许国

许
许
地位ちい	周しゅう朝ちょう诸侯国こく
国くに都と	1. 许（鄦）; 河南かなん许昌市し东; 2. 叶かのう; 河南かなん叶かのう县南; 3. 夷えびす，城しろ父ちち; 安徽あんき亳县东南; 4. 析，白羽しらは; 河かわ南西なんせい峡かい县; 5.容よう城じょう; 鲁山县南
政府せいふ	封地ほうち
• 始はじめ封ふう此國者しゃ	周しゅう武たけし王おう
• 爵位しゃくい	男爵だんしゃく
• 姓せい	姜きょう姓せい许氏
• 始祖しそ	许文叔
• 亡国ぼうこく之の君きみ	許もと伯はく彪あや
分封ぶんぽう
• 创始	前ぜん11世せい纪
• 灭亡	战国初期しょき
• 灭亡原因げんいん	為ため楚すわえ國こく所ところ滅めつ
史ふみ书记载	春秋しゅんじゅう(始はじめ見み於隱かくれ公こう十じゅう一いち年ねん)

許もと國こく，中國ちゅうごく歷史れきし上うえ西にし周あまね及春秋しゅんじゅう時代じだい的てき一いち個こ諸侯しょこう國こく，男爵だんしゃく爵位しゃくい，國くに君くん為ため姜きょう姓せい，建國けんこく君主くんしゅ是ぜ許もと文ぶん叔，许伯彪あや為ため最後さいご一いち位い已やめ知ち君主くんしゅ。

地理ちり

许国的てき地理ちり位置いち，在ざい历史上しじょう曾经多た次つぎ迁移。最早もはや今いま河南かなん许昌。

春秋しゅんじゅう时期，被ひ郑国、楚すわえ国こく等とう国くに逼迫ひっぱく，于公元もと前まえ576年ねん，许灵公こう南みなみ迁「叶かのう地ち」（今こん河南かなん叶かのう县南みなみ）^[1]^[2]。从此之の后きさき，许国作さく为楚すわえ国こく的てき附つけ庸いさお国こく。

前ぜん534年ねん许惮公こう迁国「城しろ父ちち」（安徽あんき亳县东南）^[1]^[3]。前ぜん538年ねん迁往荆。前ぜん529年ねん回かい到いた叶かのう地ち^[1]。前ぜん506年ねん再さい次つぎ迁移到いた「容よう城じょう」（今いま鲁山县南みなみ）^[1]^[4]。战国初期しょき终于被ひ楚すわえ国こく灭亡。

历史

起源きげん

史ふみ书载，许氏与あずか齐氏由ゆかり同どう一いち个祖先さき，那な就是上古じょうこ四よん岳だけ伯はく夷えびす之これ后きさき。

商しょう周しゅう时期

西にし周あまね在ざい灭亡商しょう朝あさ之これ后きさき，周しゅう成しげる王おう大だい封ふう诸侯。其中，在ざい商しょう王朝おうちょう的てき旧きゅう地ち，也分封ぶんぽう了りょう一いち些姬ひめ姓せい诸侯国こく，和わ姜きょう姓せい诸侯国こく。许国是ぜ被ひ周しゅう朝ちょう分封ぶんぽう的てき姜きょう姓せい诸侯国こく之の一いち。始祖しそ为许文叔，为太岳だけ之の嗣。

春秋しゅんじゅう战国时期

春秋しゅんじゅう时期，郑国、楚すわえ国こく等ひとし非常ひじょう强大きょうだい，许国经常遭到强国きょうこく侵略しんりゃく。因よし力量りきりょう弱小じゃくしょう，无法抵抗ていこう，只ただ好こう委曲いきょく求もとめ全ぜん。

公おおやけ元もと前まえ654年ねん，楚すわえ国こく攻おさむ打だ许，许君大だい败，于是「肉にく袒谢罪ざい」，楚すわえ国こく才ざい心こころ满意足あし，退すさ兵へい而去。

楚すわえ成なり王おう时，再さい次つぎ进攻许国，许君没ぼつ办法，第だい二に次じ「肉にく袒谢罪ざい」，请求和解わかい。在ざい这种情じょう况下，许国只ただ能のう迁徙，以躲避楚すわえ国こく和わ郑国的てき锋芒。

公おおやけ元もと前まえ576年ねん，许灵公こう被ひ迫せり迁到了りょう「叶かのう」(今いま河南かなん叶かのう县西南せいなん)。公おおやけ元もと前まえ533年ねん，又また迁其国こく城しろ父ちち(今いま安徽あんき亳州东南)。公おおやけ元もと前まえ529年ねん，迁回叶かのう。公おおやけ元もと前まえ524年ねん，迁至容よう城じょう(今いま河南かなん鲁山东南)，成なり为楚国こく的てき附つけ庸いさお。

在ざい这之后きさき，许国差さ不ふ多た每ごと三至五年就迁徙一次，可か以想到そうとう许国面めん临的险恶局きょく势。许国迁「容よう」后きさき，虽暂时有了りょう一个长期的休整时间，但ただし是ぜ，当とう时诸侯こう纷争，许国这样的てき小国しょうこく仍是不能ふのう躲过被ひ吞并的てき厄やく运。

亡国ぼうこく

《左ひだり传》记载，许男斯在位ざいい时，在ざい楚すわえ国こく郢都被ひ吴国攻おさむ克かつ期き间，许国为郑国所ところ灭^[5]。

后きさき来らい，又また有ゆう几位在ざい史し书中记载的てき许国君主くんしゅ。很有可能かのう是ぜ在ざい楚すわえ国こく扶植ふしょく下か，许元公こう被ひ当地とうち百姓或许国遗民拥立的，他た们在严格意い义上，算さん不ふ上うえ许国君主くんしゅ。

前ぜん481年ねん，楚すわえ惠めぐみ王おう封ふう公子こうし結ゆい為ため許もと国こく君主くんしゅ，後ご傳つて五ご世せい到いた战国初期しょき，许君被ひ楚すわえ国こく废黜，許もと国こく彻底灭亡。

灭亡之の后きさき

灭国后きさき，许国人じん迁移到いた中原なかはら以及江南こうなん，以国为氏，所以ゆえん叫さけべ做为许氏。这是许姓的てき一个主要来源。

許もと國こく君主くんしゅ列れつ表ひょう及在位ざいい年ねん份

《漢書かんしょ·地理ちり志こころざし》謂いい許もと國こく「二に十じゅう四よん世せい為ため楚すわえ所しょ滅めつ」，然しか而在文獻ぶんけん當とう中ちゅう可か考証こうしょう者しゃ僅18位い，青銅せいどう銘文めいぶん可か考証こうしょう者しゃ僅3位い，不足ふそく24人にん。其中许文叔至许庄公的こうてき世よ系けい仅见于《资治通どおり鉴外纪》。^[6]

	稱號しょうごう	國くに君くん本名ほんみょう	在位ざいい年數ねんすう	在位ざいい年ねん份	出身しゅっしん與あずか關係かんけい	資料しりょう出處しゅっしょ
1	許もと文ぶん叔	丁ちょう		前ぜん11世紀せいき - ？	伯はく夷えびす後裔こうえい	《资治通どおり鉴外纪》《春秋しゅんじゅう左ひだり傳でん注ちゅう》《清華せいか簡·封ふう許もと之の命いのち》
	許もと德男のりお				許もと文ぶん叔子よしこ	《资治通どおり鉴外纪》
	許もと男おとこ伯はく封ふう	封ふう			許もと德とく男子だんし	《资治通どおり鉴外纪》
	許もと孝男たかお				許もと伯はく封ふう子こ	《资治通どおり鉴外纪》
	許もと靖男やすお				許もと孝こう男子だんし	《资治通どおり鉴外纪》
	許もと康男やすお				許もと靖やすし男子だんし	《资治通どおり鉴外纪》
	許もと武たけ公こう				許もと康やすし男子だんし	《资治通どおり鉴外纪》
	許もと文ぶん公こう	興きょう父ちち		周しゅう幽かそけ王おう、周平しゅうへい王おう時期じき	許もと武たけ公子きみこ	《资治通どおり鉴外纪》《竹たけ書しょ紀年きねん》
11	許もと莊そう公こう	茀或ある名な苴人	郁いく賢けん皓あきら注ちゅう在位ざいい20年ねん	前ぜん731年ねん - 前ぜん712年ねん	許もと文ぶん叔十じゅう一いち世せい孫まご，許もと文ぶん公こう之子ゆきこ	《資し治ち通どおり鑑かん外がい紀き》《春秋しゅんじゅう左ひだり傳でん注ちゅう》《春秋しゅんじゅう釋しゃく例れい》
12	許もと桓公かんこう	鄭てい	14年ねん	約やく前まえ711年ねん - 前ぜん698年ねん	《春秋しゅんじゅう釋しゃく例れい》曰為許もと莊そう公こう弟おとうと	《春秋しゅんじゅう左ひだり傳でん注ちゅう》《春秋しゅんじゅう釋しゃく例れい》
13	許もと穆きよし公おおやけ	新しん臣しん	42年ねん	前ぜん697年ねん - 前ぜん656年ねん	許もと莊そう公こう之の弟おとうと	《春秋しゅんじゅう左ひだり傳でん注ちゅう》
14	許もと僖公	業ごう	34年ねん	前ぜん655年ねん - 前ぜん622年ねん	許もと穆きよし公子こうし	《春秋しゅんじゅう左ひだり傳でん注ちゅう》
15	許もと昭あきら公おおやけ	錫すず我が	30年ねん	前ぜん621年ねん - 前ぜん592年ねん	許もと僖公子こうし	《春秋しゅんじゅう左ひだり傳でん注ちゅう》
16	許もと靈れい公こう	寧やすし	45年ねん	前ぜん591年ねん - 前ぜん547年ねん	許もと昭あきら公子こうし	《春秋しゅんじゅう左ひだり傳でん注ちゅう》
17	許もと悼公	買かい	24年ねん	前ぜん546年ねん - 前ぜん523年ねん	許もと靈れい公子こうし	《春秋しゅんじゅう左ひだり傳でん注ちゅう》
18	許もと男おとこ斯	斯	19年ねん	前ぜん522年ねん - 前ぜん504年ねん	許もと悼公子こうし	《春秋しゅんじゅう左ひだり傳でん注ちゅう》
19	許もと元もと公おおやけ	成なり	約やく22年ねん	約やく前まえ503年ねん - 前ぜん482年ねん	許もと悼公孫まご	《春秋しゅんじゅう释例》《春秋しゅんじゅう左ひだり傳でん注ちゅう》
20	許もと男おとこ結ゆい	結ゆい		前ぜん481年ねん - ？	許もと元もと公子こうし	《春秋しゅんじゅう释例》《春秋しゅんじゅう左ひだり传正义》《通つう志こころざし·氏族しぞく略りゃく》
以後いご四よん世せい不明ふめい
	許もと男子だんし妝	子こ妝		春秋しゅんじゅう時期じき	世よ系けい不明ふめい	《春秋しゅんじゅう左ひだり傳でん注ちゅう》《金きむ文人もんと名めい匯編》
	許もと男子だんし𤖙𠂤	子こ𤖙𠂤（𠂤同どう堆うずたか，𤖙同どう醬。）		春秋しゅんじゅう時期じき	世よ系けい不明ふめい	《金きむ文人もんと名めい匯編》
	許もと男おとこ伯はく彪あや	伯はく彪あや		春秋しゅんじゅう時期じき	世よ系けい不明ふめい	《金きむ文人もんと名めい匯編》

延伸えんしん阅读

[在ざい维基数すう据すえ编辑]

参考さんこう文献ぶんけん

^ ^1.0 ^1.1 ^1.2 ^1.3 The Regional State of Xu 許もと. ChinaKnowledge.de. [2020-05-10]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2020-02-22）.
^ 《春秋しゅんじゅう左ひだり氏し伝でん・成なり公こう十じゅう五ご年ねん》：「許もと霊れい公おおやけ畏かしこ逼于鄭てい，請遷于楚。辛からし丑うし，楚すわえ公子こうし申さる遷許于叶」
^ 《春秋しゅんじゅう左ひだり氏し伝でん・昭あきら公おおやけ九きゅう年ねん》：「二に月がつ庚申こうしん，楚すわえ公子こうし弃疾遷許于夷，実じつ城しろ父ちち」
^ 《春秋しゅんじゅう左ひだり氏し伝でん・定てい公おおやけ十じゅう年ねん》：「許もと遷于容よう城じょう」
^ 《左ひだり传·哀あい公こう六ろく年ねん》：春はる，郑灭许，因いん楚すわえ败也。
^ 《資し治ち通どおり鑑かん外がい紀き卷まき四よん·周しゅう紀き二に》：“（桓王）八はち年ねん，秋あき七なな月がつ，齊ひとし、鄭てい、魯伐許もと。壬みずのえ午うま，入にゅう許もと。許もと莊そう公こう奔衛。鄭てい莊そう公こう奉たてまつ許もと莊そう公こう之の弟おとうと許もと叔居許もと東ひがし偏へん。許もと，姜きょう姓せい，與あずか齊ひとし同どう祖そ，周しゅう武たけし王おう封ふう文ぶん叔於許もと，以奉太たい岳だけ之の祀まつ。文ぶん叔之後ご曰德男おとこ；曰伯封ふう；曰孝男おとこ；曰靖男おとこ；曰康男おとこ；曰武公こう；曰文公こう興きょう父ちち；曰莊公こう茀。莊そう公こう之の後こう桓公かんこう鄭てい，疑うたぐ即そく許もと叔也。”

[chinaknowledge-1] 1.0 ^1.1 ^1.2 ^1.3 The Regional State of Xu 許もと. ChinaKnowledge.de. [2020-05-10]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2020-02-22）.

[左成11-2] 《春秋しゅんじゅう左ひだり氏し伝でん・成なり公こう十じゅう五ご年ねん》：「許もと霊れい公おおやけ畏かしこ逼于鄭てい，請遷于楚。辛からし丑うし，楚すわえ公子こうし申さる遷許于叶」

[左昭9-3] 《春秋しゅんじゅう左ひだり氏し伝でん・昭あきら公おおやけ九きゅう年ねん》：「二に月がつ庚申こうしん，楚すわえ公子こうし弃疾遷許于夷，実じつ城しろ父ちち」

[左定11-4] 《春秋しゅんじゅう左ひだり氏し伝でん・定てい公おおやけ十じゅう年ねん》：「許もと遷于容よう城じょう」

[5] 《左ひだり传·哀あい公こう六ろく年ねん》：春はる，郑灭许，因いん楚すわえ败也。

[6] 《資し治ち通どおり鑑かん外がい紀き卷まき四よん·周しゅう紀き二に》：“（桓王）八はち年ねん，秋あき七なな月がつ，齊ひとし、鄭てい、魯伐許もと。壬みずのえ午うま，入にゅう許もと。許もと莊そう公こう奔衛。鄭てい莊そう公こう奉たてまつ許もと莊そう公こう之の弟おとうと許もと叔居許もと東ひがし偏へん。許もと，姜きょう姓せい，與あずか齊ひとし同どう祖そ，周しゅう武たけし王おう封ふう文ぶん叔於許もと，以奉太たい岳だけ之の祀まつ。文ぶん叔之後ご曰德男おとこ；曰伯封ふう；曰孝男おとこ；曰靖男おとこ；曰康男おとこ；曰武公こう；曰文公こう興きょう父ちち；曰莊公こう茀。莊そう公こう之の後こう桓公かんこう鄭てい，疑うたぐ即そく許もと叔也。”

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