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第45期棋聖戦七番勝負第3局:読売新聞

井山いやまひろしふとし棋聖きせい vs.河野こうのきゅうだん 絶景ぜっけい長崎ながさき火花ひばな

だい45棋聖きせいせんななばん勝負しょうぶだいきょく

読売新聞オンライン
制作せいさく著作ちょさく 読売新聞よみうりしんぶん

 だい45棋聖きせいせんななばん勝負しょうぶ読売新聞社よみうりしんぶんしゃ主催しゅさい)のだいきょくが5、6にち長崎ながさきけん西海さいかいのオリーブベイホテルであった。連勝れんしょう発進はっしんした井山いやまひろしふとし棋聖きせい(31)は、ここでてば一気いっき王手おうて挑戦ちょうせんしゃ河野こうのきゅうだん(40)としては、どうしても1しょうかえしたい対局たいきょくだ。たして、貴重きちょう白星しろぼしにしたのは――。

対局たいきょく前日ぜんじつ

井山いやま棋聖きせいがホテルに到着とうちゃく

ガラスのこうに、到着とうちゃくした河野こうのきゅうだんえる

会場かいじょうのオリーブベイホテルは、海辺うみべにある

検分けんぶんのため、両者りょうしゃ対局たいきょくしつはいった

立会たちあいじんらの見守みまもなかで、両者りょうしゃ碁石ごいしばんたしかめた

もうさくらはじめている

初日しょにち

開始かいしまえ井山いやま棋聖きせい碁盤ごばん丁寧ていねいいた

河野こうのきゅうだんくろ先手せんて)。対局たいきょくはじまった

ネクタイにをやる河野こうのきゅうだん

マスクをずらす井山いやま棋聖きせい

ものくちにする2人ふたり

対局たいきょくちゅう河野こうのきゅうだんがみせたしぐさ。座布団ざぶとん位置いちなおしたり(ひだり)、おちゃをそそいだり

気迫きはくをにじませる河野こうのきゅうだん

井山いやま棋聖きせいいた表情ひょうじょう

ジャケットを羽織はお井山いやま棋聖きせい

初日しょにち昼食ちゅうしょくは、両者りょうしゃともすしをべた

休憩きゅうけい対局たいきょくしつかう井山いやま棋聖きせい

河野こうのきゅうだんも、対局たいきょくしつすすめる

再開さいかい直前ちょくぜん2人ふたり表情ひょうじょう

両者りょうしゃとも、ひざうえんで対局たいきょく再開さいかいった。ひだり井山いやま棋聖きせいみぎ河野こうのきゅうだん

扇子せんすあたまをかく河野こうのきゅうだん

初日しょにち午後ごごのおやつ。ひだり井山いやま棋聖きせいの「フルーツわせ」で、みぎ河野こうのきゅうだんの「ぶくすなカステラ」

棋譜きふをチェックし、記録きろくがかりかえ井山いやま棋聖きせい

かんが2人ふたり

井山いやま棋聖きせいふう(56)のはいった封筒ふうとう立会たちあいじんわたし、初日しょにちえた

にち

立会たちあいじん山田やまだただしさんせいきゅうだんが、ふう開封かいふうする

対局たいきょく再開さいかい井山いやま棋聖きせいふう河野こうのきゅうだんつめる

眼鏡めがねはずし、目頭めがしらさえる井山いやま棋聖きせい

がくてる河野こうのきゅうだん

盤面ばんめん検討けんとうする(ひだりから)山田やまだただしさんせいきゅうだん大橋おおはししげるななだん瀬戸せと大樹だいきはちだん

にち昼食ちゅうしょくは、井山いやま棋聖きせいが「ちゃんぽん」(ひだり)、河野こうのきゅうだんが「五島ごしまうどん」

盤面ばんめんつめるりょう棋士きしはなせない展開てんかいつづ

にち午後ごごのおやつ。井山いやま棋聖きせいは「ぶくすなカステラ」(ひだり)、河野こうのきゅうだんは「フルーツわせ」

終盤しゅうばんかんが河野こうのきゅうだん

投了とうりょうする河野こうのきゅうだんひだり)と一礼いちれいする井山いやま棋聖きせい井山いやま棋聖きせいが3連勝れんしょうで、棋聖きせいせん史上しじょうはつの9連覇れんぱ王手おうてをかけた

つぎきょくで9連覇れんぱ偉業いぎょう達成たっせいなるか、挑戦ちょうせんしゃ意地いじせるのか――

撮影さつえい若杉わかすぎ和希かずき読売新聞よみうりしんぶん写真しゃしん
編集へんしゅう読売新聞よみうりしんぶん配信はいしん
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