ハードッコイ ドッコイ ドッコイナ ドッコイ ドッコイ ドッコイナ
上 州 自慢 は 数々 あれど(ハッ)
江戸 の昔 の お話 ですが(ヨッ)
ちょいと気 になる 塩原 太助 (ハッ)
どんな人 なの 塩原 太助
上 州 沼田 下新田 の豪農 に育 ち 幼 ない頃 から
愛馬 のアオと 暮 らしてきた太助 は
武士 を志 すも 父母 に許 してはもらえず
江戸 をめざして 家 を出 る事 を決意 しました
野良 着 (のらぎ) 一 枚 素足 に わらじ
こころ残 りは アオとの 別 れ
村 の はずれの 一本 松 に
つなぐ つなぐたづなに また涙
無一文 の太助 は やっとのおもいで 榛名山 (はるなさん)の
ふもと山本 坊 に たどり着 きました
そこで住職 さんに訳 を話 し わずかばかりの
お金 を借 してもらいました
和尚 さん ありがとうございました
これで江戸 へ行 けます ご恩 は一生 わすれません
おー太助 たっしゃでな
太助 十 九 才 の 旅立 ちでした
夢 は うらはら 身投 げを 覚悟
橋 に たたずむ 背中 に 夜 風
捨 てる 神 ありゃ 救 いの 神 も
それは それは炭 商 山口 屋
山口 屋 善 右 衛門 は 命 の恩人 太助 は懸命 に働 いて
貯 めた お給金 で湯島 無縁 坂 の改修 をしたり
世 の為 人 の為 に尽 くす やさしさのこもった
仕事 ぶりを 二 十 年 あまり続 け
そして独立 を いたしました
雪 の 降 る日 も 嵐 の 日 でも
俵 かついだ 太助 に 朝日
故郷 (くに)を 出 てから 幾年 (いくとせ) 過 ぎた
炭屋 炭屋 塩原 花 ざかり
ハー ドッコイ ドッコイ ドッコイナ
苦労 苦 の字 は 苦楽 の苦 の字 (ハッ)
苦 の字 なければ 楽 にはなれぬ(ヨッ)
太助 苦楽 の お話 でした(ハッ)
わたしゃ太助 に あやかりたいよ
ちょいと
どんな
こころ
つなぐ つなぐたづなに また
ふもと
そこで
お
これで
おー
それは それは
そして
ハー ドッコイ ドッコイ ドッコイナ
わたしゃ
ココでは、アナタのお
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