趙ちょう佶ただし

宋そう徽宗趙ちょう佶ただし（1082年ねん—1135年ねん）係がかり北きた宋そう第だい八はち位い皇帝こうてい。

簡介

宋そう徽宗趙ちょう佶ただし係がかり宋そう神かみ宗はじめ第だい十じゅう一いち個こ仔こ，阿媽あま係がかり欽慈皇后こうごう陳ちん氏し。佢阿哥宋そう哲あきら宗むね喺紹聖三さん年ねん（1096年ねん）封ふう趙ちょう佶ただし做端王おう。^[1]

元もと符ふ三さん年ねん（1100年ねん）正月しょうがつ宋そう哲あきら宗そう過か身み，由ゆかり於哲宗むね冇仔，宋そう神かみ宗はじめ皇后こうごう向むかい太ふとし后きさき支持しじ由よし趙ちょう佶ただし繼つぎ位い，雖然有ゆう章あきら惇あつし反對はんたい，但ただし係かかり章あきら惇あつし都と係がかり拗こじれ唔過向むかい太ふとし后きさき，而且冇乜人じん企くわだて喺章惇あつし嗰邊，於是就由趙ちょう佶ただし繼つぎ位い。^[1]

宋そう徽宗相對そうたい於宋朝あさ前代ぜんだい各個かっこ皇帝こうてい，政せい績並唔突出とっしゅつ。例れい如佢在位ざいい嗰陣，就動用よう大量たいりょう資源しげん採と辦「花石はないし綱つな」，搜さがせ集しゅう奇き花はな異い石いし運うん到いた汴京，喺皇宮こうぐう起おこり園えん林りん^[2]。1120年ねん方ほう臘喺江南みなみ作さく反はん，到いた1122年ねん先さき畀政府せいふ軍ぐん完全かんぜん平ひら息いき曬。

宋そう徽宗睇見遼りょう國こく唔夠新しん崛起嘅金かね國こく打だ，佢想攞返燕つばめ雲くも十じゅう六ろく州しゅう全部ぜんぶ，就唔理り同どう遼りょう國こく嘅「澶淵之の盟めい」，喺1120年ねん同どう金かね國こく訂てい立りつ「海上かいじょう之の盟めい」，約定やくじょう夾攻遼りょう國こく。但ただし係かかり宋そう軍ぐん連れん就嚟亡國ぼうこく嘅遼軍ぐん都と打だ唔贏，最後さいご係がかり金きん軍ぐん佔領埋うめ本來ほんらい約定やくじょう由よし宋そう軍ぐん攻おさむ佔嘅大同だいどう同どう燕つばめ京きょう。金かね國こく睇到宋朝そうちょう嘅軍隊たい唔掂，就有咗入侵おかせ宋朝そうちょう嘅想法ほう，終おわり於喺宣せん和わ七なな年ねん（1125年ねん）十じゅう月がつ，金かね軍ぐん分ぶん兩りょう路みち入いれ侵おかせ宋朝そうちょう。^[3]十二月じゅうにがつ，徽宗傳でん位い畀佢個こ仔こ宋そう欽宗，自己じこ做太上皇じょうこう，由ゆかり個こ仔こ去さ應おう付づけ。

宋そう靖やすし康やすし元年がんねん、金きむ天てん會かい四よん年ねん閏うるう十じゅう一いち月がつ（1127年ねん1月がつ），金かね軍ぐん攻おさむ陷おちい汴京，之これ後ご捉咗宋そう徽宗、宋そう欽宗兩個りゃんこ皇帝こうてい，史し稱しょう「靖やすし康之やすゆき變へん」。

天てん會かい五ご年ねん二に月がつ，金かね國こく將はた徽欽二に宗むね眨做庶人。^[4]

1128年ねん（天てん會かい六ろく年ねん）農のう曆れき八はち月がつ廿にじゅう一いち日にち，徽欽二宗到咗金上京會かい寧やすし府ふ，畀金國分こくぶ別封べっぷう做昏德とく公こう同どう重じゅう昏侯；^[4]同月どうげつ廿にじゅう四よん日にち，兩りょう位い皇帝こうてい同どう埋うめ家か眷都坦ひろし胸むね赤あか背せ、身み披羊皮がわ，跪拜きはい金太きんた祖廟そびょう，行ぎょう「牽羊禮れい」，去さ乾いぬい元はじめ殿どの拜謁はいえつ金太きんた宗むね完かん颜吳乞買（完かん顏がお晟あきら）。

1135年ねん宋そう徽宗病死びょうし喺金國こく^[5]。死後しご追加ついか謚號叫さけべ做體からだ神合こうあい道どう駿しゅん烈れつ遜へりくだ功いさお聖せい文ぶん仁德にんとく憲けん慈顯孝こう皇帝こうてい，葬そう喺永えい佑たすく陵りょう。

藝術げいじゅつ成就じょうじゅ

宋そう徽宗雖然唔係出色しゅっしょく嘅皇帝こうてい，但ただし佢好擅長藝術げいじゅつ。佢成立せいりつ咗翰林りん書畫しょが院いん，即そく係がかり當時とうじ嘅宮廷畫院いん。又また以繪畫が作為さくい科か舉考試こうし嘅內容よう，主持しゅうもち咗一啲藝術書籍嘅編輯，好こう似に《宣せん和書わしょ譜ふ》、《宣せん和わ畫が譜ふ》、《宣せん和博かずひろ古こ錄ろく》等とう等とう。

佢獨創どくそう咗一いち種しゅ書法しょほう，又また瘦又有力ゆうりょく，姿態したい優美ゆうび又また大方おおかた，俾後世人せじん稱たたえ為ため瘦金體たい。歷代れきだい書法しょほう家か都と認みとめ同どう佢係一いち種しゅ成熟せいじゅく嘅書體たい，兼有けんゆう人じん模も仿。

《宋そう史し‧徽宗本紀ほんぎ》咁樣評論ひょうろん宋そう徽宗：「宋そう徽宗諸事しょじ皆みな能のう，獨どく不能ふのう為ため君くん耳みみ！」^[6]。

瑞みず鶴づる圖ず
芙蓉ふよう錦にしき雞圖
桃もも鳩ばと圖ず
臘梅ろうばい山やま禽圖
聽琴圖ず
祥さち龍りゅう石せき圖ず
欲ほし借か風霜ふうそう二に詩し帖じょう
小しょう楷千せん字じ文ぶん
草書そうしょ千せん字じ文ぶん
詩し帖じょう

家庭かてい

后妃こうひ

仔こ

宋そう徽宗一いち共有きょうゆう32個こ仔こ，其中7個こ夭折ようせつ咗。

大だい仔こ---宋そう欽宗趙ちょう桓，阿媽あま顯あらわ恭きょう皇后こうごう王おう氏し
二に仔こ---袞王趙ちょう檉，夭折ようせつ咗
三さん仔こ---鄆王趙ちょう楷，阿媽あま懿肅貴き妃ひ王おう氏し
四よん仔こ---荊王趙ちょう楫かじ，夭折ようせつ咗
五ご仔こ---肅王趙ちょう樞くるる
六ろく仔こ---景けい王おう趙ちょう杞
七なな仔こ---濟すみ王おう趙ちょう栩
八はち仔こ---益えき王おう趙ちょう棫，阿媽あま貴き妃ひ劉りゅう氏し
九きゅう仔こ---康かん王おう趙ちょう構，即そく係がかり宋そう高だか宗むね
十じゅう仔こ---邠王趙ちょう材ざい，夭折ようせつ咗
十じゅう一いち仔こ---祁王趙ちょう模も，阿媽あま貴とうと妃ひ劉りゅう氏し
十じゅう二に仔こ---莘王趙ちょう植しょく，阿媽あま懿肅貴き妃ひ王おう氏し
十じゅう三さん仔こ---儀ぎ王おう趙ちょう樸しらき
十じゅう四よん仔こ---徐じょ王おう趙ちょう棣
十じゅう五ご仔こ---沂王趙ちょう㮙
十じゅう六ろく仔こ---鄆王趙ちょう栱，夭折ようせつ咗
十じゅう七なな仔こ---和わ王おう趙ちょう栻
十じゅう八はち仔こ---信しん王おう趙ちょう榛はしばみ，阿媽あま貴とうと妃ひ劉りゅう氏し
十じゅう九きゅう仔こ---漢かん王おう趙ちょう椿つばき，夭折ようせつ咗
二に十じゅう仔こ---安康あんこう郡ぐん王おう趙ちょう屋や
二に十じゅう一いち仔こ---廣こう平郡へごおり王おう趙ちょう楗
二に十じゅう二に仔こ---陳ひね國こく公おおやけ趙ちょう機き，夭折ようせつ咗，阿媽あま懿肅貴き妃ひ王おう氏し
二に十じゅう三さん仔こ---相國しょうこく公こう趙ちょう梃てこ
二に十じゅう四よん仔こ---瀛國公こう趙ちょう樾
二に十じゅう五ご仔こ---建たて安やすし郡ぐん王おう趙ちょう柍，阿媽あま貴き妃ひ劉りゅう氏し
二に十じゅう六ろく仔こ---嘉よしみ國こく公おおやけ趙ちょう椅，阿媽あま貴とうと妃ひ劉りゅう氏し
二に十じゅう七なな仔こ---溫ゆたか國こく公おおやけ趙ちょう棟とう
二に十じゅう八はち仔こ---英國えいこく公こう趙ちょう楒，阿媽あま貴とうと妃ひ劉りゅう氏し
二に十じゅう九きゅう仔こ---儀ぎ國こく公おおやけ趙ちょう桐きり
三さん十じゅう仔こ---昌あきら國こく公おおやけ趙ちょう柄え
三さん十じゅう一いち仔こ---潤じゅん國こく公おおやけ趙ちょう樅もみ
三さん十じゅう二に仔こ---韓國かんこく公こう趙ちょう相しょう

女おんな

宋そう徽宗有ゆう34個こ女おんな^[7]

註

↑ ^1.0 ^1.1 《宋そう史し》卷まき19
↑ 《大だい宋そう宣せん和わ遺のこ事こと》卷まき六ろく十じゅう五ご記載きさい：「王おう赫平時じ公然こうぜん賣うれ官かん，取と贓無數すう，京師けいし歌謠かよう雲くも：三さん百ひゃく貫かん，曰通判ばん；五ご百ひゃく索さく，直ちょく秘ひ閣かく。」
↑ 宋そう史紀ふみのり事ごと本ほん末卷まっかん五ご十じゅう六ろく
↑ ^4.0 ^4.1 《金きむ史ふみ》卷まき3
↑ 《宋そう史し·徽宗本紀ほんぎ》：「二に年ねん二に月がつ丁ちょう卯しげる，金かね人じん脅おびえ帝みかど（指ゆび徽宗）北きた行ぎょう。紹興しょうこう五ご年ねん四よん月がつ甲子きのえね，崩くずし于五國こく城じょう。」
↑ 王おう士し禛《池いけ北きた偶談》
↑ 見み《宋そう史ふみ》

[s019-1] 1.0 ^1.1 《宋そう史し》卷まき19

[2] 《大だい宋そう宣せん和わ遺のこ事こと》卷まき六ろく十じゅう五ご記載きさい：「王おう赫平時じ公然こうぜん賣うれ官かん，取と贓無數すう，京師けいし歌謠かよう雲くも：三さん百ひゃく貫かん，曰通判ばん；五ご百ひゃく索さく，直ちょく秘ひ閣かく。」

[ref01-3] 宋そう史紀ふみのり事ごと本ほん末卷まっかん五ご十じゅう六ろく

[j003-4] 4.0 ^4.1 《金きむ史ふみ》卷まき3

[5] 《宋そう史し·徽宗本紀ほんぎ》：「二に年ねん二に月がつ丁ちょう卯しげる，金かね人じん脅おびえ帝みかど（指ゆび徽宗）北きた行ぎょう。紹興しょうこう五ご年ねん四よん月がつ甲子きのえね，崩くずし于五國こく城じょう。」

[6] 王おう士し禛《池いけ北きた偶談》

[7] 見み《宋そう史ふみ》

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