一般いっぱん的てきな材料ざいりょう ・醤油じょうゆ　  ・味噌みそ　　  ・砂糖さとう　　  ・ごま油あぶら　  ・粉こなとうがらし

「コチュジャン」とは？

韓国かんこく独特どくとくの調味ちょうみ料りょうで、韓国かんこくに唐辛子とうがらしが伝来でんらいした１７世紀せいき以降いこうに作つくられ始はじめました。今いまや韓国かんこく料理りょうりには欠かかせない物ものです。韓国かんこくでは、味噌みそや醤油じょうゆは市販しはん品ひんを使つかっていても、コチュジャンだけはほとんど家庭かていで作つくられています。「コチュジャンにカビが生はえると不吉ふきつなことが起おこる」と言いわれるほどコチュジャン作づくりやその保存ほぞんには気きを使つかいます。
コチュジャンにはもち米べい粉こ、粉こな唐辛子とうがらし、麦芽ばくが粉こ、麩ふすまを材料ざいりょうとし塩しおで味あじを調ととのえ、発酵はっこうさせて作つくります。もち米べい粉こでなく、米べい粉こや小麦粉こむぎこなどでも作つくられますが、もち米べい粉こを使つかったものがもっとも味あじが良よく高級こうきゅうとされています。
鍋なべ、煮物にもの、和あえ物ものなどに頻繁ひんぱんに使つかい、旨うまみとコクを出だします。また、フェ(刺身さしみ)の付つけだれに使つかったり、ビビンバや炊たき込こみご飯はんに少量しょうりょう入いれて食たべたりします。
市販しはんの麩ふすま味噌みそと粉こな唐辛子とうがらしを使つかってもコチュジャンを作つくることが出来できますが、風味ふうみは劣おとります。簡単かんたんにできるのでコチュジャンが手てに入はいらない場合ばあいの代だい用品ようひんです。