神野美伽王将一代・小春しぐれ(浪曲歌謡編) 歌詞

王将おうしょう一いち代だい・小春こはるしぐれ(浪曲ろうきょく歌謡かよう編へん)

神野かみの美伽みか

作詞さくし：吉岡よしおか治おさむ
作曲さっきょく：市川いちかわ昭あきら介かい
発売はつばい日び：2012/07/25
この曲きょくの表示ひょうじ回数かいすう：38,490回かい

紅あかい灯ひ青あおい灯ひ通天閣つうてんかくの、此処ここらは浪花なにわの天王寺てんのうじ。
女房にょうぼう子こどもを質入しちいれしても、将棋しょうぎさしたい阿呆あほうなやつ。
貧乏びんぼう手てづまり千日手せんにちて、それで惚ほれてついてゆく、小春こはる、三吉みよしの物語ものがたり…。

苦労くろうかぞえりゃ　八はち十じゅう一いちの
桝目ますめに風ふう吹ふく　路地ろじ裏長屋うらながや
いまは歩ふだって　いつかはと金きん
駒こまを握にぎれば　眸ひとみ(め)が生いきる
そんなあんたに　惚ほれてます

「小春こはる、ほんまに死しぬ気きやったんか？…
すまなんだ、わいはほんまに悪わるい亭主ていしゅやった。
大阪おおさかの素人しろうと名人めいじんやらおだてられてのぼせていたんや。
もう今日きょうから、一生いっしょう将棋しょうぎはささへん。
女房にょうぼう子こどもにひもじいめさすようなこと、
金輪際こんりんざいしやへんあんた、つろうおっしゃろ。
あれだけ好すきで好すきでたまらん将棋しょうぎをやめなはれ言いうんが無理むりや…
おさしやす、おさしやす、
かましまへんがな。そのかわり、そのかわり、
さすからには日本一にっぽんいちの将棋しょうぎさしになって欲ほしい…
小春こはる……わい、今日きょうから命いのちがけや！」

空そらを仰あおいだ三吉みよしの、背せに回まわってそっと拭ふく、
頬ほおの涙なみだかはた露ろか、小春こはるしぐれを誰だれが知しろ…。

女房にょうぼう子こどもを　泣なかせた罰ばっ(ばち)は
あの世よでわたしが　かわって受うける
さしてください　気きのすむように
将棋しょうぎ極道ごくどう　えやないの
そばに寄より添そう　駒こまがいる

時ときは流ながれて幾星霜いくせいそう　天下てんかに坂田さかたの名ながあがる…。

「小春こはる、わい勝かったで…すぐ大阪おおさかへ帰かえるさかい、
死しになや、死しになや、死しんだらあかんで、小春こはる！」

西にしの坂田さかたに　東ひがしの関根せきね
男おとこの命いのちを　茜あかねに燃もやす
たとえ負まけよと　日本一にっぽんいちの
あんたわたしの　王将おうしょうと
小春こはる三吉みつよし　めおと駒こま

この歌詞かしをマイ歌かネットに登録とうろく >
このアーティストをマイ歌かネットに登録とうろく >

ココでは、アナタのお気きに入いりの歌詞かしのフレーズを募集ぼしゅうしています。
下記かきの投稿とうこうフォームに必要ひつよう事項じこうを記入きにゅうの上うえ、アナタの「熱あつい想おもい」を添そえてドシドシ送おくって下ください。

推薦すいせん者しゃ：お名前なまえ（ペンネーム可か）必須ひっす
性別せいべつ：: 女性じょせい　男性だんせい任意にんい
年齢ねんれい：: 歳とし任意にんい
投稿とうこうフレーズ：必須ひっす
曲名きょくめい：必須ひっす
歌手かしゅ名めい：必須ひっす
コメント：必須ひっす
歌うたネットに一言ひとことあれば：任意にんい: ※歌詞かし間違まちがいのご指摘してき、歌うたネットへのご要望ようぼう、
その他た返信へんしん希望きぼうのお問とい合あわせなどは
コチラからどうぞ。→ 問とい合あわせフォーム