WBC１次ラウンド　ヌートバー、走攻守に活躍：読売新聞

WBC１次じラウンド

ヌートバー、走はし攻守こうしゅに活躍かつやく

制作せいさく・著作ちょさく　読売新聞よみうりしんぶん

　「２０２３ワールド・ベースボール・クラシック」（ＷＢＣ）に日系にっけい大だいリーガーとして初はじめて代表だいひょう入いりした外野がいや手しゅラーズ・ヌートバー選手せんしゅ（２５）（米べいカージナルス）が走はし・攻おさむ・守まもりで活躍かつやくしている。開幕かいまく前まえは日本にっぽんでは無名むめいに近ちかい選手せんしゅだったが、豊ゆたかな表情ひょうじょうと得意とくいの「ペッパーミルパフォーマンス」で日本にっぽんのファンの心しんを鷲わしづかみにした。（2023年ねん3月がつ15日にち公開こうかい）

侍さむらい初はつの日系にっけい人じんメジャーリーガー背番号せばんごう23 ラーズ・ヌートバー外野がいや手しゅ右みぎ投とう左ひだり打だ 1997年ねん9月がつ8日にち生うまれ（25歳さい）身長しんちょう：191cm 体重たいじゅう：95kg 経歴けいれき：南みなみカリフォルニア大かりふぉるにあだい、カージナルス寸評すんぴょう：父ちちは米国べいこく人じん、母ははが日本人にっぽんじん。カリフォルニア州しゅう出身しゅっしん。大会たいかい規定きていにより日本にっぽん代表だいひょうの資格しかくがある。カージナルスで２０２１年ねんにメジャーデビュー。俊足しゅんそくで広ひろい守備しゅび範囲はんいと強肩きょうけんが特長とくちょう。メジャー２年ねん目めの２０２２年ねんは１０８試合しあいに出場しゅつじょうして打率だりつ２割わり２分ふん８厘りん、１４本塁打ほんるいだ、４０打点だてん。チームでは主おもに右翼うよくを守まもり、２０試合しあいで１番ばんを打うった。左ひだり投手とうしゅを苦くにせず、後半こうはん戦せんに好成績こうせいせきを残のこしており、２０２３年ねん以降いこうの飛躍ひやくが期待きたいされている。ミドルネームは「タツジ」。

ヌートバー選手せんしゅと写真しゃしんに収おさまる久美子くみこさん（久美子くみこさん提供ていきょう）

侍さむらいジャパン対たい中国ちゅうごく（3月がつ9日にち）

試合しあい前まえ、村上むらかみ（右みぎ）に声こえをかけるヌートバー

ベンチを出でるヌートバー

試合しあい前まえ、整列せいれつするヌートバー（左ひだりから３人にん目め）ら

１回かい無死むし、ヌートバーが安打あんだを放はなつ

１回かい、安打あんだを放はなち、「ペッパーミル」パフォーマンスを見みせる

１回かい無死むし満塁まんるい、村上むらかみの押おし出だし四球しきゅうで生還せいかんし、ベンチ前まえで笑顔えがおを見みせる３塁るい走者そうしゃ・ヌートバー

３回かい、外野がいやへのフライを好捕こうほするヌートバー

侍さむらいジャパン対たい韓国かんこく（3月がつ10日とおか）

試合しあい前まえに円陣えんじんを組くみ、選手せんしゅらに声こえをかけるヌートバー（中央ちゅうおう）

国歌こっか斉唱せいしょうするヌートバー（奥おく中央ちゅうおう）

試合しあい前まえに整列せいれつするヌートバー（右みぎから２人ふたり目め）ら

３回かい無死むし１、２塁るい、ヌートバーが適時てきじ打だを放はなつ

走塁そうるいするヌートバー

適時てきじ打だを放はなち喜よろこぶヌートバー

雄叫おたけびを上あげるヌートバー

５回かい１死し１塁るい、韓国かんこく・金きむ河かわ成なりの打球だきゅうに飛とびつき好捕こうほしたヌートバー

韓国かんこくに大勝たいしょうし、インタビューで笑顔えがおを見みせるヌートバー（奥おく）

お立たち台だいで「ニッポンダイスキ、ミンナアリガトー」と日本語にほんごで叫さけぶヌートバー

侍さむらいジャパン対たいチェコ（3月がつ11日にち）

３回かい２死し２塁るい、山田やまだの適時てきじ打だで生還せいかんした２塁るい走者そうしゃ・吉田よしだ（右みぎ）を迎むかえるヌートバー（中央ちゅうおう）

４回かい１死し２塁るい、適時てきじ打だを放はなつヌートバー

４回かい１死し２塁るい、適時てきじ打だを放はなち、送球そうきゅうの間あいだに２塁るいに向むかう

４回かい１死し２塁るい、適時てきじ打だを放はなち、送球そうきゅうの間あいだに２塁るいに進すすんだヌートバー（右みぎ）

４回かい、適時てきじ打だを放はなち、「ペッパーミル」パフォーマンスを見みせる

侍さむらいジャパン対たい豪州ごうしゅう（3月がつ12日にち）

１回かい無死むし１、２塁るい、先制せんせい３すりーランを放はなった大谷おおや（右みぎ）を迎むかえる２塁るい走者そうしゃ・ヌートバー（左ひだり奥おく）

２回かい１死し３塁るい、ヌートバーが適時てきじ打だを放はなつ

２回かい１死し３塁るい、適時てきじ打だを放はなち、１塁るいへ向むかう際さいに「ペッパーミル」パフォーマンスをするヌートバー

２回かい１死し１塁るい、２盗とうを決きめるヌートバー

２回かいの守備しゅびにつく際さい、スタンドに向むかって帽子ぼうしをとってお辞儀じぎをするヌートバー

豪州ごうしゅうに勝利しょうりし、ハイタッチして喜よろこぶヌートバー（中央ちゅうおう）ら

豪州ごうしゅうとの試合しあい後ご、記念きねん撮影さつえいに臨のぞむ選手せんしゅたち。最さい後列こうれつ右みぎ端はしがヌートバー

遊あそびに来くる度たび「帰かえりたくない」と泣ないたヌートバー、祖父そふ「野球やきゅうで日米にちべいの絆きずな深ふかめて」

【撮影さつえい】読売新聞よみうりしんぶん写真しゃしん部ぶ

Copyright (C) The Yomiuri Shimbun.

WBC１次じラウンド ヌートバー、走はし攻守こうしゅに活躍かつやく

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ヌートバー、走はし攻守こうしゅに活躍かつやく

WBC１次じラウンド　ヌートバー、走はし攻守こうしゅに活躍かつやく