一般いっぱん的てきな材料ざいりょう ・豚ぶたバラ肉にく  ・野菜やさい｛ながねぎ・エゴマ・サンチュ・とうがらし・青せいとうがらし・おろしにんにくかにんにく｝  ・たれ１｛塩しお・コショウ・ごま油あぶら｝  ・たれ２｛味噌みそ・コチュジャン｝

「サムギョプサル」とは？

韓国かんこくの焼やき肉にく料理りょうりの中なかで最もっともメジャーな大衆たいしゅう的てき料理りょうりです。美容びよう食しょくとして女性じょせいにも人気にんきがあり豚肉ぶたにくのコラーゲンと生野いくの菜さいを一いち度どに取とれるので健康けんこうにも良よいと人気にんきがあります。

サムギョプサルとは、味付あじつけしていない豚ぶたの三さん枚まい肉にくを厚あつめにスライスし、鉄板てっぱん上じょうで表面ひょうめんがカリッとなる程度ていどに焼やきます。特徴とくちょうは、斜ななめになっている専用せんようの鉄板てっぱんで焼やくことです。
ジンギスカン鍋じんぎすかんなべのように中央ちゅうおうが盛もり上あがっているタイプのものもありますが、これは余分よぶんな脂身あぶらみを落おとすためです。焼やけたお肉にくは、岩塩がんえんを溶といたごま油あぶらにつけたり、青あお唐辛子とうがらしのスライスやネギの和あえ物もの、生なまもしくは一緒いっしょに鉄板てっぱん上じょうで焼やいたニンニク、少量しょうりょうのサムジャン（味付あじつけ味噌みそ）や白しろ飯めしなどと一緒いっしょにサンチュやエゴマの葉はなどに巻まいて食たべます。各自かくじで自由じゆうにアレンジできるようにするため、サムギョプサル以外いがいにも、食卓しょくたく上じょうに調味ちょうみ料りょうや葉菜類ようさいるいを用意よういするのも定番ていばんです。
それまで大衆たいしゅう的てきな焼肉やきにくだったサムギョプサルでしたが、10年ねん前まえあたりからワインに漬つけ込こんだ「ワインサムギョプサル」や各種かくしゅハーブを使つかって香かおり付づけをした「ハーブサムギョプサル」が、江南こうなんなどソウルの人気にんきスポットに登場とうじょうしたファッショナブルな店みせで、提供ていきょうされるようになると、新あらたなイメージで若者わかものを中心ちゅうしんに人気にんきを拡大かくだいすることになりました。このような新あたらしいスタイルのサムギョプサルの登場とうじょうにより、スタンダードなサムギョプサルにも、肉にく塊かたまりから焼やき始はじめてスライスしたり、キムチを同時どうじに焼やいたりすることが定番ていばんになりつつあるなど、変化へんかが生しょうじてきています。

外食がいしょく産業さんぎょうでは新規しんき参入さんにゅうした店みせが差別さべつ化かのために新あたらしいサムギョプサルを開発かいはつすることから多様たよう化かが進すすみ、最近さいきんでは、ワインサムギョプサル、ハーブサムギョプサルの他ほか、緑茶りょくちゃサムギョプサル、コチュジャンサムギョプサル、トックサムギョプサル、チーズサムギョプサル以下いかのようなものが登場とうじょうしています。これらのほとんどは新大久保しんおおくぼで実際じっさいに食たべることが出来できます。