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引退後はおだやかに  元競走馬の余生 : 読売新聞

引退いんたいはおだやかに もと競走きょうそう余生よせい

能登半島のとはんとう先端せんたん石川いしかわけん珠洲すずに、引退いんたいじょううしなった競走きょうそうたちがゆったりとごす牧場ぼくじょうがある。
かおをなでられ、おとなしくじたのは、4ねんまえまで中央ちゅうおう競馬けいばていたうまだ。
引退いんたい乗用じょうようへの転向てんこうこころみたものの、かえすけがのいたみで乗用じょうようになれず、この牧場ぼくじょう余生よせいおく
写真しゃしんぶん 池谷いけがや美帆みほ
国内こくないでは年間ねんかんやく7500とうのサラブレッドが生産せいさんされる。おおくが競走きょうそうとなるが、好成績こうせいせきげるなどして引退いんたい繁殖はんしょくようまわうますくない。
乗用じょうようとなる場合ばあいもあるが、「処分しょぶんされるケースもおおい」とかくきょさんははな
うまにお世話せわになった人間にんげんとして恩返おんがえしがしたいと、調教ちょうきょう時代じだいから引退いんたい支援しえんんできた。
乗用じょうよう転向てんこうするうまえ、手応てごたえをかんじつつあったころ乗馬じょうばクラブから「このうまさきないかな……」と相談そうだんされた。
乗馬じょうばかいからもされたうまが、処分しょぶんにまわっている」。そういったうまが、自然しぜんゆたかな環境かんきょう余生よせいおくれるつくみをはじめた
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