いばらの灯々原由実 | 原由実 | ワラビサコ | 山口雄太 | 山口雄太 | 移ろう季節に 取り残されぬよう 時計の針に しがみついた 争いの業火は 影さえ焦がして 猩紅の海に すべて沈んだ いつの間にか 誰かが吹き消した 大切な灯を 忘れていた 抱きしめた いばらの宿命なら 穢れなど 恐れはしない 風のまま 彷徨う朧月夜に 指先は辿る 君の元へ 傘も差さずに 立ち尽くす君に 何の言葉も 渡せなくて 昨日の夢を 思い出すよりも 今日の痛みを 覚えていたい 歪みだした セカイの雲間から 一筋の陽が 照らしていた 宛ても無い この旅の果てには どんな花が 咲いているだろう 運命を 切り裂いていくこの手で いつの日か 君の頬を撫でよう 眠れぬ夜を 数える毎に 胸に宿した いばらの灯々 いばらの灯々 一縷の光 抱きしめた いばらの宿命なら 穢れなど 恐れはしない 宛ての無い この旅の果てには どんな花が 咲いているだろう 風のまま 彷徨う朧月夜に 指先は辿る 君の元へ |
HEART LETTER原由実 | 原由実 | ワラビサコ | 原由実 | 宮崎誠 | ノートの隅にふざけて描いた あの頃の小さな落書きが 今じゃこの心の真ん中で 大切な道しるべだね 歩けば歩く程めぐり逢う かけがえの無い人との日々を 写真の中の笑顔で綴る まだ旅の途中 空を渡るひこうき雲 あんな風にいられたなら もうきっと迷わない 自分が決めた道を 消えない言葉 あの優しさが いつも背中を押してくれた “間違えても やり直そう” 読み返す Heart Letter どんな時でも どんな場所でも ひとりなんかじゃないと知った 振り返れば ほらいくつも 重なる夢の影が インクのように 歩き疲れて 立ち止まる度 思い出すあの日の地平線は もう通り過ぎてると気づいて また旅の続き 空を焦がす夕陽のよに 夢で地図を塗りつぶして 誰にも壊せない 絆の糸辿った 逢いたい人に 逢えない夜は 見上げた流れ星のペンで “ありがとう”と“元気でね”を 宛ててるよ Heart Letter 本当はまだ 伝え切れてない 胸の奥の言葉があるよ 返事なんか いらないから 今はただこの声が 届いてほしい 空を渡るひこうき雲 あんな風にいられたなら もうきっと迷わない 自分が決めた道を 消えない言葉 あの優しさが いつも背中を押してくれた “間違えても やり直そう” 読み返す Heart Letter どんな時でも どんな場所でも ひとりなんかじゃないと知った 振り返れば ほらいくつも 重なる夢の影が インクのように |
Crossover原由実 | 原由実 | ワラビサコ | Johnny.k | Johnny.k | 夜の屋上は 切なさが軋む Lonely Lonely 眠らぬ都会で 永久の夢 散りばめたように Round and Round 煌めく もっと もっと 空の向こう この目にはまだ届かない 星があるのに そっと手を伸ばしても 掴めそうで こんなにも世界は指をすり抜ける アスファルトの花開く 夜明けを待って うごめいた予感を胸に刻もう 描いた未来のクロマ 自由自在に 現実を抜き去ってくCrossover 近づく明日に 月が怯えてる Maybe Maybe そんな気がした 目覚めない夢 見え隠れの日々 Hide and Seek もういいかい? きっと きっと 変わるはずと 立ち止まって 見つめる信号 青になるまで そっと目を凝らしても 映らない こんなにも世界はホワイトノイズで 混ざり合う交差点 まるで夜明けのように 揺らめいた陽炎を放つ砂漠よ 選んだ未来のクロマ 自問自答で 真実と溶け合ってくCrossover あぁ 見てたい夢さえ 無かったあの頃 戻れない? 戻らない? もう二度と戻りたくはない 今なら言える この都会で アスファルトの花開く 夜明けを待って うごめいた予感を胸に刻もう 描いた未来のクロマ 自由自在に 現実を抜き去って 混ざり合う交差点 まるで夜明けのように 揺らめいた陽炎を放つ砂漠よ 選んだ未来のクロマ 自問自答で 真実と溶け合ってくCrossover 現実を抜き去ってくCrossover |
風のオーケストラ原由実 | 原由実 | ワラビサコ | 宮崎誠 | | ぼんやり空を見てたら 風がささやいた 一斉に歌う鳥達 揺れる落葉樹 誰もまだ知らないままの 夢の花は 単調な日常の中 枯れないでいたよ いつだって 鳴らしてるよ 心のメロディー どこまでも遠く響かせて 風のオーケストラで モノクロの世界を彩る 生命(いのち)の音色が煌めいて 強く切ない調べ 聴いて 唯一無二の交響曲(シンフォニー) ぽっかり穴があいてた あの日の胸を 一瞬で埋め立てたのは 小さな夢だった いつからか五車線の道 迷いながら 歩くような速さだけれど 止まらずに来たよ 今だって 奏でてるよ 願いのハーモニー どこまでも高く響かせて 風のオーケストラで 虹色の世界を象る 光の音符が重なって 淡く儚い調べ 聴いて 春夏秋冬の奏鳴曲(ソナタ) 歌ってるよ 鳥達のように できるだけの想いを込めて 弱音ばかりの昨日はもう忘れて 現在(いま)を楽しもう いつだって 鳴らしてるよ 心のメロディー どこまでも遠く響かせて 風のオーケストラで モノクロの世界を彩る 生命(いのち)の音色が煌めいて 強く切ない調べ 聴いて 唯一無二の交響曲(シンフォニー) |