西藏とりぞう圍かこえ棋

西藏とりぞう圍かこえ棋，藏ぞう語ご音譯おんやく為ため哲あきら，密みつ芒すすき的てき一いち種しゅ，又また名な藏ぞう式しき圍かこえ棋，流傳りゅうでん於西藏ぞう地區ちく的てき傳統でんとう棋類。特とく點てん是ぜ仍保留ほりゅう古代こだい的てき座ざ子こ制せい，並なみ且因為ため不可ふか下か在ざい剛つよし被ひ提ひっさげ吃ども的てき所有しょゆう棋點。

密みつ芒すすき是ぜ指ゆび棋，非ひ專せん指ゆび西藏とりぞう圍かこえ棋，也有やゆう其他西藏にしくら棋類，如排はい棋。

据すえ敦煌とんこう莫高窟くつ文献ぶんけん中ちゅう记载，松まつ赞干布ぬの的てき父ちち亲囊日論贊ろんさん擅长下か西藏にしくら围棋，而且棋艺非常ひじょう出色しゅっしょく。“每まい与あずか人ひと弈棋，当とう一局中其对手行将败北时，即そく帮对手しゅ，令れい其取胜”。相傳そうでん松まつ贊さん干ひ布ぬの的てき大臣だいじん瓊波·邦くに色しょく也是一いち位い圍かこえ棋高手しゅ。根據こんきょ現代げんだい學者がくしゃ研究けんきゅう，西藏とりぞう圍かこえ棋起源げん於中國ちゅうごく內地的てき圍かこえ棋，中國ちゅうごく內地的てき圍かこえ棋最遲おそ在ざい唐から朝あさ初期しょき傳でん到いた了りょう西藏にしくら，並なみ逐漸發展はってん為ため西藏とりぞう圍かこえ棋。

五ご世せい達たち賴よりゆき圆寂，桑くわ結ゆい嘉よしみ錯与あずか拉ひしげ藏ぞう汗あせ兩人りょうにん矛盾むじゅん日び趋激烈げきれつ，因いん双方そうほう認みとめ為ため武力ぶりょく征せい战将会かい两败俱伤，在ざい权衡利り弊へい後ご，双方そうほう决定以比赛西藏ぞう圍かこえ棋论定てい输赢，经过三盤的棋艺较量后，桑くわ杰嘉措輸棋，且于1705年ねん被ひ拉ひしげ藏ぞう汗あせ杀死。此后藏ぞう族ぞく认为西藏にしくら围棋是ぜ不祥ふしょう之の物もの，西藏にしくら围棋因いん此渐渐失传。

十じゅう九きゅう世紀せいき中葉ちゅうよう，藏ぞう族ぞく天文てんもん历算家か丹たん巴ともみ加か措曾有一本关于围棋棋艺的专著《密みつ芒すすき吉きち单居》（《藏ぞう棋之理り论》），共きょう三さん十じゅう二に頁ぺーじ。

1958年ねん11月，當時とうじ為ため锡金王子おうじ的てき巴ともえ登のぼる土ど登とう郎ろう加か访日时和日本にっぽん棋手伊予いよ本ほん桃もも市し对弈西藏とりぞう圍かこえ棋。

棋具

西藏にしくら围棋开局座ざ子こ摆法

採用さいよう17*17的てき圍かこえ棋棋盤ばん。棋子用よう黑白くろしろ圍かこえ棋。

規則きそく

• 雙方そうほう先さき放ひ各かく六ろく枚まい座ざ子こ，方ぽう開始かいし行ぎょう棋。
  • 白方しらかた座ざ子こ座標ざひょう：c3、c11、g15、l3、p7、p15。
  • 黑くろ方かた座ざ子こ座標ざひょう：c7、c15、g3、l15、p3、p11。
  • 白方しらかた的てき一いち一角いっかく為ため右みぎ下か、左上ひだりうえ；黑くろ方かた的てき為ため右みぎ上じょう、左下ひだりした。

• 雙方そうほう輪わ流下りゅうか一いち子し，白色はくしょく先さき。

• 不可ふか下か在ざい剛つよし被ひ提ひっさげ吃ども的てき所有しょゆう棋點。

• 如果以棋子こ佔領或ある圍繞いじょう對たい方かた兩個りゃんこ一いち一角いっかく，則のり另得二に十じゅう目もく。

• 如果以棋子こ佔領或ある圍繞いじょう天元てんげん點てん，則のり另得五ご目もく。

• 其他規則きそく大だい致與中國ちゅうごく古こ圍かこえ棋相同どう。

術語じゅつご

• 贡：天元てんげん。
• 波なみ：座ざ子こ。
• 具ぐ：棋子。
• 姜きょう具ぐ：駿馬しゅんめ棋，指ゆび下か好こう棋。
• 旁つくり具ぐ：毛もう驢うさぎうま棋，指ゆび下か壞棋。
• 甲きのえ恰：讓ゆずる子こ。
• 则杰贡杰：天元てんげん、兩個りゃんこ一一角都被奪走，而輸掉共二に十じゅう五ご目もく。
• 达拉夏なつ瓦かわら杰恰：八はち隻せき鹿しか，表示ひょうじ用よう八枚棋子在边线处组成兩个眼。
• 则拉年ねん莫珠恰：六條ろくじょう魚ぎょ，表示ひょうじ用よう六枚棋子在角处组成兩个眼。
• 密みつ芒すすき迪すすむ吾われ尼あま须拉，朗ろう钦达密みつ扫噶乃：彪あや悍大象ぞう，表示ひょうじ兩りょう枚まい棋子並なみ連れん。

外部がいぶ連結れんけつ

• 日にち语维基もと条目じょうもく“ミマン”(密みつ芒すすき)
• 1958年ねん11月錫すず金きん王子おうじ與あずか伊予いよ本ほん桃もも市し對たい弈的棋譜きふ