3度目の王座防衛を報告する中谷選手(29日、相模原市役所で) 世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王者の中谷潤人選手(27)(M・T)が29日、相模原市の市役所で、本村賢太郎市長やファンに3度目の王座防衛を報告した。
中谷選手は同市在住のホームタウンアスリート。2月24日に同級6位のダビド・クエジャル選手(メキシコ)を3回KOで破り、3度目の防衛を果たした。
中谷選手は「途中で相手のボディーに当たったパンチが効いたのがわかったので、それを攻めた」と振り返り、「皆さんの熱い応援のおかげで勝利できたと思っている」と謝意を示した。
中谷選手のニックネームは、宇宙誕生時の大爆発を意味する「ビッグバン」。「次(の試合)も大爆発させられるように、頑張っていきたい」と今後の抱負を語っていた。
本村市長は「称賛の盾」を贈り、「これからも中谷選手をずっと応援していく。すばらしいファイトで、多くの皆さんに感動と夢を与えてほしい」と激励した。