松浦まつうら清きよし

松浦まつうら清きよし
平戶ひらど藩はん第だい9代だい藩主はんしゅ
任期にんき 1775年ねん—1806年ねん
前任ぜんにん	松浦まつうら誠まこと信しん
继任	松浦まつうら熙
个人资料
出生しゅっしょう	(1760-03-07)1760年ねん3月がつ7日にち （寳たから曆れき10年ねん1月がつ20日はつか）
逝世	1841年ねん8月がつ15日にち(1841歲さい—08—15)（81歲さい） （天保てんぽう12年ねん6月がつ29日にち）
幼名ようみょう	英三郎えいざぶろう
别名	静しず山さん（号ごう）
朝廷ちょうてい官位かんい	從したがえ五ご位い下か壹岐いき守もり（明治維新めいじいしん後ご追贈ついぞう從したがえ三さん位い）
氏族しぞく	松浦まつうら氏し

松浦まつうら清きよし（日にち语：松浦まつうら 清きよし／まつら きよし ^{Matsura Kiyoshi}，1760年ねん3月がつ7日にち—1841年ねん8月がつ15日にち），日本にっぽん江戶えど時代じだい中期ちゅうき至いたり末期まっき的てき大名だいみょう、散文さんぶん家か、劍客けんかく，平戶ひらど藩はん第だい9代だい藩主はんしゅ。幼名ようみょう英三郎えいざぶろう，號ごう静しず山さん，多た以松浦まつうら靜しず山さん（日にち语：松浦まつうら 静しず山さん／まつら せいざん ^{Matsura Seizan}）呼よび之の。

松浦まつうら清きよし是これ松浦まつうら政信まさのぶ的てき長子ちょうし，政信まさのぶ是ぜ第だい8代だい藩主はんしゅ松浦まつうら誠まこと信しん的てき第だい三子みつご。政信まさのぶ被ひ誠まこと信しんじ立たて為ため繼承けいしょう人じん，但ただし在ざい1771年ねん（明和めいわ8年ねん）先さき於誠信しんじ去ざ世よ。於是誠まこと信しん將はた松浦まつうら清きよし收おさむ為ため養嗣子ようしし，並なみ於1774年ねん（安永やすなが3年ねん）謁見えっけん將軍しょうぐん德川とくがわ家治いえはる。1775年ねん（安永やすなが4年ねん）祖父そふ隱居いんきょ，松浦まつうら清きよし繼承けいしょう家督かとく之これ位い。

松浦まつうら清きよし繼つぎ任にん藩主はんしゅ的てき時候じこう，平戶ひらど藩はん財政ざいせい困こま窘，因いん此很有ゆう必要ひつよう改革かいかく藩政はんせい。他た寫うつし下か《財政ざいせい法ほう鑑かん》、《國くに用よう法典ほうてん》，確定かくてい了りょう財政ざいせい再建さいけん和わ藩政はんせい改革かいかく的てき方針ほうしん和わ態度たいど。他た致力於精減げん經費けいひ、簡化並なみ提ひさげ高だか行政ぎょうせい組織そしき的てき效率こうりつ，制定せいてい農具のうぐ、牛馬ぎゅうば貸出かしだし制度せいど，且不分身ぶんしん份任用にんよう人材じんざい。

1779年ねん（安永やすなが8年ねん），他た設立せつりつ藩校はんこう維新いしん館かん，致力於培育そだて人材じんざい。幕府ばくふ懷疑かいぎ「維新いしん」隱かくれ喻倒幕とうばく，質問しつもん其是何なん意い。松浦まつうら清きよし聲ごえ稱しょう「維新いしん」一いち詞し出自しゅつじ《詩經しきょう》「周しゅう雖舊邦くに，其命維新いしん」一句いっく。值得一いち提ひさげ的てき是ぜ，這與一いち百ひゃく多年たねん後ご的てき明治維新めいじいしん中なか「維新いしん」一いち詞し的てき出處しゅっしょ相しょう同どう；然しか而，松浦まつうら清きよし的てき正室せいしつ之の兄あに松平まつだいら信明のぶあき曾擔任たんにん過か江戶えど幕府ばくふ的てき老中ろうじゅう首座しゅざ，按照當時とうじ的てき社會しゃかい形勢けいせい以及平戶ひらど藩はん的てき狀態じょうたい，松浦まつうら清きよし有ゆう倒幕とうばく意圖いと的てき可能かのう性せい不ふ大だい。

1806年ねん（文化ぶんか3年ねん），他た讓位じょうい給きゅう第だい三さん子し松浦まつうら熙並なみ隱居いんきょ，此後致力於文學ぶんがく創作そうさく。著ちょ有ゆう《甲子きのえね夜話やわ》、《常つね靜子しずこ劍けん談だん》等とう書しょ。其中《甲子きのえね夜話やわ》是ぜ江戶えど時代じだい著名ちょめい散文さんぶん集しゅう，這本書しょ是ぜ研究けんきゅう諸しょ大名だいみょう、旗本はたもと、平民へいみん生活せいかつ風俗ふうぞく的てき重要じゅうよう史料しりょう。他た興趣きょうしゅ愛好あいこう廣こう泛，對たい蘭學らんがく也感興趣きょうしゅ，收藏しゅうぞう有ゆう戲作げさく、黃表紙きびょうし、地球儀ちきゅうぎ等ひとし，這些今日きょう都と保存ほぞん在ざい松浦まつうら史料しりょう博物館はくぶつかん。他た似に乎熱衷於收藏しゅうぞう肉筆にくひつ浮世繪うきよえ，「婦女ふじょ遊樂ゆうらく圖ず屏風びょうぶ」、勝川かちがわ春はる章あきら畫が的てき「婦女ふじょ風俗ふうぞく十じゅう二に月がつ圖ず」和かず「遊女ゆうじょ與あずか禿かぶろ圖ず」、鳥とり文ぶん齋とき榮さかえ之これ畫が的てき「朝顔あさがお美人びじん圖ず」等ひとし優秀ゆうしゅう浮世繪うきよえ作品さくひん都と曾被他た收藏しゅうぞう。其中「婦女ふじょ遊樂ゆうらく圖ず屏風びょうぶ」（俗稱ぞくしょう松浦まつうら屏風びょうぶ）今日きょう被ひ列れつ為ため日本にっぽん國寶こくほう，「婦女ふじょ風俗ふうぞく十じゅう二に月がつ圖ず」則のり被ひ列れつ為ため重要じゅうよう文化財ぶんかざい。

此外，松浦まつうら清きよし曾學習がくしゅう過多かた種しゅ武術ぶじゅつ，包括ほうかつ心しん形がた刀がたな流りゅう劍術けんじゅつ、日置ひおき流りゅう箭や術じゅつ、田宮たみや流りゅう居合いあい術じゅつ、甲信こうしん流りゅう槍術そうじゅつ、關口せきぐち流りゅう柔術じゅうじゅつ，對たい騎馬きば和わ槍やり械亦有ゆう研究けんきゅう。

1841年ねん（天保てんぽう12年ねん）去さ世よ，享年きょうねん82歲さい。他生たしょう有ゆう17子し16女じょ，其中第だい十じゅう一いち女じょ中山なかやま愛子あいこ是これ明治天皇めいじてんのう的てき外祖母がいそぼ。