　夜よるにまぎれ　あなたは　何処どこに今いまいるの　あれからまた冬ふゆ隣となり　腕うで枕まくらしか眠ねむれない　酔よう振ふりして　帰かえりなよ　い訳いわけは　いいから‥　ほんの一時いちじ(すこし)　うたた寝ねかしてただけと　き流きながすから　　溺おぼれかけた夢ゆめなら　いつかきっと目覚めざめる　他人たにん(ひと)の涙なみだ　連つれ添そう　優やさしすぎる人ひと　あれからまた冬ふゆ隣となり　あなた恋こいしい雨あめが降ふる　薄化粧うすげしょうを　拭ふき取とって　哀かなしいね　女おんなは‥　ほんの一時いちじ(すこし)　うたた寝ねかしてるだけと　待まち続つづけてる　　あれからまた冬ふゆ隣となり　あなた恋こいしい雨あめが降ふる　薄化粧うすげしょうを　拭ふき取とって　哀かなしいね　女おんなは‥　ほんの一時いちじ(すこし)　うたた寝ねかしてるだけと　待まち続つづけてる
さすらい一献いっこん桐山きりやま純一じゅんいち	桐山きりやま純一じゅんいち	紙かみ中ちゅう礼子あやこ	西にしつよし	水谷みずたに高志たかし	夕焼ゆうやけ小しょう焼やけの　空そらに見みとれて　坂道さかみち下くだったら　懐なつかしい景色けしき　旅たびにさすらい　探さがす面影おもかげ　酒さけにおまえの　行方ゆくえきいてみたけど　何なにも答こたえずに　風ふうがふくだけ　　凍こごえる指先ゆびさき　息いきを吹ふきかけ　俺おれの手てあたためた　しぐさが浮うかぶ　どこにいるのか　一目いちもく会あいたい　たったひとりの　俺おれが惚ほれたおまえも　同どうじ空くうの下した　何なにを夢見ゆめみる　　どこまで続つづくか　地図ちずのない人生じんせい(みち)　ときには振ふり返かえり　ため息いきひとつ　胸むねのすきまに　地酒じざけ流ながせば　旅たびのどこかで　巡めぐり会あえる気きがする　生いきてさえいれば　いつか会あえるさ
哀かなしみのエゴイストファン・カヒ	ファン・カヒ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	竹内たけうち弘一こういち	ひとひら　ふたひら　花はなびらが散ちる　孤独こどくな心しんの　写うつし絵えみたい　泣なけばすむと思おもう女おんなと　言葉ことば足たらずの男おとこの　恋こいほど　哀かなしい生いき物ものはない　こわれてゆく　あなたと私わたし　下手へたな生いき方かたね　こわれてゆく　自分勝手じぶんがってな　愛あいを忘わすれたエゴイスト　　“人生じんせい”　素敵すてきな　言葉ことばだけれど　この頃ころ上手じょうずに　生いきられなくて　風ふうの歌うたが聴きこえた頃ころは　もっと優やさしく微笑びしょう(わら)えた　恋こいほど　素敵すてきな明日あしたはないと　こわれてゆく　あなたと私わたし　愛あいがはぐれてる　こわれてゆく　自分勝手じぶんがってな　似にた者ものどうしエゴイスト　　こわれてゆく　あなたと私わたし　下手へたな生いき方かたね　こわれてゆく　自分勝手じぶんがってな　愛あいを忘わすれたエゴイスト
最愛さいあいファン・カヒ	ファン・カヒ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	竹内たけうち弘一こういち	い訳いわけする濡ぬれた睫毛まつげ　あの頃ころの私わたしね　見知みしらぬ女性じょせい(ひと)　駅えきのベンチ　自分じぶんの姿すがた　重かさなる　消けせはしない過あやまち　あなたを傷きずつけ　愛あいされてた　幸しあわせも全すべて　壊こわしたの私わたし　ないものねだりのブルース　泣なき方かたなら忘わすれたけど　あなたのことだけ　今いまでも　忘わすれられずに　生いきてる　　もう無理むりだと言いわれた時とき　信しんじたくなかった　震ふるえていた　あなたの声こえ　ナイフの様ように　刺ささった　何処どこにいるのあれから　何なん年ねんたったの　ただ会あいたい　こんな雨うの夜よる(よ)は　余計よけい恋こいしくて　ないものねだりのブルース　も一いち度どやり直なおせるなら　あなたのことだけ　死しぬまで　愛あいし続つづけて　生いきてく　　ないものねだりのブルース　泣なき方かたなら忘わすれたけど　あなたのことだけ　今いまでも　忘わすれられずに　生いきてる
白しろ夜行やこう塩しお乃華織お	塩しお乃華織お	朝比奈あさひな京きょう仔こ	西にしつよし	矢田部やたべ正ただし	風ふうにまかれ折おれた花はなを　まだたたく　真夜中まよなかの雨あめ　嘘うそをついてふるえながら　また嘘うそをつく　逢あいたくて…　あゝまざまざとこの胸むねに　あゝまざまざと'罪つみ'の文字もじ　堕おちてゆくのを知しりながら　愛あいに愛あいに愛あいにまみれて　白しろ夜行やこう　　夜よるも昼ひるも朝あさも今いまも　あなただけ　降ふりしきる恋こい　馬鹿ばかな夢ゆめを叱しかりながら　また夢ゆめをみる　逢あいたくて…　あゝハラハラとこの頬ほおに　あゝハラハラと散ちる涙なみだ　ふたりの行方ゆくえ　白しろい闇やみ　愛あいを愛あいを愛あいを裁たっ(さば)いて　白しろ夜行やこう　　あゝハラハラとこの頬ほおに　あゝハラハラと散ちる涙なみだ　ふたりの行方ゆくえ　白しろい闇やみ　愛あいに愛あいに愛あいに溶とけたい　白しろ夜行やこう
居酒屋いざかや「酒さけの縁えん」塩しお乃華織お	塩しお乃華織お	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	矢田部やたべ正ただし	飲のめないお酒さけに　飲のまれたら　余計よけいにわびしさ付つきまとう　肴さかなを挟はさみ(つま)んで食たべてみな　優やさしく　声こえ掛かける　隣となり客きゃく　生いきていりゃ倖せは　おまけだと　笑わらってる　ささくれた溜息ためいきも　凍こごえた心しんも　あたたかい　見知みしらぬ町まちの　一人ひとり旅たびのれん　えにしが沁しみます　雪ゆき舞まう　居酒屋いざかや「酒さけの縁えん(えん)」　　酔よいどれお客きゃくが　言いう事ことにゃ　あたしは可愛かわいくないらしい　冴さえない顔かおして飲のむ酒さけは　しょっぱい　味あじだけさ　飲のむなよと　人生じんせいは不器用ぶきようで　いいじゃない　可愛かわいくて　泣なきたけりゃ　泣なきなよと　向むこうで誰だれかも　笑わらってる　見知みしらぬ町まちの　見知みしらぬ人達ひとたち　えにしが嬉うれしい　北国きたぐに　居酒屋いざかや「酒さけの縁えん」　　生いきていりゃ倖せは　おまけだと　笑わらってる　ささくれた溜息ためいきも　凍こごえた心しんも　あたたかい　見知みしらぬ町まちの　一人ひとり旅たびのれん　えにしが沁しみます　雪ゆき舞まう　居酒屋いざかや「酒さけの縁えん」
愛あいに疲つかれても竹田たけだ博之ひろゆき	竹田たけだ博之ひろゆき	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	矢田部やたべ正ただし	愛想あいそつかされ　終おわる恋こいなら　あなた恨うらんで　別わかれられるのに　枯かれ葉はが一いち葉よう　しがみつく　まるで人生じんせい　描えがく様ように　涙なみだで命いのちを繋つなぐ　そんな日々ひびもあるけれど　あなたを離はなれられない　あぁ…　愛あいに疲つかれても　　何なにをためらい　生いきてゆくのか　時ときに誰だれもが　夜よるに立たちすくむ　あなたの全すべて　許ゆるせない　泣ないて泣ないても　愛いとしい人ひと　涙なみだの雫しずくを連つれて　闇やみを月つきの舟ふねがゆく　あなたを待まつ心しんさえ　あぁ…　愛あいはもてあそぶ　　涙なみだで命いのちを繋つなぐ　そんな日々ひびもあるけれど　あなたを離はなれられない　あぁ…　愛あいに疲つかれても
人生じんせい・上のぼり坂ざか竹田たけだ博之ひろゆき	竹田たけだ博之ひろゆき	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	矢田部やたべ正ただし	やると決きめたら　とことんやればいい　泥水どろみず　苦く水すい　美酒びしゅにも変かわる　よいしょ　こらしょの　砂利じゃり道どう・坂道さかみち　転ころびもするが…　まだまだ俺おれたち夢見ゆめみてなんぼ　人生じんせい・上のぼり坂ざか　なぁお月げっさんよ　　渡わたる世間せけんは　我慢がまんの時ときもある　晴はれのち　雨あめなら　いつかは晴はれる　波瀾万丈はらんばんじょう　誰だれにもあるだろ　それがどうした…　漢かん(おとこ)の辞書じしょにはあるのさ「意地いじ」が　人生じんせい・上のぼり坂ざか　追おい風かぜを連つれて　　よいしょ　こらしょの　砂利じゃり道どう・坂道さかみち　明日あしたがあるさ…　まだまだ俺おれたち度胸どきょうで生いきる　人生じんせい・上のぼり坂ざか　なぁお月げっさんよ
新宿しんじゅく恋こい唄うた遠矢とおや大門だいもん	遠矢とおや大門だいもん	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	水谷みずたに高志たかし	薄情はくじょうもんだよ　あんな奴やつ　それでも好すきでさ　馬鹿ばかだよね　躰からだの芯しんまで　惚ほれ抜ぬいて　やっぱりあんたに　抱いだかれたい　ポロリ　涙なみだをこぼしたら　よけい男おとこは背せをむける　新宿しんじゅく恋こい唄うた　あんたが憎にくらしい　おんなの涙なみだが　眠ねむる街まち　　優やさしくされると不安ふあんでさ　あんたが何処どこかへ　消きえそうで　抱いだかれりゃ溺おぼれて　壊こわされて　心しんで爪つめたて　またすがる　ほろり　ため息いきつくたびに　よけい幸しあわせ逃にげて行いく　新宿しんじゅく恋こい唄うた　お酒さけに酔よえばなお　あんたが恋こいしい　雨あめが降ふる　　ポロリ　涙なみだをこぼしたら　よけい男おとこは背せをむける　新宿しんじゅく恋こい唄うた　あんたが憎にくらしい　おんなの涙なみだが　眠ねむる街まち
おまえだけだよ遠矢とおや大門だいもん	遠矢とおや大門だいもん	竹たけ盛もり謙次けんじ	西にしつよし	水谷みずたに高志たかし	ネオン木屋こや町まち　雨あめの夜よる　長ながいまつ毛げも　濡ぬれている　苦労くろうかさねて　きたんだね　笑顔えがおの数かずだけ　隠かくした涙なみだ　離はなさない離はなさない　おまえだけだよ　これからは　　指輪ゆびわはずした　嵐山あらしやま　叶かなわぬ恋こいと　あきらめて　酒場さかばで生いきて　きたおまえ　涙なみだの数かずだけ　重かさねた月日つきひ　離はなさない離はなさない　離はなしたくない　もう二度にどと　　ネオン木屋こや町まち　恋こいの夜よる　無理むりしてドレス　着きたんだね　泣なくことないさ　これからは　涙なみだの数かずより　倖せあげる　離はなさない離はなさない　おまえだけだよ　いつまでも
情なさけなし月夜つきよ緑川みどりかわ恵子けいこ	緑川みどりかわ恵子けいこ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	水谷みずたに高志たかし	川面かわもに満月まんげつ　ゆらゆら浮うかぶ　触ふれてみても　掴つかめない　どうせ出でて行くだり(ゆ)く男おとこ(ひと)だもの　酷ひどい言葉ことば　投なげつけた　寝物語ねものがたりに　女おんなはいつも　焦こがれ焦こがれ　待まつばかり　ほろり　ほろほろり　なんで今いまさら　ほろり　ほろほろり　泣なけてくる　空そらを見上みあげりゃ　情なさけなし月夜つきよ　　優やさしさだけでは　女おんなはつらい　覚悟かくごなけりゃ　尚なおつらい　夢ゆめはいつしか色いろあせて　何処どこを辿たどる　拠よりどころ　愛あいは寂さびしい　生いき物ものだから　焦こがれ焦こがれ　背せを向むける　しゅるり　しゅるしゅるり　心しんが寒さむい　しゅるり　しゅるしゅるり　風ふうも泣なく　空そらを見上みあげりゃ　情なさけなし月夜つきよ　　寝物語ねものがたりに　女おんなはいつも　焦こがれ焦こがれ　待まつばかり　ほろり　ほろほろり　なんで今いまさら　ほろり　ほろほろり　泣なけてくる　空そらを見上みあげりゃ　情なさけなし月夜つきよ
垂たれ雪ゆき～しずりゆき～可愛かわいゆみ	可愛かわいゆみ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	水谷みずたに高志たかし	山茶花さざんか(さざんか)　枝えだ垂たれ(しだ)れて　雪ゆきが滑すべり落おちる　まるで二人ふたりの別わかれ　せかしてるように　あなたしか欲ほしくない　それでも私わたしを　捨すてますか　あぁキリキリと　素肌すはだが泣ないている　命いのちがあなたに　泣ないている　罪つみな愛あいでも　これも愛あい　情なさけくれぬか　叱しかるか　垂たれ(しずり)雪ゆき(ゆき)　　女おんなの　幸しあわせ　口くちにするのですか　別わかれ言いわれる方ほうが　私わたし　不幸ふしあわせ　優やさしさが邪魔じゃまをする　嘘うそつき背中せなかに　雪ゆきが舞まう　あぁしんしんと　心しんに降ふり積つもる　あなたの愛あいさえ　あればいい　罪つみな夢ゆめでも　これも夢ゆめ　世間せけん知しらずと　なじるか　垂たれ(しずり)雪ゆき(ゆき)　　あなたしか欲ほしくない　それでも私わたしを　捨すてますか　あぁキリキリと　素肌すはだが泣ないている　命いのちがあなたに　泣ないている　罪つみな愛あいでも　これも愛あい　情なさけくれぬか　叱しかるか　垂たれ(しずり)雪ゆき(ゆき)
花はなの路みち・花はなの時とき可愛かわいゆみ	可愛かわいゆみ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	水谷みずたに高志たかし	誰だれに咲さくのか　長谷寺はせでらの花はな　女おんなは男おとこの為ために咲さく　綺麗きれいな時ときをあなたと生いきた　数かぞえきれない　幸しあわせばかり　あゝぁ　サクラ色さくらいろでした　見上みあげた空そらには　雲くもひとつ　あなたの名前なまえ　呼よびたくて　大和やまと路ろ　ひとり旅たび　　風かぜを道みちづれ　山やまの辺あたりの道みち　両手りょうてを合あわせた夫婦ふうふ岩がん　おみくじ引ひいて“待まち人びと来きたる”　縁えんの神様かみさま　この大神神社おおみわじんじゃ(ばしょ)でした　あゝぁ　私わたし見みえますか　あなたのふるさと　優やさしくて　心しんにそっと折おりたたむ　ふたりの　めぐり愛あい　　未練みれん流ながして　旅立たびだちますね　想おもい出でせせらぐ佐保川さほがわよ　あなたの愛あいに包つつまれたから　明日あした(あす)へ真まっ直すぐ　歩あるいて行いける　あゝぁ　サクラ咲さいてます　泣ないたら空そらから　叱しかってね　も一いち度ど　抱だいて欲ほしかった　大和やまと路ろ　ひとり旅たび
恋こい無情むじょう田中たなかあいみ	田中たなかあいみ	かず翼つばさ	西にしつよし	竹内たけうち弘一こういち	泣ないて忘わすれて　しまえるような　ハンパな恋こいじゃ　なかったわ　命いのち…　命いのちかけてた　あの人ひとの　心変こころがわりが　つらすぎて　夜よるにさまよう　恋こい無情むじょう　　憎にくむことさえ　できないならば　未練みれんはどこへ　捨すてりゃいい　夢ゆめを…　夢ゆめを見みたのが　悪わるいのか　夢ゆめを見みさせた　やさしさが　傷きずにしみます　恋こい無情むじょう　　街まちの灯あかりは　偽にせ(いつわ)りの海うみ　小舟こぶねのような　このあたし　こころ…　こころきれいに　生いきてれば　いつか着つけるさ　幸しあわせに　涙なみだひとすじ　恋こい無情むじょう
GOOD BYE FOREVER田中たなかあいみ	田中たなかあいみ	かず翼つばさ	西にしつよし	竹内たけうち弘一こういち	Good bye forever　驚おどろかないで　悲かなしいニュースを　あなたにあげる　　ねぇあなた　しっかり聞きいて　一いち度どだけしか　言いわないけれど　ねぇあなた　別わかれましょう　嫌きらいになる　その前まえに　　あなた優やさしい　人ひとだから　過すぎた遊あそびも　許ゆるせるわ　けれど何なん日にち　帰かえらない　寂さびしい時間じかんに　疲つかれたの…　　街まちの灯あかりが　夜よるを連つれて来くる　Good bye forever　さよなら　さよなら　ねぇあなた…　　ねぇあなた　思おもい出だすのは　可愛かわいい寝顔ねがおと　憎にくめぬ嘘うそと　ねぇあなた　時じがたてば　ふたりのことも　過去かこになる　　もしも百ひゃくまで　生いきた時とき　あなたの名前なまえを　口くちにして　閉とじた瞳ひとみに　一粒ひとつぶの　雫しずくがこぼれる　夢ゆめを見みる…　　窓まどにいつしか　雨あめの砂時計すなどけい　Good bye forever　ごめんね　ごめんね　ねぇあなた…　　あなた涙なみだは　おかしいわ　人生じんせい終おわった　わけじゃない　どこかに似合にあいの　人ひとがいる　誰だれかが必かならず　待まっている　　街まちの灯あかりが　夜よるを連つれて来くる　Good bye forever　さよなら　さよなら　ねぇあなた…　　Good bye forever　驚おどろかないで　悲かなしいニュースを　あなたにあげる

曲名きょくめい	歌手かしゅ名めい	作詞さくし者しゃ名めい	作曲さっきょく者しゃ名めい	編曲へんきょく者しゃ名めい	歌うたい出だし
大阪おおさかロンリネス田中たなかあいみ	田中たなかあいみ	さくらちさと	西にしつよし	竹内たけうち弘一こういち	あんたが残のこした　悪わるい癖くせ　眠ねむりつくまで　腕うでまくら　そんな女おんなや　ないはずやのに　忘わすれられへん　眠ねむれへん　水みずに映うつった　月つきの欠片かけら(かけら)を　追おいかけてるよな　ひとやけど　好すきやねん　好すきやねん　好すきやねん　好すきやねん　どないしようも　あらへんねん…　私わたし(うち)はあんたに心しんを　抱いだかれたんやね　道頓堀どうとんぼりがにじんでる　大阪おおさか　大阪おおさかロンリネス　　流ながれるこの川かわ　あんたなら　海うみになりたい　私わたし(うち)やねん　今いまは背中せなかを　見送みおくるけれど　いつか帰かえって　この街まちに　酔よってつぶれて　あんたそれでも　少年しょうねんみたいに　夢ゆめ抱だいて　好すきやねん　好すきやねん　好すきやねん　好すきやねん　どないしようも　あらへんねん…　きっと男おとこも女おんなも　哀かなしいんやね　通天閣つうてんかくが綺麗きれいやわ　大阪おおさか　大阪おおさかロンリネス　　好すきやねん　好すきやねん　好すきやねん　好すきやねん　どないしようも　あらへんねん…　私わたし(うち)はあんたに心しんを　抱いだかれたんやね　道頓堀どうとんぼりがにじんでる　大阪おおさか　大阪おおさかロンリネス
La vie ～わたしの人生じんせいさの美佳みか	さの美佳みか	荒木あらきとよひさ	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	あなたの優やさしさは　誰だれかを傷きずつけて　悲かなしい嘘うそは　罪つみを作つくるけど　心しんと身体しんたいは　ちがう生いき物もの　若わかくはないから　それでいいのよ　愛あいは倖せを　欲張よくばるものだから　あなたの背中せなかを　見送みおくるだけでいい…　La vie　それが　わたしの人生じんせい　La vie　いつか　別わかれの日ひが来きても　　あなたの心しんには　ふたつの窓まどがある　わたしの窓まどと　倖せの窓まどと　過去かこ(きのう)と明日あした(あした)は　ちがう青空あおぞら　あなたはあなたの　ままでいいのよ　愛あいは悲かなしみを　嫌きらいになれない　涙なみだの数かずだけ　生いきてきたのだから…　La vie　それも　わたしの生いき方かた　La vie　いつか　逢あえない日ひが来きても　　愛あいは倖せを　欲張よくばるものだから　あなたの背中せなかを　見送みおくるだけでいい…　La vie　それが　わたしの人生じんせい　La vie　いつか　別わかれの日ひが来きても
チュー！リップさの美佳みか＆杉田すぎた義孝よしたか	さの美佳みか＆杉田すぎた義孝よしたか	荒木あらきとよひさ	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	浮雲うきぐもみたいな　おばちゃんと　夕ゆうやけみたいな　おじさんが　ひょんなことから　めぐり逢あい　ひょんなことから　恋こいをした　昭和しょうわ時代じだいの　美男びなん美女びじょ　タイムマシンに　乗のっちゃえば　8度ど3分ぶんの love love さ　関係かんけいないさ　歳としなんて　なんちゃって　まあいいか　なんちゃって　まあいいか　心しんに咲さいた　chu！ chu！　チュー！リップ　　林檎りんご(りんご)みたいな　おばちゃんと　干柿ほしがき(ほしがき)みたいな　おじさんが　きっと最後さいごの　めぐり逢あい　きっと最後さいごの　恋こいをした　昭和しょうわ時代じだいの　ポールとポーラ　ハートマークが　飛とび出だせば　ビタミン love は　ビューティフル　問題もんだいないさ　歳としなんて　なんちゃって　まあいいか　なんちゃって　まあいいか　心しんに咲さいた　chu！ chu！　チュー！リップ　　なんちゃって　まあいいか　なんちゃって　まあいいか　心しんに咲さいた　chu！ chu！　チュー！リップ
命いのちさらしても塩しお乃華織お	塩しお乃華織お	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	矢田部やたべ正ただし	たかが恋こいだと　呟(つぶや)いて　熱燗あつかん　宵よい越こし(よいご)し　身みを浸ひた(ひた)す　あんたに　心しんはやりゃしない　今夜こんやも待まてど　待まちぼうけ　男おとこは背中せなかで嘘うそをつく　女おんなは涙なみだで嘘うそをつく　命いのち　命いのち　命いのち　さらして　幸しあわせなんか　夢見ゆめみても　ひとり窓辺まどべには　はぐれ月つき　　寝ねても覚さめても　他人たにん(ひと)のもの　本気ほんきで惚ほれたら　馬鹿ばかをみる　優やさしい言葉ことばは　ずるいだけ　抱いだかれるたびに　そう思おもう　男おとこは背中せなかで意地いじを張はる　女おんなは涙なみだで意地いじを張はる　泣ないて　泣ないて　泣ないて　みたって　幸しあわせいつも　逃にげてゆく　ひとり窓辺まどべには　なみだ月がつ　　男おとこは背中せなかで嘘うそをつく　女おんなは涙なみだで嘘うそをつく　命いのち　命いのち　命いのち　さらして　幸しあわせなんか　夢見ゆめみても　ひとり窓辺まどべには　はぐれ月つき
Rain塩しお乃華織お	塩しお乃華織お	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	矢田部やたべ正ただし	“お別わかれしましょう”　今いまなら言いえる　夜明よあけの　冷つめたい雨あめのせいかしら　永遠えいえんなんて　何処どこにもなくて　壊こわれた運命うんめい　生いきるだけ　触ふれる唇くちびる　優やさしい横顔よこがお　余計よけいに孤独こどくを　連つれてくる　Rain Rain Rain Rain　この胸むねに　Rain Rain Rain Rain　雨あめが降ふる　愛あいしても　愛あいしても　あなたは誰だれかのもの　　愛あいすることを　教おしえてくれた　あなたに　全すべてを委ゆだね(ゆだ)ねてたけれど　哀かなしみだけが　心しんに溢あふれ　涙なみだの雫しずくが　雨あめになる　少女しょうじょみたいに　夜空よぞらに願ねがいを　叶かなわぬ幸しあわせ　祈いのってた　Rain Rain Rain Rain　この愛あいに　Rain Rain Rain Rain　雨あめが降ふる　抱いだかれても　抱いだかれても　届とどかぬ想おもい揺ゆれて　　Rain Rain Rain Rain　この胸むねに　Rain Rain Rain Rain　雨あめが降ふる　愛あいしても　愛あいしても　あなたは誰だれかのもの
テ・キエロ・ムーチョ～あなたを愛あいしてる～ファン・カヒ	ファン・カヒ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	矢野やの立美たつみ	三日月みかづきの雫しずく(しずく)なら　人ひとは綺麗きれいと微笑ほほえむけど　ジェラシーの涙なみだなど　背せを向むけて笑わらうでしょう　別わかれを決きめたのに　あぁ　あなたを拒こばめ(こば)めない　昨夜さくや(ゆうべ)のくちづけが　唇くちびるに残のこってる　どうかしてる　テ・キエロ・ムーチョ　誰だれか　誰だれか　心こころ止とめて　愛あいが痛いたい　テ・キエロ・ムーチョ　今いまも　今いまも　こんなに愛あいしてる　いつか　終おわりが来くるのならば　あなたから　冷つめたく終おわらせて　　華はなやかなカーニバル　あなた家族かぞくと微笑ほほえんでる　偶然ぐうぜんの悪戯いたずらが　罪つみと罰ばっ見みせつけてる　愛あいしたその男おとこ(ひと)が　あぁ　どうしてあなたなの　紛まがえ(まぎ)れた人混ひとごみが　想おもいさえ引ひき離はなす　焦こげ(じ)れる迷まよう　テ・キエロ・ムーチョ　熱あつく　熱あつく　心こころ乱みだれ　愛あいが騒さわぐ　テ・キエロ・ムーチョ　揺ゆれて　揺ゆれて　こんなに愛あいしてる　きっと　目めの前まえの現実げんじつが　答こたえだと　本当ほんとう(ほんと)は解わかってる　　どうかしてる　テ・キエロ・ムーチョ　誰だれか　誰だれか　心こころ止とめて　愛あいが痛いたい　テ・キエロ・ムーチョ　今いまも　今いまも　こんなに愛あいしてる　いつか　終おわりが来くるのならば　あなたから　冷つめたく終おわらせて
人生じんせいやり直なおせたらファン・カヒ	ファン・カヒ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	矢野やの立美たつみ	夕陽ゆうひ背中せなかに　電車でんしゃ乗のり継つぎ(つ)いだ　都会とかい(まち)のざわめき　すべて消きえて行くだり(ゆ)く　時刻じこく表ひょうさえ　持もたず一人ひとり旅たび　私わたしらしさを　探さがしてみたくて　いつしか夢ゆめも　変かわってく　だけど大事だいじなものは変かわらないのね　も一いち度ど　人生じんせいやり直なおせたら　今いまよりもっと　愛あいを大切たいせつにしたい　も一いち度ど　人生じんせいやり直なおすなら　多分たぶんやっぱり　あなたのそばがいい　　化粧けしょう落おとして　カガミ覗(のぞ)き込こむ　本当ほんとう(ほんと)の私わたし　ここに居いるのにね　人ひとは気きづかず　日々ひびに流ながされて　自分じぶんらしさを　何処どこへ忘わすれるの　見知みしらぬ町まちの　一人ひとり寝ね(ひとりね)は　思おもう以上いじょうに何故なぜか淋さびし過すぎるわ　も一いち度ど　人生じんせいやり直なおせたら　今いまよりきっと　違ちがう生いき方かたを選えらぶ　も一いち度ど　人生じんせいやり直なおすなら　だけどやっぱり　あなたが居いて欲ほしい　　も一いち度ど　人生じんせいやり直なおせたら　今いまよりもっと　愛あいを大切たいせつにしたい　も一いち度ど　人生じんせいやり直なおすなら　多分たぶんやっぱり　あなたのそばがいい
孤独こどくの歌姫うたひめ田中たなかあいみ	田中たなかあいみ	たかたかし	西にしつよし	竹内たけうち弘一こういち	怨うらみを言いったら　きりがない　身みの上うえ話はなせば　長ながくなる　流ながれて来きたのは　五ご年ねん前まえ　トランクひとつ　引ひき摺ずって　ここは新宿しんじゅく　歌舞伎町かぶきちょう　夜霧よぎりにかすんだ　場末ばすえの酒場さかば　今夜こんやもあたしは　歌うたってる　　ジョージは墓場はかばで　眠ねむってる　ヨーコは今頃いまごろ　塀へいの中なか　未来みらい(あした)を信しんじて　走はしってた　純情じゅんじょう(うぶ)な時代じだいは　夢ゆめン中ちゅう　ここは新宿しんじゅく　歌舞伎町かぶきちょう　あいつの形見かたみの　腕時計うでどけい(とけい)が今いまも　想おもい出でチクタク　刻きざんでる　　ここは新宿しんじゅく　歌舞伎町かぶきちょう　暗くらい瞳ひとみ(め)をした　女おんながひとり　今夜こんやもブルース　歌うたってる　　ここは新宿しんじゅく　歌舞伎町かぶきちょう　夜霧よぎりにかすんだ　場末ばすえの酒場さかば　今夜こんやもあたしは　歌うたってる
涙なみだのリバー田中たなかあいみ	田中たなかあいみ	相田あいだ毅あつし	西にしつよし	川村かわむら栄二えいじ	どうしてこんな日びに　星ほしが見みえるんやろ　どうしてこんな日びに　雨あめは降ふらへんの　　あんたが夢ゆめに　呼よばれるように　いつかこの街まちを　出でて行いくと　そんな予感よかんに　おびえていたの　けれど　聞ききたくはなかった　Cry Me a River　御堂筋みどうすじは車くるまのライト抱だきしめて　Cry Me a River　ひと筋すじに流ながれる　川かわのようです　涙なみだでにじんで　わたれない　　あんたにごめんと　言いわれたことが　悲かなしかったんと　違ちがうんよ　ついて来こいと　言いわれんことが　ただただ　情なさけなくて　Cry Me a River　御堂筋みどうすじは光ひかる並木なみきにいろどられ　Cry Me a River　哀かなしみをかくす　川かわのようです　このまま何処どこへ　流ながれたい　　どうしてこんな日びに　星ほしが見みえるんやろ　どうしてこんな日びに　雨あめは降ふらへんの　どうしてこんな日びに　雨あめは降ふらへんの
シニカル・レイン田中たなかあいみ	田中たなかあいみ	たかたかし	西にしつよし	竹内たけうち弘一こういち	あきらめ上手じょうずに　なれたなら　お酒さけも楽たのしく　飲のめるのに　氷こおりを手てづかみ　グラスに放ほうれば　しょっぱい涙なみだが　あふれだす　レイン　レイン…　シニカル・レイン　外そとはどしゃ降ぶり　雨あめン中ちゅう　こんな夜よるには　男おとこの胸むねで　汗あせをながして　眠ねむりたい　　深夜しんやの電話でんわが　鳴なるたびに　あいつじゃないかと　胸むなさわぎ　どれほどあいつを　憎にくんでみても　こころの扉とびらは　半開はんびらき　レイン…　レイン…　シニカル・レイン　思おもいびしょ濡ぬれ　闇やみン中ちゅう　やっぱり独ひとりじゃ　やりきれないよ　ダブルのベッドが　広ひろすぎる　　レイン…　レイン…　シニカル・レイン　そっと目めを閉とじ　お眠ねむりよ　今日きょうがどんなに　悲かなしくたって　眠ねむればあしたの　夢ゆめをみる
浮世うきよ・色恋いろこい沙汰さた竹村たけむらこずえ	竹村たけむらこずえ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	萩田はぎた光雄みつお	墨田すみだの花火はなびは風流ふうりゅうだね　だけど　あんたは来き(き)やしない　浮気うわきなその癖くせ　やめておくれ　正義せいぎぶったら　刃は(きば)が飛とぶ　女心おんなごころを分わかっちゃいない　可愛かわいい花はなの甘あまい蜜みつほど　毒どくがあるもんさ　浮世草子うきよぞうし(うきよぞうし)　真似まねたら無惨むざん　色恋いろこい沙汰さた　あんたどうする　お江戸えどの女おんなは　気きが短みじかい　あんた次第しだいさ　野暮やぼ(やぼ)な人ひと Uh-hun　　昔むかしは喧嘩けんかと火事かじだったが　今こん世よ(こんせ)　祭まつりが男伊達おとこだて(おとこだて)　神輿しんよ(みこし)を担(かつ)げば　女おんなの群むれ　ちょいと　まただね　浮気うわきもん　厚あつい胸元むなもとひけらかしてる　憎にくらしいほど妬(や)くのはあたし　こんな惚ほれさせて　浮世草子うきよぞうし　真似まねたら無情むじょう　粋いきなあんた　見みせておくれよ　桜さくらは咲さいても　“散ちりぬるを”か　ケジメつけてよ　白しろか黒くろ Uh-hun　　女心おんなごころを分わかっちゃいない　可愛かわいい花はなの甘あまい蜜みつほど　毒どくがあるもんさ　浮世草子うきよぞうし　真似まねたら無惨むざん　色恋いろこい沙汰さた　あんたどうする　お江戸えどの女おんなは　気きが短みじかい　あんた次第しだいさ　野暮やぼな人ひと Uh-hun
こんな女おんなでも竹村たけむらこずえ	竹村たけむらこずえ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	萩田はぎた光雄みつお	人ひとの幸しあわせ不幸ふしあわせ　皆みな同おなじと誰だれか言いう　自分じぶんばかりが辛からし(つら)いのは　思おもい上あがりと笑わらわれて　思おもい通どおり生いきられずに　いつもあなたのせいにした　合鍵あいかぎ(かぎ)を置おいて出でて行くだり(ゆ)く背中せなか　引ひき止とめたいけど　Good-bye　こんな女おんなでも　愛あいしてくれた　それだけで　Good-bye　これでいいの　優やさしかった人ひと　“ごめん”なんて言いわないで　泣なきそうになる　　都会とかい(まち)の喧騒けんそう(けんそう)慣なれ過すぎて　大事だいじなことを忘わすれてく　枯かれた花はなさえそのままで　見みない振ふりだけ上手うまくなる　あなたの為ため　私わたしの為ため　想おもう心しんはあったけど　悪わるい癖くせね下手へたな口実こうじつ　繰くり返かえしてたわ　Good-bye　こんな女おんなでも　愛あいしていたの　あなただけ　Good-bye　どんな時ときも　笑顔えがおくれた人ひと　今いまになって気きづいても　遅おそすぎるのに　　Good-bye　こんな女おんなでも　愛あいしてくれた　それだけで　Good-bye　これでいいの　優やさしかった人ひと　“ごめん”なんて言いわないで　泣なきそうになる
きのくに線せん塩しお乃華織お	塩しお乃華織お	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	猪股いのまた義周よしちか	熊野くまの古道ふるみちで　捨すてました　つまらぬ意地いじです　煩悩ぼんのうですね　聞ききわけのない女おんなです　それでも　愛あいしてくれますか　あなた　あなた　ふたたびの　新宮しんぐう(しんぐう)　和深わぶか(わぶか)　愛あいを走はしらせ　きのくに線せん　　桜さくら盛もり(さくらざか)りの　天王寺てんのうじ　三さん年ねんぶりです　あれから二に人にん　生いきることさえ　ままならぬ　人世じんせい(ひとよ)の　痛いたみも知しりました　あなた　あなた　会あいたくて　白浜しらはま(しらはま)　切目きりめ(きりめ)　愛あいの架かけ橋はし　きのくに線せん　　寄よせ来くる波なみは　優やさしくて　痩やせてた心しんも　ほどけます　きらら　きらら　春はるの海うみ　あなたの街まちへ　愛あいを走はしらせ　きのくに線せん
しあわせの隣となり塩しお乃華織お	塩しお乃華織お	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	猪股いのまた義周よしちか	明日あした(あした)という日ひに　答こたえがなくて　眠ねむれぬ夜よるも　あったけど　人混ひとごみ紛まぎれて　見上みあげた空そらは　眩まぶしいくらい　青空あおぞら(はれ)ている　くすんだルージュ　変かえましょう　自分じぶんをも一いち度ど　生いきてゆくために　しあわせの隣となりがいい　描えがく願ねがいは叶かなう　しあわせの隣となりにいる　それが　母ははへのさりげない　プレゼント　　信号しんごう待まちする　親子おやこの笑顔えがお　つないだ手てと手て　いいものね　色いろづく街並まちなみ　季き節ぶしを重かさね　人生じんせいそっと　映うつしてる　一人ひとりじゃないの　そう誰だれも　涙なみだに差さし出だす　手てのひらもあるわ　しあわせの隣となりがいい　心こころ穏おだやかなまま　しあわせの隣となりにいる　それが　父ちちへの一番いちばんの　プレゼント　　しあわせの隣となりがいい　描えがく願ねがいは叶かなう　しあわせの隣となりにいる　それが　私わたしの生いきてきた　恩返おんがえし
この両手りょうてを離はなさないよファン・カヒ	ファン・カヒ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	SHIGEZOバンド	Dear　friend　こんな瞬間しゅんかん(とき)に今いま　何なにが出来できるんだろ　思おもうより生いきてくことは　容易ようい(たやす)くないけれど　　陽ひはまた昇のぼるから　鳥とりたちは行いく　たとえ闇やみに　つまずいても　誰だれかの声こえに　愛あいを感かんじた　だから　奇跡きせきを信しんじて　この両手りょうてを離はなさないよ　いつも傍はたに居いるから　この両手りょうてを離はなさないよ　温ぬくもりに　なるのなら　　生いきてるこの全すべて　運命うんめいと言いう　時ときに人ひとは　悲かなしすぎて　命いのちの声こえも　聞きこえなくなる　だけど　心しんは知しってる　この両手りょうてを離はなさないよ　一人ひとりきりじゃないから　この両手りょうてを離はなさないよ　その痛いたみ　癒いえるまで　　この両手りょうてを離はなさないよ　花はなも春はるを待まつから　この両手りょうてを離はなさないよ　くちびるが　笑わらうまで
Jealousyファン・カヒ	ファン・カヒ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	だから…優やさしい　嘘うそ(うそ)ならやめて　今いまはこうして　会あえればいいの　さりげない程ほど　愛あいは深ふかくて　かけがえのない　二人ふたりでいましょ　強つよがり　言いうなと　抱いだかれるたび　あなたの全すべてが　許ゆるせない　Jealousy　孤独こどくな　朝あさは　いらない　涙なみだ隠かくれ(かく)して　夢ゆめを見みるわ　Jealousy　あなたは　きっと　知しらない　苦くるしいほど　Jealousy　　何処どこへ…帰かえれば　星ほしは見みえるの　私わたしの空そらに　星ほしは見みえない　どんな愛あいにも　終おわりは来くると　一人ひとりの夜よるに　い聞いきかせてる　桜さくらの花はなびら　咲さき乱みだれて　笑顔えがおの行方ゆくえを　辿たど(たど)ってる　Jealousy　ルージュに　秘ひめた　情熱じょうねつ　息いきを殺ころして　恋こいをするわ　Jealousy　あなたは　きっと　知しらない　サヨナラの　瞬間しゅんかん　　Jealousy　女おんなは　いつも　裏腹うらはら　涙なみだ隠かくして　夢ゆめを見みるわ　Jealousy　あなたは　きっと　知しらない　苦くるしいほど　Jealousy
小手毬こでまり草そう竹村たけむらこずえ	竹村たけむらこずえ	伊藤いとう美和みわ	西にしつよし	椿つばき拓也たくや	そっと伸のばした　指ゆびの先さき　あなたがいつも　いてくれる　そんな小ちいさな　幸しあわせが　寄より添そい咲ざいた　花はなだから　小手毬こでまり草そうは　小手毬こでまり草そうは　ふんわり丸まるい　想おもい出で綴つづる　愛あいの花はな　　辛つらい時ときには　この胸むねで　泣ないたらいいと　抱いだき寄よせた　そんなあなたの　優やさしさが　あふれて咲さいた　花はなだから　小手毬こでまり草そうは　小手毬こでまり草そうは　ふんわり白しろい　哀かなしみ癒いやす　愛あいの花はな　　目めには見みえない　糸いとの先さき　結むすんで歩あるく　この道みちを　冬ふゆの寒さむさに　耐たえ抜ぬいて　心しんに咲さいた　花はなだから　小手毬こでまり草そうは　小手毬こでまり草そうは　ふんわり丸まるい　明日あしたを照てらす　愛あいの花はな
春はる遠とおからじ竹村たけむらこずえ	竹村たけむらこずえ	伊藤いとう美和みわ	西にしつよし	椿つばき拓也たくや	終おわりの見みえない　日々ひびだけど　あなたがいるから　耐たえられる　二人ふたり一緒いっしょに　越こえてきた　だから今度こんども　大丈夫だいじょうぶ　離はなれていたって　逢あえなくたって　きっと来くる来くる　きっと来くる　花はなよ咲さけ咲さけ　春はる遠とおからじ　　孤独こどくに震ふるえる　日々ひびだから　気付きづいた優やさしさ　温あたたかさ　言葉ことばなんかは　無なくていい　決けっして忘わすれぬ　あの笑顔えがお　心しんはいつでも　手てをとり合あって　早はやく来こい来こい　早はやく来こい　夢ゆめよ咲さけ咲さけ　春はる遠とおからじ　　二人ふたり一緒いっしょに　越こえてきた　だから今度こんども　大丈夫だいじょうぶ　離はなれていたって　逢あえなくたって　きっと来くる来くる　きっと来くる　花はなよ咲さけ咲さけ　春はる遠とおからじ
ごめんね大丈夫だいじょうぶ清水しみず節子せつこ	清水しみず節子せつこ	幸田こうだりえ	西にしつよし	伊戸いとのりお	どうせいつかは　別わかれるならば　誰だれも知しらないうちがいい　どこであなたが　暮くらしていても　きっと幸しあわせ　願ねがっているから　思おもい出でさえ　あなたの心しんの中なかから　約束やくそくさえ　記憶きおくのすべて消けしてね　夢ゆめね　夢ゆめよ　切せつなすぎる　めぐり逢あいの　サ・ラ・ン！　きっとあなた　大丈夫だいじょうぶ　きっとわたし　チョワ！チョワ！チョワ！　愛あいしてごめんね　ミアネ　ケンチャナヨ　ケンチャナー…　　冷さめたくらいが　男おとこと女おんな　火傷かしょうしなくて　ちょうどいい　いっそこのまま　嵐あらしの前まえに　大人おとなどうしの　別わかれにしましょう　思おもい出でさえ　あなたの心しんの中なかから　約束やくそくさえ　記憶きおくのすべて消けしてね　夢ゆめね　夢ゆめよ　切せつなすぎる　めぐり逢あいの　サ・ラ・ン！　今夜こんやだけは　そばにいて　今夜こんやだけは　チョワ！チョワ！チョワ！　愛あいしてごめんね　ミアネ　ケンチャナヨ　ケンチャナー…　　夢ゆめね　夢ゆめよ　切せつなすぎる　めぐり逢あいの　サ・ラ・ン！　きっとあなた　大丈夫だいじょうぶ　きっとわたし　チョワ！チョワ！チョワ！　愛あいしてごめんね　ミアネ　ケンチャナヨ　ケンチャナー…
太鼓たいこ男おとこ祭まつりみやま健二けんじ	みやま健二けんじ	鈴木すずき紀代のりよ	西にしつよし	伊戸いとのりお	一いち年ねん一いち度ど　男おとこが燃もえる　四国しこく新居浜にいはま(にいはま)　秋あきまつり　心しんを合あわせて　鳥居とりいをくぐる　大漁たいりょう豊作ほうさく　ありがとう　ソラ　エンヤエンヤ　ヨイヤサー　エンヤエンヤ　ヨイヤサー　豪華ごうか絢爛けんらん(ごうかけんらん)　太鼓たいこ男おとこ祭まつり　　正月しょうがつ盆ぼんも　帰かえらぬ男おとこ(やつ)が　息いきを切きらして　やって来くる　威勢いせい(いせい)の良よさなら　誰だれにも負まけぬ　揃ぞろいの法被はっぴ(はっぴ)で　練ねり歩あるく　ソラ　エンヤエンヤ　ヨイヤサー　エンヤエンヤ　ヨイヤサー　夢ゆめはでっかい　太鼓たいこ男おとこ祭まつり　　女おんなが惚ほれる　骨太ほねぶと男おとこ　命いのちときめく　血ちが騒さわぐ　男おとこの見みせ場ばに　飛とび交かう熱気ねっき　力ちからをぶつける　かきくらべ　ソラ　エンヤエンヤ　ヨイヤサー　エンヤエンヤ　ヨイヤサー　天てんをゆさぶる　太鼓たいこ男おとこ祭まつり
あゝおふくろよみやま健二けんじ	みやま健二けんじ	鈴木すずき紀代のりよ	西にしつよし	伊戸いとのりお	おふくろを　楽らく(らく)にしたくて　俺おれは故郷こきょう(ふるさと)　後のちにした　一いち人前にんまえに　なれた今いま…　親孝行おやこうこうを　したい時とき親おやは亡ほろび(な)し　あゝおふくろよ　おふくろよ　あふれる涙なみだが　止とまらない　　おふくろは　俺おれのためなら　どんな苦労くろうも　してくれた　その恩おんさえも　返かえせない…　あの手てをつなぎ　夢ゆめでいい歩あるきたい　あゝおふくろよ　おふくろよ　亡ほろび(な)くしてわかった　あたたかさ　　おふくろは　俺おれの心しんの　愛あいという名なの　宝物ほうもつ　自分じぶんの事ことは　後あとまわし…　夕焼ゆうやけ空そらに　思おもい出でがよみがえる　あゝおふくろよ　おふくろよ　も一度いちど息子むすこに　生うまれたい
倖せ かくれんぼ島しまあきの	島しまあきの	菅かん麻貴子まきこ	西にしつよし	猪股いのまた義周よしちか	本気ほんきの恋こいです　愛あいしてる　どちらが最初さいしょに　惚ほれたって　苦にがいお酒さけを　ふたりで割わって　愛あいを語かたって　肩かた寄よせ合あって　惚ほれて惚ほれられ　かくれんぼ　倖せ　しあわせ…　この指ゆびとまれ　　涙なみだと笑顔えがおが　すれ違ちがい　私わたしの気持きもちを　弄ろう(もてあそ)ぶ　寒さむい夜空よぞらに　星ほし降ふる時ときは　ずっとあなたと　一緒いっしょにいたい　惚ほれて惚ほれられ　かくれんぼ　倖せ　しあわせ…　この指ゆびとまれ　　瞼まぶたを閉とじれば　見みえてくる　あなたの心しんの　優やさしさが　他人たにん(ひと)に騙だまされ　傷きずつくけれど　嘘うそがつけない　似にた者もの同士どうし　惚ほれて惚ほれられ　かくれんぼ　倖せ　しあわせ…　この指ゆびとまれ
米原まいばらの雪ゆき浅田あさだあつこ	浅田あさだあつこ	高須たかすはじめ	西にしつよし	伊戸いとのりお	あなたに逢あいたい　それだけなのに　車窓しゃそう(まど)に振ふりつく　白しろい影かげ　託たく(たく)すしかない　レールの上うえで　暗くらい予よ感かんは　どうして当あたる　降ふり止やんで　積つもらないで　願ねがっても　ああ祈いのっても　逸いっ(はや)る気持きもちを　諫(いさ)めるような　三河安城みかわあんじょう　米原まいばらの雪ゆき　　世間せけんの噂うわさは　どうでもいいの　揺ゆれるあなたが　怖こわいだけ　霞かすむ残のこり香が　弄ろう(まさぐ)りながら　伊吹いぶき颪おろし(いぶきおろし)は　髪かみまで凍こおる　降ふる雪ゆきよ　落おちる雪ゆきよ　心しんまで　ああ染そめないで　旅たびはおんなの　覚悟かくごの叫さけび　聴きいてください　米原まいばらの雪ゆき　　この先さきに　雪ゆきの先さきに　あの人ひとが　ああ待まっている　雪ゆきの簾すだれ(すだれ)を　掻かい潜くぐっても　逢あいに行いきます　米原まいばらの雪ゆき
北きた慕情ぼじょう松平まつだいら健けん	松平まつだいら健けん	たかたかし	西にしつよし	猪股いのまた義周よしちか	港みなとみなとの酒場さかば　紅あかいかもめを尋たずね　今日きょうも行いき暮くれて酒さけをのむ　どこまで行いったら　サチコ　サチコ　おまえに逢あえる　夜よるの小樽おたるは　にわか雨あめ　　風ふうの噂うわさを追おえば　うしろ姿すがたは他人たにん　夢ゆめがまたひとつ遠とおくなる　凍いてつく夜空よぞらに　サチコ　サチコ　泣ないてるような　追おえば釧路くしろは　霧きりの中なか　　どこにいるのかカモメ　行いけば果はてない旅路たびじ　町まちの灯ひが目めにしみる　どこまで行いったら　サチコ　サチコ　おまえに逢あえる　港みなと函館はこだて　雪ゆきになる
松山まつやまの夜よる松平まつだいら健けん＆三田みた杏あんず華はな	松平まつだいら健けん＆三田みた杏あんず華はな	たかたかし	西にしつよし	京極きょうごくあきら	はじらう横顔よこがお　ほのかな香かおり　君きみの若わかさに　乾杯かんぱいしよう　ネオンはなやぐ　二番にばん町まち　噂うわさの花はな咲さく　店みせ灯あかり　恋こいは　不思議ふしぎな　男おとこと女おんなのディスティニー　星ほしがきれいな　松山まつやまの夜よる　　大人おとなの男おとこの　やさしさ渋しぶさ　かさねるグラスに　ときめく心しん　君きみのうなじに　若わかい日ひの　もどらぬ時間じかんが　いとしくて…　恋こいは　不思議ふしぎな　男おとこと女おんなのディスティニー　星ほしがぬれてる　松山まつやまの夜よる　　送おくって行いくよ　もう夜よるも更ふけた　明日あしたも会あいたい　約束やくそくしてね　そっとからめる　指ゆびとゆび　吐息といきが一ひとつに　とけてゆく　恋こいは　不思議ふしぎな　男おとこと女おんなのディスティニー　星ほしがささやく　松山まつやまの夜よる
メランコリーに抱いだかれてファン・カヒ	ファン・カヒ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	矢野やの立美たつみ	時ときは過すぎゆく　秋風あきかぜのバルコニー　季き節ぶしの花はなが　今年ことしもまた　咲さいてる　シャワーの後のちの　髪かみをとかせば　甦よみがえる…　愛あいという　幸しあわせが住すんでた場所ばしょ　あんなに愛あいして　愛あいしていたのに　なぜ　別わかれしか　選えらべなかった　メランコリー　メランコリー　次つぎの恋こい　誰だれに抱いだかれたって　メランコリー　メランコリー　あなたが　心しんを　離はなれない　　ふたり似合にあいと　誰だれからも言いわれて　そんな言葉ことばに　うぬぼれてた　あの頃ころ　ほんの些細ささいな　すれ違ちがいほど　傷きずつける…　愛あいという　優やさしさを忘わすれるから　ドラマな人生じんせい　ひとり苦笑くしょう(わら)うけど　ねえ　こんな夜よる(よ)は　泣ないていいでしょ　メランコリー　メランコリー　星ほしの数かず　男性だんせい(ひと)に出逢であえたって　メランコリー　メランコリー　あなたが　こんなに　恋こいしくて　　メランコリー　メランコリー　次つぎの恋こい　誰だれに抱いだかれたって　メランコリー　メランコリー　あなたが　心しんを　離はなれない
スキャンダルな恋こいファン・カヒ	ファン・カヒ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	矢野やの立美たつみ	午前ごぜん0時じはまだ　眠ねむらない街まち　彼女かのじょ気きにしてるの　悔くやしくなるわ　あの時とき二に人にんを　会あわせたけれど…　女心おんなごころも知しらないで　あなたどうする帰かえるの　スキャンダルな恋こい　私わたしのものに　スキャンダルな恋こい　あなたしたいの　ねえ　秘密ひみつで　構かまわない　あぁ　嘘うそでも　構かまわない　ホントは　本気ほんきが欲ほしいけど　　何なにもしないなんて　美徳びとくじゃないわ　酔よった振ふりするから　優やさしく抱だいて　自然しぜんな事ことでしょ　男おとこと女おんな　朝あさが来くるまで触ふれ合あって　もっと自由じゆうになるのよ　スキャンダルな恋こい　あなたのものに　スキャンダルな恋こい　私わたしなりたい　ねえ　心しんが　穢けがれ(けが)れても　あぁ　躰からだ(からだ)は　温あたたかい　ホントは　奪うばってしまいたい　　スキャンダルな恋こい　私わたしのものに　スキャンダルな恋こい　あなたしたいの　ねえ　秘密ひみつで　構かまわない　あぁ　嘘うそでも　構かまわない　ホントは　本気ほんきが欲ほしいけど
七尾線ななおせん塩しお乃華織お	塩しお乃華織お	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	猪股いのまた義周よしちか	女おんなの願ねがい　乗のせてゆく　涙なみだで見送みおくる　「花嫁はなよめのれん」　私わたしを捨すてた　あなたを追おえば　意地いじが未練みれん　ちぎる散ちらばる　逢あいたくて　逢あえなくて　雪ゆきが舞まう　七尾線ななおせん　好すきと言いわれ女おんなは　夢ゆめをみる　　断たち切きるはずの　能登のとの空そら　津幡つばた(つばた)を始発しはつの　切符きっぷを握にぎる　気きまぐれだよと　冷つめたい言葉ことば　なんであなた　わざと言いったの　逢あいたくて　逢あいたくて　迷まよい泣なき　七尾線ななおせん　愛あいに生いきる女おんなは　罪つみですか　　待まつ人ひともない　終着駅しゅうちゃくえきは　夜よるの帳とばり(とばり)　心しん凍こごえる　逢あいたくて　逢あえなくて　雪ゆきも泣なく　七尾線ななおせん　春はるは遠とおい女おんなの　ひとり旅たび
ありふれた口くちづけ塩しお乃華織お	塩しお乃華織お	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	猪股いのまた義周よしちか	それは生いきる為ため　そして愛あいする為ため　ずるさも　嘘うそも　悲かなしみも　人ひとはいつしか　人生じんせい(いのち)に宿しゅくす　だけどあなたに出逢であい　深ふかい心こころ知しった　花はなが咲さく　穢けがれ(けがれ)れなき　儚はかな(はかな)さも　今いまは　愛あい(いと)しくて　ありふれた口くちづけが好すき　あなたを　感かんじるから　ありふれた優やさしさでいい　それが　真実しんじつの愛あい　　それは許ゆるすこと　そして信しんじること　涙なみだも　意地いじも　過か(あやま)ちも　きっと笑顔えがおへ　辿たどり着つく為ため　少すこし冷つめたい雨あめが　窓まどを濡ぬらす季き節ぶし　傍はた(そば)にいて　紡(つむ)ぎ合ごうい　語かたり合あい　そんな　ふたりでしょ　ありふれた呼よび方かたが好すき　私わたしで　いられるから　ありふれたこの部屋へやでいい　それが　温あつし(あたた)かな愛あい　　ありふれた口くちづけが好すき　あなたを　感かんじるから　ありふれた優やさしさでいい　それが　真実しんじつの愛あい
涙なみだのリバー五十川いそがわゆき	五十川いそがわゆき	相田あいだ毅あつし	西にしつよし		どうしてこんな日びに　星ほしが見みえるんやろ　どうしてこんな日びに　雨あめは降ふらへんの　　あんたが夢ゆめに　呼よばれるように　いつかこの街まちを　出でて行いくと　そんな予感よかんに　おびえていたの　けれど　聞ききたくはなかった　Cry Me a River　御堂筋みどうすじは車くるまのライト抱だきしめて　Cry Me a River　ひと筋すじに流ながれる　川かわのようです　涙なみだでにじんで　わたれない　　あんたにごめんと　言いわれたことが　悲かなしかったんと　違ちがうんよ　ついて来こいと　言いわれんことが　ただただ　情なさけなくて　Cry Me a River　御堂筋みどうすじは光ひかる並木なみきにいろどられ　Cry Me a River　哀かなしみをかくす　川かわのようです　このまま何処どこへ　流ながれたい　　どうしてこんな日びに　星ほしが見みえるんやろ　どうしてこんな日びに　雨あめは降ふらへんの　どうしてこんな日びに　雨あめは降ふらへんの

曲名きょくめい	歌手かしゅ名めい	作詞さくし者しゃ名めい	作曲さっきょく者しゃ名めい	編曲へんきょく者しゃ名めい	歌うたい出だし
さよならなんて五十川いそがわゆき	五十川いそがわゆき	藤原ふじわら良りょう	西にしつよし		雨あめの並木なみき路ろ(なみき)で　泣ないている　子猫こねこのような　私わたしに　あなたの　愛情あいじょう(あい)が　嬉うれしくて　こころが　仕草しぐさが　愛いとしくて　　泣なきぬれて　抱だきしめる　思おもい出でと　夢ゆめの中なか　さよならなんて　さよならなんて　本気ほんきじゃないの　　風ふうに誘さそわれ　散ちってゆく　木この葉はのような　私わたしは　ひとりじゃ　何なにも　できないわ　今いまでも　あなたが　恋こいしくて　　冬ふゆ木立こだち(ふゆこだち)　見みるような　淋(さみ)しさに　涙なみだぐせ　さよならなんて　さよならなんて　本気ほんきじゃないの　　もう一度いちど　傍はた(そば)にきて　そばにきて　抱だきしめて　さよならなんて　さよならなんて　本気ほんきじゃないの
下北しもきたひとり可愛かわいゆみ	可愛かわいゆみ	鈴木すずき紀代のりよ	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	野辺地のへじ(のへじ)の駅えきを　後のちにして　各駅かくえき停車ていしゃで　大湊おおみなと(おおみなと)　泣ないて泣ないて泣ないて　泣ないて別わかれた　あなたの面影おもかげ(かげ)が　ついて来くる　憎にくさいとしさ　せつなさの　想おもい出で抱だきしめ　下北しもきたひとり　　届とどかぬ愛あいの　なきがらは　心しんの傷跡きずあと(きずあと)　夢ゆめの跡あと(あと)　どこにどこにどこに　どこに捨すてたら　忘わすれる事ことが　出来できますか　風ふうは北風きたかぜ　つむじ風かぜ　川内かわうち(かわうち)下しも風呂ふろ(しもふろ)　下北しもきたひとり　　カモメが一いち羽わ　ふるえてる　砂浜すなはま海岸かいがん　岩いわの蔭かげ　あなたあなたあなた　あなた欲ほしがる　き分きわけ悪わるい　私わたしです　明日あした(あす)はどの道みち　どの岬みさき　どこまで行いっても　下北しもきたひとり
私わたしも女おんな可愛かわいゆみ	可愛かわいゆみ	鈴木すずき紀代のりよ	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	私わたしの心しんに　棲(す)みついた　あなたを追おいだし切きれないの…　男おとこぎらいと　言いわれるけれど　ちがうわあなたを　待まっているの　私わたしも女おんな　女おんなの端はし(はし)くれだから　　も一いち度ど泣ないても　かまわない　あなたと一緒いっしょに暮くらせたら…　夢ゆめを失しつ(な)くして　真まっ暗闇くらやみ(まっくらやみ)の　心しんに灯ひ(あか)りを　ともしたいの　私わたしも女おんな　女おんなの端はし(はし)くれだから　　女おんなに生うまれて　よかったと　お願ねがいも一度いちど想おもわせて…　あなた私わたしの　生いき甲斐がい(がい)でした　あなたの他ほかには　欲ほしくないの　私わたしも女おんな　女おんなの端はし(はし)くれだから
二に度目どめの青春せいしゅん五十川いそがわゆき	五十川いそがわゆき	岡田おかだ冨美子とみこ	西にしつよし	川村かわむら栄二えいじ	古ふるいアルバムに夕日ゆうひがあたると淋さびしくて　時間じかん列車れっしゃで昔むかしへと帰かえる　堅かたいシートのひとり旅たび　忘わすれても忘わすれてもあなたは生いきてる　私わたしも生いきているから…　過すぎゆく季き節ぶしが愛あいおしい　疵きずあと消きえてしまえば　憎にくしみも愛あいされた証あかし(あかし)ね　一緒いっしょに駆かけ抜ぬけた二に度目どめの青春せいしゅん　セピアになっても忘わすれないから　　素肌すはだに残のこったあなたの愛あいやぬくもりに　シャワー当あてると思おもい出でが溢あふれ　そっと夜更よふけに涙なみだぐむ　忘わすれても忘わすれてもあなたは生いきてる　私わたしと生いきているから…　夕食ゆうしょく並ならべたテーブルで　乾杯かんぱいグラス鳴ならせば　ジェラシーも愛あいされた証あかしね　あの日ひの大空おおぞらを覚おぼえていたなら　私わたしを今いますぐ抱だきしめに来きて　　過すぎゆく季き節ぶしが愛あいおしい　疵きずあと消きえてしまえば　憎にくしみも愛あいされた証あかし(あかし)ね　一緒いっしょに駆かけ抜ぬけた二に度目どめの青春せいしゅん　セピアになっても忘わすれないから
タンゴな夜よるのタンゴ五十川いそがわゆき	五十川いそがわゆき	岡田おかだ冨美子とみこ	西にしつよし	川村かわむら栄二えいじ	あの日ひあの店みせあの椅子いす　二人ふたりの宿命しゅくめい　キャンドルゆれて酔よわされて　人生じんせい盗ぬすまれた　会あうたびに不思議ふしぎ　欲張よくばりになって行いくの　恥はじらう私わたしのままで　愛あいされたいのに…　タンゴ　タンゴ　涙なみだが　タンゴ　タンゴ　うれしい　タンゴ　タンゴ　夜よるは海うみ　泳およぎ疲つかれて無邪気むじゃきな子供こどもにかえるの　　平凡へいぼんな暮くらしにも　夢ゆめはあったけど　あなたがくれた稲妻いなづまが　鎖くさりをほどいたの　天てんの神様かみさまに　叱しかられてもいいのよ　罪深つみぶかくなるときめき　こんなにも熱あつい…　タンゴ　タンゴ　未来みらいは　タンゴ　タンゴ　いらない　タンゴ　タンゴ　夜よるは海うみ　泳およぎ疲つかれたあなたの寝顔ねがおが好すきなの　　タンゴ　タンゴ　嵐あらしが　タンゴ　タンゴ　来きたそうね　タンゴ　タンゴ　夜よるは海うみ　泳およぎ疲つかれてわたしのしとねでおやすみ
泣なかせてトーキョーファン・カヒ	ファン・カヒ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	馬飼野まかいの俊一しゅんいち	何なにも聞きかない　何なにも言いわないで　どんな言葉ことばも　過去かこの棘とげになる　フロントガラスに　軋きし(きし)むワイパー　ふたりの別離べつり(わかれ)を　促うながすように　泣なかせてトーキョー　グレーの雨あめで　愛あいの記憶きおくを　優やさしく消けして　　“誰だれも知しらない　街まちで暮くらそう”と　たった一言ひとこと　それで満みたされた　いつかは終おわると　知しっているのに　愛あいする心しんを　恨うらんでしまう　泣なかせてトーキョー　街路がいろ樹じゅかざる　イルミネーション　涙なみだに染しみる　　瞳ひとみ閉とじれば　夢ゆめは日々ひびの泡あわ　人ひとをうらやむ　明日あしたは欲ほしくない　青山あおやま通どおりの　夜よるに抱いだかれて　重かさねた唇くちびる　忘わすれてあげる　泣なかせてトーキョー　グレーの雨あめが　愛あいのボサノバ　悲かなしく歌うたう　　泣なかせてトーキョー　グレーの雨あめで　愛あいの記憶きおくを　優やさしく消けして
大阪おおさかレインファン・カヒ	ファン・カヒ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	馬飼野まかいの俊一しゅんいち	過去かこを消けして　生うまれ変かわりたいよ　この顔かお　この胸むね　この想おもい　あんたが触ふれたすべて　誰だれかぬぐって　強つよく抱だきしめて　冬枯ふゆがれの　御堂筋みどうすじ　濡ぬれてさまよえば…　大阪おおさかレイン　悲かなしいよ　死しぬほど好すきやった　孤独こどくな夜よるがあたしを　心こころポロポロ　また泣なかす　　いつのまにか　自じ惚とぼけ(うぬぼ)れ過すぎていた　あたしはあんたの　すべてやと　吐息といきがため息いきへと　変かわる時ときさえ　気きづきもしないで　嫌きらわれて　捨すてられて　ひとり悔くやんでも…　大阪おおさかレイン　泣なかへんわ　仕方しかたがないやない　あんたの中なかのあたしは　雨あめに消けされた　過去かこやから　　大阪おおさかレイン　もういいよ　幸しあわせやったから　あたしの中なかのあんたに　お別わかれするわ　さようなら
能登のとの灯ひ祭まつりみやま健二けんじ	みやま健二けんじ	みやび恵めぐみ	西にしつよし	伊戸いとのりお	御神酒おみき(さけを)呷あお(あお)って　晒さらし(まわ)しを締しめりゃ　風神ふうじん雷神らいじん　舞まい降おりる　火ひの粉こ振ふり撒まく　松明たいまつ囲かこみ　挑いどむキリコに　あばれる神輿しんよ　イヤサカ　ヨッセ　サカヨッセ　(サカセ)　祭まつりの能登のとに　光ひかる汗あせ　　冬ふゆは荒波あらなみ　夏なつには祭まつり　心配しんぱいばかりと　笑わらう女おんな(やつ)　惚ほれているぜと　背中せなかで言いえば　泣なかすセリフと　背中せなかで返かえす　イヤサカ　ヨッセ　サカヨッセ　(サカセ)　祭まつりの能登のとに　心情しんじょう(うらなさけ)　　男おとこ魂たましい　ひと夜よるに掛かけて　明日あした(あした)の漁場ぎょじょうに　意地いじを張はる　バチを振ふり上あげ　力ちからの限かぎり　波なみを砕くだけよ　御ご陣じん乗じょう太鼓たいこ　イヤサカ　ヨッセ　サカヨッセ　(サカセ)　祭まつりの能登のとに　燃もえ上あがれ
抱だいてあげる五十川いそがわゆき	五十川いそがわゆき	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	川村かわむら栄二えいじ	疲つかれた心こころ　コートで隠かくす　その横顔よこがお　星ほしの夜空よぞらを　見上みあげる事ことさえ　忘わすれてる　タバコの味あじも　不味まずくなる程ほど　男おとこも泣なきたい時ときがあるもの　人生じんせいなんて　カッコ悪わるくて　だから　尚更なおさら　愛いとしくて　あなたの悲かなしみ　あなたの痛いたみ　あなたのその全すべて　抱だいてあげるわ　あなたがいつか　涙なみだで迷まよわないように　　苦くるし紛まぎれの　答こたえ探さがしを　時ときにはして　苛立いらだたしさに　自分じぶんの影かげさえ　見失みうしなう　ちょっぴりあなた　正直しょうじきすぎて　それでも　やっぱり　そこが好すきなの　人生じんせいなんて　分わからないけど　傍はたにいれたら　いいじゃない　あなたの優やさしさ　あなたの弱よわさ　あなたの身体しんたいごと　抱だいてあげるわ　私わたしの中なかで　ゆっくり眠ねむらせてあげる　　人生じんせいなんて　カッコ悪わるくて　だから　尚更なおさら　愛いとしくて　あなたの悲かなしみ　あなたの痛いたみ　あなたのその全すべて　抱だいてあげるわ　あなたがいつか　涙なみだで迷まよわないように
涙なみだのつづき五十川いそがわゆき	五十川いそがわゆき	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	川村かわむら栄二えいじ	下手へたな生いき方かた　あなたが笑わらう　涙なみだ拭ぬぐえ(ぬぐ)って　私わたしが笑わらう　忘わすれかけてた　こんな温ぬくもり　臆病おくびょうなプライドも　そっとほどけてく　涙なみだのつづき　あなたと生いきたい　出で逢あえた奇跡きせき　感かんじているの　溢あふれる想おもい　抱だきしめたくて　　寒さむくないかと　気きづかうあなた　白しろい吐息といきに　頷うなずく私わたし　人混ひとごみの渦うず　偽いつわりの日々ひび　彷徨ほうこう(さまよ)った　この胸むねに　愛あいをくれた人ひと　涙なみだのつづき　あなたと生いきたい　月つきの明あかりが　小径しょうけいを照てらす　孤独こどくな夜よるを　塗ぬり替かえるよに　　柔やわらかな声こえ　触ふれた唇くちびる　哀かなしみの隙間すきまさえ　すべて埋うめてゆく　涙なみだのつづき　あなたと生いきたい　出で逢あえた奇跡きせき　感かんじているの　静しずかに時間じかん(とき)が　導みちびくままに
じょっぱり　よされ長山ながやま洋子ようこ	長山ながやま洋子ようこ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	伊戸いとのりお	あんたでなけりゃ　女おんなを棄すてる　罪つみにあらがう　涙なみだは二度にどと　流ながしはしない　七里長浜しちりながはま(しちりながはま)　人影ひとかげもない　西風せいふう(かぜ)は凍こお(こご)えて　夜よる通どおり(よどお)し騒さわぐ　盗ぬすめ(と)る気きはないが　返かえす気きもない　太棹ふとざお　バチは　糸いと切きる　なじる　じょっぱり　よされ　死しんでやる　あんた以外いがいは　欲ほしくない　譲ゆずらない　　津軽つがるびいどろ　ランプを灯ともし　うぶ毛げ剃そ(そ)るたび　頬ほおさえ痩やせて　くちびるを噛かむ　紅べにをさす指ゆび　逢あいたさ急きゅう(せ)かす　波なみは牙きばむく　止とめ(よ)しなと吠ほえる　たかが恋こいごと　されど命いのちよ　三味線しゃみせん(しゃみ)の音おと(ね)　心しん　揺ゆさぶる　泣なかす　じょっぱり　よされ　死しんでやる　あんたでなけりゃ　生いきている　意味いみがない　　盗ぬすめる気きはないが　返かえす気きもない　太棹ふとざお　バチは　糸いと切きる　なじる　じょっぱり　よされ　死しんでやる　あんた以外いがいは　欲ほしくない　譲ゆずらない
じょんから女おんな節ぶし五十川いそがわゆき	五十川いそがわゆき	鈴木すずき紀代のりよ	西にしつよし		雪ゆきは下したから　舞まい上あがり　赤あかい喪も裾すそに　まといつく　太棹ふとざお三味線しゃみせん　女おんなの旅路たびじ　燃もえる　くすぶる　はじける　愚図ぐずる　離はなれられない　男おとこ(ひと)がいる　じょんから　じょんから　わかって欲ほしい　　バチの乱みだれは　気きの乱みだれ　別わかれ言葉ことばは　言いわせない　深ふかみにはまった　女おんなの弱よわみ　男おとこごころは　風ふうより軽かるい　月つきにかくれて　されるまま　じょんから　じょんから　哭(な)かせて欲ほしい　　鉛なまり色しょくした　空そらの色いろ　春はるは私わたしにゃ　遠とおすぎる　太棹ふとざおたたけば　糸いとさえ切きれる　憎にくい　いとしい　せつない　辛からし(つら)い　指ゆびにからまる　女おんな節ぶし　じょんから　じょんから　あんたが欲ほしい
ほろ酔よい月夜づきよ瀬戸せと香月かづき	瀬戸せと香月かづき	佐野さの文香あやか	西にしつよし	伊戸いとのりお	墨田すみだの川かわを　照てらす月つき　ゴキゲンさんだね　花火はなびの夜よるは　「たまや」「かぎや」の掛かけ声ごえに　てんてん跳はねそな　まん丸まる笑顔えがお　言げん問とい橋きょうから　江戸えど通どおり　そぞろ歩あるきのコップ酒しゅ　乙おつな二に人にんの　乙おつな二に人にんの　エエ　ほろ酔よい月夜づきよ　　ひと年取としとって　分わかること　男おとこと女おんなは　ひとつにゃなれぬ　永遠えいえん(とわ)の契ちぎりで　縛しばるより　気きままに恋こいすりゃ　この世よは至福しふく　弁天べんてん堂どうから　二天にてん門もん　ちょいと人生じんせい語かたりつつ　乙おつな二に人にんの　乙おつな二に人にんの　エエ　ほろ酔よい月夜づきよ　　祭まつりの終おわりの　浅草寺せんそうじ　好すきと告つげよか告つげまいか　乙おつな二に人にんの　乙おつな二に人にんの　エエ　ほろ酔よい月夜づきよ
愛あいを忘わすれないで瀬戸せと香月かづき	瀬戸せと香月かづき	佐野さの文香あやか	西にしつよし	伊戸いとのりお	たとえばあなたが　人生じんせい(みち)に迷まよって　ソファーの片隅かたすみ　うなだれたなら　私わたしは黙だまって　紅茶こうちゃをいれて　あなたの心しんの　棘とげを抜ぬきましょう　この薬指くすりゆびの　指輪ゆびわは約束やくそく　命いのち尽つきるまでと　誓ちかった約束やくそく　忘わすれないで　愛あいを忘わすれないで　いつでもあなたを　包つつんでいるから　忘わすれないで　愛あいを忘わすれないで　温ぬくもり分わけ合あい　生いきてるその意味いみを　　たとえば私わたしが　日々ひびに追おわれて　苛立いらだちくちびる　かみしめたなら　あなたは静しずかに　テレビを消けして　「海辺うみべに行いくか」と　ポツリ聞きいてね　この写真しゃしん立だての　あの日ひの幸しあわせ　白しろいドレスまとい　夢見ゆめみた幸しあわせ　忘わすれないで　愛あいを忘わすれないで　優やさしい一言ひとこと　それだけでいいの　忘わすれないで　愛あいを忘わすれないで　もつれた思おもいを　ほどいて微笑ほほえんで　　忘わすれないで　愛あいを忘わすれないで　凍こごえる朝あさにも　嵐あらしの夜よるにも　忘わすれないで　愛あいを忘わすれないで　二人ふたりを結むすんだ　奇跡きせきのひとときを
十六夜いざよい月がつの女おんな恋歌こいうた竹村たけむらこずえ	竹村たけむらこずえ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	溝淵みぞぶち新一郎しんいちろう	男おとこは死しぬまで　夢ゆめを抱かかえ(み)る　女おんなは死しぬまで　男おとこの夢ゆめを待まつ　ガラクタばかりの　おもちゃ箱ばこ　なんにも言いわずに　出でていっちゃった　ため息いきつけば　しあわせ逃にげる　泣ないたら　なおさら背せを向むける　手てのひらに　のせた月つき　満みちては欠かけてく　人ひとの世よか…　酔よえば　酔ようほど　はぐれた　こころが憎にくらしい　十六夜いざよい月がつ(いざよいづき)の　女おんな恋歌こいうた　　夜更よふけのテレビを　つけたまま　寝ねたふりしながら　待まつのも慣なれてきた　縁側えんがわひとりの　月見つきみ酒しゅ　貴方あなたは今頃いまごろ　どうしているの　愛あいしていると　今いまさら想おもう　それでも　待まつしかないけれど　庭先にわさきの　秋桜あきざくら(コスモス)が　今年ことしも綺麗きれいに　咲さいてます…　酔よえば　酔ようほど　秋風あきかぜ　素肌すはだに冷つめたくて　十六夜いざよい寂さびし　女おんな恋歌こいうた　　酔よえば　酔ようほど　はぐれた　こころが憎にくらしい　十六夜いざよい月がつの　女おんな恋歌こいうた
こんなふうに竹村たけむらこずえ	竹村たけむらこずえ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	溝淵みぞぶち新一郎しんいちろう	こんなふうに　夜よるの帳とばり　降おりて　不思議ふしぎね　昔むかしが　よみがえる　グラスを頬ほおにあてて　胸むねの火ひ照でりを　そっと　隠かくすのよ　ひとくちの葡萄酒ぶどうしゅは　甘あまい誘さそい水みず　汗あせばむような　接吻せっぷん(くちづけ)を　も一度いちど交かわしましょ　触ふれ合あう肩かたが　心しんを　酔よわすから　　こんなふうに　古ふるいジャズに　抱いだかれ　あなたの視線しせんに　抱いだかれてる　忘わすれたわけじゃないわ　遠とおい記憶きおくを　まるで　脱ぬがすよに　ありふれた言葉ことばさえ　夜よるに溶とけてゆく　ルージュ落(と)れた　唇くちびるは　女おんなの素顔すがおなの　絡からまる吐息といき　心しんを　熱あつくする　　汗あせばむような　接吻せっぷんを　も一度いちど交かわしましょ　触ふれ合あう肩かたが　心しんを　酔よわすから
女おんなの演歌えんか多おお島とう恋こい	多おお島とう恋こい	荒木あらきとよひさ	西にしつよし	川村かわむら栄二えいじ	あゝ…惚ほれちゃったんだよ…　心しんと身体しんたいが　ひとつになって　酒さけを呑のんでりゃ　あんたの顔かおが　雨あめが降ふったら　あんたのことが　どうすりゃいいのさ　この先さきは　演歌えんかが　演歌えんかが　染しみるね　ねえ‥あんた　　あゝ…逃にげちゃったんだよ　会あえなくなったら　死しんだも同おなじ　夢ゆめに出でてくりゃ　あんたが好すきで　想おもい出だしたら　あんたが嫌きらい　どうすりゃいいのさ　この先さきは　演歌えんかは　演歌えんかは　ずるいよ　ねえ‥あんた　　あゝ…泣ないちゃったんだよ　生うまれて来こなけりゃ　良よかったくらい　せめて過去かこから　あんたが消きえて　いっそこの世よに　あんたが居いなきゃ　どうすりゃいいのさ　この先さきは　演歌えんかが　演歌えんかが　恋こいしい　ねえ‥あんた
黄昏たそがれひとり多おお島とう恋こい	多おお島とう恋こい	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	川村かわむら栄二えいじ	冬ふゆ色しょくの空そら　公園通こうえんどおり　誰だれもが足早あしばや(あしばや)　行いき過すぎる　コートの襟えり(えり)立だて　佇(たたず)む影かげは　思おもい出での中なかで　生いきてる私わたし　忘わすれなさいと　人ひとは言いう　明日あした(あす)は無情むじょうに　戸とを叩たたく　人生じんせいなんて　そんなもの　ホントは　分わかっているけれど　涙なみだが今日きょうも　邪魔じゃまをする　人混ひとごみさえぎり　街まちは昏(く)れてゆく　　不器用ぶきようだから　笑顔えがお(えがお)も下手へた(へた)で　気きづけば頬杖ほおづえ　ついている　タバコの吸すい殻がら　捨すてられなくて　自分じぶんで別わかれを　選えらんだくせに　星ほしの降ふる夜よる(よ)は　逢あいたくて　雨あめの降ふる夜よる(よ)は　淋さびしくて　人生じんせいなんて　そんなもの　わがまま　今いまさら気きづいても　心しんが今日きょうも　はぐれてる　愛あいしていたのは　きっと私わたしだけ　　人生じんせいなんて　そんなもの　ホントは　分わかっているけれど　涙なみだが今日きょうも　邪魔じゃまをする　人混ひとごみさえぎり　街まちは昏(く)れてゆく
真昼まひるの白しろい月つきファン・カヒ	ファン・カヒ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	馬飼野まかいの俊一しゅんいち	それぞれ来きた家路いえじ(みち)へ　帰かえりましょう　優やさしい秘密ひみつを　分わけ合あいながら　真昼まひるの白しろい月つき　冬ふゆの空そらに　居場所いばしょを失しつくして　雲間くもまに消きえた　春はるの訪おとずれ　待まつ花はなは　一途いちずな心しんで　愛あいを咲さかす　サヨナラは揺ゆるぎない　運命うんめい生いきるため　私わたしひとりを　待まつ人ひとがいる　それだけでいい　　平凡へいぼんすぎるのは　幸しあわせでしょう　あなたも同おなじね　気きづいたのでしょ　この指ゆび　その瞳ひとみ　忘わすれないわ　あなたがいたから　明日あしたが見みえた　何処どこへ帰かえるの　鳥とりたちは　翼つばさを休やすめて　眠ねむりなさい　サヨナラを決きめたのは　あなたのせいじゃない　私わたしひとりを　待まつ人ひとがいる　それだけでいい　　春はるの訪おとずれ　待まつ花はなは　一途いちずな心しんで　愛あいを咲さかす　サヨナラは揺ゆるぎない　運命うんめい生いきるため　私わたしひとりを　待まつ人ひとがいる　それだけでいい
キスより優やさしくファン・カヒ	ファン・カヒ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	馬飼野まかいの俊一しゅんいち	こんな夜更よふけに　爪つめを切きるのは　おまえの悪わるい癖くせだよと　電話でんわ越ごしの　笑わらうその声こえに　眠ねむり誘さそわれる　街まちを白しろく染そめてく　雪ゆきが距離きょりを遠とおざけても　どんな離はなれていても　心しんは傍はた(そば)にある　あなたのララバイ　温ぬくもりになる　夜更よふけのララバイ　それは　キスより優やさしく　届とどくから　Good night　愛あい(いと)しい人じん　　ワイングラスと　ボトル抱かかえて　あなたに会あいに行いきたいわ　冬ふゆの空そらは　ダメね本当ほんとうは　すごく寂さびしくて　胸むねに秘ひめた想おもいが　時間じかん(とき)を越こえて愛あいを紡つむぐ　誰だれも代かわりはいない　絆きずなを感かんじてる　あなたにララバイ　私わたしが歌うたう　おやすみララバイ　そっと　キスより優やさしく　届とどけたい　Good night　愛あいしている　　あなたのララバイ　温ぬくもりになる　夜更よふけのララバイ　それは　キスより優やさしく　届とどくから　Good night　愛いとしい人ひと
雁かりの宿やど鳥羽とば一郎いちろう	鳥羽とば一郎いちろう	水木みずきれいじ	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	宵よいの嵐あらしが　嘘うそのよに　水みずにさざめく　十六夜いざよい月つきよ　熱あついしずくに　波なみうちながら　抱だいて抱いだかれて　散ちれたらいいさ…　人目ひとめしのんで　さだめの恋こいに　燃もえて身みをやく　あゝ…雁かりの宿やど　　帯おびは解といても　解とかぬ小指こゆび(ゆび)　泣ないて謎なぞかけ　また困こまらせる　罪つみなおまえの　浮世うきよ絵えすがた　知しっていながら　溺おぼれて燃もえる…　酔よって今いまさら　この腕うで(て)の中なかで　なにを恥はじらう　あゝ…雁かりの宿やど　　咲さいて実みのらぬ　白萩しらはぎが　風ふうにこぼれて　川面かわもを染そめる　聞きけばなおさら　気きになる明日あしたを　何故なぜに聞きかせる　宵よいざめまくら…　夢ゆめを見みようか　夜よる(よ)の明あけぬ間あいだに　命いのちかさねて　あゝ…雁かりの宿やど
紅べにの雨あめ三木みきゆかり	三木みきゆかり	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	杉山すぎやま正明まさあき	青空あおぞらでした　あの日ひの空そらは　桃ももの花はなが咲さく　丘おかの上うえ　貴方あなたに寄より添そい　見下みおろす町まちは　私わたしを優やさしく　迎むかえてくれた　ここに　嫁とつぐ日ひ　夢見ゆめみてた　あれは　八はち年ねん前まえの春はる　紅べにの雨あめ　雨あめが降ふる　今年ことしも貴方あなたに　逢あいに来きました　紅べにの雨あめ　雨あめが降ふる　両手りょうてを合掌がっしょう(あ)わせて　貴方あなたの名なを呼よぶ　　雨あめ散ちる花はなは　貴方あなたの命いのち　最後さいごの言葉ことばが　嫌いや(いや)でした　“シアワセになれ”と　私わたしの涙なみだ　かぼそい右手みぎてで　拭ぬぐえ(ぬぐ)ってくれた　愛あいを　教おしえてくれた人ひと　生いきる　強つよさをくれた人ひと　紅べにの雨あめ　雨あめが降ふる　貴方あなたに伝つたえる　事ことがあります　紅べにの雨あめ　雨あめが降ふる　貴方あなたを旅立たびだつ　恋こいを知しりました　　紅べにの雨あめ　雨あめに問とう　私わたしの幸しあわせ　許ゆるすでしょうか　紅べにの雨あめ　雨あめが降ふる　優やさしい貴方あなたに　良よく似にた人ひとです
名残なごり雨う三木みきゆかり	三木みきゆかり	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	杉山すぎやま正明まさあき	無茶むちゃな飲のみ方かたするなよと　お酒さけさえぎり　叱しかられた　何なにも言いわずに　酔よわせてよ　今夜こんやかぎりの　ふたり酒しゅ　情なさけ知しらずの女おんなです　あなたの心しんも　優やさしさも　きっと　恨うらんでしまうだけ　叶かなわぬ恋こいなら　何故なぜ抱だいた　未練みれんでしょうか　名残なごり雨う　　あなた　ごめんと言いわないで　胸むねが想おもいが　壊こわれそう　冬ふゆも間近まぢかな　烏頭うとう坂ざか(うとうざか)　肩かたが触ふれ合あう　ひとつ傘かさ　情なさけ知しらずの女おんなです　涙なみだが勝手かってに　溢(こぼ)れたら　あなた　最後さいごに抱だきしめて　叶かなわぬ恋こいだと　知しりながら　未練みれんでしょうか　名残なごり雨う　　情なさけ知しらずの女おんなです　あなたの心しんも　優やさしさも　きっと　恨うらんでしまうだけ　叶かなわぬ恋こいなら　何故なぜ抱だいた　未練みれんでしょうか　名残なごり雨う
二に年ねん坂ざか水田みずた惠子けいこ	水田みずた惠子けいこ	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	隼はやぶさトシヒデ	夜よる雨う(よさめ)に浮うかんだ　五山ごさん(ござん)の送おくり火び　暦こよみもわずかで　夏なつが終おわります　あなたいいのよ　これでもう　覚悟かくごしていた　恋こいだから　未練みれんを叱しかって　紅べに(べに)を引ひく　涙なみだも濡ぬれます　雨あめの二に年ねん坂ざか　　女おんなの倖せ　夢ゆめみたこの坂さか　重かさねた素肌すはだは　熱あつさ忘わすれない　見みえぬ絆きずなに　導みちびかれ　別べつの私わたしを　知しりました　人混ひとごみ紛まぎれた　蛇じゃの目傘めがさ　涙なみだが落おちます　雨あめの石畳いしだたみ　　鐘かねの音おと(ね)染しみ入いる　心しんの隙間すきまよ　思おもい出で束たば(たば)ねて　明日あした(あす)に帰かえるだけ　添そえぬ同士どうしの　道みちゆきは　そっと散ちらすが　運命うんめい(さだめ)です　未練みれんがくすぶる　その前まえに　涙なみだも捨すてます　雨あめの二に年ねん坂ざか
まんまるお月つき様さま水田みずた惠子けいこ	水田みずた惠子けいこ	水田みずた惠子けいこ	西にしつよし	隼はやぶさトシヒデ	すみれの花はなが　咲さく頃ころに　思おもい出だします　お父とうさん　弱虫よわむしな私わたしに　泣なき虫むしな私わたしに　明日あした(あした)はきっと　良りょう(い)い日びになると　勇気ゆうきをくれた　その言葉ことば…　心しんに響ひびきます　お空そらを見上みあげれば　まんまるお月つき様さま　笑わらっています　　夕暮ゆうぐれ時じの　帰かえり道みち　思おもい出だします　お母かあさん　くよくよしてみても　仕方しかたないよと　笑顔えがおでいれば　福ぶくが来くるよと　安やすらぎくれた　その言葉ことば…　心しんに響ひびきます　お空そらを見上みあげれば　まんまるお月つき様さま　笑わらっています　　喜よろこびくれた　その笑顔えがお…　心しんが温あたたまる　お空そらを見上みあげれば　まんまるお月つき様さま　笑わらっています
おんな三味線しゃみせんながれ節ぶし竹村たけむらこずえ	竹村たけむらこずえ	新しん條じょうカオル	西にしつよし	丸山まるやま雅仁まさひと	三味線しゃみせん(しゃみ)を叩はたけば　唸うなりを上あげる　あんたを育そだてた　津軽つがるの吹雪ふぶき　惚ほれていたから　あんなに泣なけた　泣なけた純情じゅんじょう(こころ)が　なつかしい　恋こいしいよー　切せつないよー　逢あいたいよー　せめて届とどけと　おんな三味線しゃみせんながれ節ぶし　　ひとりさいはて　泣なき寝ねの枕まくら　未練みれんのしずくが　七なな色しょく十じゅう色しょく　どこを見みたって　津軽つがるは炎ほのお歌か　酔よって情念じょうねん(おもい)を　乱みだれ弾びき　いとしいよー　淋さびしいよー　逢あいたいよー　風ふうに聞きかせる　おんな三味線しゃみせんながれ節ぶし　　涙なみだとばせば　明あけの冬空ふゆぞら(そら)　凍こお(しば)れるよー　哀かなしいよー　逢あいたいよー　恋こいを弔ちょう(とむら)う　おんな三味線しゃみせんながれ節ぶし
あんたが命いのちやった竹村たけむらこずえ	竹村たけむらこずえ	紙かみ中ちゅう礼子あやこ	西にしつよし	竹内たけうち弘一こういち	真まっ赤かな月つきが　泣ないている　星ほしも見みえない　この町まちやけど　ときめく涙なみだ　くれたよね　憎にくんで愛あいしたひと　あんたが命いのちやった　オンボロの人生じんせいも　あんたに抱いだかれて　いい女おんなに　少すこしは　なれたやろうか　お金かねで　買かえんものがある　それを愛あいと　言いうのならば　やっとわかった気きがする…　　何なん度ども地獄じごく　見みたくせに　ダメな男おとこに　やっぱり惚ほれた　幼おさないころの　胸むねの傷きず　おんなじ匂においのひと　あんたが命いのちやった　希望きぼうとか夢ゆめやとか　あんたがいたから　描(えが)けたのに　涙なみだで　消けしたくないよ　初はじめて　うちを抱だきしめた　あんなぬくい　居場所いばしょなんか　きっとどこにも　ないはず…　　あんたが命いのちやった　ポンコツの純情じゅんじょうが　あんたを失しつくして　叫さけんでいる　しあわせ　なりたかったよ　心しんが　ずっと立たち止どまる　何なにを見みても　何なにを聴きいても　ひとめ逢あいたいもう一度いちど…
焔ほのおの酒さけ五十川いそがわゆき	五十川いそがわゆき	たきのえいじ	西にしつよし	川村かわむら栄二えいじ	よしておくれよ　いい加減かげん　音沙汰おとさたなしじゃ　淋さびしいよ　未練みれんがぐずる　こんな夜よる(よ)は　女おんなでいるのが　辛からくなる　酒さけよ　酒さけよ　焔ほのお(ほむら)の酒さけよ　酔よわせておくれ　立たてない位くらい　酒さけよ　お酒さけよ　焔ほのおの酒さけよ　ひとりじゃ寝床ねどこが　寒さむいよ　　恋こいの灯篭とうろうの　火ひを点ともし　あんたの帰かえり　待まちわびる　あきらめ切きれず　断たち切きれず　ほんとにわたしも　意気地いくじなし　酒さけよ　酒さけよ　焔ほのおの酒さけよ　むずかる肌はだを　沈しずめておくれ　酒さけよ　お酒さけよ　焔ほのおの酒さけよ　おちょこを持もつ手てが　悲かなしい　　酒さけよ　酒さけよ　焔ほのおの酒さけよ　酔よわせておくれ　立たてない位くらい　酒さけよ　お酒さけよ　焔ほのおの酒さけよ　ひとりじゃ寝床ねどこが　寒さむいよ
愛あいはさりげなく五十川いそがわゆき	五十川いそがわゆき	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	川村かわむら栄二えいじ	「寂さびしいよ」なんて　あなたに言いってみた　桜さくら散ちる穢けがれ(けが)れなさが　なぜだか　愛いとしくて　夜よるの川かわに　ゆらゆら揺ゆれて　泣なけるくらい綺麗きれい　それはきっと　移うつろう日々ひびを　寄より添そい生いきるふたり　何なにも云いわず　ほら手てのひらが　そっと　肩かたを抱だいてくれる　空そらよ　星ほしよ　ねえ　素敵すてきでしょ　こんな風ふうに時ときが過すぎる　愛あいはさりげなく　　もどかしいことも　人生じんせいあるものね　この素肌すはだ(はだ)に沁しみた涙なみだ　知しるのは　あなただけ　無精ぶしょうひげが　背中せなかにチクリ　笑わらうたびに痛いたい　春はるは過すぎて　夏なつ　秋あき　冬ふゆへ　季き節ぶしは　巡めぐるけれど　どんな時ときも　その手てのひらが　そっと　ぎゅっと抱だいてくれる　雨あめよ　風ふうよ　ねえ　素敵すてきでしょ　こんな風ふうに時ときは過すぎる　愛あいに癒いやされて　　何なにも云いわず　ほら手てのひらが　そっと　肩かたを抱だいてくれる　空そらよ　星ほしよ　ねえ　素敵すてきでしょ　こんな風ふうに時ときが過すぎる　愛あいはさりげなく
あかね雲くも竹村たけむらこずえ	竹村たけむらこずえ	幸さいわい村むらリウ	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	運命うんめい(さだめ)の道みちか　悲かなしみが重おもい　おんなは涙なみだ　花はななのか　ネオン焼やけした　この手ての指ゆびで　幸しあわせを　幸しあわせを　探さがしてた　今いまもまだ　愛いとしいと　思おもう人ひとが　一人ひとりいる　遠とおい日暮ひぐれの　あかね雲くも　　明日あしたに夢ゆめが　ひとつでもあれば　女おんなは耐たえて　生いきられる　酒さけで磨みがいた　不幸ふこうのしるし　白しろい指ゆび　赤あかい爪つめ　泣なけてくる　風花かざばなが　風花かざばなが　胸むねの中なかに　降ふりしきる　遠とおい日暮ひぐれの　あかね雲くも　　いつしか時雨しぐれ　消きえてゆくけれど　流ながれる雲くもは　生いきている　辛つらい過去かこ(むかし)の　その後ご(あと)からは　幸しあわせが　幸しあわせが　待まっている　一筋ひとすじに　信しんじたい　生いきるために　信しんじたい　遠とおい日暮ひぐれの　あかね雲くも

曲名きょくめい	歌手かしゅ名めい	作詞さくし者しゃ名めい	作曲さっきょく者しゃ名めい	編曲へんきょく者しゃ名めい	歌うたい出だし
あかんたれのバラード竹村たけむらこずえ	竹村たけむらこずえ	夢ゆめユメ子こ	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	あほらしいけど　捨すてられへん　もらった指輪ゆびわ　硝子がらす玉だま　銀杏いちょうはらはら　散ちる頃ころに　一旗ひとはたあげる　そう言ゆうて　なんで　なんでや　それっきりやもん　自分勝手じぶんがってと　うらんでみても　ああ　ああ　忘わすれられへん　　おまえのような　いい女おんな　そこらにおらん　一目惚ひとめぼれ　酔ようといつでも　決きめゼリフ　道頓堀どうとんぼり(とんばり)ネオン　笑わらい(わろ)ていた　なんで　なんでや　それなのに　便たよりひとつも　くれないあんた　ああ　ああ　忘わすれられへん　　今頃いまごろあんた　どこにいる　天神てんじん祭まつり　もうすぐと　知しってるはずや　早はや(は)よおいで　積つもる話はなしも　したいのに　なんで　なんでや　もういやや　自分勝手じぶんがってと　うらんでみても　ああ　ああ　忘わすれられへん
うたかたのタンゴうえだとしこ	うえだとしこ	冬ふゆ弓ゆみちひろ	西にしつよし	川村かわむら栄二えいじ	このまま　お別わかれしましょう　微笑びしょうってサヨナラするの　想おもい出で刻きざんだ　ダンスフロアー　向むかいあうのも　これで最後さいごね　窓まどの外そとは雨あめ　雨あめ　雨あめがやむまでは　踊おどらせて　あなたの腕うでの中なか　恋こいはうたかたの　タンゴ　愛あいはいつも　美うつくしすぎるまぼろし　　楽たのしい　時間じかん(とき)をありがとう　激はげしい　喧嘩けんかもしたわ　あなたと私わたしは　似にたもの同士どうし　恨うらまないのが　大人おとなのルール　窓まどの外そとは雨あめ　雨あめ　雨あめがやむまでは　踊おどらせて　あの日ひのステップで　恋こいはときめきの　タンゴ　愛あいはいつも　涙なみだを連つれて来くるけど　　窓まどの外そとは雨あめ　雨あめ　雨あめがやむまでは　踊おどらせて　あなたの腕うでの中なか　恋こいはうたかたの　タンゴ　愛あいはいつも　美うつくしすぎるまぼろし
さよならをワイン色しょくに染そめてうえだとしこ	うえだとしこ	冬ふゆ弓ゆみちひろ	西にしつよし	川村かわむら栄二えいじ	わたしなら大丈夫だいじょうぶ　ここで見送みおくるわ　あの日ひふたり出逢であった　ステーション　たとえ　どんなにつらくても　背中せなか向むける　愛あいがあるの　この街まちであなたと　めぐりあって　愛あいした　それがすべてよ　抱だきしめて　心しんがきしむほど　さよならを　ワイン色しょくに染そめて　　指ゆびと指ゆびからめあい　夜景やけいみつめたわ　恋こいはまるで宝石ほうせき(ジュエル)ね　目めがくらむ　だから　ごめんと言いわないで　そうよ誰だれも　悪わるくないわ　この街まちでふたりは　愛いとしあって　別わかれる　それでいいのよ　忘わすれない　命いのちが終おわるまで　想おもい出でを　ワイン色しょくに染そめて　　この街まちであなたと　めぐりあって　愛あいした　それがすべてよ　抱だきしめて　二度にどと会あえなくても　せつなさを　ワイン色しょくに染そめて　　さよならを　ワイン色しょくに染そめて
横須賀よこすかシェリフ坂井さかい一郎いちろう	坂井さかい一郎いちろう	夢ゆめユメ子こ	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	ヨ・コ・ス・カ　シェリ～フ　ヨ・コ・ス・カ　シェリ～フ　　月つきの灯あかりが　ゆらゆら揺ゆれる　惑まどうこころを　諌(いさ)めるように　ふたり夢ゆめみた　ハーバーライト　古ふるい港みなとは　忘わすれはしない　愛あいと誠まことの　横須賀よこすかシェリフ　十じゅう年ねんたったら　も一度いちど逢あおう　嘘うそはつかない　横須賀よこすかシェリフ　今月こんげつ今夜こんやが　約束やくそくのとき　信しんじているのさ　わかっているのさ　おまえしか　愛あいせないから　　ヨ・コ・ス・カ　シェリ～フ　ヨ・コ・ス・カ　シェリ～フ　　熱あついくちづけ　交かわしただけで　訳わけは訊(き)かずに　別わかれたあの日ひ　女おんなひとりの　寂さびしい影かげに　古ふるいブルース　流ながれてくるよ　愛あいを誓ちかった　横須賀よこすかシェリフ　十じゅう年ねんたっても　おまえの姿すがた　守まもり続つづけた　横須賀よこすかシェリフ　間あいだ違ちがうことなど　あるはずもない　信しんじているのに　わかっているのに　今いまはただ　話はなせないのさ　　愛あいと誠まことの　横須賀よこすかシェリフ　十じゅう年ねんたっても　変かわりはしない　嘘うそはつかない　横須賀よこすかシェリフ　あの夜よると同どう(おんな)じ　星空ほしぞらの下した　信しんじているから　わかっているから　いつの日ひか　再会さいかい(であ)えることを
まだ見みぬ人ひとへ岬みさき光司こうじ	岬みさき光司こうじ	麻あさこよみ	西にしつよし	川村かわむら栄二えいじ	茜色あかねいろした　日暮ひぐれ空そら　そろそろ夏なつも　終おわる頃ころですね　幼おさないあの日ひに　別わかれたままの　あなたを思おもえば　切せつなくなります　あなたはいくつに　なりますか　僕ぼくを忘わすれて　ないですか　今いまのあなたは　幸しあわせですか　　離はなれ離ばなれの　歳月さいげつ(としつき)を　数かぞえるたびに　心しん淋さびしくて　あなたのぬくもり　おぼえています　顔かおさえ今いまでは　忘わすれているけど　あなたにいつかは　会あえますか　僕ぼくはあなたに　似にてますか　何なにかあなたに　してやれますか　　あなたはいくつに　なりますか　僕ぼくを忘わすれて　ないですか　　あなたはいくつに　なりますか　僕ぼくを忘わすれて　ないですか　今いまのあなたは　幸しあわせですか
サヨナラが言いえなくて岬みさき光司こうじ	岬みさき光司こうじ	麻あさこよみ	西にしつよし	川村かわむら栄二えいじ	にじむ黄昏たそがれ　ベイサイド・テラス　潮しおの香かおりが　せつなく揺ゆれて　かくしきれない　哀かなしみが　涙なみだを連つれて　胸むねにあふれる…　この目めに見みえない　人ひとの心しんを　つないでおける　はずもないけど　自由じゆうなんて　寂さびしいだけ　自由じゆうなんて　哀かなしいだけ　もう二度にどと　戻もどせない時間じかん(とき)　今いまはまだ　サヨナラが言いえなくて　　港みなとあかりが　またひとつ灯あかり　夜空よぞら(そら)にきらめく　涙なみだのタワー　あのやさしさの　裏側うらがわで　哀かなしい別わかれ　決きめていたのか…　この目めに見みえない　人ひとの心しんを　ばかだねいつも　ほしがってたね　自由じゆうなんて　寂さびしいだけ　自由じゆうなんて　哀かなしいだけ　もう二度にどと　戻もどせない月日つきひ(ひび)　今いまはまだ　この町まちを出でられない　　この目めに見みえない　人ひとの心しんを　つないでおける　はずもないけど　自由じゆうなんて　寂さびしいだけ　自由じゆうなんて　哀かなしいだけ　もう二度にどと　戻もどせない時間じかん(とき)　今いまはまだ　サヨナラが言いえなくて
越前えちぜん恋こおんな竹村たけむらこずえ	竹村たけむらこずえ	久仁くに京介きょうすけ	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	越前えちぜん荒海あらうみ　東尋坊とうじんぼう　今度こんどばかりは　痩やせました　かもめが波なみに　呑のまれるように　揉もまれて沈しずむ　恋こいでした　男おとこを立たてて　女おんなが引ひいて　恋こいなどうまく　いかんでしょ　こころの夜叉やしゃが　そう言ゆうた　熱あつく熱あつく　二に度目どめの恋こいは　温あたためあいましょ　抱いだかれて抱だいて　　岬みさきの灯台とうだい　水仙すいせん郷きょう　赤あかい夕日ゆうひが　焦こがします　風花かざばな舞まって　断崖だんがいおちて　季き節ぶしは冬ふゆに　なだれこむ　男おとこを立たてて　女おんなが受うけて　いくのが恋こいの　ありよでしょ　あんたと出逢であい　そう決きめた　熱あつく熱あつく　海鳴うみなり聴きいて　温あたためあいましょ　抱いだかれて抱だいて　　男おとこを立たてて　女おんなが引ひいて　恋こいなどうまく　いかんでしょ　こころの夜叉やしゃが　そう言ゆうた　熱あつく熱あつく　二に度目どめの恋こいは　温あたためあいましょ　抱いだかれて抱だいて
東京とうきょう・青森あおもり竹村たけむらこずえ	竹村たけむらこずえ	久仁くに京介きょうすけ	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	風ふうに押おされ　旅立たびだつように　急いそぎ足あしで　汽車きしゃに乗のる　窓まどの向むこう　あの人ひとが　追おいかけて　来くるじゃなし　東京とうきょう　青森あおもり　津軽海峡つがるかいきょう　意気地いくじなしの　根性こんじょうなしの　わたしひとり　膝ひざをかかえて　泣ないてます　　男おとこごころ　そそいでくれた　眩まぶしかった　夢ゆめばかり　窓まどの外そと　雨あめになる　もう何なにも　見みえなくて　東京とうきょう　青森あおもり　津軽海峡つがるかいきょう　愛あいもなくて　夢ゆめもなくて　わたしひとり　だからどうする　すべもない　　東京とうきょう　青森あおもり　津軽海峡つがるかいきょう　意気地いくじなしの　根性こんじょうなしの　わたしひとり　膝ひざをかかえて　泣ないてます
海峡かいきょう冬ふゆしぐれ多おお島とう恋こい	多おお島とう恋こい	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	溝渕みぞぶち新一郎しんいちろう	霧笛むてきが泣なけば　鴎かもめが騒さわぐ　忘わすれてしまえと　戸とを叩たたく　北きたの湊みなと宿やど　愛あいを通とおせば　あなたの罪ざいか　愛あいを奪うばえば　私わたしが罪ざいか　鴎かもめ　鴎かもめよ　翔とべない　鴎かもめ　なじる風ふうに　逆さからえば　月つきもはぐれる　海峡かいきょう冬ふゆしぐれ　　漁いさり火び　揺ゆれる　届とどかぬ温あつし(あか)り　昨夜さくや(ゆうべ)も啼ないて　啼なき濡ぬれて　ひとり湊みなと町まち　愛あいを生いきても　いいのでしょうか　愛あいの深ふかさは　海うみより深ふかい　鴎かもめ　鴎かもめよ　答こたえて　鴎かもめ　軋きし(きし)む風ふうが　散ちらしても　あなた恋こいしい　海峡かいきょう冬ふゆしぐれ　　鴎かもめ　鴎かもめよ　翔とべない　鴎かもめ　なじる風ふうに　逆さからえば　月つきもはぐれる　海峡かいきょう冬ふゆしぐれ
帰かえり愁多おお島とう恋こい	多おお島とう恋こい	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	溝渕みぞぶち新一郎しんいちろう	週しゅうに二に日にち　顔かおを見みせに来きます　いいえ　ほんとは　会あいたいの　生いきてく　強つよさ　くれた　そんな貴女きじょが…少女しょうじょになってく　幼おさない日ひ　その腕うでにしがみついてばかり　風邪かぜひいて　いつも困こまらせた　全すべてが　遠とおい記憶きおく　ありがとう　ごめんなさい　会あうたび辛つらいの　母かあさん　貴女きじょの笑顔えがおが　愛いとしくて　　車くるまいすを押おして　歩あるく小径しょうけい　秋あきの祭まつりが　響ひびく空そら　「疲つかれているんでしょ？」と　母親ははおや(はは)に戻もどって…私わたしを気遣きづかう　優やさしさも　温ぬくもりも　貴女きじょだけの匂におい　父とうさんと　そして母かあさんの　苦労くろうが　沁しみてきます　ありがとう　ごめんなさい　心配しんぱいしないで　母かあさん　今度こんどはこの手てで　守まもるから　　母かあさん　貴女きじょの笑顔えがおが　愛いとしくて
今いまはただ…一条いちじょう聖きよし矢や	一条いちじょう聖きよし矢や	友利ともり歩あゆみ未み	西にしつよし	岩本いわもと正樹まさき	愛あいを重かさねても　何なにも残のこらない　誰だれも彼かもみな　通とおり過すぎてゆくの　あなたの嘘うそに　気きづかないふりした　束つかの間まの　ぬくもりさえ　あれば　あればいいのよ　せめて　今いまはただ…　夢ゆめを見みせてほしい　　すべて幻まぼろしよ　時ときは儚はかな(はかな)くて　誰だれも彼かもみな　ひとりぼっちだから　夜明よあけの空そらに　消きえてゆく星ほしたち　幸しあわせが　似合にあわないと　知しって　知しっているのね　せめて　今いまはただ…　強つよく抱だいてほしい　　絡からま(から)ませた指ゆび　こぼれてく吐息といきが　この胸むねに　空あいた隙間すきま　そっと　埋うめてくれるの　せめて　今いまはただ…　夢ゆめを見みせてほしい　強つよく抱だいてほしい
昔むかしの男おとこ一条いちじょう聖きよし矢や	一条いちじょう聖きよし矢や	友利ともり歩あゆみ未み	西にしつよし	岩本いわもと正樹まさき	唇くちびるが触ふれたなら　崩くずれてしまいそうよ　その腕うでに抱いだかれたら　堕おちてしまいそう　偶然ぐうぜんの再会さいかいに　こうなる予感よかんしてたけど　あの頃ころのふたりには　二度にどとは戻もどれない　何気なにげない幸しあわせが　色褪いろあせて見みえるから　これ以上いじょう　これ以上いじょう　惑まどわせないで　　恨うらんだりしたことも　忘わすれてしまいそうよ　身勝手みがってなひとだけど　どこか憎にくめない　痛いたいほど女おんなだと　あなたはそっと囁ささやいた　優やさしさに溺おぼれたら　せつなくなるばかり　愛あいだとか恋こいだとか　戯じゃれにすぎないの　想おもい出でに酔よっただけ　よくあることよ　　唇くちびるが触ふれたなら　崩くずれてしまいそうよ　その腕うでに抱いだかれたら　堕おちてしまいそう
ぬくもり平たいら浩二こうじ	平たいら浩二こうじ	沢さわ久美くみ	西にしつよし	猪股いのまた義周よしちか	出会であった日ひと　同おなじように　霧雨きりさめの降ふる　かがやく夜よる　目めを閉とじれば　浮うかんでくる　あの日ひのままの二に人にん　　人波ひとなみであふれた　街まちのショーウインドウ　みとれた君きみが　ふいに　つまずいたその時とき　受うけ止とめた　両手りょうてのぬくもり…　今いまも抱だきしめたい　　二人ふたりだけの　夢ゆめを胸むねに　つらい事ことでも　越こえてゆける　指ゆびきりした　約束やくそくたち　今いまでも覚おぼえている　　誰だれよりも愛いとしい　君きみの横顔よこがおが　涙なみだで濡ぬれた　時ときは　手てをつなぎ語かたろう　想おもい出でを　心しんのぬくもり…　いつもそばに居いるよ　　人波ひとなみであふれた　街まちのショーウインドウ　みとれた君きみが　ふいに　つまずいたその時とき　受うけ止とめた　両手りょうてのぬくもり…　今いまも抱だきしめたい
惚ほれた女おんなの恋こいの道みち五十川いそがわゆき	五十川いそがわゆき	鈴木すずき紀代のりよ	西にしつよし	溝渕みぞぶち新一郎しんいちろう	惚ほれた女おんなの　想おもいと雪ゆきは　積つもり積つもって　深ふかくなる　　星ほしの数かずほど　男おとこはいても　あたしゃ　あんたに　岡おかっ惚とぼけ(ぽ)れ　ためらい恥はじらい　かなぐり捨すてて　愛あいの一いち字じに　賭かけてみる　ダメと言いうなら　ダメでいい　尽つくす　捧ささげる　くつがえす　バカと言いうなら　バカでいい　これが私わたし(あたし)の　これが私わたしの　恋こいの道みち　　惚ほれたあんたに　謎なぞかけられりゃ　解かいかざぁなるまい　博多帯はかたおび　　私好わたしごのみの男おとこでなけりゃ　肌はだも心しんも　許ゆるさない　女おんなの倖せ　そそいでおくれ　愛あいの一いち字じを　見みせとくれ　ダメと言いうなら　ダメでいい　全すべて　忘わすれて　火ひと燃もえる　バカと言いうなら　バカでいい　女おんな盛ざかりの　女おんな盛ざかりの　恋こいの道みち　　ダメと言いうなら　ダメでいい　愚痴ぐちも　涙なみだも　こぼさない　バカと言いうなら　バカでいい　惚ほれた私わたしの　惚ほれた私わたしの　恋こいの道みち
津軽つがるのおんな五十川いそがわゆき	五十川いそがわゆき	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	溝渕みぞぶち新一郎しんいちろう	雪ゆきが哭(な)いてる　迷まよいをなじる　夢ゆめを捨すてたら　岩木山いわきやま(やま)も哭なく　愚図ぐずる女おんなは　邪魔じゃまになる　行いく道みち信しんじて　ついてゆく　あんた　あんたと　夢ゆめを見みる　命いのち重かさねて　愛あいを尽つくして　津軽つがるのおんな　　東京とうきょう(よそ)の女おんなと　言いわせはしない　津軽つがるなまりも　しみついた　情なさけ無用むようの　吹雪ふぶきさえ　心しんの情熱じょうねつ(あかり)を　遮さえぎ(とざ)せない　あんた　あんたが　夢ゆめになる　命いのち重かさねて　笑顔えがお灯ともして　津軽つがるのおんな　　北きたへ流ながれて　温ぬくもり知しった　それは　二人ふたりの　めぐりあい　雪ゆきに埋うずもれた　つま先さきに　明日あした(あした)が必かならず　待まっている　あんた　あんたと　夢ゆめを行いく　命いのち重かさねて　私わたし死しぬまで　津軽つがるのおんな
じょんから女おんな節ぶし竹村たけむらこずえ	竹村たけむらこずえ	鈴木すずき紀代のりよ	西にしつよし	D.C.O	雪ゆきは下したから　舞まい上あがり　赤あかい裳裾もすそ(もすそ)に　まといつく　太棹ふとざお(ふとざお)三味線しゃみせん　女おんなの旅路たびじ　燃もえるくすぶる　はじける愚図ぐず(ぐず)る　離はなれられない　男おとこ(ひと)がいる　じょんからじょんから　わかって欲ほしい　　バチの乱みだれは　気きの乱みだれ　別わかれ言葉ことばは　言いわせない　深ふかみにはまった　女おんなの弱よわみ　男おとこごころは　風ふうより軽かるい　月つきにかくれて　されるまま　じょんからじょんから　哭(な)かせて欲ほしい　　鉛なまり色しょく(なまりいろ)した　空そらの色いろ　春はるは私わたしにゃ　遠とおすぎる　太棹ふとざおたたけば　糸いとさえ切きれる　憎にくいいとしい　せつない辛からし(つら)い　指ゆびにからまる　女おんな節ぶし　じょんからじょんから　あんたが欲ほしい
夕陽ゆうひしぼり坂ざか大石おおいしまどか	大石おおいしまどか	喜多きた條じょう忠ただし	西にしつよし	石倉いしくら重信しげのぶ	祭まつりの山車だし(だし)には　からくり人形にんぎょう　古ふるい街並まちなみ　有松ありまつ(ありまつ)は　夕陽ゆうひのしぼり坂ざか　鹿しか(か)の子こ　巻まき上あげ　柳やなぎのしぼり　わたしは胸むねの　涙なみだをしぼる　　ああ　にぎわいに　背中せなかを向むけて　まだあの人ひと　想おもってる　今いまも抜ぬけない　恋こいの括くく(くく)り糸いと　　出会であいも別わかれも　突然とつぜんでしたね　ほんのつかのま幸しあわせの　風ふうがすり抜ぬけた　時ときはあの日ひの　サヨナラすらも　いつしか淡あわい　思おもい出でにする　　ねぇ　さびしいね　男おとこと女おんな　なぜこころが　すれ違ちがう　好すきになるほど　なぜか傷きずつけて　　ねぇ　さびしいね　男おとこと女おんな　なぜこころが　すれ違ちがう　好すきになるほど　なぜか傷きずつけて
佐渡さどのわかれ唄うた竹村たけむらこずえ	竹村たけむらこずえ	久仁くに京介きょうすけ	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	雪ゆきがひとひら　落おちてくように　冷さめてゆきます　あなたの愛あいが　嘘うそなら嘘うそで　その嘘うそに　すがりつきたい　恋こいごころ　あんた　あんた　夕陽ゆうひがしずむ　女おんな泣なかせる　佐渡さどのわかれ唄うた　　季き節ぶしがわりは　冷ひやから燗かんに　さしつさされつ　過すごしたじゃない　夢ゆめなら夢ゆめで　その夢ゆめを　ずっと見みさせて　欲ほしかった　あんた　あんた　半年はんとしだけの　愛あいを迷まよわす　佐渡さどのわかれ唄うた　　軒のきに吊つるした　干ほし柿がきゆれて　未練みれんさそうか　こぼれる涙なみだ　明日あしたなら明日あしたで　その明日あしたを　待まてというなら　待まつものを　あんた　あんた　見送みおくる船ふねが　波なみに消きえてく　佐渡さどのわかれ唄うた
こずえのトラック野郎やろう竹村たけむらこずえ	竹村たけむらこずえ	久仁くに京介きょうすけ	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	親おやにもらった　女おんなの身みでも　好すきではまった　トラック野郎やろう　道みちはいくえに　曲まがっちゃいるけど　その先さきに　待まっているんだ　しあわせひとつ　無線むせんとびかう　満天まんてん　流ながれ星ぼし　　たまにやりあう　仲良なかよし喧嘩げんか　惚ほれているなら　はっきりしてよ　照てれて笑わらって　　こころの純情じゅんじょう　むきだしで　男おとこ一途いっとが　可愛かわいくみえる　明日あしたに向むかって　溌剌はつらつ(はつらつ)生いきている　　西にしで東ひがしで　迎むかえてくれる　行いけば仲間なかまの　トラック野郎やろう　こずえ唄うたえば　　手拍子てびょうし合あわせて　やすらいで　汗あせもなみだも　希望きぼうにかわる　走はしる轍わだち(わだち)に　きれいな花はなも咲さく
港みなとじゃんがら 帰かえり船せん松永まつながひとみ	松永まつながひとみ	ながいさつき	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	漁りょう(いさ)りの浜はまに　人影ひとかげ(かげ)は無なく　涙なみだまじりの　雨あめが降ふる　いわき七浦ななうら　じゃんがら謡うたい(うた)に　鉦かね(かね)と太鼓たいこも　泣ないて鳴なる　菊多浦きくたうら(きくたうら)から　塩屋しおやのさきに　あなたの船ふねは　いつ帰かえる　　港みなとの路地ろじに　消きえ残のこる　都忘みやこわすれの　花はなの色いろ　いわき七なな浜はま　新盆あらぼん(にいぼん)灯あかり　たすき浴衣ゆかたに　まただぶる　はるか沖おきから　わたしの許もとへ　あなたの船ふねは　まだ見みえぬ　　山やま背せ(やませ)の風ふうは　送おくり風ふう　未練みれんなお増ます　別わかれ風ふう　いわき七なな磯いそ(ななそ)の　この世よの岸きしに　つなぎとめたい　命いのちまで　久之浜ひさのはま(ひさのはま)から　塩屋しおやのさきに　あなたの船ふねは　いつ帰かえる
待まち雪ゆき草そう松永まつながひとみ	松永まつながひとみ	穐山あきやま定じょう文ぶん	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	雪ゆきの重おもさに　耐たえて咲さく　白しろく可憐かれんな　花はなが好すき　苦労くろうばかりの　身みの上うえに　ひとり枕まくらを　濡ぬらす夜よる(よ)は　凜と気高けだかき　母ははのよな　待まち雪ゆき草そう(まつゆきそう)が　目めに浮うかぶ　　春はるはそこまで　来きていると　そっとささやく　花はなが好すき　夢ゆめの一いち粒つぶ　温あつし(ぬく)めあい　きっと叶かなうと　笑わらう人ひと　恋こいと言げん(ゆ)うには　もどかしい　待まち雪ゆき草そうに　問といかける　　雪ゆきの化身けしんを　身みにまとい　明日あしたを信しんじる　花はなが好すき　ふるさとの駅えき　降おり立たって　風花かざばなの舞まい　見上みあげれば　なまり言葉ことばで　迎むかえてる　待まち雪ゆき草そうが　目めにしみる
女おんなの砂時計すなどけい清水しみず節子せつこ	清水しみず節子せつこ	紙かみ中ちゅう礼子あやこ	西にしつよし	伊戸いとのりお	冷つめたい指ゆびの　女おんなはよ　心こころぬくいと　抱だいた男おとこ(ひと)　そんなあんたの　淋さびしさを　あやし寝ねかせた　膝枕ひざまくら　さらさらと　堕おちて消ぎえた　女おんなの砂時計すなどけい　霧笛むてき泣ないて　出船しゅっせんどきだ　小しょう窓まどに真まっ赤かな　日ひが沈しずむ　　遊あそんであげた　お返かえしは　造花ぞうかみたいな　接吻せっぷん(くちづけ)か　惚ほれた男おとこの　旅たび支度じたく　楚々そそと手てを貸かし　見送みおくるよ　想おもい出では　持もってゆきな　女おんなの砂時計すなどけい　たかが恋こいさ　男おとこひとり　忘わすれりゃおしまい　泥どろの舟ふね　　しあわせなんか　夢ゆめに見みて　ガラに似合にあわず　待まちわびた　ずるいあんたが　護まもるのは　小鳥ことりみたいな　おなごかい　さらさらと　けずる生命せいめい(いのち)　女おんなの砂時計すなどけい　涙なみだ　波止場はとば　過去かこは未来みらい　悔くやんでおくれよ　残のこり月がつ
夕焼ゆうやけのブルース清水しみず節子せつこ	清水しみず節子せつこ	紙かみ中ちゅう礼子あやこ	西にしつよし	伊戸いとのりお	花はなに目移めうつり　してる間あいだに　心しんに育そだてた　水みずたまり　男おとこだったら　越こえねばならぬ　夢ゆめと阿呆あほうの　さかいめを　埋うめる夕日ゆうひの　コップ酒しゅ　　守まもるふりして　守まもられて　登のぼってきたのか　化粧けしょう坂ざか(けわいざか)　思おもい通どおりに　生いきてはゆけぬ　たった一いち度どの　人生じんせいを　しきりなおして　仰あおぐ月つき　　老おいてゆくには　早はやすぎる　わかったふりなど　したくない　帳尻ちょうじりあわせて　まとめるよりも　胸むねの不発ふはつの　一いち弾だん(ひとたま)を　燃もやしつくして　明日あした(あす)をゆく
夢ゆめのように 日ひは過すぎて瀬川せかわ瑛子えいこ	瀬川せかわ瑛子えいこ	幸田こうだりえ	西にしつよし	若草わかくさ恵めぐみ	風ふうが吹ふいて　木漏こもれ日びが　この肩かたを　あたためる　生いきることで　いっぱいだった　あの頃ころが　ふとよぎる　夢ゆめのように　日ひは過すぎて　あきらめた　恋こいがあり　巡めぐり逢あう　人ひともいたけど　ささやかに　穏おだやかに　暮くらせる今いまが　一番いちばんしあわせかしら…　　風ふうに揺ゆれる　野のの花はなが　愛いとしくて　佇たたずめば　この手てつなぐ　ちいさな手てから　しあわせが　込こみあげる　夢ゆめのように　日ひは過すぎて　振ふり向むけば　なつかしい　かなしみも　過すぎてしまえば　何処どこからか　もういない　やさしい母ははの　あの唄うたが　聞きこえてくるわ…　　夢ゆめのように　日ひは過すぎて　時ときまでも　やさしくて　もう一度いちどつなぐ　人生じんせい　あのひとが　いてくれて　安やすらぐ今いまが　一番いちばんしあわせかしら…
望郷ぼうきょう月夜づきよ北見きたみ恭子きょうこ	北見きたみ恭子きょうこ	菅かん麻貴子まきこ	西にしつよし	石倉いしくら重信しげのぶ	都会とかい暮くらしの　寂さびしさに　みちのく津軽つがるが　夢ゆめに出でる　昔むかしを語かたる　母かあさんの　あの声こえ恋こいしい　こんな夜よるは　夜空よぞら(そら)を見上みあげりゃ　まんまる月夜づきよ　今いまごろふる里さと　雪ゆきん中ちゅう　　お国訛くになまりの　北風きたかぜが　戻もどっておいでと　戸とを叩たたく　囲炉裏いろり火ひとろり　父とうさんは　達者たっしゃで酒さけなど　呑のんでるか　窓まどの下した行いく　列車れっしゃの屋根やねよ　故郷こきょう(こきょう)の匂においを　乗のせて来こい　　今日きょうをつなげば　明日あした(あす)になる　明日あした(あした)をつないで　生いきて行いく　路地ろじ裏通うらどおり　見上みあげれば　まっ赤あかに染そまった　なみだ月がつ　帰かえりたいけど　まだ帰かえれない　今いまじゃふる里さと　夢ゆめん中なか
あの日ひのまま大石おおいしまどか＆西にしつよし	大石おおいしまどか＆西にしつよし	友利ともり歩あゆみ未み	西にしつよし	石倉いしくら重信しげのぶ	さよなら　笑わらって言いわせて　最後さいごの最後さいごは　花はなを持もたせて　その笑顔えがおも　その涙なみだも　忘わすれはしない　言葉ことばじゃなくて　せめて今夜こんやは　あの日ひのまま　あなたを愛あいしたい　あの日ひのまま　消きえない想おもいが　寄よせては繰くり返かえす　甘あまくせつなく　　ありがとう　後悔こうかいしてない　最後さいごの最後さいごは　夢ゆめを見みさせて　此処ここらではない　二人ふたりだけの　ところへ行いこう　哀かなしみのない　どこか遠とおくへ　あの日ひのまま　すべてを脱ぬぎ捨すてて　あの日ひのまま　心しんをほどいて　夜明よあけがこの窓まどに　忍しのび込こむまで　　あの日ひのまま　あなたを愛あいしたい　あの日ひのまま　消きえない想おもいが　寄よせては繰くり返かえす　甘あまくせつなく
逆さかさ月がつ竹村たけむらこずえ	竹村たけむらこずえ	久仁くに京介きょうすけ	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	右みぎから回まわれば　しあわせなのに　左ひだり回まわりの　島しまめぐり　雄島おじま(おしま)伝説でんせつ　日本海にほんかい　泣ないて別わかれを　噛かみしめた　わるいひとゆえ　後ごをひく　水みずにまんまる　逆さかさ月がつ　　芦原あしはら(あわら)の生うまれで　いで湯ゆの育そだち　ひとりぼっちが　慣なれっこで　恋こいの伝説でんせつ　東尋坊とうじんぼう　心しんがわりも　恨うらめない　胸むねのみだれを　のぞき見みる　刃物はものみたいな　逆さかさ月がつ　　三味線しゃみせん道みちづれ　越前えちぜん瞽女ごぜ(えちぜんごぜ)が　寒さむさこらえて　弾ひき語がたり　つらい伝説でんせつ　雪ゆきの宿やど　恋こいにながれた　女おんな(ひと)もいた　切きれぬわたしの　この未練みれん　空そらをあおげば　逆さかさ月がつ
能登のとの海鳴うみなり竹村たけむらこずえ	竹村たけむらこずえ	久仁くに京介きょうすけ	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	秋あきが終おわれば　半年はんとしゃ冬ふゆよ　惚ほれたあんたを　遠とおざける　ゆする潮騒しおさい(しおさい)　眠ねむりを覚さまし　女おんな泣なかせて　風ふうが吹ふく　逢あいたいよ　逢あいたいよ　逢あいたいよ　能登のとの海鳴うみなり　うずく胸むね　　寝ねてか覚さめてか　今いまごろあんた　思おもいだしてか　忘わすれてか　たった三さん日にちの　恋路こいじが重おもく　女おんな一途いっとが　うとましい　逢あいたいよ　逢あいたいよ　逢あいたいよ　能登のとが吹雪ふぶけば　闇やみばかり　　うつらうつらの　夜よる(よ)の明あけ方がたに　抱だいてもらえた　夢ゆめをみた　枕まくらみだして　孤独こどく(ひとり)にたえる　女おんなかなしい　もがり笛ふえ　逢あいたいよ　逢あいたいよ　逢あいたいよ　能登のとの海鳴うみなり　いつ逢あえる
居酒屋いざかや「津軽つがる」大石おおいしまどか	大石おおいしまどか	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	涙なみだ買かいましょう　外そとは凍こお(しば)れる　人ひとの涙なみだが　雪ゆきになる　津軽つがるこぎんの　暖簾のれん(のれん)をくぐりゃ　酒さけの肴さかなは　この笑顔えがお　酔よいに来こい　辛つらいときゃ　酔よいに来こい　ここは雪国ゆきぐに　居酒屋いざかや「津軽つがる」　　愚痴ぐちも買かいましょう　吹雪ふぶき止やむまで　荒あれた心こころじゃ　明日あした(あす)がない　海うみが時化しけ(しけ)れば　女房にょうぼうも嘆(なげ)く　あんた　やり場ばが　なかろうに　泣なきに来こい　悲かなしけりゃ　泣なきに来こい　ここは雪国ゆきぐに　居酒屋いざかや「津軽つがる」　　釣銭つりせん(つり)は出だしません　全部ぜんぶ貰もらえ(もら)わにゃ　あんた　涙なみだを　持もち帰かえる　津軽つがる訛なまり(なま)りの　じょっぱり女おんな　今日きょうもあたしは　ここに居いる　酔よいに来こい　辛つらいときゃ　酔よいに来こい　ここは雪国ゆきぐに　居酒屋いざかや「津軽つがる」
能登のとしぐれ大石おおいしまどか	大石おおいしまどか	かず翼つばさ	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	すすり泣なくのは　霧笛むてきか鴎かもめ(とり)か　あなた失しつくした　女おんなの胸むねか　冬ふゆも間近まぢかい　季き節ぶしにひとり　恋こいのぬけがら　捨すてに来きた　海うみに未練みれんの　浪なみが立たつ　悲かなしみも雪ゆきまじり　能登のとしぐれ　　わざと自分じぶんを　いじめるように　傘かさもささずに　たたずむ岬みさき　二度にどとあなたに　戻もどれはしない　わたし浜辺はまべの　捨すて小舟おぶね　寄よせる運命うんめい(さだめ)に　凍こごえてる　涙なみださえ雪ゆきまじり　能登のとしぐれ　　一夜いちや(ひとよ)泊とまりの　情なさけの灯あかり　窓まどのしずくに　あなたが浮うかぶ　お酒さけ相手あいてに　聞きく潮騒しおさいは　ひとりぼっちの　子守こもり唄うた　夢ゆめに面影おもかげ　流ながれ着つく　さよならも雪ゆきまじり　能登のとしぐれ

曲名きょくめい	歌手かしゅ名めい	作詞さくし者しゃ名めい	作曲さっきょく者しゃ名めい	編曲へんきょく者しゃ名めい	歌うたい出だし
じょんからロック花園はなぞの直道なおみち	花園はなぞの直道なおみち	保ほ岡おか直樹なおき	西にしつよし	竜崎りゅうざき孝たかし路ろ	津軽つがる仕込しこみの　三味しゃみの音おと(ね)で　明日あした(あす)の扉とびらを　叩たたく夜よる　誰だれにもできない　この大だい勝負しょうぶ　汗あせとコブシで　咲さかすのさ　まちの嘆なげきが　聴きこえてくるよ　みんな飛とべない　孤独こどくのカラス　こんな時代じだい(とき)こそ　青空あおぞら節ぶしで　世よの中なかパッと　照てらしたい　あっぱれJAPAN　がんばれJAPAN　力ちからみなぎる　じょんからロック　　天てんにいで立たつ　富士ふじの山やま　これぞ希望きぼうの　道みちしるべ　六根ろっこん清浄せいじょう(ろっこんしょうじょう)　肩かたよせ合あって　のぼる朝日あさひに　エンヤコラ　ほどけかけてる　絆きずなの糸いとは　心こころひとつで　また結むすばれる　燃もえる桜さくらの　あの情熱じょうねつで　世界せかいを和わ(わ)っと　沸わかせたい　あっぱれJAPAN　ひっぱれJAPAN　今いまだ踏ふみ出だせ　じょんからロック　　こんな時代じだい(とき)こそ　青空あおぞら節ぶしで　夜明よあけの風かぜを　起おこしたい　あっぱれJAPAN　がんばれJAPAN　いのち躍おどるよ　じょんからロック
くれない月夜つきよ五十川いそがわゆき	五十川いそがわゆき	かず翼つばさ	西にしつよし	溝淵みぞぶち新一郎しんいちろう	女おんなが命いのちを　懸かけた恋こい　砕くだけ散ちっても　悔くいはない　行いけるとこまで　連つれてって　逢あえない夜よるには　炎ほのお(ひ)の酒さけよ　胸むねのうずきを　鎮しずめておくれ　愛あいする想おもいが　燃もえ上あがり　夜空よぞら(そら)を染そめてゆく　くれない月夜つきよ　　恋こいしちゃいけない　人ひとなんて　いいえこの世よに　居きょやしない　愛あいに罪つみなど　ないものを　こんなに切せつない　恋こいなんて　きっと一生いっしょう　何なん度どもないわ　焦こがれて涙なみだで　見上みあげれば　月つきもやせてゆく　くれない月夜つきよ　　いつかは終おわると　知しってても　それがさだめの　男おとこと女おんな　あなたに届とどけと　名なを呼よべば　たぎる恋心こいごころ　くれない月夜つきよ
プライド五十川いそがわゆき	五十川いそがわゆき	結木ゆうき瞳ひとみ	西にしつよし	溝淵みぞぶち新一郎しんいちろう	いたずらに孤独こどくを重かさね　今日きょうまで過すごして来きたんじゃない　命いのちをはぐくむ喜よろこび　この手てに感かんじながら生いきたい　移うつろう季き節ぶしに褪あせない　確たしかな絆きずなよ　プライドこれが最後さいごの　プライド譲ゆずれない愛あい　長ながい夜よるが明あけて　闇やみに光ひかりが差さす　その時ときめぐり逢あえる　　守まもりたいあなたがいれば　誰だれより私わたしは強つよくなれる　夢見ゆめみた温ぬくもり抱だきしめ　微笑ほほえみながら暮くらしてみたい　一人ひとりじゃ見みえない未来みらいが　必かならずあるはず　プライド他たの何なにより　プライド嘘うそのない愛あい　膝ひざを抱かかえながら　うつむいてた日々ひびに　さよならきっと言いえる　　プライドこれが最後さいごの　プライド譲ゆずれない愛あい　長ながい夜よるが明あけて　闇やみに光ひかりが差さす　その時ときめぐり逢あえる
月明つきあかり～いつかはきっと～西にしつよし	西にしつよし	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	隼はやぶさトシヒデ	道みちなき道みちを　行いくのが男おとこ　人生じんせいそんなに　楽らくじゃない　最終さいしゅう電車でんしゃに　身体しんたい(み)を沈しずめ　今日きょうもカタコト　揺ゆられて帰かえる　ホームタウン　　月明つきあかり　見上みあげたら　泣なけてきたけど　　大丈夫だいじょうぶ　大丈夫だいじょうぶ　自分じぶんにい聞いきかす　生いきる事ことは　辛つらいけれど　いつかは　きっと…　きっと　報むくい(むく)われるはずさ　　生いきるの死しぬの　口くちにはするな　一人ひとりで生うまれた　わけじゃない　夜空よぞらを突つきさす　北風きたかぜに　人ひとは時々ときどき　心しんの居場所いばしょ　見失みうしなう　　月明つきあかり　沁しみてくる　遠とおい故郷こきょう(ふるさと)　　頑張がんばれよ　頑張がんばれよ　親父おやじの声こえがする　窓まどに映うつる　見慣みなれた顔かお　いつかは　きっと…　きっと　幸しあわせに逢あえる　　頑張がんばれよ　頑張がんばれよ　親父おやじの声こえがする　波乱万丈はらんばんじょう　心こころ(むね)の傷きずも　いつかは　きっと…　きっと　報むくわれるはずさ
さよならなんて西にしつよし	西にしつよし	藤原ふじわら良りょう	西にしつよし	千代ちよ正行まさゆき	雨あめの並木なみき路ろ(なみき)で　泣ないている　子猫こねこのような　私わたしに　あなたの　愛情あいじょう(あい)が　嬉うれしくて　こころが　仕草しぐさが　愛いとしくて　　泣なきぬれて　抱だきしめる　思おもい出でと　夢ゆめの中なか　さよならなんて　さよならなんて　本気ほんきじゃないの　　風ふうに誘さそわれ　散ちってゆく　木この葉はのような　私わたしは　ひとりじゃ　何なにも　できないわ　今いまでも　あなたが　恋こいしくて　　冬ふゆ木立こだち(ふゆこだち)　見みるような　淋(さみ)しさに　涙なみだぐせ　さよならなんて　さよならなんて　本気ほんきじゃないの　　もう一度いちど　傍はた(そば)にきて　そばにきて　抱だきしめて　さよならなんて　さよならなんて　本気ほんきじゃないの
愛あいのくらしはまのまい	はまのまい	本橋もとはし夏なつ蘭らん	西にしつよし	西村にしむら幸みゆき輔	雨あめのしずくが　窓まどつたい　私わたしの頬ほおを　濡ぬらすの　終おわりはないと　信しんじてた　あなたと暮くらした　愛あいの日々ひび　ひとりきり　この部屋へやは　広ひろすぎて　眠ねむれない　嘘うそだといって夢ゆめだといって　会あいたいあなた　　羽はねをなくした　鳥とりのよに　今日きょうもベッドに　もたれる　名前なまえを呼よべば　いつだって　振ふり向むくあなたが　そばにいた　ありふれた　毎日まいにちが　愛あい(いと)しくて　恋こいしくて　嘘うそだといって夢ゆめだといって　会あいたいあなた　　もう一度いちど　そばにきて　この身体しんたい　抱だきしめて　嘘うそだといって夢ゆめだといって　会あいたいあなた
門付かどづけ兄妹きょうだい旅たび長山ながやま洋子ようこ	長山ながやま洋子ようこ	鈴木すずき紀代のりよ	西にしつよし	伊戸いとのりお	馬うまの背せのよな　峠とうげを越こえて　三味線しゃみせん門付かどづけ(かどづ)け　兄妹きょうだい(ふたり)旅たび　今日きょうも吹雪ふぶいて　空そら(か)ら唄うた続つづき　帰かえるふるさと　遠とおすぎる　米べいもなければ　寝ねる場所ばしょもない　ないない尽つき(づ)くしの　日暮ひぐれ道どう　　バチを持もつ手てが　しびれる疼(うず)く　ひもじさ堪こらえ(こら)えて　口説くぜつ(くどき)節ふし　泣なくな妹いもうとよ　涙なみだが凍こお(こお)る　ついて行いきます　兄にいさんに　地図ちずもなければ　行いくすべもない　兄妹きょうだい(ふたり)の絆きずなが　強つよくなる　　たたく太棹ふとざお(ふとざお)　おやじの形見かたみ(かたみ)　よされの唄うた声ごえ　母ははゆずり　親おやにもらった　命いのちの限かぎり　夢ゆめにはぐれず　生いきて行いく　あてもなければ　知しる人ひともない　まどろむ安宿やすやど(やすやど)　木賃宿きちんやど(きちんやど)
ひとときの恋こい尾鷲おわせ義人よしひと	尾鷲おわせ義人よしひと	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	溝淵みぞぶち新一郎しんいちろう	逢あわずにいれば　よかったけれど…　あなたがくれたピアス　今いまも耳みみに光ひかる　震ふるえる様ように　時間じかん(とき)を止とめ　見みつめ合あうたび　余計よけいにせつない　愛あいしてると言いわないで　誰だれかを傷きずつけるだけ　想おもい出でには帰かえれない　ひとときの恋こいは幻まぼろし　　女おんなの嘘うそと　男おとこの秘密ひみつ　ドラマは始はじまらない　胸むねの深ふかい場所ばしょに　眠ねむらせるだけ　タクシーを　拾ひろうあなたの　背中せなかは遠とおくて　愛あいしてると言いわないで　あなたも臆病おくびょうだから　こわれるほど溺おぼれても　ひとときの恋こいは幻まぼろし　　愛あいしてると言いわないで　誰だれかを傷きずつけるだけ　想おもい出でには帰かえれない　ひとときの恋こいは幻まぼろし
青春せいしゅん挽歌ばんか尾鷲おわせ義人よしひと	尾鷲おわせ義人よしひと	内藤ないとう綾子あやこ	西にしつよし	溝淵みぞぶち新一郎しんいちろう	曲まがりくねった　夜よるを走はしり抜ぬけて　あいつを振ふり切きり　町まちを出でた　今いまなら　痛いたみもわかるさ　苦にがい涙なみだも　覚おぼえてきたから　あんなふうに　我武者羅がむしゃら(がむしゃら)に　ずっと　生いきられたら…　青春せいしゅんは風ふうの中なか　人生じんせいの通とおり道みち　誰だれもが探さがす　幸しあわせと違ちがうけど　　未来みらい(あす)が見みえずに　苛立いらだち吐はき捨すてた　あの海うみの碧あお(あお)さ　忘わすれない　タバコの　煙けむりの向むこうに　ふと蘇よみがえる　懐なつかしい記憶きおく　不器用ぶきような　生いき方かたも　全すべて　夢ゆめのカケラ…　青春せいしゅんは風ふうの中なか　人生じんせいを振ふり返かえる　ほんの少すこしの　温ぬくもりに逢あえるから　　青春せいしゅんは風ふうの中なか　人生じんせいの通とおり道みち　誰だれもが探さがす　幸しあわせと違ちがうけど
恋こいするだるま浅田あさだあつこ	浅田あさだあつこ	保ほ岡おか直樹なおき	西にしつよし		赤あかい顔かおして　眼めをそらす　あなたは恋こいする　だるまさん　照てれてちゃ駄目だめよ　好すきなら好すきと　真まっすぐ眼めをみて　口説くどいてよ　にらめっこしましょ　男おとこと女おんな　惚ほれたら負まけよ　あっぷっぷ　　お酒さけ二に杯はいで　酔ようなんて　まだまだ子こどもね　可愛かわいいね　焦あせっちゃ駄目だめよ　出逢であったばかり　あなたを知しりたい　もう少すこし　にらめっこしましょ　あぶない夜更よふけ　惚ほれたら負まけよ　あっぷっぷ　　燃もえるくちびる　欲ほしいよと　お酒さけに呑のまれて　言いうあなた　誘さそっちゃ駄目だめよ　そんなに早はやく　遊あそびか本気ほんきか　わからない　にらめっこしましょ　かたむく心しん　惚ほれたら負まけよ　あっぷっぷ
娘むすめ馬子まご唄うた大石おおいしまどか	大石おおいしまどか	大石おおいしまどか	西にしつよし	石倉いしくら重信しげのぶ	いつでも湯舟ゆぶねに浮うかんでた　笑わらい声ごえと父ちちの馬子まご唄うた　百ひゃくのかわりに唄うたってくれた　優やさしい声こえが懐なつかしい　お父とうさん　お父とうさん　お酒さけは少すこしひかえめにしてね　あなたの歌声うたごえが　今いまでも私わたしの心しんです　　うしろ向むくから　未練みれんがのこる　のこりゃ涙なみだが　先さきにたつ　　黄色きいろい毛糸けいとで編あんでたね　せがむ私わたしに　ぼっこ手袋てぶくろ　母ははのぬくもり　ひざの上うえ　夢中むちゅうで見みてた　魔法まほうの手て　お母かあさん　お母かあさん　心配しんぱいばかりかけてごめんね　あなたの微笑ほほえみが　私わたしの大おおきな支ささえです　　お父とうさん　お母かあさん　雪ゆきの街まちから見守みまもっていてね　ありがと　ありがとう　私わたしはあなたの娘むすめです
ふるさとは茜色あかねいろさくらまや	さくらまや	いとう彩あや	西にしつよし	丸山まるやま雅仁まさひと	真まっ赤かな夕日ゆうひが　あと追おうように　きしむ線路せんろを　ついてきた　また帰かえる　夏なつになったら　また帰かえる　麦むぎの穂ほ実みのった　ふるさとに　胸むねを弾はずませ　何なん度ども手てを振ふった　　季き節ぶしが流ながれて　もうすぐ二に年ねん　夢ゆめを信しんじて　あと二に年ねん　また帰かえる　きっと笑わらって　また帰かえる　瞼まぶたに浮うかんだ　仲間なかまたち　走はしる自転車じてんしゃ　畦道あぜみち(あぜみち)そよぐ風ふう　　日暮ひぐれに歌うたった　夕焼ゆうやけ小しょう焼やけ　泣ないちゃいけない　この街まちで　また帰かえる　遠とおいあの道みち　また帰かえる　幾いくつになろうと　ふるさとは　今いまも揺ゆれてる　あの日ひの茜色あかねいろ
涙なみだのカフェテラス美咲みさき有里あり	美咲みさき有里あり	田島たじま隆夫たかお	西にしつよし	伊戸いとのりお	白しろいレースの　テーブルクロス　コーヒーカップ　ひとりぼっち　となりには　寄より添そうふたり　ひと月がつ前まえの　私わたしたちみたい　そよ風かぜが　肩かたに触ふれる　あの人ひとの指ゆびなら　いいのに　甘あまえたい　叶かなうものなら　涙なみだを忘わすれ　おもいきり　あの人ひとのいない　カフェテラス　もう一度いちど　愛あいされていたい　　ツインキャンドル　灯あかりが点ともる　想おもいに更ふける　あの頃ころの　待まちぼうけ　いつでもあなた　迎むかえてくれた　笑顔えがおを浮うかべて　サイフォンの　音おとが響ひびく　あの人ひとの声こえなら　いいのに　淋さびしくて　とても飲のめない　星空ほしぞらまでが　セピア色しょく　あの人ひとのいない　カフェテラス　もう一度いちど　語かたりあいたいの　　甘あまえたい　叶かなうものなら　涙なみだを忘わすれ　おもいきり　あの人ひとのいない　カフェテラス　もう一度いちど　愛あいされていたい
女じょじょんから二に人にん旅たび金沢かなざわ明子あきこ	金沢かなざわ明子あきこ	保ほ岡おか直樹なおき	西にしつよし	伊戸いとのりお	生うまれ変かわろう　変かわりたい　上野うえのは女おんなの　始発駅しはつえき　破やぶれた恋こいの　思おもい出でなんか　丸まるめて捨すてましょ　忘わすれましょ　元気げんきだそうよ　ラッセラー　ラッセラー　夏なつの津軽つがるが　恋こいの祭まつりが　呼よんでるわ　心しんに三味しゃみの音おと(ね)　響ひびかせて　みちのく　じょんから　二人ふたり旅たび　　ねぶた祭まつりに　燃もえる夜よる　男おとこと女おんなは　夢ゆめん中ちゅう　お綺麗きれいですね　姉妹しまい(きょうだい)　ですか　まぶしい跳とべ人じんに　誘さそわれた　いのち躍おどるよ　ラッセラー　ラッセラー　旅たびはゆきずり　恋こいは勢いきおい　遊あそぼうか　どっちが欲ほしいの　ねえ坊ぼうや　ほろ酔よい　じょんから　浮うかれ節ぶし　　旅たびはふしぎね　ラッセラー　ラッセラー　胸むねに希望きぼうが　生いきる勇気ゆうきが　湧わいてきた　人生じんせいまだまだ　これからよ　女おんな　じょんから　二人ふたり旅たび
女じょじょんから二に人にん旅たび金松かねまつペア	金松かねまつペア	保ほ岡おか直樹なおき	西にしつよし	伊戸いとのりお	生うまれ変かわろう　変かわりたい　上野うえのは女おんなの　始発駅しはつえき　破やぶれた恋こいの　思おもい出でなんか　丸まるめて捨すてましょ　忘わすれましょ　元気げんきだそうよ　ラッセラー　ラッセラー　夏なつの津軽つがるが　恋こいの祭まつりが　呼よんでるわ　心しんに三味しゃみの音おと(ね)　響ひびかせて　みちのく　じょんから　二人ふたり旅たび　　ねぶた祭まつりに　燃もえる夜よる　男おとこと女おんなは　夢ゆめん中ちゅう　お綺麗きれいですね　姉妹しまい(きょうだい)　ですか　まぶしい跳とべ人じんに　誘さそわれた　いのち躍おどるよ　ラッセラー　ラッセラー　旅たびはゆきずり　恋こいは勢いきおい　遊あそぼうか　どっちが欲ほしいの　ねえ坊ぼうや　ほろ酔よい　じょんから　浮うかれ節ぶし　　旅たびはふしぎね　ラッセラー　ラッセラー　胸むねに希望きぼうが　生いきる勇気ゆうきが　湧わいてきた　人生じんせいまだまだ　これからよ　女おんな　じょんから　二人ふたり旅たび
女じょじょんから二に人にん旅たび松村まつむら和子かずこ	松村まつむら和子かずこ	保ほ岡おか直樹なおき	西にしつよし	伊戸いとのりお	生うまれ変かわろう　変かわりたい　上野うえのは女おんなの　始発駅しはつえき　破やぶれた恋こいの　思おもい出でなんか　丸まるめて捨すてましょ　忘わすれましょ　元気げんきだそうよ　ラッセラー　ラッセラー　夏なつの津軽つがるが　恋こいの祭まつりが　呼よんでるわ　心しんに三味しゃみの音おと(ね)　響ひびかせて　みちのく　じょんから　二人ふたり旅たび　　ねぶた祭まつりに　燃もえる夜よる　男おとこと女おんなは　夢ゆめん中ちゅう　お綺麗きれいですね　姉妹しまい(きょうだい)　ですか　まぶしい跳とべ人じんに　誘さそわれた　いのち躍おどるよ　ラッセラー　ラッセラー　旅たびはゆきずり　恋こいは勢いきおい　遊あそぼうか　どっちが欲ほしいの　ねえ坊ぼうや　ほろ酔よい　じょんから　浮うかれ節ぶし　　旅たびはふしぎね　ラッセラー　ラッセラー　胸むねに希望きぼうが　生いきる勇気ゆうきが　湧わいてきた　人生じんせいまだまだ　これからよ　女おんな　じょんから　二人ふたり旅たび
ただ、会あいたい～母ははへ～西にしつよし	西にしつよし	にしかずみ	西にしつよし	伊戸いとのりお	私わたしは母親ははおや(あなた)のことを　恨うらんだりなどしてません　ただ、会あいたい　会あいたいだけなんです　三さん歳さいの記憶きおくは　デパートの屋上おくじょうでした　青空あおぞらが　とても眩まぶしいことだけ　憶おぼえています　麦むぎわら帽子ぼうしに　泪なみだを隠かくして　母親ははおやを　待まち続つづけた　あの夏なつが今年ことしも　やってきました　　あれから季き節ぶしは巡めぐり　振ふり返かえる事こと拒こばんだ日ひ　今いま、思おもえば　思おもえば懐なつかしい　同おなじ時間じかん(とき)　人生じんせい　挫くじけ(くじ)けない友達ともだちがいた　数々かずかずの出会であい　別わかれが　私わたしを育そだててくれた　もうすぐ私わたしに　子供こどもが生うまれる　母親ははおやに　伝つたえたい　あの夏なつに戻もどって　母親ははおやに会あいたい　　青空あおぞらが　とても眩まぶしいことだけ　憶おぼえています　麦むぎわら帽子ぼうしに　泪なみだを隠かくして　母親ははおやを　待まち続つづけた　あの夏なつが今年ことしも　やってきました　　あの夏なつが今年ことしも　やってきました
詫わびるように…ブルース西にしつよし	西にしつよし	紙かみ中ちゅう礼子あやこ	西にしつよし	伊戸いとのりお	ハーバーライトが　にじんだ街まちは　いつでも　想おもいださせた　おまえの　ぬくもり　なんもええこと　やれんかったのに　久ひさしぶりねと　駆かけ寄よる　詫わびるように…ブルース　時ときを戻もどし　つぐないたい　アホな俺おれや　ええんや　逢あえたそれだけで　もう十じゅう年ねん　がんばれる　ごちゃまぜの　この街まちで　　ごめんな　ごめんな　逢あえてよかった　しあわせ　つかんだのなら　大事だいじにしろよな　今いまさら　俺おれが　出でる幕まくはないと　わかってるけど　せやけど　詫わびるように…ブルース　もし　おまえが　酒さけの相手あいて　欲ほしくなったら　なんも　気きにせず　飲のもうや　おまえだけ　愛あいしてる　メチャクチャな　俺おれやけど　　若わかすぎたと言いえば　月並つきなみな　男おとこのい訳いわけになる　詫わびるように…ブルース　逢あえなくても　おまえだけが　生いきがいや　ええんや　約束やくそくだけでも　もう十じゅう年ねん　がんばれる　ごちゃまぜの　この街まちで
桜さくらの花はなびら五ご線せん紙しに平たいら浩二こうじ	平たいら浩二こうじ	鳥井とりい実みのる	西にしつよし		春はるの名残なごりの　淡雪あわゆきが　ひとつふたつと　絡からんで消きえた　君きみの　君きみの　黒髪くろかみに　　初恋はつこいの　届とどかぬ思おもいを　早咲はやざきの　桜さくらの花はなびら　散ちりばめて　愛あいの詩し(ことば)　五線ごせん紙しに　君くんに贈おくろう　愛あいの詩し(ことば)　五線ごせん紙しに　こころを込こめて　　風ふうに乱みだれた　黒髪くろかみに　絡からみついてた　薄うすき紅くれない桜さくら(うすべにざくら)　君きみの　君きみの　唇くちびるに　　初恋はつこいは　届とどかぬまぼろし　唇くちびるを　ふれ合あうことさえ　なかったね　愛あいの詩し(ことば)　五線ごせん紙しに　君くんに贈おくろう　愛あいの詩し(ことば)　五線ごせん紙しに　こころを込こめて　　初恋はつこいの　届とどかぬ思おもいを　早咲はやざきの　桜さくらの花はなびら　散ちりばめて　愛あいの詩し(ことば)　五線ごせん紙しに　君くんに贈おくろう　愛あいの詩し(ことば)　五線ごせん紙しに　こころを込こめて
はぐれ泣なき佳山かやま明生あきお	佳山かやま明生あきお	鈴木すずき紀代のりよ	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	風ふうもしばれる　吹雪ふぶきの夜よるに　暖簾のれん(のれん)しまって　一人ひとり酒しゅ　はぐれ泣なきする　浜千鳥はまちどり　いくら消けしても　まぶたに浮うかぶ　あんたにあんたに　逢あいたいよ　　ひとり尋ひろ(たず)ねて　はまなす港こう　いつか根ねづいた　北きたの町まち　遠とおく一声いっせい(ひとこえ)　哭(な)く霧笛むてき　船ふねが着つく度たび　噂うわさを乗のせて　行いく人ひと来くる人ひと　泊とまる人ひと　　たぐり寄よせたい　心しんの糸いとも　凍こおりつくよな　冬ふゆの海うみ　濡ぬれた翼つばさの　浜千鳥はまちどり　どこにいるのか　未練みれんでしょうか　涙なみだに涙なみだに　くもる月つき
花月かげつ亭てい中村なかむら美律子みつこ	中村なかむら美律子みつこ	もず唱平	西にしつよし	池多いけだ孝春たかはる	日ひのあるうちから　噺家はなしかつれて　芸げいの肥こえ(こ)やしにチントンシャン　船場ふなば(せんば)に背せを向むけ　笑わらいに懸かか(か)けた　あゝ花月かげつ亭てい　伸しん(の)るか反はん(そ)るかの　あんたの勝負しょうぶ　引ひき受うける　　この世よの苦くの種たね(たね)　涙なみだの種たねを　みんな一いち手てに引ひき受うけて　笑わらいで転ころがす　人情にんじょう車しゃ　あゝ花月かげつ亭てい　今いまじゃ連つれ合あい　この細腕ほそうでに　縒よ(より)かける　　芸げいの道みち　裏うらはしんどうても表ひょうは華はなやかに　見みせんとあかんて　よう云いうたはりましたなァ　わかってますがな　景気けいきよういきまっせ　あんた　あんじょう見みててや　　飯めしより芸事げいごと　好すきやというた　憎にくみきれない人ひとの夢ゆめ　咲さかせてあげます　浪花なにわの空そらに　あゝ花月かげつ亭てい　掛かける暖簾のれんは　商あきないごころ　誇ほこりです。
友情ゆうじょう(とも)山川やまかわ豊ゆたか	山川やまかわ豊ゆたか	たかたかし	西にしつよし		志こころざし(みち)の半なかばで　倒たおれたときは　お前まえが拾ひろえ　俺おれの骨ほね　男おとこ同志どうしが　飲のみほす盃さかずきに　熱あつい友情ゆうじょう(こころ)を　かよわせて　目もくと目めで契ちぎる　酒さけきずな　　俺おれもおまえも　故郷こきょうをはなれ　おふくろ泣なかす　罰ばちあたり　意地いじがあるから　男おとこの夢ゆめを追おい　走はしりつづけた　俺おれたちも　酒さけの苦にがさが　わかる年齢ねんれい(とし)　　一ひとつしかない　この世よの命いのち　きっちり明日あしたは　咲さかそうぜ　男心おとこごころが　男おとこに惚ほれぬいて　誓ちかうたがいの　胸むねのうち　仰あおぐ夜空よぞらに　二ふたつ星ぼし
望郷ぼうきょうひとり泣なき(大陸たいりく篇へん)長山ながやま洋子ようこ	長山ながやま洋子ようこ	鈴木すずき紀代のりよ	西にしつよし	伊戸いとのりお	諦あきらめ切きれない　人ひとなのか　諦あきらめたくない　夢ゆめなのか　昨夜さくや(ゆうべ)も泣ないて　今夜こんやも泣ないて　泣ないてわかった　よりどころ　巫みこ山さん(ウーシャン)　奉たてまつ節ふし(フォンチエ)　瞿塘峡かい(チュータンシア)　何なんで今いまさら　ふるさとが　涸(か)れた心しんに　しみて来くる　責せめ(せ)めてくれるな　望郷ぼうきょうひとり泣なき　　離はなれた心しんは　戻もどらない　離はなれた情なさけは　後ごを引ひく　酔よってもひとり　醒(さ)めてもひとり　ひとり見みるのは　古ふるい夢ゆめ　長江ながえ(チャンジャン)下くだりの　汽笛きてきさえ　聞きけばみじめに　なるばかり　捨すてたつもりの　はぐれどり　声こえを殺ころして　望郷ぼうきょうひとり泣なき　　巫みこ山さん(ウーシャン)　奉たてまつ節ふし(フォンチエ)　瞿塘峡かい(チュータンシア)　何なんで今いまさら　ふるさとが　涸(か)れた心しんに　しみて来くる　責せめ(せ)めてくれるな　望郷ぼうきょうひとり泣なき
北きたの絶唱ぜっしょう立たて樹きみか	立たて樹きみか	新しん條じょうカオル	西にしつよし	杉山すぎやま正明まさあき	風ふうが唸うなれば　津軽つがるが揺ゆれて　ちぎれ雪雲ゆきぐも　龍りゅうになる　惚ほれた女おんなの　情念じょうねん(おもい)を乗のせて　飛とんで行いきたい　あんたの胸むねに　凍こお(しば)れお岩木いわき　いのち絶唱ぜっしょう(うた)　　つらい恋こいほど　女おんなを磨みがく　口紅くちべに(べに)もきりりと　撥ばち(ばち)を持もつ　三味しゃみを叩たたいて　冬空ふゆぞら夜空よぞら　津軽つがるじょんから　あんたを呼よべば　はぐれ海猫うみねこ(ごめ)啼なく　日本海にほんかい　　吼ほえる地吹雪じふぶき…　あんたの苦労くろう　重かさね合あわせて　春はるを待まつ　何なにもいらない　惚とぼけの字じのままの　男おとこひとつで　帰かえって来きてよ　叫さけぶお岩木いわき　いのち絶唱ぜっしょう(うた)
望郷ぼうきょうひとり泣なき長山ながやま洋子ようこ	長山ながやま洋子ようこ	鈴木すずき紀代のりよ	西にしつよし	伊戸いとのりお	男おとこの運うんが　悪わるいのか　男おとこを見みる目めが　ないからか　昨夜さくや(ゆうべ)も泣ないて　今夜こんやも泣ないて　泣ないてわかった　よりどころ　金木かなぎ(かなぎ)　中里なかさと(なかさと)　五所川原ごしょがわら(ごしょがわら)　何なんで今いまさら　ふるさとが　涸(か)れた心しんに　しみて来くる　責せめ(せ)めてくれるな　望郷ぼうきょうひとり泣なき　　ちぎれた愛あいは　戻もどらない　ちぎれた絆きずな(きずな)は　ほころびる　酔よってもひとり　醒(さ)めてもひとり　ひとり見みるのは　古ふるい夢ゆめ　十じゅう三さん(とさ)の湊みなと(みなと)の　汽笛きてきさえ　聞きけばみじめに　なるばかり　捨すてたつもりの　はぐれ女おんな(どり)　よされよされと　望郷ぼうきょうひとり泣なき　　金木かなぎ(かなぎ)　中里なかさと(なかさと)　五所川原ごしょがわら(ごしょがわら)　何なんで今いまさら　ふるさとが　涸(か)れた心しんに　しみて来くる　責せめ(せ)めてくれるな　望郷ぼうきょうひとり泣なき
虹にじになる一葉いちよう	一葉いちよう	森田もりた由美ゆみ	西にしつよし		泣なきたいときに　笑わらっても　悔くやしい涙なみだ　丸まるめても　誰だれのものでもない　人生じんせい　待またせてる夢ゆめを　ふりむいて　　Dream again　自分じぶんをちゃんと信しんじて　One more chance　自分じぶんを抱だきしめてね　それが　また歩あるきだす　“はじめの一いち歩ほ”　雨あめは　ほら　虹にじになる　　心しんにふわり　問といかけて　あなたはあなた　そうでしょう？　誰だれかのために　つまずいて　壊こわれてた夢ゆめを　なおす今いま　　Dream again　大切たいせつな人ひとの未来みらい　One more chance　一緒いっしょに抱だきしめてね　ずっと　守まもりたいその　優やさしい笑顔えがお　背中せなかから　わかるでしょう　　Dream again　自分じぶんをちゃんと信しんじて　One more chance　自分じぶんを抱だきしめてね　それが　また歩あるきだす　“はじめの一いち歩ほ”　雨あめは　ほら　虹にじになる　　雨あめは　ほら　虹にじになる
穢けがれなき瞳ひとみ -I sing for you-門倉かどくら有希ゆき	門倉かどくら有希ゆき	友利ともり歩あゆみ未み	西にしつよし	笛吹うすい利明としあき	明日あした(あした)が見みえない　濁にごった毎日まいにち　見みあげた空そらには　星ほしさえなかった　　幼おさない頃ころから　あたしは知しってる　瞳ひとみ(ひとみ)　閉とじりゃ　見みえるものがあると　　踏ふみつけられ　叩たたかれても　痛いたみのぶんだけ　癒いやすように歌うたうよ　何処どこかであなたに　この歌うた届とどくと　思おもうだけで　強つよく生いきてゆける　　「かわいくないね」と言いわれて育そだった　今いまでも絶たえない　心しんの青あおあざ　　愛あいされないのは　自分じぶんのせいだと　つけた傷きずを風ふうに晒さらし(さら)してみた　　体からだがある　心しんがある　そう　あたしにだけ　創つくり出だせる夢ゆめがある　真赤まっかな涙なみだを流ながした後のちには　愛あいの歌うたを　そっと口くちずさむ　　踏ふみつけられ　叩たたかれても　痛いたみのぶんだけ　癒いやすように歌うたうよ　何処どこかであなたに　この歌うた届とどくと　思おもうだけで　強つよく生いきてゆける
蝉時雨せみしぐれ大石おおいしまどか	大石おおいしまどか	小野塚おのづか清一せいいち	西にしつよし	石倉いしくら重信しげのぶ	日傘ひがさ片手かたてに　汗あせ滲にじませて　大川おおかわ端はしから　夕陽ゆうひを拝おがむ　あなた好このみの　この帯締おびじめて　永代えいたい渡わたれば　心しんが騒さわぐ　別わかれてふた月つき　涙なみだも枯かれて　胸むねを引ひき裂さく　蝉時雨せみしぐれ　　拗すねて甘あまえた　私わたしの髪かみを　離はなしはしないと　優やさしく撫なでた　あれは去年きょねんの　水みずかけ祭まつり　も一度いちど木遣きやりを　聞きかせて欲ほしい　約束やくそく誓ちかった　八幡やはた様さまに　想おもい出でさせる　蝉時雨せみしぐれ　　未練みれん深川ふかがわ　堀割ほりわり伝づたい　粋いきな三味しゃみの音おと　愛いとしさ募つのる　夢ゆめであなたに　抱いだかれていても　醒さめれば儚はかない　孤独こどく(ひとり)が沁しみる　そんなに激はげしく　何故なぜ鳴なき止やまぬ　夏なつの名残なごりの　蝉時雨せみしぐれ
洋子ようこの…名残月なごりのつき長山ながやま洋子ようこ	長山ながやま洋子ようこ	鈴木すずき紀代のりよ	西にしつよし	伊戸いとのりお	日暮ひぐれて鳥とりは　巣すに帰かえり　瀬せを行いく魚さかなは　岩いわの蔭かげ　人ひとは人ひとゆえ　人ひとを恋こい　人ひとは人ひとゆえ　人ひとに泣なく　誰だれと語かたらん　秋あきの夜よる(よる)　旅寝たびね(たびね)の空そらに　名残月なごりのつき　　行方ゆくえも告つげず　吹ふく風ふうは　梢こずえ(こずえ)をふるわせ　遠とおざかる　花はなは花はなゆえ　花はなと咲さき　花はなは花はなゆえ　花はなと散ちる　紅べに(くれない)燃もえゆる　色香いろか(かんばせ)も　移うつろい行いくは　世よの運命うんめい(さだめ)　　行いく道みちはるか　山やまの端は(は)に　夜よふけて流ながれる　星ほしひとつ　夢ゆめは夢ゆめゆえ　夢ゆめを追おい　夢ゆめは夢ゆめゆえ　夢ゆめに酔よう　汲(く)めど尽つきせぬ　我わが想おもい　旅路たびじの果はてに　名残月なごりのつき
柳川やながわ慕情ぼじょう山川やまかわ豊ゆたか	山川やまかわ豊ゆたか	たかたかし	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	水みずの都とに　降ふる雨あめは　音おともたてずに　想おもい出でぬらす　人ひとの許ゆるさぬ　恋こいをして　つらい涙なみだで　別わかれた町まちは　あゝ　今日きょうも雨あめ　　これでいいのと　目めを伏ふせて　おれの背中せなかで　泣ないてた女おんな(ひと)よ　遊あそびなんかじゃ　なかったと　言いわずじまいの　言葉ことばが今いまも　あゝ　ほろ苦にがい　　きみを尋たずねて　ゆく町まちは　酒場さかば(みせ)の名前なまえも　噂うわさも消きえた　もしもふたたび　逢あえたなら　抱だいてやりたい　小ちいさな肩かたを　あゝ　この胸むねに
LOVE for TWO長山ながやま洋子ようこ・西にしつよし	長山ながやま洋子ようこ・西にしつよし	もりちよこ	西にしつよし	岩本いわもと正樹まさき	(女おんな)あなたの胸むねの鼓動こどうは なつかしい子守こもり歌か　(男おとこ)真夜中まよなかの寝息ねいきさえも 愛いとしくて 抱だきしめた　(男女だんじょ)LOVE for TWO　(女おんな)運命うんめいに誘さそわれて　(男おとこ)めぐり逢あい　(男女だんじょ)LOVE for TWO　(女おんな)一瞬いっしゅんにときめいて　(男おとこ)愛あいし合あい　(女おんな)しあわせが 今いまここに 生うまれてる　(男女だんじょ)LOVE for TWO　　(女おんな)こらえたはずの涙なみだが はらはらと 頬ほおつたう　(男おとこ)哀かなしみを背負しょわないで 二に人にんなら 分わけ合あえる　(男女だんじょ)LOVE for TWO　(女おんな)幾いく千せんの言葉ことばより　(男おとこ)ぬくもりを　(男女だんじょ)LOVE for TWO　(女おんな)煌きらめきのダイヤより　(男おとこ)ほほえみを　(女おんな)欲ほしいのは 何なによりも あなただけ　(男女だんじょ)LOVE for TWO　　(男女だんじょ)LOVE for TWO　(女おんな)運命うんめいに誘さそわれて　(男おとこ)めぐり逢あい　(男女だんじょ)LOVE for TWO　(女おんな)永遠えいえんに真実しんじつを　(男おとこ)知しるだろう　(女おんな)この愛あいは 二に人にんしか 歌うたえない　(男女だんじょ)LOVE for TWO
あばれ三味線しゃみせん石上いしがみ久美子くみこ	石上いしがみ久美子くみこ	鳥井とりい実みのる	西にしつよし	風早かざはや舞まい	義理ぎりの三味線しゃみせん情なさけの夜よる風ふう　からみつくのか三さんの糸いと　おんなだてらに太棹ふとざお(ふとざお)の　バチを叩はたけば三味しゃみが泣なく　北きたの夜空よぞらのあの星ほしはアアン　兄貴あにきの兄貴あにきのような奴やつ　　風ふうの尺八しゃくはち吹雪ふぶきが歌うたう　ヒュルリヒュルリと恋歌こいうたを　指ゆびにくい込こむ三さん筋すじ(みすじ)の糸いとに　涙なみだ流ながした日ひもあった　北きたの夜空よぞらのあの星ほしはアアン　兄貴あにきの兄貴あにきのような奴やつ　　あばれ三味線しゃみせん凍こお(しば)れる音色ねいろ(ねいろ)　聞きいていたのか北きたキツネ　待まてよ待まてて待まてて雪ゆき割わり(ゆきわ)りながら　顔かおを出だすんだ花はなつぼみ　北きたの夜空よぞらのあの星ほしはアアン　兄貴あにきの兄貴あにきのような奴やつ
演歌えんかみたいな人生じんせいだけど水沢みずさわ明美あけみ	水沢みずさわ明美あけみ	鳥井とりい実みのる	西にしつよし	南郷なんごう達也たつや	男おとこだまって　酒さけのむ夜よるは　なにも聞きくなと　云いうあんた　演歌えんかみたいな　人生じんせいだけど　ついて来くるかと　歌うたい出だす　　桜さくら咲さく頃ころ　待まち人びと来くるとヨー　宮みやのみくじも　ヨーホエー　吉よしと出でた　　浪花節なにわぶしだと　笑わらった奴やつに　解ほどけるもんかよ　義理ぎり人情にんじょう　演歌えんかみたいな　男おとこだけれど　いつか花はな咲さく　夢ゆめがある　　旅たびの疲つかれを　寄より添そいながら　羽根はねを休やすめる　渡わたり鳥どり　演歌えんかみたいな　ふたりだけれど　夢ゆめを積荷つみにに　舟ふねを出だす
さすらい夜曲やきょく長保ながほ有紀ゆき	長保ながほ有紀ゆき	水木みずきれいじ	西にしつよし	蔦つた将すすむ包つつみ	流ながれ流ながれて　この町まちで　送おくるこの世よの　春はるいくつ　酒さけよおまえに　聞きかそうか　さすらい男おとこの　旅たび唄うたを　　　硬派こうは一途いっとの　この俺おれが　惚ほれたあの子こは　他人たにん(ひと)の花はな　あとは言いうまい　語かたるまい　さすらい夜空よぞらが　雨あめになる　　質屋しちや(しち)に荷にをたし　苦労くろうした　親おやも故郷こきょう(こきょう)も　捨すてたのに　なんで今いまさら　夢ゆめに見みる　さすらい無情むじょうの　旅たびまくら　　人ひとの幸しあわせ　ふしあわせ　浴あびたうぶ湯ゆで　なぜ決きまる　若わかい身空みそらで　愚痴ぐちるなよ　さすらい者しゃにも　明日あしたがある　　こんな時代じだいの　道みちだから　俺おれはまっすぐ　決きめて行いく　ついて来くるなら　来くるもよし　さすらい夜曲やきょくを　みちづれに
じょんから女おんな節ぶし長山ながやま洋子ようこ	長山ながやま洋子ようこ	鈴木すずき紀代のりよ	西にしつよし	伊戸いとのりお	雪ゆきは下したから　舞まい上あがり　赤あかい裳裾もすそ(もすそ)に　まといつく　太棹ふとざお(ふとざお)三味線しゃみせん　女おんなの旅路たびじ　燃もえるくすぶる　はじける愚図ぐず(ぐず)る　離はなれられない　男おとこ(ひと)がいる　じょんからじょんから　わかって欲ほしい　　バチの乱みだれは　気きの乱みだれ　別わかれ言葉ことばは　言いわせない　深ふかみにはまった　女おんなの弱よわみ　男おとこごころは　風ふうより軽かるい　月つきにかくれて　されるまま　じょんからじょんから　哭(な)かせて欲ほしい　　鉛なまり色しょく(なまりいろ)した　空そらの色いろ　春はるは私わたしにゃ　遠とおすぎる　太棹ふとざお(ふとざお)たたけば　糸いとさえ切きれる　憎にくいいとしい　せつない辛からし(つら)い　指ゆびにからまる　女おんな節ぶし　じょんからじょんから　あんたが欲ほしい
青空あおぞら長山ながやま洋子ようこ	長山ながやま洋子ようこ	鈴木すずき紀代のりよ	西にしつよし		青あおい空そらが心しんに　消きえた時とき　出逢であったあなたが　光ひかりをくれた　飾かざり立たてた言葉ことばが　ないだけに　すべてを信しんじて　いられます　お茶ちゃする時ときも　旅たびする時ときも　いつでもどこでも　一緒いっしょ一緒いっしょ　開ひらいた　開ひらいた　何なんの花はなが　開ひらいた　恋こいの花はなが　開ひらいた　　青あおい空そらが心しんに　戻もどったら　笑顔えがおも私わたしに　戻もどって来きたわ　ありったけのこの愛あい　雲くもに乗のせ　あなたに届とどけて　いいですか　夢見ゆめみる時ときも　星座せいざ(ほし)見みる時ときも　あなたと私わたしは　一緒いっしょ一緒いっしょ　見みつけた　見みつけた　何なんの鳥とりを　見みつけた　青あおい鳥とりを　見みつけた　　お茶ちゃする時ときも　旅たびする時ときも　いつでもどこでも　一緒いっしょ一緒いっしょ　開ひらいた　開ひらいた　何なんの花はなが　開ひらいた　恋こいの花はなが　開ひらいた
白しろい着物きもの長山ながやま洋子ようこ	長山ながやま洋子ようこ	鈴木すずき紀代のりよ	西にしつよし		惚ほれて悩なやんで　乱みだれて泣ないて　ひとり来きました　北きたの旅たび　女おんなに生うまれて　よかったわ　命いのちを燃もやして　よかったわ　白しろい着物きものに　身みをつくろえば　雪ゆきがおいでおいでと　呼よんでいます　　つらいせつない　悲かなしい甘あまい　恋こいは涙なみだと　裏腹うらはら(うらはら)ね　あなたに出逢であえて　なかったら　愛あいしてもらえて　なかったら　生いきるよろこび　知しらないままで　今いまも笑わらいころげて　いるのでしょう　　山やまが瀬音せおと(せおと)が　吹雪ふぶきが風ふうが　紅べに(あか)い血ちまめの　足あしを奪だつ(と)る　このまま倒たおれて　しまっても　夢見ゆめみてこごえて　しまっても　白しろい着物きものの　私わたしを抱だいて　あなた熱あつい口くちづけ　くれるでしょう
愛あい長山ながやま洋子ようこ	長山ながやま洋子ようこ	鈴木すずき紀代のりよ	西にしつよし		愛あいと背中せなかに　なぞった指ゆびが　昨夜さくや(ゆうべ)の嘘うそを　伝つたえてる　肌はだが感かんじる　やさしさは　男おとこの罪つみの　裏返うらがえし　いっそつれない　つめたさで　今夜こんやは抱だいて　ほしかった　　あまりあなたが　いい男おとこ(ひと)すぎて　信しんじていても　不安ふあんなの　熱あついいとしい　くちびるが　かわいた胸むねに　火ひをつける　惚ほれた弱よわみの　倖せが　いつまで続つづく　はずもない　　夢ゆめを涙なみだを　女おんなの意地いじを　占うらなうような　夜よる(よる)の雨あめ　愛あいがあるから　燃もえるのか　燃もえれば愛あいと　言いえるのか　愛あいをはかりに　かけるより　死しんでもいいと　思おもいたい
花園はなぞのしぐれ長山ながやま洋子ようこ	長山ながやま洋子ようこ	鈴木すずき紀代のりよ	西にしつよし		想おもい残のこしと　飲のみ残のこし　イヤよ今夜こんやは　したくない　明日あした(あす)は遠とおくへ　行いくあなた　涙なみだは涙なみだは　バラ色ばらいろね　胸むねに降ふる降ふる　花園はなぞのしぐれ　　過去かこをたずねた　こともない　傷きずをいじくる　こともない　肩かたをやさしく　抱だきしめて　倖せ倖せ　くれたのね　ぬれてせつない　花園はなぞのしぐれ　　そっと咲さかせた　恋こいだもの　離はなれたくない　男おとこ(ひと)だもの　羽目はめをはずして　飲のむお酒さけ　未練みれんは未練みれんは　いじわるね　夜明よあけ間近まぢか(まぢか)の　花園はなぞのしぐれ
ふられの酒さけ三沢みさわあけみ	三沢みさわあけみ	鈴木すずき紀代のりよ	西にしつよし	伊戸いとのりお	あなたのすべてを 欲ほしがって　あなたの笑顔えがおを 失しつくしたの　あの時ときのあの時ときの 燃もえる想おもいを　抱だきしめて 抱だきしめて　今夜こんやは酔よわせて ふられの酒さけよ　　身体しんたいは遠とおくに 離はなれても　心しんは近ちかくに 感かんじます　この胸むねにこの胸むねに 涙なみだひとつぶ　忘わすれたり しないでよ　泣ないたら明日あしたも 見みえなくなるわ　　出逢であった夜更よふけも 雨あめでした　別わかれた夜明よあけも 雨あめでした　いつの日ひか いつの日ひか 想おもい出だしたら　倖せを 祈いのってね　今夜こんやも雨降あめふり ふられの酒さけよ
涙なみだのリバー一葉いちよう	一葉いちよう	相田あいだ毅あつし	西にしつよし		どうしてこんな日びに星ほしが見みえるんやろ　どうしてこんな日びに雨あめは降ふらへんの　　あんたが夢ゆめに呼よばれるように　いつかこの街まちを出でて行いくと　そんな予感よかんにおびえていたの　けれど聞ききたくはなかった　Cry Me a River　御堂筋みどうすじは車くるまのライト抱だきしめて　Cry Me a River　ひとすじに流ながれる川かわのようです　涙なみだでにじんでわたれない　　あんたにごめんと言いわれたことが　悲かなしいかったんと違ちがうよ　ついて来こいと言いわれんことが　ただただ情なさけなくて　Cry Me a River　御堂筋みどうすじは光ひかる並木なみきにいろどられ　Cry Me a River　哀かなしみをかくす川かわのようです　このまま何処どこへ流ながれたい　　どうしてこんな日びに星ほしが見みえるんやろ　どうしてこんな日びに雨あめは降ふらへんの　どうしてこんな日びに雨あめは降ふらへんの
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