中山なかやま閩語

中山なかやま閩語
村むら话
母はは语国家こっか和地わじ区く	中国ちゅうごく廣東かんとん省しょう中山ちゅうざん市し
区域くいき	广东省しょう中山ちゅうざん市し沙すな溪けい、大だい涌、南みなみ蓢、三鄉みさと及火ひ炬開發かいはつ區く等地とうち； 珠たま海うみ市し淇澳岛、拱北等地とうち
母はは语使用しよう人数にんずう	143000人にん （2005年ねん）
語かたり系けい	漢かん藏ぞう語ご系けい 漢語かんご族ぞく 閩語支ささえ 沿海えんかい閩語 閩南語ご 中山なかやま閩語
語かたり言げん代だい碼
ISO 639-3	–
中山なかやま閩語在ざい閩南語ご通行つうこう區く的てき分布ぶんぷ

中山なかやま閩語是これ汉藏语系汉语族ぞく閩語支ささえ闽南语在ざい广东省しょう境内けいだい的てき一いち种方言ほうげん，通行つうこう於古香山こうざん縣けん之これ隆りゅう都みやこ、得能とくのう都みやこ、四大しだい都と、谷たに都みやこ和わ恭きょう常つね都と等地とうち。即そく現在げんざい廣東かんとん省しょう中山ちゅうざん市し的てき沙すな溪けい、大だい涌、南みなみ蓢、三鄉みさと及火ひ炬开发区的てき张家边一いち带与珠たま海うみ市し唐とう家か湾わん镇淇澳岛和わ拱北关闸、联安、高こう沙すな等とう三さん个村落そんらく等地とうち。

中山なかやま闽语中ちゅう使用しよう人口じんこう最多さいた的てき一いち种方言ほうげん是ぜ隆りゅう都みやこ话，因いん此被语言学界がっかい当とう做中山やま闽语的てき代表だいひょう方言ほうげん。

历史

根ね据すえ《香山かやま县志》的てき记载，宋そう元もと期き间，由ゆかり于战乱みだれ，福建ふっけん沿海えんかい一带的移民前来香山县一带定居。随ずい着ぎ时间的てき推移すいい，中山なかやま閩語各かく小片しょうへん受到粤语的てき影かげ响，或ある多おお或ある少しょう都と混入こんにゅう了りょう不ふ少すくな粤语词汇和わ语音特とく征せい，因いん而與閩南語ご的てき泉いずみ漳片和わ潮しお汕片出現しゅつげん了りょう一定いってい程度ていど的てき差異さい。

次じ方言ほうげん

中山なかやま闽语之の下した可か以分为以下か三さん个小片へん：

• 隆りゅう都みやこ片へん（隆りゅう都みやこ话，通行つうこう于沙すな溪けい、大だい涌两个镇）
• 东乡片へん（通行つうこう于张家边和わ南みなみ朗あきら）
• 三さん乡片

这三个小片皆存在各自的特色，皆みな属ぞく于闽南みなみ语方言ほうげん。其中，隆りゅう都みやこ片かた和わ东乡片へん较为接近せっきん，而与三乡片差异较大。

音おと韵体系けい

中山なかやま闽语各かく小片しょうへん的てき音おと韵体系けい都と具有ぐゆう自己じこ的てき特色とくしょく。以保留ほりゅう闽语特色とくしょく最多さいた的てき隆りゅう都みやこ话为例，有ゆう16个声こえ母はは、78个韵母和わ8个声こえ调。

声こえ母はは

p (巴ともえ盘)	pʰ (怕朋)	m (妈闻)	f (花はな灰はい)
t (打だ郑)	tʰ (驼替)	n (南みなみ年ねん)	l (蓝连)
ts (渣叔)	tsʰ (差さ手しゅ)	s (沙すな书)
k (家いえ颈)	kʰ (卡去)	ŋ (雅みやび鱼)	h (虾虚)	Ø (鸦闲)

声こえ母はは的てき说明：

1. m-、n-、ŋ-声こえ母はは在高ありだか元もと音おと前まえ，常つね带上同どう部位ぶい浊塞音おん，浊音程度ていど比ひ石せき岐话更さら甚。例れい行ぎょう：隆りゅう都みやこ话“日ひ”[ŋ^ɡit⁵⁵] 、“宜むべ”[ŋ^ɡi²¹]、“门” [m^bun²¹]、“女おんな” [n^di²⁴]，但ただし在ざい开口呼よび前ぜん一般いっぱん是ぜm-、n-、ŋ-。

2. f声こえ母はは不ふ稳定。有ゆう时是双そう唇くちびる清きよし擦こす音おとɸ，如“灰はい”[ɸuɔi⁵⁵]，有ゆう时是不ふ圆唇的てきu，如“花はな”[ua⁵⁵]；有ゆう时是真正しんせい的てきf，如飞机つくえ的てき“飞”[fi⁵⁵]，现一律りつ记作f。

3. 古来こらい母はは读l-，泥どろ母はは读n-，互不相しょう混こん。

4. ts、tsʰ、s声こえ母はは的てき发音部位ぶい亦また很前。

韵母

a (鸦)	εいぷしろん (个)	ɵ (沙すな)	ɔ (婆ばば)	u (武たけ)	i (书)	m (唔)	ŋ (五ご)
ia (野の)	ua (我が)	iεいぷしろん (鸡)	iɵ (靴くつ)	iu (秋あき)	uɔ (祸)	au (槽ふね)	eu (鸠)
ieu (幽かそけ)	εいぷしろんu (萧)	iεいぷしろんu (箫)	ou (滔)	ai (太ふとし)	uai (怪かい)	ei (危)	iei (锐)
uei (毁)	uɵi (灰はい)	ɔi (海うみ)	ui (围)
am (监)	em (今いま)	εいぷしろんm (蚕かいこ)	im (金)きん	an (山やま)	en (文ぶん)	ien (恩おん)	uen (温あつし)
εいぷしろんn (间)	iεいぷしろんn (权)	uɵn (木)もく	ɔn (岸きし)	un (云うん)	in (根ね)	aŋ (耕こう)	uaŋ (横よこ)
eŋ (英えい)	εいぷしろんŋ (公おおやけ)	iaŋ (惊)	ɔŋ (抗こう)	uɔŋ (光ひかり)	iɔŋ (疆)	oŋ (风)
ap (鸭)	ep (蛤はまぐり)	εいぷしろんp (狭せま)	iεいぷしろんp (接せっ)	ip (急きゅう)	at (法ほう)	et (突)	εいぷしろんt (刮)
iεいぷしろんt (缺かけ)	uɵt (月)げつ	ɔt (骨ほね)	ut (活かつ)	it (说)	ak (革かわ)	iak (吃ども)	uak (或ある)
ek (忆)	εいぷしろんk (六ろく)	iεいぷしろんk (壁かべ)	ɔk (博ひろし)	iɔk (药)	uɔk (国くに)	ok (叔)
aʔ (客きゃく)	iεいぷしろんʔ (摘)	ɵʔ (石いし)	ɔʔ (恶)

韵母的てき说明:

1. 隆りゅう都みやこ话有8个元音おん音おと位い：а、e、εいぷしろん、ɵ、ɔ、o、u、i，其中只ただ有ゆう长元音おんа和わ短みじか元もと音おとe构成长短对立。

2. 部分ぶぶん韵母是ぜ受粤语的影かげ响而出で现的，一般只出现在文读词语中，例れい如以e为主要しゅよう元もと音おと的てき韵母em、en、eŋ、ep、et、ek、eu。一些韵母因各人的模仿能力不同而中很稳定，如“经”有ゆう时发成功せいこう[ken]，有ゆう时发成なり对[keŋ]；又また如“春はる”的てき韵母，往往おうおう发成介かい于[en]与あずか[oen]之の间，今一いまいち律ただし作さく[en]、[eŋ]处理。

3. 隆りゅう都みやこ话有2个介音おん-i-、-u-，没ぼつ有ゆう撮つまみ口こう呼よび韵母。

4. 隆りゅう都みやこ话有9个韵尾お：-i、-u、-m、-n、-ŋ、-p、-t、-k、-ʔ，其中喉のど塞ふさが韵尾[-ʔ]只ただ出で现在白しろ读词语中。

声こえ调

中山なかやま闽语隆たかし都と话声调表

標號ひょうごう	1	2	3	4	5	6	7	8
調しらべ類るい	陰平かげひら	陽平ようへい	上聲じょうせい	陰かげ去さ	陽ひ去さ	陰かげ入いれ	中入なかいり	陽ひ入いれ
音おと值	˥˥ (55)	˧˧ (33)	˨˦ (24)	˩˩ (11)	˧˩ (31)	˩˩ (11)	˧˧ (33)	˥˥ (55)
例れい字じ	诗	时	死し	四よん	是これ	鸽	甲きのえ捷とし	夹

声こえ调系统分为文读系统和白しろ读系统。其中，白しろ读系统是其本身ほんみ的てき系けい统；文ぶん读系统则借か自じ粤语的てき石いし岐话和わ广州话，混こん杂有这两种粤语方言ほうげん特色とくしょく。

连读变调

连读变调，即そく两个音おん节连读的时候，前ぜん字じ的てき声こえ调受后きさき字じ声ごえ调的影かげ响而发生变化。与あずか其他闽南语方言ほうげん相しょう同どう，中山なかやま闽语在ざい连读时，只ただ有ゆう可能かのう出で现前字じ变调的てき现象，后きさき字じ则一概いちがい不ふ变调。

隆りゅう都みやこ话的连读变调规律如下：

• 阴平在ざい各かく调值前ぜん一律いちりつ便びん为阳平たいら。
• 阳平在ざい除じょ阳平以外いがい的てき各かく调前一律变为阳平。
• 上声じょうせい一律いちりつ不ふ变调。
• 阴去在ざい各かく调值前ぜん一律いちりつ变为阴平。
• 阳去在ざい各かく调值前ぜん一律いちりつ变为阳平。
• 阴入在ざい各かく调值前ぜん一律いちりつ变为阳入。
• 阳入在ざい各かく调值前ぜん一律いちりつ变为阴入。

不ふ过，隆りゅう都みやこ话的连读变调存在そんざい特例とくれい，即そく：自じ粤语借来らい的てき词汇，一律不会发生连读变调的现象。

名稱めいしょう及差異さい

中山なかやま闽语現げん皆みな泛稱村むら話ばなし，明あきら嘉よしみ靖やすし的てき《香山こうざん縣けん志こころざし》則のり稱しょう之の為ため東ひがし話ばなし，康かん熙《香山こうざん縣けん志こころざし》沿用此說，乾いぬい隆たかし《香山こうざん縣けん志こころざし》則のり更訂こうてい當とう時分じぶん佈後仍以東いとう話ばなし稱たたえ之これ：「東ひがし話ばなし常つね都と之の半はん及龍德とく四よん大だい等とう都みやこ為一ためいち」，其後在ざい敘述完かん香山こうざん縣けん北部ほくぶ的てき粵語後ご再さい補充ほじゅう說せつ敘述谷たに都と的てき三さん鄉さと話ばなし：「惟おもんみ谷たに字じ都と近きん於潮閩譯以客話ばなし乃通」，其在沙すな溪けい、大だい涌一带又称しょう隆りゅう都みやこ话；張はり家か邊あたり一帶いったい又また称しょう得とく都と話はなし或ある张家边话；南みなみ蓢一带又或ある可か稱しょう南みなみ蓢话；三乡一带又称三さん乡话是ぜ最さい接近せっきん闽南本土ほんど的てき闽南语的中山なかやま闽语。珠たま海うみ淇澳岛与中山南なかさんな朗ろう镇隔海うみ相しょう望もち，两地旧きゅう时交往频密みつ，所以ゆえん应属东乡片へん，拱北三村的闽语则称为拱北话。隆りゅう都みやこ话、南みなみ蓢話和わ张家边话为各地ち閩語（其中自じ閩南、闽东與潮しお汕的語源ごげん比較ひかく明あかり顯あらわ）混合こんごう语，三乡话为相對較纯的闽南语（但ただし仍有其他閩語的てき成なり份），拱北话成分ぶん尚なお欠かけ研究けんきゅう。后きさき两者之の间基本きほん不能ふのう互通，与あずか隆たかし都と话、南みなみ蓢話和わ张家边话亦また不能ふのう互通。虽然隆たかし都と话與東鄉とうごう地區ちく的てき南みなみ蓢、张家边话较为相近すけちか（亦また基本きほん上じょう可か大だい致互通どおり），但ただし因よし两片间有粤语区く（石いし岐话）相あい隔へだた，经长时间发展两片闽语中ちゅう亦また有ゆう差さ别。

参考さんこう资料

• 《中山ちゅうざん市し志こころざし（1979～2005）》