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2005年9月号

特別とくべつ国会こっかい障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあん審議しんぎ

★ヘルパー時間じかんすうアップにけて交渉こうしょう

がつごう
2005.9.28
編集へんしゅう障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつ介護かいご制度せいど相談そうだんセンター
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2005ねんがつごう    目次もくじ

   

4・・・・特別とくべつ国会こっかい障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあん審議しんぎ
5・・・・議員ぎいん説得せっとく内容ないよう資料しりょう
8・・・・自立じりつ支援しえんほうせい省令しょうれい以下いか部分ぶぶん内容ないよう問題もんだいてん資料しりょう
14・・・自立じりつ支援しえんほう施行しこうは4がつにち
16・・・平成へいせい18年度ねんど政府せいふ予算よさん概算がいさん要求ようきゅう障害しょうがいしゃ関係かんけい
21・・・介護かいご保険ほけん夜間やかん専門せんもん随時ずいじ巡回じゅんかいヘルパーサービス
22・・・障害しょうがい当事とうじしゃによるホームヘルパー指定してい事業じぎょうしゃ全国ぜんこく1000ヶ所かしょ



特別とくべつ国会こっかい障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあん審議しんぎ

参議院さんぎいんさき審議しんぎ

 9月くがつ12にち自民じみん公明こうめい与党よとうは、9月くがつ21にちから11がつにちまでのやく40日間にちかん特別とくべつ国会こっかい障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあん審議しんぎおこなうことで合意ごういしました。
 郵政ゆうせい民営みんえい審議しんぎ衆議院しゅうぎいんおこなっているあいだに、自立じりつ支援しえんほうなど、郵政ゆうせい以外いがい法案ほうあんは、参議院さんぎいんさき審議しんぎおこなうことになりそうです。
 自民党じみんとう大勝たいしょうにより、法案ほうあんはほとんどえずにさい提出ていしゅつされます。厚生こうせい労働省ろうどうしょう法律ほうりつ施行しこう来年らいねんがつ変更へんこうすることにしました。来年らいねん10がつスタートの(移動いどう介護かいご廃止はいしして市町村しちょうそん事業じぎょうのガイドヘルパー事業じぎょうえる)改正かいせいなどは、10がつにち実施じっしのまま変更へんこうなしとなるようです。
 国会こっかい審議しんぎでは、与党よとう議席ぎせきおおきくやしたこともあり、野党やとう発言はつげんりょくよわまります。与党よとう内部ないぶには、「前回ぜんかい通常つうじょう国会こっかいでの審議しんぎ加味かみして、審議しんぎは、はやければ2週間しゅうかん採決さいけつしたい」という意見いけんもあります。衆議院しゅうぎいんについては前回ぜんかい通常つうじょう国会こっかい委員いいんかい審議しんぎわり、可決かけつされているため、こん国会こっかいでは「委員いいんかい審議しんぎばしてほん会議かいぎでいきなり採決さいけつしたい」という意見いけんもあります。
 与党よとう大勝たいしょうといえども、あまりに国会こっかい運営うんえい強引ごういん場合ばあいはマスコミ(およびその視聴しちょうしゃ読者どくしゃ国民こくみん)の反発はんぱつうこともあります。与党よとうはこのような状況じょうきょうにも配慮はいりょして審議しんぎ日程にっていなどをめます。一方いっぽう法案ほうあん早急そうきゅうとおらないと、予算よさん不足ふそくまねくなど、早急そうきゅう可決かけつ必要ひつよう理由りゆうがあるので、早急そうきゅう採決さいけつおこなっても、あまりマスコミの反発はんぱつまねかない可能かのうせいもあります。そう判断はんだんした場合ばあい一気いっき審議しんぎ時間じかんみじかくして採決さいけつはいります。
 いずれにしても、こん国会こっかいか、おそくとも来年らいねん通常つうじょう国会こっかい可決かけつされることは確実かくじつです。今後こんご与党よとう議員ぎいんへの説明せつめい重要じゅうようになりますが、その内容ないようは、せい省令しょうれいへの要望ようぼうわっていくことになります。
 法案ほうあん本体ほんたいくわしいことがいておらず、せい省令しょうれいまっていくおも項目こうもくとしては、
障害しょうがい程度ていど区分くぶん中身なかみやそれに関連かんれんする国庫こっこ補助ほじょ方式ほうしき
長時間ちょうじかんヘルパー利用りようしゃ審査しんさかいでの審査しんさがどれほどつよ関与かんよになるのか
移動いどう介護かいご市町村しちょうそんガイドヘルパー制度せいど対象たいしょうしゃ
・ガイドヘルパー制度せいど委託いたくける事業じぎょうしょかた委託いたく単価たんか
自己じこ負担ふたん上限じょうげん金額きんがく
など、ほとんどの項目こうもくふくまれます。
 これらの項目こうもくは、法案ほうあん本体ほんたい事項じこうではなくせい省令しょうれい事項じこうですので、与党よとう議員ぎいんでも、選挙せんきょ障害しょうがいしゃ要望ようぼうくことは可能かのうです。(法案ほうあん本体ほんたいへの修正しゅうせい要望ようぼう与党よとう議員ぎいんたいしてはおこなうことは不可能ふかのうです。要望ようぼうどころか、議員ぎいんうことも拒否きょひされます)。


議員ぎいんへの要望ようぼう内容ないようれいなど

 議員ぎいんまわって説明せつめいする内容ないようですが、現時点げんじてんでは、以下いかのような見本みほん内容ないようのうち、かく団体だんたい実情じつじょう沿ったものをかんがえてってください。
 ここでは、ほう改正かいせいではなくせい省令しょうれい対応たいおうできる要望ようぼうしましたので、与党よとうへの要望ようぼうもこの内容ないようおこなえます。
(なお、自分じぶんたちの生活せいかつ最初さいしょ説明せつめいしてください)

1 さい重度じゅうど独居どっきょ障害しょうがいしゃとうのヘルパー予算よさん確保かくほ国庫こっこ補助ほじょについて

・2003年度ねんど厚労省こうろうしょう定点ていてん調査ちょうさ資料しりょうちゅう1)では、1にち20時間じかん以上いじょうのヘルパー制度せいど利用りようしゃはヘルパー制度せいど利用りようしゃ全体ぜんたいの0.1%です。
ちゅう1)障害しょうがいしゃ地域ちいき生活せいかつ支援しえんのありかたかんする検討けんとう委員いいんかい資料しりょう基礎きそデータより

現在げんざい独居どっきょの24あいだ介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃ必要ひつよう時間じかんすう場合ばあいによっては毎日まいにち20あいだや24あいだ)を決定けっていしている市町村しちょうそんすうじゅう箇所かしょですが、その市町村しちょうそん障害しょうがいヘルパー事業じぎょうはそれほどおおきくなく(ちゅう2)、日本にっぽん全体ぜんたい換算かんさんしても、1800おくえんくに900おくえん)ですみます。(17年度ねんど障害しょうがいヘルパー予算よさんやく1066おくえんくに533おくえん))。障害しょうがい施設しせつ予算よさんちょう2000おくえんくに6000おくえん)、介護かいご保険ほけんちょうえんくらべても、それほど過大かだいではありません。
 早期そうきに1800おくえん予算よさん確保かくほし、いのちにかかわる、1人ひとりらしのさい重度じゅうど障害しょうがいしゃに、必要ひつよう時間じかん決定けっていされることが必要ひつようです。
ちゅう2)厚生こうせい労働省ろうどうしょう国庫こっこ補助ほじょ請求せいきゅうした全国ぜんこく市町村しちょうそんの15年度ねんど事業じぎょう実績じっせきより算出さんしゅつ

家族かぞく介護かいごられない独居どっきょなどのさい重度じゅうど障害しょうがいしゃが、地域ちいき生活せいかつをできるよう、1人ひとりらしでさい重度じゅうどしゃのヘルパー制度せいど一律いちりつ上限じょうげんもうけず、必要ひつよう不可欠ふかけつなヘルパー時間じかんはつけるようにしてください。また、そのために、予算よさん確保かくほと、国庫こっこ補助ほじょ確実かくじつおこなえる方式ほうしき整備せいびしてください。

さい重度じゅうど人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃなどが想定そうていされている、重度じゅうど包括ほうかつ単価たんか現状げんじょうのヘルパー制度せいど日常にちじょう生活せいかつ支援しえんつき744あいだ合計ごうけい単価たんかよりがると、ける事業じぎょうしょがなくなるので、対象たいしょうしゃ範囲はんい限定げんていし、きちんとした単価たんか設定せっていしてください。(現状げんじょう単価たんかでも大幅おおはば資金しきん不足ふそくしていて、利用りようしゃ黒字くろじをまわしてさい重度じゅうど人工じんこう呼吸こきゅう利用りようしゃをサポートしている実態じったいがある)。

審査しんさかい市町村しちょうそん意見いけんまえに、市町村しちょうそん利用りようしゃ利用りよう計画けいかくつくりますが、この利用りよう計画けいかくつくさいに、さい重度じゅうど独居どっきょ障害しょうがいしゃ自分じぶん説明せつめいをするのにれていないので、確実かくじつ説明せつめいができるまで、なんでも市町村しちょうそん説明せつめいをできるように、その機会きかいを(せい省令しょうれいまたは通知つうちとうで)保障ほしょうしてください。

障害しょうがい程度ていど区分くぶんに、独居どっきょ場合ばあいべつ区分くぶんをもうけ、特別とくべつ障害しょうがいしゃ手当てあて受給じゅきゅうしゃぜん介助かいじょ全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃなど)の独居どっきょしゃは、国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんつき800あいだぶんの「国庫こっこ補助ほじょ上限じょうげん(この時間じかん以下いかなら市町村しちょうそん必要ひつようせいみとめて重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご実施じっしすれば国庫こっこ補助ほじょがつく数字すうじ)」としてください。

2 外出がいしゅつ介護かいごについて

(1)居宅きょたく支援しえん事業じぎょう市町村しちょうそん事業じぎょう)のガイドヘルパー制度せいどについて
重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご行動こうどう援護えんご以外いがい区分くぶんされる障害しょうがいしゃ場合ばあいでも、重度じゅうどで、なれた介護かいごしゃでないと、外出がいしゅつ困難こんなん全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ知的ちてき障害しょうがいしゃについては、現状げんじょうのヘルパー指定してい事業じぎょうしゃがガイドヘルパー制度せいどおこない、利用りようしゃ自由じゆう選択せんたくできるようにしてください。 (ちゅう全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃでも、重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りようしゃはごく一部いちぶ

(2)重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごについて
重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃの1〜2あいだ外出がいしゅつ介護かいごは、身体しんたい介護かいごどう単価たんか適用てきようしてください。(理由りゆう重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごげん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん)は、介護かいご保険ほけん生活せいかつ援助えんじょ家事かじ援助えんじょ)よりも単価たんかひくいため、1〜2あいだ重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ外出がいしゅつけてくれる事業じぎょうしょはありません。げん日常にちじょう生活せいかつ支援しえんは8あいだなどの長時間ちょうじかん連続れんぞく利用りよう想定そうていした制度せいどだからです。通常つうじょうのヘルパー利用りようしゃよりも重度じゅうど利用りようしゃけの制度せいどですので、短時間たんじかん利用りよう場合ばあい単価たんか身体しんたい介護かいごおなじにすべきです。)

自己じこ負担ふたん問題もんだい要望ようぼうおこなわないように注意ちゅうい

 現在げんざい議員ぎいんなどにされている99%以上いじょう要望ようぼう内容ないよう自己じこ負担ふたん問題もんだい要望ようぼうであるとかんがえられます。あるテレビ局てれびきょくのスタッフは9月くがつになって関西かんさい1人ひとりらしの全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ自宅じたく取材しゅざいおこない「はじめて自己じこ負担ふたん以外いがい問題もんだいがあることをりました。」とはなしました。いままでの取材しゅざいさきでは自己じこ負担ふたん問題もんだいはな障害しょうがいしゃばかりだったようです。
 このような状況じょうきょうのため、議員ぎいん注目ちゅうもくてんも、厚生こうせいろうしょう妥協だきょうあん自己じこ負担ふたん問題もんだいばかりです。「この問題もんだいさえ配慮はいりょすれば、自立じりつ支援しえんほう問題もんだい解決かいけつされる」という誤解ごかいがあり、弊害へいがいてきています。
 介護かいごサービス利用りようしゃの99%以上いじょう家族かぞくらしており、それらの障害しょうがいしゃにとっては自己じこ負担ふたん問題もんだいおおきなことだとは理解りかいします。が、1人ひとりらしや障害しょうがいしゃのみの世帯せたい家族かぞく介護かいごできない状態じょうたいさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ場合ばあい、1ばん問題もんだいは、いのちかかわるヘルパー制度せいど長時間ちょうじかん利用りよう問題もんだいです。これらのさい重度じゅうど独居どっきょしゃなどは、自己じこ負担ふたん問題もんだい要望ようぼうはあえておこなわないようにし、「独居どっきょさい重度じゅうど長時間ちょうじかん介護かいご制度せいど」の要望ようぼう集中しゅうちゅうしてください。
 どんな障害しょうがいしゃもやがて家族かぞく介護かいごられなくなるときが可能かのうせいがあります。いま、その問題もんだいをきちんと要望ようぼうしてつたえられるのは、現在げんざいそのようなきびしい状況じょうきょうにいる障害しょうがいしゃだけです。

公明党こうめいとうHP9がつ13にち記事きじより抜粋ばっすい
全文ぜんぶんは http://www.komei.or.jp/news/daily/2005/0913_03.html

 小泉こいずみ純一郎じゅんいちろう首相しゅしょう公明党こうめいとう神崎かんざき武法たけのり代表だいひょうは12にち午後ごご衆院しゅういんせんでの自民じみん公明こうめいりょうとう圧勝あっしょうけて、国会こっかいない会談かいだん郵政ゆうせい民営みんえい法案ほうあん成立せいりつなど構造こうぞう改革かいかく断行だんこうへの姿勢しせいあきらかにした連立れんりつ政権せいけん合意ごうい署名しょめいし、結束けっそくして連立れんりつ政権せいけん維持いじすることを確認かくにんした。

 与党よとうは、首相しゅしょう指名しめい選挙せんきょおこな特別とくべつ国会こっかいを21にち召集しょうしゅうげん閣僚かくりょう再任さいにんするかたちだい小泉こいずみ内閣ないかく発足ほっそくさせ、郵政ゆうせい民営みんえい法案ほうあん成立せいりつ全力ぜんりょくげる方針ほうしん
中略ちゅうりゃく
 党首とうしゅ会談かいだん先立さきだち、与党よとうりょうとう幹事かんじちょう国会こっかい対策たいさく委員いいんちょう国会こっかいない会談かいだんりょうとうは、衆院しゅういんせんけてひらかれる特別とくべつ国会こっかいを21にち召集しょうしゅうし、郵政ゆうせい法案ほうあんすみやかな成立せいりつはか方針ほうしん確認かくにんした。
 また、特別とくべつ国会こっかいでは、水害すいがい対策たいさくとアスベスト対策たいさく早急そうきゅうむとともに、給与法きゅうよほう改正かいせいあん障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあん電波でんぱほう改正かいせいあんなどの審議しんぎおこなかんがえで一致いっちした。



自立じりつ支援しえんほうせい省令しょうれい以下いか部分ぶぶんとして予定よていされている内容ないよう問題もんだいてん資料しりょうへん

  現在げんざい支援しえん制度せいど 自立じりつ支援しえんほうせい省令しょうれい以下いか部分ぶぶんあん
国庫こっこ補助ほじょ

ヘルパー制度せいどにのみ国庫こっこ補助ほじょ上限じょうげん基準きじゅんがある。 現在げんざい実際じっさいにかかったヘルパー事業じぎょうが、「支給しきゅう決定けっていしゃすう×基準きじゅんがく下記かき)」の市町村しちょうそんごとの合計ごうけいがく以下いかならば、国庫こっこ補助ほじょ対象たいしょうとなり、ヘルパー事業じぎょう75%がくにけんから市町村しちょうそん補助ほじょされる。計算けいさんしき金額きんがくえる事業じぎょう全額ぜんがく市町村しちょうそん負担ふたん

 基準きじゅんがくは、全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃがつやく20まんえん移動いどう介護かいご利用りよう視覚しかく障害しょうがいしゃ知的ちてき障害しょうがいしゃがつやく10まんえん、その障害しょうがいしゃやくまんえん

 個別こべつ給付きゅうふぜん事業じぎょう国庫こっこ補助ほじょ上限じょうげん設定せってい
 やっ程度ていどかれた障害しょうがい程度ていど区分くぶんごとにけて計算けいさんする。
 実際じっさいにかかった事業じぎょうが、「障害しょうがい程度ていど区分くぶんごとの制度せいど利用りようしゃすう×基準きじゅんがく」の合計ごうけいがく以下いかならば、国庫こっこ補助ほじょ対象たいしょうとなり、事業じぎょうの75%がくにけんから市町村しちょうそん補助ほじょされる。
 やっ程度ていどかれた障害しょうがい程度ていど区分くぶんごとに、「上記じょうき計算けいさんしき金額きんがく」をえる事業じぎょう全額ぜんがく市町村しちょうそん負担ふたん

 基準きじゅんがく障害しょうがい程度ていど区分くぶんごとにまるがくで、未定みてい

問題もんだいてん

 厚生省こうせいしょう幹部かんぶは「1人ひとりらしかどうかで基準きじゅんがくえない」といっているが、実際じっさいには1にんらしと家族かぞく同居どうきょではヘルパー利用りよう時間じかんすう実態じったいなんばいちがう。1人ひとりらしの全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ専門せんもん病院びょういんちかくなど、一部いちぶ市町村しちょうそん集中しゅうちゅうするため、厚生省こうせいしょうあんでは問題もんだい独居どっきょ重度じゅうど障害しょうがいしゃあつまる一部いちぶ市町村しちょうそんでは国庫こっこ補助ほじょ全額ぜんがくけられない)。

解決かいけつさくいちれい

従来じゅうらいのように国庫こっこ補助ほじょ市町村しちょうそん単位たんいおこない、区分くぶんごとにべつ計算けいさんにしない。
小規模しょうきぼ市町村しちょうそんでは長時間ちょうじかん介護かいご利用りようしゃが1にんただけで、国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん事業じぎょうがオーバーするので、救済きゅうさいさくもうける。
独居どっきょしゃ市町村しちょうそんあいだ流動りゅうどうするので、独居どっきょしゃ専用せんよう国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんがくつくる。独居どっきょさい重度じゅうどは24あいだ介護かいご必要ひつよう場合ばあいでもヘルパー制度せいど必要ひつようによりけられるように、国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅんはそれをえる基準きじゅんにする。


  現在げんざい支援しえん制度せいど 自立じりつ支援しえんほうせい省令しょうれい以下いか部分ぶぶんあん
ヘルパーの時間じかんすう決定けってい方法ほうほう 利用りようしゃのヘルパー時間じかんすう決定けってい市町村しちょうそん障害しょうがい福祉ふくし担当たんとう部署ぶしょおこなう。
いのちかかわる実態じったいがある重度じゅうど障害しょうがいしゃは、市町村しちょうそん課長かちょうなどに交渉こうしょうして市町村しちょうそん制度せいどばしていくことが可能かのう。(いままでは、このようにして、全国ぜんこく各地かくち市町村しちょうそんで、すこしずつヘルパー制度せいど改善かいぜんされてきた)

長時間ちょうじかんのヘルパー利用りようしゃは、時間じかんすう決定けってい市町村しちょうそんとは独立どくりつした「審査しんさかい」が事実じじつじょうおこなう。
全国ぜんこく2200市町村しちょうそん審査しんさかいつくられ、医師いしかい学識がくしき経験けいけんしゃ委員いいんにつくことが想定そうていされる)。
正確せいかくには、市町村しちょうそん長時間ちょうじかんヘルパー利用りようしゃ利用りよう計画けいかくあんつくり、審査しんさかいおくる。その計画けいかくたいし、審査しんさかい意見いけんをつける。
市町村しちょうそんは、その意見いけんもと支給しきゅう決定けっていする。
これにより事実じじつじょう審査しんさかいがヘルパー時間じかんすうなどをめることになっている。

問題もんだいてん

独居どっきょなどのさい重度じゅうど障害しょうがいしゃは、ヘルパー制度せいど不足ふそくいのちかかわる実態じったいがあっても、課長かちょうなどに交渉こうしょうができなくなる。(交渉こうしょうをしても、課長かちょうは「それは審査しんさかいめることですから」とげることができるようになる)。
現在げんざい全国ぜんこく2200市町村しちょうそんのほとんどでは、独居どっきょ長時間ちょうじかん介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃたいし、必要ひつよう最低限さいていげんのヘルパー時間じかんすうていない状況じょうきょう。まだまだ土木どぼく建設けんせつなどの予算よさん重点じゅうてんをおいている市町村しちょうそんおおいなか、障害しょうがいしゃ介護かいご制度せいど予算よさん十分じゅうぶんにつかないことがおおい。このような市町村しちょうそんではますますヘルパー制度せいどがのびなくなる危険きけんせいがある。

解決かいけつさくいちれい

市町村しちょうそん独居どっきょなどのさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ長時間ちょうじかんのヘルパー利用りよう計画けいかくつくさいに、障害しょうがいしゃ納得なっとくくまではないができるように、くに市町村しちょうそん交渉こうしょうなんでもけるようにガイドラインをしめす。
重度じゅうど障害しょうがいしゃ自分じぶん介護かいご必要ひつようせい障害しょうがい状況じょうきょうをきちんとつたえることにれていないので、なんはなしくことが重要じゅうよう。)
その結果けっか双方そうほう納得なっとくのいくヘルパー利用りよう計画けいかくになった場合ばあい審査しんさかいにまわして意見いけんもとめる。市町村しちょうそんはきちんとその必要ひつようせい説明せつめいする。


  現在げんざい支援しえん制度せいど 自立じりつ支援しえんほうせい省令しょうれい以下いか部分ぶぶんあん
外出がいしゅつ介護かいご

 移動いどう介護かいごは、身体しんたい介護かいご日常にちじょう生活せいかつ支援しえんおなじ1類型るいけい指定してい事業じぎょうしょには1あいだ4020えん〜1530えんはいる。利用りようしゃ自由じゆう事業じぎょうしょえらべる。

 1にち24あいだ介護かいご制度せいどていない市町村しちょうそんでは、障害しょうがいしゃ団体だんたいが、1人ひとりらしの24あいだ介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃたいして、1あいだ移動いどう介護かいご収入しゅうにゅうで、5あいだ介護かいごしゃ提供ていきょうして障害しょうがいしゃがなんとかきているれいも。

 移動いどう介護かいご廃止はいしされ、市町村しちょうそん事業じぎょうである地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうなか移動いどう支援しえんメニューのなかのガイドヘルパー制度せいどになる。市町村しちょうそん直営ちょくえいおこなうか、市町村しちょうそんめた委託いたくさき事業じぎょう委託いたくされる。おおくの市町村しちょうそんでは社協しゃきょうなど特定とくてい法人ほうじん委託いたくされる可能かのうせいたかい。(市町村しちょうそん事業じぎょう内容ないよう自由じゆうめるようになるので、ガイドヘルパーには1あいだ800えん〜1000えん程度ていどしかはいらない市町村しちょうそんもありえる)。

 一方いっぽう日常にちじょう生活せいかつ支援しえん利用りようしゃのみは重度じゅうど訪問ほうもん介護かいごいえなか介護かいご外出がいしゅつ介護かいご両方りょうほうおこなうことになる。

問題もんだいてん

さい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃでも日常にちじょう生活せいかつ支援しえん利用りようしゃは、都市とし独居どっきょなどの長時間ちょうじかん介護かいご利用りようしゃなど、ほんのすうパーセントである。ほとんどの全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りようしゃにならないので、救済きゅうさいされていない。

いままで介護かいごけていた、なれた介護かいごしゃでないと外出がいしゅつむずかしいさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ一部いちぶ知的ちてき障害しょうがいしゃは、ガイドヘルパー制度せいどになると事業じぎょうしょわり、介護かいごしゃわってしまう。また、市町村しちょうそんがヘルパーへの報酬ほうしゅう単価たんかなどを自由じゆうめることができるようになる。もし、単価たんかひくくなると、委託いたくさき事業じぎょうしょでは、主婦しゅふなどの登録とうろくヘルパーが主体しゅたいになってしまう。男性だんせい全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ女性じょせいにトイレ介護かいごたのめないので、外出がいしゅつができなくなる。ヘルパーが主婦しゅふパートそう中心ちゅうしんになると、夜間やかん土日どにちのサービスはヘルパー不足ふそく利用りようができなくなる可能かのうせいがある。

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご日常にちじょう生活せいかつ支援しえん利用りようしゃ場合ばあいも、1あいだや2あいだなどの短時間たんじかん外出がいしゅつ介護かいごでは提供ていきょうしてくれる事業じぎょうしょがなくなる。(日常にちじょう生活せいかつ支援しえん単価たんかひくく、介護かいご保険ほけん家事かじ援助えんじょ単価たんかよりもひくい。このため、全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ大変たいへん外出がいしゅつ介護かいごけてくれる事業じぎょうしょはほとんどない)。

解決かいけつさく

介護かいごれるまで長期間ちょうきかんかかる障害しょうがいしゃについては、いままでとおな事業じぎょうしょ使つかえるように、移動いどう介護かいご事業じぎょうしょ都道府県とどうふけん指定してい指定してい制度せいどのこす。指定してい事業じぎょうしょ市町村しちょうそん申請しんせいすれば、かなら市町村しちょうそんから委託いたくけられるようにする。

重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご日常にちじょう生活せいかつ支援しえん)は、長時間ちょうじかん連続れんぞく利用りよう想定そうていした制度せいどのため、介護かいご保険ほけん家事かじ援助えんじょより単価たんかひくいので、短時間たんじかん外出がいしゅつなどの利用りようニーズに対応たいおうできない。このため、短時間たんじかん重度じゅうど訪問ほうもん介護かいご利用りよう場合ばあい身体しんたい介護かいごおな単価たんかにする。

追加ついか資料しりょう

最大さいだい問題もんだい 「審査しんさかい」の問題もんだい

  ヘルパー制度せいど今後こんごびていかなくなる

 このあんにはおおきな問題もんだいふたつあります。
 1ばん問題もんだいは、ヘルパー時間じかん市町村しちょうそん設置せっちする独立どくりつ機関きかんの「審査しんさかい」がめるというあんです。
 審査しんさかい委員いいんは3000市町村しちょうそんがそれぞれめますが、介護かいご保険ほけんおなじような人選じんせんになります。つまり、医師いしかい看護かんご協会きょうかい大学だいがく教授きょうじゅ過半数かはんすうになり、ここでめられた時間じかんすうは、24あいだ介護かいご必要ひつよう1人ひとりらしの障害しょうがいしゃいのちにかかわるひとが、市町村しちょうそん部長ぶちょう課長かちょう交渉こうしょうしても、決定けってい時間じかんえられません。厚生こうせい労働省ろうどうしょう障害しょうがい区分くぶんおうじて8段階だんかい程度ていど標準ひょうじゅんてき金額きんがくしめす(国庫こっこ補助ほじょ基準きじゅん)としており、おおくの市町村しちょうそんでは「審査しんさかい」はこの水準すいじゅん参考さんこう時間じかんすうめていくことが予想よそうされます。
 「審査しんさかい」の決定けっていは、たとえば、市長しちょう市議会しぎかい与党よとうでも変更へんこうできません。これでは、さい重度じゅうど1人ひとりらしの障害しょうがいしゃによる時間じかんすうばす交渉こうしょうは、一切いっさいできなくなり、ヘルパー時間じかんすうひく地域ちいきは、永久えいきゅうにその水準すいじゅんから変更へんこうできなくなる可能かのうせいもあります。
 30ねん以上いじょう1人ひとりらしなどの全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ運動うんどうにより日本にっぽん介護かいご制度せいど改善かいぜんされてきましたが、この制度せいど導入どうにゅうされると、今後こんご制度せいど改善かいぜん運動うんどうはまったく出来できなくなり、日本にっぽん介護かいご保障ほしょう制度せいど水準すいじゅん低迷ていめい固定こていします。これは、すべての障害しょうがいしゃにとって不幸ふこうなことになります。
 このままのあんとおると、これからヘルパー制度せいど水準すいじゅんひく市町村しちょうそんに1にんらしして介護かいご制度せいどばす交渉こうしょうおこなさい重度じゅうど障害しょうがいしゃが、生活せいかつできなくなります。
 日本にっぽんのほとんどの地域ちいきでは、まだ24あいだ介護かいご保障ほしょうはもちろん、24あいだ介護かいご必要ひつよう な1にんらし障害しょうがいしゃたいして、1にち12あいだ保障ほしょう実現じつげんしていません。
  「審査しんさかい」は自立じりつ支援しえんほうなかで、最大さいだい問題もんだいです。

審査しんさかい」の問題もんだいてん

審査しんさかい方式ほうしきでは、ヘルパー制度せいど水準すいじゅんひく地域ちいきは、今後こんごひく水準すいじゅんのまま、固定こていする。なにじゅうねん水準すいじゅんひくいまま改善かいぜんしなくなる。

 市町村しちょうそんで、ヘルパーなどの制度せいど水準すいじゅんがるときというのは、さい重度じゅうど障害しょうがいしゃ両親りょうしん入院にゅういんするなど、緊急きんきゅう事態じたいたいし、当事とうじしゃからの交渉こうしょう市町村しちょうそんたいしておこなわれ、行政ぎょうせい緊急きんきゅうせい判断はんだんし、障害しょうがい福祉ふくし担当たんとう部課ぶかちょうが、議会ぎかい助役じょやく首長しゅちょう説得せっとくして、補正ほせい予算よさんむなど、行政ぎょうせい内部ないぶ主導しゅどううごかないと、大幅おおはばなアップはできないものです。このようにして、1人ひとり長時間ちょうじかんのサービスを利用りよう開始かいしすると、すうねんてば、障害しょうがい福祉ふくし担当たんとう職員しょくいん全員ぜんいん異動いどうし、それがその市町村しちょうそん決定けってい水準すいじゅんとなっていき、ほかの障害しょうがいしゃも、介護かいごがたくさん必要ひつよう状態じょうたいになれば、「個々人ここじん自立じりつして生活せいかつするのに必要ひつよう適正てきせい時間じかんすう」のヘルパー制度せいどなどがけられるようにわります。これにたいして、外部がいぶ委員いいんによる審査しんさかいは、すでにめられている障害しょうがい福祉ふくし当初とうしょ予算よさん範囲はんいないでしか、サービス水準すいじゅん決定けっていできません。このため、サービス水準すいじゅんひく地域ちいきでは、永久えいきゅう制度せいど改善かいぜんされなくなるおそれがあります。

審査しんさかい方式ほうしき導入どうにゅうされると、市町村しちょうそん制度せいどばせないいいわけに「審査しんさかいまったから」を使つかうようになり、制度せいどびなくなる。

 1970年代ねんだいから、現在げんざいまで、障害しょうがいしゃ運動うんどうは、全国ぜんこく交渉こうしょうおこない、市町村しちょうそん制度せいど改善かいぜんしてきました。かく市町村しちょうそん個々ここ障害しょうがいしゃ運動うんどうがなければ、現在げんざいのような障害しょうがいヘルパー制度せいどはありませんでした。海外かいがいでも同様どうように、当事とうじしゃによる改善かいぜん運動うんどうにより制度せいど改善かいぜんされてきました。きたヨーロッパでも障害しょうがいしゃ運動うんどうによって24あいだ介護かいごけられるようになってきました。
 しかし、審査しんさかいのような外部がいぶ委員いいんがヘルパー時間じかんすう決定けっていけんつようなシステムになると、障害しょうがいしゃ市町村しちょうそん交渉こうしょうして制度せいど改善かいぜんしていくことが不可能ふかのうになります。(福祉ふくし制度せいどは、障害しょうがいしゃにん交渉こうしょうして、制度せいど改善かいぜんさせれば、ほかのおなじニーズを障害しょうがいしゃ全員ぜんいん制度せいどけられるようになる)。
 しかし、審査しんさかい導入どうにゅうされると、市町村しちょうそん障害しょうがい福祉ふくし担当たんとう課長かちょう部長ぶちょうは、たとえ、非常ひじょう水準すいじゅんひくいサービスしかおこなっていなくて、障害しょうがいしゃこまっていても、「審査しんさかいめることです」「審査しんさかいまったことですから」とげることができ、障害しょうがいしゃ事実じじつじょう交渉こうしょうができなくなります。



自立じりつ支援しえんほう施行しこうは4がつにち

 自民党じみんとう公明党こうめいとう厚生こうせい労働ろうどう部会ぶかい9月くがつ22にち自立じりつ支援しえんほう実施じっし来年らいねんがつにちとする改正かいせいくわえ、こん国会こっかいへの提出ていしゅつめました。

自民じみん部会ぶかい障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあんこん国会こっかい提出ていしゅつ了承りょうしょう

 自民党じみんとう厚生こうせい労働ろうどう部会ぶかいは22にち障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあんこん国会こっかいへの提出ていしゅつ了承りょうしょうした。どう法案ほうあんさき通常つうじょう国会こっかい廃案はいあんとなったため、2006ねん1がつ1にちとしていた施行しこうどう4がつ1にち変更へんこうした。どう法案ほうあんは、身体しんたい知的ちてき精神せいしんの3障害しょうがいかれている障害しょうがいしゃ福祉ふくしサービスの一元化いちげんかや、障害しょうがいしゃがサービス利用りようりょう原則げんそく1わり自己じこ負担ふたんする定率ていりつ負担ふたん制度せいど導入どうにゅうはしら
[日本経済新聞にほんけいざいしんぶん2005ねん9がつ22にち]

公明こうめい新聞しんぶん:2005ねん9がつ23にちづけ
与党よとう修正しゅうせいくわえた自立じりつ支援しえん法案ほうあん了承りょうしょう  とうあつろう部会ぶかい

 公明党こうめいとう厚生こうせい労働ろうどう部会ぶかい福島ふくしま豊部とよべ会長かいちょう衆院しゅういん議員ぎいん)は22にち衆院しゅういんだい議員ぎいん会館かいかんで、さき通常つうじょう国会こっかい廃案はいあんとなった障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあんさい提出ていしゅつについて審議しんぎし、これを了承りょうしょうした。草川くさかわ昭三しょうぞうふく代表だいひょう参院さんいん議員ぎいん)、福島ふくしま会長かいちょうらが出席しゅっせきした。
 どう法案ほうあんは、前回ぜんかい提出ていしゅつ原案げんあん与党よとう修正しゅうせいくわえたうえで、施行しこう来年らいねんがつ変更へんこうしたもの。
 厚労省こうろうしょう中谷なかたに比呂ひろじゅ障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし部長ぶちょうは、どう法案ほうあん成立せいりつおくれると、(1)2005、06年度ねんどともに大幅おおはば予算よさん不足ふそくしょうじる(2)精神せいしん障害しょうがいしゃ対象たいしょうくわえるなどのあらたな施策しさく停滞ていたいする――と強調きょうちょう
 障害しょうがいしゃ団体だんたいからも法案ほうあん成立せいりつつよもとめる要望ようぼうがあったとしたうえで、懸念けねんされている自己じこ負担ふたんについては、定率ていりつ負担ふたん上限じょうげん設定せっていわせたしん制度せいどでの負担ふたんがくをケースべつ例示れいじし「激変げきへんになることはない」と強調きょうちょうした。
 これをけた意見いけん交換こうかんでは、さき国会こっかい明確めいかくになったてい所得しょとくしゃへの配慮はいりょなどを正確せいかく報道ほうどうする必要ひつようせいや、育成いくせい医療いりょうへの激変げきへん緩和かんわなどのこされた課題かだいについて、国会こっかい審議しんぎちゅうむことなどを確認かくにんした。

公明党こうめいとうホームページ記事きじ http://www.komei.or.jp/news/daily/2005/0923_05.html



過疎かそ地域ちいき1人ひとりらししたいさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ募集ぼしゅう

 施設しせつ家族かぞくのもとからて、自立じりつ生活せいかつはじめませんか?

  おおくの市町村しちょうそんでは、1人ひとりらしの長時間ちょうじかんよう介護かいご全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃがいないため、ヘルパー制度せいどびていません。24あいだ介護かいご必要ひつようでも1にちあいだ程度ていどしかヘルパー制度せいどない市町村しちょうそん全国ぜんこく市町村しちょうそんの8わり程度ていどにものぼります。これを解決かいけつするためにバックアッププロジェクトをおこないます。1人ひとりらしの重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃんできちんと交渉こうしょうしている都道府県とどうふけんでは1にち16あいだや24あいだ介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃが1にんらしをしています。このような障害しょうがいしゃがいる地域ちいきでは交渉こうしょうによりヘルパー制度せいどび、1にち16あいだや24あいだ制度せいどができているところがあります。そのような市町村しちょうそんでは、「ヘルパー制度せいど上限じょうげん」というかんがかた行政ぎょうせいないでなくなり、「その障害しょうがいしゃ自立じりつして地域ちいき生活せいかつするためにどのようなサービスが必要ひつようかんがえて支給しきゅう決定けっていする」というかんがかたわっていきますので、1人ひとりらしの障害しょうがいしゃだけではなくそれ以外いがい障害しょうがいしゃもヘルパー制度せいど必要ひつよう水準すいじゅんまでけやすくなっていきます。
 当会とうかいでは、47都道府県とどうふけんのどこにんでいても、おなじように必要ひつようひと必要ひつようなサービスがけられるように制度せいど改善かいぜん交渉こうしょう方法ほうほう支援しえんや、「最初さいしょ1人ひとり」の自立じりつ支援しえん技術ぎじゅつてき財政ざいせいてきに(介護かいごりょう)サポートしています。
 現在げんざい長時間ちょうじかんのヘルパー制度せいどのない(おも過疎かその)市町村しちょうそんにおまいで1にんらしをしたい全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ募集ぼしゅうします。1にち16〜24あいだ介護かいご必要ひつようほう想定そうていしていますが、それ以外いがいほうもおわせください。
 自立じりつのあと、一定いってい期間きかん介助かいじょしゃ費用ひようのサポートをいたします。
 制度せいど交渉こうしょうしてヘルパー制度せいどばすバックアップをします。
 アパートをりる方法ほうほうなども研修けんしゅうでサポートいたします(毎日まいにち介助かいじょがつく場合ばあいはきちんと方法ほうほうまねべば簡単かんたんりることが可能かのう)。住宅じゅうたく改造かいぞう制度せいどもあり、生活せいかつできるように改造かいぞう可能かのうです。
 研修けんしゅう参加さんか交通こうつう介助かいじょ費用ひよう助成じょせいいたします。
 自立じりつ生活せいかつをするための技能ぎのうプログラムを受講じゅこうしていただきます。
 なお、複数ふくすう募集ぼしゅうがある場合ばあいは、当会とうかいほかがすすめている、公益こうえきてき障害しょうがい福祉ふくし活動かつどう参加さんかしていただけるほう優先ゆうせんいたします。

わせは 自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかい 0120−66−0009 10:00〜23:00



平成へいせい18年度ねんど政府せいふ予算よさん概算がいさん要求ようきゅう障害しょうがいしゃ関係かんけい

自薦じせんヘルパー推進すいしん協会きょうかい本部ほんぶ事務じむきょく

 18年度ねんど概算がいさん要求ようきゅう資料しりょう公開こうかいされました。つぎページに掲載けいさいします。
 例年れいねんですと、これにあわせて障害しょうがい福祉ふくし概算がいさん要求ようきゅう発表はっぴょうされ、もうすこしこまかいあんますが、今年ことし制度せいど改正かいせいのため、障害しょうがい保健ほけん福祉ふくし概要がいようばんのみしか発表はっぴょうしないとのことで、大枠おおわくのみしかしめされていません。まず冒頭ぼうとうのところで、「早期そうき障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあんさい提出ていしゅつし」とかれていて、概算がいさん要求ようきゅう自立じりつ支援しえんほう成立せいりつ前提ぜんていてられたものとなっています。

○(1)「障害しょうがい福祉ふくしサービスの推進すいしん」として4,143おくえん  (→これが支援しえんほう個別こべつ給付きゅうふ部分ぶぶん

 参考さんこうまでに今年度こんねんど(17年度ねんど)の支援しえん予算よさん概算がいさん要求ようきゅう3854おく予算よさんが3831おくとなっています。
 18年度ねんど概算がいさん要求ようきゅうは、事業じぎょう体系たいけい再編さいへん移動いどう介護かいご地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょうへの移行いこうなどもふくまれているので純粋じゅんすい比較ひかくむずかしいですが、単純たんじゅん計算けいさんすれば26%えたことになります。
 また、概算がいさん要求ようきゅうですので、これから財務ざいむとの調整ちょうせいなどで減額げんがくされる可能かのうせいもあります。 ホームヘルプや施設しせつなど介護かいご給付きゅうふ訓練くんれんとう給付きゅうふなどこまかい試算しさんされていませんので、居宅きょたくサービス費用ひようがどの程度ていどびたのかは不明ふめいです

○(2)障害しょうがいしゃたいする良質りょうしつかつ適切てきせつ医療いりょう提供ていきょう  795おくえん  (→これが支援しえんほう自立じりつ支援しえん給付きゅうふ部分ぶぶん

○(3) 地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう実施じっし 200おくえん  (→支援しえんほうの「地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう費用ひよう

これについても、移動いどう支援しえん事業じぎょう相談そうだん支援しえん事業じぎょうなど個別こべつ試算しさんされていません。 200おくえんというがく自体じたい、どの程度ていど根拠こんきょがあっててられたものかさだかではないようにおもいます。

厚生こうせい労働省ろうどうしょうHPに部局ぶきょくぶん掲載けいさいされています。 http://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/06gaisan/syuyou.html

障害しょうがい福祉ふくし部分ぶぶん抜粋ばっすい

だい8  障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん推進すいしん生活せいかつ保護ほご制度せいど適正てきせい実施じっし

 障害しょうがいしゃ地域ちいきにおける自立じりつした生活せいかつ支援しえんするため、早期そうきに「障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん法案ほうあん」をさい提出ていしゅつし、市町村しちょうそん中心ちゅうしんに、障害しょうがい種別しゅべつにかかわらず一元いちげんてきにサービスを提供ていきょうする体制たいせい整備せいびするとともに、サービスの提供ていきょう必要ひつようとなる費用ひようみなささうというかんがかたって、在宅ざいたくサービスにかんするくにおよ都道府県とどうふけん負担ふたん義務ぎむてきなものとすると同時どうじに、利用りようしゃ負担ふたん見直みなおすなど、障害しょうがいしゃ保健ほけん福祉ふくし施策しさく抜本ばっぽんてき改革かいかくする。
 また、雇用こよう福祉ふくし連携れんけいによる障害しょうがいしゃ施策しさく推進すいしん障害しょうがいしゃ多様たよう就業しゅうぎょう機会きかい拡大かくだいはかるとともに、障害しょうがいしゃたいする職業しょくぎょう能力のうりょく開発かいはつ推進すいしんする。
 さらに、生活せいかつ保護ほご受給じゅきゅうしゃ自立じりつ就労しゅうろう支援しえんするため、福祉ふくし事務所じむしょとうにおける自立じりつ支援しえんプログラムの導入どうにゅう一層いっそう推進すいしんするほか、つづ生活せいかつ保護ほご基準きじゅん見直みなおしをはかる。

1  障害しょうがいしゃ自立じりつした地域ちいき生活せいかつ支援しえんするための施策しさく推進すいしん  8,090おくえん(7,445おくえん

(1) 障害しょうがい福祉ふくしサービスの推進すいしん   4,143おくえん
 障害しょうがいしゃ保健ほけん福祉ふくし施策しさく抜本ばっぽんてき改革かいかくし、障害しょうがいしゃ身近みぢか地域ちいき自立じりつした生活せいかつおくれるよう、あらたな障害しょうがい福祉ふくしサービス体系たいけいとして、ホームヘルプサービスや生活せいかつ介護かいごとう介護かいご給付きゅうふ自立じりつ訓練くんれん就労しゅうろう移行いこう支援しえんとう訓練くんれんとう給付きゅうふ提供ていきょうするなど、必要ひつようなサービスを確保かくほする。

(2) 障害しょうがいしゃたいする良質りょうしつかつ適切てきせつ医療いりょう提供ていきょう   795おくえん
 障害しょうがいしゃ心身しんしん障害しょうがい状態じょうたい軽減けいげんはかるための自立じりつ支援しえん医療いりょう公費こうひ負担ふたん医療いりょうとう提供ていきょうする。

(3) 障害しょうがいしゃ地域ちいき生活せいかつ支援しえん推進すいしん   200おくえん
 ○  地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう実施じっし 市町村しちょうそんとう主体しゅたいとなり、移動いどう支援しえん地域ちいき活動かつどう支援しえんセンターなど障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんのための事業じぎょう地域ちいき生活せいかつ支援しえん事業じぎょう)を実施じっしする。
 ○  発達はったつ障害しょうがいしゃたいする支援しえん 在宅ざいたく自閉症じへいしょうとう特有とくゆう発達はったつ障害しょうがいゆうする障害しょうがいしゃとその家族かぞくたいし、相談そうだん助言じょげん情報じょうほう提供ていきょう就労しゅうろうとうにかかる支援しえん総合そうごうてきおこなう「発達はったつ障害しょうがいしゃ支援しえんセンター」の充実じゅうじつはかる。

2  障害しょうがいしゃたいする雇用こよう就労しゅうろう支援しえん職業しょくぎょう能力のうりょく開発かいはつ推進すいしん  155おくえん(141おくえん

(1) 雇用こよう福祉ふくし連携れんけいによる障害しょうがいしゃ施策しさく推進すいしん   16おくえん
 ○  地域ちいき障害しょうがいしゃ就労しゅうろう支援しえん事業じぎょう拡充かくじゅう   1.9おくえん
 ハローワークが中心ちゅうしんとなり福祉ふくしとう関係かんけいしゃによる連携れんけい体制たいせい確立かくりつし、就職しゅうしょく準備じゅんび段階だんかいから職場しょくば定着ていちゃくまでの一連いちれん支援しえんおこな事業じぎょう拡充かくじゅうし、障害しょうがいしゃ福祉ふくしてき就労しゅうろうから雇用こようへの移行いこう一層いっそう促進そくしんはかる。
 ○  企業きぎょうノウハウを活用かつようした福祉ふくし施設しせつにおける就労しゅうろう支援しえん促進そくしん   53ひゃくまんえん
 障害しょうがいしゃ雇用こよう実績じっせきのある企業きぎょう関係かんけいしゃ知識ちしき経験けいけんとう活用かつようして、福祉ふくし施設しせつたいし、企業きぎょうはたらくことについての理解りかい促進そくしん就労しゅうろうけての支援しえんのノウハウの向上こうじょうはか事業じぎょうを、都道府県とどうふけん労働ろうどうきょくにおいて実施じっしする。
 ○  障害しょうがいしゃ就業しゅうぎょう生活せいかつ支援しえんセンター事業じぎょう拡充かくじゅう   13おくえん
 障害しょうがいしゃたいする就業しゅうぎょうおよ日常にちじょう生活せいかつかか相談そうだん助言じょげんとう実施じっしする「障害しょうがいしゃ就業しゅうぎょう生活せいかつ支援しえんセンター」の設置せっち箇所かしょすう拡充かくじゅうする。90箇所かしょ→140箇所かしょ

(2) ハローワークによる相談そうだん支援しえん体制たいせい充実じゅうじつ強化きょうか   11おくえん
 障害しょうがいしゃいちにんひとりの障害しょうがい態様たいよう適性てきせいおうじた就労しゅうろう支援しえん実施じっしするため、専門せんもんてき知識ちしき経験けいけんゆうするものをハローワークに配置はいちするなど、障害しょうがいしゃたいする相談そうだん支援しえん体制たいせい充実じゅうじつ強化きょうかはかる。

(3) 多様たよう形態けいたいによる障害しょうがいしゃ就業しゅうぎょう機会きかい拡大かくだい   18おくえん
 ○  ITを活用かつようした在宅ざいたく就業しゅうぎょう支援しえん団体だんたい育成いくせい支援しえん   1.1おくえん
 先駆せんくてき在宅ざいたく就業しゅうぎょう支援しえんんできた団体だんたいのノウハウを活用かつようし、あらたに支援しえん団体だんたいへのノウハウの提供ていきょう普及ふきゅう事業じぎょうぬしが、障害しょうがいしゃ在宅ざいたく業務ぎょうむ創出そうしゅつするための支援しえんおこない、障害しょうがいしゃ在宅ざいたく就業しゅうぎょうのさらなる普及ふきゅうはかる。
 ○  障害しょうがいしゃ試行しこう雇用こよう事業じぎょう拡充かくじゅう   12おくえん
 事業じぎょうぬし障害しょうがいしゃ雇用こようのきっかけを提供ていきょうするとともに、障害しょうがいしゃ実践じっせんてき能力のうりょく取得しゅとくさせ、常用じょうよう雇用こよう移行いこうするため短期間たんきかん試行しこう雇用こよう実施じっしして、障害しょうがいしゃ雇用こよう推進すいしんする。対象たいしょうしゃすう 6,000にん→8,000にん

(4) 障害しょうがいしゃたいする職業しょくぎょう能力のうりょく開発かいはつ推進すいしん   68おくえん
 ○  公共こうきょう職業しょくぎょう能力のうりょく開発かいはつ施設しせつにおける障害しょうがいしゃ職業しょくぎょう訓練くんれん推進すいしん   52おくえん
 障害しょうがいしゃ職業しょくぎょう能力のうりょく開発かいはつこう設置せっち地域ちいきにおいて、職業しょくぎょう能力のうりょく開発かいはつこう知的ちてき障害しょうがいしゃとう対象たいしょうとした訓練くんれんコースを設定せっていし、障害しょうがいしゃ職業しょくぎょう訓練くんれん推進すいしんする。
 ○  事業じぎょうぬし社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんとうによる実践じっせんてき職業しょくぎょう訓練くんれん推進すいしん   15おくえん
 企業きぎょう社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんとう多様たよう委託いたく訓練くんれんさき開拓かいたくし、知的ちてき障害しょうがいしゃ精神せいしん障害しょうがいしゃとう障害しょうがい態様たいようおうじた職業しょくぎょう訓練くんれん推進すいしんする。委託いたく訓練くんれん対象たいしょうしゃすう 6,000にん→6,500にん
 ○  障害しょうがいしゃ職業しょくぎょう能力のうりょく開発かいはつプロモート事業じぎょう仮称かしょう)の実施じっし新規しんき)   42ひゃくまんえん
 福祉ふくし施設しせつ養護ようご学校がっこうとう関係かんけい機関きかん連携れんけい体制たいせい確立かくりつすることにより、障害しょうがいしゃ職業しょくぎょう能力のうりょく開発かいはつ促進そくしんする事業じぎょう政令せいれい指定してい都市としにおいて試行しこうてき実施じっしする。

3  心神喪失しんしんそうしつとう状態じょうたい重大じゅうだいがい行為こういおこなったものかんする医療いりょう体制たいせい整備せいび  148おくえん(82おくえん

 心神喪失しんしんそうしつしゃとう医療いりょう観察かんさつほう適切てきせつ施行しこうするため、つづき、指定してい入院にゅういん医療いりょう機関きかん確保かくほはかるとともに、医療いりょう従事じゅうじしゃとう研修けんしゅうおこなうなど医療いりょう提供ていきょう体制たいせい整備せいび推進すいしんする。

4  自立じりつ支援しえん重点じゅうてんをおいた生活せいかつ保護ほご制度せいど適正てきせい実施じっし  2ちょう1,084おくえん(1ちょう9,366おくえん

(1) 自立じりつ支援しえんプログラムの着実ちゃくじつ推進すいしん   170おくえん
 生活せいかつ保護ほご受給じゅきゅうしゃ就労しゅうろう自立じりつ就労しゅうろうによる経済けいざいてき自立じりつ)、日常にちじょう生活せいかつ自立じりつ日常にちじょう生活せいかつにおいて自立じりつした生活せいかつおくること)およ社会しゃかい生活せいかつ自立じりつ地域ちいき社会しゃかい一員いちいんとして充実じゅうじつした生活せいかつおくること)を目指めざす「自立じりつ支援しえんプログラム」の福祉ふくし事務所じむしょとうにおける導入どうにゅう一層いっそう推進すいしんする。

(2) 生活せいかつ保護ほご基準きじゅん見直みなお
 ○  老齢ろうれい加算かさん段階だんかいてき廃止はいし最終さいしゅうねん
 平成へいせい16年度ねんどからの3年間ねんかん段階だんかいてき廃止はいしする。
 ○  母子ぼし加算かさんとう生活せいかつ扶助ふじょ基準きじゅん見直みなおし(2ねん
 16〜18さいどものみを養育よういくするひとりおや世帯せたいについて、母子ぼし加算かさん支給しきゅうがく平成へいせい17年度ねんどからの3年間ねんかん段階だんかいてき廃止はいしする。また、多人数たにんずう(4にん以上いじょう世帯せたい生活せいかつ扶助ふじょ基準きじゅんがくについて平成へいせい17年度ねんどからの3年間ねんかん適正てきせいはかる。

  ※  生活せいかつ保護ほご負担ふたんきん改革かいかくについては、平成へいせい16ねん11がつ26にち政府せいふ与党よとう合意ごういにおいて「地方ちほう団体だんたい関係かんけいしゃ参加さんかする協議きょうぎ機関きかん設置せっちして検討けんとうおこない、平成へいせい17ねんあきまでに結論けつろんて、平成へいせい18年度ねんどから実施じっしする」こととされている。



介護かいご保険ほけん夜間やかん専門せんもん随時ずいじ巡回じゅんかいヘルパーサービス

   報酬ほうしゅう基準きじゅんかんがかたについて審議しんぎかい資料しりょう

 だい28かい社会しゃかい保障ほしょう審議しんぎかい介護かいご給付きゅうふ分科ぶんかかい資料しりょう平成へいせい17ねんがつ12にち開催かいさい)の資料しりょう3(地域ちいき密着みっちゃくがたサービスの報酬ほうしゅう基準きじゅんについて)に、夜間やかん専門せんもんヘルパーサービス(従来じゅうらい巡回じゅんかいがたくわえ、転落てんらくなどの場合ばあい音声おんせいでオペレーションセンターに連絡れんらくでき、必要ひつようがあれば随時ずいじけつけるサービス)などの報酬ほうしゅう単価たんかかんがかたています。
 利用りようしゃにんたりいくらという包括ほうかつばらいと、派遣はけんかいあたりいくらの出来高できだかばらいの両方りょうほうあんています。

 単価たんかとはべつに、高齢こうれいしゃけにこのようなサービスがはじまると、障害しょうがいしゃ施策しさくでもこの制度せいど相乗あいの利用りようできる制度せいどすうねんにははじまるとおもわれます。
 夜間やかんきっりで介護かいご必要ひつようさい重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃも、24あいだ保障ほしょうになるまでの交渉こうしょう途中とちゅうで、このサービスを使つかうように市町村しちょうそんからわれて時間じかんすうばしてもらえない事例じれいも、たくさんてきそうです。95ねん〜98ねんごろに全国ぜんこく巡回じゅんかいがたヘルパー制度せいどひろがったこととおな状況じょうきょうになりそうです。当時とうじ交渉こうしょうノウハウをさい確認かくにんして交渉こうしょう準備じゅんびをしてください。(資料集しりょうしゅうかん保谷ほうや記事きじなどを参考さんこうにしてください。)

   なお、小規模しょうきぼ機能きのうがた居宅きょたく介護かいごとうについては、包括ほうかつ単価たんかとするあんとなっています。(改正かいせい介護かいご保険ほけんでは、ヘルパー制度せいど身体しんたい介護かいご家事かじ援助えんじょ区別くべつではなく、食事しょくじ排泄はいせつ入浴にゅうよく介護かいごなど、サービスのわせごとに包括ほうかつ単価たんかよう介護かいごなどによる一定いってい月額げつがく単価たんか)に変更へんこうする方向ほうこうになっています)。
 このような介護かいご保険ほけん制度せいど改正かいせいは、すうねんには、障害しょうがいしゃ制度せいどにも影響えいきょうあたえます。介護かいご保険ほけん障害しょうがいヘルパーが統合とうごうされない場合ばあいも、すうねんには、障害しょうがいヘルパーの身体しんたい介護かいご家事かじ援助えんじょは、介護かいご保険ほけんとほぼおな制度せいどになることが予想よそうされます。
 一方いっぽう介護かいご保険ほけん障害しょうがいしゃ統合とうごうする可能かのうせいおおきく、その場合ばあいは、現在げんざい厚生こうせい労働ろうどうしょう検討けんとうされている介護かいご制度せいど障害しょうがいしゃがそのまままれることになります。また、ALSや65さいたっした脳性のうせいまひしゃなど、すでに介護かいご保険ほけん支援しえん両方りょうほう使つかっている障害しょうがいしゃには来年らいねんがつから影響えいきょうすることになります。
 介護かいご保険ほけんうごきにも注目ちゅうもくする必要ひつようがあります。



障害しょうがい当事とうじしゃによるホームヘルパー指定してい事業じぎょうしゃ全国ぜんこく1000ヶ所かしょ

長時間ちょうじかんよう介護かいご障害しょうがいしゃなどが運営うんえいする介助かいじょサービスのシステムと 24あいだ介護かいご保障ほしょう制度せいど全国ぜんこくつくろう

 2003ねんからは障害しょうがいヘルパーも介護かいご保険ほけん同様どうよう事業じぎょうしゃ市場いちば自由じゆうされました。さまざまな事業じぎょうしゃがホームヘルプなどのサービスを提供ていきょうし、障害しょうがいしゃ自由じゆう事業じぎょうしゃ選択せんたくできるようになりました。
 ホームヘルプサービスをおこないたい事業じぎょうしゃは、一定いってい基準きじゅんたせば、都道府県とどうふけんが1〜2ヶ月かげつじゃく指定していするようになりました。指定していければ、市町村しちょうそんさかい県境けんきょうえてサービス提供ていきょうができるようになりました。
 長時間ちょうじかん介助かいじょ必要ひつよう障害しょうがいしゃ高度こうど介護かいご必要ひつよう障害しょうがいしゃ団体だんたいは、従来じゅうらいから、行政ぎょうせいなどの派遣はけんするヘルパーは介助かいじょ満足まんぞくにできなかったため、自分じぶんたちで介助かいじょしゃやとい、団体だんたいつく重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃにも十分じゅうぶん対応たいおうできる介助かいじょサービスをおこなってきました。また、行政ぎょうせい交渉こうしょうおこな四国しこく東京とうきょう中心ちゅうしんに、24あいだ介助かいじょ制度せいどつくげてきました。
 これらの自立じりつ生活せいかつセンターとう団体だんたい実績じっせきがありながらなかなか障害しょうがいヘルパー委託いたくけられませんでした。2000ねんがつからの介護かいご保険ほけん施行しこうで、老人ろうじんけのヘルパーとう事業じぎょうしゃ自由じゆうされ、それに影響えいきょうされて障害しょうがいヘルパーも重度じゅうど全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ運営うんえいする自立じりつ生活せいかつセンターとう委託いたくされるようになりました。(それでも3ねん以上いじょうはないがおこなわれたうえでのことでした)。これにより、かくセンターは予算よさん規模きぼおくえんえる団体だんたいえてきました。
 2003ねんにはこのような心配しんぱいはなくなりました。一定いってい基準きじゅんたせば、市町村しちょうそん意向いこう関係かんけいなくかなら指定していけられ、ヘルパー事業じぎょうしゃになれます。

2010ねんごろの目標もくひょう

 介護かいご保険ほけん障害しょうがい指定してい事業じぎょうしゃになってヘルパー派遣はけんおこなうと、十分じゅうぶん運営うんえい保障ほしょうされ、団体だんたい職員しょくいん人件じんけん運営うんえい十分じゅうぶん保障ほしょうができます。この仕組しくみを使つかってさらなるサービス水準すいじゅんアップや制度せいど改善かいぜんしていく運動うんどう使つかい、社会しゃかいえていこうという計画けいかくです。まずむことは、2010ねんまでに全国ぜんこくに1000事業じぎょうしゃつくり、24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんおこない、行政ぎょうせい交渉こうしょうし、24あいだ介護かいご保障ほしょうを3300市町村しちょうそんつくすことです。
 そのつぎは、知的ちてき精神せいしん身体しんたい視覚しかく聴覚ちょうかくめくらろう・肢体したい内部ないぶ)・難病なんびょうおよび重複じゅうふくぜん障害しょうがい種別しゅべつ参加さんかて、すべての障害しょうがい種別しゅべつにサービス提供ていきょう当事とうじしゃ主体しゅたいてきに)していくシステムを計画けいかくしています。
 また、3300市町村しちょうそんおおくで24あいだちか介護かいご保障ほしょうができたさいには、全国ぜんこく予算よさん確保かくほされますので、くにたいしてパーソナルアシスタント制度せいど労働ろうどう時間じかん通学つうがく運転うんてん入院にゅういんなど使途しと制限せいげんをされない24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく一律いちりつ制度せいど)をつくっていきます。

ちゅう東京とうきょうなどの一部いちぶ団体だんたいでは24あいだ介助かいじょ保障ほしょう交渉こうしょうしてつくり、24あいだ専従せんじゅう介助かいじょしゃによる介助かいじょサービスをおこない、人工じんこう呼吸こきゅう利用りようの24あいだよう介助かいじょ全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃなどを施設しせつなどから一人暮ひとりぐら支援しえんできています。一人暮ひとりぐらしの知的ちてき障害しょうがいしゃ精神せいしん障害しょうがいしゃへの介助かいじょサービスもおこなっています。もちろん短時間たんじかん介助かいじょサポートもできます。いずれも個別こべつILプログラムや様々さまざま支援しえんを(自立じりつ生活せいかつをしている長時間ちょうじかんよう介助かいじょの)障害しょうがいしゃ役員やくいん管理かんり健常けんじょうしゃのスタッフなどを部下ぶかとしてやとって(障害しょうがいしゃ健常けんじょうしゃで)運営うんえいしています。これら団体だんたいから障害しょうがいヘルパーを委託いたくされており、介護かいご保険ほけん指定してい事業じぎょうしゃにもなっており、収入しゅうにゅうは(いままでの障害しょうがいしゃ団体だんたいくらべると)相当そうとうおおきなものになります。
 通常つうじょう、このような水準すいじゅん団体だんたいになるために、どれくらいの研修けんしゅう期間きかん運営うんえい期間きかん必要ひつようかといいますと、まず、近隣きんりん障害しょうがいしゃ研修けんしゅうける場合ばあいには、しゅうかい(マネージャー&コーディネーター会議かいぎに)かよって1年間ねんかん、そのほかに近隣きんりん自立じりつ生活せいかつプログラムやピアカウンセリング、行政ぎょうせい交渉こうしょうにはかなら全部ぜんぶ出席しゅっせきしていきます。2ねんから団体だんたいげ、まず1人ひとり自立じりつ支援しえん施設しせつ親元おやもとからの一人暮ひとりぐらしの支援しえん)を団体だんたいとしておこないます。このさいなどにも事細ことこまかに研修けんしゅうさき団体だんたいにアドバイスをあおぎながらすすめます。こうして2人ふたり、3にんすすみ、ILP、ピアカンなども講座こうざがたから個別こべつまでこなし、介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこない、専従せんじゅう介助かいじょしゃ確保かくほしていって介助かいじょサービス体制たいせい強固きょうこにしていきます。このあいだ外部がいぶ講座こうざなどには出来できるだけ参加さんかします。これで最短さいたん団体だんたい実績じっせき)で4ねんほどで上記じょうきのような総合そうごうてきなサービスがくだりなえるようになります。なお介護かいご保険ほけん事業じぎょうしゃ指定してい実績じっせきまったくなくてもゆう資格しかくヘルパーが3にんいればれるため、半年はんとしほどでることが出来できます。障害しょうがいヘルパーも2003ねんからはおなさまになります。いま障害しょうがいヘルパーは委託いたく交渉こうしょう必要ひつようになりますが介護かいご保険ほけん事業じぎょうしゃになっていたらすぐに委託いたくけられるえてきました。
 上記じょうきの(近隣きんりん障害しょうがいしゃ研修けんしゅうけて団体だんたいげていく)モデルをもとに、必要ひつよう研修けんしゅう時間じかん計算けいさんすると、しゅう10あいだ程度ていどで、とし500時間じかん初年度しょねんどのみ)となります。これとまったおなごとおこなうにはとし400〜500あいだ相当そうとうする研修けんしゅう必要ひつようです。全国ぜんこく47都道府県とどうふけん事業じぎょうしゃになりたい団体だんたい個人こじんがこれを全部ぜんぶ合宿がっしゅく研修けんしゅうおこなうわけにはいきませんから、なるべく通信つうしん研修けんしゅう電話でんわ相談そうだんでカバーして、合宿がっしゅく研修けんしゅうすくなめでやってみようと検討けんとうしています。そのほか、近隣きんりんけん受講じゅこうできる基礎きそILP・ピアカンなどは極力きょくりょく近隣きんりん地域ちいきけることで体力たいりょく時間じかん費用ひよう節約せつやくできますので極力きょくりょく参加さんかするようにおねがいします。

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか希望きぼうしゃ募集ぼしゅうちゅう受講じゅこうりょう無料むりょうです)

 障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたいてき事業じぎょうおこなうための研修けんしゅうシステムとして、通信つうしん研修けんしゅう宿泊しゅくはく研修けんしゅうわせた研修けんしゅう準備じゅんびしています。推進すいしん協会きょうかい理念りねんにそった当事とうじしゃ団体だんたいつくるというほう受講じゅこうりょう無料むりょうです。内容ないようは、団体だんたい設立せつりつ方法ほうほう、24あいだ介助かいじょサービスと個別こべつ自立じりつプログラム、介護かいご制度せいど交渉こうしょう施設しせつとうからの自立じりつ支援しえん団体だんたい資金しきん計画けいかく経理けいり人事じんじ指定してい事業じぎょう運動うんどう理念りねんなどなど。現在げんざい通信つうしん研修けんしゅう参加さんかしゃ募集ぼしゅうしています。

くわしくはお問合といあわくださいフリーダイヤル0037−80−4455(推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん10〜22)へ。

通信つうしん研修けんしゅう参加さんか申込もうしこみしょ参加さんかには簡単かんたん審査しんさがあります)

団体だんたいめい(            )

郵便ゆうびん番号ばんごう住所じゅうしょ 名前なまえ 障害しょうがいしゃ/健常けんじょうしゃべつ職名しょくめい Tel Fax メール
           
           
           
           
           
           

推進すいしん協会きょうかい団体だんたい支援しえん FAX 042-452-8029まで (つぎページも参照さんしょうしてください)

かく団体だんたいからの研修けんしゅう参加さんかしゃ人数にんずうについて

 通常つうじょう推進すいしん協会きょうかい主催しゅさいする合宿がっしゅく研修けんしゅうには、障害しょうがいしゃ役員やくいん中心ちゅうしんてき職員しょくいん長時間ちょうじかんよう介助かいじょほうと、健常けんじょうしゃ介護かいごコーディネーターの両方りょうほう参加さんか希望きぼうです。団体だんたいごとに2〜5にん参加さんかしてほしいとかんがえています。

参考さんこう資料しりょう推進すいしん協会きょうかい通信つうしん研修けんしゅうおこな団体だんたい個人こじん理念りねん条件じょうけんです
いますぐできなくても、ちからがついてきたら、かならずやるという理念りねんっていただけるのでしたら対象たいしょうになります。研修けんしゅうおこない、出来できるようになるまでバックアップします。)

推進すいしん協会きょうかい支援しえん団体だんたい基準きじゅんについて

(1) 運営うんえい委員いいんかい委員いいん過半数かはんすう障害しょうがいしゃであり、代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ障害しょうがいしゃであること。
 介助かいじょ保障ほしょう当事とうじしゃ団体だんたい介助かいじょ必要ひつようとするほう自身じしん運営うんえいする団体だんたい)ですから、なるだけ介助かいじょニーズのたかほう運営うんえい委員いいんかいにいれていくようにしてください。団体だんたい設立せつりつすうねんたち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、なるだけ運営うんえい委員いいんかいくわえてください。
(2) 代表だいひょうおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃのいずれかが原則げんそくとして長時間ちょうじかんよう介助かいじょ障害しょうがいしゃであること。
 代表だいひょうしゃおよ運営うんえい実施じっし責任せきにんしゃ事務じむ局長きょくちょう)は、なるだけ、介護かいごニーズのたかほうがなり、介護かいごニーズのひくほうたとえば事務じむきょく次長じちょうとしてバックアップするひとし人事じんじ可能かのうかぎ検討けんとうしてください。また、団体だんたい設立せつりつすうねんち、より重度じゅうどほう自立じりつした場合ばあいなどは、可能かのうかぎ役員やくいん登用とうようして役職やくしょくとしてエンパワメントしていってください。
(3) 24あいだ介助かいじょ保障ほしょうはもとより、地域ちいきにいる障害しょうがいしゃのうち、もっと重度じゅうどひとのニーズにあう介助かいじょ制度せいどつくることを目的もくてきとする組織そしきである。
 たとえば、24あいだ人工じんこう呼吸こきゅう使つかって一人ひとりらししているほう、24あいだ介助かいじょようする知的ちてき障害しょうがいしゃ単身たんしんしゃ重度じゅうど精神せいしん障害しょうがいしゃほう重複じゅうふく障害しょうがいしゃさい重度じゅうど難病なんびょうほうめくらろうしゃなど、もっと重度じゅうどほう対応たいおうしていくことで、それ以外いがいすべての障害しょうがいしゃにも対応たいおうできる組織そしきになります。
(4) 当事とうじしゃ主体しゅたいの24あいだ介助かいじょサービス、セルフマネジドケアを支援しえんし、行政ぎょうせい交渉こうしょうする組織そしきである、もしくはそれを目指めざ団体だんたいである。
 24あいだ介助かいじょサービスをおこなうには、市町村しちょうそんのホームヘルプサービスの利用りよう可能かのう時間じかんすう上限じょうげん交渉こうしょうして毎日まいにち24あいだにする必要ひつようがあります。交渉こうしょうおこなうには一人暮ひとりぐらしで24あいだつきっきりの介助かいじょようする障害しょうがいしゃがいること条件じょうけんとなります。このプロジェクトではホームヘルプ指定してい事業じぎょう収益しゅうえき使つかい、24あいだよう介助かいじょ障害しょうがいしゃ一人暮ひとりぐらしを支援しえん実現じつげんし、市町村しちょうそん交渉こうしょうすることを義務ぎむづけています。ただし、その力量りきりょうのない団体だんたいには時間じかんてき猶予ゆうよみとめられています。この猶予ゆうよ期間きかん相談そうだんうえ全国ぜんこく事務じむきょく個別こべつ判断はんだんします。
(5) 自立じりつ生活せいかつ運動うんどうおよびエンパワメントの理念りねんち、ILプログラム、ピアカウンセリングを今後こんご実施じっしすること。
 介助かいじょサービスは利用りようしゃ自身じしんちからをつけていくというエンパワメントが基本きほんです。具体ぐたいてきには介助かいじょサービス利用りようしゃつね個別こべつILプログラム+個別こべつピアカウンセリングをおこないます。
(6) 身体しんたい障害しょうがいかぎらず、今後こんご障害しょうがいしゃにもサービスを提供ていきょうすること。

 



全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかいのご案内あんない

介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく保障ほしょう協会きょうかいから名称めいしょう変更へんこうしました)略称りゃくしょう広域こういき協会きょうかい
フリーダイヤル  0120−66−0009
フリーダイヤル 

自分じぶん介助かいじょしゃ登録とうろくヘルパーにでき自分じぶん介助かいじょ専用せんよう使つかえます
対象たいしょう地域ちいき:47都道府県とどうふけん全域ぜんいき

介助かいじょしゃ登録とうろくさき事業じぎょうしょのみつからないほう相談そうだんください。いろいろな問題もんだい解決かいけつします。

 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう自薦じせん登録とうろくヘルパーとおなじような登録とうろくのみのシステムを支援しえんヘルパー利用りようしゃ介護かいご保険ほけんヘルパー利用りようしゃむけに提供ていきょうしています。自分じぶん確保かくほした介助かいじょしゃ自分じぶん専用せんよう制度せいどじょうのヘルパー(自薦じせん登録とうろくヘルパー)として利用りようできます。介助かいじょしゃ人選じんせん介助かいじょ時間じかんたい自分じぶんめることができます。全国ぜんこくのホームヘルプ指定してい事業じぎょうしゃ運営うんえいする障害しょうがいしゃ団体だんたい提携ていけいし、全国ぜんこくでヘルパーの登録とうろくができるシステムを整備せいびしました。介助かいじょしゃ時給じきゅういままでの制度せいどより介助かいじょしゃ給与きゅうよちない個別こべつ相談そうだんシステムです。

利用りよう方法ほうほう
  広域こういき協会きょうかい 東京とうきょう本部ほんぶFAXふぁっくす郵送ゆうそう介助かいじょしゃ利用りようしゃ登録とうろくをすれば、翌日よくじつから支援しえん介護かいご保険ほけん自薦じせん介助かいじょサービスが利用りよう可能かのうです。東京とうきょう本部ほんぶからかくけん指定してい事業じぎょうしゃ業務ぎょうむ委託いたくおこな支援しえん手続てつづきをります。各地かくち団体だんたいまりや給与きゅうよ体系たいけいとは関係かんけいなしに、広域こういき協会きょうかいせんもん条件じょうけんでまとめて委託いたくするかたちになりますので、すべての契約けいやく条件じょうけん広域こういき協会きょうかい本部ほんぶ利用りようしゃあいだ利用りようしゃこまらないようにはなってめます。ですから、わせ・もうみは東京とうきょう本部ほんぶ0120−66−0009におかけください。
 介助かいじょしゃへの給与きゅうよ介護かいごがた時給じきゅう1500えん家事かじがた1000えん日常にちじょう生活せいかつ支援しえん時給じきゅう1300〜1420えん基本きほんですがいままでの制度せいど時給じきゅうがもっとたか場合ばあいにはいままでの時給じきゅうになるようにします。また、夜間やかん利用りようほう時給じきゅうアップの相談そうだんにのります。介助かいじょしゃは1〜3きゅうヘルパー、介護かいご福祉ふくし看護かんご日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう修了しゅうりょうしゃなどのいずれかのほうである必要ひつようがあります。ただし、支援しえん制度せいどのほうは、14ねんがつまで自薦じせんヘルパーや全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう登録とうろく介護かいごじんとしてはたらいている場合ばあい県知事けんちじから証明しょうめい永久えいきゅうにヘルパーとしてはたらけます。2003ねんがつ以降いこう新規しんき介護かいごはい場合ばあいも、日常にちじょう生活せいかつ支援しえん移動いどう介護かいごであれば、20あいだ研修けんしゅうれます。

くわしくはホームページもごらんください http://www.kaigoseido.net/2.htm

東京とうきょう地区ちく身体しんたい介護かいご時給じきゅうが1900えんにアップ

身体しんたい介護かいごともな移動いどう介護かいごどう単価たんか詳細しょうさいはおわせください)

自薦じせん介助かいじょしゃにヘルパー研修けんしゅう実質じっしつ無料むりょうけていただけます

 広域こういき協会きょうかいでは、障害しょうがい当事とうじしゃ主体しゅたい理念りねんの3きゅうヘルパー通信つうしん研修けんしゅうおこなっております。通信つうしん部分ぶぶん自宅じたく受講じゅこうでき、通学つうがく部分ぶぶん東京とうきょうなで3日間にちかん受講じゅこう可能かのうです。3きゅう受講じゅこう身体しんたい介護かいごはいることができます。
 日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅうは、東京とうきょう会場かいじょうでは、緊急きんきゅうには希望きぼうわせて365にち毎日まいにち開催かいさい可能かのうです。2日間にちかん受講じゅこうできます。東京とうきょう隣接りんせつけん利用りようしゃは1にちのみの受講じゅこうでかまいません(のこりは利用りよう障害しょうがいしゃ自身じしん自宅じたく研修けんしゅう可能かのうのため)。日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこうしゃ全身ぜんしんせい移動いどう介護かいごにもれます。3きゅう日常にちじょう生活せいかつ支援しえん研修けんしゅう受講じゅこう一定いってい時間じかん規定きていによる時間じかんすう介護かいごはいったのち参加さんか交通こうつう宿泊しゅくはく全額ぜんがく助成じょせいします。

このような仕組しくみをつく運営うんえいしています
仕組み図

問合といあわせは TEL 0120−66−0009(通話つうわりょう無料むりょう)へ。受付うけつけ10〜22 
みなさんへおねがい:この資料しりょうおおくのほうにおらせください。 介護かいご保険ほけんヘルパー広域こういき自薦じせん

登録とうろく保障ほしょう協会きょうかい 発起人ほっきにん都道府県とどうふけんじゅん敬称けいしょうりゃく、2000ねん4がつ時点じてん

名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
花田はなた貴博たかひろ (ベンチレーター使用しようしゃネットワーク)
篠田しのだ たかし 自立じりつ生活せいかつ支援しえんセンター新潟にいがた
三澤みさわ りょう (DPI日本にっぽん会議かいぎ
中西なかにし正司せいじ  (DPIアジア評議ひょうぎ委員いいん/全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
八柳やつやなぎ卓史たかし  ぜんさわ連関れんかんひがしブロック)
樋口ひぐち恵子けいこ  全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい
佐々木ささき信行のぶゆき (ピープルファースト東京とうきょう
加藤かとうしん規子のりこ 精神せいしん障害しょうがいしゃピアサポートセンターこらーる・たいとう)
横山よこやま晃久あきひさ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/HANDS世田谷せたがや
えきとめ俊樹としき  (NPO自立じりつ生活せいかつ企画きかく/NPO自立じりつ福祉ふくしかい
川元かわもと恭子きょうこ  全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協議きょうぎかい/CIL小平こだいら
名前なまえ 所属しょぞく団体だんたいとう
渡辺わたなべ正直まさなお  静岡しずおか市議しぎ)
山田やまだ昭義あきよし  (DPI日本にっぽん会議かいぎ社会しゃかい福祉ふくし法人ほうじんAJU自立じりついえ
斎藤さいとうまこと 名古屋なごや市議しぎ共同きょうどうれん社会しゃかい福祉ふくしほうわっぱのかい
尾上おがみ浩二こうじ  障害しょうがいしゃ総合そうごう情報じょうほうネットワーク)
森本もりもと秀治しゅうじ  共同きょうどうれん
村田むらた敬吾けいご  自立じりつ生活せいかつセンターほくせつ24)
光岡みつおかかおるあきら  特定とくてい営利えいり活動かつどう法人ほうじんすてっぷ)
栗栖くりす豊樹とよき  (CILてごーす)
佐々ささ和信かずのぶ  香川かがわけんすじ萎縮いしゅくせい患者かんじゃすくかい)
藤田ふじためぐみこう  土佐とさ在宅ざいたく重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょうかんがえるかい
田上たうえささえろう  (NPO重度じゅうど障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょう協会きょうかい

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい理念りねん

47都道府県とどうふけん介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのう障害しょうがい施策しさく自薦じせん登録とうろくヘルパーの全国ぜんこくネットワークをつくろう

 2003年度ねんどから全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうして47都道府県とどうふけんのほぼ全域ぜんいき離島りとうなどをのぞく)で介助かいじょしゃ自薦じせん登録とうろく可能かのうになりました。
 自薦じせん登録とうろくヘルパーは、さい重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつ生活せいかつする基本きほんの「社会しゃかい基盤きばん」です。重度じゅうど障害しょうがいしゃとう自分じぶん求人きゅうじん広告こうこくをしたり知人ちじんくちコミで、自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほすれば、自由じゆう体制たいせい介助かいじょ体制たいせいつくれます。自立じりつ生活せいかつできる重度じゅうど障害しょうがいしゃえます。(とくにCILとうのない空白くうはく市町村しちょうそんで)。
 小規模しょうきぼ障害しょうがいしゃ団体だんたい構成こうせいする障害しょうがいしゃ障害しょうがい種別しゅべつ以外いがい介護かいごサービスノウハウをたないことがおおいです。たとえば、脳性のうせいまひやけいそんなどの団体だんたいは、ALSなど難病なんびょうのノウハウや視覚しかく障害しょうがい知的ちてき障害しょうがいのノウハウをたないことがほとんどです。
 このような場合ばあいでも、まず過疎かそなどでも、だれもが自薦じせん登録とうろくをできる環境かんきょうつくっておけば、解決かいけつ道筋みちすじができます。地域ちいき自分じぶん障害しょうがい種別しゅべつ自立じりつ支援しえん介護かいごノウハウを障害しょうがいしゃ団体だんたいがない場合ばあい自分じぶん障害しょうがいしゃ)の周辺しゅうへんひと協力きょうりょくだけで介護かいご体制たいせいつくれば、かくけん最低さいてい団体だんたいある自薦じせん登録とうろく団体だんたい介助かいじょしゃ登録とうろくすれば、自立じりつ生活せいかつつくってこと可能かのうです。一般いっぱん介護かいごサービス事業じぎょうしゃでは対応たいおうできないさい重度じゅうど障害しょうがいしゃ特殊とくしゅ介護かいごニーズのある障害しょうがいしゃも、自分じぶん介護かいご体制たいせいつくり、自立じりつ生活せいかつ可能かのうになります。
 このように様々さまざま障害しょうがい種別しゅべつひと自分じぶん介護かいご体制たいせいてていくことができることで、そのなかから、グループができ、障害しょうがいしゃ団体だんたい発展はってんするかずえていきます。
 また、自立じりつ生活せいかつをしたり、自薦じせんヘルパーを利用りようするひとえることで、ヘルパー時間じかんすうのアップの交渉こうしょう各地かくちおこなわれ、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでヘルパー制度せいど改善かいぜんしていきます。
 支援しえん制度せいど導入どうにゅうされることにあわせ、47都道府県とどうふけんでCILとう自立じりつ生活せいかつけい障害しょうがい当事とうじしゃ団体だんたい全国ぜんこく47都道府県とどうふけん居宅きょたく介護かいご(ヘルパー)指定してい事業じぎょうしゃになります。
 全国ぜんこく障害しょうがいしゃ団体だんたい共同きょうどうすれば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんでくまなく自薦じせん登録とうろくヘルパーを利用りようできるようになります。これにより、全国ぜんこく重度じゅうど障害しょうがいしゃ自立じりつすすみ、ヘルパー制度せいど時間じかんすうアップの交渉こうしょうすすむとかんがえられます。
47都道府県とどうふけんぜんけんで、けん最低さいてい箇所かしょ、CILや障害しょうがいしゃ団体だんたいのヘルパー指定してい事業じぎょうしょ自薦じせん登録とうろくれをおこなえば、全国ぜんこく47都道府県とどうふけんのどこにすんでいる障害しょうがいしゃも、自薦じせんヘルパーを登録とうろくできるようになります。(支援しえん制度せいどのヘルパー指定してい事業じぎょうしゃは、交通こうつう2〜3あいだ圏内けんないであれば県境けんきょう市町村しちょうそんさかいえて利用りようできます)。(できればかくけんに2〜3ヶ所かしょあれば、よりいい)。 全国ぜんこく交渉こうしょうによって介護かいご制度せいどびているすべての地域ちいきは、まず、自薦じせん登録とうろくヘルパーができてから、それから24あいだよう介護かいご1人ひとりらしの障害しょうがいしゃがヘルパー時間じかんすうアップの交渉こうしょうをして制度せいどをのばしています。(他薦たせんヘルパーでは時間じかんすうをのばすと、各自かくじ障害しょうがい生活せいかつスタイルにわず、いろんな規制きせい生活せいかつしにくくなるので、交渉こうしょうして時間じかんすうをのばさない)
自薦じせんヘルパーを利用りようすることで、自分じぶん介助かいじょしゃやとい、トラブルにも自分じぶん対応たいおうして、自分じぶん自分じぶん生活せいかつ責任せきにんっていくということ経験けいけんしていくことで、ほかの障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえんもできるようになり、あらたなCIL設立せつりつにつながりがります。(現在げんざいでは、やとかたやトラブル対応たいおう雇用こよう責任せきにんなどは、「介助かいじょしゃとの関係かんけいのILP」実施じっしCILで勉強べんきょう可能かのう
たとえば、札幌さっぽろのCILで自薦じせん登録とうろくれをおこなって、旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自分じぶん介助かいじょしゃ確保かくほ自薦じせん登録とうろく利用りようした場合ばあい。それが旭川あさひかわ障害しょうがいしゃ自立じりつや、旭川あさひかわでのヘルパー制度せいど時間じかんすう交渉こうしょうや、すうねんのCIL設立せつりつにつながる可能かのうせいがあります。これとおなじことが全国ぜんこくこります。(すでに介護かいご保険ほけん対象たいしょうしゃ自薦じせん登録とうろく取組とりくみでは、市町村しちょうそん自立じりつ開始かいし交渉こうしょう開始かいしやCIL設立せつりつにつながった実例じつれいがいくつかあります) 自薦じせん登録とうろく受付うけつけはかく団体だんたいのほか、全国ぜんこく共通きょうつうフリーダイヤルで広域こういき協会きょうかいでも受付うけつけます。全国ぜんこく広報こうほうおこない、おおくの障害しょうがいしゃ情報じょうほうつたわるようにします。
自薦じせん登録とうろくによる事業じぎょうしょはい資金しきんは、まず経費けいひとしてかく団体だんたい支払しはらい(かく団体だんたい自薦じせん登録とうろく利用りようしゃえた場合ばあいには、常勤じょうきん介護かいご福祉ふくしとう専従せんじゅう事務じむいんとしてやとえる費用ひよう事業じぎょうなどを支払しはらいます)、のこった資金しきんがある場合ばあいは、全国ぜんこく空白くうはく地域ちいきでのCIL支援しえん、24あいだ介護かいご制度せいど交渉こうしょうおこなうための24あいだよう介護かいご障害しょうがいしゃ自立じりつ支援しえん&CILげ、海外かいがい途上とじょうこくのCIL支援しえんなど、公益こうえき活動かつどう全額ぜんがく使つかわれます。全国ぜんこく団体だんたいなかから理事りじ評議ひょうぎいん選出せんしゅつして方針ほうしん決定けっていおこなっていきます。
 これにより、将来しょうらいは3300市町村しちょうそんぜん障害しょうがいにサービス提供ていきょうできる1000のCILをつくり、24あいだ介護かいご保障ほしょう全国ぜんこく実現じつげんおこない、くに制度せいど全国ぜんこくいちりつで24あいだ保障ほしょうのパーソナルアシスタント制度せいどえることを目標もくひょうにしています。

全国ぜんこくホームヘルパー広域こういき自薦じせん登録とうろく協会きょうかい利用りようしゃこえ

★(東日本ひがしにっぽんのA) 市内しない移動いどう介護かいご実施じっしする事業じぎょうしょが1かしょもなく、自薦じせん登録とうろく移動いどう介護かいご使つかいたいのですがが「事業じぎょうしょつからないと移動いどう介護かいご決定けっていせない」とっていました。知人ちじん介護かいごしてもいいというひとつかり、東京とうきょう移動いどう介護かいご研修けんしゅうけてもらい広域こういき協会きょうかい登録とうろくし、から広域こういき協会きょうかい提携ていけい事業じぎょうしょ連絡れんらくしてもらい、移動いどう介護かいご決定けっていがおり、利用りようできるようになりました。

★(西日本にしにほんのBむら) むらひとつしかヘルパー事業じぎょうしょがなくサービスがわるいので、近所きんじょ知人ちじんにヘルパー研修けんしゅうけてもらい広域こういき協会きょうかい登録とうろく自薦じせんヘルパーになってもらいました。

★(東京とうきょう) 3がつまでは全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃ介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう使つかって自薦じせん介助かいじょしゃ使つかっていたのですが、4がつにちにBからC転居てんきょした関係かんけいで、あたらしい受給じゅきゅうしゃしょうがなかなか発行はっこうされず、5がつはじめに4がつにちづけ受給じゅきゅうしゃしょうおくられてきました。から広域こういき協会きょうかい紹介しょうかいされ、電話でんわしたところ、緊急きんきゅう事態じたいですからということで、特別とくべつ4月しがつにちにさかのぼって自薦じせん介護かいごしゃ介護かいご支援しえん対象たいしょうにしてくれるということで4がつ介助かいじょしゃ給与きゅうよることになりたすかりました。

★(北海道ほっかいどう) 視覚しかく障害しょうがいですが、いままでで1箇所かしょ事業じぎょうしょだけが視覚しかく障害しょうがいのガイドヘルパーをおこなっており、いま休日きゅうじつ夕方ゆうがた以降いこう利用りようできません。よる視覚しかく障害しょうがいのサークルにくときこまっていましたら、ほかの参加さんかしゃ広域こういき協会きょうかい使つかっており、介助かいじょしゃ紹介しょうかいしてくれたので自分じぶんよる休日きゅうじつものにもつかえるようになりました。

★(東北とうほくのC) 24あいだ呼吸こきゅう利用りようのALSで介護かいご保険ほけん使つかっています。吸引きゅういんしてくれる介助かいじょしゃ自費じひやとっていましたが、介護かいご保険ほけん事業じぎょうしょ吸引きゅういんをしてくれないので介護かいご保険ほけん家事かじ援助えんじょをわずかしか使つかっていませんでした。自薦じせん介助かいじょしゃがヘルパー資格しかくをとったので広域こういき協会きょうかい登録とうろくして介護かいご保険ほけん使つかえるようになり、自己じこ負担ふたんも1わり負担ふたんだけになりました。さらに、今年ことしの4がつからは支援しえん制度せいどはじまり、介護かいご保険ほけんいっぱい使つかっているということで支援しえんのヘルパーも毎日まいにち時間じかん使つかえるようになり、これも広域こういき協会きょうかい登録とうろくしています。求人きゅうじん広告こうこくして自薦じせん介助かいじょしゃいまにんになり、あわせて毎日まいにち10あいだ吸引きゅういんのできる介護かいご自薦じせん介助かいじょしゃまるようになりました。求人きゅうじん広告こうこく費用ひよう広域こういき協会きょうかい負担ふたんしてくれました。介助かいじょしゃ時給じきゅうも「求人きゅうじんして介助かいじょしゃがきちんと確保かくほできる時給じきゅうにしましょう」ということで相談そうだんのうえ、この地域ちいきではたかめの時給じきゅう設定せっていしてくれ、介助かいじょしゃしゅうにち勤務きんむつき20まんほどの収入しゅうにゅうができ、安定あんていしてきました。

 
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